『クリスマスには』

ふ~ぅ…
朝、新聞を開くたびに、怒ってばかりの日々だけど。

せめて、クリスマスくらいは、心おだやかに過ごそうかな。

クリスチャンでもなんでもないわたし。およそ宗教というものに無縁できたけれど、
宗教などということがわかる以前に、西洋のこの行事は、なんと子供にとって
眼にも心にも魅力的に映ったことだったろう!
街に流れる『ジングル・ベル』の軽やかな響き。ショーウインドウを彩るツリーの飾り。
憧れだった、大きなホールのクリスマスケーキ!(切ってあるのはダメなの…)
紙箱に入ったそれを、お父さんたちが会社帰りに買って行く…

みんな我が家には縁がないものだったけれど、それでもなんだかうきうき幸せだった。
大人になっても、このわくわく感だけは、少しも減じることがない。


…子供が小さい頃は、自分の叶わなかった夢を代わりに実現するとでも言うように、
クリスマスのお祝いはきっちりやったなあ。
子供ももう大きくなって家を出て行ったあとは、ツリーも飾らないし、ケーキも焼かなくなった…



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去年から、飾りつけは、これになった。
ガラスの丸いのは元は電灯の笠だった。
そこに、去年、ふと思いついて、子供が2歳くらいのクリスマスの時から使ってきた
豆電球のつながったのを入れてみた。
麻の葉模様にカットされたガラスに、赤、緑、青、黄色の電飾が乱反射して
思いがけない美しさ。


静かなクリスマスの夜。
年賀状を書く手を、しばし休めて、お茶休憩。




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友が自ら作って手間をかけて仕上げ、送ってくれた干し柿。^^
自然の甘味はなんて優しいのだろう!
友の心が優しいから、甘みもうまみも増すのだな。
友よ。心からごちそうさま!^^



                    *


干し柿は、やはり子供の頃の暮れの日の、父の思い出のひと品でもあった。
小学校二年生の時、私は父と別れて暮らすことになったのだが、毎年暮れになると
父が決まって干し柿を、米や豆類、山芋、干し椎茸などと一緒に送ってきてくれたのだ。
私宛のお小遣い500円と、少女雑誌の新年号も必ず送ってくれた。
楽しい美しい付録がいっぱい入って分厚いその雑誌を胸に抱いて、母に干し柿2つほど貰って
ちいさな二畳の(!)自分の部屋に引っ込む時のあの幸せ!
外は木枯らしでも、部屋には小さな火鉢があって暖かく、隣の六畳間では母と姉が、
同じく干し柿をほおばりながら、ラジオから流れてくる落語などを聴いている…
母はそうする間も縫物の手を休めない…
ふうてんの姉はその時たまたま家に帰って来ていたのである。さすがに正月近かったからか。

貧しかったけれどなんて幸せだったのだろうなあ!



ふ~ぅ…

シリア難民の人々のこと、戦火の下の子供たちことなどを、またふと想うのである…
この日本の、国内でだって、貧困化が進む…
空腹を紛らすために、母に隠れて貰い物の『テイッシュ』を食べたこともあるという幼い姉妹…。
『テイッシュは甘いんだよ』と言ったという…
 




昔。いつも気丈で貧しくともプライド高く、涙一つ見せたことのなかった母が
ただ一度だけ、『私と一緒に死のう!』と言って、私の手を無理やり引っ張ったことがあった…。
家賃が払えなくなって、上記の小さな二畳間のあったそのアパートを追い出され、
母の知人…仕立物を通じての知り合いか…の家に転がり込んでいたときだった。
その家も貧乏人の子だくさんの家。
いつまでもそこに厄介になっていられるわけではなかった…
母が『死のう』とそう言って私を引っ張った時、私はその家の柱にしがみついて抵抗した。
あの家は、どういう人々の家だったのだろうなあ…。普通の家のように間仕切りとか
建具というようなものがなく、部屋と部屋は、土間を囲んでぶちぬきになっていた。
まるでそう…人足置屋ででもあるような。
その柱にしがみついて、『死ぬのはいやだ!』と抵抗したのである…
窓のない部屋部屋と土間に裸電球が灯り、昼間でもなお暗い家だった。
凍りついたように遊びなどの動きを止めて、母と私の姿を見つめていた
その家の子供たちと大人たち…。
私より一級上の女の子がいて、そのこは数年後に、県内でも優秀な工業高校の建築科
に入ったと、後に聞いた。女子が建築科に入るのは、まだ珍しい時代だった……

母が、どうやって住む家も食べるものもないその窮地から脱したのか、
小学校四年生だった私は知らない…。
都合半月ほどは、その同じく貧しげな家に居候していたのではなかっただろうか……
そこを出てからさらに、別の家の二階に、厄介になった記憶がある。
そこの主人は大工さんで、薄暗い屋内材木置場があった。だが、その脇の住居部分は、
真新しい木の香りがして日差しに溢れていた。
そのおじさんは、私たちがまだ二畳間のあるアパートにいたころ、母と私に
見事な細工の鳥かごに入った十姉妹をくれた人だった。
白い鳥は、私になついて、私が学校から帰ってきて柵の間から指を突き出すと、
つつっと止まり木を移動して来て、私の指先を甘噛みした…
でも、やがて、鳥など飼っていられないと母が判断したのであったろう。
鳥は鳥かごごと、そのおじさんに返されたのだった…
その家の人々もとても優しかった。小さな男の子たちがいたかな。
わけのわからない子供の私は、『ここにずっといられたらいいのになあ…』と思ったものだ。
だが、そこにいたのは、二、三日だったか。
おそらく、この一家も、母の仕立てもののお得意さんだったのではなかったろうか…。


昭和30年代の初めごろ。
まだまだ皆が貧しく、それゆえに、さらに困った者には、当たり前のように
赤の他人が手を差し伸べる時代であったのだろう…。

クリスマスの夜に、ふと思い出した、昔々のおはなし。










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『キャンドル・ナイト 57』










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心ひとつに キャンドルナイト






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『往く年に思う』

少しまた、記事更新に間が空いてしまった。
その間、大人しく本など読んでばかりいた……。


時の過ぎて行くのが早い。
世界は、日本は、どこへ向かっていこうとしているのか…
おそらく誰にも見えていないのではないだろうか…
時代を読み解く鮮やかな弁論、などというものにもこの頃とんとお目にかからない…

考えてみれば、歴史に、この時代はこの日からこの日まで、などという
明確な区切りがいつもあるわけではなく、私たち一人一人が生きているこの『今』の
連続が、言わば歴史を作って行っているのである。
一人の人間の言動など歴史のダイナミズムに何の関係も力もない、と思うのも
同様に大きな誤解で、実は私たち一人一人が『変わらぬ日常』と見えるものの中で
常に何らかの選択を行っていて、その個人の小さな『決定』や『無為』の総意や集成が、
歴史を動かしていっているのである…。

だが、普通、一見の平和と安寧の状況下にあっては、そのことを人は意識しない。
この日本という国にあっても、私たちは日々、実は大変な選択をしていっているのだが、
そのことを自覚しつつ日々を過ごして行く人は多くはないであろう…。
例えば沖縄では、現実に大変な歴史の転換点に直面していて、辺野古で命がけの
戦いを日本政府とアメリカ、という巨大な権力に向かって戦っている人々がいても、
本土にいる我々にはその自覚がこれっぽっちもない。
福島で子供たちに甲状腺癌多発というデータが出ても、遠いところにいる我々には
関係がないとばかりに、日常は流れて行く…。
日本という国が今大きく大きく右旋回しているのだが、それがもう
後戻りの効かぬ域にまで達しようかとしているのだが
、そのことを言わば
体の痛みのようなものとして自覚しつつ暮らす人もおそらく多くはないのであろう…。

今年の流行語大賞、とやらは、『トリプルスリー』と『爆買い』だそうだ。
プロ野球ヤクルト山田哲人、ソフトバンク柳田悠岐が達成した1シーズン
打率3割、ホームラン30本、30盗塁以上の成績を記録する『トリプルスリー』と
とりわけ中国からの訪日客が、日本のドラッグストアや家電量販店でものを
買いまくる『爆買い』。

これらが悪いとは言わない。私は野球好きだし、今度の『プレミア12』なども
結構熱くなって見ていた。爆買いが日本の景気昂揚の一端を担ってくれているのだから
ありがたい話である。

…所詮お遊びごとの流行語大賞選考である。なにも目くじら立てる必要もない。
…のであるが。
シャルリー・エブドなどへの襲撃と、湯川さん、後藤さんだけでなく、リシャウイ、カサスベ中尉
という4人の人間があっという間に殺されて明け、パリ同時多発テロやトルコ、チュニジア、レバノン、
マリ、などでの自爆テロや襲撃、またロシア機爆発などで暮れた2015年という不穏な悲劇の年の
流行語大賞がこれでいいのか?という違和感は、どうしても私にはある。

今年世界であったテロなどの数々
あるサイトさんからの引用。
ご本人が断り書きをお書きのように、「ここではイスラム過激派あるいはイスラム原理主義の
定義は特に決めていない。また、それぞれのテロは必ずしも彼らによるものかどうかは
断定できないものもある。(『テロ』の定義自体も人によって考え方の相違はあろう)
イラクやシリア、アフガニスタン、(パレスチナ)などでの事件はあまりにも多すぎる。
その地域での事件はテロではなく内戦(もしくは戦争)とも考えられるので、
この年表には記していない」、という。(括弧内は彼岸花が補足)
正確さ厳密な点はぬきにして、単純に2015年のところを見てほしい。


話を流行語大賞に戻して。(本当はそんなもの、これまでだって一度も興味など
もったことはないのだが。)
だがまあ。一つの社会現象として考えてみれば。
これらが選ばれるのも、日本という社会の側面を、結構鋭敏に反映・象徴しているのかもしれない。
それは今の日本人の『自信喪失』とそこから来る『自己肯定感』の希求、
というものが、『日本再評価』というようなものを求めたがる心理に繋がっている
と取れなくもないからだ。
それはまた…容易に、
『強い言動』『一見美しい自己肯定をふりまく政治プロパガンダ』
『仮想敵国への憎悪や優越感を国民の不満の捌け口に誘導する政治』
引き寄せられていくという心理
でもある…


まあ、テレビでも、『ここがすごいよ、ニッポン!』というような趣旨の番組が、どれほど多いことか。
そこで紹介されている例えば日本の町工場の優れた技術、などといったこと自体には、
私だって素直に感動する…
スポーツだってそうだ。素晴らしいプレーには、素直に感動させられる。

だが待てよ。素敵なことは素敵、と素直に認めるその一方で、その裏にある社会現象の数々に
眼をつむっていていいのか!と思う私もいる…
昨年のことではあるが、佐村河内氏や小保方氏の事件。また、今年の旭化成建材の杭打ち
データ改ざんに象徴されるような、日本人の心の深奥で進んでいる杜撰とそれを隠す
虚偽の横行……これもまた、日本社会の一側面であって、『日本はスゴイね、スバラシイね』
とばかり喜んでばかりはいられないのじゃないかと、苦く思うのである。
中国の人々の爆買いだって、これを景気の側面からだけ見て単に歓迎したり、
『ほら見ろ。やはり日本の製品がすごいからだろ』というような自己満足と妙な愛国心に帰して
見るだけでは軽薄過ぎるだろう、と思う。

そうではない。『平和がいい』のである。『隣国とは仲がいい方がいい』のである。
中国にとっても日本にとっても、自由に双方が安心して行き来出来て、ときに『爆買い』
なども出来るような環境が好ましいのである。民間の交流が政府の思惑など一気に
いとも容易に越えてしまう…そのような流れこそが望ましいのである。
しかし。
ともすれば国家と国家というものが向かいがちな、自国のプライドと権益だけを懸けた
憎悪の応酬は、いずれこうした『自由な買物』のような交流さえ阻んで行くものである……。
サッカーワールドカップの日韓共同開催の頃を思い出してみよう。
日韓双方の文化交流までが一気に進んで、互いに韓流ブーム、日本ブームが沸き起こった
あの頃と、とげとげしい今の関係と、どちらがいいのか。
トルコとロシアを見よ。国家と国家の憎悪は、あっという間に経済をさえも委縮させる…。
人と人の悪意の応酬だってそうだ……。そんなものからなにも生まれはしない。

しかし…
私がこのように書くその言葉も、今は単なる綺麗ごとにしか思われないのであろう。
トルコとロシアの問題も含め、今世界で進行していることは、日本で報道されているような
ものだけで単純に考えない方がいい。
どちらが善でどちらが悪、などという単純な二分法の通用しない裏の部分、裏の裏、
そのまた裏といったような闇の部分がある……
私を悲しく黙らせてしまうのは、このどうにもならぬ複雑さである…。

理解不能なことの前で、ひとびとは黙り込む。
国家と国家、人と人の悪意の応酬が留まるところを知らなくなり、
人々が言葉を失ってものを言わなくなる…考えることを放棄していく……
日々これらが眼に見えぬところで進行していくのである。
その一方で、そうした人々の不安や不満を、ネオナチ的な政党が掬いとって勢力を
伸ばして行く…。
なんと。
なんと、いつかどこかで見て来た光景に似ていることか!……



公平に言えば、……日本人だけでなく、世界が思考停止状態に陥ってはいないか。
誰も今、来るべき未来の理想図を描ける者はいない。描こうとする者さえ乏しい……

他人事ではない。私自身もまた…。
だが逃げても駄目。ぎりぎりと真実を見つめることから逃げてはいけないのだろう。



                         *

とは言いつつも。
ひとはやはり美しいもの…変わらぬ価値というものも求めるものである…。

今年最後の花たちを記録しておいてやろう。
あゝ……、自然を見ているときがいちばんいいなあ………




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11月初旬。さもない町の、さもない裏通りの歩道の隅。




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高砂百合が。
もう、11月ですよ。

実は、1年前、この道の少し手前の細い私道に、このこの仲間が咲いているのを
ブログにアップしたことがある…
記事は10月でも、百合を写真に収めたのは9月3日のことだったけが。
今年も9月に、 気をつけて見ていたけれど、同じ場所からは生えてこず、細道の奥の方に
2本ほど咲いていたのは知っていた。
それが、11月にもなって、こんなごみごみした車道の隅にひっそりと生えいずるとは。






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結構、人も車も多い通りなのだが、気を止めて見る人もいないようだ。
毎日買い物のたびにこの子に挨拶するのが、私の11月前半の習慣になった。
必ず足を止めて、そばにしゃがみ込んで、心のうちで話しかける。

この写真は11月6日に撮ったもので、実は一番上の写真は、もう、この子が
だいぶくたびれてきた11日に撮ったものだ。

この子は、今どうなっているかって?
花は当然とっくに茶色に朽ちてぽたりと地面に落ちて、雌しべと茎だけ残って同じところで
生きている。
朽ちて落ちていた花びらは、時雨に打たれるそのままにしておくにしのびず、
私、拾ってきて、藤原新也の『名前のない花』という本の間に押し花にして挟んでいる。
来年また、会えるといいな。

…一もとの花とだって、濃密な交情ということは出来るのである。


我が家の庭では。
今年最後の彩りの菊たちが。



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ポンポン咲きの小菊。



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随分長い間がんばって次々に咲いてくれた菊だけれど、さすがに少し疲れて来たか…




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黄緑色の花びらの菊。




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江戸菊、という品種だろうか。
花びらが乱れる風情が美しい。




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こういう素朴な小菊も私はとても好きだ。
こういう菊は、花粉の香りがなんともいえず鄙びていていいのである。
菊花の香りには2つあるってお気づきになられているだろうか?
花弁の香りは、『菊香』と言われて人が普通に思い浮かべるいわゆる菊らしい気品ある菊の香だ。
しかしそれとは別の、『花粉の香』というものが、この花のような雄蕊のこんもりと盛り上がった
黄色い小菊などにはある。
それはもう…なんとも言えず懐かしい記憶を誘うような…鄙びた香りだ。
この菊にだけは、晩秋になっても小さな小さな虻が花粉を食べに来ていた…






おまけ。
ヒヨドリジョウゴが碧玉から紅玉に変化していくさま。


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                         *


多くの『美しきひと』『善きひと』が、今年も逝ってしまった……

惜しまれつつ去りゆく人と、
名も知られず、無残に散る命と…。











プロフィール

彼岸花さん

Author:彼岸花さん
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『しだかれて十薬忿怒の息吐けり』

『南亭雑記』の南亭師から頂戴した句。このブログになんともぴったりな句と思い、使わせていただきます。
十薬とはどくだみのこと。どくだみは踏みしだかれると
鮮烈な香りを発します。その青い香りは、さながら虐げられた若者の体から発する忿怒と抗議のエネルギーのよう。
暑い季節には、この強い歌を入口に掲げて、私も一民衆としての想いを熱く語りましょう。

そして季節は秋。
一足早いけれども、同じく南亭師からいただいた、この冬の句も掲げておきましょう。

『埋火に理不尽を焼べどくだみ荘』

埋火(うずみび)は、寝る前に囲炉裏や火鉢の燠火に灰をかぶせて火が消えてしまわぬようにしておいた炭火などのこと。翌朝またこの小さな火を掻き立てて新たな炭をくべ、朝餉の支度にかかるのです…

ペシャワール会
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国境なき医師団
http://www.msf.or.jp/donate/?grid=header02
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