『忘れ得ぬ面影 その一』

「楠の木の花はいい香りらしいよ」

娘からそんなことを聞いたのは、もう2年も前のことだ。
「ふうん」と返事をして、興味は魅かれたけれど、なんとなくそのまま季節は二回も過ぎてしまった。

楠といえば、私の生まれ故郷の九州にはたくさん生えていたはずだ。
九州や、四国など日本の南の方の地域には照葉樹が多く生育しているからだ。
しかし、高校までその地にいたにもかかわらず、樹木にあまり関心がなかった私は、
楠の花の匂いは無論、樹自体、どんな木だっけと思ってもピンとこないのである。
ただ漠然としたイメージはある。
木全体の姿は丸っこい。そして常緑樹であるのでその樹下は小暗い、というその程度のイメージだ。

楠(クスノキ)。クスノキ科ニッケイ属の常緑高木。
各部全体から樟脳の香りがする。樟脳とはすなわちクスノキの枝葉を蒸留して得られる
無色透明の固体のことで、防虫剤や医薬品等に使用される。
カンフル注射のカンフルはこの樟脳を指しており、“camphora”という種名にもなっている。(Wikipediaより)

照葉樹林の種類
高木:カシ・シイ・タブ・クスなど
亜高木:ヤブツバキ・モッコク・ヤマモモ・ユズリハなど
低木:サカキ・サザンカ・ヤブニッケイなど

私が今住む関東の林には、ケヤキやクヌギなどの落葉広葉樹や、杉、ヒノキなどの
人為的に植えられた針葉樹が多く、楠の木を探そうしても、さて、どこを探せばいいのやら。
そんなこともあって、『いい香りの花』と聞いて心動かされはしたものの、積極的に探しもしないで
2年は過ぎたのである。

ところがつい先日のことだ。
娘が上野公園の杜を通っていて、甚だいい香りのする樹を見つけ、その地味な花の写真を
ネット上にアップして、『この花、なんの木の花?』と訊ねたところ、すぐさま知りあいの女の子から
『楠の花です』という返事が返ってきたのだという。
娘から私のところに『楠の木探しに散歩に行こう』と電話があったのは、次の日曜日のことだった。
さあ、花の姿がわかった、樹木の全体的な姿の特徴もわかった、花の香りもわかった!ということで。^^

我が家の周辺には大きな公園もあり、小さなお社やちょっとした雑木林もある。
歩いていれば一本くらいは見つかるだろうと思って、午後中娘と歩きまわったのだが、
それらしい姿の木も、また上野の杜で濃厚に漂ってくるという花の香りらしきものもしてこない。
その日はついに巡り会えなかった……。

それから2日後。私はいつもの川べりの道を歩いていて、ふと向こう岸の高校の
グランドの塀際に生えている樹木群の中に、もしかしたらあれは楠ではないか、という木を見たのである。
娘から聞かされていた丸っこい全体の姿。そして今花が咲いているゆえに、葉の色調が明るい木。
わざわざ道を引き返して橋を渡り、向こう岸のその高校まで行ってみた。
……あったあった!
楠だ!
木は塀際に生えているが、塀の向こうだし、高い梢に花は認められてもそこまで手も鼻も届かない。
上野と違ってここらでは花はまだ蕾に近いようで、あたりには花の香りもしない…
折角見つけたのになあ……

ふと足元を見ると、前夜から朝にかけて吹いた激しい雨風に、楠の葉や小枝が数本
ちぎれて落ちていた!
小躍りしながら、その小さな枝を拾って持ち帰ったことは言うまでもない!
それがこのこ。


2014_0522_011041-CIMG2639.jpg


お雛祭りに、ちいさな蝋燭人形のあずさを登場させる時、ひなあられを背中に載せて出てくる
ガラスのエッグスタンドのこっこちゃん、そのこっこちゃんに水を汲んで挿してみた。

楠が照葉樹であるというわけが、このつやつやした美しい葉っぱでわかります。


葉っぱを一枚ちぎって匂いをかぐと、なるほど樟脳はここから!と納得するような強烈な
青い新鮮な香りがする…でも私は、この葉っぱの青臭い臭いも嫌いではない。


2014_0522_011156-CIMG2641.jpg


さて。問題の花の方は。
蕾の直径は何と1ミリくらいしかなく、開いた花でも2,3ミリしかない。
しかもこの時開いていた花は、2つだけだった…
それでも。
それでも、ああ!なんという香りだろう!
私がいつもパソコンをする部屋は4畳半なんだけれど、このたった2輪の2ミリほどしかない花が
部屋をその香りで満たすほど、強い芳香を放つのだ!
その香りは……そうだな。今ちょうど咲いているテイカカズラなどの香りに似ていなくもない。
要するに、5月というこの青葉の季節の、白い花の新鮮な香りだ。青い香りだ。
でも、離れて嗅ぐと、ふと懐かしい昔の白粉のような香りにもなる。

ろくでもない政治に、怒って悲しんでかさかさになったこころ。
そのかさかさの心に、この楠の木のちっぽけな小枝の香りが、どれほど慰めを与えてくれて
いることだろうか!

いまも、このこは私のそばで香っている……。

「植物は、なんと『じょうとう』なのだろう!」……
そう思うことが時々ある。
じょうとう。上等。

それに比べてこの人の世は…その先は言うまい。



                        *

『忘れ得ぬ面影 その一』とタイトルはなっているが、
一にはひとが出てこないじゃないか、と思われるかも知れない。
でもいいのだ。植物との出会いだって小さな生きものとの出会いだって、忘れ得ぬ出会いと
いうものはありうる。
それは何も同時代のひとやものとの出会いであることに限る必要はなく、過去に生きた人々や
その作品などとの出会いが、生涯忘れ得ぬ宝物になることだってあるのだ。
そういった意味で、『忘れ得ぬ面影 その一』『その二』は、本当は続けて読んで欲しい
一つながりの記事である……。

『忘れ得ぬ面影 その二』 次の記事に続く。











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Re: HOBOさんへ

HOBOさん。こんばんは。
今日は暑かったですね。
私も心身ともに水分というか潤い不足で~す。

HOBOさんは今日は名古屋泊かな~。
名古屋の喫茶店でモーニングセットというのもいいですね♪

初夏のすがすがしい風を受けながら走るのは気持ちがいいでしょうね。
はい。本当に今の季節は、青葉の香りや、花の香りに満ちていますね。
青葉の香りは元気をくれます。

旅の安全お祈りしています。
お車の中でも水分とってくださいよ~。干上がっちゃわないように!(笑)
私もお茶でも飲もうっと!(笑)

HOBOさん。ありがとう~♪






ろくでもない政治にこころがかさかさになった彼岸花さんこんにちは。

ぼくもすっかり暑くて干からび、ヒモノのようになりました。
いま大阪から名古屋まで移動中です。山道を窓を開けながら
走ってますと、沿道に生えている木の匂いがまたいいんです。
楠の木ではないと思いますがかなりステキなトワレのようです。
5月から六月にかけては最高ですね。都会の匂いとはちがう、
ぼくには馴染みのいい眺めであります。


HOBO

Re:星狩人さんへ

星狩人さん、おはようございます。
すっかりご無沙汰してしまってすみません…
なんとなくまだ硬い記事書く元気がありません……でもそろそろ、と思っています。

…そうなんですよね~~…
クスノキは、西南の方の地域にはたくさん見られたはず。でも、九州にいるときは
全然それを意識せず、今ごろうろうろ探しまわっているなんておかしいですよね!(笑)
そっかぁ。星狩人さんのおうちにもクスノキ生えてるんだ!
いいなあ…
私ね、広いお庭に大きな木が一本だけ、という情景にも憧れるんですよ。
その時その木はなんの樹にするかなあ、といつも空想するんだけれど、
ケヤキ?ブナ?タイサンボク?白樺?…なあんて今まで思っていたけれど、
そうか!クスノキが一本だけ、というのもよかったなあ!^^

『柔らかく艶やかな葉あいに、風がわたって、木漏れ日が素敵ですし、
そよそよ囁き、ごうごうと唸り、眩しく輝き、荒々しく揺れ動き・・・ 』

ああ…すてきな文章だなあ…!

ね。少し大風の吹く晴れた日に、楠の樹の下で本でも読んでいたいなあ!

香りはね。ほんとにいいですよ。
遠くから嗅ぐと、淡い思い出の中の、母の化粧水の香り、のような、そんな懐かしい
香りがします。(と言っても私の母は、化粧水一つ持っていない昔の女でしたんですけど。)

5月はほんとにいろんな草木のいい香りが町に満ちているから、あれがどの香り、と
区別つかないことありますよね。
今だったら、うちの近くではテイカカズラや家々の庭の薔薇の香りが。
少し前なら牡丹の花の香りが。そしてもっと前なら沈丁花や、それから林に入ると
関東では、ヒサカキの濃厚な、というか少しむっとするほどの香りが、
いかにも春の林のエネルギーを感じさせていました。
この、クスノキを見つけた高校のグランドには、クスノキの隣にクヌギの木もあって
それも今花を咲かせているので、クヌギの少しむっとする香りにクスノキの花の香りは
負けちゃってるかも。^^

野ばらやカラタチも香るし、6月に入ればまた、梔子が家々のどこかしこから香ってくるし、
一年中、私もなにかかにかの花の香りや、それから樹木自体が発する爽やかな『気』を
感じているように思います。
針葉樹の森のフィトンチッドからも元気を貰えますね!
小豆島の石切り場で一本だけ折り取った松の葉っぱ、たった一本のその葉からさえ
素晴らしい針葉樹の香りが立ち上って、その葉っぱは、今でも私の大事なもの入れの
箱の中にしまってあります。^^

白樺やカラマツ、ナナカマドは私も憧れます~。
白秋の詩のように、落葉松の金色の針のような落ち葉が、降るように注ぐ中を
ひとり歩いてみたいです。^^
クウ―ママさんの街では、ナナカマドが街路樹に。^^
花も葉も実も美しい木ですよね~。憧れちゃいますよね!^^

星狩人さん。ありがとう。

No title

こんばんは。お久しぶりです。お元気でお過ごしでしょうか?

クスノキの記事、興味深く読ませていただきました。

・・・・・と申しますのも、ワタクシの周りには、クスノキなどは、
探すまでもない、どこにでも身近に、ありふれた樹でありまして、
クスノキの葉が落ちると、春だなあと、でも掃除が大変なんだなあ。

民家にも、お宮にも、公園にも、道端にも、こんもりと丸っこいクスノキは、
いちばん馴染み深い、樹のなかの樹なんです。森林浴や雨宿りにもいいですし、
つい昨年も、うちのクスノキが大きくなったので、伐りまして・・・
でも、ちっとも惜しくないくらい・・・だって周りに、もっとたくさんあるんですから。

お宮やお寺にゆくと、それこそ巨大なクスノキが、境内全体を覆っており、
柔らかく艶やかな葉あいに、風がわたって、木漏れ日が素敵ですし、
そよそよ囁き、ごうごうと唸り、眩しく輝き、荒々しく揺れ動き・・・
森の神霊のごとく、千変万化するんです。子供のころは、
何人も集まって手を繋いで、お宮のクスノキを抱えて遊びました。
(大人でも、一人では抱えられないほど、大きな木になるんです)
樹が見守ってくれてるようで、いまでも大好きな樹木のひとつです。

そのクスノキを、彼岸花さんが、それほどまでに探されたこと、
クーママさまにとっても、憧れの木であるとのこと・・・
その小さな枝に咲いた花と香りを、大切にいとおしんで下さること・・・
そうなんだ、関東・東北にはめずらしい樹なんだと知って、なるほど
やはり同じ日本といえど、気候風土や植生の違いを感じますね。
私なら、白樺や落葉松、ナナカマドなどが憧れですね。

しかしなんといっても、その芳香・・・私、ぜんぜん気づきませんでした。

たぶん花のころは、周囲の空気全体が、その香りに満ちていて、
それが、あたりまえだと思っていたんだと思いますが、そういえば、
たしかに、クスノキの近くにゆけば、独特の香りがしてますね。
初夏の空気は、どの季節にもまして、花の香がしますので、
きっと、そのなかにとけこんでいたはずです。こちらでは、おおかた、
クスノキの花は終わりましたが、この季節、あまり目立たないけれど、
いろんな木の、小さな花が、あちこちで慎ましく咲いていますよね。

足元を見れば、どくだみも咲き始めました。
空気もなんとなく、雨季に変わってきましたね。

どうぞお元気でお過ごしください。

Re: MATZ-TSさんへ

MATZ-TSさん。おはようございます♪

樹木の多い日本に生まれて幸せだったなと思うことしばしばです。
私は草の名前をまあまあ知っている割には、樹木の見極めがなかなかつかないんですよね~。
こうやって楠の木も花が咲く季節なら探しやすいけれど、花がないと、なかなか
樹の全体像を遠くから見てそれとわかるとか、葉っぱを見て気付くとか
出来なかったかもしれないです。
この高校の楠の木も、川を挟んで遠くから見た時、花が咲いているので他の樹木より
樹の姿の色合いが淡かった、それでひょっとして?と気づいたくらいでした。^^

そんなふうに樹の名前はあまりわからないのだけれど、樹木のないところに
自分はとても住めないなあ、と昔っから思っています。
よく近未来のSF映画などで、人々が樹木一本生えていない瓦礫の街で
カンフーや剣で戦っているのを見ると、「ああ!やだやだ!」と思ってしまう!(笑)
人間の思い描く地球の未来像はこんなものなのかなあ、と思うと、なんだか茫然と
してしまいます。
なんでSF映画には、人々が緑したたる自然の中で、鳥や獣たちとも楽しく
共存している楽園のイメージのものが少ない(ほとんどない?)んでしょうね。
もしあったとしても、それは人間という身勝手な生物が死に絶えてしまってから、
地球が本来の姿に戻った…というような、人間にとって悲しいイメージでしかない。
あの、『100,000年後の安全』という、核の最終処分場の映画も、
人間が死に絶えた後、緑したたる森の中を動物たちがゆっくりと草をはんでいるという
イメージが出てきますね。
未来映画で、人間の出てくるのはほんとに荒涼とした核戦争後の瓦礫の光景が多くありませんか?
その中で、まあだ、人間が性懲りもなくカンフーなどで闘っている、というイメージは
あまりにも私などにとっては寂しいです。
人間の思い描く未来図などというものがこんなものなのだろうか!と。

MATZ-TSさんも、お庭の雑草をあまり神経質にお抜きにならない方だと
おっしゃってらっしゃいましたね。^^
私もそうです。
我が家も、もともと日当たりが悪いので、半日陰を好む雑草がわやわや。^^
面白いのはその年によって生えてくる雑草がなんだか違うことですね。
ある年は、一面のムラサキツユクサ。^^
無論可愛いので、ひっこ抜いたりしませんでした!
ある年は、ハルジオン。これも花は可愛いのですが、ご近所に種子が飛んでいくと
ご迷惑なので、仕方なくこれは抜きました。
…そうやって植物たちも庭の主も相性を考えながら30年ほどを過ごし、
最近では生えてくる植物たちもだんだん定着してきました。
すなわち、どくだみと(笑)シダ類と、なぜか秋海棠の花と
ホトトギスなど。あと、名も知らぬ苔類ですね!(笑)
MATZ-TSさんのお庭の植物群の構成を拝見しまするに、かたばみ、ヒメツルソバ…
うん、これは確実に、我が家より日当たりのいい庭の植物層ですね!(爆笑)

畑がおありになるのはうらやましいなあ!

これほど豊かな樹木や草、豊かな保水力を持つ苔類…そういったものに恵まれているこの国に
生きていることを、いつも本当にありがたいと思ってしまいます。
それだけに、この豊かな森を穢してしまった原発を許すことが出来ないんですよ……
そしてこの豊かな日本の緑と水を守ってくれている農家や林業家の方を
守ろうとしない日本の農林行政にも腹が立ちますね。


いつもありがとうございます♪





Re:クウ―ママさんへ

クウ―ママさん。おはようございます。

まあ!楠のタペストリーのご注文を!
何とすてきな注文だったのでしょう!
でも、お断りになったクウ―ママさんのお気持ち、すっごくすっごく
よくわかります!
というか、『写真ではだめなんです。触って嗅いで見上げて何かを感じなければ
作れるものではありません・・』とおっしゃる、そのお気持ちを、とっても貴重な、
とっても大事なことと私も思うわ。^^
それが『ものつくり』のかたの矜持、というか、ものつくりのこころ、というものでは
ないかと思います。
描くとか作る対象にたいする思い入れとか敬意のようなものがないと、気持ちが
入ってゆかないんですよね。^^

私もね。クスノキ、って、当たり前にそこらにあるような気がしているにもかかわらず
でもなかなかこちらでは巡り会えない木だった。
九州にいた頃ならもっと簡単に見つけられたかもしれないのにね。^^
神宮外苑とか都心に出た方がむしろ簡単に見つけられそう。娘が上野で見たように。
樹木って、案外身近にありそうでいて、いざとなると探そうとしてなかなか
巡り会えないものですよね。
楠は、私にとっても憧れの木でもありました。2年越しでようやく会えました♪ ^^

『風のお便り』!
ああ、クウ―ママさん。なんて素敵な表現してくださるんだろう!
そうなの!
前夜からこちらは強い風と時折りの雨。
風さんが、会いたい会いたいと思う私に、楠の小さな枝をプレゼントしてくれたのね、きっと。
『風さんからのお便り♪』
そうなの。もう、にっこにこして、急いで自転車でつれて帰ったのよ。^^

今日もこのこは私のそばで、花は終わっちゃったけれどまだかすかに香っています。
きっと葉っぱにも香りがあるからなのね。
その葉っぱや茎の香りはね。あの樟脳の匂いそのものというよりは、
茗荷とか生姜の茎の香り、ご存じかなぁ。あんなような感じです。
さわやかな青い匂い。5月の新鮮な土の香り、というイメージです。
でもね、それが直接鼻をつけて嗅ぐとそんな感じなんだけれど、葉っぱや茎が『気』として発する香りは
…そうだなあ。夏のさわやかな化粧水の淡い香りといいますか、
ほんとにほのかで淡い、遠い記憶の中にあるおかあさんの白粉の香り、とでもいうような
懐かしい香りになって漂ってきます。花の香りもそんな感じ。^^

ああ!クウ―ママさんにこの香り、お届けしたいなあ!

このこね。出来たらずうっとそばにおいておきたいんだけれど、いつかはお別れの時が
来るんだなあってさみしかったのよ。挿し芽にするにはあまりにもか細い枝だし……。
でも、そっか!押し花にしておけば、きっと香りを保てるかもね!
クウ―ママさん。ありがとう~~~!

今晩、一所懸命、クウ―ママさんのところに香りよ届け~~!って、
楠の葉っぱちゃんとがんばって『気』を送ってみますね~~~♪ ^^





緑と雑草

MATZ-TSです。 久しぶりです!

樹木はいいですね、日本は中緯度帯では降水量が多くて、森林が多い、それで独特の文化や技術も育てられてきた。我々の感性??も、。楠は気付かなかったですが、うちの近くの山にもあるのかな?また調べてみますね。

小生もようやく落ち着きつつあるこのごろ。

最近、例年のようにわが庭にも雑草(ではない、ちゃんとした名前がある)が勢いよくのびてきてくれました。
 かたばみ、ひめつるそば、どくだみ、むらさきゆ草、こもちまんねんぐさ、はこべ、そのほか、名前もわからないものもたくさん。それらが芝や猫の額の畑の周りに元気で、、毎朝、こちらも元気をもらってます。妻も久しぶりにどくだみ茶をトライするそうです。

色んな虫も来ます。もちろんやぶ蚊やあぶらむしもですが(^ ^)。

こんなことで、喜んでいられるのも幸せと思うこのごろです。
広い農地で雑草との戦い:農家の方は大変だと思いますが、すみません。

No title

楠の木のタペストリーをと、関東の方から注文頂いたことがありました。
ところがこちらでは、神社には立派な欅。
県南でタブノキを見たくらいで、北国には無い木のようで見たことがなくお断りしました。
写真ではだめなんです。触って嗅いで見上げて何かを感じなければ作れるものではありません・・   漫画にも小説にも登場するのに見たことがないのが淋しい、憧れの木です。
せめて、箪笥の樟脳の匂いを嗅いで、今夜の記事を読みましょう^^
こちらの木の若葉の緑、ちょっと紫式部の蕾を思わせる花つぼみ。
あぁ、触ってみたい。首をうぅ〜んっと反らせて見上げてみたい。

風のお便りを手に帰って、コッコちゃんに活けてニコニコしてるお顔が
目に浮かびます^^
葉っぱの押し葉にしたら、香りが続きますね。

Re: NANTEIさんへ

ああ。無論、楠、ご存じでいらっしゃいますよね。
この年になってその木の姿がピンとこない私の方がおかしいようなものなのです。(笑)
でも今回、その姿と花の香り葉の香りをくっきりと知ることが出来てよかったです。
2年越しの懸案がこれで解決しました。^^

そうですか。江の島神社の境内に大楠が。
いかにもありそうなロケーションですねえ。
そもそも江の島の島の姿が、楠の木の樹形をなんとなく想わせませんか(笑)。
楠は自然林には少ないとどこかに書いてありました。
私も、神社などに的を絞って娘と探しあるけば、もっと早く見つけられていたかも知れません…^^

これを書いている今も、すぐそばで、小さな枝からいい香りがしています。

本当に。夏のいかに暑い日でも、この木の下に佇めば、清涼の気が吹きぬけていきそうですね。

お小さいお孫さまの顔を愛で、大仕事を成し遂げられたお嬢さまをいたわり、
相模湾をぼ~っと眺めるお時間もおありになる…
なんだか理想的な暮らしですねぇ…。^^
そういう穏やかな心境になりたいものです。

この記事の下に、『忘れ得ぬ面影 その二』という音楽記事があります。
勝手ながらNANTEIさんのお名前も拝借しております。
またよろしければ、お暇の時にでもお読みくださいませ~~。^^









こんにちは。

楠、今がいちばんいい香りを放つ季節ですね。
寸暇を見つけて江の島に行ってきましたが、
いくつかある江の島神社の境内には、
何本かの楠が聳えていて、その香りには妙に落ち着くような心地がしました。

夏の日、この木陰に入ると体の中から涼しくなりそうな^^

大磯に来るとテレビも新聞もなくて、浦島太郎状態(笑。
時間があるときは、相模湾をぼーっと眺める毎日で、
おかげと言っていいのか、この国に対するストレスは皆無です(笑
プロフィール

彼岸花さん

Author:彼岸花さん
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『しだかれて十薬忿怒の息吐けり』

『南亭雑記』の南亭師から頂戴した句。このブログになんともぴったりな句と思い、使わせていただきます。
十薬とはどくだみのこと。どくだみは踏みしだかれると
鮮烈な香りを発します。その青い香りは、さながら虐げられた若者の体から発する忿怒と抗議のエネルギーのよう。
暑い季節には、この強い歌を入口に掲げて、私も一民衆としての想いを熱く語りましょう。

そして季節は秋。
一足早いけれども、同じく南亭師からいただいた、この冬の句も掲げておきましょう。

『埋火に理不尽を焼べどくだみ荘』

埋火(うずみび)は、寝る前に囲炉裏や火鉢の燠火に灰をかぶせて火が消えてしまわぬようにしておいた炭火などのこと。翌朝またこの小さな火を掻き立てて新たな炭をくべ、朝餉の支度にかかるのです…

ペシャワール会
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国境なき医師団
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