『この選挙は日本を暗黒の時代に導くのか』 ①

明日、4日は、いよいよ衆議院選の公示日である。
この選挙は、本当に、日本の将来を暗黒の将来にしてしまうのか、
それとも、新しい希望の日本に生まれ代わりを遂げるのか、その分岐点となる
大事な大事な選挙になると思う。

一つは、原発をどうするか、という問題である。
一つは、この国を、徴兵制などのある軍事国家にしてしまっていいのか、という問題である。

こんな大きな争点を抱える選挙なのに、マスコミが取り上げるのは
消費増税など経済の問題ばかり。
そして、安倍自民党の成立、石原・橋下維新の成立で、マスコミはこれまた
この両方を追いかけるばかり。
なにか原発の問題を選挙の争点から外そうとする力でも意図的にどこかから
働いているのかと疑いたくなるほど、9月からのここ3か月の間に
日本の空気はがらりと変わってしまった。        
右翼的な力が一挙にこの国を動かし始めたという感じである。

こんな、こんなことがあっていいものだろうか!!!

思い返してみよう。
1年9か月前のあの日を。
あの、大津波の映像を見つめながら、日本中が大きな衝撃を受けた日のことを。
そしてそれに続いて福島第一原発の各号機の冷却装置が働かなくなり、
また日本中が、放射能という見えない雲のようなものの影に怯えた日のことを。

福島第一の1~4号機は、まだその無残な姿をさらしたまま、人間は中に入って
その状態を確かめることすらできない。4号機は、臨時的に補強された鉄骨とコンクリートで
かろうじて燃料プールを支えているけれど、もし、また地震及び何らかの原因で
その燃料プールが倒壊したら、東京を含む東日本は人の住めないところに
なってしまう程の大事態になってしまう、そんな危険性を抱えたままである。
日本の半分が駄目になってしまうかもしれないようなものが、まだ、あそこにあるんですよ!
東日本の人間が、一斉に避難しなければならなくなるような事態が起きたら、
西日本だって安泰でいられるはずはない。日本に阿鼻叫喚の地獄が出現するかもしれない。

それなのに、もう福島はすんでしまったことのように、再稼働や、原発新設にさえ
言及する政治家が、この国で政権をとろうとしている…

東日本大震災の被災地の人々の暮らしはほとんど改善されていない。
家族を失い、生きる場を失い職を失い、明日という日の見えぬ暮らしをしている人々を
そのままに、明日の日本の経済を語る鈍感な政治家たち…

そして、これだけでも信じられないほどの悲しみを日本人は負ってしまったのに、
そこへ持ってきて、さらに、この国の根幹をなす憲法をいじって、日本を
軍事大国の道へ導こうとする政治家が跋扈しはじめた…!
自衛隊を国軍にし、日本に徴兵制を敷こうなどという人が、この国の次期総理に
なるかもしれないのですよ!!!

こんなことが!こんなことがあっていいものだろうか?!!!
この動きは、なんとしても阻止しなければ!!!

マスコミはなぜかあからさまに、こういう一派を持ちあげ賛美しているように見える。
選挙の焦点を、安倍氏、石原氏、橋下氏に合わせるその露骨さ!
安倍自民党、橋下・石原維新、野田民主党…
これらが組んだ日本の政治の怖さを実感できますか?
私は考えただけで身ぶるいしてきそうである。

脱原発などは無論、夢の夢。もんじゅなどの研究は再開、次々に原発は再稼動、
建設中のものも含め、下手をすると新設だって認めれらかねない!

数で圧倒的優位を占めた彼らは、憲法に手をつけるだろう!
日本はあの悲惨な戦争の記憶からようやく逃れて、平和な国を作ろうとしてきたのでは
なかったのか?
息子や夫や恋人が戦地に駆り出されていく…頭上から焼夷弾が降り注ぐ…
そんな戦争の日々にまた戻りたいのか?
そのような志向を持った政治家にこの国を任せたいのか!?

おかしい!
絶対に今のこの日本の動きはおかしい!
自民党が駄目だったから、民主党を勝たせた…
でも、その民主党が駄目だったからと言って、また自民党に戻るのか?
しかも、今の自民党はかつての自民党とは違う…
ただ目新しいから、元気そうだから、というそれだけの理由で、偏執狂的に
軍国化に思想傾斜している政治家に、この国を託すのか?

どう考えたっておかしい!




今度の選挙は、国民の自由と尊厳をかけた戦いである。
国民の質が本当に問われる選挙である。
日本人の、日本という国の存在そのものの本質を問う選挙だ。


公示まであと1日しかないけれど、考えることを次に述べて行きたい…





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『しだかれて十薬忿怒の息吐けり』

『南亭雑記』の南亭師から頂戴した句。このブログになんともぴったりな句と思い、使わせていただきます。
十薬とはどくだみのこと。どくだみは踏みしだかれると
鮮烈な香りを発します。その青い香りは、さながら虐げられた若者の体から発する忿怒と抗議のエネルギーのよう。
暑い季節には、この強い歌を入口に掲げて、私も一民衆としての想いを熱く語りましょう。

そして季節は秋。
一足早いけれども、同じく南亭師からいただいた、この冬の句も掲げておきましょう。

『埋火に理不尽を焼べどくだみ荘』

埋火(うずみび)は、寝る前に囲炉裏や火鉢の燠火に灰をかぶせて火が消えてしまわぬようにしておいた炭火などのこと。翌朝またこの小さな火を掻き立てて新たな炭をくべ、朝餉の支度にかかるのです…

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