『豊かな国って? ③』

ある方からお借りした映像と、書き起こし。
2:00~4:00のところです。


【石破幹事長 憲法改正について語る】




「自衛隊が軍でない何よりの証拠は、軍法裁判所がないことである」という説があって、それはですね、今の自衛隊員の方々が「私はそんな命令は聞きたくないのであります」、「私は今日限りで自衛隊をやめるのであります」といわれたら、ああそうですかという話になるわけですよ。「私は、そのような命令にはとてもではないが従えないのであります」と言ったら、目一杯いって懲役7年なんですね。

で、これは気をつけてものを言わないといけないんだけど、人間ってやっぱり死にたくないし、怪我もしたくないし、だから「これは国家の独立を守るためだ。出動せよ」といわれた時に、行くと死ぬかもしれないし…と、行きたくないなと思う人がいないという保証はどこにもない。だから、その時にそれに従えと。それに従えなければ、その国における最高刑である。死刑がある国は死刑。無期懲役なら無期懲役。懲役300年なら300年。そんな目に遭うくらいなら出動命令に従おうという、「お前は人を信じないのか?」と言われるけど、やっぱり人間性の本質から目を背けてはいけないと思うんですね。

今の自衛官達は「服務の宣誓」というのをして、「事に臨んでは危険を顧みず、身をもって責務の完遂に務め、もって国民の負託にこたえることを誓います」という誓いをして自衛官になっているわけです。でも彼らのその誓いだけがよすがなんです。本当にそれでいいですか?というのは問われねばならない。で、軍事法廷というのは何なのかというと、全て軍の規律を維持するためのものです。



一方。
いつかご紹介しようと思っていた、日本兵の生き残りの方々の証言。






硫黄島の戦い
昭和20年2月19日 ~3月26日。太平洋戦争末期。
硫黄島での日本軍とアメリカ軍の激戦。
飲料水もない孤島に陸海空合わせて2万人もの兵士が送りこまれた。
兵士と言っても、その多くは急遽招集された、3,40代の年配者や、16,7歳の
少年兵だった。中には銃の撃ち方すら知らないものもいた。

日本軍に増援や救援の具体的な計画は当初よりなく、守備兵力20,933名のうち
96%の20,129名が戦死或いは戦闘中の行方不明となった。
一方、アメリカ軍も戦死6,821名・戦傷21,856名の計28、686名の損害を受けた。

とにかく映像を黙って見ていただこう。
『戦争はイヤだ―戦争証言1、2』もあるが、残酷な映像もあるのでとりあえず
この3、を見ていただこう。
でも出来るならば、ショックを受けてでも、同じ頁の1,2も見てほしい。


http://youtu.be/znYfjYF_4cs

http://youtu.be/_QHT9rrmFrc



これが戦争である……。


上の、石破幹事長の、滔々と述べる改憲論と、自衛隊員の死は当然と言わんばかりの発言の
なんと虚しく軽く聞こえることだろう……







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Re: 玄少子さんへ

玄少子さん。こんばんは~。

ほんとにね、私もそう思います。
あの戦争で、日本人は一体何を学んだの?って。
玄少子さんがアップしてくださるものを読ませていただいても、また、今
自分が乱読しているものから見えてくる光景も、日本人の心性ってちっとも変わってないんだな、って
思わされてしまいます…
こころある者たちも嫌気がさして、そのうちに黙り込んでしまう…
それをいいことに、国を欲しいままに動かしていくものたち…

一票は大きな力を持っていますのにね!

ありがとうございます♪
あと2日。大逆転、起こらないかなあ…だめでしょ…ネ。i-241

暗澹となっております

彼岸花さん,
今魯迅の章を書きうつし終えたところです,が
あらためて讀み返し
あまりの符合に,今の日本の状況との符合に愕然としました。
というか,
結局この國には何も根づいてなかったのです。

核發電所の再稼動もそうです。
もう一度 “事故” をおこしたら,日本人はこう言われるでしょう。

 バカは死ななきゃなおらない

失礼しました・・・・
少し眠りましょう・・・・また。

Re:愛希穂さんへ

愛希穂さん。こんばんは。
ほんとうに、お子さんがいらして、この情けない政治のあり様に気づいておいでの方は
どれほど将来が慮られることでしょう!心がはちきれそうとおっしゃる愛希穂さんのお気持ち、
お察しします。

安部首相はついに『9条改正』発言に踏み込みましたね。
私、自民党の正体がこれで少し国民に伝わるかな、と単純に喜んでいましたら、
うみそら居士さんが、もしかするとこれはアリバイ作りかもしれないとおっしゃって。
つまり、「選挙前に『9条改正しますよ』と言ってあるではないですか。それでなおかつ
私を勝たせたということは、国民の皆さんは、9条改正も含め、私を支持してくださったのですよね」
という……。
それうみそら居士さんに伺って、「あ~っ!」と思いました。
そのくらいのことは考えかねないですね。今この時期にそんな発言するということは。
国民もなめられたものだ、と思うけれど、これでもなおかつ安倍自民党を支持する人が多いという
調査結果。
おっしゃるように、マスコミ誘導はあからさまですね。ほんとに腹が立ちます。
やり口がね、巧妙なんですよ。
例えば、公明党がアドヴァイスしているようですが、96条を変えて改憲のハードルを
下げたいけれど、国民の反発が大きそうだ。それならば、『環境権』の新設と込みで
上程しましょう、というんですね。
環境権というものが、今の憲法は作られた当時そういう概念がなかったので、入ってない。
「今度の私たちの改憲では『環境権』を入れます!」
というと、国民はころっと騙されてしまう。
危険なものを、すごくおいしいものと抱き合わせにしてこっそり出す、というのは
ほんとうに卑怯で巧いやり口です。
公明党にも腹が立ちますよ。昔は公明党は、庶民の味方、という色合いがあったんですよ。
そういった意味では共産党と似ているところがあった。それがね、今じゃ、政権の一角に
いることにしがみついて、本来の政党色を失っている。党員の方はそれでいいのかなぁ…

石破氏にしても、安倍氏にしても、どこか、戦争をゲーム感覚で捉えているような
感じが確かに濃厚ですね。そしてそれを大喜びで支持しているネトウヨもそうです。
政治は戦争は遊びじゃない!ゲームのようにだめでした!と言って
リセット出来るような簡単なものじゃない。ひとの命や国民の生活や将来がかかっている。
その実感というか、現実感がどうも彼らの言っていることなどからは感じられませんね。
政治がやろうとしていることは、確実に自分の身に降りかかってくるんだぞ、という
認識がない。戦争もそうです。小泉改革の時の規制緩和もそうでした。あれでどれほど
日本が悪くなったか…
その轍をまた踏もうとしています。

戦争を実体験として知る人々はどんどん少なくなっていっています。
その語り部たる人々さえも高齢化していっている。
日中・太平洋戦争のことを全く知らない人が当たり前、という時代になっていきます。
しかし、あの戦争は、今の日本の良くも悪くも基礎にあると思います。
今、戦争中に関するいろんな本を手当たり次第に読んでいっているのですが、
戦争(経済競争)でいい想いをする人と、戦争(経済競争)なんかで大事なものを奪われるのはいやだ!
という人の、大きな大きな二極構図がそこには常にあります。
それをがっちり掴んで描きだしたいと四苦八苦しているところです。

まずは、戦争というものを実感で捉えたことのない人々に、自分の肉体の感覚で
少しでも知ってもらいたいと考え、この兵士たちの悲痛な証言を、
石破氏のぞっとするほど空疎で恐ろしい言葉とぶつけてみました!





No title

こんにちは。

自公圧勝の報道に気が緩んだのか、アベも 「我々は9条を改正し、その(自衛隊の)存在と役割を明記していく」と言明したようですね。この石破の発言といい、本気で改正しにかかってきますね。

私は石破のこの発言に本当に背筋がゾーッとすると共に、怒りがこみ上げてきました。このヒトたちは人間をなんだと思っているのでしょうね。自分たちの自由に動く奴隷とでも思っているのでしょうか。絶対に許すことが出来ません。

こういった発言を待つまでもなく、自民の極右は分かっていると思うのに、今日の新聞報道によれば、自公の過半数は確実、経済政策に高い期待感があり、若・壮年層までに支持が浸透してきているという。

とても信じられないのですが、でも、もしそれが事実だとしたら、なんと愚かな!と思います。この選挙の争点は経済なんかではない。憲法問題であり、原発問題であり、TPP問題なのだと思います。

でも、それを、マスゴミが経済が争点のように誘導した。ただ、マスコミがいくらそのように報道しようが、しっかりと目を開いて見ていたら、争点が経済なんかではないことぐらい看破できると思うのです。

しかも、ここに来て、アベや石破の暴言。それでも自民党を支持します、というのならば、もう本当にこの国は自滅への道を歩むしかないのだと思わざるを得ません。


彼岸花さんがアップして下さった『戦争はイヤだ―戦争証言1、2、3』と見ました。 パレスチナやアフガニスタンの写真集を何冊も見てきたせいか、激しく動揺することはなかったのですが、でも、これが戦争なんだ、って多くの人に知ってもらいたいって思います。もしかすると、今はそれ以上に残酷なものであるかもしれないということを。

「戦争のできる国にしよう」という妄言に賛成する人たちは戦争をただのゲームのように考えているのではないかと思います。人が人の命を奪うことがどういうことなのか、何も分かっていない。もしかしたら、自分がその当事者になるかもしれない、ということを夢にも思っていないのではないか。

(「戦争のできる国にしよう」と言う人たちには、一人残らず、即パレスチナに行ってもらいたいと思います。そうすれば、戦争がどういうものか、分かるのではないかと思うのですが・・・)

それほどまでに、人の、人権に対する感覚、命への尊厳という感覚がなくなってしまったのでしょうか。だとしたら、それはどうしてなのでしょうね。

本当にこれからの日本が心配でなりません。特に子ども達のことを思うと、心がはち切れそうです。

3日後に迫った参院選、賢明な選択をする人々が増えて欲しいです。
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彼岸花さん

Author:彼岸花さん
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『しだかれて十薬忿怒の息吐けり』

『南亭雑記』の南亭師から頂戴した句。このブログになんともぴったりな句と思い、使わせていただきます。
十薬とはどくだみのこと。どくだみは踏みしだかれると
鮮烈な香りを発します。その青い香りは、さながら虐げられた若者の体から発する忿怒と抗議のエネルギーのよう。
暑い季節には、この強い歌を入口に掲げて、私も一民衆としての想いを熱く語りましょう。

そして季節は秋。
一足早いけれども、同じく南亭師からいただいた、この冬の句も掲げておきましょう。

『埋火に理不尽を焼べどくだみ荘』

埋火(うずみび)は、寝る前に囲炉裏や火鉢の燠火に灰をかぶせて火が消えてしまわぬようにしておいた炭火などのこと。翌朝またこの小さな火を掻き立てて新たな炭をくべ、朝餉の支度にかかるのです…

ペシャワール会
http://www1a.biglobe.ne.jp/peshawar/pekai/signup.html
国境なき医師団
http://www.msf.or.jp/donate/?grid=header02
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