『キャンドル・ナイト 43』

43回目のキャンドルナイト…
毎月言うけれど、もうそんなに経ったのだなあ……


さて。この10月のキャンドル・ナイトの用意は。


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小さな白い器に、ホトトギスの花と、いつもの小さな亀山ろうそくを入れてみた。
ろうそくちゃんも水に浸かっているが平気だろう。
我が家の裏庭にもホトトギスは自生していて、殆ど誰にも見られることなく、その
風情ある花を毎年ひそかに咲かせている。
その横には、秋海棠もまた、結構な叢を作る。
ひょっとして10月のキャンドルナイトまで、もってくれないかしらと思っていたが、
今朝、覗いて見てみたら、秋海棠もまた、やはり花は終わってしまっていた…
このホトトギスは今日花屋さんで買ってきたもの。その中から一枝短く切り取って挿してみた。

ホトトギスの蕾もまた、被災地のかたへ想いよ届いて、という、薄紫色のろうそくのように
見えませんか?^^


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この洋風の器は、実は、正面はこんな感じだ。
これは、芭蕉の葉を描いた煎茶セットのなかの一品で、『湯冷まし』。
玉露など煎茶を淹れるのに、お湯を適温に冷ますための器。
理由あって、ちょっと、芭蕉の葉をデザインしたものを集めていたときのもの。



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朝になって、
ろうそくを抜き取った後のホトトギスの花たちが寂しげだったので、
これもずっと飾って葉っぱがもうくたびれてしまったオレンジ色の鶏頭の花を短く切り詰めて
一緒に挿してやった。
ね。秋らしい風情になったでしょう・・・





                    *








東日本大震災の被災地に木材を供給する林野庁の補助金事業で、
実際に岩手、宮城、福島の3県に供給された木材の量が全体の約0.7%にとどまることが
8日、会計検査院の調べで分かったそうだ。海外に輸出されたケースもあり、
復興予算の流用がまた一つ明らかになった。 
事業は、住宅や公共施設などが大きな被害を受けた被災地を支援するため、
不足している木材を被災地に供給するのが主な目的。2011~14年度、
東京都と神奈川県を除く45道府県に総額約1399億円の補助金を出した。
林野庁は流用が社会問題化した翌年の13年、直接被災地に木材を供給する取り組みに
制限するなど使途の厳格化を求める通知を出し、未使用分の返還を求めた。
45道府県のうち36道府県が14年度末までに約490億円を返還する予定。
林野庁計画課は「今後とも通知に沿って事業が実施されるよう指導する」としている。
(毎日新聞10月8日の記事より抜粋)

この復興予算の流用は、民主党政権下においてその杜撰さが明らかになったものだが、
自民党政権になっても、これだけではない、復興予算の流用はあった。
そんなことをあらかじめ禁止する仕組み作りもできない国や官僚の無能さも問題だが、
これは東日本大震災の被災地のための資金、と知りつつ、全然関係ない地域や組織が
自分たちの事業に流用するそのこころが、私にはわからない…

                   *


福島第一原発事故で、原発というものがどれほどの被害をもたらすものか、ということを
皆、知ったはずなのに、ここに来て、太陽光発電、風力発電など自然エネルギーなどで
生みだす電気を、電力会社が買い取らないようにしようとする動きが露骨になって来た。
理由は、太陽光など気候条件によって発電量の異なる安定しない電気を、送電線で
取り込むと、大規模停電などが起こるかもしれないというものだ。
しかし、自然エネルギー比率を高めていけば、送電網拡張の必要性は最初から
わかっていたはずだ。それを技術的問題とか資金の問題とかにして、ずるずる手を殆ど
打たないできたのは、国と電力会社の怠慢でしかない。
要するに、あらゆる策謀で、原発の必要性をまだいい抜けたいとしか思えない。
新しい産業に夢を託して、太陽光や風力発電などに参入した企業は(発電量の安定している
地熱発電までが)先の見通しが立たなくなってしまった・・・・・倒産したり撤退するものが
これから続出するだろう。電力会社と、原発を続けたい政府の思うつぼだ……


                    *

マララさん(とインドの人権活動家カイラシュ・サティヤルティさん)がノーベル平和賞を受賞。
憲法9条を守ってきた日本人は、ノーベル賞受賞ならなかったけれど、がっかりすることはない。
もしかしたら、第一候補かも、と世界の人々に思わせるほど、『憲法9条』の不戦の誓いは
これで世界に大きく知られることになったのだから。
世界各国に平和憲法を広めるために、日本国憲法、特に第9条を保持している日本国民に
ノーベル平和賞を!という、神奈川県の一主婦の発想から生まれたこの動きは、
荒唐無稽などころか、有力な候補と噂されるまでになり、改憲とりわけ9条を
変えてしまいたい今の政権を、『もし貰ってしまったら?』とおそらくひそかに悩まさせるほどの
力を持ったのである。
この運動は続けたい。
子供たち、若い人々、政治にあきらめを抱いてしまっている人々…多くの人々の間に
さらに論議を広げて、現憲法の平和の精神を深く知ってもらって、
国民がゆるぎない意志で、9条は捨てない!現憲法の平和主義、国民主権、立憲主義の
基本思想を変えさせない!と本当に思えるようになったとき、そういう選択をした時…、
この憲法と日本国民は、ノーベル平和賞のほんとうの有力候補に再び取り上げられるであろう。
ノーベル平和賞については、いろんな疑問点や問題点はあるかもしれない。
しかし、この賞を育てていくことも、また、世界に生きるわれわれ人類の見識と叡智によって
できることなのではないかと私は思っている。
その意味で、今回の受賞者に、そして二人を選んだ委員会に拍手を送りたい。
そして、小さな、一主婦の想いから生まれた『9条を守っている日本国民にノーベル賞を』という
運動にも大きな拍手を送り、私もそのために動きたい。

マララさんについても9条についても、まだいろいろ想うことはあるのだけれども、また続く記事の中などで
折に触れ書いて行きたい…








                       
心ひとつに キャンドルナイト




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Re: NANTEIさんへ

NANTEIさん、こんにちは♪

『憲法第9条を保持している日本国民』に、ノーベル平和賞が与えられなかったのは
残念でしたが、そもそも、私も、貰えるなどとは思っていませんでした。
この件については、いろんな人がいろんなことを言っています。
そんなもの申請して、日本は世界に恥をさらした、とか。
そもそも、アメリカの核の傘で守られていながら、『戦後70年近く
平和を貫いてきた』もへったくれもないだろう、とか。
平和憲法というが、実質的な軍隊である自衛隊を持っているじゃないか、とか。

でも、私は、この試みは、たいへん人の意表を突き、また面白い実践であったと
考えています。「ある」と現在形で書いておこうかな。
一主婦の発想が、40万人もの署名を集め、ノーベル平和賞候補になり、
無責任な下馬評とは言え、『最有力候補』とまで言われたのですから。
安倍さんや石破さんは、『もしとってしまったらどうしよう』と真剣に思っていたのでは
ないでしょうか。

私はこう考えています。
この運動は、決して無駄ではなかったし、むしろこれから重要になってくるだろうと。
第二次安倍政権が成立してからもうすぐ2年。日本は急速に右傾化しています。
ひところまでの日本の論壇は、どちらかというと左翼的な知識人の力が強かった…
そこで、右翼的な、あるいは超右翼的な考え方を持っていた人がいたとしても、
それを大っぴらに口に出すのははばかられるような抑制が働いていたと思います。

でも、日本だけのことでもないのですが、世界は右傾化の方向に徐々に
動いて行っています。新自由主義経済の徹底した利潤追及は、金持ちはますます富み、
これまで中流と自負していた人までが容易に下層に転落し得る…貧困層の拡大と
貧富の差の拡大して行く社会を生みました。
その社会的不安への怒りは、自分たちを抑圧し自分たちから奪う者たちに向けられるのではなく、
おかしなことに、自分たちよりさらに下、と思える人を想定して、それらを叩く
ということで不満を解消する、というおかしな心理を生んでいます。
いわば、構造的に、右傾化していく流れに今、世界はあると思います。
その中でも、日本はさらに特殊で極端。

まさか自民党の一部議員が騒いでも、憲法改正にまでは持ち込めないだろ、という
安楽な時代は終わったと思います。憲法改正、9条破棄は、実質上、
今年7月の閣議決定によってなされてしまい、11月にはその閣議決定を元にして
日米ガイドラインが改訂され、日本は世界でアメリカと共に戦争をする国になって
行こうとしています。安倍政権はたぶん長期政権を狙ってき、それはそうなるでしょう。
閣議決定による実質上の9条破棄だけでなく、憲法も改訂して、9条破棄を
明文としても行う。
安倍さんの後ろには、日本会議などという戦前回帰の思想を持つ人々の団体があって、
この団体は、昨年からすでに、政権に改憲を迫るだけでなく、市町村、県議会と言った
ところにも働きかけて、9条破棄をそのシンボルとする憲法改定のための国民投票を
議会の要望として国に提出させようという一大キャンペーンを始めています。
つまり、国の中心と外堀と両方から、憲法改定の下準備を着々と進めている…。

一方、憲法を守ろうとする人々には、今、武器が殆どありません。
国会は、自公を含め、維新、民主の一部など、改憲派が圧倒的多数。
国民自体はまだまだそこまでは行っていないと思うけれど、国民の声を掬い上げる
政治の受け皿が今、この国にはない。
大きな武器は、『言論の自由』のはずなのですが、中立~リベラルに近い存在で
あったことは確かだったその朝日はああやって叩きつぶされかかっています。
今年中に秘密保護法も施行される…。

そんな中での、あの、『憲法9条を保持している日本人にノーベル平和賞を』という
動きでした。
私は、賞を取れなかったからと言って、この活動を笑ってつぶしてしまうのは愚だと思う。
これからおそらく恐ろしいほどに勢いを増して来るであろう改憲の声と圧力に
対抗する武器は、たとえ小さなものでも捨ててはいけないのじゃないかと考えています。
これから、おそらく2,3年しか猶予はないかもしれないですが、憲法改定のための
国民投票が行われる前に、今、無関心である人々にも現行憲法の大事さを
しっかり伝えていかねばなりません。
向うには、国会で圧倒的多数を持つ政権政党の強みと、超一流宣伝会社を使って
巨大なお金をかけて憲法改定キャンペーンをしかけて行く豊富な資金も人脈も
あります。経済界の後支えるもある。
一方。こちらには、一大キャンペーンをしたくともその資金力もありません…
わずかにあるかもしれないのは、国民の『平和憲法は守ってみせる』という強い意志と、
アイディア…それだけしかないです!
『9条を保持する日本国民にノーベル平和賞を』という今回の試みは、
そういった意味で、素晴らしい奇抜なアイディアで、世界に向けても国内に向けても
日本国憲法を守ろうとする人々がいる、またそれをつぶそうとする勢力もある、ということを
アピールできたと思います。
他に武器がないなら、今、これを捨て去るべきではない。
この運動をこれからもねばり強く続けて、憲法改正国民投票で、国民が
改憲NO!と言う方向へしっかり歩いて持って行くしかない。…私はそう思っています。
無論、もっとアイディア、もっと戦略が、2重3重に必要ですが……

しかし。これでますます改憲派は、力を集中してくるでしょうね…恐ろしいです…

公明党は、ほんとにおっしゃる通りですね。
公明党が、与党内にあることで、この極右政権の、いい目くらましになっている…
一応しっかり審議しました。一応抵抗しました、という言い訳のための存在。
公明党が、自民への風当たりの防波堤になってしまっているんですね。
私も、公明党の罪は重い、と思っています。
創価学会の会員の一人一人の願いさえ、党としての公明党は踏みにじっているんじゃないかしら。
私は宗教心の全くない人間で、創価学会にも何のシンパシーも感じないのですが、
私が塾にいたときの同僚の若い先生たちは、たまたまなぜか学会の青年たちが
たくさんいたんですよ~。
たぶん、私の住んでいる街や多摩地域に創価学会の重要施設などが散在しているからかもしれない。
それがね~。みんな素晴らしくいい先生たちだったんですよ~~~!
彼ら=公明党、なのだろうか??と、いまだに不思議でなりません…

ほんとですね。公明党が創価学会本来の?かどうか詳しくないのでわかりませんが、
一応、社会の底辺からの想いを掬いあげて行く平和政党というのを貫き、
今、野党の立場でいたなら、このおぞましい勢力分布図は多少、色が変わっていた、
かも知れませんね。

小沢一郎氏に対する小沢つぶしも露骨でしたね~~~。
いまだに、何が、誰がそうさせたのか、私などにはつかめません…
公明党の存在…
今回の閣議決定に至る過程でも、6月10日に、飯島勲内閣官房参与が
ワシントンでの講演で、公明党と支持母体の宗教団体・創価学会の関係について、
憲法の「政教分離原則」に反しないという従来の政府見解を『見直す』可能性に
言及した途端に、公明党の慎重姿勢が崩れた…などということがありましたね。

歴史というものは、国民の知らないところで、少数の人間が動かしていくものですねぇ…

ところで。この記事の人々。面白いでしょう?
どれほどのエネルギーをそんな言語的実験にかけているんだか!
そのことが愉快で面白くて、いつか記事に書こうと『お気に入り』にしまい込んでいたのですが、
モディアノのノーベル文学賞受賞をきっかけに、ちょっと違った観かたをするようになりました…^^
④まで続きます。^^

フランス文学は、私もほとんど読んでないです。プルーストははなから手に取ったこともないし、
かろうじて読んだのは、ユーゴー、スタンダール、バルザック、フローベール、ゾラ、ジッド…
そこらへんだけ。世界文学全集があったもんで。^^
現代に近くなるほど読んでないし、詩も読みました!って胸を張っては言えないなあ…
そもそも大学の第2言語でフランス語とってはみたものの、授業全然出なくて、
学年末の試験で人生初めての0点取って、単位落としたひとですから!(笑)
あ。そういえば、小学校4年の時の毎朝のそろばんの小テストで、ある朝、
クラスでたった一人、0点取ったことがあったな(爆)。そろばん嫌いでした。^^
いや、もっとあるぞ。高校の時、好きでもない電子科に入って、サインコサインなど
数学的な計算とかは好きだったけれど、配線図が全然読めなくて、『実技』のテストで
やはり0点取ったことがあるぞ。(しょぼ~ん…結構0点取ってる~…。笑)



こんにちは。

憲法9条のノーベル平和賞受賞はなりませんでしたが、
いちばんやきもきしていたのは安倍首相とその取り巻きでしょうね。
受賞させないように働きかけていたという情報も取りざたされていますから、
相当神経を尖らせていたのではないでしょうか。
受賞しなくてもこれだけ世界の注目を集めたのですから、
「集団的自衛権行使」には影響を与える筈と思いますが、
そこは異常な執念に凝り固まった安倍晋三のこと。
巨大与党である内にと遮二無二突き進むに違いありません。

私、ここ一連の曲事の戦犯は第一に○明党だと思っています。
かの党は政教分離の原則を巧みに糊塗してきたのですが、
民主党代表だった小沢一郎にその裏を突かれて、
池田大作が国会喚問されそうになりましたが、
当時の自民党によって有耶無耶にされた経緯があります。

そこで何らかの密約が交わされ、
期を同じくして○明党は自民党と歩を合わせるようになりました。
小沢一郎が徐々にその力を失い、彼に対する検察の奇妙でかつ執拗な動きも、
小沢氏に一端の落ち度があるとはいえ、
このような背景が存在しているからと言われております。

今更、たら、れば、でもありませんが、
かの党が野党であったら、ここまでおかしな国にはなっていないでしょう。

追伸。
たいへん興味のある本をみつけられましたね。
フランス文学といえばプルーストの「失われた時を求めて」。
十数年にわたって読んでますが、いまだに数十頁に留まっております(爆


Re: しほさんへ

しほさん、こんばんは♪
はい。面白そうなので早速聴きました。
私なぜか以前から京都大学霊長類研究所贔屓で。^^
松沢哲郎先生とアイちゃんとアユム君が好きだったのです。
山極寿一さんのことは、松沢先生ほどよく見たことなかったけれど、
お若い頃から、ゴリラの森でフィールドワークしてらっしゃる番組、
見たのです。

はい。ほんと。これからは、東京でなく、地方の大学から面白い人物が
輩出されるかもです。^^
大学は、若者が社会に出たときのパスポート、などという発想に捉われないで、
自由に伸びやかに、専門分野にとらわれない知識を身につける場であってほしいと
おもうんです。何か、大学として、学部として科として研究室として、目に見える
成果をあげないと、文科省から翌年の予算が下りない、などという、
大学の先生や学生たちがまるで営業職のようなノルマを背負って、いつも忙しく
している、などというのは、絶対おかしいです。
小泉さんは、もう、その点で、わたし、当時から批判ばかりしていた。

昨夜の風雨。激しかったですね。
私の住む街は、ちょっとニュースでもその名が出てましたよ。
(自慢することじゃないけど。笑)風が強かった、ということで。
でも幸い、というかなんというか我が家は何ごともなく。
ちょっと閉所恐怖症、とまでは行かないけれど、私、昼間雨戸が閉まってるのって
嫌いなんですけれど、我慢しておとなしく閉じこもってました。^^

今年もまた、自然災害に泣いた年でしたね……
だんだん気候が激しくなっていきます…

ほんとに。雨露がしのげる場所があるってありがたいことだなあと
しみじみ思いますよね。
どうか、もう、自然災害によって命や住まいを失う人など出ませんようにって、祈りたいです……

ありがとうございます。

素早い!

早速聞いて下さった!
何て素早いのでしょう。
ご存知だったんですね。
アイちゃんは名前だけ記憶にあります。
初めての話でグイグイ引き込まれました。
東京から離れた地域の方が、中央の勢力に絡め取られずにいられるかもしれません。
大学は世の中に役に立たない事を学ぶ場であって欲しいです。

自民党だけでなく、大学を解体し教育を経済活動に組み込む…
そんな人が脱原発を訴えてるのが不思議に映ります。
小泉さん、どうなんでしょうかね

雨、風が激しくなってきました。
夜露を凌げる…よかった。
台風、雷、火事、おやじ…でしたっけ?
心配するのはこれぐらいにしたいです。

Re: しほさんへ

しほさん。こんばんは♪
山極寿一さんの聴きましたよ。
ああいう、ちょっと伝法というかよく言えばフレンドリーというか、
なんというかちっと乱暴な感じの口のきき方するかたなんですね。^^
あの方がゴリラの森に入って行って暮らす映像など、以前見たことがあるんだけれど、
京都大学の学長さんかぁ…。
とにかく、ゴリラと一緒に暮らせるというのはすごいですよね。^^
東京新聞の記事も読ませていただきましたが、ゴリラの子供と一緒に
森の木のうろの中で雨宿りして、ゴリラの子供が膝に乗ってくる、なんて
いうところでは笑っちゃいました。重いなんてもんじゃなかったろうなあ。
そんな経験積んでいらっしゃるから、きっと発想も破天荒に、京都大学を
面白いところにしてくださるといいですねぇ。

今、大学は小泉さんの頃から、国の管理というものがどんどん強まって、
しかも、新自由主義的経済思想の中で、何か目に見える成果を出さないと
いけないような、いわば一企業のようなものに変質させられていっている。
自由な学問の府、という側面は、どんどん圧力を受けて弱体化しつつあります。
特に、日本の文科省、および自民党政権のもとでは、例えば、基礎数学とか
理論物理学とか、いわば学問の基礎の論理を構築する学問は、すぐに目に見える
成果がでないので軽視されがち。
まして、哲学、倫理学、史学、芸術方面などの学部学科は、効率的でないからと
廃部廃学科されていく怖れが濃厚です。
でも、学問って、そんなものだろうか。
効率、成果(経済効果)…そんなものばかりに特化した学問の府は、やがて
自由な発想や転換の生まれにくい、硬化した場所になって行きそうな気がします。

京都大学霊長類研究所では、私は、松沢哲郎先生というかたが昔からとても好きで。^^
チンパンジー、アイちゃんのあの先生です。
山極先生と言い、松沢先生と言い、霊長類の研究は、人間社会の研究なんですね。
松沢先生が、『チンパンジーと人間の違いはなんですか』と問われて、
微笑みながら、『ほぼ同じです。チンパンジーも人間と同じくらい賢い』
『それでも違いがあるとすれば、それは、人間には想像力がある、ということでしょうか』
と、静かに語られた時には、ああ、…本当になぁ…と、感動したものです。

でも、今、他人の悲しみなどに想像力のない政治家が増えていますねぇ…
どうしたら、あのようにしゃかりきになって、従軍慰安婦の存在そのものまで
全否定したいかのような心性を持てるのだろう。
女性たちのひとりひとりの人生に思いを致せば、金をもらったろうとか
強制連行じゃなくて親に売られたんだろう、とか、そんなことが問題なんじゃない、
一人の人間の尊厳そのものが踏みにじられたのだ、ということに、どうして
思いを致すことができないんでしょうか…

個人の利益を高めるために集団を利用する…山極先生いうところのいわば、サル化した
人間が多くなりすぎた気がします。
企業も大学も政治も経済も、…自分と自分と利益を共有する者にとって損か得か、
…そんなことでしか判断しない社会というのは、結局孤独で不幸な社会に
なるのでしょうね。

いい番組をありがとうございま~す♪


No title

彼岸花さん、こんばんは。
また11日が来ました。忘れない…その思いに共感します。

助け合う、出し抜かない、託されてものを誠実に行う…
それは水を配る列にしか現れないとは思いたくないです。
何だかうまく言えません。
先月東京新聞で興味深い記事を読みました。
10月から京都大学総長になった方の話。
偶然ポッドキャストにも見つけ聞いてみたら、これまたよかったです。
彼岸花さん、是非聞いてくださいな。
http://youtu.be/TTg8IXvnZcM

【山極 寿一】ゴリラ社会で人間社会の構造がわかる---京都大学総長(蒲田健)

ホトトギスとオレンジ色の鶏頭よく似合ってます。
その後、咳は治まりましたか?

Re: 鍵コメさんへ

鍵コメさん、こんにちは♪
台風のニュース見ると、あちこち大変そうですよ。
台風の日は、早めの退避。安全なところにいて動かないのがいちばんです。
まず安全確保!ですよ~~~~~!わかりましたか~~~?

あったたかいもの食べてくださ~い~!^^

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『しだかれて十薬忿怒の息吐けり』

『南亭雑記』の南亭師から頂戴した句。このブログになんともぴったりな句と思い、使わせていただきます。
十薬とはどくだみのこと。どくだみは踏みしだかれると
鮮烈な香りを発します。その青い香りは、さながら虐げられた若者の体から発する忿怒と抗議のエネルギーのよう。
暑い季節には、この強い歌を入口に掲げて、私も一民衆としての想いを熱く語りましょう。

そして季節は秋。
一足早いけれども、同じく南亭師からいただいた、この冬の句も掲げておきましょう。

『埋火に理不尽を焼べどくだみ荘』

埋火(うずみび)は、寝る前に囲炉裏や火鉢の燠火に灰をかぶせて火が消えてしまわぬようにしておいた炭火などのこと。翌朝またこの小さな火を掻き立てて新たな炭をくべ、朝餉の支度にかかるのです…

ペシャワール会
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