『このまま参院選に突入していいのか ①』

参院選がどんどん近付いてくる。
ここを訪れてくださる方々は、記事やコメントでもって、危機感を共有して
くださる方が多い。
けれども、そうでない…多くの国民は、一体この安倍政権に対し、どれほどの
危機感を感じていてくれるのだろうか…
また、一体、何を政権に求めているのだろうか…

昨年暮れの衆院選挙。安倍自民党は議員数の上では大勝したものの、
比例区では、得票率26%ほどにすぎず、これは自民党が大敗した2009年の
衆院選挙の結果と実はそう違わない。
小選挙区の方にしても結果的には圧倒的多数の議席を得たが、得票率から言えば、
ただ43%。
これでは、国民の本当の意味での信任を得た、と胸を張って言える結果ではなかった。
愚かな民主党の自滅と他の野党の乱立と票の奪い合いによって、
いわば漁夫の利を得たような形で自民党は政権政党に返り咲いただけなのである。

しかし負けは負け。勝ちは勝ち。要するに安倍氏の自民党を国民は選んだのである…。
選挙制度の落とし穴のせいなどにして言い訳したくはない…そう思ってこれまで
黙って口惜しさ情けなさを忍んでいるしかなかったけれど、あれから、およそ半年…。
今度はさらに決定的に国民の意思が問われる参院選がもうすぐそこまで近づいてきて
しまっている…

安倍政権は、先の衆院選の結果を謙虚に受け止めることなく、まるで国民の全幅の信頼を
勝ち得たものの如く、したい放題の政治を行っている。

まず最初の国民に対するひどい欺瞞と裏切りは、TPPへの参加表明である。
日本に不利益をもたらすような交渉になるならば、TPPには参加しない、
そういう欺瞞だらけの約束で選挙戦を戦ったにもかかわらず、勝った途端に
首相がアメリカに飛んで、参加表明にもひとしいものをしてしまった。
その結果は、もう御承知の通り、日本車の輸出入におけるアメリカの不利益を
避ける言質を取られただけで、日本側が望む米など農産品の保護については、
確たる約束はまるで得られず。
つい先日の新聞記事によれば、年内の締結を目指す日本以外の参加各国の
思惑どおりに交渉が進めば、日本が正式に参加出来るようになってから
交渉に加われるのは、わずか2回ほどであろうという。
わずか2回の交渉参加で、日本がいったい何を訴えることが出来るというのだろう!
正式会合だけで決めるわけではない、各分科会に分かれての交渉、また、非公式の折衝力が
物を言うのだ、と楽観的に考える向きもいるかもしれないが、
日本は既に、正式に参加する前から、アメリカ側の長年の懸案であった狂牛病問題で
既に、それまで生後生後20か月以下の牛に限定してきた外国産牛肉の輸入規制について、
安倍内閣の厚生労働省は1月、生後30か月以下に緩和することを了承。
2月1日から緩和されている。
また、これも長年の日米間の懸案事項であった郵政企業についても、
4月12日、日米両政府は、日本の環太平洋経済連携協定(TPP)交渉参加に向けた
合意文書を発表する。そこで米国側が懸念していた保険分野で、日本郵政傘下の
かんぽ生命保険ががん保険など新商品を申請しても日本政府は当面認可しないことを決めている。

つまり、TPPに正式に参加できる前から、安倍政権はTPPの仲間に入れてもらいたいがばかりに、
自動車、BSE問題、郵政事業の市場開放への下準備…と、
歴代政権が外交努力によって慎重に回避していた長年のアメリカの要求を、既に飲んでしまったのである。

その他にも、あろうことか、日本が国民のためにどんなことがあっても海外の
貪欲極まりない企業から守らねければならない上下水道事業を、副総理兼財務大臣である
麻生太郎氏が売るような発言をした。
これは、4月3日。政府の成長戦略を話し合う産業競争力会議に、民間議員として出席した
あの竹中平蔵・慶大教授の行った見通しと提言を受けたものである。
公共施設などの民営化を急ぐべきだとの提言だ。
『競争力会議の試算では、空港や高速道路、上下水道といった公的な資産の総額は約185兆円。
負債を差し引いても約100兆円の価値がある。こうしたインフラなどの「運営権」を売却すれば、
「最低でも数十兆円になる』という竹中氏の提言。
麻生氏は、4月19日、G20財務相・中央銀行総裁会議の際、民間シンクタンクである
CSIS戦略国際問題研究所において、次のような軽々しい発言を得々として述べているのだ。

http://youtu.be/Qo9mq9PVae0

すなわち、日本の上下水道事業に海外の(悪徳巨大水産業を含めた)民間企業の参入促進を、
副総理自ら示唆して宣伝に努めているのである。
TPP交渉を前にして、なんという不用心なことであろう!
私は、原発問題、憲法改悪、TPP,日本の右傾化の次に、この日本の世界にも珍しい
貴重な水資源が、世界の悪徳企業から狙われることを恐れている…!
水は絶対に外資に売り渡してはならない!
もうすでに、松山市ではフランスの悪徳水企業ヴェオリア・ウォーター社が受託している。

http://blog.goo.ne.jp/thinklive/e/201361b78f2c8910e3e5b682f92db3a1

その他にも、日本の各地で、水資源の場所を含む山野を海外の企業個人が
買い取っていることの恐ろしさを、ぜひ覚えておいてほしい。

http://sekaitabi.com/waterwar.html

上記のように、少数の自治体が、この恐ろしさに自ら気づき、土地の売却を
厳しくチェックし出してはいるが、日本全体から見れば、この問題が将来もたらす深刻さに、
日本人はのほほんとしているように私には思えてならない…
なにしろ、財務大臣自身が、国民の生命線である水を、商売の道具と考えて、
海外に売り渡そうとしているのである…!
この問題については、いずれちゃんと書きたい。

数多くある問題の中には、単に経済の側面だけで考えてはいけない問題が厳然としてあると思う。
原発問題もそうであるが、医療保険の問題やこの水の問題もそうである。

先の野田政権も同じようなものであったが、とりわけ安倍政権は、
国民の信を得た、という過剰な自信のもとに、歴代政府が用心しつつ回避または
(ありがたいことに)先送りしてきた問題を、長期的に見た日本の利益不利益という
あと先のことは考えず、ひたすら何か夢中になって、自分の権限でどんどん決めて行こうと
しているように思えて仕方がない。

安倍政権の半年の間に行ってきたことで、国民が成果として認めているのは
(その長い目で見た時の結果は、恐ろしいことにまだ分からないのだが)アベノミクスとやら
いう一連の経済政策をうち出したことにより、株価が上がったこと、…
その一点ではないだろうか。
その株価だって、乱高下が続いている…
民主党政権下の最安値8000円台に比べれば、安倍政権になってから、
一時は15000円台にまで高騰し、今は13000円台だが、それでも随分高くなっている…
何となく景気のよさそうな話だが、株価などは、アメリカにちょっとした躓きがあれば
一挙に暴落する、あぶくのようなあてにならないものである。
それによって恩恵を受けた人々は、今のところ一部の大企業や投資家だけであろう。
株も持たない、零細企業の勤め人や自営業者には、何の恩恵も今のところない。

今度の参院選で安倍自民党を勝たせてしまうと、この政権はさらに大手を振って、
原発推進や改憲など、国民が今のところまだ半数以上が反対している問題も、
矢継ぎ早に進めていくであろう。
安倍氏個人や、政権内部によほどの大失態がない限り、この政権はあと3年
続くのである。

その怖さを、一人でも多くの国民に真剣に考えてもらいたいと思う。 

(この記事続く)

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Re: 星狩人さま

星狩人さま。こんばんは。
今、東京都都議選の選挙速報を途中まで見ていました。
予想通りの低い投票率。
まだ最終的数字は出ていないけれど、若いひとの投票率は極めて低いんじゃないかな。
都議選は、今度の参院選の行方を占うものです。
その結果が自民党の圧勝で終わるということは、ただ流れに乗りやすい日本の国民…
きっとこの結果にさらに影響されて、参院選もどどっと自民党に流れていくでしょう。
民主党の凋落ぶりはひどい…
参院選もこの調子でしょうね。
今のリベラル勢力は、もう、この流れ、この風を撥ね返す力も気力もなさそうです。

本当に!本当に!安倍政権は危ない!これをあと3年も続けさせては、日本を
取り返しのつかない姿にしてしまう!

その危機感が本当にあるなら、共闘できるはず。
でも、そうならないようです。山本太郎氏のような真剣な人を活かしきれない。
彼は、ほんとにね…ずいぶん…ずいぶん勉強しましたよね!
彼のヘリからのデモのレポートなど聞いていると、中途半端な脱原発論者では
とてもできない、深い想いが伝わってきました…

こんな小さな似たり寄ったりの政党がばらばら出来て一体どうするんだ…
貧すれば鈍する、という通り、今のリベラルはその状態に陥ってしまっている…
でもね、やはりこのままでは絶対にまずい。
参院選をあきらめるわけにいきません。

モンサントと寝ろ。
安倍政権に身を売れ。
原子力ムラの太鼓持ちをしろ。
アメリカの巨大資本が日本を蹂躙しに来るのを、日の丸の旗持って迎えろ。
…ってわけには絶対にいかないですものね…。

極端な話のようだけれど、いや、この日本のいま置かれている状況を見て、
それでもなお自民党にかくも多くの人が票を入れる…

なんだか、悪い夢を見ているか悪い冗談でも聞いているみたい。
怒りを通り越して脱力しちゃいますね。
わずかこの半年ほどの間に、ここまで日本が(経済の面じゃ決してない)国の品性、という面でこれほど
落ちぶれてしまうとは。
…いや、もともとあった素地が表に出てきただけなのかな…

そうなんですよね…
TPPのことを少し考えてみる人でも、「アメリカの機嫌を損ねたら、
何かあった時、守ってもらえない、それは困る」と考えている人たちがいる…
全てはそこに繋がっていくんですね…
とにかくアメリカの機嫌を損じちゃいけない。
でも、安倍訪米の時にしても、今回のG8サミットにしても、オバマの
安倍氏に対する態度は冷ややかですね。
オバマだけじゃない。自国であれほどの原発事故を起こし、まだその汚染水の
始末さえできないでいる国の首相が、なりふり構わず原発セールスをする姿…
そんなのを世界が敬意をもって遇するでしょうか。
よその国の軍隊の兵士のせい欲処理のために、自国の女性のせいサーヴィスを
もっと利用してくれと、政党の代表が公然と発言してはばからない国。
それを倫理的にマスコミが厳しく追及できない国。
それはそのまま、日本国民というものへの不信になっていくだろうと思います。

悲しいことにね。日本はずうっとこうだった、という気もしています。
今、戦争関係の本いろいろ読んでいるのですが、今の日本の空気と、日本が
日中戦争・太平洋戦争に突入していった時の空気と、本当にほんとうに似ていますね。
いまさらながらにそれを確認して、暗然とした気持ちになっています。

まとまりがなくてすみません。
さて、開票速報…悲しいけれど。もう一度見て来るかな……




彼岸花さま

参院選を前にした今の不安は、12月の衆院選のときの比ではありません。
なのに、この梅雨の気だるさにも似た、どんよりと無気力な危機感のなさが、
一般国民よりも、リベラル野党のほうに見られるだから、たまりません。

山本太郎氏が、参院選に出馬を決意しました。彼は最後まで
原発やTPPの問題で、協力できる各党の一本化を呼びかけたのに、
集まってきた面々は、各自のお家事情ばかり語って、冷ややかでした。
山本氏は不器用だけれど、彼ほど国民の、いまある危機感を背負って立ち、
まっとうな問題意識を突きつける人物が、どれだけいることでしょうか?
リベラルは、絶好の機会を失ったのだと思います。

先日、岩上安身氏が地元に来られ、トークをされたので、出席してきました。
そのとき、『フード・インク』という映画も観賞したのですが、もう絶句です。
陰謀論どころか、くっきりした現実として、グローバル企業による食の支配が、
全地球の生命と社会と人間を、とことん破壊してゆく有り様が分かります。
私達はある目的のために、危険な食によって、意図的に肥満にさせられ、
病気にさせられ、高額の保険料を払わされ、それによって業界が潤うわけです。

ある人は、農業を志す若い人たちに、こう助言するそうです。
「闘うな、勝ち目はない。長いものに巻かれろ」。
「農業をしたけりゃ、モンサントと寝ろ」。

映画後のトークで、岩上氏は、TPPに参加すれば、日本はどう変わるのか、
力説されましたが、彼岸花さまが懸念される、水の問題もありましたね。
水道水だけでない。井戸水や天水も奪われ、私たちのものではなくなります。
貧乏人は、水も飲めずに死んでゆくような社会になる、ということです。

いずれスーパーには、アメリカの遺伝子組み換え作物と、中国からの
土壌汚染された安価な野菜が並び、道路からは、軽自動車が消えるでしょう。
日本語さえ「障壁」とされたら、最悪の場合、役所の公文書さえも、
英語で書かれるようになりかねない。「そんな莫迦な!」ではないのです。
なにをするのにも、最悪の事態を想定して、最大限の注意を払うべきなのに、
内と外で二枚舌を使い分けて、国民を篭絡することしか考えない安倍自民。

農業ではとくに、成功した有機農家が狙われるそうですが、
あの「奇跡のりんご」の、青森の農家さんに取材に行ったら、
なんとその方が、モンサントの帽子をかぶって、現われたそうです。
ある日突然、届いたのだと・・・。不気味を通り越して、明らかな脅しですよね。
「いつか、訴状も届きますよ」という意味での・・・。

露骨な言い方ですが、TPPに参加するとは、農業だけでなくあらゆる分野で、
グローバル資本が、合法的なレ**イプをいくらでもやっていいという意味です。

ところが・・・最後の質疑応答で、私はおったまげてしまったのですが・・・
ある方が、「TPPへの参加が、一部富裕層の利益の為だけとは思えない。
日本にもメリットがあるからで、たとえば中国に対する安全保障とか・・・」と、
こういう意味の質問をされたんですね。ああ、そうだったのかと納得でした。

とことん煮え湯を呑まされるだけの、TPPの本質がよく分かっておられる方でも、
「中国の脅威」を懸念して、アメリカと一体になって、日本を守らなければ・・・
と考えてしまう向きがあるのだとしたら、テレビから連日、中国への偏見を
たっぷり刷り込まれた人たちが、どう判断するかは目に見えています。
それこそがアメリカ側の思惑で、そのために煽られた領土紛争なのに・・・。

訪米した安倍が、中韓とは天地の差もある、冷たいあしらいを受けたのも、
安倍個人への不信感よりも、日本の地位転落を世界に見せ付けるものでした。
しかし誰よりも莫迦にされているのは、そんな指導者を選んでついてゆく、
わたしたち日本国民でしょうね。騙されても騙されてもまだ足りない・・・
もうなにをか言わんやですね。都議選の結果、いかがご覧になられますか?

Re:愛希穂さんへ

愛希穂さん。こんばんは~♪

いよいよ参院選。近づいてきてしまいましたね。
先の衆院選ではまだかろうじて聞かれた、反自民反維新の小政党の共闘の掛け声。…
今度はそれさえないのだろうか…
このままだと、もっと大敗するかもしれませんね。

『決められない政治』…それが民主党政権の頃、ずいぶんマスコミなどに
叩かれたけれど、「決められない政治」より、「さっさと決めてしまう政治」の方が
どれほど怖いことか。
ましてそれが、安倍氏のようなトップを戴く政党が、衆参両方で第一党になってしまったら!
もう、3年間なんでも出来ちゃいます。
その怖さをいま一つ国民は分かっていないようで、まあだ「決められない政治の解消」
なんてマスコミも言っている…。

株価が上がって企業の資産価値が上がっても、大企業は内部留保金をさらに
溜めこむだけでしょう。末端の社員に恩恵はなかなか届かず、それどころか
安倍政権は正社員の首を切りやすくしてしまった!
その上、法人税引き下げ、ですからね!
どこまで大企業だけ優遇の、お金持ち政治、お坊ちゃま政治なんでしょう。
今日も、朝日新聞に、今は日本の子供の7人に一人が貧困に苦しんでいる、と
出ていましたね。そしてその貧困は時に三代にもわたって連鎖するケースも、と。
教育の機会も生まれながらにして不平等な中で育てば、貧富の差は拡大する一方。
貧しければそこから這い上がるよう努力すればいいのだ、と簡単に言うけれど、
塾で経験してきた、子供たちの親の経済力の差が生む教育格差は、そんな生易しいものじゃない。

政治はおのれの将来の生活に直接関わってくるのだ!ということ…
投票率が極めて低いという若い世代に、もっと自覚してもらいたいなあと
ほんとに心配になってしまいますね。

愛希穂さん。いつも芯のしっかり一本通った、説得力ある記事。
ありがとうございます!



Re: NANTEIさんへ

NANTEIさん。こんばんは。
やはりNANTEIさんも、水資源が外資にわたることを心配しておいででしたか!
そうなんですよね。日本の歴代政権は、あまりにも林業について無策で来ましたね。
森林の果たす役割をちょっと考えれば、それがどれほど大事かわかるでしょうに。

『土地所有者の権限が世界でも珍しいほど強い我が国では、
国家的財産ともいえる森林の売買について、
国といえども口を挟めない現状です。』
『しかも山林の資産価値は不当に安く、
それが追い打ちをかけるように下落してきているものですから、
森林管理にかかる経費もままならなくなった所有者は、
どこの国で、どんな目的であろうが買ってくれるところがあれば、
諸手を上げて応じるという最悪の状況になってきているのです。』

国産材の活用、そして林業保護を国策として進めていくべきですね。
産業として成り立たなければ後継者はいなくなり人手もなくなる…山は荒れる…
だからその目的など考えず誰にでも売る…
(これは、六ヶ所村、福島原発など、原発関連産業に土地を売った人々の事情も
実は同じですね…)

水資源を外資に売り渡すこと、そして上下水道事業のような、人間が生きていくうえで
生命線とも言えるものを、安易に民営化し、外国資本の手に委ねることも平気…
考えられない怖いことです。
この麻生氏の得々とした顔を見ていると、本当に腹が立ちます。
同席している人物は、マイケル・グリーン。戦略国際問題研究所(CSIS)の上級顧問で
日本部長。ア―ミテ―ジレポート執筆にも携わった有名なジャパン・ハンドラ―の一人です。
通訳を介して聞いているように見えるけれど、彼は実は日本語ぺらぺら。
自分の国の生命線にも等しいものを民営化します!と言って胸を張っている
日本国の副総理の話をそばで聞いていて、可笑しかったんじゃないでしょうか。
アメリカは、巨大水産業ということでは、フランスなどに一歩も二歩も遅れを
許しています。
世界でも稀有なこの豊かで清冽な日本の水…それにアメリカのハゲタカのような
巨大水資本が目をつけたら…! 
そう思うと、ぞおっとします。
TPPでは、ISD条項という怖いものがあって、外国資本の参入と展開の邪魔を
するものがあったら、たとえそれが相手の国家であろうと、訴えて賠償金を請求することが
出来る。
TPP推進を強力に後押ししている巨大産業ロビー団体の中に、水企業があったら…
あるいは、今はやっていなくても、副総理の話を聞いて新たに水事業に乗り出してきたら…
日本の山野の野放図な売買や開発をかろうじて食い止めている自然公園法(旧国立公園法などをふくむ)
なども即、訴えられるでしょうね。そして負けるでしょう…

安倍総理の言う『美しい国』って、いったいどんなのなんでしょう。
NANTEIさんが見せてくださった、あの美しい日本の青田の風景…
それも、モンサントなど、お米の種子もおそらく扱う巨大米企業が隣の田地を買って、
そこで大々的に稲を育て出したりしたら、日本の零細農家は米価の競争で負けるだけでなく、
風などで自然交配したモンサント社の種のDNAをもつ稲が、あの日本の田の稲から見つかったりしたら、
巨額の損害賠償金までふんだくられるかもしれません…
ほんとですね!安倍総理や麻生副総理…彼らの子弟にだって、そんな日本はもはや『まほろば』とは
言えなくなるでしょうに…

安倍政権は恐ろしいです。本当に!

NANTEIさん。ありがとうございます。
水資源のこと、ずっと心配していたので、お考え伺えて、嬉しかったです!^^




 





Re: うみそら居士さんへ

うみそら居士さん。こんにちは。

どうも、新聞など読んでいても、がっかりするニュースばかりなので
困りますね。今日も、北海道電力が太陽光発電の受け入れを限界だと言って
断っているために、折角太陽光発電事業に参入しようとしている企業も
足踏み、または撤退を余儀なくされるかも、と。
要するに北電は、まだ泊原発を再稼働させることを既定のことと考えているから、
そもそも自然エネルギーによる発電の電気を受け入れることには消極的なんでしょうね。
安倍政権が、原発再稼働をはっきり謳っているので、原発関連産業は元気復活。
本当に腹が立ちます。
もう恥も外聞もなく、原発セールスマンになってしまっている日本の首相。
ほんとにろくなことしませんね。
一番なって欲しくなかった人物が、なぜかするるっと政権に復活して、
下手をすると、これがあと3年も続くのかもしれない…
その間に一体、日本をどれほど悪い方向へ引っ張っていってしまうか、恐ろしくてなりません。
若いひとの投票率が低いという…
自分たちの未来が今度の参院選の結果によって大きく左右されるかもしれないのになあ…

とにかく自民党と維新は勝たせたくないですね。

いつもありがとうございます。


No title

彼岸花さん、こんにちは。

来月に迫った参院選。彼岸花さんが懸念されているように、どれだけの方が危機感をもっているか。

自民党の公約が発表されましたが、大企業のことしか考えていないことが明らかですよね。

赤字だからと消費税を上げる一方で、法人税は引き下げ。
核を処理する技術すらないのに、安全なものから原発を再稼働する。国が責任をもって稼働するなんて言っていますが、福島原発事故の責任さえとっていない国がよくも「責任をもって」などといえるものだと呆れます。

水の問題もかなり心配です。

まともに考えれば、とてもアベなど支持できないと思うのですが、「株で儲けたいからアベ自民党には勝ってもらいたい」という人もいる日本。目先のことしか考えられず、将来何が自分の身に起こってくるかを想像できない愚かさから、目覚める国であってほしいと思います。

こんにちは。

参院選間近の今こそ、このお話しは大事なことだと思います。

憲法、原発、TPP、と同等に、
歴代政権が森林資源、水資源の問題を軽視していたことに、
私はとても大きな不安を抱いてました。

すでに一年以上前、中国の投資グループが、
北海道の森林を買収したことに少なからぬ危機感を持ちました。
その後、注意深くその動向をみていると、
三重県、長野県、また四国の森林所有者にも、
買収交渉が持ちかけられていることが判りました。

また海外のボトル産業も虎視耽々と狙っているようです。
しかももっと恐ろしいのは水資源だけではなく、
そこに棲息する希少の生物を投機対象として狙っていることです。

日本の森林行政はそれらのハゲタカ的な思惑に対して、
目を明けているのかと思うほど何の手も講じていません。

土地所有者の権限が世界でも珍しいほど強い我が国では、
国家的財産ともいえる森林の売買について、
国といえども口を挟めない現状です。

しかも山林の資産価値は不当に安く、
それが追い打ちをかけるように下落してきているものですから、
森林管理にかかる経費もままならなくなった所有者は、
どこの国で、どんな目的であろうが買ってくれるところがあれば、
諸手を上げて応じるという最悪の状況になってきているのです。

豊かな森林は単に飲み水に限らず、
田畑を潤し、また多種類の魚介を育んできました。
そして世界でも稀な繊細な芸術を創り上げてきたのです。
森林あっての日本文化であり日本人といっても過言ではないでしょう。

世界一安全と言われる日本の水道水も、
清冽な湧水を無尽蔵に有する山林のおかげです。

しかし、その山林はすでに放射能で一部は汚され、
そしてまた強欲な海外資本の餌食となりつつあります。

そのような中での副総理の発言は売国としか言いようがありません。
副総理の発言はとりもなおさず政権の発言です。
いまや現政権は売国奴の集まりと化したようです。

政権に申し上げたい。
あなたの子孫だけは「まほろば」に住めると思っているのかと。




No title

彼岸花さん、こんにちわ。いよいよ参院選ですね。
原発再稼働にTPP参加、憲法改定に国防軍と…
自民党の掲げる公約には、まともなものは見事に一つもありませんね。

こんな状況でもあっさりと自民党を勝たせてしまうのか?
それとも、頑張って反対勢力を応援するのか?
国民の良識が大いに問われる局面です。

良い記事をありがとうございます。リツイートしておきますね。合掌
プロフィール

彼岸花さん

Author:彼岸花さん
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『しだかれて十薬忿怒の息吐けり』

『南亭雑記』の南亭師から頂戴した句。このブログになんともぴったりな句と思い、使わせていただきます。
十薬とはどくだみのこと。どくだみは踏みしだかれると
鮮烈な香りを発します。その青い香りは、さながら虐げられた若者の体から発する忿怒と抗議のエネルギーのよう。
暑い季節には、この強い歌を入口に掲げて、私も一民衆としての想いを熱く語りましょう。

そして季節は秋。
一足早いけれども、同じく南亭師からいただいた、この冬の句も掲げておきましょう。

『埋火に理不尽を焼べどくだみ荘』

埋火(うずみび)は、寝る前に囲炉裏や火鉢の燠火に灰をかぶせて火が消えてしまわぬようにしておいた炭火などのこと。翌朝またこの小さな火を掻き立てて新たな炭をくべ、朝餉の支度にかかるのです…

ペシャワール会
http://www1a.biglobe.ne.jp/peshawar/pekai/signup.html
国境なき医師団
http://www.msf.or.jp/donate/?grid=header02
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