『ふるさと便り』

友から思いがけない荷物が届いた。
何だろう……


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中には岩手名産の、ふるさとの香りがいっぱい。^^
お手紙も本も。^^
早速開けて頂きます。


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おや。この子たちは誰?

これは亀の子せんべい。

一匹は逃げ出そうとしています。


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あ。ほら。そんなことするから、ひっくり返っちゃった!(笑)
胡麻の香りの香ばしい甘辛いおせんべいです。百年以上の歴史あるお菓子。


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岩手名産のお漬物ほろほろ漬け。器に移しました。
う~~ん…いい香り!
大根、人参、きゅうり、茄子や季節の野菜を細かく刻んでもろみ味噌漬けにしたもの。
食欲をそそる香りです。白いごはんが欲しくなる。
お~い!誰かごはん山盛りよそってきて!…(と言っても自分しかいないか。笑)

これがほんっとに、冗談でなくごはんが進むんです!
熱々のご飯にのっけて食べれば、もう何もいらないっ!^^
おにぎりの具にしたり、冷ややっこにも載せて食べました。
これ。もうだいぶ食べちゃてて減っているところ!(笑)


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はい。今日は風邪も治って元気が出て来たので、こんなのも作ってみました。
写真の瓶詰めは、オ二クルミの甘じょっぱい醤油たれ。
オ二クルミは、私の大好きな漫画『とりぱん』(岩手が舞台)の中にもよく登場するので
一度食べてみたいなあと思っていました。そのオ二クルミを使ったたれ。
上新粉でお団子作って茹でて、それをこんがり焼いて、このたれをかけてみました。
うンま~~~~~~~~~~~~~~い!

香ばしいお茶も同封されていたので、お茶を飲みながらむぐもぐ。
しあわせ~~~♪ ^^


             ***
そして、本は。
河原れん著『ナインデイズ』。
これは東日本大震災・津波が起きたあの2011年3月11日から9日間の
岩手県における災害対策本部の動きを活写した本です。
一応分野としてはノンフィクション小説、ということになっている。
ノンフィクション小説?
これは著者が、実在の人物をモデルに書きあげた小説っぽいノンフィクションということに
なるのかなぁ。
主人公にあたるその人は、岩手医科大学付属病院の医師である秋冨慎司氏。
岩手県高度救命救急センター医師。
彼はJR福知山線脱線事故で、救命活動に参加。医療チーム撤収命令が出たのちも
最後まで生存者がまだいることを信じて救急医療活動にあたった…
『もっと被災者の発見が早ければ…、もっと手を尽くせていれば…』というその時のやりきれない
思いからスタートして、日本の行政や社会そのものににまだ充分意識化されていない
緊急時医療制度の仕組みの確立に生涯を捧げようと決心したひと。

DMAT(災害派遣医療チーム)と呼ばれるものに入るための訓練を受け資格を取り、
意識の高い英米など海外でも実践トレーニングを受けて緊急時医療の研究を進めていた。
救助技術は世界のトップレベルと言えるほど高くても、それを統率する仕組みの弱い
日本の緊急時医療の仕組みに危機感を抱いたからである。
とりわけ岩手は、巨大震災と大津波の歴史があり、またいつ起こるかわからないという
土地である。
『災害が起きてからでは遅い!…医療の分野だけではなくあらゆる組織が効果的に
連携出来るシステムつくりが必要なんだ!』
彼が県に粘り強く働き掛け、災害対応システムを根本的に構築しようとその体制作りをしていたところへ
東日本大震災は起こった!……

私たちはマスコミが報道してくれるほんの一部しか、大災害の実態を知らない。
国は何をしているんだ!県は何をやってるんだ!市は動いているのか!
職員はちゃんと仕事をしてるのか!
何も伝わってこないままに批判することしかできないししない…

この本は、その数日間、救急車やヘリコプターなどの燃料さえ一般車両ととりあいに
ならざるを得ないほどの圧倒的物資不足と連絡網の崩壊の中、県の職員たちや医療チーム、
自衛隊、消防、警察などが、いかに人命救助と被災者の生活確保のために苦闘したか、の
記録である。

折しも、昨日の朝日新聞であったか、大災害時帰宅困難者のための拠点として
国交省が選んだ全国50の駅のうち、11駅しか充分な対策が出来ていない、という記事が
載ったばかりだ。

(災害大国 あすへの備え)帰宅困難対策、主要駅2割 国交省50駅調査、計画整備促す
朝日新聞デジタル 4月21日(月)5時40分配信 (有料記事)

全国の約50の主要駅のうち、帰宅困難者対策を進めるための十分な計画ができているのが11駅にとどまることが、国土交通省のまとめでわかった。東日本大震災後、国交省は鉄道会社と周辺施設、自治体らで協議会を立ち上げて計画をつくるように求めてきたが、ソフト、ハード両面からの整備は始まったばかりだ。▼36面=家路急ぐな、39面=一時滞在施設がカギ

 主要駅は「(近隣駅とあわせて)乗降客30万人以上」の基準を目安に、国交省が東京・大阪・名古屋の3大都市圏のほか、札幌や福岡といった地方都市の拠点駅から選んだ。
 計画には、災害発生後の各自の役割や帰宅困難者を収容する「一時滞在施設」の確保、情報伝達の方法といったソフト対策から、備蓄倉庫や非常用発電機の整備といったハード対策まで盛り込むよう求めている。……

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140421-00000001-asahik-soci

この2月、『大雪と原発』の記事で私も、娘の帰宅困難の経験をもとに、都市の非常時に対する
対応の弱さのことを書いたが、
大災害が起きると、そこに住んでいる人々の無事の確認と安全の確保、傷病者に対する医療活動は無論のこと、
それが大都市であるならば、そこに他地域からの通勤者が大量の帰宅困難者となって加わり、
その人々の安全と避難所の確保も必要となってくる……
それには、駅そのものと駅周辺の公的私的施設の活用がぜひとも必要になってくるのだ。

大雪程度であのように多くのことが混乱をきたしてしまう…
東日本大震災とあの大津波がいったいどれほど大変なことであったのか!
それは経験した人々にしか真にはわからないことであろう。
この本の中でも、多くの組織上の不備が生んだトラブルや無駄、当事者の感情の齟齬、
連絡の遮断や不備や、誤解・想像力の欠如が生む間違った指示などがありのままに描きだされている…

だが、この本の解説に、当の秋冨氏が書いているように、私たちは、あの大震災と津波の悲劇から
学ばねば!
そうして、出来得る限りの対策と準備を平時からしっかりシステムとして
作り上げておかねばならないと思う。
政府と一体になって再稼働を望んでいるように思われる原発立地自治体は、
自分のところの住民だけでなく、30キロ圏内に住む人々の避難の誘導や
安全の確保の責任を負う覚悟と準備は出来ているのか?!

…嬉しい友の贈り物から、思いがけず硬い話になってしまったが、
友がこの本を送ってくれた気持も、きっとあの災害を他人ごとと思わないでくれ…
まだそこから立ち直ることさえ出来ていない人々のことを決して忘れないでくれ…
その想いをこめてのことと思うので、こうして本のことも記事にしてみました。^^


            ***


ふるさとは、自分の生まれたところ、いま住む土地だけではないのだと思います。
こころがそこにあれば、そこも自分のふるさと。
友の住む土地は、もう見知らぬ地ではありません……
旅で訪れてこころが残る土地も、もうわたしのふるさとです。
なにかで特別深く調べて知るようになった土地もふるさとだ。

真ごころのいっぱい詰まったおくりもの。^^
ありがとう~~~♪








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Re:鍵コメさんへ

鍵コメさ~ん、こんばんは~~~♪

うんうん。いつでもお話ししたくなったら、ふらっと寄ってくださいね。^^
こういう形ででもお話しできるの嬉しい。

宇宙のことね。私もよくわかんないの!(笑)
私も理科一般が苦手でした~~!
流星群がとてもとっても好きだけれど、天文学の知識もとっても乏しいです。
目が悪いせいもあるけれど、「あれは~星」とか言われてもよくわからない。
あまりスケールが大きいとついていけなくって、自分の想像力の埒外に置いてしまいます(笑)。
せいぜい太陽系くらいまでかな~。
それより遠くのことになると、もう科学というよりは私にとってはロマンの世界。^^

この年になっても知らない分野のことがいっぱいあって、
というより、ブログやるようになってから、自分の知らない分野があまりにも
たくさんあることにいまさらながら気付いて、茫然としています。(笑)
天文のこともそうだし、漢詩もそう。クラシック音楽にもジャズにも弱いし、
現代の文学にも音楽にも全然造詣がない……。
その一つ一つがとんでもなく深い世界だから、入口のところでもうすでに挫折して
茫然としちゃいます。

でも、知ることは嬉しい楽しいことですよね。
今までもやもやっとしていたものが、少しでも分かるようになるとすごく嬉しい。

語学も、挫折したままだなあ…。
私は今は、少し知っていることを深く追いかけるのに忙しくて、新しいことを
始められない、といった状況かな…。
彼岸花さんが、細い足で、時々転んだりしながら、なにかを追いかけて走ってるところ
想像してくださいね。(笑)

鍵コメさんの嬉しい気持ち。
は~い♪ 手いっぱい広げて受け止めま~す♪ ^^
そうそう。きっとその対人関係のことね。
鍵コメさんというかたが言ったので、その人の心に素直に届いたんだ、と思うなあ。
普段、がまん強く、不平も言わない、ひとの批判もしない、という人が口を開くときは、
本当のことを言う時。だから。
きっとその人の胸に、鍵コメさんの真摯な言葉がすとんと素直に落ちたんだろうと思う。

でも、嬉しいよね。そういうふうに、ひとに想いが素直に伝わるって。
きっと、ひとの真心は、きっときっと、心をつくせば伝わるものだ…、私もそう信じています。

鍵コメさんが嬉しいと、私も嬉しいなあ♪♪♪

私もね。ちょっとお気に入りの花瓶見つけて買いました~!^^
このごろね。陶器に目覚めちゃんてんの。(笑)
年金暮らしだから、高いものは買えない。これもとっても安いの。
でも、安くても、自分の趣味に合って、自分が「あ。愛せるな」と思ったものが欲しいですぅ…
今回買ったのは、『辰砂』という、銅を着色材として含む釉薬を使った花瓶です。
深い赤い色…。
いつか近いうち、これに合うお花見つけたら、ブログに載せますね~♪ ^^

いつも鍵コメさんが、自分の本当に欲しいと思うもの、ちゃんと我慢して
時が来たら手に入れて、嬉しげにしてらっしゃるの想います。
そういうものは生涯愛せるものね。
今度のも、お話伺っただけでなんだかいいなあ…
古代のそんな人々のこと想うだけでなんだか胸がきゅん!としますね。^^

嬉しいお話、ありがとう~~~♪
嬉しいとき、寂しいとき、…いつでも遊びに来てくださいね!








Re: NANTEIさんへ

NANTEIさん。こんにちは~♪

はい。本当に心温まる贈り物ですよ。
ふふっ。亀の子せんべいは、袋から出してみたら、ほんとになんだか
小さな亀さんみたいだったので、愉快になって遊んでみちゃいました~!(笑)

いえいえ。家族が無事なこと幸せなことを罪に思う必要はないと思います。
幸せは生まれついて持ち合わせている人もいるかもしれないけれど、
営々と築き上げてきた努力によって得られるものでもあります。
それを恥じることはちっともないと思う。
一方で、努力しても努力してもどうにもならない不幸せというものもこの世にはありますよね…。
生まれ落ちたところが内戦の地。ミルクや薬さえ得られないで今でも数分に一人の
割合で幼い子たちが飢餓でこの地球のどこかで亡くなっています。
どうにもならない病に伏すこともあるでしょう…

それを比べてもどうしようもないどうにもできないということが殆どですよね。
世界のひとが均一の幸せのレベルを得られるということは残念ながらあり得ないのかもです…。

でも、権力者や為政者によってもたらされる国民的不幸というものがあります。
また、個人の不注意や不心得によって、巻き添えを食って不幸を他人が負わされるということもある…。
今回の韓国の事故などは、ほんとうになくても済んだ事故でした…
多くの命が失われたこと、本当に残念です……
福島第一原発事故も同じですが、こういう政治や個人や会社…、社会の作為不作為によって
なくてもすんだ悲劇が繰り返されるのには、ほんとうに腹が立ちます!

生まれついての不平等も、今、仕方がない、と書いたけれども、その差を
社会の努力によって縮めることはできる。差を生まないようにすることもできます。
起こさなくてもいい内乱や戦争…政治や経済の非情な仕組みが生みだす格差…
そういったものに対しては、猛烈に腹が立ちます。
私がいつも怒っているのはそこの部分かな~。i-241

でも、ほんと、おっしゃるように、私たちは社会の出来ごとのほんの一部しか
知らないことが多いですよね~。
意図的に政治や権力者によって隠されていることもいっぱいいっぱいあるし、
また、こちらの不正に対するアンテナが鈍感で、見えるはずのものを見ていない、と
いうこともあると思います。
よく、原発のことを『私たちは騙されていた』という人が多いですが、
それはいわゆる原子力ムラの面々によって意図的に隠されていたものと同時に、
こちらがただ無関心で知らなかった見て来なかった…ということもあるのがいい例ですよね。

私なども若い頃は、政治にも社会のことにも無関心で、全然勉強して来なかったから、
今になって少し勉強するようになって、いまさらながら「え~っ!そんなことがあったんだ!」
とびっくりすることばかりです。
その時代をリアルタイムで生きてきていながら、何一つしっかり見ていなかった……!!
その自分の無関心や無知を、今思い知らされて愕然とすることばかりです。

でも、少し深く知ろうと歴史を遡ってみていくと、これが面白いほど、というと
語弊があるけれど、ぞっとするほど、と言った方がいいかな、根っこのところで
繋がっているんですよね~~~! 同源なんですぅ!
沖縄のことも、原発も、成田闘争も、満蒙開拓団も、従軍慰安婦問題も、広がる社会格差も…
みんなどこかで繋がっている……

この頃ようやくわたし、そのことを知るようになったんですよ~。遅い遅い!
NANTEIさんやここを訪れる皆さんや、またネットの訪問先で教えられることが
どれほど多いことか…
いつも感謝です!

そうそう。わたし。今、『蒼穹の昴』、読んでますよ~。^^

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こんばんは。

温かく、また熱いような贈り物でしたね。

さっそく亀の子せんべいで遊ぶとこなんざぁ(笑

そうですね、歯噛みするほど私たちは何も判っていないのです。
ほんの一端しか知らず、それが全容だと思ったりする。
まるで象の脚だけ触って、象のありようを理解した積もりの蟻。

沖縄もそう、公害病も冤罪もしかり・・・
近くに目を向ければ成田富里の農地を巡る闘争は、
ますます悲壮感が漂ってきました。

一方で難病の種類も年々増加して、現在400近くに上ると聞きました。
そのうち厚生省が認定し、保険が適用されたのは100足らず。
あとの300はN/CS35といった記号で分類されるだけで、
治療の方途もまだ見つかってない状態といいます。

実はそんな方が4人、私のブログを訪れてくれます。
なまなかに慰める、また励ますということに忸怩たる思いをしています。
一人のことから、大きなところでは社会の歪みまた国家の危うさまで、
考えれば考えるほど頭の回路がショートしてしまいそうです。

いや、すでにショートしていますが。

そして、わが身わが家族に何事もないこと、
罪のように思うことが多くなりました。

すみません、せっかくのほのぼのとしたお話に・・・


Re:鍵コメさんへ

鍵コメさん。こんばんは。
少しずつお体、軽快なさっているようで一安心ですね。^^
よかったよかった♪

ほんとね。明るい色彩は心に元気をくれますね。
渋い上品な布もいいけれど、気分によってはぱあっと明るい布も
食卓やお部屋を楽しくしてくれます。
今日ね。手芸の本、本屋さんでしげしげ立ち見してました。^^
なんか作りたい心がウズウズ…

鍵コメさんがいつでも来てくださって楽しんでいただけるような記事も
書きますからね~~~♪
ありがとう~~~♪

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Re: 鍵コメさんへ

ああ。そうでしたか。
あのあたりをお歩きになってらしたことがあるんですねえ…
私は駅のそちら側には、税務署に用があるときくらいしかいかないのですが、
そうそう。東京の田舎、そんな雰囲気の街ですよ~~!(笑)

体のこと、ありがとうございます。
ちょっとこのところ、あまり元気ないかなぁ…
今日も明け方から頭痛がひどくてずっと寝ていました。
春はいつも風邪ひいたり何となく体調良くないことが毎年多いんですが。

はい。気をつけますね~。ありがとう~~~♪
まだまだしょぼくれてちゃいけませんよね~!(笑)


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Re: くうーままさんへ 

クウ―ママさん。ありがとう~~~~~♪

こんなふうに楽しんでいただいていま~す♪

あ。この布ですね。
えへん。綺麗でしょう?
これも、娘の服の残り布です。まっすぐで綺麗なとこ、お荷物に入れましょうね。^^
ありがとう~~~~~♪


Re: MATZ-TSさんへ

MATZ-TSさん。こんばんは~♪

そうなんですよね。おっしゃる通りで、国が『防災』というと、えてして防潮堤とか
道路とか橋とか巨大な箱モノとか、とかくハード面での論議になりがちですね。

実はこの記事に関連して、ずっと前朝日新聞に載っていた宮城県気仙沼の男性の
話を書こうかなと思っていたんです。
でも、ふるさとの贈り物へのお礼の記事があまり長くなるので今回は書かないでいました。

この男性はあの日、海から500メートルの店舗にいたんです。車で高台に逃げようとしたが
市内の道路は既に渋滞になっていた。
彼は、1兆円もかける国の防潮堤整備計画に疑問を抱いています。
『震災で多くの人が亡くなったのは、防潮堤が低かったからじゃない。渋滞で
逃げられなかったからだ』……
彼は、近くの住民と共に高台へ逃げる道路を早く整備して欲しいと市に求めましたが、
実現していない。
防潮堤のような巨額の予算がつくものは早く決まり、住民にとって生死がかかる
必要な道路には予算がつかない……

杓子定規の官公庁主導の公共事業には、大きな問題点がありますね。
オリンピックの工事が本格化したら、ますます一番先にやるべき被災地の復興は
遅れて行ってしまうことでしょう。

何がいちばん優先されるべきなのか…
いるものといらないもの…
きめ細かな互助のネットワーク作り…

ほんとに、ハード面をいくら整えても、そこに人間の魂が入っていないのでは
ただの建造物。
いずれそれらは地元にとってはただ維持費とやがて解体費をいたずらに喰うばかりの
よけいなう遺物になってしまいます。

一番必要なところにお金が回っていかない。
お金の使いかたが本当に変。
ここにも、巨額のお金に群がる強者たちの意志が働いているからなのでしょう…
国民一人一人の意識を高めていくしかないのですが、それが難しいのですね。
いやなことは見たくない、いやなことはすぐに忘れる、いやなことは先送りにして
いまは考えたくない…その心理を変えていかない限り。

いつもありがとうございます。



No title


  ・・・感謝・・



器の下の 美しい布?に 目が釘付けです^^

No title

こんにちは。MATZ-TSです。

 岩手ですか、20年前に行ったきり、震災後はまだ訪問できてないです。
旧友もいるのですが・・・

私は南部せんべいも好きです。素朴というか、なんとも言えない故郷の味、という気がして・・・

 さて、後半部分について、小生が以前から思っていることを断片的に書きますね。

 日本列島は、もともと地震、火山噴火、台風、急峻な山からの河川からの洪水・・様々な災害に見舞われ、そして賢い、そして粘り強く復興する国民性を育ててきたと思います。

例えば、富山和子さんの
水と緑と土―伝統を捨てた社会の行方 (中公新書 (348))
に書かれているように・・・

うまく自然の脅威を受け流す、ハードとソフトを組み合わせた減災の手法を開発してきた。

ところが、科学技術の発達とともに、とにかく人間を守ればよい、とハード依存、そしてちょっとの災害も食い止める、という強硬な姿勢。「国土強靭化」の言葉が象徴してますね。

しかし、ハード依存は、現在高速道路やトンネルやハコものの立派な建物が直面しているように、ハード的なインフラは、当初は資産でも、後世には反って負債に転ずる恐れが多分にあります。そこで、今後は、ハードとしての防災を考えるとき、メンテの費用、撤去・建て替え費用、そして、地域、国、果ては地球の生態系や環境に与える影響のアセスを徹底的にやり、メリットデメリットを洗い出す。これが必要だと思います。過度なハード依存は、色んな「便利な道具」と同じように、国民の意識を退化?させるのでは、行政を批判するだけ、という態度にもつながっているような気がします。


ハードが見合わない部分はソフトとしてのシステムで対処する。日ごろから、実際的な訓練や備えを国民の義務とする。 

そのような方法がとられたとき、国民として日本の自然と向き合う覚悟、また自然への畏敬と感謝、また人間同士の連帯感、また、次世代への義務感が生まれてくるような気がします。が生まれてくるのでは?

原発事故の場合の避難、これはやっかいです。いつも思うのですが、「たかが電気」を作るのに、これほど政治的に、また立地地域の住民が争い、無駄なエネルギーやコストをかけて、避難訓練、テロ対策、安全装置、・・・をやらないといけないのか、ばかばかしいと思うことしばしばです。

ハード(自然の力をうまく利用)とソフト的なシステム、国民ひとりひとり、団体としての備え、それらを如何に組み合わせるか、それが「賢い国」のやり方ではないかと思います。
プロフィール

彼岸花さん

Author:彼岸花さん
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『しだかれて十薬忿怒の息吐けり』

『南亭雑記』の南亭師から頂戴した句。このブログになんともぴったりな句と思い、使わせていただきます。
十薬とはどくだみのこと。どくだみは踏みしだかれると
鮮烈な香りを発します。その青い香りは、さながら虐げられた若者の体から発する忿怒と抗議のエネルギーのよう。
暑い季節には、この強い歌を入口に掲げて、私も一民衆としての想いを熱く語りましょう。

そして季節は秋。
一足早いけれども、同じく南亭師からいただいた、この冬の句も掲げておきましょう。

『埋火に理不尽を焼べどくだみ荘』

埋火(うずみび)は、寝る前に囲炉裏や火鉢の燠火に灰をかぶせて火が消えてしまわぬようにしておいた炭火などのこと。翌朝またこの小さな火を掻き立てて新たな炭をくべ、朝餉の支度にかかるのです…

ペシャワール会
http://www1a.biglobe.ne.jp/peshawar/pekai/signup.html
国境なき医師団
http://www.msf.or.jp/donate/?grid=header02
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