『脱原発議員を落選させるな』

衆院選でどこに一体投票するのか。誰に一体入れるのか。
…悩ましいところである。
(私自身ははっきりしているのだけれど…)

新聞、テレビなど大手メディアは、なにか、原発から意図的に国民の目を
逸らそうとしているのではないか。
連日の選挙に関する報道は、維新と太陽のことばかり。
これだけ毎日毎日、この2つのことが繰り返し報道されれば、なにかこの
2つのグループが、この選挙の中心の存在のように見えてくるではないか。
両党はとうとう、政策の違いなど無視して一つにくっついてしまった。
見ていてごらんなさい。原発に関しては、橋下氏は脱原発をひっこめますよ。
そう思ってたら、やっぱり。2党の合意文書には『原発ゼロ』の文言はなし。
エネルギー政策についての合意の文章は、曖昧さいっぱいの妙なものとなっている。

【6】新しいエネルギー需給体制の構築

 原発(1)ルールの構築
     (ア)安全基準
     (イ)安全確認体制(規制委員・規制庁、事業主)
     (ウ)使用済み核燃料
     (エ)責任の所在
   (2)電力市場の自由化

要するにこれは、原発を推進する、ということを前提としてルールを構築する、ということだ。

もともと、私は、橋下氏には脱原発の強い意志などないとずっと思ってきた…
本当に強く脱原発を考えていたなら、大飯再稼働問題でいきなり、夏の電力が足りないと
大都市大阪などが大変なことになる、などと言って屈したりはしなかったはずである。
それまで、再稼働反対を強く主張しながら、橋下氏がある日、いきなり敗北宣言をしたことで、
一気に大飯再稼動に向かって政府も県も電力会社も町も、勢いづいた時のことを
私は忘れていない。
橋下氏の脱原発のポーズこそが、ポピュリズムそのものだったのだ。

石原氏は、
「ふわっとした民意はたくさんある。『原発怖い』など、色々な民意があるが、
それらにこびたらポピュリズムになる。一番大きな、確かな民意は
『この国は危ない、何とかしてくれよ』だ。中央官僚の支配体制を変えないとダメた」
と述べたそうである。

『原発怖い』は、ふわっとした民意なのか!彼にとっては!!!
そうだろうなあ…このひとには、人の苦しみ、痛みなどはわからないのだ。
なにしろ、東日本大震災の津波を「天罰だ」と言える人だ…
福島の苦しみなどもわかるはずがない…
『この国は危ない、何とかしてくれよ』…それが民意だと言いきる人。
尖閣買い取りなどで国家間の対立感情を自ら煽っておいて、国民の危機感が民意だと言う。
自分で放火しておいて、「大変だ大変だ!火事を消すのは俺しかいない!」と
言っているようなものじゃないか!

10月28日付、朝日朝刊、『声』の欄に、読者からのこんな投書があった。
75歳の男性。タイトルは、『保守政党の結集を危惧する』

『安倍晋三氏が自民党総裁に復帰して憲法が危ないと感じていたら、今度は
現憲法を「醜い」と言ってはばからない石原氏が保守新党を立ち上げると宣言した。
 威勢のいい物言いで国民の不平不満のはけ口となっている関西の第三極勢力も、
この両方と気脈を通じる保守勢力に他ならない。一方、今の民主党は政策も手法も
自民党となんら変わらない。日本の政治の行く末が心配だ。
(中略)自民党や民主党の中にもいるはずの穏健派の声も聞こえてこないし、
こんな時に奮起してほしい護憲勢力に至っては影をひそめてしまったかのようである。
 いずれ総選挙が行われるが、望まれていない勢力の中から「どれが最悪でないか」
を見比べて選ばなければならない状況はあまりに悲しい』


私の悲しみは、まったくこの方のおっしゃる想いと同じである。

なにか、なにか、この選挙の争点はおかしくないか?

国民が願っているのは、本当に、石原氏の言うような、対外的に、まあはっきり言えば、
中国や韓国、北朝鮮に対して喧嘩を売るような強硬な態度に出て、さらに対立を煽る、
そういうぱっと見『強い』政権なのだろうか?
先ほども、橋下、細野、自民党の菅各氏の討論をちょっと見ていて、そのとき
町場の中小企業者の、「とにかく経済を少しでもよくしてほしい」という声が
とりあげられていた。
国民の一番の願いは、おそらく、脱原発でも、尖閣問題でもなく、経済の回復、ということ
であろう。石原氏が党首になるような政党が、さらに対中、対韓関係を悪化させて、
日本の経済が回復基調に向かうであろうか?…私はまったくそうと思わない。
また、自民党、安倍総裁が掲げたような、『国土強靭化』!
これなどはまったく、以前の自民党の土建国家体質への回帰以外の何ものでもない。
景気をよくするには、とにかく道路や新幹線や、大きな箱モノや…そういった
大きな公共事業に金を注ぎ込むに限る…そうすれば、巨大建設会社、いわゆるゼネコンが
まず元気になり、そして地方の土建業者にも少しはカネが回り、それで景気は回復する、と
いう今までのやり方…
だが、それで残ったものは、利用者がいなくて維持費ばかりに税金を食う
大きな箱モノの残がいや、どこかへつながる見込みもない巨大な橋、…そんなものばかりではないか。
一時は建設ブームに沸いても、残るのは、老人ばかりになった活気のない町である…
原発立地自治体がその象徴である。
自民党の『国土強靭化政策』で喜ぶのは、大手ゼネコンと、そこと癒着した国土交通省の
官僚と政治家だけですよ。
では民主党がいいのか。現民主党は、自民党となにも本質において変わらない。
復興税の使い方を見てごらんなさい。あの、カネに群がる各省庁のやり口の醜さを。
それを許してしまう政治家を。

ああ!!!!………

この国にましな政治家はいないのか!
何をいったい、私たちは、判断基準として、今度の選挙に行けばいいのか?

国民はぼんやりとはわかっているはずだ…
国民が望むのは、自民党と違う政治だったはずだ!
官僚が跋扈して天下り団体が国民の税金を湯水のように使ってしまうのを許す政治…
政治家は、選挙の時だけ国民の方を向くが、いったん議員になってしまえば、
次の選挙まですることはつまらない上げ足とりの政争だけ。その間政治が
動かないから、官僚が何もかもを掌握して動かし、結果官僚に頼らざるを得ない政治家…
アメリカべったりで、沖縄のことにしても何にしても、アメリカの顔色を読むしかない
情けない外交…
大企業、富裕層への増税には及び腰な癖に、それ以外の国民からは容赦なしに
税金をむしり取って、それなのに、その税金を無駄なことにどぶどぶと使い流す政治…
そうして、この国も、アメリカと同じように、中間層というものがやせ細り、
富裕層と下層の差がくっきりとした格差社会になってしまった……
そして、この国に原発を導入し、原発神話を膨大な金と権力を使って作りあげ、
結果、あの福島原発事故の悲劇を招いてしまったのは自民党である!

…そういった政治と違う政治を国民はして欲しいのだ!!!
どの政党でもいいから…

ああ!だが、そうした国民の想いを本当に掬いあげてくれそうな政党はない!
今日も先ほどの番組で、共産党の志位氏や社民党の福島氏の声も一応取り上げてはいたが、
志位氏は『脱原発』を語っていた。…それはいい…
だがもう一言、今回の争点に『安保条約廃棄』というものを言っていた…
そうじゃない、そうじゃないのよ、志位さん!
私も、不平等な安保条約は廃棄して、日米友好条約の様なものにして欲しい。
だけど。だけど。今度の、この大事な大事な選挙で、それを争点に掲げちゃだめ!!!
社民党と共産党がどんどん勢力を失って行ったのは、国民が経済のことを
最優先に考えがちなのに目を伏せて、『護憲』『安保廃棄』そればかりを
十年一日のごとく、選挙の争点に掲げて来たからよ!

無論私は護憲だ! 安倍氏や石原氏の考え方には真っ向から反対する。
しかし、選挙でそればかりを強調しちゃだめだ!
もっと、脱原発。復興。TPP。消費税増税、社会保障…国民目線になって戦わなくては!!!
いや…
脱原発』ということを象徴として『日本は省エネルギー・自然エネルギー立国するんだ!』
というくらいの、新しいヴィジョンの国造りをもっと前面に押し出して、
希望を国民に訴えなくては!!!
古い言葉を使って選挙運動してちゃだめだ!!!

…そういった意味では、『国民の生活が第一』という、党名はいいなあ…

私は、これからの大きな政治の流れをこう見ている。
①今は、自公vs民主vs維新など第三極勢力vs国民の生活が第一など第三党vs社共を中心とした勢力
②やがて選挙後、これらは、自公民vs維新など第三極勢力vs国民の生活が第一など第三党vs社共を中心とした勢力
 というふうに、自公と民主の一部が大連立を組む。
③さらに将来は、自公民維新vs国民の生活が第一など第三党vs社共を中心とした勢力
…この3つに、収斂されていくであろうと…
つまり、自公民と維新がさらに大連立を組む。民主党はほぼ解体状態になり、
一部議員は、国民、もしくは護憲・脱原発勢力に流れて行く。

…こうなってしまったら、日本は恐ろしいですよ、皆さん。
原発いらない、沖縄返せ、戦争反対、徴兵制・核武装反対、弱者の切り捨て反対!などの、
小さな声は国に届かない仕組みになってしまうかもしれない…
私はこれを一番恐れる!

平和と国民の健康あっての経済
それを忘れてはいけない。
戦争中に経済の安定もなにもあるだろうか?軍需関連産業が儲けるだけである。
子供が被曝して甲状腺癌になることを恐れる国…その子や母の前で国民の経済など語れるか?

さて。
ここまで複雑に分裂してしまった、しかも低レベルの選択肢しかない選挙。
一票を投じるのに、本当に迷う。
だが、今回は、『脱原発』を争点に、選択の的を絞ってはどうだろうか。
あの、世界までをも震わせた東日本大震災、そして福島第一原発事故を経験して
わずか一年9カ月しかたたない国。
その国の国政選挙で、復興と原発のことが争点にならないなんて、そんなことがあっていいものだろうか?
なぜ、今、こんな時に、国境問題などを言いたてる勢力が人気を得ているように見えるのか!!!
庶民感覚として、これをおかしいと思いませんか?

私は、ここまで来てしまったら、脱原発、を争点にして、国民目線の政治家かどうかを
ふるいにかけるのがいいかと思う…仕方ないか、と思う…。
本当は、折角自民党に代わって政権をとった民主党に、自民党とくっきり違う政治を
やってほしかった…そのために、菅さんや枝野氏、古川前国家戦略担当大臣などを
応援する記事を書いてきた…
だが、民主党の凋落はもう避けられまい。
国民は、このままでは第六の敗北の道をまっしぐらに進む…

折角この国に生まれたかと思われた、自民党に対抗して政権を担当し得る政党…。
私自身は左派革新政党支持者ではあるが、日本のためにもう少し我慢して、
民主党を育てることも必要か、と心の内ではまだ思っている…
だが残念だが。本当に残念だが、ここでいったん、シャッフルしなおすことも仕方ないかもしれない…

願わくは、民主党政権がだめだったからと言って、
民主党に残る、心ある政治家までいっしょくたに落選させないでほしい!!!

人をようく選んでほしい。原発のことだけでなく、その人がどういう根本思想を
持った人か、ようく見て選んでほしい。
私は、私個人の考え方としては、その人の根本思想というものは、たった一語にも
現れるものだと思っている。たった一つの政策にも象徴的に現れるものだと
考えている…だから原発に対する考えかたを指標に選ぶ…

うみそら居士さんが、『原発ゼロの会』のメンバーの一覧をくださった。
これも、前回の『脱原発法案』『原発に関する国会議員のアンケート』などと共に、
選ぶ際の参考に加えて欲しい。
『原発ゼロの会』は、超党派の、原発なくしたいという議員の会である。
10月14日の朝日新聞に、この原発ゼロを目指す超党派議員の会が、
衆院選や参院選で脱原発に賛同する議員を他と区別するための認定マークを
決めた、という記事が載っていた。
脚本家、倉本聰氏の発案で、ロゴマークは福島県内の小中学生に公募して
選んだものだという。
図柄と決めた『クラゲ』は、大飯原発取水口付近にクラゲが大量発生して、
出力を一時低下させねばならないことがあったことなどから、『自然界の抗議デモ』
警告メッセージ、として使用を選んだらしい。

ゼロの会原発

その後、この企画がどう進んだのかわからないが、もし、選挙ポスターにこんなマークが
ついていたら、選びやすくていいなあ、と思うのだが…

ただ、うみそら居士さんもおっしゃるように、ここに名の入っていない脱原発議員の
大物もいる…
菅直人前総理、古川前国家戦略担当大臣、そして官邸前デモなどにも
与党議員でありながら何回も顔だしして、ずうっと一貫して脱原発を貫いてきた
川内博史民主党衆院議員、
それから、皆さんの異論はあるとは思うが、
立場上、時にぶれたように見えてしまいつつも、長い目で脱原発の行程をしっかり
考えている枝野幸男経産相…私は彼も脱原発議員とみなしている。
また、本来ならば、今月中に内閣に対してエネルギー基本政策が
政府に提言される予定だった…。
その民主党エネルギー・環境調査会の委員の一員であって、
原発維持派議員(仙石、直嶋正行、大畠章宏氏)に対し、
菅直人、古川元久両氏と共に、脱原発めざして激しく議論していた荒井聰元国家戦略相、なども
民主党だからと言って、いっしょくたに落選させてしまいたくはない衆院議員である。




「原発ゼロの会」に参加している政治家

民主党
<衆議院> 泉 健太、稲見 哲男、逢坂 誠二(*)、大谷 信盛、奥野 総一郎、近藤 昭一(*)、篠原 孝、橘 秀徳、玉置 公良、中川 治、橋本 勉、初鹿 明博、福田 昭夫、藤田 一枝、松崎 公昭、宮崎 岳志、本村 賢太郎、柳田 和己、山崎 誠、山崎 麻耶、横路 孝弘、山田 正彦、長島 一由

<参議院> 大河原 雅子、今野 東、武内 則男、田城 郁、ツルネン マルテイ

自由民主党
<衆議院> 河野 太郎(*)、永岡 桂子
<参議院> 長谷川 岳(*)

国民の生活が第一
<衆議院> 相原 志乃、太田 和美(*)、大谷 啓、岡本 英子、加藤 学、金子 健一、川島 智太郎、菊池 長右エ門、黒田 雄、古賀 敬章、鈴木 克昌、玉城 デニー、福嶋 健一郎、牧 義夫、松崎 哲久、三宅 雪子
<参議院> 姫井 由美子、森 ゆうこ

公明党
<参議院> 加藤 修一(*)

みんなの党
<衆議院> 山内 康一(*)、柿澤 未途、杉本 かずみ
<参議院> 小野 次郎、川田 龍平

日本共産党
<衆議院> 赤嶺 政賢、笠井 亮(*)、穀田 恵二、佐々木 憲昭、志位 和夫、塩川 鉄也、高橋 千鶴子、宮本 岳志
<参議院> 市田 忠義、井上 哲士、紙 智子、大門 実紀史、田村 智子、山下 芳生

社会民主党
<衆議院> 阿部 知子(*)、重野 安正、照屋 寛徳、中島 隆利、服部 良一
<参議院> 福島 みずほ、山内 徳信、吉田 忠智

新党きづな
<衆議院> 石田 三示、内山 晃、斎藤 やすのり(*)、中後 淳、三輪 信昭

新党大地・真民主
<参議院> 平山 誠

新党日本
<衆議院> 田中 康夫

新党改革
<参議院> 荒井 広幸

無所属
<衆議院> 佐藤 ゆうこ、瑞慶覧 長敏、中津川 博郷、平山 泰朗、亀井 静香
<参議院> 糸数 慶子、亀井 亜紀子、行田 邦子、谷岡 郁子


うみそら居士さん。一覧をありがとうございました。

なお、都知事選は、無論私は、宇都宮健児氏である。
東京都に脱原発知事を何とか誕生させたい!!!
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まとめ【『脱原発議員を落選さ】

衆院選でどこに一体投票するのか。誰に一体入れるのか。…悩ましいところである。(私自身ははっきりして

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Re: 怒れる10区選挙民さまへ

怒れる10区選挙民 さま、こんばんは。
コメントありがとうございます。

そうなんですよね。本当の脱原発でなく、選挙で通るための
口実にしている人がいるから困る。
野田さんなんかも自分自身は原発推進ってもうわかってるのに、党の公約を
一応それらしいものに掲げて、よく言うわよね、って感じです。
選挙が近付いたら、党を見捨てる人も、原則信用できませんね。
逆に言うと、なんで、党に従ってるの、と思う人もいますが。

おっしゃるように、本当にその議員の考えの見極めが難しいですね。
選挙前にそうして表向きだけ言い分を変える人がいるし。
また、ずうっと脱原発なのに、民主党と言うだけでとばっちりを食って
落選する人も出そうな気がします。
ここまできたら、あとはもう選挙民の方それぞれが、期間中の候補者の
言うことによく注意して、少しでも、こころある議員を選ぶしかないですね。
そして、その場ではうまく言い繕うでしょうから、それまでのその人の
活動をよく調べるしかないですね。

…政治家の質が本当に落ちている気がします。
お怒り、本当によくわかります。

ありがとうございました。

No title

[太字]太字の文[/太字
松崎哲久が脱原発はだって。原発事故の後に電話したら、そんなことは言ってなかったよ。原発は今後も重要であるといっていたよ。私が脱原発賛成者だとすると、少しずつ、自分の意見を変えていった。彼は民主党で原発担当であったにもかかわらず、原発事故の後に電話すると、原発事故は東電が、東電が責任があるのでと言って逃げ回っていたよ。親分と同じだ。
 この卑劣な議員は、沈没寸前の船から、新しい船に乗り換えて、当選しようとしている。週刊誌では落選確実なのに、比例区でのころうとしている。政治家がいかに3流であるかがわかる。新しい船に乗りかえって、多くの無能な議員が生き残る可能性がある。恐ろしい。

Re: MATZ-TSさんへ

MATZ-TSさん、おはようございます。

安倍氏が本当に勝つんでしょうか…
なんだか、あの、大震災、原発事故の後でこの状況が信じられません…
民主党にノーというのはわかる。しかし、だからと言って自民党に帰っていくとは。
大震災、福島事故被災者のために、自民党がどんな働きをしたというのでしょう!
冷やかに、民主党の失敗するのを、ただ座してみていただけではありませんか!
世論調査というものは本当に民意を表しているのでしょうか…
まあ、表しているのでしょうね。大体…
しかし、その前に、マスコミというものによって、橋下・石原、安倍氏の露出度
を異様に高めるという、意図的かどうかわかりませんが結果的にある意味での
情報操作が行われているようなものですから、そうなるのも当然なのかもしれません。
そして、安倍政権がいよいよ確実と踏んだ途端に、東電を除く各電力会社の
株価が急上昇する、などということを見てみても、一部国民は実は津波被災地や
福島のことよりも経済、『景気』の方に関心があるのだ、という悲しい現実が存在するのかもしれません。
それが世論調査の数字に表れているのかも。
安倍さんがこれから仕出かしそうなことを思うと、本当にため息が出てしまいます。

原発廃止の問題は本当に難しい。これから一体どういう行程を辿っていけばいいのか。
でも、私がいつも腹が立つのは、『原発を廃炉にするのは大変なんだぞ、反原発のおまえら、
その成算があるのか、廃炉にするというのなら、まずその方法を示してみろ。
廃炉の方法もわからないのに、原発いらないと無責任に言うな!』という、
原発推進派の言い草なのです。
ここには大きな大きな、理論のすり替えがあります。原発廃炉までの行程に、
責任を負うべきなのは、原発を推進してきた人々です。『廃炉の行程が
わからないのならものを言うな』という批判は、その人々に向けられるべきなのです。
それがおかしなことに、『原発は処分のしかたも確立されていない危険なもの。
だから作らないで』と言ってきた人々に、廃炉の行程を示す責任がおっかぶされてしまっている。
無論、日本がすでに負ってしまった、54基もの原発という重荷…
原発反対派もその処分のしかたを共に考えて行くのは当然です。
しかし、原発推進したい者が、自分たちのそもそもの無責任を棚に上げて、
原発いらない、と言い続けて来た者に、廃炉の工程もわからんじゃないか!という
批判をするのは、全くの筋違いですね。それが腹が立って仕方がありません。
池田信夫などという人は、まさにこういう論理でものを言ってきます。
池田信夫氏のブログ。ご覧になったことがおありでしょうか。
見ない方がいいですよ(笑)。
彼は今、原発推進派が政権取り返しそうと言うので有頂天。悪いけれど、読んでいると、
反吐が出てきそうです。

> 我々が求めているのは、無限の経済成長ではないはずです。あくなき経済的豊かさ、
>これは現世代の過剰な利己心にすぎません。国民が「景気」を重視するのは、
>それではなく、もっと切実な問題ではないでしょうか。

まったくそうですね。国民が求めているのは、もっと切実な問題。
そしてつつましいものだと思います。
今、自分の住んでいる町で、村で、安心して暮らしていける…ただそれだけのこと。
今、自分がいる職場で、安心して働いて行けて、将来の見通しがあること、将来に
不安がないこと……
その程度のささやかな望みさえ、今、壊れかかっている。
過疎化した村…産業が空洞化して働く場所もない町…派遣の仕事しかなく
いつ首を切られるかわからない不安を抱えて生きている…
確かに、民主党政権は、そのような国民の想いを全然掬い上げてきませんでした。
しかし。しかし。その元凶たる自民党にまた政権を戻すのか!
…それが私には理解できないです。

> この国のあり方を真剣に、真摯に考える政治家を応援していきましょう。
>党派を超えて。原発推進も、隣国への強行路線も、超インフレ路線も必ず行き詰まります。
>国家破綻への道だからです。 今回は駄目でも、その次には、更なる展開があるかも
>知れないと思っています。(独裁国家にならなければ、ですが・・・)

そうですねえ。今回は駄目でもその次に…それを願うしかなさそうですね。
でも、ぎりぎりまで、ここで声を上げていきたいと思っています。
少しでもまともな政治家を選びましょう。

ありがとうございます♪

 

No title

彼岸花さん、こんばんは。

 どうがんばっても、今度の選挙では、安倍氏が総理大臣の自民党中心の連立政権になりそうです。大手メディアの世論調査をみても、国民の最大の関心事は「景気」です。原発はどこかに飛んでしまいました。 これに対して、安倍氏は、早速、建設国債を全て日銀に買い取らせる、という戦時中まがいのインフレ政策まで唱え、株価の上昇に気をよくしているようです。経団連会長まで反対している禁じ手ですね、これは。原発で日本がつぶされるのに加えて、無駄な公共事業でふるさとを壊し、財政破綻まで加速させよう、としているのか、と嘆きは深いです。

 原発反対、といっても、単に止めればよいわけではなく、脱原発には、様々な問題が山積です。それらをひとつひとつ解決し、本当に道筋をつけるだけのビジョンがあるのか、なくても問題意識を持っている候補者か、と考えれば、選ぶ候補者はほとんどおられないのではないか・・それだけ難しいものを抱え込んでしまった。。。 

 しかし、この地震列島において、原発をエネルギー源のひとつとして考える、ということが根本的に間違いであると考える候補者、ということが最低条件でしょう。その意味で、倉本總さんの「脱原発クラゲ」マークは、good idea!我が選挙区の候補者にも訴えていきたいと思っています。

 我々が求めているのは、無限の経済成長ではないはずです。あくなき経済的豊かさ、これは現世代の過剰な利己心にすぎません。国民が「景気」を重視するのは、それではなく、もっと切実な問題ではないでしょうか。しかし、その生活も、自然豊かなこの国土があってこそです。原発廃炉の石棺・その先にある放射性廃棄物の山・無駄な道路や橋の残骸、これらが、この国の将来のあるべき姿ではないでしょう。今景気をよくするのは、この国土の自然の豊かさを守り、それと共存し、賢明に利用する産業を複合的に育てていく未来を見据えた政治家の「ビジョン」、そして、それを実現するだけの現実的・具体的な「実行力」が示されることです。従来の対処療法では限界が来ていることに気付かないといけません。
 実現の障害になるのは、様々な既得権益ですが、既得権益に寄りかかるのではなく、それを乗り越えるだけの説得力のある「ビジョン」を示し、具体的政策を、国民とともに作っていける政治家が必要だと思います。

この国のあり方を真剣に、真摯に考える政治家を応援していきましょう。党派を超えて。原発推進も、隣国への強行路線も、超インフレ路線も必ず行き詰まります。国家破綻への道だからです。 今回は駄目でも、その次には、更なる展開があるかも知れないと思っています。(独裁国家にならなければ、ですが・・・)
 

Re:その日暮らしさんへ

その日暮らしさん、おはようございます。

>ぼくなどは、今日的状況の下で行われる選挙に正面から向き合おうとする
>気力が湧いてきません。今回の国政選挙になんの希望的観測も
>持ち込むことができないのです。

その日暮らしさん。まったく私も同じです。
あの大震災の悲劇を経験した日本が、なぜ、憲法改正とか
いやそれさえ飽き足らずに憲法破棄とか徴兵制とか言う人を持ちあげる、
このような道をたどろうとしているのか、ほんとに理解できないんです!
がっかりして悲しくて、ほんとは口もききたくない、どっと床について
しまいたいくらい、本当は気落ちしています。

あり得ない結末ですよね……

でも、マスコミが煽り立てる筋書きにみすみす乗せられるほど、
それほど国民は愚かか?とも一方で思います。
世論調査、などという誘導に影響されず、その日暮らしさんのおっしゃるように、
『ただ淡々と自分の意思を一票に託す』人々の良識が、思いがけぬ結果を
生んでくれないかな、などと淡い夢を抱いています。
せつなく情けないけれど、まだ、一縷の希望を捨ててはいません。
いよいよ選挙、という日になるまではあきらめずに声を上げていきたいと
思います。

ありがとうございます♪

No title

 こんばんは。
 ご苦労さまです。彼岸花さんの真面目でひたむきな態度には頭が下がります。ぼくなどは、今日的状況の下で行われる選挙に正面から向き合おうとする気力が湧いてきません。今回の国政選挙になんの希望的観測も持ち込むことができないのです。
 ですが、その是非をめぐって選挙の最大の争点となるべきものだけはこんなにもはっきりとしています。その意味では09年の選挙に臨んだときはちがって、ただ淡々と自分の意思を一票に託すことになると思います。

Re: NANTEIさんへ

NANTEIさん。こんばんは。
本当になにか気ぜわしいですね。
新聞、テレビの報道をご覧にならない…それもいいかもですね。
しかし、なぜ、マスコミは、ああも橋下氏と石原氏のことしか
やらないのでしょう…
原発事故が起きてから、報道というものは恣意的に操作されているものだ、
ということがわかってきてしまいましたが、この橋下・石原氏に関する
騒ぎたてようは、いったい何なのでしょう…
彼らの何に期待して、かくも偏った報道をしているのでしょう…

脱原発を求める声は決して小さくない。
それだったら、原発ゼロの会などの報道ももっとあっていいはずだと思うんです…
今の世の中、情けないことですが、政策の中身自体よりも、その政治家の
マスコミへの露出度が人気を左右してしまう。
志位さんや福島瑞穂さんなどもずうっと、デモに顔だしたりしてコンスタントに
活動してきたのにもかかわらず、ほとんどそのことが報道されることがありません。
顔が出てもちらっとだけ…
もし、マスコミというものが公平なものであって、この夏80%もの人が
2030年代には原発をゼロにしたいと答えたというその重みを、もう少し
まともに番組などで取り上げてくれて、脱原発議員さん達の露出度が増せば、
世論はそっちに大きく靡く気がします。
私は、考えれば考えるほど、なによりも、ジャーナリズムの罪の重さということを
思わずにはいられません。

櫻井よし子さんですか。^^
なるほどそれは言えますね。自分と反対の考えかたを持つ人の話を聞くこと…
相手の考えていることを知らなければ、批判も賛同もできないはずです…
戦いようもないですしね。
私も試しに、今、ちょっと覗いてみました。

私は今、深く絶望しています。
がっくりして、本当は文章も書きたくない…
でも、大事な時なので、力を振り絞って書いていきたいと思ってます。
書いてどうなるというものでもないのですけれどね…。^^

この選挙は、結果がすでに見えている…
次を待つしかないのでしょうか…

あまりにもひどいですね。あれほどの悲劇を経験しながら、これほどひどい
政治にしかならなかったとは……

これから失われるであろう3年…、5年…、10年…を想います。
福島の現状を想い、復興の進まぬ被災地を想い、また、沖縄の人々の気持ちを想うと、
こんな結果しか導き出せそうもない選挙…
なんだか、わ~~~~っ!と突っ伏して大声で泣きたくなってしまいます。

それでもね、あきらめるわけにいきません。
各社世論調査…これも大変問題のあるものですが…まだ投票先を決めていない
40%?くらいの人々…、受け皿さえ出てくれば、そこへわ~っとなだれ込むかもしれません。
願わくは、それが自民や維新、民主党右派の人々の方へではありませんように…。
社共、緑の風などに、国民の生活が第一なども加わって、緩やかな選挙共闘が
出来ないものかしら、と、本当に心から願います。

この国に広がりつつある不満の空気。
それが、政治を変える!という動きにつながっていくのならいいのですが、
仮想敵をネットでバッシングし、ただ溜飲を下げる、というような歪んだかたちの
表出になっていくことが常態化するのは心配ですね。

コメント、ありがとうございました♪
日本の行く末を見つめていきたいと思います…

こんにちは。

一挙に世の中浮足立ってきたようですね。
ようですね、というのも変ですが、私は16日から新聞、テレビの報道は見ないようにしているからです。かわりに志村建世さんや、河野太郎さんを中心に、数人のこれはと思う方々のブログを見ています。一方、櫻井よしこさんのブログも欠かさず読んでいます。それは右、いわゆる国家主義的な主張をしている人達の、なぜか理論的中心の一人になっている櫻井さんの言葉を通して、新右翼と目される人々が何を望みどう行動しようとしているのか、知っておかなければと思ったからです。

最新の記事では、当然の如く保守の大同を訴えていましたが。

さて、今度の選挙こそは雑音を入れてはいけない、と思っています。
脱原発に賛成する議員を落とさないのは、もちろん大切ですが、
党としてせめて第3の勢力になってほしい、代々木の政党を伸ばす第一歩と考えています。今回はそうはいかないでしょうが、今後、唯一の健全野党として育っていって欲しいと、これは社会党が消滅したころから思っていたことです。

「原発ゼロの会」については、一月ほど前、朝日のデジタル版に詳しく掲載されていましたが、お気に入りに入れておいたのが、いつのまにか削除されていました。

そう言えばこの記事に対して、あの尖閣問題でツイッターたちを扇動していたと思われるX氏を中心に激しい攻撃が加えられていました。

どうもこういう底流が増えてきているようで、そちらの方が心配ですね。
中国の格差に対する不満分子の、NETで火をつけられる地雷のような怖さ、
日本も他人ごとではないようです。

Re: 鍵コメさんへ

鍵コメさん。
お便りコメ、ありがとうございます♪
そっか!、コメントはなにも、その記事について書かなければならないという
決まりがあるわけじゃないですものね。
お便りコメ。いいですねえ♪

早速のお便り。楽しく拝見しました。^^
そうですか…鍵コメさんのその目でご覧になった日本の姿。
それが、鍵コメさんの正義感や向上心や…と言ったもともと持っていらした
美質が、しっかりと固まるきっかけになったのかもしれませんね。
お仕事での人間関係。
きっと、鍵コメさんの周囲には、生き生きした風が吹いて
いたでしょうねえ!

また、お訪ねさせていただいて、お話させてくださいね。^^
ありがとうございます♪

Re: 相子さまへ

相子さま。こんばんは。
本当に政治の動きが速すぎて、次のこれを書こうと考えて、下書きメモ
しておいたものなどがあっという間に使えなくなったりします。
6月頃の自分の記事を読むと、なんと暢気だったのか!と自分で驚くほどです…
民主党政権は、国民の声によって、何とか変えられる、とまだ信じていたし
(原発反対のデモの声は、民主党の政策に何らかの影響を及ぼすことが出来ると
ナイーブにも信じていました!)
まさか、全原発を再稼動すると公言してはばからない自民党に、年内に政権を
明け渡すことになるかもしれない、などということは、考えても見ませんでした。
今が一番悪いとき…、そう思って声を上げて来たけれど、それよりもっと悪いことが
起こりうる、さらにはされよりさらに状況が厳しくなる…などということは
実は私自身想像してもいませんでした…
『第五の敗北』という記事は、もう一年も前から考えていた記事…
でも、そのとき私が想定していた政治上の最悪の事態とは、民主、自公の大連立、
ということでしかありませんでした。
しかも当時の自民党総裁は、割合リベラルな気質を持つ谷垣さんでした。

…今はどうでしょう!自民党総裁は安倍さんになってしまいました。こんな人が
復活してくるとは思いもしなかった!
そして、橋下氏が国政に参画し、しかも、石原氏と組む、などということは
考えてもみませんでした。
…一年後…事態が私が想像していたよりさらに悪くなっていなければいいのですが…

選挙前だけのポーズの人もいるでしょうし、本当に見極めは難しいです。
国民一人一人が、テレビなどの煽りたてる情報ではなく、自らの選挙区の
議員さんの考えに関心を持って、人物と政策を見て行くことが必要ですね。
…それにしても、時間がないです…

相子さま、ありがとうございます♪

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No title

今晩は 流れは恐ろしいほど早く動いておりますね。
脱原発は一つの指標となる筈。ですが彼岸花さんの書かれている三極の動きに注意して行かなければなりませんね。
政治家はしばしば豹変しますから、ギリギリまで見てから決めたいと思っております。
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彼岸花さん

Author:彼岸花さん
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『しだかれて十薬忿怒の息吐けり』

『南亭雑記』の南亭師から頂戴した句。このブログになんともぴったりな句と思い、使わせていただきます。
十薬とはどくだみのこと。どくだみは踏みしだかれると
鮮烈な香りを発します。その青い香りは、さながら虐げられた若者の体から発する忿怒と抗議のエネルギーのよう。
暑い季節には、この強い歌を入口に掲げて、私も一民衆としての想いを熱く語りましょう。

そして季節は秋。
一足早いけれども、同じく南亭師からいただいた、この冬の句も掲げておきましょう。

『埋火に理不尽を焼べどくだみ荘』

埋火(うずみび)は、寝る前に囲炉裏や火鉢の燠火に灰をかぶせて火が消えてしまわぬようにしておいた炭火などのこと。翌朝またこの小さな火を掻き立てて新たな炭をくべ、朝餉の支度にかかるのです…

ペシャワール会
http://www1a.biglobe.ne.jp/peshawar/pekai/signup.html
国境なき医師団
http://www.msf.or.jp/donate/?grid=header02
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