『こんな憲法にしていいのですか?!』

自民党や維新の石原氏は、盛んに憲法改正や憲法破棄を叫んでいる。
それでは、自民党がいう憲法草案とは一体どういうものなのだろう?
それを知らなければ、批判も賛成もできない。

こんな親切なサイトを見つけた。
自民党が公表している憲法改正草案を、現憲法とわかりやすく対比させてくれている。

http://c3plamo.slyip.com/blog/archives/2012/12/post_2519.html

このサイトを見ていただくのが一番なのだが、それでは丸投げ。
この方の比較を元に、私なりに、気になるところを書き出してみたい。

1.現行憲法で『公共の福祉』とあるところのほとんどが、『公益及び公の秩序』という言葉で書きかえられている。
 『公の秩序に反するな』という、国や地方公共団体等、官による管理社会の到来を予感させる。

2.現行憲法で『日本国の象徴』である天皇の地位を、『日本国の元首』と位置付け。
  なぜ、敗戦後、日本は天皇の地位を『日本国の象徴』としてきたか。二度と、『天皇』の
  名のもとに戦争を遂行することなどないようにするためである。

3.現行憲法の第二章第九条『戦争の放棄』の誓いを後退させ、『自衛権の発動』『国防軍』を明記している。
  以下、軍事裁判に関する記述を含め、国防軍についての項目が列記されている。

   第二章 戦争の放棄
    第九条 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、
         武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する
       2 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない
         国の交戦権は、これを認めない。
                          
   第二章 安全保障
    第九条 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動としての
         戦争を放棄し、武力による威嚇及び武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては用いない
       2 前項の規定は、自衛権の発動を妨げるものではない
    第九条の二 我が国の平和と独立並びに国及び国民の安全を確保するため、内閣総理大臣を最高指揮官
        とする国防軍を保持する
       2 国防軍は、前項の規定による任務を遂行する際は、法律の定めるところにより、国会の承認
        その他の統制に服する。
       3 国防軍は、第一項に規定する任務を遂行するための活動のほか、法律の定めるところにより、
        国際社会の平和と安全を確保するために国際的に協調して行われる活動及び公の秩序を維持し、
        又は国民の生命若しくは自由を守るための活動を行うことができる。
       4前二項に定めるもののほか、国防軍の組織、統制及び機密の保持に関する事項は、
        法律で定める。
       5国防軍に属する軍人その他の公務員がその職務の実施に伴う罪又は国防軍の機密に関する罪を
        犯した場合の裁判を行うため、法律の定めるところにより、国防軍に審判所を置く。
        この場合においては被告人が裁判所へ上訴する権利は、保障されなければならない。
    第九条の三 国は、主権と独立を守るため、国民と協力して、領土、領海及び領空を保全し、
        その資源を確保しなければならない。




  引用させていただいたサイトの方の言葉を借りよう。
  『この条文で戦闘、戦争をさせないという明確な歯止めが現行憲法から消滅することになる。
   国際的に協調して行われる活動」と称して、米軍下請けの戦闘が海外で可能な根拠となる。』
   実際の根拠法は「海外派兵を恒久的に自衛隊の本来任務とする国際平和協力法案」が
   すでに準備されている』

4.現行憲法の『第十一条 国民は、すべての基本的人権の享有を妨げられない。
  この憲法が国民に保障する基本的人権は、侵すことのできない永久の権利として、
  現在及び将来の国民に与へられる。』の下線部分を意図的にか削除。


5.現行憲法第十三条『すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利につい  ては、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする。』の
  『個人として』の部分が、ただ『人として』という書き方になっている。
  すなわち、国民一人一人の権利を尊重する、という概念をこれによって希薄化。


6.現行憲法第十八条 『何人も、いかなる奴隷的拘束も受けない。又、犯罪に因る処罰の場合を除いては、
  その意に反する苦役に服させられない。』の、『奴隷的拘束』の文言を削除。
  『奴隷的拘束=徴兵制』との批判を回避するための布石か。

7.現行憲法第十九条『思想及び良心の自由は、これを侵してはならない。』
  という、権力の介入をも阻む自由への高らかな強い決意は、『思想及び良心の自由は、保障する。』
  という弱い表現に後退。『保障する』という言葉には、国家の意志介入を感じさせる。

8.現行憲法にはない、個人情報の不当取得の禁止等の項を新設。
  『第十九条の二 何人も、個人に関する情報を不当に取得し、保有し、又は利用してはならない。』
  この条項により、報道の、国家・地方公務員等への取材がさらに制限される恐れは出てこないだろうか。
  これを悪用すれば、自由な報道は死ぬ

9.現行憲法第二十一条 『集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、保障する。』に
  第2項として、次の文言を追加。
  『前項の規定にかかわらず、公益及び公の秩序を害することを目的とした活動を行い、
   並びにそれを目的として結社をすることは、認められない。』

  これは恐ろしい条項である。
  これを根拠に、デモ、集会などは、今とは比較にならないほど取り締まりが強化されることも
  考えられる。


10.現行憲法第二十四条(家族、婚姻等に関する基本原則) の項に次の文言を新設。
  『家族は、社会の自然かつ基礎的な単位として、尊重される。家族は、互いに助け合わなければならない。』
  一見、美しい言葉だが、これは何も憲法で明記して縛らずともいい内容である。
  これを明記することにより、老人介護などが家族の諸々の事情も抜きに『家族内の自己責任』
  と解釈されかねない。国の公的支援の退行の言い訳にされかねない。


11.現行憲法第二十九条『財産権は、これを侵してはならない。』という強い決意表明が『保障する
  と表現に退行。第十九条にも通じる。


12.現行憲法第三十六条『公務員による拷問及び残虐な刑罰は、絶対にこれを禁ずる。 』は、
  『禁止する』という弱い表現に後退。目立たない変更だが、十九条、二十九条にも通じる、
  現行憲法の、国民の権利を絶対に侵さないのだ!という高らかな決意宣言が、押し並べて後退している。
  『保障する』という表現は、逆に公による自由権等諸権利への介入の可能性をも予感させ、
  第一に『国民よりも憲法の方が上に位置するものであり、お上の方が偉いんだぞ!』という
  不遜を感じさせる表現である。
  『国民主権』の理想に反する言い回しではなかろうか。


12.現行憲法にはなかった第九章第九十八条第九十九条『緊急事態』を新設。
  福島第一原発事故は、実はさらにひどいことになっていて、東京圏まで避難しなければならない
  ような事態だって起こりえた。そういった場合の備えは必要かな、とは思うが、
  気になるのは第一項。
  『内閣総理大臣は、我が国に対する外部からの武力攻撃、内乱等による社会秩序の混乱
   地震等による大規模な自然災害その他の法律で定める緊急事態において、
   特に必要があると認めるときは、法律の定めるところにより、閣議にかけて、
   緊急事態の宣言を発することができる。』
  国民による正当な大規模集会やゼネストなどもこの範疇にくくられて弾圧されることだって
  ありうる含みを持つ文言である。


13.憲法改正の国会における議決のハードルを、現行憲法の総議員の三分の二から過半数に緩和
  さらに、現行憲法では『特別の国民投票又は国会の定める選挙の際
  行はれる投票において、その過半数の賛成を必要とする。』となっているところが、
  自民党案では『有効投票の過半数の賛成』と、ハードルがぐっと下がっている。
  これによって、憲法改正が今のものとは比べられないくらい容易になってしまう。
  

14.現行憲法第十章『最高法規』を削除。
  第十章 最高法規
   第九十七条 この憲法が日本国民に保障する基本的人権は、人類の多年にわたる
        自由獲得の努力の成果であつて、これらの権利は、過去幾多の試錬に堪へ、
        現在及び将来の国民に対し、侵すことのできない永久の権利として信託されたものである



  実は、この条文こそが、現日本国憲法のもっとも素晴らしいところの一つである。
  私たちが今普通に、当たり前と思って享受している教育の権利や、言論などの自由、
  男女同権、選挙権などは、私たちに生まれつき昔から賦与されてきたものではない。
  政府批判をすれば激しい弾圧…拘留、拷問(時には死に至る)を受ける時代があった。
  男女差、生まれや財産によって選挙権、被選挙権が無かったり、
  教育の機会が均等でなかったりした時代が、長く続いていたのである。
  数多くの、それこそ数多くの人々が、この差別・不当を解消しようと
  命をかけて戦ってきて、今の私たちの自由や数々の諸権利があるのである。
  現日本国憲法は、こうして得られた基本的人権を、高らかに誇らかにここで
  謳いあげている!そうして、二度と、なんびともこの憲法を冒し、国民の権利を
  剥奪することのないよう、この憲法を『最高法規』とここで宣言しているのである。


  この条項をバッサリと切り捨てた自民党の改憲案!
  そこに、どんな意図があるのだろうか! 
  みなさん。このことをよくよく覚えておいてください!

15.現行憲法にはない、次の条項を追加。
  第百二条 全て国民は、この憲法を尊重しなければならない。

  ここも極めて、極めて大事!
  現憲法はその前文で主権在民を謳っている。
  その主権者たる国民を守るために憲法はある。
  つまり、憲法を守るのは国家の方であって、それを守らせるのが国民!これが立憲主義の要諦である。
  自民党の改憲案では、逆に、『国民に憲法を守らせよう』という逆転が起きている
  自民党案に繰り返し出てくる『公益及び公の秩序』という文言。
  これは何も自民党に限らない。『公の秩序』などという言葉をいたずらに頻用する者に、ろくなものが
  いるだろうか?



さて。自民党の盛んに謳う『改憲』という者の中味がこれで大体わかったのではなかろうか。
憲法破棄を謳う維新、石原慎太郎氏…。
『改憲』を言いたてる人々の上げる理由は大抵以下のようである。
『今の日本国憲法は、敗戦国日本がアメリカから一方的に押し付けられた占領憲法。
独立国家なら、自分たちで憲法制定すべきである』
…この言葉はいかにももっともらしく聞こえる。
しかしどうだろうか。そういう人々の改憲の目的が、上に挙げたような、ありとあらゆる条項で
国民個々の自由に幸福に生きる権利よりも、国の秩序を優先することを暗に強いるような、
そうして何よりも、日本の軍国化を推進する、ひたすらそのために憲法を
改定しようとしているような人々によって謳われる改憲ならば、
そんなものはいらないのではなかろうか?
私なら、そんな改定はまっぴら御免と叫びたい。

『どこの政党が『改憲』と声を大にして言ったって、改憲は容易なことじゃない。
まず全国会議員の3分の2の賛成によって議決されることが必要だ。
さらには国民投票などで、国民の過半数の賛成が必要だ。
それは、かなり高いハードルだ』

そうおっしゃる方がおいでだろうか…
いえいえ。
この選挙の趨勢を思ってください。
この国は、わずかここ2カ月ほどの間に、一気に右傾化を政治家も民も強めてしまった!
今度の選挙で、おそらく改憲派は絶対多数をとる。
参議院選でねじれがまた生まれるだろうから、そう簡単に改憲派など思うように出来ない?
いえいえ。
次の参院選でも、おそらく改憲派は『改憲』という点で結集する。
安倍総裁は、参院選後、本格的に改憲に取り組むという…

長い長い間、自民党が一党支配しているとは言いながら、この国には
国民の間に、『自民党はいいけど、改憲はしなくていいよ』という抑制が、
なぜかしらずうっと働いていたように思える。
なんと言っても、『平和憲法』は大事だ、ということがわかっていたのである。
戦争はもうこりごり。アメリカから押しつけられたものであろうがなんであろうが、
いいものはいい。やっぱり平和憲法がいいよ…そういう暗黙の了解が……

ところが今、急速にその認識が薄れつつある。
下手をすると、この国の民までが、この、珠玉のような、世界に誇れる平和憲法を
捨てようなどとしはすまいか…
私はそのことを、本当に恐れている。
政治家を安易に選ぶということは、そういうことなのである…

つい先日12月9日朝。関西電力大飯稼働再開や、大阪市の瓦礫広域処理受け入れに反対する住民たちの
中で、理論的中心人物のようになって、『モジモジ先生』の愛称で親しまれていた、
阪南大学准教授、下地真樹氏が自宅で逮捕された。

10月17日午後2時40分ごろから約1時間半にわたり、JR大阪駅(大阪市北区)で
「がれき反対」とシュプレヒコールを上げながら練り歩いたり、ビラを配布したりして
駅側の業務を妨害した』ということだそうである。
逮捕容疑は「鉄道営業法違反」「威力業務妨害」「不退去」。

警察の言い分も聞いてみないと公平ではないだろう。
しかし、これが逮捕されるほどのことであろうか?
デモや集会をするのは、国民に与えられた権利である。
ふだん一般の私たちは、数年に一回の選挙でしか政治参加できない。
デモや集会や請願行動などは、私たちがわずかに自分たちの想いを発することのできる
大事な行動である。
大阪府、大阪市のデモ隊に対する警備は『過剰』ではなかったろうか?

デモで逮捕されたりするのは、特殊な人々なのであろうか?
いえいえ。
国家というものは、気をつけていないと、いとも容易に変貌する…
私たちの安易な選択がそれを招くのである。あるいは、おかしいな、と思っても
なにもしないでいることが結果的にそれを容認することになるのである。

国のトップ、自治体のトップが代わると、恐ろしいほどその国なり自治体は
警官隊の警備のありようまで変わってくるものである。
菅氏のころ…野田氏に代わってから…そして安倍氏や石原、橋下氏が大声を
上げ始めてからの、この国のムードの一挙に変化したことを思い返してみるといい…。

自由にネットもできない、デモも集会も出来ない、そんな行き詰るような国にしたいか。
下手をすると、あなた自身が、あなたの大事な人が徴兵される、そんな国にしたいのだろうか。

こんな歌を聞いてほしい。
これはチリのフォルクローレの歌い手、ヴィクトール・ハラの歌である。
『平和に生きる権利』


1973年9月11日(!)、チリで起きた軍事クーデター。
南アメリカで初めて自由選挙によって合法的に選出された社会主義政権を、
軍部が武力で覆した事件として有名である。Wikiの記述を借りよう。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%83%AA%E3%83%BB%E3%82%AF%E3%83%BC%E3%83%87%E3%82%BF%E3%83%BC

『東西冷戦の最中の1970年、サルバドール・アジェンデ博士を指導者とする
社会主義政党の統一戦線である人民連合は自由選挙により政権を獲得し、
アジェンデは大統領に就任した。
しかし、アジェンデ政権の行う社会主義的な政策に富裕層や軍部、さらに
ドミノ理論による南アメリカの左傾化を警戒するアメリカ合衆国は反発し、
アメリカ政府に支援された反政府勢力による暗殺事件などが頻発した。
そして、遂には1973年にアウグスト・ピノチェト将軍らの軍部が軍事クーデターを起こした。
首都のサンティアゴは瞬く間に制圧され、僅かな兵と共にモネダ宮殿に篭城した
アジェンデは最後のラジオ演説を行った後、銃撃の末に自殺した。

『政権を握った軍部はすさまじい「左翼狩り」を行い、労働組合員を始めとして
多くの市民が虐殺され、その中には人気のあったフォルクローレの歌い手ビクトル・ハラもいた。
ハラが殺されたサッカースタジアムには、他にも多くの左翼系市民が拘留され、
そこで射殺されなかったものは投獄、あるいは非公然に強制収容所に送られた。
前年にノーベル文学賞を受賞した詩人パブロ・ネルーダ(チリ共産党員であった)
はガンで病床にあったが、9月24日に病状が悪化して病院に向かったところ、
途中の検問で救急車から引きずり出されて取り調べを受けて危篤状態に陥り、
そのまま病院到着直後に亡くなった。』

左翼でなければ、社会主義者や共産主義者でなければ、軍部に虐殺なんてされないから関係ない?
いえいえ。あなたは加害者の側に立ちたいですか?
公平にいえば、逆に共産主義政権だってカンボジアのポルポト政権やその他、
数多くの国家による思想統制、思想弾圧、虐殺の例は数ある。
自由主義を標榜するアメリカが、他の国に対してしていることを思おう。
枯葉剤や劣化ウラン弾などを他国に対して使う…あれが正義の戦争だったろうか?


国家の悪意、というものは至る所に、あらゆる形で存在する。
それは実は一握りの権力者たちが動かしているものである。そしてそれに盲従する者たちが…

私は日本に再び思想統制や、戦争などを引き寄せたくない。
自分の国だけではない、他国に対しても、二度と侵略戦争など起こしてほしくない。
不毛の戦に、若者を送りだしたくない。

国民は、選挙の時だけでなく、常日頃から、政治家のしていることはちゃんと見ていなければ。
それはあっという間に、あなたの自由をも奪いに来る。

その日暮らしさんのところで、『ランメルの法則』という言葉を知った。
『ある国民が持つ自由が僅かなほど、彼らの統治者が彼らを殺害する可能性が増す』というものだそうだ。

そんな大げさな!日本は安全で平和で自由だ。
その日本にちょっかいを出してくるやつらがいる。
北朝鮮や中国や韓国の挑発を甘んじて受けろというのか?

…それでも。もし日本も核武装して、どんどんお互いに軍備を拡張して
公海上での緊張を高め、それで一体どんないいことがあるというのか。
また、外に向かって働くと思われている軍というものは、容易にその武器を
国民自身に向けるものでもあるのだ。


そうした不穏なものは、それが気配であるうちに、それが萌芽の内に、
いらない!と意志表示しておきたい……



震災一ヶ月後の高円寺での脱原発の集会で『不屈の民』を演奏するジンタらムータ。
クラリネットの大熊ワタル氏の傍に、小熊英二氏もいるなあ…




不屈の民(¡El pueblo unido, jamás será vencido!、団結した人民は決して敗れない!)
とはチリのヌエバ・カンシオンの曲の中で、最も国際的に良く知られた歌である。


スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

Re: 愛希穂さんへ

愛希穂さん。こんばんは♪

ほんとうにもう、これは悲鳴に近いです!
全身で、こんなの、こんなのおかしい!って叫んでる。
もう理屈じゃない。本能です!
日本人が大事に守り抜いてきたもの…平和憲法もそうですが、放射能汚染など
されていなかった美しい日本の国土もね…そうしたものが、あっという間に
穢されてしまう……!
民主主義のルール、民主主義を信じる心…そんな国民の素朴な信頼も、
とりわけあの、野田総理が滅茶苦茶にしてくれてしまいました!
少数の権力者が何でも勝手にやってしまえる…民主主義は一体どこに?
私たちが何十年も信じて来たものが、こんなに無残にガラガラと壊れていくとは!!!

マスコミの罪は滅茶苦茶深いですね。
ああ…先の戦争に日本がのめり込んでいった時も、新聞・ラジオなどの報道は
こういう感じだったんだろうなあ…そして国民もそれをむしろ喜んで
後押ししたんだろうなあ、ということが実感されます。
なんと愚かなことでしょう!……

しかも、マスコミのほとんどは、3.11後の反省もまだしていないんですよね。
福島の事故を目の前にしてなお、放射線の影響を少なく少なく見せることに
協力してきたこと…電力不足キャンペーン、原発動かさないと電気代2倍、の
偏向キャンペーン…それらの大嘘の反省を。

>外に向かって働くと思われている軍というものは、容易にその武器を国民自身に向けるものでもあるのだ。

このところの元記事をいただいたのは、その日暮らしさんからです。
その日暮らしさんの記事もぜひお読みくださいね♪

はいっ!
ヴァイゼッカー大統領の「荒れ野の40年」。「新しい酒」(『矢内原忠雄と現代』)ですね。
ぜひ読んでみます!

愛希穂さん。いつもありがとう。
愛希穂さんのお名前のように、人を…この地球を…愛する心。
そして希望を失わないこと。
そして、黙々と大地に種をまき、黄金の稲穂を収穫する農民の不屈の精神。
それらを忘れないようにしたいものですねっ♪ ^^

No title

彼岸花さん、こんばんは。

彼岸花さんの叫びが深く心に響いてきます。コメントをしたいと思っても、思いをきちんと整理しきれずにただ読むだけでした。
今もどんな風に書こうかと定まってはいないのですが、この彼岸花さんの叫びを声を多くの人に聴いて欲しいと思います。

新聞報道は信用していません。でも、今日の朝日新聞の世論調査の記事に多くの国民は「それならば、もう投票に行っても何も変わらないか」って思ってしまうのではないかと、かなりの危機感を持っています。投票率の低下、それを権力者達は目論んでいると思います。投票率が下がれば、組織票が大きく物を言うのですから。

どうして、こうも忘れやすいのでしょうか。近視眼的な考えしかできないのか。悔しいです。本当に悔しいです。でも、まだまだ諦めてはいません。
その言葉を発したくはない。

彼岸花さんがまとめて下さった自民党の改憲案、とても分かりやすいです。そして改めて、こんな憲法案が可決されたら・・・。これからの世代の子ども達のことを考えるともう、絶対にどんなことがあっても阻止しなくてはいけない。

>外に向かって働くと思われている軍というものは、容易にその武器を国民自身に向けるものでもあるのだ。

その通りですよね。実際先の戦争でもそうだったのですから。

新聞報道通りだとしたら、日本はどうしてこんなのなんだろうって、私本当に理解出来なくて・・・。
でも、今ヴァイゼッカー大統領の「荒れ野の40年」の演説を全文読み、矢内原忠雄氏の記念講演集の中である方が「新しい酒」と題して、日本の敗戦から40年の日本を振り返って日本の問題について語られているのですが、それを読んで、日本がこういう状態になってしまっている理由が分かってきたように感じています。

もし近くの図書館にあれば、ぜひ読んでみられてはいかがでしょうか。私は特に「新しい酒」(『矢内原忠雄と現代』)はもう目から鱗状態で読みました。
権力者達は巧みに、徐々に、国民をあの時代へと戻すように画策してきたのだということがよく分かりました。

>そうした不穏なものは、それが気配であるうちに、それが萌芽の内に、いらない!と意志表示しておきたい

その機会が16日の選挙ですね。
にじまないボールペンを持って投票に行きます!


プロフィール

彼岸花さん

Author:彼岸花さん
リンク、トラックバックご自由に。

『しだかれて十薬忿怒の息吐けり』

『南亭雑記』の南亭師から頂戴した句。このブログになんともぴったりな句と思い、使わせていただきます。
十薬とはどくだみのこと。どくだみは踏みしだかれると
鮮烈な香りを発します。その青い香りは、さながら虐げられた若者の体から発する忿怒と抗議のエネルギーのよう。
暑い季節には、この強い歌を入口に掲げて、私も一民衆としての想いを熱く語りましょう。

そして季節は秋。
一足早いけれども、同じく南亭師からいただいた、この冬の句も掲げておきましょう。

『埋火に理不尽を焼べどくだみ荘』

埋火(うずみび)は、寝る前に囲炉裏や火鉢の燠火に灰をかぶせて火が消えてしまわぬようにしておいた炭火などのこと。翌朝またこの小さな火を掻き立てて新たな炭をくべ、朝餉の支度にかかるのです…

ペシャワール会
http://www1a.biglobe.ne.jp/peshawar/pekai/signup.html
国境なき医師団
http://www.msf.or.jp/donate/?grid=header02
最新記事
最新コメント
リンク
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
カレンダー
04 | 2017/05 | 06
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

FC2カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
QRコード
QRコード