『梅』

狭い、日当たりの悪い庭の、それも北側の角に植えられた梅。
少しでも朝日と西日を求めて、庭とは反対側の塀の外の方へ方へと枝を伸ばしていく。

幸い塀の外は、人も殆ど足を踏み入れぬ隣家と隣家の間の私道になっていて、
しかも我が家はその2軒より1メートルほど高いところにあるので、伸び出た枝が
すぐに人の通行の邪魔になるということではないのだが、秋になれば木の葉は落ちる。
ずっと剪定しなければなあ、と気になっていたが、太い枝を女手で剪定出来るだろうか…
とぐずぐず先延ばしにしてきた。
私は握力や背筋力など人並み以下で、とりわけ非力なのである。

しかし、『桜切る馬鹿 梅切らぬ馬鹿』と俗にも言う。
咲き誇る梅の花を貰いがてら、外に伸びた枝だけでも剪定することにした。

それでなくても窮屈な敷地に、梅の横には槿(むくげ)、紫式部も植わっている。
それらが絡み合っていて、作業がしにくいったらない。
切ろうと思う枝は直径3センチほどには太くなっていて、剪定ばさみではとても切れそうにない。
おっかなびっくり、それでなくても足場の悪い所に脚立を立て、のこぎりで引き落とす。

隣の私道にワサワサいって落ちたやつを、あとで拾いに行って、一本ずつ肩に乗せて
端っこは引きずりながら家まで運んでくる。
我が家からその私道への出口はなく、家々の一角を大回りしていかなければ
そこへ行けないのである。
大きいのが3本と、細かい剪定枝が10本ほど…
こぼれた花びらも箒で掃き寄せて掃除。

我が家側に落ちた枝も含め、大きな枝たちをのこぎりや大小のはさみで切り分けた。
これから、家中に梅の枝を飾る。
隣家の人たちにもおすそわけで配った。
家で挿しきれない分は、バケツに入れて『ご自由にお持ちください』と書いたカードと
包装用に新聞紙を添えて、裏の川べりの遊歩道に数日置いてみることにする……

さて。
梅の花たち。


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まずは玄関の上がり框に置いて。
松は、正月の活け花のを、棄てずにいる…



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窓に飾って。





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二階の窓辺にも飾って。




CIMG1911.jpg



こんな花瓶にも飾って。
…と言っても、実はこれ、市販の酒瓶。
ある地域で、作家ものの酒瓶として販売されている有田焼の器らしい。

私は、リメイク用の和服をネットで買うことがある。
そんなオークションサイトを検索していて、ふとこの酒瓶に出会った。
「お!この風景は!」と思ったが、小さな写真ではよくわからない。
売り主も、この瓶の出所は知らぬらしく、なにも書いてない。
でも、見当をつけた場所の地名と『地酒』という言葉を入力していくと、見事にヒット!
どうやら、この町に生まれこの町を愛した画家の絵だという。

市販品なので、骨董的価値のあるというものではないけれど、この瓶をオークションでゲットして
手元にこれが届いたときには、なんだか胸がきゅんとした。
と言っても私以外に入札者はなく、値段もわずかなものである。

でも、なんだか出会いを感じたのである…
人とも物とも、確かに、不思議な縁というものはあるのじゃなかろうか。
この画家さんは、2011年、80数歳で亡くなられたらしい。
この町を、この路地を、こよなく愛した画家さんだったという……



CIMG1905.jpg


梅の枝はだんだん短いものになっていく…
こんなグラスに。



CIMG1930.jpg


また、もっと短いのはこんなグラスに。
庭の八つ手の、一番小さな葉を添えてみた…^^


CIMG1932.jpg


以前登場したことのあるこの緑と赤の色の入った磨りガラスのグラスには、
同じく庭の南天の赤い葉っぱを。
そう言えば、このグラスは、上記の酒瓶の街で買って来たものだ……




CIMG1895.jpg



梅の枝には、小さな小枝がいっぱい枝別れして、その一つ一つにもちゃんと蕾がついている。
花一輪も今回は棄てたくなく、小さな枝も全部集めた。
3センチくらいの短いものも全部…。ぎゅうぎゅうづめでごめんね。




CIMG1915.jpg


それにさえ届かぬ極短い枝や、作業中にこぼれ落ちた花は、丁寧に拾い集めて、こんなガラス器に。
梅って、幹から直接、一輪だけ咲き出ている子があったりして、そういう子もここに。^^





CIMG1871.jpg


はい。その子たちが昨夜のキャンドルナイトの花たち。

特別な日に、深い鎮魂の想いを籠めながら、花びら一つ一つを拾い集めた。

青白い月の光のようなライトをあててみた……





                ***

[追記]

水を入れたバケツに挿して、裏の川べりの遊歩道に置いておいた梅の枝たちは、
我が家で活けたのよりは長さも長く、結構な本数があったのですが、
夕方買い物がてら出てみると、一本も残さず、みな、お持ち帰りされていました。^^

見ず知らずの方々が、持ち帰られたのでしょうが、なんだかほんのりこころが温かい。






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Re: MATZ-TSさんへ

MATZ-TSさん。こんばんは。
おお!MATZ-TSさんのお宅の梅は、古木なのですね。^^
それはすごい。
我が家の梅は、もの言わぬ植物ながら、狭くて横に伸びられないのがわかっているらしく、
(いじらしい子です。i-241)日差しを求めて上へ上へと伸びて来たので、樹形もなにも
ありません。
剪定もしてやらなかったので、小さな枝がぼうぼうに伸びて。^^
花はいっぱい咲きますが、かわいそうに実はほんの少ししかなりません。
梅干しにするほどもないので、ほんの少しの梅酒にするか、梅ジャムにします。
梅ジャムは思いっきり酸っぱいけれど、朝食べると目がしゃき~ん!と覚めます!(笑)

そうですねぇ…我が家の近くの家々も、おっしゃるように、敷地をコンクリートで
覆ってしまう家が多くなっている気がします。確かに、歳をとってくると、
我が家程度の庭でも雑草を抜くのは一仕事。ちょこちょここまめに雑草を抜けば
いいのでしょうが、大体私は、昭和天皇じゃないですが、雑草もあまり雑草と
思わない方です。
うちの近所には、我が家と正反対に本当にきちんとなさったお宅があって、
そこのお庭には本当に雑草一本生えていません。選び抜いた樹木と計算された苔と黒土のお庭。^^
我が家がそこのお隣だと、うちの雑草が侵入しては申しわけないので気をつかっていたでしょうが、
幸いだいぶ離れているので、安心して雑草を伸ばしている…(笑)
と言っても、うちは日当たりがあまりよくないので、雑草さえ、そうは伸びないのです。
半日陰を好むシダ類とかどくだみとか(笑)。
しかし、雨の保水には貢献していますよ。
こう町が、コンクリートでどこもかしこも覆われていってしまうと、本当に
雨水の保水という観点から言って問題ですね。
毎年激しい大雨に見舞われるようになっても、その大量の雨水は、あっという間に
下水道や両岸をこれもコンクリートで固められた川を通じて海に流れ出ていってしまう。
TPPが本格的に動き出し、日本の中小規模の稲作農家が駆逐されていけば、
田んぼという、立派な保水装置も失われてしまいます……

安倍総理の言うところの愛国心や郷土を愛する心とは全く質が違うと思いますが、
日本人は日本の風土の素晴らしさをもっと大切にし、自然を畏敬する心を
失わないようにしないとだめですよね。
これほど自然に恵まれた国にいながら、その自然の中に自分たちも生きさせて貰っているのだという
体の感覚を知らないか忘れてしまった人がどんどん増えていっている気がします。

いつもありがとうございます♪







梅の花

お久しぶりです.MATZ-TSです.

 梅の花を見事に生けられて,お元気そうで安心しました.

日本人は昔から梅,桜・・・その他,庭や野原の草花を愛で,自然を愛し,生かし,ともに生きて,ときには自然の脅威にさらされても,それを受け止め,粘り強く,この国土を愛し,生きてきた.「東風吹かば、匂いおこせよ、梅の花、主無しとて、春を忘るな」・・・菅原道真等々

 うちの梅の古木も,彼岸花さんのところとは比べ物にならないほど,少ないですが,頑張って咲いてくれました.庭には,カタバミ,ハコベ,その他 種々の草が芽を伸ばしてきました.

 春になると,早春のにおいが,野に漂い始め,気持ちがいいですね.

しかし,近年我が家の近辺は,そこら一面アスファルトの駐車場が増えて,家々でもクルマのためにアスファルトの駐車スペースをまず確保し,緑はかろうじてプランタで・・・ というところが増えてきました.

雑草とりが大変なのは(特にお年寄りには)分かるのですが,どうしても,地域の水の流れ(ローカルな水循環)を人間が便利優先で阻害してもいいのだろうか,と思ってしまいます.ヒートアイランド化に寄与するのは明らかですが・・・何とかわが町の場合も,定量化してみたいと思っています.

土や草を愛し,戯れ,そして時には砂埃や雑草の勢いと格闘し,・・の方が生物の一員としての人間として自然な気がします.

昭和天皇は「雑草という草は無い」という名言を残された.

東京新聞2013.4.27の筆洗いに,もう少し詳しくエピソードが書かれていました.

「武蔵野の面影を残す御所前の庭で草が茂りすぎ、陛下が那須でご静養中にさっぱりさせようと刈り払った。お帰りになった陛下はすぐ侍従をお召しになった。「どうして庭を刈ったのかね」。「雑草が生い茂ってまいりましたので」と侍従▼陛下は「雑草ということはない」。続けて「どんな植物でも、みな名前があって、それぞれ自分の好きな場所で生を営んでいる。人間の一方的な考え方でこれを雑草としてきめつけてしまうのはいけない」

このお言葉とお気持ち,大切にしたいと思っております.

では,おやすみなさい.

Re: 鍵コメさんへ

鍵コメさん、こんばんは♪
そちらでお返事させていただきましたが、こちらこそよろしくお願い
いたします。
なんででしょね~。そう言いたくなる~~~…^^

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Re: 深山あかねさんへ

深山あかねさん。はじめまして。^^
お訪ねいただき、こうしてちょっと面映ゆくなるようなお誉めのコメントまでいただきましたこと、
大変嬉しいです。
お名前は、志村さんのところで、拝見したことがありますのですぐにわかりました。^^
志村さんのところは、だいぶ前からひそかに寄らせていただいていて、
あの時は、初めてコメントさせていただいた時だったのです。
ちょうど私も昨夏から、少し火野葦平を、数作続けて読んでいたところでした。
『革命前後』は、作家にとって只事でない意味を持つ作品と思って、
わざわざ中川一政装丁の初版の古本を探して、大事に手にとって読んだ作品でしたのです。
志村さんが、『革命前後』についてお書きになっていらっしゃるのを発見して嬉しくなり、
ついコメントさせていただいてしまいました。
お目にとめていただき、なんだかとっても嬉しいです。

深山さんはご本をたくさんお読みになられるのでいらっしゃいますね~。
私は最近、読むのが遅くなったといいますか…昔は速読乱読の方だったのですが、
随分読書のスピードと集中力が衰えました。
それなのに、読んだ内容をすぐ忘れてしまいます!(笑)
深山さんのようにたくさんの本をお読みになって、きちんと読書日記として書き止めておかれること。
尊敬してしまいます!
私もちょっとメモしておくだけでもしておくといいのだろうなあとは思うのですが…。

はい。
ここを訪れてくださる方々には、いろいろな情報を教えていただいたり、
また、私がど~んと落ち込んでいる時に、やさしい言葉をかけてくださったり、
原発のことに限らず、真剣なお話がさせていただけるので、いつも本当にありがたく
思っています。^^
どうか、想いが胸に溢れて、なにかお話しなさりたいとお思いになられる時は、
いつでもお越しくださいね。^^

梅の花。
わあ。あかねさんも(そう呼ばせてくださいね♪)持って行ってくださいますか?^^
嬉しいな。
私ね、この日、自分の家がいい香りに満ちているのも無論幸せだったんですが、
見ず知らずの方が、バケツの梅と伝言カードに目を止めくださって、梅の花を
持って行って下さったことがなによりすっごく嬉しかったんです。
顔も知らない方々だけれど、その時、確実になにか、手から手へ、心から心へ
伝わるものがあった気がして。
国と国との関係も、小難しい国益論などでなく、この地上に生きる者同士、というような
やさしいゆるやかな繋がりでいられたら、と、無理と知りつつ夢見てみずにいられません……

あかねさん。どうぞこれからもよろしく。
お訪ね、本当にうれしかったです。^^



Re: NANTEIさんへ

NANTEIさん。こんばんは♪
そして、お帰りなさいまし。^^
お嬢さまのところとはいえど、やはり少しはお疲れになられますでしょう。^^
自分の決まった生活リズムで動けないというのは、思ったよりも疲れを誘うのかも
知れません。
朝、新聞が来て、それを取りに行って、ゆっくりお茶を飲みながら見ていく…、
というところから始まって…? ^^

大磯はさすがにいいところですねえ…。
なんだか夏の間だけでもいいから住んでみたいようなところです。
お散歩するところがたっくさんありそうですね。ぼおっと海を見ているだけでもいいなあ。

そうですか。テレビも新聞も、とは徹底していらっしゃいますね。
我が家も、結婚したての頃は、車もテレビもいらないね、と言っていたのですが。
車は主義通り、ついに持ちませんでしたが、テレビの方は、ミュンヘンオリンピック
見たさの誘惑に負けてついに買ってしまいました…
ミュンヘンオリンピック…一体、いつのこっちゃ!?(爆)
そうそう、ちょうど母が来ていてくれた頃です。^^

しかし、そういう静かな暮らしだと、読書量が増えますでしょうね。^^
本当に優雅な暮らしですねぃ。

浅田次郎は私は短編しか読んだことがありません…
そうそう。でも、ここで今回ご紹介くださったうちのどれかだったと思うんですが
つい最近、新聞の広告見て「浅田次郎か、読んでみようかな」と思った中国ものがありました。
たぶんタイトルの印象で、私が魅かれそうなもの、という感じからすると、
『マンチュリアン・レポート』だったと思いますが、
…そっか、これは、『蒼穹の昴』から読んだ方がいいのかな…。

NANTEIさんのお話伺っていると、私も読みたくなってきました。^^
ありがとうございます♪




はじめまして

 はじめまして。
 ブログ名、深山あかねと申します。
 志村さんの「火野葦兵の『革命前後』を読む」の記事のコメントを読ませていただきたずねさせていただきました。
 私も多少は読書をするのですが、読み込みが浅いのだということをこの記事でも彼岸花さんの卓越したコメントを日を置いて再度読んだときに、しみじみ感じました。

 梅の記事とたくさんのコメントを読ませていただき、原発に対する気持ちを共有できる人がおられることに涙が出そうになりました。
 
 私も梅の枝花のプレゼントのそばを通っていたら、きっと頂いて帰っていた通行人の一人であったと思います。

 いい記事に出会えて、今日は良い日でした。

こんにちは。

ずゐぶんご無沙汰してゐたやうで・・・
(大磯散策記事の癖がまだ抜けないやうです(^_^;)

それにしてもまあなんと、おうち梅の見事なこと!
改めて彼岸花さんの遊び心を、嬉しく拝見させてもらいました^^

やっと疲れがとれたような気がしていますが、
大磯の娘夫婦の住まいには、テレビも新聞もなく、
しかも交通に不便なところでしたから、まるで今ウラシマのような日々でした。

仕方がないので一度触れてみたいと思っていた、
浅田次郎の小説を読み始めたのですが、見事に嵌ってしまいました!

それまではテレビドラマや映画で彼の作品を知っているつもりでしたが、
「マンチュリアン・レポート」という小説を開いてみたとたん、
見事にのめり込んでしまいました。
これは日本軍が張作霖を爆死させた謀略事件に迫り、
しかも張作霖そのものと彼をめぐる人々のロマンに溢れる作品でした。

これですっかり虜になってしまったた私は、
大作「蒼穹の昴」全4巻を読む羽目になったのです。
清国最後の権力者、西大后を中心に宮廷内の権力闘争、
あるいは宦官という不気味にして哀しい存在のあれこれ。
そして欧米と列強に並ばんとする日本に蚕食されてゆく清朝の断末魔など、
縦糸、横糸が複雑に絡まって息をも継がせない物語でした。

浅田次郎・・・さすがなストーリーテラー!
しかもその綿密な資料の精査は、唸るばかりでした。
中国、特に韃靼族が興した清朝という特異な国家を、
これだけ見事な物語に仕立てる浅田次郎。

幼稚かもしれませんが、読後の今だに余韻に浸っています。
そして、さっそく続編といわれる「中原の虹」をさっそく買ってしまいました(笑

と、私ごとばかり話してしまいました(汗

彼岸花さんにはいろいろとお気遣い」いただき、
ほんとうにありがとうございました。

Re: 大門先生へ

先生。こんにちは。
本当にお久しぶりです。
また、展覧会ですね。楽しみですね~~~♪
私も行きたいなあ……

No title

お久しぶりぶりいーーーーーー

Re: 葉っぱさんへ

葉っぱさん。こんばんは~。
画像。はいっ!よろしくお願いしま~す♪
いつもバナー勝手に使わせていただいてすみませ~ん。i-201

はい。剪定した枝の、花一つ無駄に捨てないように、小さいのもぜ~んぶ
集めたので、家中、梅の花だらけ。でも、うっとりする香りに満ちていま~す♪
慣れない脚立に乗ってのこぎりひいたりしたおかげで、今日も『さようなら原発1000万人アクション』
のデモにいくはずだったのに、ぎっくり腰っぽくなって行けず。
今年はもう少し庭仕事などマメにやって、体鍛えないとダメだなあ。^^

葉っぱさん。いつもありがとうございます♪

No title

v-22遅ればせながら、画像お借りしますね~
梅の花、一輪ほどの温かさ・・・・たくさんあるからきっとあったかいですねw

Re: 鍵コメさんへ

鍵コメさん。こんにちは♪

お胸のうち、お察しいたします。
私も、鍵コメさんと置かれた状況は違うものの、
私の場合ははるかに気楽な状況でいられるのにもかかわらず、
それでも、だんだん言葉が重くなって、ブログを書くのが苦しくなっていっています。
脱原発や、改憲反対、戦争反対の言葉が、どんどん届かなくなっていく……
過去の小説などの力を借りて、戦争の悲惨さを訴えよう、などとしているのも、
直接の言葉が届きにくくなっていっているのを感じての焦りからかもしれません…
田茂神さんのような思想の人に、都民の10%もの票が集まる今の日本…
舛添票(自民票)を入れれば実に56%もの人が、ようするに安倍政権の方針を
支持したことに結果的になります。
舛添さんは、原発推進とは言っていない、というのは言い訳にすぎない。
都民は、原発推進と憲法改悪と集団的自衛権の法解釈による実行と、秘密保護法を
結果的に容認したことになりました。
都民の選択は、おそらく日本の選択、と言っても言い過ぎでないだろうと思います。
安倍政権に与えた自信とゴーサインの影響の大きさから言って……

本当に、なにかを言っても虚しくなる…
でもね、私はまだもの言える環境にあります。私には何のしがらみもありません。
だから、これからも言って行かなくちゃなあと考えているのですが、それでも
どんどん言葉が重くなっていきます……
もっとじゃんじゃん書いていかないと間に合わない!と焦ってはいるのですが。

だいじょうぶ。お気持ちわかりますとも!
鍵コメさんは鍵コメさんです。ご信頼と友情の気持ちはいつまでも変わりません。
また、頑張って書いていきますから、お読みくださいね~~~♪
ありがとうございます。




Re: stanislowskiさんへ

stanislowskiさん、おはようございます。
と言っても、そちらは夜ですね。^^

梅。素晴らしい香りで家中を満たしてくれています。
小さな枝先や花びら一つ棄てまいと思ったので、どの花入れもぎゅうぎゅう詰めで(笑)。
ああ!ライラック!
そうですか。そちらではライラックが春を告げる木の花なのですね。
ライラックもまた、素晴らしい香りですよね♪
日本でも北海道の方がたなどには、なじみ深い木なのでしょう。
もっと親しみたいと思いますが、私は切り花でくらいしかお目にかかれません…
古い人間の私には岡本敦郎の歌う『リラの花咲く頃』で、憧れの花なのですが
ご存じないだろうなあ…(苦笑)

原発がないと日本はダメになる、とかいうセリフも、私は、『原発は安全で
クリーンで安い』というような、これまでの数々のウソ同様、原発推進派が
作りだした嘘だと私は思っています。確かに燃料費が高騰して、それが日本の企業の
経営を圧迫しているということは否めないでしょう。
でも、事故前の総発電量に占める原子力発電の割合は、高々3割です。
その3割のせいで、『日本が駄目になる!』と言いきるのには、トリックがあると思います。
円安の影響、新興国の企業との競争、少子化、グローバル化、企業自身の努力不足や怠慢
……日本の経済がうまく立ちゆかなくなったのには、さまざまな要因があるのに、
それを全部、『原発が止まっているせい』にしてしまっているのではないですか。

でも、『原発を再稼働させないと、日本はダメになる!』というのは、本当に巧い
よくできた脅し文句だと思います。そう言われれば、みんな素直に「ああ、そうなのか!
原発ないと電気代もめちゃくちゃ上がっちゃうし、日本の企業が駄目になる…
日本が駄目になっちゃ大変だ!単純に原発いらない!とは言えないなあ…」と
思わされてしまうのです。
私は、原発都民投票の署名集めをしていたとき、どれほどこの
「でも、原発がないと日本はダメになるんでしょ」という言葉を街行く人に言われたか
知れません…。
でも、失礼だけれど、私は、そういうふうにいう人のほとんどは、原発のことを
実は殆ど知らない人ではないかと感じています。中には無論、さまざまなデータを知りつくして
それでも原発はいる、と確信しているかたもいるでしょう。でも、ほとんどの人は
原発の歴史や、そのとんでもない数々の大ウソや、自分たちが原発推進のために
どれほどこれまで無駄に電気代を払わされてきたか(電源交付金や総括原価方式、廃炉費用の積み立てなど)
これからも電気代や税金のかたちで払い続けていかなければならないか(福島の収束、除染、補償だけを
いっているのではありません…、これから54基の廃炉がいずれ必要になる、使用済み核燃料の
始末も…)ということを、あまり考えて来たことがないのではないかと思います。
原発が私たち国民に強いるお金の拠出は膨大です!そして危険と、事故が起きた時の
悲しみも……!!!
原発が再稼働されないと日本が駄目になる、というのは、まったく、経済だけの論理です。
無論経済は大事。でも、そこには国民の健康や、安全な生活や、大地や川や海を
穢さない、という大事な大事な視点が抜け落ちて、
日本がうまくいかないのは何もかもが(高々3割の)原子力発電が動かないせいだ、と
国民に思わせたい推進派お得意の言語的トリックだと、私は思っています。

私もstanisilowskiさんの感覚に全く賛成、そして共感。

…悲しくて時間はかかるけれど、一人一人に教えていってさしあげるしかないんですよね。
…でもね。情けないことに、小出先生がいみじくもおっしゃっていらっしゃいましたね。

『人間というものは、恐怖に長く耐えていられない』……

真実というものは時に怖いものです。直視するのはいやなものでもある…
ひとは、いやなものは、長く見ていたくないんですね。目をそらして考えないでいようとする…
一種の自己防衛本能でしょうか。
そしてね。さらに不思議なことには、自分たちのために動いている者をかえって憎むように
なったりします…
これが、私もいつも理解に苦しむところなんですが、人間の心理にはそういうことがあるのでしょうね。
なぜなら、そういう人たちは、得てして真実をぎりぎり突きつけてくるからです。
もう、見たくないものを『見よ』、と言い、もう考えたくないことを『考えよ』、と強いる…
だから、全く理解できないことには、安倍さんのような人が義務のように福島を訪れて、
実のない綺麗ごと、出来もしない約束をしたとすると、そちらの方に感動してしまったり
するのです。また、山下教授のようなとんでもない学者が、『にこにこ笑っている人には
放射能の影響は少ない』などという非科学的な嘘っぱちを言っても、「ああ、そうか、そうだな」
と信じたくなってしまう。
人間はなかなか絶望だけを続けていられないからです。
希望が欲しい…嘘でもいいから希望が欲しいのでしょうね。

私は、福島の問題を…、原発の問題を本当に解決するには、日本人が力と知恵を総集して
この問題に立ち向かい、今、絶望のさなかにいる方々にほんとうの希望を差し上げる、
それしかないだろうと思っています。

stanislowskiさん、ありがとう~~~♪



stanisilowskiさんのお悲しみお察しいたします。


 

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No title

あら~。いいですね~。
日本で育ったせいか、やはり春一番の枝物、蕾を膨らませた梅とか桜のような木を見ると反応してしまいます。
この辺で桜のように人気なのはライラックかな。私が思う限り、人々は日本人で言う桜のような反応を示している気がします。結構、どの家にも植わっていますしね。

デモの記事、更新しました。
福島のお母さんのブログを読んだりするのですが、その中に、「やみくもに再稼動を反対しない」とか、「私はデモには行かない。まして子連れでデモなんて」とか、
そんな意見を見てしまうと訳が分からなくなってしまうんです。

育ってきた環境と親世代に因るものなのか?
私がよそに居るという驕りなのか?
単に私が熱い性格なのか?

変わらないと、と思うのですが、この隔たりが遠いです。

Re: 鍵コメさんへ

鍵コメさん。こんばんは~。
今日は頭痛でいちにちダウンしていました。
薬が効いていて今は平気。^^

本当に、年年、気持ちは重くなっていきますね。
現実から目をそむけたい、という意味でではなく、
怒りが沈潜していっているのを感じます。怒りのやり場がない。

被災なさった方、とりわけ福島の方々は、その想いは、私らなどの
それでは推し量ることもできません。
私も亭主が福島市内の出身です。実家は元はりんご農園をしていました。
亭主自身は(私も似ていて)vagabondの気質濃く、もともとから故郷や同胞意識の
希薄な人で淡々としていますが、福島市内には義弟や義姉が住んでいます。
義弟は3.11の前は、毎年季節になると見事なりんごや桃を箱で
送ってくれる人でした。それが、その年の秋までは送ってくれたかな…。
でも、そのあとは、自分から悲しい自粛をしてしまったのでしょうか、
桃の季節になってもりんごが出回る頃になってももう送ってこなくなりました……

昔から口数の少ない、やさしいおだやかなひとです。
電話で話をしても、「どうしようもないべさ」と言ってただ笑っている…。
語らないだけに、その無念の思いはかえってひしひしとこちらの胸を打ちます。

福島の方の想いは同じでしょうね。
なんでこんなことになっちゃったんだか……
本当に腹が立ちます。
私は非力だけれど、ここで、怒りの告発の記事を書き続けることが、唯一出来ることかな
と思って、これからも書いていくつもりです。

ありがとう~~~~~♪



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Re: 星狩人さまへ

星狩人さま。こんばんは。

いや~。いけばなをちゃんとお習いになってらっしゃる方に見られると
すごく恥ずかしんですよ~~~!(笑)
私は、全然その素養がないし、いつもあるだけのものをガサガサと詰め込むだけですから。
多少は絵が好きで、着るものなどの好みもはっきりしてるし、自分に美的センスが
ないとは正直思わないんですが、いけばなは、はっきり言ってセンスないと思います。
わたしの文章と同じで、『捨てる』ことが出来ないんですね~~なんでも詰め込んじゃう!(爆)

とりわけ、今回の梅の花はね。花や蕾のついてる枝は、全部いのちを活かそう!って
思ってたので、細かいものも棄てられませんでした…

わあ!星狩さまも梅と八つ手を!^^
私ね。イトカワに小さな八つ手が一本生えている映像が、こころから離れなくなりましたよ。^^
なんだか『星の王子さま』の、一本のバラみたいに。

水仙と菜の花と椿もですかぁ♪ いいなあ。後で拝見しにお邪魔しますね~。
はい!
今、家中が梅の素晴らしい香りに満ちています。^^

梅も中国から渡来。
沈丁花も金木犀もそうですよね。
わあ!ちょっと調べただけでもいっぱいあるなあ!
銀杏でしょ、カリン、百日紅、お茶の木、さんしゅゆ、ナツメ、白木蓮、花蘇芳、
花海棠、ボケ、芙蓉、槿、蠟梅、…あ、メタセコイアもだ!
まだまだあるなあ…シナネズミモチ、もですよ!^^
本当にすごいですね。

植物も文化も…どれほど多くのものの恩恵を中国から受けているか…
なにも卑屈になることはないけれど、なぜ、角つきあわせていくかなあ、と残念でなりませんね。

(さくらはどうしてもウヨっぽくて、身体的な拒否感があるのです)

ぁ。そうですか!(笑)
そっかぁ。
そうですよね~~~……随分、利用されてきたからなあ。
私自身は桜は好きですが、でも、桜の歴史を読むと、随分良くも悪くも
時の政治に利用されてきた花だなあ、とつくづく思ってしまいますね。
『桜の精神史』という本がうちにありますが、それなど読むと、桜がなにか哀れになる…

桜だけでなく、本当に花の文化史は、ちゃんと調べてみるとみな面白いでしょうねえ。
チューリップで戦争が起きるのだし。^^
アメリカの、植物の品種名と商標に対する権利意識の高さ…モンサントを始め
植物をぼろ儲けのタネ、と見るような生きかたとなると、まるでもうおぞましい!

追記のところ。気がついていただいてますよね.^^
いや、何気なく『瓶』を物色してましたらね、なんだか見たことのある風景の
描いてある壺が目に飛び込んできた。
あれっ?と思って調べたら、やはりそうでした。^^
楽しかった旅の記憶もあり、懐かしくって、これは物の値段の価値じゃない、
この子が呼んでるんだ、と思って買いました~♪
絵がいいし、この形が私はそもそも好きなのです。
なにかの縁があったんだなあと思って、大事にしたいと思います。

ありがとう~~~♪























> 昨日はおそらく、彼岸花さまは、お花をいじって過ごされるのでは・・・と、
> ぼんやり拝察しておりましたが、私もやはり、梅を生けました。
> おなじく、八手をあしらっております。あと、水仙と菜の花と椿を。
>
> お庭のみごとな白梅が、目に見えてくるようです。
> いま、きっとお部屋のなかは、梅の香であふれていることでしょう。
>
> 梅の原産地は、もちろん中国。その他、日本人の親しんできた、
> 春咲く花の木の多くが、大陸から渡来したものだそうで、
> それ以前の日本の春は、もちろん山桜などはあったでしょうが、
> 「意外にひっそりしていたのではないか」とも、言われています。
>
> 万葉集にはすでに登場し、先ずは白梅が渡来、
> 紅梅は、その約100年後にやってきたそうです。
> まっさきに春を告げる梅の、格別な気品と香気に、日本人は心魅かれて、
> 花と言えば、桜よりも梅。ながく、文化の中心だったんですよね。
>
> ワタクシも、桜よりは梅、のほうが好きです。
> あえて順番に並べれば、梅、桃、桜になります。
> (さくらはどうしてもウヨっぽくて、身体的な拒否感があるのです)
>
> でも、花の文化史も、ひとづずつ辿ってゆけば面白いです。
>
> 何気ない身の回りの自然も、大陸に繋がるものが、たくさんあるのに・・・
> いつの日か、そんな交流も、ごく普通にできるようになればいいなあと。
>
>
> (追記)
> いや~彼岸花さま 気付いていたのですけど・・・やっぱり嬉しいです。
> いつも通ってますので、ドキリです。あの方の絵も・・・おなじみで。
> それにしても、おもしろい「花器」になりますね。ありがとうございます。

花は梅ですね

彼岸花さま

昨日はおそらく、彼岸花さまは、お花をいじって過ごされるのでは・・・と、
ぼんやり拝察しておりましたが、私もやはり、梅を生けました。
おなじく、八手をあしらっております。あと、水仙と菜の花と椿を。

お庭のみごとな白梅が、目に見えてくるようです。
いま、きっとお部屋のなかは、梅の香であふれていることでしょう。

梅の原産地は、もちろん中国。その他、日本人の親しんできた、
春咲く花の木の多くが、大陸から渡来したものだそうで、
それ以前の日本の春は、もちろん山桜などはあったでしょうが、
「意外にひっそりしていたのではないか」とも、言われています。

万葉集にはすでに登場し、先ずは白梅が渡来、
紅梅は、その約100年後にやってきたそうです。
まっさきに春を告げる梅の、格別な気品と香気に、日本人は心魅かれて、
花と言えば、桜よりも梅。ながく、文化の中心だったんですよね。

ワタクシも、桜よりは梅、のほうが好きです。
あえて順番に並べれば、梅、桃、桜になります。
(さくらはどうしてもウヨっぽくて、身体的な拒否感があるのです)

でも、花の文化史も、ひとづずつ辿ってゆけば面白いです。

何気ない身の回りの自然も、大陸に繋がるものが、たくさんあるのに・・・
いつの日か、そんな交流も、ごく普通にできるようになればいいなあと。


(追記)
いや~彼岸花さま 気付いていたのですけど・・・やっぱり嬉しいです。
いつも通ってますので、ドキリです。あの方の絵も・・・おなじみで。
それにしても、おもしろい「花器」になりますね。ありがとうございます。
プロフィール

彼岸花さん

Author:彼岸花さん
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『しだかれて十薬忿怒の息吐けり』

『南亭雑記』の南亭師から頂戴した句。このブログになんともぴったりな句と思い、使わせていただきます。
十薬とはどくだみのこと。どくだみは踏みしだかれると
鮮烈な香りを発します。その青い香りは、さながら虐げられた若者の体から発する忿怒と抗議のエネルギーのよう。
暑い季節には、この強い歌を入口に掲げて、私も一民衆としての想いを熱く語りましょう。

そして季節は秋。
一足早いけれども、同じく南亭師からいただいた、この冬の句も掲げておきましょう。

『埋火に理不尽を焼べどくだみ荘』

埋火(うずみび)は、寝る前に囲炉裏や火鉢の燠火に灰をかぶせて火が消えてしまわぬようにしておいた炭火などのこと。翌朝またこの小さな火を掻き立てて新たな炭をくべ、朝餉の支度にかかるのです…

ペシャワール会
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