那覇市議会『集団的自衛権行使を容認する解釈改憲の慎重なる審議を求める意見書』

『集団的自衛権行使を容認する解釈改憲の慎重なる審議を求める意見書』 

現在、政府は、憲法改正の手続きを踏まず、憲法解釈を変更することで、集団的自衛権の行使を可能にすべく、
今国会中にも閣議決定による変更を目指し、準備を進めている。
 これまで歴代の内閣は、集団的自衛権の行使については、長年にわたり国会での議論が積み重ねられる中、
憲法9条の許容範囲を超えるもので、憲法上認められないものであるとの解釈を示し、その行使はできない
という立場を堅持してきた。
 それゆえ一内閣の政治的な判断により、集団的自衛権の行使を可能にする憲法解釈の根本的な変更は
安易に行うべきではなく、このような国の安全保障政策の大転換に関わる重大な問題について
国民的な議論もなされないままに、なし崩し的に閣議決定を急ぐ安倍内閣の姿勢は、あまりにも拙速であり、
到底容認できるものではない。
 国民主権の立場で国家権力を制限し、国民の人権を守るのが憲法の本質的役割であり、
立憲主義の原理である。
このような憲法の本質に照らして、憲法の解釈は権力者の恣意に任せられることがあってはならない。
 本県は先の大戦において、地上戦を体験し、二十数万人もの尊い生命を失うという激しい戦禍を被った
悲惨な歴史があるだけに、県民の平和を希求する思いは強い。また、国内の約74%にも上る米軍基地が存在し、
基地と隣り合わせの生活を送っている現実からも、多くの県民が、将来、集団的自衛権が行使されることで、
他国の戦争に巻き込まれる恐れはないかとの不安と危惧を抱いている。
 よって、本市議会は、平和への強い思いとともに、市民・県民の安全・安心な生活を守る立場から、
集団的自衛権行使容認の解釈改憲を強引に推し進める安倍内閣に対し強く抗議し、
慎重なる審議を行うよう強く要請する。
 以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。

   平成26年(2014年) 6月20日

那 覇 市 議 会

 
あて先   衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、内閣官房長官、外務大臣、防衛大臣、
       沖縄及び北方対策担当大臣、沖縄防衛局長



那覇市のほかにも、多くの市町村が集団的自衛権行使に反対もしくは慎重な審議を求めています。

                          ***
  

『集団的自衛権行使容認反対の意見書などを可決した市町村』 
(数字は都道府県ごとの自治体数。6月21日現在)(新聞『赤旗』より拝借)
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2014-06-22/2014062201_01_1.html

 【北海道12】札幌市、小樽市、函館市、芦別市、根室市、奈井江町、斜里町、本別町、士別市、仁木町、南幌町、歌志内市

 【岩手7】二戸市、遠野市、奥州市、宮古市、軽米町、花巻市、一関市

 【福島5】石川町、矢祭町、会津若松市、南相馬市、喜多方市

 【茨城2】取手市、美浦村

 【埼玉4】鳩山町、ときがわ町、宮代町、越谷市

 【東京3】小金井市、国立市、西東京市

 【神奈川5】座間市、大和市、葉山町、大磯町、三浦市

 【新潟3】湯沢町、阿賀野市、五泉市

 【長野33】飯綱町、南木曽町、小布施町、高山村、小海町、富士見町、大桑村、山形村、木曽町、下諏訪町、中野市、坂城町、山ノ内町、長和町、飯島町、中川村、上松町、木祖村、野沢温泉村、佐久市、筑北村、豊丘村、阿智村、松川町、泰阜村、青木村、南箕輪村、立科町、箕輪町、宮田村、喬木村、下條村、朝日村

 【山梨1】市川三郷町

 【愛知3】扶桑町、岩倉市、武豊町

 【三重4】川越町、大台町、亀山市、東員町

 【滋賀3】湖南市、守山市、大津市

 【奈良1】川西町

 【京都2】向日市、長岡京市

 【大阪1】吹田市

 【広島2】庄原市、安芸高田市

 【高知3】土佐市、田野町、本山町

 【福岡5】大牟田市、太宰府市、中間市、志免町、苅田町

 【佐賀1】大町町

 【長崎1】長与町

 【沖縄1】読谷村

計102自治体

私が新たに見つけた以下の市区町村の分も追加しておきます。

 【東京2】武蔵野市、八王子市

 【島根1】津和野町
 
以上。 計105自治体
 
                      ***

『集団的自衛権行使を容認する解釈改憲の慎重なる審議を求める意見書を提出した市町村』
 
 【沖縄】那覇市
など、12市町村。(名前を調べたけれどわかりませんでした)

追加
 【岐阜】岐阜県議会

                  ***

あなたのお住みの市区町村議会や議員さんたちにも、電話をしましょう。
これだけ多くの市町村が既に、反対もしくは慎重さを求める意見書を出しているのだと、
具体的に示し、『私たちも』となるように。
東京世田谷区、富山県議会、北海道函館市など、既に議会で審議され自公の議員の反対などで
意見書提出が否決されている市区町村議会もあります。やはり自公か。
まだこれから審議というところも多いと思います。
住民が声をあげていくこと。自分の住む地域の議員に圧力をかけていくこと。

…まだまだ出来ることはあると思います。

毎日新聞によれば27日時点で、集団的自衛権に反対または憂慮を示した地方自治体は
139に増えています。


さらに、6月30日の『報道ステーション』によれば、報道の30日時点で、その数206に増えているといいます。








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『6/30 (月)行きます!』

官邸前へ6月30日

 
安倍政権が急ピッチで進める平和憲法破壊の暴挙、集団的自衛権の行使容認について、自民党と公明党は27日(金)までに正式合意し、7月1日に閣議決定する方向で動いています。
国内外のありとあらゆる人々の反対の声にも関わらず、安倍ファシスト政権は、その恐るべき悲願である憲法と戦後民主主義の破壊をついに実現しようとしています。
6月30日(月)、首相官邸前において、複数の団体によって大規模な抗議行動が呼びかけられています。
我々TOKYO DEMOCRACY CREWもその呼びかけに応え、昨年末の特定秘密保護法反対運動に集まった多くの無党派市民に再結集を呼びかけるものです。
圧倒的多数の市民の声で、安倍政権に反対の意志を示し、その野望を砕きましょう。
日本の民主主義は今まさに瀬戸際です。

呼びかけ   解釈で憲法9条を壊すな!実行委員会
                  戦争をさせない1000人委員会
賛同          東京デモクラシーネットワーク
                  怒りのドラムデモ 
                  東京デモクラシークルー 
                  C.R.A.C.(Counter-Racist Action Collective)
                  SASPL 特定秘密保護法に反対する学生有志 
                  Civitas Musashino




http://got.angry.jp/0630/
(このURLを、twitter,facebookなどで拡散お願いいたします。
tweetが増えるだけでも意志表示の力になると思います。)



『憲法に唾する者ら』

しばらく、記事を書こうとしていざパソコンに向かうと、虚しさが押し寄せて
記事を書くための気力が萎えてしまうという状況が続いている・・・・

それでも。
それでも、やはりこの状況を黙って見過ごしにしているわけにはいかない。
もう、ここ1週間ほどの間に、日本国民がサッカーのワールドカップに注意を引かれている間にも、
政権は『集団的自衛権の行使容認に関する閣議決定』を、強引に行ってしまおうとしているからである。

私たちは今、大きな大きな政治の変わり目に立っている!
それをたいへんな危機と感じていても、
自民党にNO!を突きつけるための政治的受け皿を私たちは今、持っていない。
私の虚しさはそこから来るのである。
いくら署名やアンケートやパブコメで反対意見を述べても、
デモで『原発反対!』『秘密保護法反対!』『集団的自衛権反対!』と叫んでも、
圧倒的議員数を得てしまった政権与党には痛くも痒くもない……

これほどなにからなにまでひどい政治が行われていても、
国民の声を代弁してこの無法な政権に国会の論戦で鋭く切りこんで行ける野党議員も今は殆どいない……
いや、国会の審議そのものが形骸化して、国権の最高機関、国民の意思を代表する場としての
権威も意味も失いかけつつあるのだ。
かつて自民党の中には、政権が突っ走るのを諌めることが出来るバランス感覚に富む長老たちもいて、
政治が大きく右に触れようとしているときにも、振り子が振り切ってしまわないような一種の装置として
働いていた。
今の自民党にはそれがない。
安倍首相のお取り巻きばかりで、仮に多少のリベラル的傾向を持った議員がいたとしても、
今の自民党の空気ではものが言えなくなっているのだ。
公明党がわずかに政権与党のうちに合って、ブレーキの役目を果たしているようには見えるけれども、
結局いつも、最後には『しぶしぶながら』というポーズをとりつつ、自民党の言いなりになってしまうのである。
いわば、公明党が与党内にいることによって、自民党への批判の風よけになってしまっている。
『一応は公明党とも真剣な協議をしました』と言い抜け出来る便利な装置となってしまっているのだ。

…これで絶望せずにいられるだろうか。
あの、衆院選と参院選の、国民の選択がすべてだったのである!
国民が生まれたばかりと言っていい民主党政権…自民党と対峙しうる数を持つ政党…に
あれほど短兵急に批判を浴びせて、その議員数を激減させないでいてくれたのであったのなら…
民主党が、自分たちの存在意義をもっと痛切に認識して、自民党と違う政治を貫いていてくれたら…
自民党政権になっていても、総理が安倍氏でなく、せめて谷垣さんのままであってくれたら…
(谷垣さんなど、自民党の中でも随分リベラルな方だった!今はその彼も安倍政権に対し黙り込んでいる)

もうすべてはこういう流れできてしまったのだ、『いまさらせんかたない繰り言』と自分で自分を叱りつつ、
それでもいったい何度、この悲しい問いを自分にしてみたことだろう。

私が決定的に絶望したのは、都知事選の反原発勢力の分断に見たこの国のリベラル勢力の凋落ぶりと、
投票率の低さにである。
……こんなに、政治から人々の関心は離れてしまったのか!
これはもう、『安倍さんもいずれは交代するだろうから』とか、『かつてもこの国では
大きく右に振れることがあっても、一部の良識ある政治家と、国民の平和への意志が
いずれ揺り戻しを実現してバランスをとってきた、またいつかそうなるよ』、とかいうレベルではない。
そういう希望的観測を、私はもう持てなくなってしまったのである。
この投票率の低さでは…!とりわけ20代の、これからの日本を良くも悪くも背負って立つべき人々が
これほど政治に関心を無くしてしまっているのでは…!
日本の政治は、何よりも、誰よりも、彼等の将来の生活の安全にこそ関わってくるのに!である…

希望は捨てまい、と思ってきた。
何度も記事を書こうとしてみた。
しかし途中で気持ちが萎えてしまうのである。


だが。
こうやって、おそらく。
日本がかつて無謀な戦争に突き進んで行った時も、
これはまずい!と多くの人々がおそらく感じていたのであったろうのに、
言論統制が強まり、国のムードがもうどうしようもなく戦争へ戦争へと突き進んでいく中では、
『もう何を言っても無駄だ…』と、それら多くの人々があきらめて口を噤んでしまっていったのであったろう。
こころある政治家がいたとしても、既にその言は通らなくなっていっていたのであろう。

原発もそうである。もう一度流れが出来てしまうと、いくらその危険をわかっている人々がいても、
国や経済界、学界、マスコミ、立地自治体の人々、医療界までもが一丸となって推進に突き進んでしまうのでは
もうその流れは止められはしない。
これから日本の農業や保険・医療システムや労働条件や…様々な分野において
様々な形で日本の守るべきよき組織やシステムを弱体化させていくであろうTPPもそうだ。
TPPがたんにコメや肉や車などの関税の問題だけではない、この国の社会の構造までもを
変えて行ってしまう恐ろしさを秘めた、いわば、アメリカの巨大企業とそれと結びついた政治家からの
ある意味で経済『侵略』である、ということを警告する人々がたくさんいたにもかかわらず、
やはりいつのまにか、TPP参加は既成事実のようなことに今はなってしまって、それについて語る人さえ
少なくなってしまってきている…私も含めてだが……

苦い。
本当に苦い想いである…。

私もこのまま苦さをかみしめつつも黙り込んでしまおうか。
ブログももういいや…。
伝えたいことはほぼ書ききってあるし…

…そう思って、ブログを休んでみたけれど、それでこころが安らぐわけではない。
むしろ黙っていることの後ろめたさが、政治への焦燥に加わって、倍も苦痛だ。


…一昨日12日はデモに行った。

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『戦争をさせない1000人委員会』主催、『戦争をさせない全国署名 6.12提出集会』。

『戦争をさせない1000人委員会』。
発起人は、敬称略ですみませんが、 雨宮 処凜、 内橋 克人、 大江 健三郎、
大田 昌秀、 奥平 康弘、 小山内美江子、 落合 恵子、 鎌田 慧、 香山 リカ、
倉本 聰、 佐高 信、 瀬戸内 寂聴、 高橋 哲哉、 高良 鉄美、 田中 優子、 山口 二郎…

呼びかけ人には私の好きなアーサー・ビナードさんや弁護士伊藤真さんなど、ここには
掲げられないほど多くの方が加わってらっしゃる。

私は、3月頃からtwitterなどネットから情報を得ることも新聞を読むことさえ怠りがちになっていて、
これらの人々の署名活動も、また、他の名称の多くのこれに類した活動にもすっかり疎くなってしまっていた。
この2月に発足したこの集まりが既に175万筆の署名を集めている間も、
ブログも書かずにくすぶっていたのである。

でも。もう黙っていられない!!!じっとしていられない!!!
この70年近く、日本人が守り抜いてきた憲法が、ただ一内閣の恣意によって勝手に捻じ曲げられ、
日本の国のかたちが変えられようとしているのだ!
戦後最大の民主主義にとっての危機であると言っていい。
それなのにくすぶって黙りこくっていてどうするの、あたし!

とにかく動こう。どこかで声をあげよう。
そう思って探したら、この集会があるというので急遽行くことにしたのだ。

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12日夕方は、雨それも急な雷雨の予報もされるなか、日比谷野音にはそれでも3千人の人が集まった。
登壇者は、大江健三郎さん、落合恵子さん、鎌田慧さん、など多数。

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署名提出の会ということで、この夜は歩行中の鳴りものもシュプレヒコ-ルもなし。
警察の規制もそうなく、デモではないので車道でなく歩道を三々五々静かに歩いていく。

ただ、国会前にみんなが参集してきたときには、国会議事堂、首相官邸、
衆参両院の議員会館などの一角を参加者全員でとり囲むように演説とシュプレヒコール。
数は少なくても、参加したひとりひとりは、『この抗議の声よ、政治家に届け!』と
悲壮なほどの想いをこめて叫んでいたように思う。

                        *

日本国憲法 第十章 最高法規
   第九十七条 この憲法が日本国民に保障する基本的人権は、人類の多年にわたる
        自由獲得の努力の成果であつて、これらの権利は、過去幾多の試錬に堪へ、
        現在及び将来の国民に対し、侵すことのできない永久の権利として信託されたものである



  第9条を含む憲法第2章『戦争の放棄』と共に、
  実は、この条文こそが、現日本国憲法のもっとも素晴らしいところの一つであると私は思っている。
  私たちが今普通に、当たり前と思って享受している教育の権利や、言論などの自由、
  男女同権、選挙権などは、私たちに生まれつき昔から賦与されてきたものではない。
  政府批判をすれば激しい弾圧…拘留、拷問(時には死に至る)を受ける時代があった。
  男女差、生まれや財産によって選挙権、被選挙権が無かったり、
  教育の機会が均等でなかったりした時代が、長く続いていたのである。
  数多くの、それこそ数多くの人々が、この差別・不当を解消しようと
  命をかけて戦ってきて、今の私たちの自由や数々の諸権利があるのである。
  現日本国憲法は、こうして得られた基本的人権を、高らかに誇らかにここで
  謳いあげている!そうして、二度と、なんびともこの憲法を冒し、国民の権利を
  剥奪することのないよう、この憲法を『最高法規』とここで宣言しているのである。




なんと自民党の改憲案では、この美しいとさえ言える崇高な条項をバッサリと切り捨てようと
しているのである!
そして、自衛隊を『国防軍』と憲法に明記して戦略的に格上げし、また内閣総理大臣の職務として、
『内閣総理大臣は、最高指揮官として、国防軍を統括する』
という条項をつけ加えようとしているのだ。

安倍政権はいったい何をしたいのであろうか。
『戦争ごっこ』がしたいのか!

第九十九条[1] 天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。

安倍政権とその取り巻きのしようとしていることは、99条に反する!

この憲法は二度と政治家や軍部が国民を不幸な戦争に駆り立て、国民の諸権利を奪うことのないよう、
こうって厳しい縛りを日本を導いていく立場の人々に対して二重三重にかけてあるのである。
その憲法の縛りが存外にきついものだから、安倍自民党は公明党と一緒になって、何とか
『解釈』とやらいう姑息な小手先の手段でこの憲法の精神を骨抜きにしてしまおうとしているのである。

日本人が、『GHQに押しつけられた…』などと一部でぶつぶつ言いつつも、
その精神が国家の法として際立って優れていると理解したがゆえに施行後67年間も守り続けて来た、
この国の最高法規であり私たちの精神の規範ともいうべき憲法の精神の、それは『蹂躙』である!
今、自公がしようとしていることは、憲法に、ひいては国民に唾することだ!

いったい、一時の内閣が、国民に信も問わずに、閣議で勝手に憲法を解釈して自分等の思うような方向へ
この国を引っ張っていき、この国のかたち、この国の心までもを変えてしまうなどということが
許されるものだろうか!
私が猛烈に腹を立てるのは、集団的自衛権がどうの個別的自衛権がどうの、という問題のところよりむしろ、
国民のものである憲法を、現内閣が、一時の内閣が、勝手に違うものにしてしまおうとしていることなのだ。
内閣だからと言ってそんな自由な解釈が許されるのだとしたら…
仮に。仮にこの国が、あなたがたの嫌う政権になったとき、その政権が恣に憲法を解釈しても
いいのですか。憲法を骨抜きにしてしまっていいのですか。
なぜあなた方なら許されると思うのですか。
他の政権が同じことをやったら、と想像してみる知恵もないのですか。その時は反対するのですか。

私が改憲に反対し、また、その恣意的解釈に反対するのは、現憲法のほうが、
概して改憲論をかまびすしく言いたてる人々の改憲案より優れて立派だからである。
GHQに押しつけられたとか、そんなことは関係ないのである。
戦後69年、憲法施行後67年(私は憲法とおない年だ)。国民はこの憲法を守って来た。
それは、国民がこの憲法を『自ら選択した』ということに等しい。

同じ憲法にこういう条文もある。
第十二条
『この憲法が國民に保障する自由及び權利は、國民の不斷の努力によつて、これを保持しなければならない』

私たちが今手にしている自由などの諸権利は、今私たちが目撃しているように、
政権が変わったというだけで、容易に奪われ得るものなのである。秘密保護法などというものが
いとも容易に国会を通ってしまい、今また日本は戦争のできる国にされかかろうとしている。
盤石と思われた憲法さえもが、一政権の恣意によって骨抜きにされてしまい得るものなのでる。
私たちはこれに対して、ただ座してあきらめていていいものだろうか?
デモ、署名、パブコメ、投書、電話、…どんな手段でもいい。声をあげて欲しい。動いてほしい。

『戦争をさせない1000人委員会』
『立憲デモクラシーの会』
 しほさんとクウ―ママさんのところから情報いただいた憲法学、国際法学、政治学、社会学など
 憲法にのっとった民主主義を回復しようとする学者などの集まり。一般参加も。
 勝手に引用してすみません…
『九条の会』

『集団的自衛権の行使容認に反対する決議』(日本弁護士連合会)

この他にもたくさんたくさんの団体個人が、集団的自衛権行使容認と解釈改憲に反対して
今、活動しているだろう。ぜひ、あきらめないで声をあげて行こう!

書きたいことは、言いたい想いは、山ほどある。
だが、今回は、こんなところで締めくくろう。

                         *

1946年12月。憲法公布のすぐ後である。生まれたばかりの新憲法を広く国民の間に
知らしめるために、連合国軍総司令部(GHQ)の意向で『憲法普及会』が発足した。
国民主権へと生まれ変わった新憲法を、どう定着させるか。
小冊子「新しい憲法明るい生活」を全戸配布できるよう二千万部作製。
標語やいろはかるたの募集、花火大会、紙芝居・・・。祝典交響曲「偉(おお)いなる朝」。
サトウハチローに作詞を依頼した憲法音頭。
だが、官の肝いりのこうした普及活動は、概して尻すぼみに終わる。
その中で、普及会が東京新聞と共催で「記念歌詞募集」を実施。
その入選作の都々逸の中に、際立って印象的な歌がある。

犬死(いぬじに)でなかった証拠にや 
   新憲法のどこかにあの子の血がかよう


私はこの都々逸にこめられた強烈な悲しみが忘れられない。
痛切な告発の歌である。

「鉄の暴風」と呼ばれた沖縄戦で、 ひめゆり学徒たちを戦場に引率し、 戦後は琉球大教授になった
仲宗根政善さんは 一九七〇年の日記にこんな一文を残していたそうだ。
http://blog.goo.ne.jp/mokeihiki/e/4ba8b89b394897ae602983448162fd1e

「憲法から血のいろがあせた時、国民は再び戦争に向かうだろう」


憲法に本当は血の色などない方がいい。
しかし、日本人がアジアでして来たこと、そして日本人同胞にしてきたこと…その記憶は
薄れさせてはいけないものだ。傷口にひりひりと塩を擦り込むような想いがするかもしれないが、
その痛みを味わうまいと記憶を漂白して、まるでなかったことのようにしてしまう精神構造には
私は強い違和感を覚える。
戦争を知らない世代ばかりになっていく……
戦争を知ろうとしない政治家が、この憲法の抱える痛みとせつないほどの希望を蹂躙しようとするなら、
私はやはり、日本が起こした戦争のために犠牲になった多くのアジアの人々そして日本人同胞のために、
黙って座していてはいけないのだろうと思う。

多くの無駄に死んで行った人々のために、そしてこれから生まれ育って行く未来の人々のために、
日本を再び戦争のできる国にさせてなるものか、憲法に唾するようなことをさせてなるものか、と思う。







『キャンドル・ナイト 39』



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心ひとつに キャンドルナイト




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『しだかれて十薬忿怒の息吐けり』

『南亭雑記』の南亭師から頂戴した句。このブログになんともぴったりな句と思い、使わせていただきます。
十薬とはどくだみのこと。どくだみは踏みしだかれると
鮮烈な香りを発します。その青い香りは、さながら虐げられた若者の体から発する忿怒と抗議のエネルギーのよう。
暑い季節には、この強い歌を入口に掲げて、私も一民衆としての想いを熱く語りましょう。

そして季節は秋。
一足早いけれども、同じく南亭師からいただいた、この冬の句も掲げておきましょう。

『埋火に理不尽を焼べどくだみ荘』

埋火(うずみび)は、寝る前に囲炉裏や火鉢の燠火に灰をかぶせて火が消えてしまわぬようにしておいた炭火などのこと。翌朝またこの小さな火を掻き立てて新たな炭をくべ、朝餉の支度にかかるのです…

ペシャワール会
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