『キャンドルナイト 27』

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あの日から2年と3カ月…

  


なんと心が乾いてしまったことだろう…
それでも気力をかき立てて、ろうそくを灯す…

今日は、こんなシンプルなのがいいな。
わずかに、半透明の白いビーズをろうそくの足元に置いてみた。

小さな亀山ローソクが、白い紙をほんのり紅く染めている…


この亀山ローソクは、小さな箱に小さなろうそくが90本も入っている。
これは、2年前の3月15日。
計画停電が始まるのに、大きな古いろうそく一本しかないと私が言ったら、
娘たちが、あちこちの店を探しまわってようやく見つけて買ってきてくれたのだ。

もう、計画停電が発表されてすぐ、東京の我が家のあたりのスーパーや小売店からは、
米とペットボトルの水と、ろうそくと電池が売り切れてなくなってしまった。

3月15日お昼ごろは、東京に福島第一原発からの放射能プルームが
おそらく一番多く届いた頃だ…

ろうそくなどなくったって、暗闇のなかででも計画停電中の数時間を過ごすくらい
なんでもなかったはずなのに、私の余計な一言で、娘たちの若い身体に無用な被曝させてしまった…
外に出るな、窓をぴったりと閉めて、換気扇も回すな、とさえ注意しておいたものを。
私のつまらない一言で……
そう思って、どんなに悲しかったことだろう。
遠く離れていた東京でさえ、そう思うものを……

小さなろうそくには罪はない。

90本……
一月に一度灯していけば、8年近くもつはずである…
あと6年…
このろうそくがなくなる頃…日本はどうなっているのだろう。








                         
心ひとつに キャンドルナイト




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Re: 19日の鍵コメさんへ

鍵コメさん。こんばんは♪

お訪ねとコメント、ありがとうございます。
ほんとに、新聞を見ても、テレビのニュースを見ても、ため息の出ることが
多いですね。
この国はどこへ向かっていくのでしょうか。
アベノミクスなんて危ういものですよね~~~…。

でも、国民もまるで原発のことなどもう忘れてしまったよう。
今度の選挙で、『脱原発』を掲げても、票は集められないでしょうね。
改憲の怖さを訴えても、おそらくダメ。
自民党がもし負けるとすれば、選挙前日までに、株価が何かの原因で
一万円を割るくらいまで急落することしかないんじゃないかしら、と思っています。

世界は今、政治も教育も経済も…なにか、人間がこれまで理想としてきたことを
捨ててしまおうとしているように思えてなりません。
『自由』や『平等』や『平和』……そのようなものよりも、『利益追求』が第一。
その富もごく少数のお金持ちに集まっていくだけなのに…

日本政府は、その上さらに国民の『健康』までも売り渡そうとしています。
福島の放射能汚染はそのままに、TPP参加によって、国民の食の安全や
医療制度まで海外の企業に売り渡そうとしている。

なんだか悪い夢でも見ているかのようです…

…そうなんですよね~~~…
女性と男性…私も、そんなことを感じてしまいます。
でも、女性の中にも、高市議員のような人がいますしね…(溜息)。
ひどい発言ですよね…
正気なの? 無知なの?って思わずニュース映像の顔をまじまじと見ちゃいました。

あまりに情けなくて、今、言葉がなかなか出てきません…

ありがとうございます。選挙まで間がない…元気出さないと、ですね!^^



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Re: 鍵コメさんへ

鍵コメさん。ありがとうございます。
昔の人はよく言ったもので、腹が立つことを『腹膨るる想い』と
表現していますが、ほんと、怒っていると胃腸の調子もおかしくなってきますね。
気持ちもくすんでくるし、怒っていて体にいいことなんて何一つありません。
じゃあ、何も見ない聞かない言わないで、知らん顔していればいいのかというと、
…いまさらそんなこととてもできませんしね(苦笑)…困ったものです。

だから、自分で何とかバランスとっていくしかないんでしょうね。
闘うエネルギーは残しておかなくっちゃ!^^

今は本当にひどい時代に思えますが、歴史というものは、大きく揺れ動きながら
進んできてもいるのですよね。
今は右に大きく振り子が振れているけれど、いつかまたその反動も来るだろう…
(まあ、左に振れる、ということは当分ないだろうけれど。苦笑)
人々自身がバランス感覚を発揮して、極端に振れて振りきれてしまうことを
ブレーキかけてきた…
その伝で言うと、今のこの風潮もいつか、人々がバランスをとって修正するだろうか、
とも思ってみますが…
思ってもみますが、何か今までとは違う気もする…
修正力が無くなっているというか…人々が善悪の判断をするための、その基軸が
もうやせ細って用をなさなくなってるんじゃないか…
そんな恐れを感じます。

ただ欲望だけが世界を突き動かしている…

鍵コメさん。もう少し、世界の行方を見ておきませんとね。^^
せめて、少し安心して、次世代に地球を譲りたいですものね。
鍵コメさんもお体、ご無理なさいませんよう。
ありがとうございます♪



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Re: MATZ-TSさんへ

MATZ-TSさん。こんばんは♪

胸を打つコメント。ありがとうございます。
ここにお書き下さったこと、本当に一つ一つに頷きつつ読ませていただきました。

>この人生、たぶん3/4は使ってしまったのだろうが、残りは、次の世代に
>少しでもお役に立てるよう、自分なりにできる範囲でやってみようと。

ああ…ほんとに…
私は3/4どころか、たぶん6/7 か7/8くらいは、人生使ってしまいました。^^
私も、若い人々に少しでもなにごとか言い残しておきたい…
そんな気持ちでブログ書き始めました。
もう、前のブログから計算すると4年半ほどやっていますが、ああ…、
書きはじめのころからすると、なんと世の中がひどいことになってしまったのか!と
背筋が凍りつくような想いにさせられることがあります…

> ただ、ヒトにだけ備わったこの頭脳は、科学技術、芸術、文化、・・・その他、色んな意味で、素晴らしい文明を作ってきたのですが、そのような活動を可能にしてくださったこの環境、生態系、太陽・水・土・空気、祖先の努力、そのようなものに対する感謝がどれだけあったのだろうか?

> 今、私は呼吸しています。窒息しないで、ヒトを生かしてくれる空気の存在に感謝することがあっただろうか。。。 そして、このような清浄な空気を、次世代に残さねばならないという義務感をどこまで持っているだろうか。。。

>  そのような、倫理観(道徳)が、人間文明に関わる活動の根幹にあって、はじめてこの惑星の維持管理ができると思うのです。しかし、倫理感の進歩は遅く、科学技術の進歩との乖離が極めて大きくなっているのが現在だと思います。このようなモノに溢れた日本でさえ、もっと経済成長を、と叫んでいる人が沢山います。そのために、最も後世に負担をかける原発の売り込みに熱をあげる、ちょっと信じられないですね。もっと経済成長? 本当の人間の幸福はどこにあるのでしょうか? その乖離は、ますます広がっているように思います。

安倍政権は教育に盛んに手出し口出しをしますね。
彼はいったいどのような理想を描いているのだろうか?
まさか、彼の敬愛してやまないお祖父さんの岸信介氏が、一番お金儲けをしていた頃…
日本の敗戦の予感が色濃くなる前の戦中の日本を理想としているのじゃないでしょうね?
まさかね、と思いつつ、あの方の言動は、どうもその頃の日本に戻りたがっているとしか
思えないことがあります。
日本が戦争をしていて、軍事産業や戦争関連産業ばかりが儲かり、兵士も子供たちも
ひもじさに耐え、戦争はいやだ、死ぬのはいやだと思っても、
お国のやることを批判すれば特高などにつかまって投獄拷問される。
マスコミも国を批判する力を失い、翼賛報道しかしなくなった国…
国家の言う通りになる人間が良しとされ、教育もそれに従う人間を育てることに専念する…。

マジですか!?
戦争漫画じゃないんですよ!
えっ!ほんとに、ほんとにそんな日本が理想なんですか!?

そう問いたくなるほど、日本は戦前、戦中の日本に似た状態にどんどん
なっていきつつあるように思えます。

わずか数か月の間にです…こんな信じられないようなことが進んできたのは。
あの事故を起こしてしまった国が、原発輸出なんて考えられない!
東日本大震災と福島第一原発事故の被災者の方々の生活再建も程遠い中、
憲法改正?9条放棄?…今のこの時期にいったい何言ってんの?!

…それが、わずか半年ほどの間に…国民の多くがいつのまにかなし崩し的に
安倍政権をいいと思うように空気が変わってきてしまっている…!

でも、日本だけの問題じゃないんですよね…
本当に、理性で正しいと思われることも、経済の論理の前では屈服せざるを得なくなって
しまっている世界…
わずか1%の富者が、99%の生殺与奪の権も陰で握ってしまっているこの世界を
おかしいと思っても、それに立ち向かう哲学が今はもうありません…

私は、こんな世界になることを見るためにこれまで生きてきたのだろうか…
ほんとに絶望は深いですが、でも、黙ってこのまま流れに任せていることもできませんね。

でも、自分の心と体を大事にしなければ。ほんとですね。
私も、今しばらくは健康でいて、ここで小さくてもいいから声を上げ続けていきたいと思います。

MATZ-TSさん。いつも心強い応援、ありがとうございます。
MATZ-TSさんも、お体大切になさって、お互いもう少し頑張りましょうね!^^


No title

彼岸花さん、こんばんは。MATZ-TSです。


日曜の夜になってようやく1週間のばたばたした勤務から開放された気分です。

 私は、1985年頃から15年ほど東京に住んでおりました。ストレスの多い(やりがいはありましたが)仕事で、心と体を痛めました。その後、田舎に仕事を移しましたが、心身症は続きました。妻は、「神様が、あんたの心の使い方は駄目だよ、と教えて下さっているのよ、体は神様からの借り物だから大事にね」と云っていました。そのときは、仕事に追われ、聞く耳をもたず、まだ心と体を痛めておりました。

 ノルマや成果、名誉欲から少し離れることができた最近、ようやく気付きはじめました。・・・・・・ この人生、たぶん3/4は使ってしまったのだろうが、残りは、次の世代に少しでもお役に立てるよう、自分なりにできる範囲でやってみようと。 

 思えば、ヒトは、産業革命以降、ずいぶん科学技術を進歩させ、ヒトを楽にさせてくれました。(悪く言えば怠惰にした?) それには感謝しないといけないでしょう。

ただ、ヒトにだけ備わったこの頭脳は、科学技術、芸術、文化、・・・その他、色んな意味で、素晴らしい文明を作ってきたのですが、そのような活動を可能にしてくださったこの環境、生態系、太陽・水・土・空気、祖先の努力、そのようなものに対する感謝がどれだけあったのだろうか? 

今、私は呼吸しています。窒息しないで、ヒトを生かしてくれる空気の存在に感謝することがあっただろうか。。。 そして、このような清浄な空気を、次世代に残さねばならないという義務感をどこまで持っているだろうか。。。

 そのような、倫理観(道徳)が、人間文明に関わる活動の根幹にあって、はじめてこの惑星の維持管理ができると思うのです。しかし、倫理感の進歩は遅く、科学技術の進歩との乖離が極めて大きくなっているのが現在だと思います。このようなモノに溢れた日本でさえ、もっと経済成長を、と叫んでいる人が沢山います。そのために、最も後世に負担をかける原発の売り込みに熱をあげる、ちょっと信じられないですね。もっと経済成長? 本当の人間の幸福はどこにあるのでしょうか? その乖離は、ますます広がっているように思います。

道徳教育とは、国を愛せよ、と国旗や国家を強制することではなく、それを超越したところに、その目的があると思うのです。

 日本を含め、世界中で、科学技術とそれを道具にした欲望と、倫理観の乖離が大きな問題を引き起こし、そして次世代に悪影響を与えているように思えます。このままでは私は死ぬことができません。少しでも、ほんのちょっとでも、ベクトルを変えて、少なくとも努力して、そして死んでいきたい、と思います。

 そうするための出発点が、神様からお借りした自分の心と体を大切にする、そうあって、はじめて周りの人に暖かい心で接することができ、そして生き物達に、空気に水に土に恩返しができるのではないかな~~~  

 なんてことを考えています。 いずれにしても、自分の体を大切にすることが出発点だと思っています。  

6年後の日本が、そして地球がどうなっているか、予測が難しいですが、神様がそれまで自分を生かして下さるなら、そのときに少しでも希望の光が見えるように努力していきたい。

 くれぐれも無理をされないで、ご自愛下さい。

Re: NANTEIさんへ

こんばんは。^^

小さなろうそく。何本目でしょうか…
さっき、キャンドルナイトの記事ずうっと前に辿って行ったら、途中、
違うロウソク使っている回もありましたし。^^

『90本使い切ったら、次は山形の絵蝋燭を100本(笑!』

あ。それ。いいですねっ!^^
一本つけるごとに、不思議な話を一話……あ。それじゃ杉浦日向子さんなどの
『百物語』みたいになっちゃいますね!

いいなあ。絵蝋燭。綺麗な絵かまぼこと同様、わたしの憧れです。
藤沢周平。いいですよね!
今日のような雨の夜は、藤沢周平作品を温かいお布団で読むのもいいなあ…
でも、これは読んでいないです…
私が絵蝋燭で思い浮かべるのは、小川未明の『赤い蝋燭と人魚』です。
これもとっても悲しいお話……
蝋燭には、ひとの命や運命を仮託した物語が多そうですね。

『蝋燭が消える寸前、風前の灯のような国家になっていないことを、
切に願いたいのですが、一度荒々しくシャッフルするのも有りかと思っています。
それで理想の国に近付くのなら、暴風にも耐えようかなんて考えたりします。』

ああ……
ほんとにそんな気分にもなりますね。
とりわけ政治は、思いきって各議員が本音を出し合って、シャッフルしなおしたほうが
いいかもですね。民主党なんて特にそう。
そうしてリベラルの政治家が、とにかくまとまってほしい。
今回の選挙には間に合わなくても…。

今後の3年間が本当に心配です…。何もかもが変えられてしまいそうです。
悪いほうにでなければいいのだけれど…。

ありがとうございます。^^
そうですね。健康あってこそ。
少しさすがに疲れたかナ。すぐ眠くなって困ります。
今、火野葦平、野間宏など、戦争文学を読みなおしてるんですけれど、
読んでいてつらくなるというのもあるけれど、いつのまにか、本の間に指を
挟んだまま、眠ってしまっていることがしょっちゅうです。(笑)












> 私は藤沢周平の「漆の実る頃」には涙が止まらないほど感動したのです。
> その中で殖産のための蝋燭作りのくだりがあったものですから、
> 蝋燭と聞くと必ずそのことを思い出すのです。
>
> ま、それは余談として・・・
> そうですね90本使い切るまであと6年ですか。
> そのころこの国はどうなっているのでしょうね。
>
> 蝋燭が消える寸前、風前の灯のような国家になっていないことを、
> 切に願いたいのですが、一度荒々しくシャッフルするのも有りかと思っています。
> それで理想の国に近付くのなら、暴風にも耐えようかなんて考えたりします。
>
> いろいろとお疲れが重なっているようにお見受けしますが、
> 健康あっての論ですよ。
> 十分にお体大切になさってください。

こんにちは。

これで何本目になりますか?
たぶん25本目でしょうか・・・

90本使い切ったら、次は山形の絵蝋燭を100本(笑!

私は藤沢周平の「漆の実る頃」には涙が止まらないほど感動したのです。
その中で殖産のための蝋燭作りのくだりがあったものですから、
蝋燭と聞くと必ずそのことを思い出すのです。

ま、それは余談として・・・
そうですね90本使い切るまであと6年ですか。
そのころこの国はどうなっているのでしょうね。

蝋燭が消える寸前、風前の灯のような国家になっていないことを、
切に願いたいのですが、一度荒々しくシャッフルするのも有りかと思っています。
それで理想の国に近付くのなら、暴風にも耐えようかなんて考えたりします。

いろいろとお疲れが重なっているようにお見受けしますが、
健康あっての論ですよ。
十分にお体大切になさってください。
プロフィール

彼岸花さん

Author:彼岸花さん
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『しだかれて十薬忿怒の息吐けり』

『南亭雑記』の南亭師から頂戴した句。このブログになんともぴったりな句と思い、使わせていただきます。
十薬とはどくだみのこと。どくだみは踏みしだかれると
鮮烈な香りを発します。その青い香りは、さながら虐げられた若者の体から発する忿怒と抗議のエネルギーのよう。
暑い季節には、この強い歌を入口に掲げて、私も一民衆としての想いを熱く語りましょう。

そして季節は秋。
一足早いけれども、同じく南亭師からいただいた、この冬の句も掲げておきましょう。

『埋火に理不尽を焼べどくだみ荘』

埋火(うずみび)は、寝る前に囲炉裏や火鉢の燠火に灰をかぶせて火が消えてしまわぬようにしておいた炭火などのこと。翌朝またこの小さな火を掻き立てて新たな炭をくべ、朝餉の支度にかかるのです…

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