『放射性物質を可視化する』

映画監督黒澤明は、人間が原子力を完全に制御できると思うことの愚かしさを
オムニバス映画『夢』の中で映像化した…
1990年公開の日米合作映画。
この中の『赤冨士』という短編がその問題の一編である。

『大勢の人々が逃げ惑っている。何があったのかわからない。
目の前では赤く染まった富士山が大噴火を起こしている。原子力発電所が爆発したという。
目の前に迫る色のついた霧は着色された放射性物質であった…。(Wikiより)』


映画の中では、どこの原発とは言わないが、『6基ある原発が次々に爆発した』という
セリフがある。
映画が作られた時点で6基既にできていたというと、福島第一原発を指しているということに
なるかもしれないが、富士に近いというと、6基という数にこだわらず、浜岡原発が
黒澤監督の心にあったのかもしれないな……

6基の原発が次々に爆発して、富士は真っ赤に染まっている…
人々がその鬼気迫る光景の中を逃げ惑っている…
どんなに逃げ惑っても、狭い日本、逃げるところはない…
放射能の恐怖に駆られた人々は、次々に海に飛び込んで行く……

人々が避難の荷物だけを残して消えた荒涼とした富士の裾野に、赤や黄色の煙のようなものが
流れて行く。

ひとり、原子力ムラの人間とおぼしき男が居て(井川比佐志が演じる)、
『赤いのはプルトニウム239、黄色いのはストロンチウム90、紫色のは
セシウム137…』と名をあげて、その毒性を説明していく。
そして、自分にもこんなことを起こしてしまった責任があった、と言って、彼も
海に飛び込んでしまうのである…

映画の中では、放射線が見えないのが困るので、技術開発してそれぞれの核種に
色をつけることに成功したという設定になっている。

黒澤のこの『夢』という映画。『七人の侍』などの名作に比べ、あまり繰り返して見られる
作品ではないが、私はこの中の短編『桃畑』『トンネル』などはとても好きである…
しかし、この『赤冨士』は、福島第一の事故が起きた後で見るのは辛すぎる!!……

断わっておくが、原子力発電所の苛酷事故を扱っているのに、放射能に色がついているとか、
皆が被曝を恐れて海に飛び込むとか、今見るとあまりにも生々しくまた非科学的な
映画であると批判する人もいるかもしれないが、これは『夢』の話であるので、
そこのところはお汲みとり願いたい…
各話は、漱石の『夢十夜』に倣って、「こんな夢を見た」というナレーションで始まる。

それよりも、福島の21年前、チェルノブイリ原発事故の4年後にこの映画が出来ていることを
考えれば、黒澤明という傑出した日本の監督が、どんな警告の意味をこめて、この
救いのないエピソードを映像化したか、というその想いを汲みとってもらいたい。
この映像は、今となっては福島の方々に見せるにはあまりにもひどすぎる場面がある…。
それでも。それでも敢えて。




この映画の21年後、2011年3月11日…。
福島第一原発が全電源停止で冷却出来なくなったと聞いたとき、
私はどんなに、「ああ、放射性物質にあの黒澤の『赤冨士』のように色がついていたなら!
…せめてプロパンガスのような臭いがあったなら!」と思ったことだろう!

…そうすれば、今、福島の地で、見えない放射線に怯えながら、じっと家に退避している人々…
それから、取るものも取りあえず車やバスや或いは歩行でどこかに逃げて行こうとしている人々が
せめて、その色や臭いのついたプルームから遠くへ遠くへ…風下にではない風上に逃げることが
出来ようものを!と、考えたのである……

しかしながら、現実の放射線は見えない。臭いもない。
人々の一部は風下へ…飯館村などのある北北西へと逃げ落ちて行ったのだ…!
そうして多くの人々が、しなくてもいい余計な被曝をしてしまった…


              ***

さて。
ここにこんな展覧会があった…
ここを訪れてくださるしほさんが教えて下さった情報。
私も気づいてはいたのだが、このところ体調に自信がなかったりして、一昨日28日までの
その展覧会に行かずにしまった。

『放射線像』という展覧会。
http://www.autoradiograph.org/

『概要』のところから4月23日の記事に行ってくださいね。
展覧会の説明をお借りしよう。

『音もなく、臭いもなく、目にも見えない放射能という脅威を、私たちは福島第一原発事故以来、
常に感じ続けてきました。
我々はこの2年間、強度に汚染された土地を中心に、動植物から生活用品まで
さまざまなものをサンプリングし、オートラジオグラフィー(放射線像)という手法で
放射能の可視化を行ってきました。
この放射線像によって、放射能汚染を視覚的に認識をすることができます。
今回の展示を通して、多くの人に放射能汚染の実態を知っていただき、福島に限らず
フォールアウトを受けたすべての土地がどのように汚染されているのか、
想像を膨らませていただけたらと思います。
                              加賀谷 雅道 』


何と、オートラジオグラフィ―という方法を使えば、放射線を可視化出来るのである!
福島第一事故で被ばくした飯館村のカエルやヘビやきのこや針葉樹の葉っぱなどの生物や…
また、軍手、長靴などの無生物もこれにかければ、その汚染された箇所がはっきり見えるのである!

この展覧会に科学的援助をした、東大名誉教授、森 敏氏のブログを合わせ読むと、
もっとこの試みがくっきり見えてくるかもしれない。
私が行きそこねて、しほさんが見て来てくださった展覧会場の様子もここで見ることができる。

http://moribin.blog114.fc2.com/blog-entry-1858.html

フランスの主要新聞『リベラシオン』に紹介された、汚染された魚、ヘビ、モミジ、箒やはさみの放射線像。

http://moribin.blog114.fc2.com/blog-entry-1842.html


新聞記事だから、一部引用してもいいかな。

放射線像


黒く写っているところが、放射能汚染されているところである…

東京での展覧会は終わってしまったが、これから日本や世界の各地で展覧会が
開かれ、本の形ででも多くの人が見られるといいなと思っている。

そしてさらにこの技術が進んで、今、作業員や子供たちなどが放射線量を日々測っている
線量計に、この放射線を可視化出来る装置が内蔵されるようになるといいなぁと思う。
そうすれば、少しでも放射線量の高いところは避けて暮らすことの役に立つ。
(ああ。こんなことを私が言うのもそもそもなんと無神経なことか!
子供たちが放射線量を測るなどというそんな状況自体が、ほんとうはあってはならない
ことであったのだ!!!)

そうして、それが出来たら、真っ先に総理大臣と東電および電力会社上層部の人間たちと
原発をこの期に及んでまだ推進したがっている政治家、経済人、インチキ学者、…
そういう人らにその線量計をつけてもらって、まっ黒黒に可視化されて見えるであろう
福島第一の建屋に入ってもらおうじゃないか!!!


子供たちを守るためには、安心して家族揃って避難出来るような方法を、
資金面、親の仕事、老人たちの安心など、生活の基盤全般にわたって
国と東電、県…いや、日本国民全体が真剣に考えて、すぐにでも手を打たなければ!
昨日発表された福島県の調査によれば、
福島の被災者の半数近い48%の家族が、一緒に住めなくて家族解体の危機に陥っている…
そうして、70%近くが、身内に何らかの心身の不調を訴えている者を抱えているという…

私が事故後、こころの内で考えていたこと…
でも、故郷を離れがたいとりわけご老人達の心情を慮って口にできなかったこと…

それは、除染などという誤魔化しをいつまでもしているのをやめて、福島の一部は
もう帰還できないほど汚染されたしまったのだという現実を直視し、
その除染などで無駄にするお金を、各世帯に後の生活を保障できるだけの金額としてお渡しして、
新天地で家族揃って暮らしてもらう方がいのではないか、ということであった。










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『空と地と』


少し季節に大きく遅れてしまったけれど、このごろのちょっと特別なこと、
備忘録みたいにここに載せておこうかな。


3月30日。
慌ただしげに雨が降って、束の間、虹が出た。

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3月22日。
うわぅ!なんていう空の色なんだ!


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4月5日。
満開の桜。


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4月15日。
夕暮れ。夕食の支度を一時置いて、あるものを見に川原に出る。
でもその前に、わたしの愛する一本の桜…ニオイオオシマザクラに挨拶しておこう…
この桜の香りは、私の最も好きな花の香りのうちの一つだ…


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さて。出て来た目的はこれだ。
今夜は満月なのだが、月蝕の日でもある。
6時15分ごろ。満月が月蝕になって上ってくる…
これを『月出帯食(げっしゅったいしょく)』というのだ。


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この日、こんな天のショーがあることを、私は星狩人さんから教えてもらっていた…
実はこの前日、火星が月と接近して見える天体ショーも教えていただいていたのだが、
わたしのカメラでは、月は写せても星のささやかな輝きは写すことができなくて、
お見せ出来ないのが残念。


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桜と月出帯食と街灯の饗宴は、あっという間に過ぎてしまう…。
それでも、大きくしてみれば、地球の影が月の上方にまだ映っているのがわずかにわかるかな…


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この夜は、美しい満月だったのですよ…


家に帰ると、こんな子が待っていた…
何の花だかわかりますか。

花のさし渡し22、3センチもありましょうか。
大きな花です…


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これ。実は木蓮。
我が家の庭に引っ越した当初からいて、もう樹高5メートルにはなっている。
剪定もしてやらなかったので、日当たりの悪い庭では、太陽を求めて上へ上へと伸びて行って、
花ももう間近でみることは出来なくなっている。

30年以上たつわけだが、この春初めて、花の枝を頂戴してみる気になって、
高枝切りハサミでおっかなびっくり、高いところにある花の枝を2,3本切ってみた。
活け花に向く枝ぶりなんて選べる状況でなく、切ったものをそのまま挿した。
星狩人さん。助けて、言うこと聞かないこの枝ぶり何とかして!^^



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木蓮の花の香り、みなさん知ってらっしゃいますか。
わたし、今回初めて知りました…
素晴らしい香りなんです。
薔薇の香りとも牡丹とも、なんの花とも違う…
妖艶かつ気品のある香りです。

木蓮が、一日花だということも初めて知りました…。
こんなに花が開ききるものだということも。
この豪華な花は、一日しか保たない…香りも急速に失せます…。

ああ、でも、何という贅沢な夜だったんだろう…!
月蝕と満月と家中を満たす妖艶な花の香りと……



4月23日。
深夜ひとり家を出て、暗い空を仰ぐ。
こと座流星群の夜だから。
極大日は前日だったのだが、東京は雨で見られなかった。
30分ほど、ひとり佇んで…
小さな流れ星一つ。

それでも、ああ! 一つ見られただけでも満足だ!

明日は牡丹の花も開くだろう……






『ふるさと便り』

友から思いがけない荷物が届いた。
何だろう……


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中には岩手名産の、ふるさとの香りがいっぱい。^^
お手紙も本も。^^
早速開けて頂きます。


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おや。この子たちは誰?

これは亀の子せんべい。

一匹は逃げ出そうとしています。


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あ。ほら。そんなことするから、ひっくり返っちゃった!(笑)
胡麻の香りの香ばしい甘辛いおせんべいです。百年以上の歴史あるお菓子。


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岩手名産のお漬物ほろほろ漬け。器に移しました。
う~~ん…いい香り!
大根、人参、きゅうり、茄子や季節の野菜を細かく刻んでもろみ味噌漬けにしたもの。
食欲をそそる香りです。白いごはんが欲しくなる。
お~い!誰かごはん山盛りよそってきて!…(と言っても自分しかいないか。笑)

これがほんっとに、冗談でなくごはんが進むんです!
熱々のご飯にのっけて食べれば、もう何もいらないっ!^^
おにぎりの具にしたり、冷ややっこにも載せて食べました。
これ。もうだいぶ食べちゃてて減っているところ!(笑)


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はい。今日は風邪も治って元気が出て来たので、こんなのも作ってみました。
写真の瓶詰めは、オ二クルミの甘じょっぱい醤油たれ。
オ二クルミは、私の大好きな漫画『とりぱん』(岩手が舞台)の中にもよく登場するので
一度食べてみたいなあと思っていました。そのオ二クルミを使ったたれ。
上新粉でお団子作って茹でて、それをこんがり焼いて、このたれをかけてみました。
うンま~~~~~~~~~~~~~~い!

香ばしいお茶も同封されていたので、お茶を飲みながらむぐもぐ。
しあわせ~~~♪ ^^


             ***
そして、本は。
河原れん著『ナインデイズ』。
これは東日本大震災・津波が起きたあの2011年3月11日から9日間の
岩手県における災害対策本部の動きを活写した本です。
一応分野としてはノンフィクション小説、ということになっている。
ノンフィクション小説?
これは著者が、実在の人物をモデルに書きあげた小説っぽいノンフィクションということに
なるのかなぁ。
主人公にあたるその人は、岩手医科大学付属病院の医師である秋冨慎司氏。
岩手県高度救命救急センター医師。
彼はJR福知山線脱線事故で、救命活動に参加。医療チーム撤収命令が出たのちも
最後まで生存者がまだいることを信じて救急医療活動にあたった…
『もっと被災者の発見が早ければ…、もっと手を尽くせていれば…』というその時のやりきれない
思いからスタートして、日本の行政や社会そのものににまだ充分意識化されていない
緊急時医療制度の仕組みの確立に生涯を捧げようと決心したひと。

DMAT(災害派遣医療チーム)と呼ばれるものに入るための訓練を受け資格を取り、
意識の高い英米など海外でも実践トレーニングを受けて緊急時医療の研究を進めていた。
救助技術は世界のトップレベルと言えるほど高くても、それを統率する仕組みの弱い
日本の緊急時医療の仕組みに危機感を抱いたからである。
とりわけ岩手は、巨大震災と大津波の歴史があり、またいつ起こるかわからないという
土地である。
『災害が起きてからでは遅い!…医療の分野だけではなくあらゆる組織が効果的に
連携出来るシステムつくりが必要なんだ!』
彼が県に粘り強く働き掛け、災害対応システムを根本的に構築しようとその体制作りをしていたところへ
東日本大震災は起こった!……

私たちはマスコミが報道してくれるほんの一部しか、大災害の実態を知らない。
国は何をしているんだ!県は何をやってるんだ!市は動いているのか!
職員はちゃんと仕事をしてるのか!
何も伝わってこないままに批判することしかできないししない…

この本は、その数日間、救急車やヘリコプターなどの燃料さえ一般車両ととりあいに
ならざるを得ないほどの圧倒的物資不足と連絡網の崩壊の中、県の職員たちや医療チーム、
自衛隊、消防、警察などが、いかに人命救助と被災者の生活確保のために苦闘したか、の
記録である。

折しも、昨日の朝日新聞であったか、大災害時帰宅困難者のための拠点として
国交省が選んだ全国50の駅のうち、11駅しか充分な対策が出来ていない、という記事が
載ったばかりだ。

(災害大国 あすへの備え)帰宅困難対策、主要駅2割 国交省50駅調査、計画整備促す
朝日新聞デジタル 4月21日(月)5時40分配信 (有料記事)

全国の約50の主要駅のうち、帰宅困難者対策を進めるための十分な計画ができているのが11駅にとどまることが、国土交通省のまとめでわかった。東日本大震災後、国交省は鉄道会社と周辺施設、自治体らで協議会を立ち上げて計画をつくるように求めてきたが、ソフト、ハード両面からの整備は始まったばかりだ。▼36面=家路急ぐな、39面=一時滞在施設がカギ

 主要駅は「(近隣駅とあわせて)乗降客30万人以上」の基準を目安に、国交省が東京・大阪・名古屋の3大都市圏のほか、札幌や福岡といった地方都市の拠点駅から選んだ。
 計画には、災害発生後の各自の役割や帰宅困難者を収容する「一時滞在施設」の確保、情報伝達の方法といったソフト対策から、備蓄倉庫や非常用発電機の整備といったハード対策まで盛り込むよう求めている。……

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140421-00000001-asahik-soci

この2月、『大雪と原発』の記事で私も、娘の帰宅困難の経験をもとに、都市の非常時に対する
対応の弱さのことを書いたが、
大災害が起きると、そこに住んでいる人々の無事の確認と安全の確保、傷病者に対する医療活動は無論のこと、
それが大都市であるならば、そこに他地域からの通勤者が大量の帰宅困難者となって加わり、
その人々の安全と避難所の確保も必要となってくる……
それには、駅そのものと駅周辺の公的私的施設の活用がぜひとも必要になってくるのだ。

大雪程度であのように多くのことが混乱をきたしてしまう…
東日本大震災とあの大津波がいったいどれほど大変なことであったのか!
それは経験した人々にしか真にはわからないことであろう。
この本の中でも、多くの組織上の不備が生んだトラブルや無駄、当事者の感情の齟齬、
連絡の遮断や不備や、誤解・想像力の欠如が生む間違った指示などがありのままに描きだされている…

だが、この本の解説に、当の秋冨氏が書いているように、私たちは、あの大震災と津波の悲劇から
学ばねば!
そうして、出来得る限りの対策と準備を平時からしっかりシステムとして
作り上げておかねばならないと思う。
政府と一体になって再稼働を望んでいるように思われる原発立地自治体は、
自分のところの住民だけでなく、30キロ圏内に住む人々の避難の誘導や
安全の確保の責任を負う覚悟と準備は出来ているのか?!

…嬉しい友の贈り物から、思いがけず硬い話になってしまったが、
友がこの本を送ってくれた気持も、きっとあの災害を他人ごとと思わないでくれ…
まだそこから立ち直ることさえ出来ていない人々のことを決して忘れないでくれ…
その想いをこめてのことと思うので、こうして本のことも記事にしてみました。^^


            ***


ふるさとは、自分の生まれたところ、いま住む土地だけではないのだと思います。
こころがそこにあれば、そこも自分のふるさと。
友の住む土地は、もう見知らぬ地ではありません……
旅で訪れてこころが残る土地も、もうわたしのふるさとです。
なにかで特別深く調べて知るようになった土地もふるさとだ。

真ごころのいっぱい詰まったおくりもの。^^
ありがとう~~~♪








『キャンドル・ナイト 37』

37回目のキャンドル・ナイト。

今日も小さなろうそくを灯す。


これは我が家の玄関先に植えられている源平桃の花である。
一つの枝に、白、濃い桃色、薄い桃色、そしてそれらの染め分けの花が咲くので、
紅白の源平の旗になぞらえて『源平桃』と名付けられたものであろう。



CIMG2377.jpg



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淡い桜色のガラス器があるので、それにいつものように蝋燭をたてて、
細口の瓶に生けるときにはらはらとこぼれ落ちた花びらや、枝の下の方の花を摘みとったのを
撒いて、こんなセッティングも凝らしてはみたが。
凝れば凝るほど、祈りの気持ちから遠ざかるような気がいつもして。

結局、こんなシンプルなものになった……



CIMG2415.jpg





花びらがやさしいからとて、こころがやさしい想いに満たされているわけではない。

自民党は今日、事実上、原発ゼロを放棄。
原発推進の本音政策を、恥知らずにも閣議決定した!


『神話の果てに 第12部・廃炉の現場(上)過酷な作業/高線量状態が日常化』

『神話の果てに 第12部・廃炉の現場(中)/困難な要員確保』



                ***









                         
心ひとつに キャンドルナイト




南亭さんバナー②


葉っぱさん、れんげちゃん。NANTEIさん。
今月もバナーお借りします。







『ありがとう』

ブログをお訪ねくださったかたが延べ4万人…
こんな硬いブログになってしまいましたが、これからも細々とでも
書き続けていきたいと思っています。

ありがとうございます。

恒例と言ってはなんですが、きりのいいところでの私の若い頃の写真公開。
4万人前後の少しの間だけ。
21歳の頃…。

5万人の時は、現在の私、登場させようかな…。
それまで続けられているでしょうか……。^^


(40数年前の写真。39997~40007人目の方に見ていただいたところで、ひっこめました~♪
またいつか、お会いしましょう~~~…… )



『松井大門 『ふるさと東北の大切な宝物たち』展 in 石巻

被災地の失われてしまった風景を水彩画で蘇らせて、96点の作品にし、
それを今、被災地を回って展覧会してらっしゃる大門先生。
今日2日から8日まで石巻のピースポートセンターいしのまきで展示です。

会の目的は、一人でも多くの方に、かつての東北の美しい風景を見ていただき、
被災地の方々のことを忘れないでいてもらうようにすること、そして、
仮設住宅などに今もお住まいの被災者の方々に、かつてのふるさとの地を
カレンダーやポストカードの形で、無料でお届けすることです。
カレンダーなどの売上金は、そのための資金に使われます。
先生自身は、経費節約のため、会の間中、車で寝泊まり。

昨年は先生の生地富山から始まって、
福島県郡山市ビッグアイ6階~宮城県仙台市仙台市福祉プラザ2階~宮城県登米市登米・南三陸フェスティバル
~岩手県盛岡市岩手県公会堂
そして今年。釜石から石巻へ。

その大変な活動を5年間も続けようとしているのです。
今後の予定。

3月20~30 岩手県釜石市:シープラザ釜石(終了しました)
4月 2~ 8 宮城県石巻市:ピースボートセンター石巻
4月 9~13 宮城県石巻市:カフェヌーン
4月17~20 宮城県牡鹿郡:女川町民野球場応急仮設住宅内アトリエ
展示 流される前の東北風景 観覧無料
関連出版 日めくり(¥2,625)2種 ポストカードセット(¥1,050)2種
会場限定ポストカードは1枚100円ですょ

石巻大門先生 


こんな出会いもありました…
終わったばかりの釜石での展覧会での出来事です…
(先生のブログhttp://daimonatelier.blog64.fc2.com/から引用させていただきます)

日めくりaの18日に掲載の宮古市の吉野石膏の絵の前でこの絵を食い入るように
見ておられる人がいました。
ここに31年間勤めておられたとのこと、今はすっかり後かたもないので、
まさかここでもう一度出合えるとは・・・・・ととても喜んで頂きました。
友達にもあげるんだといって、日めくりとこのポスカードを10枚買っていかれました。
次の日もう5枚欲しい~と、再度お越し下さいました。
ああ、この絵を描いて来て本当に良かったと、とても嬉しい時間でした。

ひとりの年配のお父さんが、今日は女房にも先生の絵を見て欲しいので連れて来ましたと、
お二人仲良くお越しになられました。
お話を聞くと関東でお仕事をされていて、定年後、この釜石で老後を過ごそうと、
こちらで住まいを新築されたそうです。 1年半住んだ所で全部津波に持っていかれたそうです。
全財産無くなってしまいました・・・・
何と言えばいいのか、僕には言葉が出てきませんでした、ただただ、目頭があつくなるばかりでした。
奥さんが熱心に時間をかけて絵をご覧になった後
先生の絵を眺めていると、気持ちが優しくなります、どうもありがとう・・・・・・
となんともはやはや、嬉しいお言葉を頂ました。本当に、画家冥利につきます。
日めくりをもらっていただきました。

一期一会・・・・・有り難うございます。



ひとりでも多くの方に見ていただけますよう、拡散にご協力を。
そして、出来ましたら、日めくり、ポストカードお買い上げを。^^
詳細は、先生のブログへ。
http://daimonatelier.blog64.fc2.com/


プロフィール

彼岸花さん

Author:彼岸花さん
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『しだかれて十薬忿怒の息吐けり』

『南亭雑記』の南亭師から頂戴した句。このブログになんともぴったりな句と思い、使わせていただきます。
十薬とはどくだみのこと。どくだみは踏みしだかれると
鮮烈な香りを発します。その青い香りは、さながら虐げられた若者の体から発する忿怒と抗議のエネルギーのよう。
暑い季節には、この強い歌を入口に掲げて、私も一民衆としての想いを熱く語りましょう。

そして季節は秋。
一足早いけれども、同じく南亭師からいただいた、この冬の句も掲げておきましょう。

『埋火に理不尽を焼べどくだみ荘』

埋火(うずみび)は、寝る前に囲炉裏や火鉢の燠火に灰をかぶせて火が消えてしまわぬようにしておいた炭火などのこと。翌朝またこの小さな火を掻き立てて新たな炭をくべ、朝餉の支度にかかるのです…

ペシャワール会
http://www1a.biglobe.ne.jp/peshawar/pekai/signup.html
国境なき医師団
http://www.msf.or.jp/donate/?grid=header02
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