『布コレクション』

え~っと、これ、業務連絡です。
というのは冗談ですが^^、これは私が今までに集めた布の一部。

ちょっとある目的で、ここに載せさせていただきます。
ある方宛てです。すみません…




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絹、ウールなど渋い着物。ほどいてありません。


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これらは着物。まだほどいてありません。


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これも着物、および羽織。ほどいてありません。
材質は絹、化繊。


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これらは帯地、と帯の端布。バッグなどにいいかも。


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紬、銘仙など、渋めの布。


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派手な端布。


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紅絹など赤系裏地。


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いろいろな裏地。
材質は、絹、化繊。


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着物の端布。これはほんの一部です。小さなパッチワーク用から、少し大きいものまで。



他には、派手な木綿の布などもたくさんあります。

もしこんなのでよければ、復興のために使ってください。

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『国会議事堂前抗議デモ 6/29』

紫陽花革命をもっともっと。全国にも広めていきましょう!

7月16日。代々木公園のデモは10万人集まりましょう!

7月29日。国会議事堂を取り囲んで抗議集会、そしてキャンドル灯そう。

福島を返せ~~~~~!!!!! 再稼働反対!!!!!



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主催者発表では、15~18万人、集まったそうです…
一人の逮捕者も出さず、実に見事なデモでした。
警備の警察、機動隊の方々にも感謝。前回の22日にも感じましたが、
実にやさしく丁寧な警護ぶりだった気がします。
そう。警備で取り締まると言うのでなく、デモ隊の人に怪我人など出ないよう、
護衛してくれている感じでした。

権力側のひと、とか、右翼とか左翼とか、プロ市民とか組合運動家とか、
どこが主催しているとか、系統が違うとか、……
そんなつまらない区別づけはやめて、同じ、『原発はいやだ!福島を返せ!』という
想いで、大きくやわらかに団結したいものです。

私はこの中にポツンといましたが、何か常にやわらかく温かくそばに仲間がいる気が
しました。
今日も私は、じ~んとしてしまいました。



航空写真。お借りしました。


https://twitter.com/ishii_maki/status/218721235264217088/photo/1/large






『あじさい革命だ!官邸に抗議に行くぞ!』

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彼岸花、今日も行く心づもりで、慌ただしく夕食の材料を買いに。
帰りの川原の道を自転車を走らせていると、白い蝶々がひらひらと
近寄ってきて、ずうっとしばらく併走してくれました。^^
何か言いたげだった!
大勢ひとが集まるから、気をつけていきなさい、ということかな。

私の好きな笹やサルトリイバラやカラタチの藪の中では、ウグイスが
眠たげに啼いていた!

夏の雲が湧きおこり、飛行機が爆音響かせて低く飛んでいる…

どこかのどかな、梅雨のはざまの晴れの午後…

こんな美しい日本を穢してしまった者たちを許すことなんて出来るでしょうか!


再稼働反対、福島を返せ!の官邸・国会議事堂前デモ、
『あじさい革命』です。

行ってきま~す♪














『再稼働反対!』

今晩、政局は大詰め。
明日6月26日、社会保障と税の一体改革関連法案の衆院採決。
どうなることでしょう。
東北大震災の復興と、福島の救済に命を賭けるというのならいいのに、
税金を上げるのに命を賭けるという、この愚鈍な政権。
しかも、自党の議員の納得さえ得られていないのに、自公とつるんで
法案を作ってしまいました。社会保障の方は棚上げ。
一体この政権はどこを向いているのでしょう!
官邸前に4万5千人も集まった再稼働反対の声。それも彼らは政局大事で聞き流すのでしょうか。
…そんなことにさせてたまるか!と思います。

今が、国民の頑張り時、
子供たちにいい未来を渡すために、大人たちが頑張る時だと思います。

大飯原発は、ご承知のように、これも野田政権の密室政治で、ごく少数の者たちの
意志だけで、再稼働が決められてしまいました。
でも、あきらめてはいけない。まだ実際に動いているわけではありません。
ここであきらめてしまったら、彼らは、伊方、川内、泊…と次々と再稼働を
許していってしまうでしょう。
あれほどの苛酷な原発事故を起こし、福島の人々の生きる場を奪い、
世界の海や空気を汚染しておきながら、その収拾もまだ一歩も踏み出せないでいながら、
次々に再稼働するなんて狂気の沙汰です!
世界の笑いものです!笑われたってどうってことないけれど、外に向けてはいい子ちゃんの
顔したがりの野田さんは気にするだろう。^^

でも、民衆の間には、今、こうした大きなうねりのように、『原発いらない!』
の声が高まりつつあります。
これを、首都東京だけでなく、大きく全国に広げていきたいものです。

ちょうど、今、わが国では大きな2つの首長選が告示されました。
原発立地県、建設中の県での首長選です。
鹿児島県知事選と山口県知事選です。

この2つの首長選は、大きな大きな意味を持ちます。
大飯原発再稼働が象徴する意味と同じくらい、この2つの首長選は
大きな大きな歴史的意味を持つ。
でも、地元の方以外はこれに一票を投じることが出来ません。
東京での『あじさい革命』(私はもうそう呼んでいる!)…
関電前での再稼働反対デモ…
日本各地で、反原発脱原発厭原発の声を、みんなが気軽に上げていくこと…
原発はもういやだ!もういらない!、その声が大きなうねりのように広がって行くこと…

それは、直接この首長選に加わることが出来ない者にも出来る大きな支援です。

思えば、日本は、あの過酷事故の後、大きな選択の過ちを冒しました。
菅氏を引きずり降ろし、野田氏を総理に選んだことです。
一つ一つの選択の誤りが、今の日本の窮状を作りだしてもいる。

原発について、日本の将来のエネルギーについて、真剣に自分たちで考える…。
小さな声でいいから、意志表示をしましょう。
まず、一番大きな国民の権利である『選挙権』!これを使ってくださいね。
デモやってたら、飛びこんでみてくださいね。
家族や知人と話をするだけでもいい…


もう一つ。私が参加したかったなあと思うデモをご紹介しましょう。
これ、実はすごく参加したかったのですが、22日の官邸前のあじさいデモ、
そして翌日、原発国民投票の討論会に行きました。さすがに3日連続はきつく。
この23日の討論会には菅前首相、宮台真司さん、推進派から澤田哲生さんなどが
参加されて、なかなか有意義でしたので、またそれについては書きたいと思います。





これは、野田首相の地元、船橋で行われた再稼働反対、野田さんヘの抗議のデモです。
皆さんは、弁護士でジャーナリストの日隅一雄さんという方をご存じでいらっしゃるでしょうか。
3.11の後、東電の記者会見に必ず詰めて、鋭く事故の状況を追及していた
彼の顔を覚えていらっしゃる方も多いでしょう。
彼は事故から2カ月後の5月、発病して、体がきつくていらしたでしょうに、
それでもずっと東電・政府の会見に出続け、魂込めた報道をし続けました。
この6月12日。日本の行方、日本の将来を憂えながら、心を残しながら、惜しくも
去って行っておしまいになりました。
その彼の、死の2日前のtweet。『野田総理の地元、船橋で、野田を下ろすデモを…』

若者たちがその遺志を引き受けました。
脱原発杉並、脱原発中野も。素人の乱、など、中央線沿線の脱原発のグループが
脱原発船橋と組んで行った、船橋でのデモです。
中央線組は、総武線の同じ電車の車両に乗り込んで、黄色い色の服、という
ドレスコード、『そうだ、船橋行こう!電車でGO!』を合言葉に、野田政権に対する
強烈なデモ行動を、船橋組と合流してやりました。
この中央線で生まれた若者たちの脱原発デモは、最初は高円寺から始まりました。
事故すぐの4.11の高円寺デモ、6.11の新宿デモ(これには私も参加)…

大江健三郎さんなどが呼びかけた『さようなら原発5万人集会』が、大人のデモ
に近かったのに比べ、こちらは鳴り物入りの若者のエネルギーに満ちた、
いわば荒々しいデモです。リーダーたちが皆若い。
そこに、ご年配の方々が恥ずかしげについていっている…いいじゃありませんか。
官邸前の『あじさい革命』デモは、そういう色合いも超越した、静かな、
ほんとに自由意志で人が自然の集まって増えていくデモです。

しかし、その違いがなんでしょう!
私はこの若々しいデモも好きです。
主催者の系統が違うとかどうとかそんなことはどうでもいい。行けるときに
行けるデモに参加すればいい…
長い長い映像です。
全部を見るのは、大変でしょうが、最初の方、いろんな人がスピーチをして、
デモ隊が動きだすくらいまでは是非ご覧ください。

ちょっと最後の方、確かにうわついた感もあるけれど、
人がこうやって集まって行くことの素晴らしさを感じます。
東電の社員だったという方もスピーチをします!

福島を孤立させはしません!

福島、大飯、川内、上関、伊方、柏崎刈羽、…原発立地自治体の人々だけに
責任と危険を押しつけてはならないと思います。
最後に、鹿児島、山口両県の皆さま、福島の悲劇を繰り返さないよう、
是非、投票にはおいでになられて、県民の意志を表明してくださいね。

《Google検索》によると、「官邸前抗議」5,370,000件、
「あじさい革命」499.000件、「紫陽花革命」314,000件だそうです。
それほどの関心が高まっている。


子供たちの未来を守る。地球をこれ以上穢さない…。
彼岸花。もうすぐ65歳。それが私の悲願です…。






『紫陽花革命 大飯原発再稼働反対6.22官邸前デモ』 

さて。一日遅れですが、6.22首相官邸前の、大飯原発再稼働反対デモの
ご報告です。主催者発表で4万5千人だったそうです。

これは、野田政権の、大多数の国民の意志を無視した強引な再稼働のやり方に
抗議するデモです。首都圏反原発連合が主催。
これはエネルギーシフトパレードや『TwitNoNukes ツイッター有志による反原発デモ』
など、多くの市民の反原発・脱原発グループが集まったもの。
ツイッタ―などネットを通じてさらに口コミの環が広がって行って、
先週6月16日には、主催者発表で1万1千人が、官邸前で大飯再稼働反対を
訴えました。3月末の最初の頃は300人くらいでスタートしたものが、毎週金曜日に
官邸前に集まっていると聞いた人々が続々集まるようになっていき、ついに1万人越え。
その映像は、前回お伝えしました。

先週、その感動的な場にいなかった私は、今回はなんとしてでも行くぞ、と決めていました。

原宿から地下鉄千代田線に乗り換えて国会議事堂前まで。
去年の9月19日。明治公園で行われた{さようなら原発5万人集会』の時は、
もう電車が千駄ヶ谷に着いたときから。人人人…!
でも今回は、午後6時少し前に駅に着いた時、構内ががらんとしていたので、
あら、人があまり集まらないのかしら、と少し心配になりました。

しかし、メトロの小さな出口を出る前にすでに『再稼働反対!』のシュプレヒコールが!
大きなデモ会場に一度集結して、そこからデモに出発する、というのと違い、
今回のデモは、野田首相のいる首相官邸がターゲットですから、基本そこ一か所が
目的。でも、集まる場所はないので、参加者は、道路に3,4列の縦隊になって
いくしかありません。
メトロの出口を出ると、誘導係りの人が、列の後ろに付くよう指示を出します。
言われるとおり最後尾を探して歩いていくのですが、長い長いひとの列は
どこが最後尾なのやら!

…こんな感じでした……!^^





この中に私もいるはずですが、自分でもどこにいるかわかりません!(笑)
ここにはまた、ブログのお友だちもおいでになるはずです。
この方かな、あんな方かな、と想像しながら列を辿っていました。
あとからあとから駅に着いて列に加わる方が増えていきます。
私は列にいてそれを見ているんですが、あとからあとから来る方々が、
皆、一様に目を丸くしていらっしゃるのが可笑しかったです。
「え!こんなにいるの!」とびっくりして目が丸くなった顔のまま歩いてる!
きっと、私もそんな顔してたんだろうな、と思います。


実にさまざまなひとがいました。
本当に自由に、ただ、『原発はいやだ!』という一心で、野田首相に
抗議の声を聞かせたいという一心で、こんなにたくさんの人が集まった。

自分で動画も撮ってみたのだけれど、800メートルから1キロくらいにわたって
伸びていた、という人の列の、ほんの一部しか撮れてない。

少しだけ、写真アップしておきましょうか。

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奥の方に国会議事堂の姿が。


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こんな小さい子も、2時間のデモに。
母は強し。



さて。
6月になって一挙に大きなうねりとなった、この民衆の脱原発の想い。
誰が言い出したか、これを『紫陽花革命』と呼ぼう、という声があるそうである。
小さな萼片が集まって大きな花となる紫陽花…
…いいじゃないか!



来週も同じように官邸前のデモがあります。

7月16日(月)にはさようなら原発十万人集会も代々木公園であります。

7月29日にも国会議事堂をキャンドル灯して取り囲もうという、大きな
デモがあります。

http://coalitionagainstnukes.jp/


そうそう、最後に。
前回、6月15日の『紫陽花デモ』の時、参加者の方と、山本太郎さんなども
そう感想を述べていらしたけれど、警官隊の方が、やさしかったです。
昨年の6月11日。デモ隊に逮捕者を何人もだした新宿デモの時から比べると、
なんだか変わったなあ、と。あの時は、3列4列に隊伍を崩さないように!とかって
うるさいくらい規制が強かったけれど、今回…というか、なぜか、私自身の
印象では、デモ参加の回を追うごとに、警官隊がデモ隊にやさしくなってきているような
感じをなぜか受けます。
だって、きっとそうだと思うんですが、警官だって、お子さんもいれば、うちに帰れば
普通の家庭人。デモ隊のやむにやまれぬ気もちときっと同じだと思います。
ですからここで一言お礼を言っておきましょうか。
警察、機動隊の皆さま、ご苦労様です。どうか来週も、これからもよろしく。


『行ってきます!』



6月22日。今夜6時から8時ごろまで、首相官邸前で、原発再稼働反対の
大々的なデモがあります。
彼岸花、行ってきま~す♪



http://coalitionagainstnukes.jp/file/2012_06_22_a5.pdf



『第五の敗北 市民運動考 其の三 』 ①

この2月。私はこんな写真短歌をお見せした。


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さて。
本来ここに続けて書こうとしていて、そのテーマの大きさゆえになかなか
考えがまとまらなかった記事を、いよいよ頑張って書いてみようかと思う。
私がこのブログで言いたいことの半分は、これから書くことにあるかもしれない…

私が今、これをいよいよ書かねば、という気持ちになったのは、ここ一週間ほどの、日本政府の
物事の決めようについて、ほんとうにこれは大変!という危機感を新たにかきたてられたからである。

大飯原発再稼働に反対して、16日には1万人を超える人々が、官邸前に
集まった。この映像を見て欲しい。6月16日。土曜日の夜6時から8時にかけてである。




こんなに多くの人が、原発を稼働させたくない!…その一心で集まったのである。
よく反原発デモを揶揄する人が決まり文句のように使う表現の、『プロ市民』の
運動などではこれはない。プロ市民…すなわち共産、社民党などを含む、昔
学生運動や今もなお組合活動をしている者の蔑称…
そういう人々だけではなく、ここには子供を守るためにやむにやまれぬ気持ちで
陳情に通い続けている福島のお母さんたちや、義憤の気持ちから立ち上がった、
これまで政治活動となんの関係ももたない若者たちや、地方からわざわざ駆けつけた、
原発に不安を抱く主婦や、ありとあらゆる年齢の、ありとあらゆる背景を持った
個々の人々が集まってきているのである…
誰に動員をかけられたというのではない、個人のやむにやまれぬ気持ちから、
電車を乗り継いでここに集まってきた……

本当は私もここにいるはずだった。
だが、前日から体調は絶不調。当日になっても気力体力に自信がなかった。
ああ!…どうしてなんとしてでもここにいなかっただろうか!
この映像を撮ってYou Tubeにアップしてくださった、たぶん若いお嬢さんは、
これだけ多くの人々が想いを一つにこの場に集まってきたことに
感極まって、途中から嗚咽しながら、カメラを操作し続けている……
もし、この場にいたならば、おそらく私も涙を浮かべていたことだろうと思う。

野田総理は、このような大勢の必死の訴えを官邸の執務室に聞きつつ、
翌朝には、福井県知事と会い、次いで関係3閣僚と会談して、ついに、
大飯原発再稼働という、歴史に残る愚かな決定をなしてしまった…

相前後するように、野田政権は、自民党、公明党と原子力規制委員会設置法案の合意に至り、
15日には、法案は衆議院を通過。9月には委員会が動きだす。

民主、自民、公明…この、原発推進の政権と政党によって素案が作られた規制委員会設置。
果たして公正中立な人選が行われるのであろうか、私は今からそれが心配である。
原子炉の稼働を40年認める、ということそれ自体にも私は反対しているけれど、
自民党はそれでもまだ動かし足りず、20年の延長を認めるということを要望。
規制庁が発足してから、これは再検討と言っているけれど、おそらくそのまま
40年プラス20年、つまり60年の稼働を認めてしまうのであろう。
事故後の菅政権の方針を踏襲して、本当は『脱原発』を一応掲げていたはずの
民主党。それなのに野田政権は、待ってましたとばかりに自民党に歩調を合わせてしまった!
脱原発なんて、わたくし言いましたっけ?と言いでもしているかのような厚顔ぶりで。

消費税増税法案の方も、野田総理は、党の公約もへったくれもあるかとばかりに、
自公にすり寄って、肝心の一体改革の社会保障の方は棚上げ。
増税のことだけ先に何が何でもと決めてしまおうとしている。
政権政党のプライドや見識などかなぐり捨てて、法案を通してもらうために
頭を低くし、それであとで、自公両党首から、『民主党はマニュフェストを捨ててしまった!』
と揶揄される始末。
自民党はこれから、次の選挙をにらみ、『民主党はマニフェストを捨てた!』
この一点を鋭くしつこく追及してくるであろう。

民主党には、脱原発、消費増税反対の議員もいるはずである。
中にはなかなか気骨のある若手議員もいるようなのである。
しかし、おそらく、彼らは、政権中枢の不人気のとばっちりを食って、
真っ先に次の選挙で票を失ってしまうではなかろうか…。

国民の心理、というものはおかしなもので、こういう悪政が行われている時、
その怒りは、案外なことにその悪政を行った当人たちにではなく、その周辺のもの、
いやそれどころかむしろそれに反対していた人に向けられることがある。
菅総理のバッシングしかり。鉢呂経産省の更迭しかり…。
怒りの鉾を向けるべき相手は、東電であり、これまでやみくもに原発推進策を
40年も続けてきた自民党なのではないか、と私は思うのだが、
長年権力を握ってきた者に庶民というものは、いざという時にももの言えない気質があるようである。
ぶつぶつは言うが、いざ正式に非難、ということになると腰砕けになって、もの言えなく
なってしまいがちである。
何か妙な、理解しがたい遠慮が働く……

福島原発事故直後の世の中も、何かそんな妙な、東電に対する配慮の空気がありは
しなかっただろうか。ストレートに文句を言えないような、妙な空気が。
私はそれに懸念を感じて、3月15日、こう書いている。

ただ、一言。
日本人はおとなしい。
こういうことが起こっても、公の組織の指導に従って、皆、整然と行動する。
それは中国だけでなく、世界中から、今回驚きと感動を持って見られているようである。
この、日本人のもの静かな反応。それは日本が誇れる美質であると思う。

ただし、唯々諾々とお上の言うことに従うのと、自分の理性と判断基準に従って
もの静かに行動することは、違うことだと思うのだ。
声をあげるべき時に黙っていてはならない。
国民の声が政治を動かし企業を動かし、ひとを動かす。
原発に関してもそう。
おとなしい羊になってはならないと思う。
理性と温かい隣人愛と、正しい批判精神を持った、人間でありたい。


私は、すぐにごうごうたる東電批判が起きないことを、不思議に思わざるを得ないでいた。
そしてまた、これまで原発推進策をごり押しし、安全対策を行ってきた自民党政権に対して
ほとんど批判が行われなかったことに。


民衆の間に生まれる、何かこの不思議な、もの言えぬ空気。
それでもなんだか不満は不満である。
そういう時、責めやすい、的外れなところをバッシングしたりすることが
往々にして大衆にはあるのではなかろうか。

もしかして、それさえ、権力を握っている者の、自分たちに怒りの矛先を
向けさせないための陰謀か?などと勘繰ってしまうことがある。
マスコミを使って、そういう空気を醸成するのは、いとも容易なことだからである。

話を元に戻すが、野田総理は、このような、自公にすり寄った政策決定をして
些かも恥じないようである。
彼は物腰は柔らかいが、本質的なところでは、自民党の極右派に近いほどの
考えを持った人物であると思う。彼は、民主党が自分のせいで
分裂するかも知れなくても、屁とも思っていないのではなかろうか。
自民党にくっつけばいいだけの話であるからである。
つまり、今もうこの一週間で、大きく大きくその方向に踏み出してしまったように、
大連立を組みさえすれば、その立役者として自分の地位は安泰。
勝手に党の方針に逆らった一部民主党議員のことなど、どうでもいいし、まして、
国民のことなど、大震災・原発事故で今も苦しむ人々のことなどどうでもいいのであろう。

…ひどいものである。
国民はこのひどい政治への怒りを、いったいどこにぶつけたらいいのであろうか。
国民の訴えを、聞き届けてくれ、この国がいい国になるように努力してくれる政党は
ないのであろうか?
私は最初から嫌いだったが、その強い独断的な物言いの清新さで、一時、国民に
希望を持たせた橋下氏は、早くも化けの皮がはがれてしまっている…

国民の希望や、不安を聞いて、改善を実行に移してくれる政治の受け皿がない…
今ほど、このことを実感させられる時はないのではなかろうか…

悪政、と言われるものはこれまでも数々あっただろうと思う。
しかし、先の小泉構造改革と、今回の野田政権の悪政は、何かそれまでのものとまた
性質を異にしているような気が私はしている。
以下は私があるかたのところに書かせていただいたコメント。


(野田総理は)史上最悪の総理です。
今までにもひどい総理はいました。小泉改革も本当にひどかった。
しかし、今度のこの内閣の決定の数々は私ちょっとこれまでの悪政と質がちがうような
気がしてるんですよね…。
この決定のしかたは、国の政治、というものに対する、いや、地方自治体の
政治に対してもそうですが、政治というものに対する国民の信頼の根幹を崩してしまう
政治手法であったと思っています。民主主義国家というは名ばかり。
何もかもが一部権力者と利権をむさぼるものによって勝手に決められてしまう国。
そして、さらに、この内閣は、国民の希望をも打ち砕いたような気がします。
一時的な希望、ではありません。
人間は正しく生きられる、人間はよく生きられる、頑張れば報われる、
人間はやさしいものである、人間の本性は善である、人間はよりよい社会をめざして
頑張っていける………
そうした、人間の根幹の希望を蹂躙した政権だと思います



私はしみじみ思う。
もし、今、日本の総理が野田佳彦氏ではなく、事故対応にたくさんの落ち度が
たしかにあったとはいえ(菅総理の功罪、については、この記事の後にまとめを書く)、
その震えあがるような過酷な事故の経験と反省から、脱原発を世界に明言した菅直人氏で
あったなら、日本は大きく違った生き方の出来る国に舵切りを今頃していたのではなかったろうか、と。

あの菅バッシングはいったい何だったのであろう!それが今も続くとは一体
どういうことなのであろう!
菅さんに妙に私がこだわっているようにしか見えないかもしれないが、
私はこの、菅バッシング、というものに、実は戦後の日本の政治のひずみが
極めて如実に表れているのではないか、と思うので、昨年からずっと菅総理のことを
書いているのである。
菅氏を個人的に好きだとか嫌いだとかいう問題ではなく、このバッシングのあり方は、
民主主義というものにとって危険だ!と思ったから、このようにこだわるのである。


それは…、
一言で言えば、日本の革新政党の『敗北の歴史』ということである。
『第五の敗北』…いや、このままいけば、『第六の敗北』…?
単に革新政党が勝つとか負けるとか言うことではない、
ものの考え方が国の政治が一色に染まってしまうことの怖さを思うからなのである…。

またもう一つ言えば、それは、人間の未来、人間の希望、ということについてである。
人間の『知』ということについてである…。


長くなるので、ここでいったん切る。











『大飯原発再稼働に断固反対する』



明日6月16日朝にでも、野田総理は官邸で福井県知事と会談。
そのあと枝野氏など関係閣僚と協議して、いよいよ、大飯原発再稼働の
ゴーサインを出しそうである。

断固、断固!このような愚かな政権に抗議する!




『原発はいらない キャンドルナイト⑮』

あの3月11日から1年3ヶ月。
今日もキャンドルナイト。静かに火を灯す。
ただ小さな蝋燭を立てただけ。
ガラスの小鳥さんを寄り添わせてみた。




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葉っぱさん、れんげちゃんのバナー。
今月もお借りしますね♪

                         
心ひとつに キャンドルナイト



こちらは、NANTEIさんが、こころをこめてお作りになったバナー。
お借りします。


南亭さんバナー②



ブログを訪問させていただいている『山歩路通信ーさんぽみちつうしん』
ハルさんのところで、こんな映像紹介していただきました。



『再稼働はやめて!~官邸前で女たちが抗議のダイイン 』




福島のおんなたちが、内閣府を訪ね、大飯原発をなにがなんでも再稼働させようと急ぐ
野田佳彦総理に、「福島の悲劇を繰り返すな!」と涙の訴えをしています。
しかし、こうした訴えは、要望書を受け取った係員から、野田首相に届けられたのでしょうか!

『この一年で福島の女性は、人類創生から勉強し直したんです!
すべてを学び直したんです!どれほど人間が愚かかということを学び直したんです!
いつもいつも争いが絶えず、その中で最悪のものを掘り出し、…ウランというものですね、
それをわたしたちは使い出してしまったことです。もうそのことを科学者以上に
皆さん、学んでるんですよ。私たちは命がけです』

『野田佳彦総理大臣!あなたはどこを向いているんですか!どこを向いて政策を
決めようとしているんですか!』

…この女性たちの訴えを、感情的と笑いますか。
私は彼女たちの体が震えるような怒りを、同じように震える心で共有しました。


独立行政法人『日本原子力研究開発機構』が出した、『住民視点のわかりやすい
メッセージ発信をめざして
』というサブタイトルのついた記事で、
放射線と放射能と放射性物質の違いを「わかりやすく」説明するためと称し、
夫婦喧嘩に例えてこんな説明をしています。

『奥さんの“怒鳴り声”が「放射線」。怒鳴り声を上げてしまうような
奥さんの”興奮している状態”が「放射能」。怒って興奮している奥さんそのものが
「放射性物質」』


http://portirland.blogspot.jp/2012/06/blog-post_3738.html

これが!このような愚かな例えしかできない連中が、原子力というものを
扱っているのでしょうか!

こういう考えかたが、『原子力ムラ』と呼ばれるところに群がり安住して、これまで
金銭的物質的、身分的特権をむさぼってきた人間たちにその底流に置いて共通するものならば、
この、福島の女性たちの、体をこころをつらさに捩じらせながら泣いて訴える声は、
その心に届くはずがありません。
大飯を足がかりとして他の原発も再稼働していくことをすでにひそかに画策しているだろう
野田総理や原子力ムラの人間たちの心にはとても届かないでしょう。

だが私は、3月11日のあの夕方を今も全身の恐怖感でもって思いだします。
『全電源喪失』…それが何を意味するか…。

真っ先に考えたのは、娘たちを遠くへ避難させることでした…
子供はもたない、と言ってはいるけれど、
もう、出産ぎりぎりの年齢になっている娘だけれど、
もしかしたら、いつか子供をその胎内に宿すこともなくはないかもしれない娘の体…
私の子…。大きな立派な体に育った娘です…。
それを被曝させるなどということを、我慢出来るわけがありませんでした!

全電源喪失…それを聞いた時に、すぐに私は最悪の事態を想い浮かべました…
その夜のうちに、私は娘夫婦に、水を一応溜めておけ、と電話しました。
窓を開けるな、換気扇を回すな、洗濯物を外に干すな、外に出るな、と。
3月11日。風は日によってもう南から吹く日もあるようになってはいたけれど、
まだまだ北風の吹く日も多かった。朝、南風でも午後から北風、という日もありました。
遠く離れていると思われる東京にも、いずれは放射性物質が風に乗って流れてくるかもしれないと。

過剰反応?…パニック?…ヒステリックな反応…?
しかし、私はそんなことばは、どうでもよかったです。
娘たちを守るためなら、変だと言われることなんか構わない、
鬼にだって修羅にだってなんにだってなってやる!と思っていました。

母性がそうさせる?
単にそんなものではなかった気がします。男性女性関係ない。
動物としての本能的な恐怖感、厭悪感でした。
理性より体が、『これはだめ!!!』と言っていました。
この本能を『放射能』と例えるなら例えよ。

むなしい言葉など信用しない。むなしい口約束など信用できません。
誰が、誰がいったい、いったん過酷事故が起きてそれを止めてくれるというのでしょう?
原発を日本に導入した立役者であった故正力松太郎氏が、中曾根康弘氏が、
原発推進の立役者、木川田一隆氏が、福島原発立地の当時の町長たちが、
今回の事故を止めたくれたでしょうか?
全責任は私が持つ、という野田総理は、もし、大飯なりどこなりに将来同じような
過酷事故が起きた時、なにをいったいしてくれるのでしょう、いや、出来るのでしょう?
軽い言葉の口約束は、誰にでも出来ます。

私のように遠く離れた東京にあってさえ、子供を守ろう(たとえそれが37にもなった娘であろうと!)と
する本能は、無駄な言葉を拒否して、まず体が危険回避に動きました。
まして、原発の間近に住んで、見えない放射能の恐怖に曝されている人々…
逃げることさえままならず、虚しく自ら、また子供たちを
被曝させ続けなければならない福島の人々…
避難しても避難先での職や安定した暮らしが保証されているわけではありません。
近い将来の生活設計も遠い将来の夢も、今の暮らしの幸せも、根こそぎあの原発事故によって
奪われてしまった人々…

この悲痛な声を総理は聞かないでしょうか?
原発をなお使い続けて、そこから甘い汁を吸おうとする人々には聞こえないのでしょうか?

そして、厳しいことを言うようだけれど、
事なかれ主義で、今日の自分の生活が良ければそれでいいと、自分で考えることを放棄し、
何もかもを政治に委ねる癖のついてしまった私たち国民には、この声は聞こえないでしょうか?

明日はあなたたちに起こるかもしれないと警告してくれている、この福島の人々の
魂を振り絞る声を聞こうとしないのでしょうか?

こんな映像ご覧ください。




これが、データとしてどの程度の精度があるかはわかりません。
ヨーロッパなど、データが抜けていないか?とも思います。
しかし、日本が本当に地震多発地帯であることは肌の恐怖で感じられると思います。
津波が襲わなければ福島原発は大丈夫だったはずだとか、想定外だったとか、
そんなことはこれを見れば意味がない。
地震などという自然災害はいつどこで起こるかわからない。
日本だけの問題ではないのだとこれを見ればまた思います。
自国の原発は無論、他の国に原発を売りつけようなどという無責任を、
こういうものを見て少しは為政者にも感じてもらいたいと心から思います。



原発はいらない。




















『転んだ!』

久しぶりに転んだ!

さっき、2時半頃、自転車で買い物に行ってその帰り。

いつも行くスーパーは、ショッピングモールと言うには規模が小さいかも
知れないけれど、このあたりには珍しく新しくて小奇麗なショッピングセンター。
400台近く停められる広い駐車場があって、いつも結構な数の車が停めてある。
駐車スペースの真ん中を貫くように、歩行者と自転車専用の、駐車スペースとは別の
色の道が出口までまっすぐ続いている。
そこで転んだ!  

普段でも私は、買い物帰りは自転車に乗らずに、ゆっくり引いて帰ることが多いのに、
今日に限って、その歩行者自転車専用通路を、自転車に乗って通過しようとしていた。
と言っても、スピードは全然だしていなかった。歩行者優先だからである。
歩くより遅いくらいに、ただ乗ってはいます、というだけ。

まったく心の準備が出来てなかった!
少しぼうっとしてたのかな。
びっしり停められた車たちの蔭から、いきなり男の子が飛び出してきた!
小学校5年生くらいだろうか。友達数人とショッピングセンターに遊びに来て、
さっきエスカレーターを上ったり下りたりして遊んでいたのを見かけた一団である。

その子等が、200台はあったろうか、びっしり停まった車の間で追いかけっこを
していたらしく、中の一人が猛スピードで歩道に飛び出してきたのである!
よそ見をしながら大きなワゴン車の蔭から急に飛び出してきて、わたしの自転車に
横から激しく突っ込んだ。

避ける間もなかった。車の列の間の細い道なので、すぐ横に車がずらっと停まっている。
『あっ!自転車倒れかかると、真新しいバンにすり傷つけちゃう!』
瞬間そう思って、車に手をついて倒れかかるのを防ごうとした。
そのおかげで車にはぶつからなかったけれど、自転車と私は反対側に見事に横転。
買い物かごの中のものが歩道にばらまかれた。
男の子はびっくりしてしまって、「すみません!「すみません!」と何度も
いいながら、慌てて自転車を起こし、散らばった買い物を拾い集める。
今日、私はここに来る前にDIY店に寄って、たまたま綺麗な、うす青と白の絞りの
朝顔の苗を見かけ、欲しくなって買っておいた。
その苗も1メートルほど先に転がっていた……

いや。怒ったからこうして書いてるんじゃありません。
ひさしぶりに転んだ感覚が新鮮だったから!(笑)

駐車場内をそうやって猛スピードで追いかけっこなどするのはよくない。
自分たち自身が発進する車にぶつかることだって考えられるし、小さな子供を
転ばせて、そこに車がバックしてきたりしたら!
危ない遊びである。小学校5年生くらいの男の子たちが本気で走り回る勢いは
それはものすごいですから。
そのことは男の子に一応注意したけれど、とても素直な子で、一所懸命
謝ってものを拾い集めて、わたしを心配そうに覗きこんだりしていたので、
「ダイジョウブ。ダイジョウブ」と安心させた。
「あなたは大丈夫なの?」と訊くと、「あ、平気です!」と元気な返事。
「さようなら」と言い合って別れた。

ほんとは足が痛かった。やっぱり転倒した拍子に膝で体を支えたので、
家に帰ってジーンズを脱いでみると、両膝を打って血がかなり滲んでいた。
ジーンズ履いてなくて、いつもの私のように、スカートに生足だったらもっと
激しく擦り剥いていただろう…。

お薬?絆創膏? ……んなものつけません!(笑)

いや~~~! 久しぶりに転んだのが新鮮だった、ただそれだけのことである!(爆)






2年前の記事。
自分の書いた記事の中でも、好きな記事の一つ。

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『大飯原発再稼働 見直して!』

5月5日。日本中の原発の原子炉が停止して喜んだのもつかの間。

野田義彦内閣はなにがなんでも、どうしても、大飯原発を再稼働させたいらしい。

いくつかの意識調査などによると、国民の大体60~70%くらいは、大飯原発再稼働には
反対か、少なくとも慎重であるべきだと思っているようである。
また、関西圏で行った調査によれば、この夏、大飯原発を動かすよりは、
不便でも節電に協力する、と答えた一般の人々は、やはり60~70%くらいはいるそうだ。
全国どこでアンケート調査を行っても、同じような数字が出てくるのではなかろうか。
それにもかかわらず、野田内閣と地元自治体は再稼働に向けて着々と動いているようである。

まず映像を見ていただこうか。

http://youtu.be/HoS9pFvp4xQ

5月14日。おおい町議会は、全員協議会を開き、議会として再稼働を容認した。
議長を除く議員12人のうち賛成11人、反対1人だった。
この日の全協では、各議員が日ごろの議員活動で聞いた住民意見を基に再稼働に対する見解を表明。
慎重意見は思いの外、少なく、原発停止による町税収や交付金の減少を危惧する声が多い」
「十分な安全性が担保されていることを認める。日本経済の活性化のためにも動かしてほしい」
など容認の意見が相次いだ。
…と、いうのだが、この前に行われている4月26日の町民説明会では、質問に立った者の
多くが再稼働には慎重であって欲しいというものであったという。映像にもそのシーンがある。
それにもかかわらず、この町議会全員協議会では、説明会での町民の意見は
参考程度
にし、下線部のように、各議員の個人的印象、個人的見解で、おおい町町民は
『慎重意見は思いのほか少ない』ということにされてしまった。
そうして、『再稼働に賛成』という議決は、おおい町町長に提出された…

さて。この町議会の議決。どうご覧になるだろうか。
この議長という人物のふざけた態度。報道陣が差し出したマイクを顎ではさんで見せたり、
意見を問われて、『あ』とだけ答えたり。
…こんなふざけた人物が議長を務めて原発の再稼働の可否を決定したのか…!!!

しかも、それを大真面目な顔をして受け取っているおおい町町長は、自らが創業し
現在は息子が社長を務める会社が、原発関連の工事を過去6年間で4億円以上受注していた
という人物なのだ。
瓦礫いけ入れをいち早く率先して表明した島田市市長が産廃業者であったのと
同じ構図だ!
は~~~~~~……溜め息が出てきてしまう。

このおおい町の議決が大飯原発再稼働の、大きなターニングポイントとなり、
政府はこれによって自信をつけて、再稼働に一歩大きく踏み出したのである。
こういう議長がまとめる議会の議決によって、この大きな問題が動き始めてしまうのか……!!
なんとも、虚しい気持ちにならざるを得ない……。


福島第一原発の事故が起きて、さまざまな原因分析や責任追及がおこなわれてきた。
しかし、ひとつ、誰もが触れることのできないタブーがあったと思うのだ。
原発問題を考えるとき、やはりこのことに触れずして、根本の
議論というものは成り立たないのではないかと思うのでここに敢えて書いておく。

それは、『原発誘致を決めたからには、その選択の責任は、原発立地自治体の、
受け入れ賛成した人々にもあるのではないか?』という一事である。

ここではっきりしておきたいのは、私が批判しているのは、受け入れを積極的に決めた
人々のことであるということ!
村議会、町議会、市議会、県議会、国会…これらで議論する時に、あるいは
いよいよ議決をする時に、『民意』というものがよく持ち出される。
しかし、選挙によって選ばれた人々の議決、行動が、必ず、民意を反映しているか、
というとそうでもないのは野田内閣を見ていればよくわかる。
おおい町に限らず、原発を受け入れた自治体の人々の中には、原発に強い不安を
抱く人々も必ずいたに違いないのだが、こうやって議員が、再稼働に賛成、と
議決をしてしまえば、それはおおい町町民の総意、ということになってしまうのが
多数決を原則とする民主主義制度、というものの宿命的な仕組みである。
町民説明会で立ち上がって、再稼働に慎重に、と言った少数派の人々の意見は反映されない。
住民の代表である議員さんたちは、とりわけ、議決には慎重であってほしいと思う。


原子力発電事故というもの…
これは、原発施設を積極的に受け入れたひとにも、
必死になってその危険性を説き、反対運動した人にも、そうでない、傍観していた人にも、
決定権のない子供たちにも
そしてこれから生まれてくる未来の人々にも、一様に危険を振りまくものなのだ。


よく、原発事故による死者の数と自動車事故、飛行機事故の死者数、
また喫煙による癌の発生率などを比べる人がいる…。
福島の事故が起きてなお、これまで原発推進派が推進論で述べていたようなこんな
もの言いを、いまだにしている人がいることに私は悄然としてしまう。
評論家と言われる人々の中にさえいるのである。たとえば、『朝まで生テレビ』で
『でも、自動車事故による年間の死者などに比べ、今回の原発事故で死んだ人は少ない』
とつい口を滑らせてしまった某女性経済評論家のように。

原発事故の、それら飛行機事故や喫煙と根本的に違うことは、
原発事故はそれを選ばなかった人にも無差別に降りかかる、ということである!
今回の事故は、原発を積極的に誘致してきた人々にも、無関心だった人々にも、そうして、
危険性を訴え続けてきた反対派の人々にも区別なく、さらには、福島県内だけではなく、
隣県いや、200キロ300キロ離れた東京や静岡、山形あたりにまで
汚染被害をもたらしてしまったのである。
しかもそれは一過性の事故ではなく、この先何十年、何百年と未来に日本に
生きる人々の土地や空気、海まで汚染してしまったのである。

ご紹介した映像では、この議長のふざけぶりが強調されている印象になっているけれど、
次のページをご覧いただきたい。
ここには再稼働を決めた町議会議員さんの意見もいくつか載っている。
http://kaleido11.blog111.fc2.com/blog-entry-1291.html?utm_source=twitterfeed&utm_medium=twitter

私はその発言を読んだとき、「ああ、そうか。原発立地の自治体というものの中には、
原発を誘致して危険を承知で受け入れる代わりに、多額の交付金を得たり、
その存続や稼働にもの言うことを、自分たちの権利と考える人も多くいるんだな、と
今さらながらにちょっと愕然としたのである…。

『危険を承知で受け入れる代わりに、交付金など優遇を受けるのは、原子力関連施設
受け入れ自治体の、当然の権利である。ただ、恩恵だけを享受する他の地方の人々に
口出しする権利はない』というような。

…………

もし、首長や議員など立地自治体の決定権を持つ人々がこういう認識でいるのだとしたら、
それは不遜としか言いようがないのではなかろうか。
気になったのは、関西広域連合の自治体の首長たちに対し、福井県知事が不快を表し、
『将来の見通しもなく、いろんなことを言うのは望ましくない。もっと真剣に
この問題を考えるべきだ。関西の反対とか賛成とか、同意を得るとかの話ではない』
と述べ、関西の理解は判断材料にしないと明言したということである。

ここには、ひょっとしてその、『原発は自分たちのもの』、という意識が存在するのではなかろうか。
危険は自分たちがそれを承知で受け入れている。だから交付金など見返りを受けるのも
当然の権利であるし、その稼働再稼働など決定権を有するのも、自分たちである。
電気、という利益だけを享受している他の自治体のものには口をはさむ権利はない、
という意識が。

原子力関連施設の誘致、受け入れ決定、建設、そして稼働に際し、
決定をする権限を持つ者が、こういう認識でいるとしたら、それは怖いことである。

原発事故というものは、人間が線引きをした、町や村、市、県など自治体の境界線などと
いうもの、いや、国などというものをいともやすやすと越えて汚染を広げてしまうものである。
立地自治体でないから、口出しする権利はない、などとどうして言えようか?
まして、一度過酷事故が起きたら、それは未来の人類の綺麗な土地まで
奪ってしまうのである。


原発の是非を語る時、このことはしっかり認識しておかねばならないことである。
つまり、誰にも、事故のほんとうの意味での責任はとれないのである。
福島の事故に対し、原発政策を積極的に進めてきた過去の自民党の政治家は
責任を取っただろうか?東電の歴代経営者たちは責任を取ってくれただろうか?
誘致に積極的にかかわった人々は、自分の非を認めているのだろうか?

一つの例が、日本に原子力発電を導入するのに積極的に関わった立役者の一人、
中曾根康弘氏は、今回の事故に自分の責任を認めただろうか?
識者としてぬけぬけとした顔でコメントしていたのではなかっただろうか?

野田総理は、自分が責任を持つ、と言っている。
しかし、もし仮に、これから先大飯原発に、そして他の原発に過酷事故が
起きた時、そんな野田総理の口約束など何の役に立つであろう。
その頃彼はもう総理の座は退いて、責任追及などされはしないであろう。

立地自治体の責任をこういうふうに口にすると、それは現実に今も、そしてこれからも
住む家も仕事も、中には家族さえもなくし、健康も希望も失って途方にくれる
福島の人々全部を責めることになる……

原発事故から一年数カ月余。
私が時々ぱたりと筆を止める時、いつもこの問題がこころに引っかかっていた…

だが、しかし。今、思う。
そのことが、かえって問題を不透明にしてきたのではないか、と。
福島が原発を誘致するにいたった歴史を、もう一度振り返って反省してみることは、
これから同じような悲しみを引き起こさないためにも、今は痛くても
真剣に皆で考えてみる必要があることなのではないか、と。

原子力事故に限らず、公害問題というものは、当事者間だけの問題におさまらないのが
常である。原発建設者側と誘致受け入れ側と。それだけの間で決められる問題では
ないのではなかろうか。
おおい町の例に見るごとく、立地自治体内部でさえ、果たして、この議会が
おおい町民の総意を表していると言えるのだろうか。
聞けば、おおい町議会議員選挙はほとんど全員が当選するという。
立候補したもののほとんどが議員になる。現在14名。
今回の議決に参加したものは13名。議長を除き、11対1で再稼働を議決。
町長は身内が原発関連の仕事を請け負って6年間で4億円。町長自身が筆頭株主である。
おおい町の人口は8800人。

町は原発があるおかげで、十分すぎるほどの財政的な恩恵を受けている。
町の財政規模は、同じ人口の他町に比べて、ほぼ3倍であるという。
リゾートホテルにマリーナ、温泉などのアミューズメント施設、豪華な総合体育施設など、
人口規模から見て不釣り合いとも思えるハコモノが町のあちこちに立ち並んでいる。
豊かな財政のおかげで町民への福祉行政も他と比べて充実している。

この記事をちょっと見て欲しい。

http://mousou-meisou.blogspot.jp/2012/05/blog-post_16.html?m=1

こんな町に原発に依存した町に一度なってしまえば、例えそこでこころの内に、子供たちのために
原発は無くなって欲しいな、と思う人がいても、おそらく表だった声は上げにくいであろう。
隣のひとは原発関連施設で働いているかもしれない。
夫の実家は原発作業員が上得意である、いや、それによって商売が成り立っている
飲食店をやっているかも知れない…。

国→都府県自治体→市町村自治体→町民、村民、

この構図の中で、一番正直に批判を言いにくいのはひょっとして
町民、村民から、町や村の長に対してではなかろうか。
日本には昔から続いてきた共同体の掟や助け合いの伝統がある。
そこではムラの長の言うことには黙って従うという、長い間に培われてきた
心性が根強く生き残っておるだろうと思う。
早い話が、私が去年一年理事として当番を務めた小さな町会の組織。
たかだか100戸くらいの集まりだが、そこの総会で議決されるそのやり方は、
まったく可笑しくなるほどおざなりでなあなあである。
他愛のない議題であるからそれですむようなものの、これが原発などという
大きな問題になれば、村や町の人間関係のしがらみは、小さな声など
通りににくくしてしまうのではなかろうか。

決して原発誘致した自治体の個々人を責めているのではない。
私は以前、本田靖春さんという元讀賣新聞記者でジャーナリストであった人と
彼の書いたむつ小川原の開発の本のことを書いた。
青森県むつ小川原、つまり、今の六ヶ所村核施設の開発に至る歴史を書いた本田さんの
著作について。
『貧しさの構図』

明治の頃からその著述は始まる。
藁…あの、ワラを杵でついて餅にしてそれを食べる…そんなもの考えられますか?
自分の汚れたからだに湧いたシラミをつぶして食べる老婆…
娘たちの身売りが当たり前であったような貧しい、地味の痩せた土地にしがみついて
生きてきた人々…やませが吹き、稲は実らない。その上満州開拓や
戦後の昭和44年の新全国総合開発計画など、国家の政策に振り回されてきたむつ小川原の人々。
そこに、昭和59年、中曾根康弘氏によって下北半島原子力基地化、の構想が打ち出される。
そして今日の六ヶ所村がある…

青森県六ケ所村、福島県浜通り、そしておおい町…
大都市東京、大阪の繁栄の一方で、経済発展から取り残された過疎地の村や町がある。
そこでは男たちが出稼ぎに出ていかなければ生活が成り立たなかったりしていた。
…その貧しさ、不便さにつけ込むようにして政治と手を組んだ巨大資本が、
人口密集した大都市やその周辺ではとても建てられない原子力関連施設や
巨大石油化学施設などを金の力で立地建設認めさせたのである。

貧しさや不便さから何とか脱却したい人々が誘致に傾く心情…。
私は、九州の貧しい高原の村の出である。少し大きな町に出るには40分も
バスに揺られなければならない。ちいさい頃は塩鯖の切り身がごちそうであった。
盆暮れや祭りなど特別な時にだけ、鶏をつぶす。かしわめしとその地方で読んでいたが、
鶏の炊き込みご飯が大ごちそう、という村。
父と母はその土地にしがみついていては子供たちの教育も出来ない、と考えて、
田畑を売り街に出た。しかしそこで始めた商売にはすぐに失敗。
なけなしの財産は無くなり、やがて家族は父方と母方に分かれて離散。
私は母に連れられて以降十数回も住むところを転々とした。
母がひとさまの着物を縫ってわずかな金を得る。それで細々母子の暮らしが成り立っていた。

…そんな私が、どうして六ヶ所村の人々などの、豊かになりたい、一家揃って
暮らせる、そんな最低限の幸せが欲しい…そう願う気持ちがわからないわけがあろうか!

兄は、わたしたち母子を養うために、全国各地の飯場などを転々とし、
工場労働者や沖仲士(港湾労働者)などをして仕送りをしてくれていた。
その頃原発があったなら、彼は、原発を渡り歩く原発ジプシーと呼ばれる
下請けの下請けの原発労働者にきっとなっていたことであろう!
いま、身をもって福島第一原発の収束作業にあたっている彼らのような……

私はいつだって常に弱者の側に立ってこれまでものを考えてきたつもりである。
そんな私が、どうして原発で働く下級労働者、また原発誘致して豊かになりたいと
願う人々の気持ちがわからないことがあろうか!

しかしながら。
その心情と、原発を認めるかどうか、ということは別である。

さて。そんな私がこの記事で言いたいこと。
それは、原発の問題は、立地自治体個々の問題に帰してはならない問題だ、ということである。
もう、福島の事故で痛いほどわたしたちはそのことを学んだはずである。
誰が原発を誘致したか、誰が原発誘致側の議員に投票したか、などという問題は、
原発過酷事故は一気に超えてしまう。そんなものは一切関係なく、
反対運動を40年もやってきた者の上にも、昨日生まれたばかりの無垢な赤ん坊の上にも
害は及んだ。
そして、もし、あの4基のうち一基でも、もう少し運が悪く水蒸気爆発を起こしていたり、
4号機プールが倒壊していたりしたら、誰も福島原発の敷地にさえ近づけなくなり、
4つの号機のみならず5号、6号、いや、第二原発の4基まで冷却不可能になって
大爆発を起こしていたかもしれないのである!
もしそうなっていたら、被害は日本の半分をひとの住めない場所にしていたかもしれない。
そうならなかったのは、本当に運がよかったのである。
必死になって水をかけ続け何とかそれ以上の悲惨を招かないよう身を賭して
作業にあたってくれた人々がいてくれたからである。

政治家、保安院、原子力安全委員会、原子力委員会、原子力専門のコメンテーター…
そんなひとが今回いったいなんの役に立ったであろうか!!!
誘致に積極的だった歴代首長、議員連、街の実力者…彼らが人々を守り導いてくれただろうか?
政治家の「私が責任を持ちます」などという口約束。電力会社や推進派の評論家の
「安全です」というお墨付き。それらは国民を守ってくれたか?

原発の問題は、いったん過酷事故を起こしてしまったら、ちっぽけな政治家の
口約束や人知などはるかに超えて制御できないものになってしまうということを、
日本人は学んだのではなかったのか!!!???

それなのに、まだ!
まだ、利益共同体である電力会社と一部推進派の政治家と、推進派の首長や議員の
間で原発の稼働再稼働も、存続も決められる構造が変わらないというのはいったいどういうことなのか!
それに私は激しく怒っているのである。
決して、立地自治体の人々を怒って批判しているわけではない。
また、逆に言えば、立地自治体周辺の住民が、「私たちは交付金などの恩恵を
受けていないのに、事故の被害だけは受けるのは不公平だ!」という不満感情を抱くのも
本当はおかしい。なぜなら、私自身を含む彼らは、危険を承知の立地自治体の犠牲の上に
これまで、電気、という恩恵を湯水のごとく使ってきているからだ。

もう一度言う。原発施設は、立地自治体の私有物などではない!政治家のものなどでもない。
誰もその稼働再稼働に単独で決定権などない!
見よ、福島を。
子供も赤ん坊も、草も木も、田畑も山も、海も、すべてが汚染されてしまったのである!
遠く何百キロという土地までも空までも海までも、汚染されてしまったのである。
そしてその被害者を助け、これからの生活を支える費用、汚染を除去(出来るものと仮定してだが)
する費用、原発を廃炉に持って行くまでの費用、高濃度汚染物質を何処かに封じ込める費用……
それにかかるお金はおそらく数十兆ではきかないのではあるまいか。数百兆という
単位になるかもしれないが、それを東電が支払ってくれるか?
…税金と電気料金で皆が支払うのである。
これから何十年と、わたしたち日本人全体が、その汚染と経済的損失とを皆で
引き受けていかねばならないのである…。
お金だけならまだしも。
福島の人々を初め日本人が今回の事故で負うてしまった心の傷と、失われた希望や、
何かに対する信頼の素朴な気持ち…
そして美しい自然。子供たちの未来…

それらの決定権が、一自治体の人々にのみ属すると考える方がおかしいのである。
一部の政治家にあると考える方がおかしいのである。

原発をどうしていくか、この国のエネルギーをどうしていくのか、
そうして、これまでに溜まってしまった核の廃棄物、…一瞬にして即死という
極めて危険なものから、草木を燃やした灰に至るまで…
それらの処分をどうするか…
こういった問題は、原発賛成反対、無関心…そういった心情や立場を越えて
日本人全員が考えていかねばならない問題である。
菅総理が怒鳴ったとか、どこの首長がどう言ったとか、そんな瑣末な問題ではないのである。

おおい町の人々は。そして事故が起きてしまった福島県浜通りの人々は、
もし、原発に変わる産業があり、そこで雇用や商売の見通しが得られて、一家の主が
出稼ぎに出ていかねば生活が成り立たないような事情でなかったとしたら、
原発などという胡散臭いものを誘致しただろうか?
…そこが一番大事なところである。
無論、山口県祝島のように、原発の愚を見抜いて、住民上げて原発建設に
反対している人々もいる…素晴らしいな、と思う。
だが、人間は弱いものである。産業のないところに一大企業が、雇用が、
そして巨額の交付金が!となると、その魅力に抗うのはきっと難しいと思う。
福島、そしておおい町、…、六ヶ所村、・・・・
これら原発や関連施設の立地自治体のその住民を非難し、孤立させること。
それがこの記事の目的などでは絶対にない。
私たち日本人は、力を合わせて、こういう経済の不均衡と、そこの暗部に
すっぽりはまってしまったような地域のことをわが身のこととして考えていかねばならない。

原発は廃すべきである。他に生きる道があるなら、、誰が原発立地自治体などに
なりたいであろうか!
政府は一日も早く、『日本は脱原発にしっかりと舵を切る!』、と決意すべきである。
これほどの事故を起こしてなお、原発推進、原発容認の施策を続ける国…
こんな事故を起こしながらなお、開発途上国に原発を売ろうとする国…
そんな国が世界から敬意を抱いて見られるものであろうか!
日本はその優秀な技術力をこれからもフルに生かして、『脱原発先進国』としての
道を歩むべきである。

世界の発展途上国はこれから原発を持とうとしている。
冷却用の水も乏しい国、紛争地帯、…そんなところに必要なのは原発などではない。
小規模の太陽光発電、小水力発電、地熱発電、風力発電、潮力発電、波力発電、
バイオマス発電…
今こそ、原子力の火という『『神の劫火』でなく、『小さな神々の火』を大事に使うことを
日本は自国内で実践し、発展途上国にもその恩恵を教える立場になるべきである。
そして、福島原発事故を貴重な、これ以上ない貴重な痛い経験として
脱原発の技術…、廃炉や、エネルギー政策の転換のためいろいろな技術開発と実践に
国を挙げて取り組むべきである。
今現在の原発立地自治体はまず、ご紹介した映像でも住民が言っていたように、
まず、『廃炉』で雇用を生む。それだけでは無論足りない。
政治を挙げて、国を挙げて、そういう地域を中心に自然エネルギー開発の一大拠点に
して産業と雇用を生んでいこう。出来ない筈はない。

電力会社と対立構造のままでいる必要もない。
いずれ、有限資源であるウランをつかった原子力発電は限界が来る。
電力会社だって、原子力以外の道を探らねばならない時代がもうすぐそこまで来ている。
協力して新時代の電気エネルギー源を探ろうではないか。

それは実は、政府が脱原発と新エネルギーに思いきって舵を切りさえすれば、
ドイツのように、エネルギー先進国の道を日本も歩くことが出来るのだ。

原発立地自治体とそうでない地域とが、単純な対立構造で語られ、
心情的に分断されるようになるのは避けなければならない。
原発の立地自治体を孤立させてはならない。責めてはならない。

皆でいい知恵を絞ろう!
福島原発事故を、『特定の自治体にたまたま起きた特定の事象』、などとしては決してならない。
エネルギーの問題は、わたしたち国民自身が、皆で考え選択して行こう!!!
おおい町の人々に言いたい。その他の原発立地自治体の人々に言いたい。
今からでも遅くありません、声を上げてください。原発の問題はみんなで考えていくべきです。
応援しています。

国が頼りなくて信じられないのなら、それを信じられるような政府に育てていくのも
われわれ国民である。
無関心で人任せにしていてはならない。
福島を経験して、わたしたちはもう、『知りませんでした。無知でした。
誰も教えてくれませんでした!』とは言えなくなっているのではないだろうか!


『原発のない社会をめざして』ブログのうみそら居士さんに教えていただいたが、
民主党の議員、荒井聰氏議員などを中心にして、大飯再稼働に慎重であるよう政府に提言する
署名を集めていて、117人分が集まっているそうである。
民主党内部からさえこの声。民主党に限らず、こういう先見性を持った議員さんに
次の選挙では一票を投じようではないか。

『緑の党』が正式に発足するようである。中沢新一さんらの『緑の党のようなもの』と
連携出来ないのかな。緑の党準備委員会では、どんな政策を望むか、広く
パブリックコメントを募集しているようである。
http://greensjapan.blogspot.jp/2012/02/blog-post.html

今日6月7日まで、と期日は迫っているが、こんな署名活動もある。
http://civilesociety.jugem.jp/?eid=15459

7月16日には東京代々木公園に10万人規模の大集会も予定されている。
『7.16さようなら原発10万人集会』

国民の声は政治を動かす。5月5日以来動いている原発がないのも、TPPが動いていないのも、
国民が声を上げ、論壇が頑張り、政治家がその風向きを読んでいるからではないだろうか?
twitterで、ブログで、署名活動で、デモで、あるいは日常の会話で、
わたしたちが挙げている小さな声は、決して無駄になってはいない、と私は思う。


『立派な議会政治を育てるのは、国民がひとりひとりが立派にならなければ…』
と語っていた相馬雪香さん(立憲政治の父、と呼ばれた尾崎行雄氏の娘)の静かな声を
私は忘れない……。











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彼岸花さん

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『しだかれて十薬忿怒の息吐けり』

『南亭雑記』の南亭師から頂戴した句。このブログになんともぴったりな句と思い、使わせていただきます。
十薬とはどくだみのこと。どくだみは踏みしだかれると
鮮烈な香りを発します。その青い香りは、さながら虐げられた若者の体から発する忿怒と抗議のエネルギーのよう。
暑い季節には、この強い歌を入口に掲げて、私も一民衆としての想いを熱く語りましょう。

そして季節は秋。
一足早いけれども、同じく南亭師からいただいた、この冬の句も掲げておきましょう。

『埋火に理不尽を焼べどくだみ荘』

埋火(うずみび)は、寝る前に囲炉裏や火鉢の燠火に灰をかぶせて火が消えてしまわぬようにしておいた炭火などのこと。翌朝またこの小さな火を掻き立てて新たな炭をくべ、朝餉の支度にかかるのです…

ペシャワール会
http://www1a.biglobe.ne.jp/peshawar/pekai/signup.html
国境なき医師団
http://www.msf.or.jp/donate/?grid=header02
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