『100,000年後の安全』

小泉さんが、この映画を見て『脱原発しなければだめだ!!!』と、その考えを
転回させるきっかけになったという『100,000年後の安全』。
今、2月9日まで、You Tubeで無料で見ることが出来ます。

小泉さんがどうしたからこうしたから、というのと関係なく、これは是非、皆さんに
見て欲しいドキュメンタリーです。
高レベル放射性廃棄物である使用済み核燃料をどうしたらいいのか、という決定的な解決策は、
世界においてもまだ見つかっていないという中、ただ1個所、それを地中に永遠に埋めてしまおうという
壮大な計画を立て、現在着々と建設を進めているフィンランド、オンカロ。
硬い岩盤を削って、なんと地下400メートルの深さまで掘り下げて、そこにフィンランド国内の
使用済み核燃料を永遠に封じ込める……。
安全なレベルに達するまで10万年かかるとされる放射性廃棄物の危険性を
後世の人類や知的生命体に伝えることの難しさを説いた、静かな、しかし
深い哲学的問いに満ちたドキュメンタリー映画です。

『わたしたちはこの地球を今、ほしいままに利用するだけでいいのか。
私たちは未来の人類や地球に対して倫理的責任があるのではないか?』

フィンランドはいい。そういう場所がなんとか見つかった。
しかし世界においては、あの広大な国土を持つアメリカでさえ、最終処分場は持てていません。
まして、地震国で、地下水の影響がどこもあって最終処分場どころか、福島第一から出る
作業員の着たタイベックなどの低レベルの廃棄物や、福島の除染で出た土の置き場さえないこの日本。
それでも、原発をまだ動かし続けて核のゴミを増やし続け、さらには海外に原発を売ろうとしている現政権。
しかもそれは使用済み核燃料をこの日本に引き取るという約束までがワンパックになった、
無責任極まりない恐ろしい商売なのです。
安倍さんや、原発利権に群がって、是が非でも原発を動かそうとしている人々に
100,000年後の責任が取れるのだろうか。
いや!今、福島で進んでいる汚染や被曝に対しても、だれも責任ととっていない。
それが原発推進、ということなのです。

今、東京都では都知事選真っただ中。
原発について、いずれは無くしていきたいが徐々になどと言って、要するになにもしない人々や、
原発がないと日本の経済がダメになる(これも原発神話です)という洗脳からまだ目覚めていない人は多い。
まだ見ていない方は無論のこと、もう既にご覧になった方もご覧になってらっしゃらないご家族がいらしたら、
ぜひごいっしょにもう一度ご覧ください。
そして、高レベル放射性廃棄物を安全に保管していくことがどれほど大変なことであるのかを、
知っていただけるよう、お友達、知人の方々にもぜひ、この映画をお勧めください。

原発がないとダメだと思いこんでいらっしゃる方、原発なんて関係ねエ、という方がたにこそ
是非一度見て欲しいです。

2月9日までYou Tubeで無料で見られます。
わたしももう一度見ます。









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Re: クウ―ママさんへ

クウ―ママさん、こんばんは♪
こちらも、昨日は少しだけ雪が降り、ここ2日の寒さに震え上がっています。
でも、こんなの寒い方じゃないって笑われそうですね。^^

1月の半ばから、なかなか体がすっきりしないですが、でも大丈夫。

星狩人さん、書いてくださってありがたいです。^^
知事選の地元の私は、今、言いたいことも言いにくい状況なんですよね~~。
脱原発の人々が2分しちゃってるから、本当に悲しいです。
どちらに与することも出来ず、投票率を上げる努力をするしかない山本太郎さんのせつなさが、
今は一番胸にピタッと来るかな…。
脱原発でこれまでやってきてくれた人々の半分を責める結果になってしまうので、今は
どちらも頑張れ、としか言いようがない。
批判や反省はあとでも出来ますから……。

都知事選は、東京の問題だけじゃないんですよね~。
東京での選挙結果は、国政にも影響を必ず与えます。
オリンピック一つとっても、東京であまり派手な改造をやると、東北の被災地の復興を
遅らせてしまうことになりかねません。コンクリートや人が東京に流れ込んでしまう!
それについても近いうちに書きますね。

私も記事をもっと急いで書かなくちゃなあ。
体はだいじょぶですから、心配しないでね。^^ いつもありがとう~~~♪



Re: 愛希穂さんへ

愛希穂さん、こんばんは~。

原発がないとダメ、ってこと、私も原発推進派の作った、これも悪しき神話だと思っています。
困るのは電力会社と、立地自治体の一部の人々でしょう。
原発会社は原発動かせないと、本来お金を生みだすはずのものがただの不良資産になり、
おまけに廃炉費用が必要になってくるので、とにもかくにも原発を動かしたいんですね。
立地自治体も、原発がずっとあり続けることを見込んで商売など始めちゃった人が多いので、
いまさらやめられると、生活が困る。
マスコミや学者など、電力会社からこれまでたくさんの利益を受けてきた人もなくなったら困る。
政治家も困る。株主も困る。

それらの人々が一丸となって、必死で原発をやめさせまいとしているんですよね。
その結果が福島第一の事故であり、子供たちに被曝を強いている…そして日本の土も
海も、空気も汚してしまって今もなお汚し続けている…ということだと思います。

私も、果てしのない経済成長の幻想から、いずれ人間は醒めなければならない時がくると
思っています。今のアメリカ人の平均的な暮らしを、将来、後発の国々の人々もしたいと
思うようになるとすれば(私たち先進国の人間は、それに対しダメだ!とは言えませんね)、
地球4個分の資源が必要だそうです。
いずれ地球は、人間の欲深い生活によって、再生不能の土くれと汚染の海になってしまうと思います。

福島の事故は、本当に、こんなことを言うのはつらいことだけれども、もっと悲惨なものに
なっていた可能性は確実にあったと思います。もし1~4号機のうちの一基でも冷却が
出来ない状態が続いていたら、もう原発の敷地内そのものに人間が近づけなくなっていたでしょう。
4号機プールに爆発して壊れたた3号機からたまたま水が流れ込んだから、4号機プールは
かろうじて冷却出来ている状態になっていた。また、もし、4号機が地震で倒壊していたら、
むき出しの燃料が、そこで崩壊を始めることになっていた。かろうじて格納容器が無事で、
そこに核燃料が入っている1~3号機とは全く事情が違う恐ろしいことになっていたはずです。
菅元総理の『東日本全部がダメになるかもしれないと思った』という恐怖は、根拠のないものでは
なかったと私も思っています。
放射能の直接の害だけでなく、東京都の1300万人を含む数千万の人間が、避難しなければ
ならない状態になっていたとしたら…!
パニックの恐ろしさは想像を絶します……

原子力発電というものは、原発労働者など弱者を犠牲にすることを前提にしたシステムだ、
という小出先生の言葉には、私も本当に、本当にそうだ、と思っています。
よくブログにも書くけれど、私は、あのタイベックを来た人々の姿に、昔、
流れの港湾労働者などとして働いていた兄の姿をいつも見てしまうのです。
そのこともね、いつかちゃんと記事にしようと思いつつ、まだ書けないでいます。
少し急がなくちゃなあ…

落合恵子さん、山本太郎さん、小出先生…なにも言わない大江健三郎さん…
その方がたの悲しみが私には痛いほど伝わってくる気がします。
脱原発の人々が2つに割れてしまって、その中のある人々が互いの悪口を言っている
今の状況を本当に悲しく思います。
私の想いはあるけれど、今はなにも言いたくない。ただ、今は、両方の陣営が頑張って、
まだ投票先を決めていない人々に、訴えをしみ込ませていくこと、そのことに注力して欲しいと
思います。お互いの足を引っ張りあってどうするんだ!と叱りつけたくなりますよ。

愛希穂さん。ありがとう♪

No title

またまた全国的に冷凍庫状態になって、凍えますねぇ。今日の盛岡は業務用冷凍庫(笑)
まだ、体調が良くないのですね・・気温の差が激しいですから、どうぞ御身お大事に。
星狩人さんの記事が、うまく言えないモヤモヤを言葉にしてくれていて気持ちがらくになりました。片田舎から都知事選見つめています。

No title

こんばんは。

『100,000年後の安全』、今週末に見ます。

「原発がないとダメ」ということは、絶対にないですよね。その証拠に、原発なしで今日本はちゃんとやっていけています。

原発がないと経済成長が望めない、というのなら、そこまでの経済成長なんていりません。それに、経済成長策として、原発以外のことを考えられないような愚か者に国政なんて無理なんです。

福島原発事故は、一歩間違えれば日本の半分が駄目になっていたと言います。そのことが分かっていれば、「原発がないとだめ」なんてことも絶対に言えないですよね。

それに、小出氏がずっと仰っていますが、原発というのは、弱者を犠牲にすることを前提にしたシステムなんですよね。そういう原発を認めることは、人としてもできないものだと思います。

どうして、ここまで原発に固執するのか。それは経済問題やエネルギー問題だけでなく、それはむしろ口実で、本当はその先のもの(サツリク兵器)を持ちたいからではないかと思えてなりません。

次の日曜日は投票日ですね。
残された日はあと僅かですが、私はやはり宇都宮さんと細川さんには一つとなってほしいです。でないと、やはり結果は厳しいものになると思います。
本当に日本のこれからを考えるならば、私は難しいことではないと思うのですが、それを難しくしてしまうのが、政治というものなのでしょうか。

落合恵子さんが 「都知事選はひとつの自治体だけでなく、国政をも左右するものだと思う。投票を合計した場合、脱原発でない候補を上回ったら何と考えたらいいのか。」と言われたようですが、本当にその通りだと思います。

ローマ教皇が「対話の橋を架けることは簡単ではありません。特に、私たちが怒りによって分断されているときはそうです。聖書には書かれていませんが、柔和で謙遜な者になるためには、たくさんのプライドを飲み下さなければなりません。なぜなら、それこそが平和を築く道だからです。」とメッセージをされています。プライドを飲み下し、真に平和を築いていくために、一つとなってほしいです。
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『しだかれて十薬忿怒の息吐けり』

『南亭雑記』の南亭師から頂戴した句。このブログになんともぴったりな句と思い、使わせていただきます。
十薬とはどくだみのこと。どくだみは踏みしだかれると
鮮烈な香りを発します。その青い香りは、さながら虐げられた若者の体から発する忿怒と抗議のエネルギーのよう。
暑い季節には、この強い歌を入口に掲げて、私も一民衆としての想いを熱く語りましょう。

そして季節は秋。
一足早いけれども、同じく南亭師からいただいた、この冬の句も掲げておきましょう。

『埋火に理不尽を焼べどくだみ荘』

埋火(うずみび)は、寝る前に囲炉裏や火鉢の燠火に灰をかぶせて火が消えてしまわぬようにしておいた炭火などのこと。翌朝またこの小さな火を掻き立てて新たな炭をくべ、朝餉の支度にかかるのです…

ペシャワール会
http://www1a.biglobe.ne.jp/peshawar/pekai/signup.html
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