『キャンドル・ナイト 48』

48回目のキャンドル・ナイト。
今日で、あの日からちょうど4年です。

テレビでもラジオでも、朝からいろんな切り口で特集が組まれていました。

それらの報道から一つ共通して窺えることは、同じ東日本大震災の被災者といっても、
人によって、その置かれた状況によって、生活の復興の程度や、気持の上での立ち直りの
程度に、どんどん差が出来てきているということではないでしょうか…。

希望の火を明るくかき立てて、既に未来に向かって歩き始めたひとたち…
細い一筋の明かりさえ見えず、仮設住宅などにじっとうずくまっているかたがた…

硬直した上から目線の復興計画でない、おひとりひとりの実態と希望に即した支援と見守りが、
ますます必要になってくるように思います。

私には、声の出せない方々に代わって、怒りの記事を書くくらいのことしか出来ない…
その怒りの声さえ、せめてもの願いと政治とのあまりの情けない乖離に、このごろは
力なく呑み込んでしまうことが多いです…

それでも。
今夜もキャンドルを灯しましょう。

今、我が家の梅が満開です。
昼間、伸びた一枝を切ってきて、玄関と居間と、自分のこのパソコンの横の
ベンチチェストにいつものように飾りました。
素晴らしい香気が、玄関を入った途端に漂ってきます。この部屋にも。今。


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今年もまた、こぼれ落ちた花を拾って、蝋燭のまわりに並べてみます…



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亡くなられたかたがたの無念を想い、
残されたかたがたのこころの傷が、やわらかく癒えていくことを願って。
一人ぽっちで悲しみに沈んでいらっしゃるかたに、とりわけ、
この小さなろうそくの明かりと梅の花の香よ届いておくれ、と願いつつ。







                       
心ひとつに キャンドルナイト







南亭さんバナー②


葉っぱさん、れんげちゃん。NANTEIさん。
今月もバナーお借りします。












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『日本と原発』

映画『日本と原発』を観てきました。

公式サイトはこちら。
http://www.nihontogenpatsu.com/


3月中のその他の日程の詳しい情報はこちらから。
http://www.nihontogenpatsu.com/event







11日で、あの東日本大震災から4年になります。
津波被災地の大型インフラに関してはだいぶ復興が進んだのかもしれないけれど、
個々人の生活の復興はまだまだ。
とりわけ、福島第一原発事故の起きた福島県の復興は、程遠いなどというものではありません。

一時は16万とも言われた人々が家を無くして避難民の生活を余儀なくされた。
現在も、福島ではまだ12万人という人々が避難生活を続けています。
その数の中には、避難したくとも、諸般の事情から避難することが出来ず、
幼子を抱えて、その子たちの被曝を心配しつつ福島の地に留まらざるを得ない
若いお母さんたちや子供たちの数は含まれていません。
子供たちがガラス線量計などというものをつけて生活しなければならなかった、などという悲劇!
そもそも本来何も恐れることなく戸外で伸び伸びと遊べていたはずの子供たちが、
こんな線量計などというものを身につけて、屋内で遊ばなければならなかった…
その姿を見る親のこころの悲しさというものを、原発を積極的に推進してきた東電や
国や自治体の原発導入に責任あった人々は、少しでも想ってみたことがあるのでしょうか!

福島第一原発事故は、地震津波による家族喪失、家屋倒壊・半壊、
仕事や地域社会など生活基盤の崩壊などという大きな大きな悲劇の上に、
さらに、常時の被曝の恐怖や、避難をめぐる家族・社会の分断という悲しみも
福島の人々に負わせることになりました……
何よりも、土壌や海の放射能汚染は、生活の再建の希望を奪ってしまいました…
除染はどこまでできるのか、仮にある程度の除染は進められても、一度壊れてしまった
地域社会の再建は出来るのか。人々の戻ってこない村や町に将来はあるのか…

これほどの大事故を引き起こしておきながら、いまだに誰一人その責任を負うことのない
この日本という国…
4年という歳月の間に、福島の人々は置き去りにしたまま、その責任所在の本質は
問われることのないまま、徐々に福島への関心が風化していこうとしているように見えます。

私は、日本がアジアで引き起こした戦争の戦前から敗戦後までの過程と
福島第一原発事故が起こるまでとその後の処理への過程、
そして昨今の右傾化への道とが、まるで入れ子構造のマトリョーシカ人形のように
似ていると感じて、ずっと戦前戦中戦後の日本に関する本を集中して読んでいます。
日中・太平洋戦争の日本、福島第一原発事故に至った日本、その構図は、また、
沖縄の問題、水俣病… などとも驚くほどその構造が似ています。
一度事態が動き出すと、誰もが早々とあきらめてしまって、『これはまずいよ』と言えない
この国の体質。
たまにもの言う者がいても、権力者が一喝すれば引っ込んでしまわざるを得なくなる…
そのうちに誰も声を挙げ得なくなるこの国の不思議な空気…
大きな国家的悲劇が起きてもだれも責任を取ろうとしない。

私は、これほどの過酷事故がこの国で起きても、そこから何も学ぼうとしない政治、
その政治を変える力もない自分たちに絶望しています。
デモに行ってはみるけれど、何万人集まったとて政治を変えられないでいる……
野党も頼りにならない。『社会の木鐸』とも言われてきたジャーナリズムも、巨大な
原発利権の経済構造の中にあってその牙を抜かれてしまっている。

そんな中で、何がいったい、かろうじてまだ力を失わないでいるのだろう…そう思い続けてきました。

文学にはその力があるのではないか…そう思って、戦中の文学を読んでみたけれど、
そこでわかって来たことは…
悲しいけれど、
『文学者もまた、自分の仕事の場を失いそうな畏れのある…身の安全の怖れを感じるような
大きな政治的圧力の前では、何の力もなく黙り込んでしまうものではないのか…』
ということでした…マスコミや学界の人々が黙り込んでしまうのと同じように…
その予感は、福島第一事故に対する、日本の文学者とおよそ名のつく人々の反応の
鈍さと言うか沈黙によっても、
また、秘密保護法や集団的自衛権など一連の日本の軍国化の傾向への反応、
さらにまた、今回のシャルリー・エブド襲撃から、後藤さん・湯川さん殺害に至る
過激武装集団の凶行とそれを受けての我が国や世界の政治の動きに対する反応を見ていても、
『ああ、同じだ…。彼等は何も言わない…』と言うことを確認しただけのことに
すでになりつつあるように思います。
いいえ、無論一部の文学者は言葉を発し続け動いてくれています。
しかし、総体的に見て、文学は、時代を鋭く切り取る力を発揮しているようには残念ながら
とても見えません……戦中もそうでした……
そのことについては、このように大雑把に書く問題ではないと思うので、またいずれ
きっちり書きたいと思いますが(まだ勉強途中でありますし)、
とにかく、この重大な問題の山積した日本にあって、一庶民である自分は、いったい
何を一筋の光と思って進んで行けばいいのだろうか…という悲しみはずうっとずっと去りません。

そんな中で、私が、ここにまだ一つの希望があるのではないのか、と感じていたのが、
実は法曹界の人々…日本弁護士連合会の人々に対してだったのです…
河合氏自身が書いていらっしゃるように、日本における原発関連の訴訟は、ほとんど
敗訴の連続でした。
でも、原発訴訟にしても、秘密保護法にしても、自民党改憲に対しても、…少なくとも
ここに、声を上げ続けていてくれる人々がいる……! そう感じていたのです。
この映画を監督した河合弘之氏。構成・監修した海渡雄一氏。
河合弁護士や海渡弁護士は、早くから、私のようなものにさえその名が記憶に
刻まれるような活発な動きをなさっていらっしゃる方々でした。
そのお二人が脱原発の映画をお作りになったという!

二人の経歴と出会いはこちらから。http://www.nihontogenpatsu.com/team
一部引用させていただきます。

『河合の脱原発は1994年故高木仁三郎博士との出会いに遡る。核化学博士であり
反原発の父と呼ばれた高木との出会いは、バブル景気の立役者たちを辣腕弁護士
として支え続けてきた河合に、その後の生き方を見つめ直すきっかけを与えたという。
ちょうどその頃、河合に福島第一原子力発電所3号機のMOX燃料装荷差止仮処分
申立てへの協力要請が弁護士海渡雄一からあった。これが河合の脱原発訴訟の
歴史の1頁目となった。この時の裁判は惜敗を喫するが、その惜敗が河合と海渡の
連携を運命付けることになる。
こうして、一旦は回避されたフクイチ3号機のMOX燃料装荷だったが、2010年10月
プルサーマル運転が再開されることになった。
その翌年、東日本大震災が起きた。』


なるほど。河合弁護士の脱原発は、あの、高木仁三郎博士との出会いがきっかけだったのですね。
海渡弁護士に至っては、大学時代に原発訴訟に向き合うと決めています。すでに約40年。


河合弁護士ご自身の、映画制作の意図と思える言葉を引用してみましょう。

『裁判はたったひとりでも正義をかけて闘える民主主義社会の安全弁みたいなものだ。
だから僕はひとりでも闘う。
でも、それだけじゃ、みんなに伝わらない。ひとりでも多くの人に真実を伝えるには、
やはり、映画しかない。』


『裁判は、たったひとりでも正義をかけて闘える民主主義社会の安全弁みたいなもの』……

弁護士さんの作った映画らしく、ここには、福島第一原発事故に至る、日本の
あらゆる範囲にわたる腐敗構造などの問題点が、コンパクトにわかりやすく取り上げられています。
原発をこれまで推進してきた人々…今もそれをよしとする人々の原発擁護の論旨を
ことごとくここでは、実例や図表を掲げて論駁しています。
原発のことをある程度勉強しておいでの方には、特に目新しい情報などというものは
ここにはもしかしたらないかもしれない。
しかし、このように、福島原発事故に至る、またその後の一連の流れを確認するためにも、
これからの課題を把握しなおすためにも、この映画はとても有益だと思いました。

私がまず胸をうたれたのは、福島第一原発が立地する崖を見はるかす海辺の光景です。
太平洋の荒波が崖に打ち寄せる…その浜辺に一人の男性が佇んでいる…
私はかつて福島第一原発がどのような場所に建てられたのかについて記事を書いたことが
あります。そこは、初期ボーリング工事の段階から、地下水の多いところだと
わかっていたはずだと言うことを。そしてひとつの映像を紹介しました。
今日、東電は、阿武隈山系から流れ出る一日400トンともいわれる地下水が
メルトダウンを起こした炉心建屋などの施設の下を通り、膨大な量の汚染水となって流れ出る
その汚染水対策に苦慮しています…。
実は、立地する段階から、今日の問題の要因の一つは、すでにそこにあったのです。  
この『日本と原発』と言う映画の中で、そのことが同じく指摘され、同じ画像が使われているのを
見ました…

4年前の3月11日。
福島第一原発で冷却用の善電源喪失。それをテレビのニュースで聞いたときの恐怖!
それから1号機…3号機と次々にメルトダウンが起こり、それらが冷却できない。
そのうちの一つでもあのまま冷却が出来ない状態に陥っていたら、もう誰も傍になど
近づけなくなっていたかもしれません。そうなれば東電の人々も関連会社の人々も
消防も…すべて撤退です。
1~4号機だけでなく、5,6号機…下手をすると福島第二原発の4つの号機まで…
合わせて10もの原子炉と燃料プールが崩壊したら、日本は一体どうなっていたでしょう!

また、燃料がむき出しの4号機燃料プールがもし崩壊すれば、それでも東日本すべてを
失うかもしれなかったのです!それが起きずにすんだのも偶然でした。
震災直前、4号機ではシュラウドと呼ばれる炉内の大型部材の取り替え工事が
行われていました。そのため、原子炉上部のふだんは水がないウェルとその隣の
DSピットと呼ばれる部分が大量の水で満たされていたのです。
その工事は本来なら3月7日までに作業を終える予定でした。ところが、工具を炉内に導く
補助器具の寸法違いが判明。この器具の改造に時間がかかり、3月11日時点で原子炉上部に
水が張られたままの状態になっていたのです。

その水が、4号機で起きた爆発のため、もしくは何等かの他の原因で壁がずれて隙間ができ、
ウェル側から約1000トンの水がプールに流れ込んだと見られるのです。
4号機の爆発の原因は、3号機で発生した水素が入り込んできて爆発したという見方が有力だ
そうです。言わば…補助器具の寸法違い、などと言う東電の工事のずさんさと、
爆発で4号機建屋に穴が開いて、そこからプールに後に給水が継続できるようになった…
それらの偶然によって4号機プールは救われ、私たちは東日本壊滅と言う危機から
かろうじて逃れたと言うことなのかもしれません…

仮にそのような偶然が起こらず、4号機プールの水がなくなって放射性物質の放出が
始まったら、どうなっていたか。
福島原発事故独立検証委員会(民間事故調)が2月28日に発表した報告書によると、
「50キロ圏内は速やかに避難。汚染レベルが高くて移転を求めるべき地域が
110キロまでの範囲の中に生じる。移転希望の受け入れは200キロ圏が対象になる」

首都圏が大パニックを起こしていたら!
東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、茨城県などの3千数百万人が
情報のろくにない中、逃げ惑う!そのパニックの惨状を想像できますか!
浜通りの人々…それらの人々が避難していった人口28万人の福島市、34万の郡山市、
35万のいわき市、81万の新潟市(いずれも震災前)なども…自らがどこかへ避難しなければ
ならない状況になっていたかもしれないのです。
首都圏などの方角だけではありません。大地震と津波によって大事な人を、家々を失って、
着の身着のまま学校や、あるいは野天に近い状態で難を避けていた宮城、岩手、福島の人々をも、
3月15日から数日で、4号機プールの1,500体もの空炊き状態になった使用済み燃料から
出る放射性物質が襲っていたかもしれないのです!仙台は100キロ圏内に入っていますから
仙台も汚染レベルが高くて移転、という、地震津波放射能汚染の福島の三重苦と
同じ事態になっていたかもしれません…

なぜ3月15日か。
東電は15日に前日の水温が85度だったと発表し、これを元に「あと数日で水は完全に蒸発する」
といった計算結果がインターネット上に公開されていたからです。
米原子力規制委員会(NRC)のヤツコ委員長はすでに3月16日に、米国の下院公聴会で
「4号機の核燃料プールでは水がなくなっている」と証言しています。
(東電の、『補助器具の寸法違い』などというお粗末なミスで、偶然、本来水のない
原子炉上部のウェルとその隣のDSピットと呼ばれる部分が大量の水で満たされていて
それが4号機プールに流れ込んでいた、などという偶然を無論ヤツコ委員長は
知る由もありません!)
だから米国は、17日、福島在住の自国民に福島第一から半径80キロ圏内の外に避難するよう促し、
自国機をチャーターしてまでも、日本にいる米国の人々を速やかに帰国させようとしたのです。

東日本が壊滅する…当時の民主党政府が覚悟した最悪事態は、かろうじてこのような
いくつかの偶然により避けられました…
私たちは、あの恐怖の日々をもう忘れてしまったのでしょうか?!
映画はそれを再び思い出させます…

この映画のどこがすごいかと言えば、その強い想いです! 
原発事故の苛酷さを直視し認識し、原発はもういらない、というその強い意志です。

福島の人々が抱えてしまった悲しみ苦しみの責任を一体誰がとっていますか?
国策によって『満洲国』に渡っていた人々…その人々を国は見捨てました。
(日本が国策として、中国の民の土地を収奪したことは、ここでは触れないでおくとして)
沖縄を国は見捨てました。

人々が安心して安全に生活を営み続けられる当然の権利…
それが国策や、一部の企業などの利益のためにいとも容易に奪われてしまう…
そんなことが過去に何度もありました。今もそれは進行中です。おそらくこの先も。
それは、自国民に対してだけではないのです!他の国にまでその欲望は及ぶ……。
そんなことが許されていいのですか?

私がこの映画で最も希望を見たのは、2014年5月21日の、福井地裁による大飯原発
4号機再稼働差し止めの判決文でした。一部転載しますが、ぜひいつでもいいですから
直接全文をお読みください。http://www.news-pj.net/diary/1001

『(差し止め判決)理由

1 はじめに

 ひとたび深刻な事故が起これば多くの人の生命、身体やその生活基盤に重大な被害を及ぼす事業に関わる組織には、その被害の大きさ、程度に応じた安全性と高度の信頼性が求められて然るべきである。このことは、当然の社会的要請であるとともに、生存を基礎とする人格権が公法、私法を問わず、すべての法分野において、最高の価値を持つとされている以上、本件訴訟においてもよって立つべき解釈上の指針である。

 個人の生命、身体、精神及び生活に関する利益は、各人の人格に本質的なものであって、その総体が人格権であるということができる。人格権は憲法上の権利であり(13条、25条)、また人の生命を基礎とするものであるがゆえに、我が国の法制下においてはこれを超える価値を他に見出すことはできない。したがって、この人格権とりわけ生命を守り生活を維持するという人格権の根幹部分に対する具体的侵害のおそれがあるときは、人格権そのものに基づいて侵害行為の差止めを請求できることになる。人格権は各個人に由来するものであるが、その侵害形態が多数人の人格権を同時に侵害する性質を有するとき、その差止めの要請が強く働くのは理の当然である。』


『9 被告のその余の主張について

 他方、被告は本件原発の稼動が電力供給の安定性、コストの低減につながると主張するが、当裁判所は、極めて多数の人の生存そのものに関わる権利と電気代の高い低いの問題等とを並べて論じるような議論に加わったり、その議論の当否を判断すること自体、法的には許されないことであると考えている。このコストの問題に関連して国富の流出や喪失の議論があるが、たとえ本件原発の運転停止によって多額の貿易赤字が出るとしても、これを国富の流出や喪失というべきではなく、豊かな国土とそこに国民が根を下ろして生活していることが国富であり、これを取り戻すことができなくなることが国富の喪失であると当裁判所は考えている。

 また、被告は、原子力発電所の稼動がCO2排出削減に資するもので環境面で優れている旨主張するが、原子力発電所でひとたび深刻事故が起こった場合の環境汚染はすさまじいものであって、福島原発事故は我が国始まって以来最大の公害、環境汚染であることに照らすと、環境問題を原子力発電所の運転継続の根拠とすることは甚だしい筋違いである。


福井地方裁判所民事第2部
 裁判長裁判官 樋口英明
    裁判官 石田明彦
    裁判官 三宅由子

素晴らしい!涙の出てきそうな判決です。
ここには、単なる裁判上の一案件の判決文以上の…そう…深い哲学があります。

現政府は、この判決文がその根拠とした、国民の生きる権利、…個人の生命、身体、精神
及び生活に関する利益…言わば人格権そのものを、
その想像力と哲学に甚だしく欠ける自分たちの改憲案によって、いずれ侵害の恐れの
ありうるかもしれないものにしようとしています。
私が今、改憲になにがなんでも反対するのは、それをなそうとしている勢力の思想と哲学が
恐ろしいほど貧しく邪悪だからです。国民の幸福そのものよりも、目に見えない『国家』と
いうものを上位に置いているようにしか見えない改憲案だからです。

河合弁護士さんたちは、なぜこの映画を今作ったのでしょうか。
なぜタイトルを『日本原発』としたのでしょうか。
なぜ、『日本』という言葉を『原発』という言葉と並列・対峙させているのでしょうか。

この映画が問いかけているものが、単に原発の是非、ということだけじゃないからではないか、
…私はそう思いました。
この映画は、原発のことだけでなく、日本という国そのもののありようを問うているのだと
思います。
私たち一人一人に、『日本をどうしていきたいのか?』『ひとはどう生きていこうとしているのか?』
という深い問いを問いかけているのだと思います。

出来るだけ多くの人に、その主義主張を超えて、一度観てほしい…
是非、この映画を広くご紹介ください。
ある程度のまとまりがあれば、日本、海外…どこにでも呼んで自主上映出来ると思います。



















『お雛まつり ’15』


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あずちゃん
春よ。起きなさい。





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ろうそく人形のあずさが起きてきました。
あずさは、30数年前、お雛祭りのケーキについていた飾りものの
ろうそく人形なんです。
もうそれからずっと、ふだんは、この箱のベッドの中で眠っています。
一年に一度、お雛祭りの時に目をさまして起きてきます。




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紅子さん・・・


違うの。このひとたちは、桃の花さんたちよ。





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さあ。いつもの皆さんが揃ったわ。あと、来てないのは慧人くんだけね。

…ピン、ポーン!…

あ!けいとくんだ!




2015_0303_165551-CIMG3882.jpg


けいとくん、いらっちゃい。さむかったでしょ。


あのぅ…。ぼく、慧人じゃないの。

えっ?


ぼく。にっと(仁人)なの。
慧人くんのふたごの兄弟なの。

慧人くん、お風邪でお熱で来られなくて、ぼく、代わりに来たの。



まあまあ!そうだったの。仁人くん、よく来てくれたわね。
あずちゃん、さあさあ、仁人くんを、お席にご案内して皆さんにご紹介してね。




2015_0303_165328-CIMG3877.jpg


こんばんは。
ぼく、慧人の兄の仁人(にっと)です。



にっとくん、いらっちゃい。




2014_0304_134829-CIMG1807.jpg


けいとくんの去年の写真があるわよ。
比べてみましょうか。
あらあら。ほんとにそっくりね。
あ。慧人くんはかわいそうにこの時、迷子になってようやく辿りついて、
もう、左のお目目から涙が溢れそうだったわね。




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さあさあ。みんな揃ったから、ご馳走食べましょうね。
慧人くんも来られるとよかったのにね。
今、はまぐりのお吸い物、温めてくるわね。
ケーキもあとで切りましょうね。

は~~~い♪
は~~~~~~~~~~~い♪






プロフィール

彼岸花さん

Author:彼岸花さん
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『しだかれて十薬忿怒の息吐けり』

『南亭雑記』の南亭師から頂戴した句。このブログになんともぴったりな句と思い、使わせていただきます。
十薬とはどくだみのこと。どくだみは踏みしだかれると
鮮烈な香りを発します。その青い香りは、さながら虐げられた若者の体から発する忿怒と抗議のエネルギーのよう。
暑い季節には、この強い歌を入口に掲げて、私も一民衆としての想いを熱く語りましょう。

そして季節は秋。
一足早いけれども、同じく南亭師からいただいた、この冬の句も掲げておきましょう。

『埋火に理不尽を焼べどくだみ荘』

埋火(うずみび)は、寝る前に囲炉裏や火鉢の燠火に灰をかぶせて火が消えてしまわぬようにしておいた炭火などのこと。翌朝またこの小さな火を掻き立てて新たな炭をくべ、朝餉の支度にかかるのです…

ペシャワール会
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国境なき医師団
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