『花の春』


娘たちに花を貰った。
花を貰うのが一番嬉しいかも。^^


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深紅のダリア。
こんな深紅の、大きなダリアの鉢植えというのも珍しいかも。
しかもまだ4月というのに。



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見事でしょう…
直径17,8センチはある。
嬉しいな。
激しい風雨の時には慌てて取り込むなどして可愛がっている…。



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この春に我が家に咲いた花を、ご紹介しておきましょう。^^
ささやかな庭にも春の花々が咲きました。
まずはチューリップたち。


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去年まで我が家の庭は木が鬱蒼として日あたりが悪かったので、春の草花は
諦めていたのですが、今年はチューリップは3種類植えてみました。




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毎年咲いてくれる牡丹の花。今年は、一輪だけでした。
鉢を大きくして植え替えてやりましょう。
馥郁たる香りは、また薔薇とは違う高貴さです。





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玄関先の源平桃の花。白と濃いピンクの花の咲き分けです。
年年見事になって行きます。




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昨春。娘たちが小さな鉢植えを幾種類か植えこんだ、山野草のすみれの一群。



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これもスミレ。
エイザンスミレ。


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去年、小さな鉢植えを買って、今年、2輪咲いてくれた『朱鷺草』。
可愛い・・・




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『一人静』が、自生してきた。
ひっそりした、存外に風情のある花である。
4枚の葉が輪生するその点対称の規則性も面白いな。



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ジューンベリー。
この花も、清楚でいいな。






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もう少し前のことだけれど、今年、ユスラウメが初めて咲いた。
今、梅に似た小さな実が膨らみ始めているけれど、ひよたちに食べられてしまう前に
ネットをかけてやらねばならないだろうな。
赤い実がちゃんと熟すといいな。




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そして。木蓮。
今年は蕾をたくさんつけて、長く花を楽しませてくれた……



もうすぐ、『キリ・テ・カナワ』という種類のクレマチスが咲く。
去年、娘達にもらったときは、もう花の時期はほぼ終わって、花はほとんど楽しめなかった
のだけれど、地植えにしたら定着して、今年はたくさん蕾をつけている。
楽しみだ。



ムラサキツユクサには、今年もまた、ずんぐりしたコマルハナバチが、ブーンと羽音をさせて
飛んできて、夢中で花粉を食べている。
また会えたね。^^
ささやかな小さな庭だけれど、お花のそばにしゃがみ込んで話しかけてる時が
とても幸せ。





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『友情。そして』


しばらく政治の記事を書いていなかったけれど、
なんと大変なことが矢継ぎ早にいろいろ起こることだろう…

なんと言っても、熊本・大分の大きな地震は、2週間たった今も、まだ余震が続き、
避難生活をしておいでのかたが3万3千人ともいう。
大分の私の姉達は無事で、家の中はほとんど被害はなかったようだが(塀が崩れ
墓石が倒れた!)、やはり、家で寝るのは怖く、一時自発的に、宿泊施設で
難を避けたりしていたそうだ。歳をとった姉(88歳)が、避難所暮らしに耐えられるか
不安、ということで。
熊本にお住まいのブログ上の友のところはもっと大変で、時折ブログの更新を
してくれるので、ご家族ペットたち含め、ご無事ということはわかっているけれど、
家屋の方は……大変らしい…。
生活再建にこれからどれほどのエネルギーが必要なことか…

ほんとうに…お亡くなりになられた方々…まだ行方の知れない方…
避難所暮らしの続く方々…言葉がなにほどの役に立つかとは思うけれども、
心からのお悔やみとお見舞いを申し上げます。


               ***

政治の記事を書かずにいる間も、ささやかに活動だけはしていた…
安保関連法の撤回を求める2000万人署名である。
一応、私ひとりの目標として300筆くらいは集められればいいがなあ、と思っていたが、
グループで動く日というのは期日が決まっているので、なかなか数が増えて行かない。
それで、署名締め切り(4月25日)の迫ったこの4月下旬は、毎日駅前に一人で立って
署名集めをしていた。
結局、300人分までは届かなかったものの、281筆、集めることが出来た。

『署名にご協力くださ~い!』と声を上げていると、一人の初老の男性が近づいて来て、
『つい先日、ここで署名集めをグループでしていた女性が、いきなり知らない人から足を
蹴られて怪我をしたらしい。あなたもできたら一人で立たないで、2人以上で
おやりなさい』と、親身な忠告をしてくれた。

確かに、雑踏の中にひとりで身をさらすというのは、実は怖いことである。
私も常に不安はある。だから、なるべく背中は無防備にさらしておかないよう、
立つ位置や方向などは、一応気をつけていた…
それでも、身構えるときはある。
署名をしてくれるために近づいてくるのか、他の意図をもって近づいてくるのか
わからないこともあるからである。

いろんな人はいる。身の危険を感じる、というほどの経験は幸いしていないけれど、
睨みつけて行く人、『ニッキョーソ!』『キョーサントー!』『ハンニチ!』『バイコク!』
『ザイニチ』などという言葉を投げつけて足早に去っていく人などは、毎回、1、2名はいた。
どうやら、そういう人たちは、そういう言葉を投げつけると、こちらが恐れ入るとでも
思っているようなのだ。年齢男女にかかわりなく、そういう言葉を投げてくる人はいる。
それがどうしたのよ。『ザイニチ』がなにが悪い!『クミアイ』のなにが悪い!
『キョーサントー』の何を知っている?

こんな男の人もいた。
すうっとむこうから近づいて来たので、『署名してくれるのかな』と思っていると、
『熊本であんなことが起こってるときに、戦争法反対の署名?!いい加減にしろよ!
被災地の人に役立つことしろ!』と強い調子で。
…それはそう。
だが。それとこれとは別の問題である。
被災地を想うからと言って、例えばろくでもない政府の目論見がどさくさまぎれに
進行していくことを黙って見過ごしにしていなければならないのか!

私が、身の危険を感じつつ街頭に立つのは、ただ安保法制に反対しているからじゃないんだ。
憲法をないがしろにするような政府が、被災者に優しい政府であるはずがないのである。
署名の直接の趣旨は『安保法撤回』ではあっても、私の怒りは、無論、被災地への対応にも、
東日本大震災・福島第一原発事故への対応にも、改憲にも、TPPにも、沖縄にも、
弱者切り捨ての社会政策にも、…同じく向けられているのだぞ。
やむにやまれぬ想いで立っているのだ。我慢できないから立っているのだ。


3月。挫けそうになっていた時はあった…。
あれほど多くの人が反対している安保法は、3月、施行されてしまった…
今さら、撤回を叫んで何になる?と、私自身も思わないでいられなかった…

だが。
そんなとき、友が、『署名集めますよ』、とごく当たり前な調子で言ってくれたのである!
『署名用紙送ってくれれば、集めてまた送り返しますよ』と。
言葉通り、友はまたたく間に、ご友人・知人の方々などに声かけて、署名用紙を
送り返してきてくれたのである。
知っている人にこういうことを頼むというのは、実はとても気分が重いものである。
私などは、自分の生き方が、人との縁を大事にしない…学校が終われば、
仕事をやめれば、子供が大きくなれば…それまで結んだ縁も終わりにする、という
生き方をずうっとしてきたので、こうした時に声をかける人さえいないのである。
親戚づきあいも、地域の縁も薄い…

そんな私に、この友の一言が、実はどれほど嬉しかったことか……!

友が、声かけをしてくれているのに、私自身が諦めてしまうわけにはいかないよ…。
そう思って、また署名に出るようになったのである。

友が送り返してくれた署名用紙。
手紙と。そして、お茶のパックのようなものも…


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なんだろう…


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おお!なんと、香木『白檀』だったのです!

私が、梅、松、楠など、いい香りの樹木が好きなの知ってらして。


…それで……。



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これ、なんだとお思いになりますか。ドラム缶形のもの…
長さ12センチほど。


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立ててみたところ。


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覗きこむと、雀が一羽。外にも一羽。



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友がくれた、『白檀』を、和紙で



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お薬包みにして。



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中に入れる。
そして、上部の六角形の部分を、120度分ひねって、下の六角形の中箱部分に
かぶせると下のような形態になる。





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これ。『布香合』という。
茶道や香道で使う香木や練り香は、くべる前に、『香合』という、漆器や陶器などで
できた小さな器に入れておくことがある。
私は、お茶も聴香も一向に不調法だけれど、『香合』という小さな器の可愛らしさには
魅かれて、今までブログで、いくつか紹介してきたことがある。
『青柿』のとか、『青い松ぼっくり』のとか、『カワセミ』のとか。どれも安物だけれど。

それを布地で作ってみた。
『白檀』の木は、くべないでそのままでもいい香り。
これから暑くなる季節に、すうっとした香木の香りが部屋にするのはいいものでしょう?
香りが徐々に変わって行くのを楽しめるように、『絽』という夏の透ける着物地の、
『雀柄』の布で、作ってみた。私は雀が好きなのだ。
裏地は冴え冴えとした水色の縮緬地。






友の。心意気が。どんなに嬉しかったことか。
その感謝の想いをこめて。
別の友は、直接会った時に署名してくれた。ご子息様と。

友情に感謝、だ!









『クウーママさんの作品展 写真編』


この4月に東京・中野『ヤチムン工芸ギャラリー』で行われたクウーママさんの
作品展。
ところが私、今までの操作ではデジカメから写真が撮りこめなくなっていて、
とりあえず展覧会の文章だけ載せさせていただいたのだけれど、ようやく写真が
アップできるようになったので、載せます!

でもすでに、展覧会にいらした多くの皆さんが思い思いにすてきな作品写真を載せて
おいでですので、それと重複しないようなもので、やはり一言説明しておきたいものだけ
ご紹介してみようかな。^^
クウーママさん、ごめ~ん! 大事なタイトル撮り忘れて作品名載せられないけど
許してくださいね。



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展覧会が始まる前から、クウーママさんのところの事前紹介で初めから気になっていたのが
これ。
これね、『おしらさま』。
ご存じでいらっしゃいますか。Wikipediaの説明をお借りします。

『おしらさま』は、日本の東北地方で信仰されている家の神であり、一般には蚕の神、
農業の神、馬の神とされる。
ご神体は、多くは桑の木で作った1尺程度の棒の先に男女の顔や馬の顔を書いたり
彫ったりしたものに、布きれで作った衣を多数重ねて着せたものである。
おしら様は、女の病の治癒を祈る神、目の神、子の神としてのほか、農耕神として田植え、
草取り、穀物の刈り入れなどに助力するともいう。
また『遠野物語拾遺』には、かつては狩人が狩猟の際、どちらの山に行けばいいかを知るため、
おしら様の神体を両手に持ち廻し、その馬面の向いた方角へ行く風習があったため、
おしら様は「お知らせ様」であろう、とある。

東北地方には、おしら様の成立にまつわる悲恋譚が伝わっている。それによれば昔、
ある農家に娘がおり、家の飼い馬と仲が良く、ついには夫婦になってしまった。
娘の父親は怒り、馬を殺して木に吊り下げた。娘は馬の死を知り、すがりついて泣いた。
すると父はさらに怒り、馬の首をはねた。すかさず娘が馬の首に飛び乗ると、そのまま空へ昇り、
おしら様となったのだという。『聴耳草紙』にはこの後日譚があり、天に飛んだ娘は
両親の夢枕に立ち、臼の中の蚕虫を桑の葉で飼うことを教え、絹糸を産ませ、それが
養蚕の由来になったとある。


私は、この最後の方の馬と娘との悲恋譚が好きだ。馬の目はとても優しい・・・
人間が馬に恋する、ということはありそうな気がするのである・・・
とても悲しい結末なのであるけれども、娘と馬が祟りをするのではなく、逆に故郷に
養蚕の技術を教える、と言うところが、なんだかせつなくていいなあ…と思うのである。

クウーママさんは、この東北に古くから親しまれた『おしらさま』を、稲藁?を使って、
作品にされている。この土着の壮大な物語を、小さな額の中に閉じ込めたその心が
いいなあと思う。色彩もいかにも2人(?)の悲恋にふさわしく、赤を多用して激しい。
小さな小枝が留め具として生かされているところも好き。




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激しい恋の物語の後は、対照的にストイックな作品だ。

クウーママさんが、白い布を、ただちくちくキルティングしたものの写真は、やはりブログで
見ていて、「へえ・・・ただ縫っただけでも、なんかきれいなもんだなあ・・・」と思って
いたのである。さて、それと組み合わせられたものは。
これも、クウーママさんのブログで、枯れた蓮の実を拾った、ということはお伺いしていた・・・
この二者が合体。
なんと、固く乾ききった蓮の実を真横に切り、ころんと転がり出た種も縫いつけられている。 
そして、その種のあったところには、鮮明な色の布で小さなピンクッションのようなものを
作り、すぽっとはめ込んであるという、発想の豊かさにあふれた作品である。
これもおそらく道端で手に入れた?木の枝(蓮の茎ですって。^^)?が、リズム感を生み出して効果的。
全く異素材のものが違和感なく組み合わされつつ、…どこかストイックな世界を作り出していて、
ちくちくちくちくただ縫った針の運びに、私は、経文か何かのような『祈り』を感じるのだ。

…この作品、とても好きです…




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次のこの作品は、色味としては、一つ上の作品と共通する、抑えた色調だけれど、
ここではクウーママさんのリズム感が全開になっているように思う。楽しさも全開だ!
フクロウやウサギ、蝶々やゼンマイみたいな植物、お花たち・・・一つ一つのモチーフは
とっても手が込んでいるのだけれど、それらが絶妙な配置で組み合わされて、
ここからは、『経文』じゃなくって、弾けるような季節の喜びを歌う『春の歌』が、
聞こえてきませんか? ^^




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この作品は、母子の合作です。
後ろに配された緑色系の透けた布は、実はこれが、あの、『蚊帳』!!
もういらなくなったという白い蚊帳を、どなたかがクウーママさんに託した。
その『蚊帳』の思いがけない素材美にクウーママさんがお気づきになられて、
美しい緑色に自ら染められたもの。
そして、前に配された白い繊細な透ける布は、実はクウーママさんのご子息様が、
学生時代に織られたテキスタイル作品なのだ!
夏の季節の『間仕切り』にも壁飾りにもいい、いかにも涼しげな、お洒落な作品に
なっていると思いませんか?






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母を慕って月夜に鳴く子狐ちゃんは、クウーママさんの大事な作品モチーフの一つで、
私はこの子狐ちゃんがとても好きなのだけれど、さて、この新美南吉か坪田譲治かの
童話のような世界の、背景に使われている渋い緑色の布…実はこれも、上記の作品
とは別の古い『蚊帳』です!
蚊帳を細く切って、折りたたんでそれを互い違いに編み込めば(四つ目編み?)、
こんなしっかりした壁掛けになる!
ここでも、クウーママさん独自のリズム感が生きてるなって思います。




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同じ『蚊帳』の織物は、こんどは壁掛けの土台ではなく、敷物に。これからの暑い季節に
このシンプルさとくすんだ蚊帳の緑色がいかにも涼しげで、生け花の下に、テーブルランナーに…
と、いろいろ使えそうだと思いません?

それと対照的な、鮮やかな『緋色』の、葉っぱ形のパッチワーク作品は、これはクウーママさんの
昔からのひそかなお気に入りで、『売らないでとっておく』ための作品だったらしいのですが、
なんとそんなこととは知らない『彼岸花さん』が、勝手に『お買い上げ』しちゃいました!!!
クウーママさん、許して。(笑)
だってこの緋色。彼岸花の色だもん。あたしの色だもん。
それに、この、『網代編み』に似たパッチワークの布の配置がとても好き。

私事だが、昔、私の父は、今、九州の大地震のニュースに時々名のでてくる
町(当時は村)で、竹細工の仕事をしていた・・・。大分は、竹の産地で竹細工が
盛んであった・・・
私と母は街に残って、父とは私が小学校2年のときに別れて暮らすようになった
のだけれど、5年のとき、父を訪ねて、夏休みを高原の村で過ごしたことがあった。
父が納屋の土間で、竹籠をリズミカルに編んで行くのを飽きずに眺めていたものだ。
『四つ目編み』、『六つ目編み』、『ござ目編み』、『網代編み』、・・・私も見よう見真似で、
今でも簡単な籠くらいは編める。『網代編み』は好きな編み方である…




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この度の展覧会の作品の多くが、クウーママさんたちが岩手山麓柳沢地区で
お暮らしになった数年間をモチーフにした、『山の暮らし』に関するものが多いのだけれど、
この作品はちょっと毛色が変わっていて、私の目を引きました。
打って変わって、『南国の楽園』的モチーフ。
けものたちも、鳥も、人も、楽しそうに呑気そうに飛び跳ねていますね。
ここでもクウーママさんのこころのリズムが踊っていると思うけれど、クウーママさんには
意外や、こういう南国的な要素もおありなんだな、って、ちょっと思った!^^
(ごめんね。勝手なこと言って!)



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さて。この作品は、どなたもが取り上げていらっしゃるけれど、やはりあたしも取り上げたい。
『父の箪笥の引き出し』というタイトル通り、ここで使われている布たちは、クウーママさんの
お父さまが、針仕事を職とする娘のために、いつか役立つだろう…と、きちんと整理して
残しておいてくださった着物や洋服地?なのだそうなのである。
それらの古い着物地などを、これはなんというテクニックか呼び方は知らないけれど、
大変に手の込んだつなぎ方で、パッチワーク作品に仕立てたもの。
土台になっている、一枚の樹の皮を剥いだものか、あるいは牛の皮のようなものは、
これはなんと、古い帯の帯芯だそうなのである!
私も、古い帯をほどいて、洋服に作り変えたりバッグにしたりすることのある人間だから
知っているけれど、帯の表地には面白い柄ゆきの布がたくさんあって大事にしても、
中に入っている帯芯などは、古くて汗染みがついていたりして汚いし、昔のものは
分厚いだけで意外とよれよれだし、これを苦労して洗ったとしても使い道などなさそう
だから、と、惜しげもなく捨ててしまうことが多い。(私の場合、ということですが)
ところがクウーママさんは、そういうものも粗末にしない。
なんと、この牛革のような土台地は、その帯芯に漆を塗って、固く丈夫な一枚布に
仕上げたものなんですって!
おお!・・・すごい立派な素材となって見事に甦っているではありませんか!
そして、極めつけは、この土台布とパッチワーク作品に配された、古い箪笥の取っ手です!!!
これはもう、ね。
見事だな、って思います。
お父さまの娘への想い・・・そして娘が父の恩を作品化したもの…
私は、この作品は、今回の展覧会の代表作品というもののうちの一つ、と言って
いいんじゃないか、と思いました。




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さて。最後にはやはり、この展覧会を貫くテーマの『岩手山麓柳沢地区での暮らし』
の、素晴らしい大作がいくつかあるんだけれど、その中の一つを載せておきましょうか。
犬、猫、兎、狐、狸?テン?、おおっと!熊?…リス、ミミズク、飛翔する雉、
燃える薪、煙突のある山小屋、…樹木たち…そしてお山…
山暮らしの間の、友たちが、総登場します。
ここでも、子きつねちゃんは、お月さまを見上げている・・・


他にも気になる作品は数々あったのだけれど、クウーママさんの個展はこんな感じ
でした、というのはおよそお伝えできたのではないかと思います。

ものを作るということ・・・手仕事によって無から有を生み出すということは楽しいことです。
頭の中のイメージを手先が『形あるもの』に変えて行く…
でも、しばしば、その手は、『頭』のはるか先を自由に、楽しげに、飛翔していきます。
手が、心のリズムを直接に描いていく……
クウーママさんには、これからも、無理のない範囲で、作品を作り続けて行って
ほしいなと思います。







『クウーが来た』

『クウーが来た』
先ごろはやりの朝ドラマのタイトルもじってみましたが…

熊本を中心とした連続地震のニュースに世間が胸を痛める中、クウーママさんと
ご子息さま、そしてミニチュアシュナウザーのクウーちゃんが、クウーママさんの展覧会
開催のため、東京にいらっしゃいました。心優しきクウーママさんは、こういう時期に
展覧会があることを気にかけておいででした。ブログ上の友も被災している・・・・
そのことを気遣いつつ。

岩手県盛岡在住で、あの東日本大震災を身を以て経験していらっしゃるクウーママさん。
内陸部盛岡は津波被害とは縁がなくてすんだものの、同郷の沿岸部の人々のあの悲劇に、
こころやさしいクウーママさんが平気でいられるはずもなく。
支援の仕方はさまざま。
とりあえず仮設住宅に移れ、住む場と食べ物などの不安はなくなっても、あの地震大津波
によるご家族などの喪失、財産の喪失など大きな大きな心の痛みからは、人々は
なかなか立ち直れるものではない。
クウーママさんは、長年、パッチワークキルト作品その他、手仕事を生活の糧ともして
ひとり息子さんを育て上げてこられた方です。
『自分にできる支援はないのか…』
そう考えられて、被災地の方々の心の隙間を、『黙って手を動かす』ことで少しでも
埋めることができるんじゃないかと、小さな可愛い袋作り、、クリスマス飾り…
実用的なバッグ…その他のパッチワークキットを、季節季節に被災地大槌町の
避難支援センターに、送り届け、また自ら足も運んで、被災者の方々に『手仕事』の
コツをお教えする、という活動をしてきました……
黙って手を動かすことは、その間だけでもつかの間、悲しみを忘れさせてくれます。
そしてまたひとりで仮設住宅に閉じこもりがちなお年寄りに、皆とおしゃべりしながら手を
動かすという、微かな楽しみをもまた提供できます・・・

我が家には、集めた布がたくさんあります。
それも使っていただけないか、と申し出たのが、クウーママさんと私の交流の
深まるはじめでした。
そのクウーママさんが、自らの手仕事の技を、『作品』として、東京で展覧会で示す
ことになったのです。場所は中野の『ヤチムン工芸ギャラリー』。


                ***


15日。展示のためご子息さま。そしてクウーママさんの愛犬、というよりは
大事な家族の一員のクウーちゃんを連れて来京。一日で展示済ませます。
16日から展覧会開催。
16,17日はクウーママさんにとって多くの懐かしいご友人、知人の方が観に来て
くださったようです。
16日夜は、何と、我が家にクウーママさん御一行がお泊りに。
狭くて古くてきたない我が家ですが、出来るだけ綺麗に片づけて(笑)お迎えしました…
最寄りの駅までお迎えに行ってタクシーで我が家まで。

なんと、クウーちゃんが、我が家の廊下や、フローリングの床をカシャカシャと
爪の音させて走っているのですよ!(最初に感動したのはそこか~い!)
勿論!、クウーママさんとご子息様とも初対面。
ブログ上で、手紙で、…親しくお付き合いさせていただいて来てはいるものの、
お会いするのは初めて。でも、ぜんぜん初対面という気がしない。想像通りの
優しいもの静かな方でした。息子様も、なんだか、おひげとかが、我が家のお婿さんを
思わせて、親しみが持てました。クウーママさんに似て、綺麗なお顔立ち!^^
美術系ということで、ほんとに偶然ながら共通の知人もいたりして・・・

お泊まりはわずかに一夜。
クウーママさんといろいろいろいろお話ししたかったけれど、夜はあっという間に
時間が過ぎ、展示や展覧会初日でおそらくめちゃくちゃ疲れておいでであろう
お二人とクウーちゃんには、早く休んでいただきました。
でも、その前にほんの少し、いつも私が買い物に行ったり、流星群の夜には
寝転がって空を見上げる、裏の川べりの道を、クウーちゃん連れてお散歩しました。

             *

17日は、すごい強風と雨の一日。
でも、展覧会場は、クウーママさんの密度の高い作品で、外の嵐など何のその。
作品の写真たくさん撮ってきたのですが、うう・・・! まだデジカメからパソコンに
写真の取り込みが出来ない!
申しわけありませんが、会場の様子は、足をお運びくださった次の方々のブログで
お察しください。ノエノッカさん、onorinbeckさん、ご紹介させていただきますこと
お許しくださいね。

クウーママさんのブログ『『布ぅ楽雑記』
onorinbeckさんのブログ『The Beatlesを聴きながら』
ノエノッカさんのブログ『Noe Nokka -ノエノッカの写真日記-』

クウーママさんたちがかつてお過ごしになった、岩手県岩手山麓柳沢地区での
自然の中での暮らし…
そこでは、牧場の牛や、飼ってらした猫たちは無論のこと、山の狐、梟、雉、ホトトギス…
水辺の生き物たちや草木たち・・・すべてがクウーママさんの豊かな想像力を刺激する
友たちでありました・・・
作品には、その山での暮らしの記憶などが、色濃く取り込まれています。

クウーママさんの作品で驚くことは、その一つ一つの手法が違うことです。
使われている布たちは、決してそこらで購入された新しい布たちではない。
父君が残してくれておいた昔の着物・・・お知り合いの方々が託してくれた布…
全てが、人々の暮らしの痕跡をとどめた古い布たちです。
彼女はそれらを無駄にしない。
古い古い帯の帯芯は、普通、帯の表布が目的で解くなら、帯芯などもういらないからと
捨ててしまうでしょう。しかし、クウーママさんは、その帯芯をつないで土台にして
大きなパッチワーク作品を作り、あるいは同じ帯芯に漆を塗って、固い薄い木のような
質感のものにして、それをまた別の作品の土台にしたりします。
ご友人から貰った、古い蚊帳は、それこそ変幻自在なクウーママさんの発想力で、
あちこちに全く違う形でいろんな作品に使用されていました。
『ぇっ!これが蚊帳?』というような、美しい作品に。
写真を一枚一枚お見せできないのが本当に残念です。アップできるようになったら、
遅くなっても載せてみます。

会場では、このブログで時々皆さんもそのお名を見かけられると思うのですが、
しほさんが待っていてくださいました。
しほさん、とってもすてきな方でしたよ。^^
クウーママさんのところでいつも間接的にお会いするノエノッカさんともお会いできました。
ノエノッカさんもまた優しげなお姿のすてきなかたでした。

クウーちゃんは。文句なしに可愛かったです。^^

展覧会は、22日まで。





『川内原発』


大地震続く九州 「『川内原発」停止を求める署名、36時間で3万人超える』

『川内原発を止めてください』


またしても、こんどは九州で起きた大きな地震…。
大分の私の姉一家も一時避難しました…。これからのことはわかりません…
これだけの大きな地震被害に、もしも原発事故がまたしても重なっていたら!と思うと
ほんとうにぞうっとしてしまいます。

この問題に、右も左もありません。
川内原発の稼働をストップしてください。署名にご協力ください。


『お見舞い』


昨夜もその前の晩も、眠れぬままにラジオを聴いていた…
夜が明けるごとに、被害のひどさが次々に明らかになっていく今回の地震…

今夜から風雨が激しく被災地を襲う…
今、建物の外にいるしかなくて、外で難を避けている方々のことが心配だ。
安全で暖かい避難先が見つかればいいが…


お悔やみとお見舞い…
言葉の虚しさを感じつつも、これ以上被害が広がらぬことをただ祈り続けます…





『展覧会へのご案内』



            



                                             個展のご案内です。

                                    私の友であり、妹みたいな(^^)




         クウーママさんの、作品展。
                 4月16日~22日。 
        東京中野の『ヤチムン工芸ギャラリー』で






               繊細な手仕事の技に出会えます。お近くのかたはお訪ねくださいね。
               私も行きます。
               クウーママさんの作品の一端は、クウーママさんのブログ
               http://cooplus.blog4.fc2.com/
               カテゴリー欄『作品』というところをご覧ください。
               今度出展される作品の一部及び、前の作品などがご覧になれます。





クウーママさん個展




ヤチムン




続きを読む

『キャンドル・ナイト 61』


うう・・・デジカメから写真を取り込めなくなってしまった・・・

仕方ない・・・
ふと思いついたのは、過去のキャンドル・ナイトのしつらえで、写真を撮りはしたものの
記事には使用しなかったものがある、それを使おうか、と思って、1年前、2年前…の
4月11日の写真を遡って見て行っていたら、こんな写真を見つけた。
2011年4月11日の写真である…
あの東日本大震災から一カ月、の日に撮った写真…

実は、その時が、第1回目のキャンドル・ナイトだったのだが、この時の記事を見てみると、
買ってきたガラスのキャンドルホルダーに、ブロックキャンドルを入れたものを載せている・・・

でも、その他に、こんなしつらえもしてみていたのだったようだ…
どうして、2通りやってみて、こちらはダメだと思ったのか、もう5年前のことを思い出せない…

金属製のドーム型のものの後ろに、小さな亀山ローソクを立てているのだが、この
ドーム状のものが何だったのかも思い出せない…




2011_0411_204719-CIMG6946.jpg


あの日から5年の月日が過ぎて、61回目のキャンドル・ナイト。
5年を一区切りと考えてみるならば、二区切り目の最初の回が今日とも言えようか。

5年前の写真・・・そこに写った小さな使い道のわからない金属製の物・・・
これ。偶然だが、なんとなく原爆ドームに似ていはしないか。

今日、広島をG7の国々の外相たちが訪れた・・・
70年前、広島・長崎に原爆を投下した国アメリカのケリー国務長官も。


先進諸国の外相級の高官たちが、広島を訪れ資料館などを見るのは初めてのことであり、
そういう意味では画期的な出来事ではあった。

だが、核不拡散も核軍縮も…そして原発放棄も・・・一向に進展しない。




あの日から5年の月日が過ぎて、偶然見つけたこのしつらえは、
『何か忘れたことはないか』
      『忘れていいのか』
と、私自身にも、厳しく語りかけてくるような気がしてならない……








心ひとつに キャンドルナイト






南亭さんバナー②


葉っぱさん、れんげちゃん。NANTEIさん。
今月もバナーお借りします。
 




『2000万人統一署名締め切り間近 ご協力を!』


ロゴ




2000万人署名バナー



締切日が迫っています。4月25日(月)
下記サイトから、署名用紙をプリントアウトして、一人でも二人でもいいですから、
是非、署名にご協力ください。

出来ましたらお知り合い、ご友人などにもお声をかけていただき、署名の輪を
広げて行っていただけると嬉しいです。
郵送先は、署名用紙に記載してあります。
なお。直筆での署名が望ましいのですが、ネット署名も、同じく下記サイトから出来ますので
署名用紙のプリントアウトなどが出来ない…という方は、ネット署名お願い申し上げます。

http://sogakari.com/?p=1095#a01



どうぞどうぞよろしくお願い申し上げます。




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彼岸花さん

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『しだかれて十薬忿怒の息吐けり』

『南亭雑記』の南亭師から頂戴した句。このブログになんともぴったりな句と思い、使わせていただきます。
十薬とはどくだみのこと。どくだみは踏みしだかれると
鮮烈な香りを発します。その青い香りは、さながら虐げられた若者の体から発する忿怒と抗議のエネルギーのよう。
暑い季節には、この強い歌を入口に掲げて、私も一民衆としての想いを熱く語りましょう。

そして季節は秋。
一足早いけれども、同じく南亭師からいただいた、この冬の句も掲げておきましょう。

『埋火に理不尽を焼べどくだみ荘』

埋火(うずみび)は、寝る前に囲炉裏や火鉢の燠火に灰をかぶせて火が消えてしまわぬようにしておいた炭火などのこと。翌朝またこの小さな火を掻き立てて新たな炭をくべ、朝餉の支度にかかるのです…

ペシャワール会
http://www1a.biglobe.ne.jp/peshawar/pekai/signup.html
国境なき医師団
http://www.msf.or.jp/donate/?grid=header02
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