『お嫁に行ったこたち』

クウ―ママさんを通じて、わたしの人形たちが岩手県の東北大震災被災地に
お嫁に行きました。
『羅針盤』 (save iwate 東日本大震災被災地支援チーム)は皆さんが復興のための
お仕事に集まる場。そこで束の間のなごみにでもなれればと、お願いして貰っていただきました。
クリックしていただくと、皆さんのところに届いたところの写真がありますので
見てくださいね。

可愛がっていただいているようで嬉しいです。

わたしの娘たちのうちのふたり…。
ここに、記録しておいてやろうと思います。
ショートヘアの子のほうは、12月4日の記事『こんなこ』で一度紹介した子です。


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これは、羅針盤に届けられる前に、お正月をクウ―ママさんのおうちで
暖かく過ごさせていただいた時の、クウ―ちゃんとの記念写真。
私には宝物の永久保存版写真です!


むすめたちクウーちゃんと


クウ―ママさん。ありがとう♪







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『こんなこ』


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ちょっと硬い記事は一休み。

彼岸花に、人形作りの趣味があるって、ご存じでしたか?
4年前、仕事をやめてから、一時こんなことして遊んでいました。
ぬいぐるみ人形です。ボディは、目の詰んだジャージで作ります。
しっかり綿が詰めてあるから、抱くとふんわり柔らかいけれど、しっとり重いです。
身長はどの子も50センチちょっと。



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後ろ姿。


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冬服に着替えさせました。
セーターは、娘のいらなくなったセーターを切って縫いました。
ほんとに、体に合わせて編んだセーターみたいでしょ。

私の人形作りは、結構年季がはいっています。
いちばん最初に作ったのは、小学校4年生のとき。
雑誌などで時折目にする中原淳一の人形にほんとに憧れました。

あの、人形の体のサイズに合った編み目の細かいセーターはどうやって作るのだろう…
小さな写真切り抜きなど見ながら不思議でなりませんでした。
材料もない中、小学生の身でよくやっていたよなあ、と今にして思います。
無論、稚拙でしたでしょうけれどね。


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この子は眼のつくり方がちょっと違います。




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長い髪をアップにしてみました。
絽の着物を着ています。


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この子はちょっと小さい。
身長48センチくらいかな。
ショートヘアで、70年代っぽい柄のワンピースを着ている。
他の子よりもちょっと大人っぽい感じです。



うちには、大きいおねえさんと、ろうそく人形のあずさと、
あと、こんなこたちが10人ほどいます。

みんなあたしのこどもたち。
















『ててごとひろば~月三夜・星三夜』

女たちは、古来から、家というものの重圧や、
女に生まれたということだけで負わねばならない悲しみに
じっと耐えて生きてきました…

女は悲しい時にどうして来たでしょう…。
どうやって悲しみをこころの内で何とか消化してきたのでしょう…

一つは、ざあざあ水を流しながら洗い物をすることです…
暗い台所で…。あるいは家の外にあって、誰にも涙を見られないですむ
井戸の脇の洗濯場で…。
女たちは涙を洗いものと一緒に流してきたのです。
そして今一つは、針仕事、それに類したことをすることでしょうか…。
ちくちくちくちく、針を動かしながら、束の間、その間だけは女たちは無心になれるのです。
家中の者が寝静まった夜、家族の者たちの足袋や下着のほころびを繕いながら…
古くなったり汚れた着物をほどいて洗って、仕立て直したりしながら…
悲しみを一針一針に縫いこめ、いつしか無心になっていくのです。
編み物をするのも、機織りをするのもそれと似ているのではないでしょうか。

今度の東日本大震災、そして福島第一原発事故のもたらした悲しみは、
とりわけ、深い、到底癒しがたい大きな悲しみを人々にもたらしてしまいました…
私は女です。女という立場から、その悲しみを想う時…

被災地の方々が欲しいものは、お金で買えるものも多いでしょう。
しかし、大事な方や、慣れ親しんだ家、そして地域の暮らし…
そういったかけがえのないものを失ってしまったこころの隙間は、
容易に埋めることなど出来ないと思います。
出来ないとはわかっているのだけれど。それはわかっているのだけれど、
手を動かしていれば、その間ほんの束の間でも、悲しみを忘れることは出来ないかしら…
お針仕事の道具一式とか布とか糸とか、毛糸とか、避難所の方に
お送リしたらどうかしら…
そんなことを私はずっと考えていました。
でも、援助物資は山のように届き、しかもその分配なども滞りがちとのこと。
私が考えるようなもの送っても、しかたがないかな、と半ばあきらめていました。

そんなとき、私はクウ―ママさんの活動のことを耳にしたのです。
クウ―ママさんは、岩手県盛岡市在住の布工芸作家でいらっしゃいます。
クウ―ママさんは、東日本大震災で家族や友人や家を失った方々のために、
なにか支援が出来ないかとずうっと考えていらっしゃいました。
(すみません。敬語だと他人行儀で書きにくいので、ここから先、敬語でなく
普通の言葉で書かせていただきます。)

あるとき、全国から集まった支援物資の衣類のうち、引き取り手がなく宙に浮いている
もののことを耳にします。
折角の皆さんの善意の衣料…でも、確かに、季節が合わなかったり、
今はあまり日本人が着なくなってしまった和服だったり…良いものでも
引き取り手がないものも出ますよね。
それを、自分の手仕事の力を活かして再生し、復興支援の一環として
なにか活動できないか、とクウ―ママさんは考えます。
引き取り手がなくて廃棄される運命の衣類たち…。
それを丁寧にほどいて、アイロンかけて、パッチワーク用の素材に使うのです。
チラシを作ってこのボランティア活動に参加してくださる方を募って、
みんなでパッチワークのひざかけや小物を作って、それを、東日本大震災被災地復興支援チーム
『SAVE IWATE(セーブイワテ)』
『羅針盤』さんに届けます。
それらの作品は、被災地へ届いたり、支援アピールの場で売られて義捐金になったり、
あるいは作った方にささやかなお楽しみの報酬になったり…。
被災なさった方がた自身がこうしたものづくりに参加してくださって、
それで多少の収入が得られたら…楽しみにも張り合いにもなります。

すると、その想いに応えるように、『おうちカフェ ヂルチクリエイト』さんが
立派なフリースペースを提供してくださるということになって、
件の衣類も使わせてもらえることに話が進んで、とんとん拍子で、
クウ―ママさんの想いはかたちになって行きました…

ててごとひろば

そしてついに、6月14日。第一回の『ててごとひろば』が開かれます。

私が、クウ―ママさんの活動を知ったのは、ちょうどその頃でした。
我が家には、私が長年かかって骨董市などで買い集めた派手な着物がたくさんあります。
私は娘が0歳の時から、ほとんどその着るものを手作りしてきました。
オーバーから展覧会のパーティ用のドレスまで…。
そんなことのために買い集めたものです。でも、娘の好みがはっきりしてきて
もう使わないだろうと思う着物や端布がたくさんある。
これを利用していただけないかしら?

『布、使っていただけますか?』
私の問いにクウ―ママさんから『喜んで』という返事が届きました。

で、送らせていただきました。
クウ―ママさんやボランティアでパッチワークの作品をお作りになる方が楽しんでいただけるよう、
なるべく綺麗な色の着物の端布などを、クリアポケットなどに配色も美しく詰めて。

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で。受け取っていただけました。


ててごとひろばに着きました

段ボール箱を覗きこんでいる可愛い子は、クウ―ちゃんです。


クウ―ママさんの活動は、『ててごとひろば』だけでなく、東日本大震災被災地復興支援チーム
『SAVE IWATE(セーブイワテ)』の 『羅針盤』さんの2か所にわたります。
そこに集まってくれた女性たちと、古着を丁寧にほどき、パッチワーク用に切り、
そして縫い方を指導して行きながら、みんなで巾着袋などの小物入れや、ひざかけなどの
大きなものまで作りあげていきます。
活動の様子はこちら。

http://cooplus.blog4.fc2.com/blog-entry-1368.html
http://cooplus.blog4.fc2.com/blog-entry-1382.html
http://cooplus.blog4.fc2.com/blog-entry-1394.html
http://cooplus.blog4.fc2.com/blog-entry-1423.html


ここには、被災なさった大槌町の方もおいでになって、みんなといっしょに
おしゃべりしながら手を動かし、避難所生活の憂さをその間だけでも
忘れてくださる、というお役にも立っているそうなのです。

クウ―ママさんのブログから、一部引用させていただきます。


『少し足を引きずりながら参加して下さる80 才の方は
津波から助かったものの全てを失って、盛岡へ避難して来て間もなくご主人が亡くなって、
海も山も見えないアパートに一人残されて泣き暮らしていたと・・・

ひとりで家で出来るようにと、終了後も残って今日のおさらいをして
すべすべ滑って手こずらせる絹を縫いながら、来て良かった・楽しいと言ってくれる
その表情が穏やかで、込み上げる涙を飲み込んでウンウンとうなずくしか能の無い私。

よく、出て来てくれたね。来てくれてありがとう。
やっと見つけた楽しい事が、ずっと貴方を慰めてくれますように・・・』



『ててごとひろば』『羅針盤』の活動は、やがて新聞社などの知るところとなり、
盛岡タイムズや岩手日報、IBCラジオ、テレビ岩手とめんこいテレビの取材も入ったのだそうです。
すごいじゃありませんか!

クウ―ママさんは、そうやって2か所でボランテイアなさる一方で、ご自分の個展の
作品作りもしていました。
展覧会はこちら。


展覧会布ぅ楽 


おっと! 見覚えのある布があります。嬉しいな。
このポスターはお嫁さまがレイアウトしてくださったのだそうです。
すてきです。
お近くにお立ち寄りの方、ぜひぜひ覗いてみてくださいね。
クウーママさんの作品は、クウ―ママさんのブログのカテゴリーの、『作品』という
ところでご覧いただけます。
あ。展覧会は、盛岡市ででなく、秋田市でです!



そして。
私、クウ―ママさんから、なんと作品いただいちゃいました!
布たちのお礼ということで、大事な作品の中から私にと、選んで選んで
くださったのです。

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まあ、なんと懐かしさと温もりを感じさせる作品でしょうか。
遠くのなだらかな山並み。近景の森の木立ち…
小さなキツネの子が『ケーン!』と遠吠えしています。
お母さんの姿を求めて鳴いているのでしょうか……

タイトルは、『月・三夜』。

これらの布も、私の世代の者には懐かしいです。昔、父や祖父や、あるいは
祖母などが着ていた普段着の着物や、長襦袢などにこういう布が使ってあったことを
思い出します。
真岡木綿やモスリン、一部、絹も使ってあるのかな…
それらを丁寧につなぎ合わせて、ステッチを入れて…どれほどか手のかかる作業です!

クウ―ママさん。ありがとう!♪


『月・三夜』…。
私は今夜も、流星群を見に、川原に出ます。オリオン座流星群です。
私には願い事があります。
どうしても3つ流れ星を見たい…

昨日の夜も夜半過ぎ、例の『浅川君』と名付けたディレクターズチェアを抱えて、
川原に出て、一時間ほど空を見上げていました。
でも、昨夜は、一個しか見ることができませんでした……
今夜も、明日の夜も、たぶん私は、一人で夜の空を見上げています。
私の『星・三夜』…。

ペルセウス座流星群を見ていた8月と違って、今は夜になると
さすがに寒いです。薄手のダウンジャケットを着て出たけれど、
帰って来た時には体が冷え切っていました…

玄関で、『月・三夜』の子ギツネちゃんが、「寒かったでしょ」と出迎えてくれました……


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願わくは一日も早く、被災地の方々が安心して出来る限りこころ安らかに暮らせる
日が来ますように。
SAVE IWATEなどでは、まだみなさまの応援を待っています。
クウ―ママさん達のような、息の長い地道な支援こそが大切なのだと思います…

http://cooplus.blog4.fc2.com/blog-entry-1426.html









『布コレクション』

え~っと、これ、業務連絡です。
というのは冗談ですが^^、これは私が今までに集めた布の一部。

ちょっとある目的で、ここに載せさせていただきます。
ある方宛てです。すみません…




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絹、ウールなど渋い着物。ほどいてありません。


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これらは着物。まだほどいてありません。


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これも着物、および羽織。ほどいてありません。
材質は絹、化繊。


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これらは帯地、と帯の端布。バッグなどにいいかも。


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紬、銘仙など、渋めの布。


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派手な端布。


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紅絹など赤系裏地。


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いろいろな裏地。
材質は、絹、化繊。


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着物の端布。これはほんの一部です。小さなパッチワーク用から、少し大きいものまで。



他には、派手な木綿の布などもたくさんあります。

もしこんなのでよければ、復興のために使ってください。

『こんなこと』

…原発のことばかり考えているわけじゃない。

遠い人を想ったり、はるかに過ぎたある時代を想ったり、

そうして、手は動かしてこんなものを作ったりしている。

娘の手伝い。



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こんなものも作ってみる。
金色のフリンジはまだ乗せてあるだけ。
これ、なんでしょう?



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梅雨空の下を歩いて買ってきたジンの銘柄は「ボンベイ・サファイア』。

ああ、なんて美しい、扇情する名前?

飲むんじゃない。
中身は空けて、中にこんなものを入れる。

水中花のような、水中バレエの衣装のような、ふわふわと水中で漂う布。

老女の白髪のような、触手のような細い透明糸も。

振れば、きらきらする細片が、悲しげに舞いあがる…

私の悲しみを封じ込めてみた…

…嘘ですよ。これも頼まれもの。

左右2対。



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部屋には今、強烈なジンの香り。
青い松脂の香りにも似た…

サファイア色の壜に印刷されたかすかな文字と絵。

成分が書いてある。

『ボンベイ・サファイア』

   アンジェリカの根(サクセン産)  
   コリアンダーの種子(モロッコ産)
   桂皮(インドシナ産)
   クベバ・ベリー(ジャワ産)
   グレインズ・オブ・パラダイス(西アフリカ産)
   アーモンド(スペイン産)
   レモン・ピール(スペイン産)
   リコリス(中国産)
   ジュ二パー・べりー(イタリア産)
   アイリスの根(イタリア産)




何もかも忘れて、今宵はジンに酔おうか!
遠い異国の旅にひとりで出ようか!
   






『グラマラスな娘たち』



水色シリーズを3つやってきましたが、また水色のもの。
これ、なんでしょう?

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少し引いてみましょう。ああ、これで、なんだかわかってきた。


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洋裁をするとき、洋服を立体的に仕立てるのに必要な、ボディーというもの?
ウエストがきゅっとくびれて、なかなかいいスタイルでしょう。


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全身像はこんな感じ。
これ、実はラジオ。AM放送がちゃんと入ります。
タンゴでもこれから踊る、というように、腰のところに手を回して、
やさしく後ろのダイアルを回すとボリュームを上げ下げ出来ます。
選局は、首のところのつまみを回す。高さは20センチほど。

10年くらい前かなあ。世田谷のボロ市で見つけて買ってきました。
ボロ市。12月15、16日と1月15、16日の年に二回。世田谷で行われる蚤の市です。
ボロ市は、なんと1578年、北条氏政によって始められたという、伝統ある市で、
今も700店くらいが出店し、20万人の人でにぎわいます。
世田谷線という路面電車に乗って、とことこ行く。
私が行ったころは、まだ、木の床の緑色の旧型車両で、チンチ~ン、と発車音を
鳴らしてから走るという懐かしいものでした。



本物のボディーも勿論あります。

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どうですか。なかなかグラマラスな子でしょう。
この子は数年前に我が家にきました。
ウエストのくびれ以外は、大体娘の体の大きさにあっている。


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今日はこんな服を縫って着せてみました。昨日一日で裁って縫った。
吸湿性のいい柔らかい木綿地に、『紅梅』という着物地の端切れを合わせています。
でも、まだ未完成。ボタンがついていません。
これからボタンホールを開けて、合うボタンを探さなくっちゃ。
アイロンかけてピシッとさせて…。
これは娘のではなく、私が自分で着ようと思って縫ったもの。
デートのときにでも着ようかな。…誰と? …くすん。(笑)
どうでしょう。彼岸花さんのイメージ湧きましたか。こんな服、着ます。

青のシリーズはこれで終わります。

さて今朝は、なんの曲をお送りしましょうか。グラマラスなタンゴで行きましょうか。
先日はタンゴ『碧空』でしたが、今日はこちらで。
演奏もちょっと味がありますし、使っている写真がなかなかすてきで面白いのです。
作曲者はウルグアイ、モンテビデオの17歳の建築学の学生だったとか。
本人は、スズメの涙ほどの値で、この楽譜を売りました。
後に、タンゴを代表する名曲、と言われるようになるとは思ってもみず。
写真がいいです。ウルグアイの古い町並みかなあ。

私はこういう古い写真を見るのが大好き。
ジャック・フィニィの物語世界に一気に入ってでも行ったかのように、
心惹かれます。2世紀くらい生きたような満足な気分になります。

 http://www.youtube.com/watch?v=LkfzK_nX-QM





テーマ : 思うこと
ジャンル : 学問・文化・芸術

『雨の季節に』

久しぶりにミシンに向かう。

素材はこんな布。
『絽』という、夏の絹。
骨董市の古着屋の、ぼろの中から見つけた。

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素晴らしい柄。
それなのに、なぜ、ぼろ扱いかというと、

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一番大事な、着物の裾模様のところが、汚れて変色して、しかも、あちこち
生地が薄くなって穴あきになっている。
もう着物としては到底売り物にならない状態。
でも私はこれを買ってきて、丁寧にほどいて、ごくごく気をつけながら
洗った。そうして生乾きのうちに熱い蒸気アイロンをあてていわば殺菌消毒。

穴あきの部分は切り取って、はい。こんなブラウスできました。

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娘の、正式な場で気合を入れて語らねばならない時のための、仕事服に。
二枚重ねに仕上げた、やわらかいスカートもお揃いであります。


これから大雨の地方もあるとのこと。
こころに雨の降る人もいるかもしれない…
そんなあなたに、お見舞いをかねて、今日はこの曲を。

http://www.youtube.com/watch?v=lIPan-rEQJA


テーマ : 思うこと
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プロフィール

彼岸花さん

Author:彼岸花さん
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『しだかれて十薬忿怒の息吐けり』

『南亭雑記』の南亭師から頂戴した句。このブログになんともぴったりな句と思い、使わせていただきます。
十薬とはどくだみのこと。どくだみは踏みしだかれると
鮮烈な香りを発します。その青い香りは、さながら虐げられた若者の体から発する忿怒と抗議のエネルギーのよう。
暑い季節には、この強い歌を入口に掲げて、私も一民衆としての想いを熱く語りましょう。

そして季節は秋。
一足早いけれども、同じく南亭師からいただいた、この冬の句も掲げておきましょう。

『埋火に理不尽を焼べどくだみ荘』

埋火(うずみび)は、寝る前に囲炉裏や火鉢の燠火に灰をかぶせて火が消えてしまわぬようにしておいた炭火などのこと。翌朝またこの小さな火を掻き立てて新たな炭をくべ、朝餉の支度にかかるのです…

ペシャワール会
http://www1a.biglobe.ne.jp/peshawar/pekai/signup.html
国境なき医師団
http://www.msf.or.jp/donate/?grid=header02
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