『選挙の争点 ②』

これは安倍さんの選挙だ。
それもしたたかに。熟慮された…。
俗っぽい言いかたでいやだけれども、『安倍さんの、安倍さんによる、安倍さんのための選挙』だ。
『消費増税先送り判断の是非を問う』、などというのは、争点でもなんでもない。
解散しなくって先送りはできたはずだ。

今日の朝日新聞に、社会風刺コント集団『ザ・ニュースペーパー』の福本ヒデさんが
書いていた言葉。

アベノミクスを信任して一票入れたつもりでも、結果的に、その一票は安倍政権の
集団的自衛権へのスタンスも信任したことになる
。「なんとなく信任した」ではだめ。
一人ひとりが何を基準に一票を入れるのかが問われる選挙になると思います』


その通りなのだ。この解散~衆院選によって、自公が再び過半数を取るようなことになったら、
安倍さんは、本来ならば残りの任期が2年であったところが、あと4年、政権を担当できるようになる。
しかも、その4年は、『国民の信を問うて、その信任を得た結果与えられた正規の4年間』!ということになる。
その正々堂々とふるまえる4年間でしようとしていること…それは憲法改正である。
もう恥じるところもない原発推進である。
アメリカと一体化した軍事国家への道の邁進である。
安倍さんとその周辺は、2年後に任期が来たときに再選されるかどうかはわからないけれども、
野党の足並みがそろわない今ならば、株価が高い今ならば、選挙に勝てて、4年間の
安定政権になる、と計算したのだろう。いわば、首相の解散権という伝家の宝刀をここで抜いたのである。

私たち国民は、これを『争点なき選挙』などと白けきってあきらめていないで、
これを少なくとも自公に、『国民は心底怒っている!』ということを突きつける選挙に
しなければならないのではないだろうか?

それを示すためには、まず、棄権などしてはならない。
自民党でも、『ひとによって』『ひとを見て』選ぶ、などという甘っちょろいことを言っていてはいけない。
2009年の衆院選で、自民党に、くっきりとNO!を突きつけたように、はっきりした形で
民意を示さなければ。
それには、自民党の政策のまったく逆をいう人にそれぞれの選挙区で投票することだ。

それでは。私が思うことを、一つずつテーマごとに書いて行ってみたい。

                   ***


1、この解散~衆院選に、やる意味はあるのか。

ない。国民の側からすればなにもない。安倍政権にとって意味があるだけである。
安倍さんは、はっきり言って追い詰められていたと思う。
以下に書くことは、安倍さんを貶めるためにのみ書くつもりはない。安倍さんであろうと誰であろうと、
うまく成果を出してほしいと願う懸案事項もたくさんあるからだ。そして、公平に言えば、
下に挙げたような問題のいくつかは、安倍さんが首相でなくとも、誰が首相であっても、
容易に解決の糸口さえつかめぬ、難しい重要問題ばかりだということは、理解しているつもりである。

①支持率は徐々に徐々に低下中。
②先のAPEC、またG20での影の薄さ。あの習近平国家主席のあしらいは予想以上の
  屈辱であったろう…というよりは、非常な孤独と疎外感を味わったのではないか。
③ロシアとの交渉難航。アメリカを中心とする西側世界とプーチン大統領との間で板挟み。
④北朝鮮拉致被害者の返還交渉も、進展していない。
⑤自民党にとってずっと確実で忠実な集票装置であった農協を解体してまで実現しようと
  していたTPP交渉も暗礁に乗り上げている。
⑥集団的自衛権容認の閣議決定はしたものの、細かい法案の改訂などはこれからが山場。
⑦滋賀県知事選、沖縄知事選での敗北。これから、来年の統一地方選が控える。
  辺野古移転問題では反対の知事への対応でアメリカからプレッシャ―がかけられてくるだろう。
⑧福島第一原発収束への道筋は困難。各地の原子炉の再稼働も簡単には行かない。
  第一原発から出る核のごみは容赦なく増え続け、汚染水対策も先が見えない。
⑨安倍内閣のひとつの売りであった『女性の輝く社会』。その当の内閣の女性閣僚が
  相次いで辞任に追い込まれた。他にも野党の追及受けた閣僚あり。
⑩唯一頼りとする肝心のアメリカ、オバマ大統領とも、かつて中曽根・レーガンや小泉・ブッシュが
  築いたような親密な関係とされるものは築けていない。むしろ傍から見れば冷淡な扱い。
⑪それらすべてのマイナスを払拭してあまりあるはずだった肝心の経済政策で、
  今年7~9月期のGDP速報値が年率1.6%減のマイナス成長、ということがつい先ごろ
  発表された。アベノミクス自体の効果を疑われても仕方のない結果。

⑪は、安倍さんにとって、一番痛いことだっただろう。でも、そのような結果が出るであろうことは、
本当はわたしたち庶民が一番実感として知っていたことである。アベノミクスの効果の実感は、
ほんの一握りの人々が味わっているだけだろう。殆どの国民は、実質賃金の目減りで、
逼迫感を覚えていると思う。また、老後、教育など先行きの不安があれば、買い控えるのは
当たり前のことなのだ。それを、プラス成長と甘い予測した経済専門家たちのセンスを疑ってしまう。

安倍さんの顔が、徐々に生気がなくなっていっているような気がしたのは私だけ?
『過半数を取れなければ私は辞める』、『秘密保護法でもし報道が抑圧されるような例があったら、
私は辞めるべき』などと、『辞める』という言葉を口にするようになったのは、弱気になっている、というより
少し疲れているか、嫌気がさしているのではなかろうかなどとふと思う。

その安倍さんにとって起死回生の策となるのが、解散・衆院選なのである。 それによって
悪い要因を一旦白紙状態にして、また新たに4年という任期が与えられるのだから。
その間にじっくり改憲でも何にでも取り組めばいいと…

つまりこれは、安倍さんのための解散衆院選以外の何物でもない。

2.衆院選にかかる費用はどれほどのものか。

その意味のない今度の衆院選にかかる費用はおよそ700億円だそうである。
700億円というお金がどれほどの規模のものか、庶民には実感としてわかりにくい。
これに関し、今日20日の朝日朝刊に面白いコスト一覧が載っていた。
700億円というお金を意味のない選挙に使わないなら、こんなこともあんなこともできるという
比較例だ。

①待機児8万人の受け皿となる保育所整備に必要な費用        1185億円
②東日本大震災で岩手県の仮設住宅1万4千戸分の本体工事費    735億円
(岩手県ではまだ2万3千人が仮設住宅で暮らしている。 )

③首都高速都心環状線の改修                         559億円
④静止気象衛星ひまわり8,9号の政策から打ち上げまで(16年まで)  550億円 
⑤東京駅の復元工事にかかった費用                      500億円
⑥総務省消防庁の年間予算                           194億円
⑦昨年8月から来年4月にかけて削られる生活保護費            670億円
⑧財務省の小学校1年生の『35人学級』を『40人』に戻すことにより
 教員4千人を減らして節約できる費用                     86億円
 仮に700億円あれば、『35人学級』を8年間維持できる。


安倍政権が、今度の選挙の理由として挙げる消費増税は、もともと『社会保障と税の一体改革』
として、民主、自民、公明の三党で合意され、それを自民党政権でも受け継いできたものであったはずだ。
国の財政が苦しい。税金を上げなければ、国民の老後の資金や、赤ちゃん・児童の保育や
生活困窮者に対する支援もできない。国民にもその事情をわかってもらって、国民全員で
いわば痛み分けという形で税金増額を我慢してもらって、その代わり、社会のセーフティネットを
充実させていくという…そういう試みであるはずだ。

それなのに、上の項目を見てみよう。
増税を先延ばしすることの是非を問う選挙にかけるお金が700億円と言えば、①の保育所問題で
言うなら、待機児童8万人中、実に47000人分の費用が、その選挙費で補える計算じゃないか。
⑦生活保護受給者が、働かない、受給額が多すぎる、などとなにかと批判され叩かれることが
多いけれど、その弱者をさらに追い詰めてカットした金額がそのまま単純にいえば、この選挙で
ぱっと消えることになる。
⑧小学校1年生の学級環境は非常に大事だと私は思う。そこで、子供たちの長い学校生活の
スタートが切られ、そこでいいスタートが切れたかどうかは、子供たちの将来の学習意欲や
生活習慣や友人関係に大きく影響してくる。
35人学級を40人という、先生の目が行き届きにくくまた負担の大きいものにもして節約するお金が
86億円だ。
『86億円は、今回の費用にかかる金と比べたらはるかに小さい。ケチってどうすると思ってしまう』
と言う、小松郁夫・常葉大教職大学院教授(教育行政学)のことばに、私も深く同意する。
これも同じく、35人学級が8年間維持できる金額が、この選挙でぱっと消えるということである。

国の予算というものは、一度配分されてしまえば、どこかで浮いた分を、ハイそちらに回します!、と
いうわけにはいかないことはわかっているけれども、それにしても、本末転倒甚だしいと思わないだろうか。

10月17日、麻生財務大臣は、衆院財務金融委員会で古川元久氏(民主)の質問に答え、
『消費税率5%から10%への引き上げで増える税収(年間14兆円)のうち2・8兆円を
子育てや医療など社会保障の充実に回す方針が決まっているが、仮に(税率)8%に
とどまった場合、社会保障の充実に振り向けられるのは1・3兆円ぐらいになり、
予定した充実案の実行は極めて困難になる』と述べたそうである。
http://2log.sc/r/2ch.sc/newsplus/1413640012/

う~ん、と、待ってくださいよ。5%から10%への引き上げならば2.8兆円ということで、
5%から8%でストップならば、1.3兆円しかなくなるよ、って、なんか恫喝するみたいだな。
それにしても、選挙費用の700億円は、その、2.8兆円の40分の1にもあたる。
国民の子育てや医療の社会保障の充実にあてる費用1年分の、40分の1が、
なんとたった1日の選挙であっという間に消えるということだ。

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Re: お一人目の鍵コメさんへ

すみません。ちょっと訂正とかしたので、コメントの返事の順番が変わってしまいました。
お許しくださいね。^^

~…選挙。書いていて私も気が重いです。
でもね。それでも諦めるわけにいかないと思う。
結果的に安倍政権が信任されることになろうとも、圧倒的に勝つ場合と
すれすれでかろうじて勝つ場合とでは、やはりその後の政治に影響してくると思うからです。
自公票が激減し、国民の批判がそれほど強い、ということを思い知れば、
安倍政権の政権運営にやはり影は差す。

勝てないと最初からあきらめてしまってはいけないと思います。
甘い、と言われるかもしれないけれど、何も選挙に限ったことではなく、
おかしい!反対だ!と思えば、あきらめないで声をやはり上げることが必要だと私は思う。
例えば、9電力による太陽光発電等の買い電中止。そこで黙って引き下がっていたら、
それでいいのだ、ということになってしまう。
やはり、太陽光発電事業に参入した企業や自治体、またその支援者、自然エネルギーを
推進したいものたちがわあわあ言い続けなければだめなのです。

もし仮に、仮に反自公勢力が勝つようなことになって、連立政権を組んで
それがやはり結果的にすぐ瓦解したとしても、決して無駄ではないと思うのです。
民主党がああいうふうにぽしゃっても、私はあの政権交代を無駄だったと思いません。
(すこぶるつきに残念ではありますが)
民主党議員たちは少なくとも、政権の座について、国を動かすことを一度は経験したのです。
失敗はしたけれど、学ぶことは多かっただろうと思います。
だめだめ議員も多いけれども、若い議員で、あの政権担当の経験で確実に成長した
人物もいるとわたしは思います。
福山哲郎氏、古川元久氏など、弁も立つし有能な若手がいます。きっとその他にもたくさんいる。
海江田、岡田、前原、野田氏、などのなんだか曖昧な人々。でも、その次に来る世代が、
あの政権担当で確実に経験を積んでたくましくなっていると思います。
政権担当党で閣僚などのポストを担い、議論でもなんでも、場数を踏むということは、
仮に万年野党でいた場合とはおそらく全く違うと思うのです。

今は大きな勝利が望めなくても、『勝つ』という経験はたとえ小選挙区の一部においてであろうが
貴重です。負けることに慣れてしまうことが一番よくない。
私は、今の日本において『国民投票を行うこと』に危険を感じながらも、
数年前、『原発都民投票』の署名集めに加わりました。
国民投票を危惧するのに都民投票やろうという活動に参加するのは一見矛盾した行動に見えるかもしれない。
でも、『都民が有効署名数も集められなかった!』という敗北を、全国に示すのは
極めてまずい!と思ったので、参加したのです。
たとえ小さなことでも『勝つ』という経験を若い人々にさせたかった、というのが一番
大きな理由だったかな。

何も言わず、何もせず引き下がっていること…これが一番まずいと思う。
確かに国会・官邸前などのデモは何も変えられないかもしれない。
若い人はまだ考えが足りないかもしれない。老人たちは古い幻想にしがみついているかもしれない…
それでも、参加して無駄だということは絶対ないと、私は思います。
何かが確実に変わる。
政治はそう簡単にはなかなか変わらない。とりわけ今は、
世界の経済構造が政治そのものを『規定』してしまっているから、デモくらいじゃ
なにも変えられません。

…でもね、心が変わるんだ…!
政治に少しでも参加した、ということが、参加者のこころを変えるんだ…。

私ね。これが大事なんじゃないかと思うんです。
政治は遠くにあって、わけのわからない議員さんたちがやるもんなんじゃない。
政治は私たちと直結しているんだ。私たちはそれに参加できるんだ!という経験を
出来るだけ多くの人に積ませたいの。

…確かにね。今は忍従の時だろう。これからおそらく少なくとも5年…あるいはそれ以上
我慢の時が続くかもしれません。
それでもね、今、芽生えた民衆の政治参加の小さな芽や、民主党が政権を2年にせよ
担当したことで内部に育った細い若木が、10年後…20年後…立派な樹に
なるかもしれないじゃないですか…。

はっきり言って、私は、猛烈に怒っています。
安倍政権が、これほど国民無視の…、ごく一部の金持ちだけにしか向いていない
これほどひどい政治をしていても、『もう少しアベノミクスの効果があるかどうか
見てみようと思う』『安倍さんをもう少しやらせてみようと思う』という人が多いのですね。
ところが、政権交代をし得る政党として国民皆で辛抱強く育てねばならなかった民主党を、
あのようにもあっさりと見放してしまったのです。
しかも最初の躓きらしい躓きは、菅さんが消費税上げると言ったことに
国民はわああっと反発した、そこから始まったのです!
今、8%に消費税が上がったことを容認するくらいなら、なぜ、民主党にあれほど反発したのか。
鳩山さんの沖縄の基地を国外に、という主張だって間違っていなかったと私は思う。
菅さんは、原発事故の対応はそりゃまずかったが、それならば自民党だったらうまくやっていたのか。
自民党政権の時あの事故が起きていたら、もっと隠ぺいやもみ消しはひどかったでしょうよ。

はっきり言って、今これほどひどい政治の安倍さんに辛抱強い国民が、
原発事故に対応しなければならなかった民主党にあれほど厳しかったその差が私には理解できません。
そのダブルスタンダードは一体どこから来るのでしょうか。
熱に浮かされたように民主党の、とりわけ菅政権をバッシングしたのはなんだったのでしょうか。
後で世論を巧妙に操作する者たちの煽りにただ乗ったのではなかったでしょうか…。

今、民意の受け皿がない、と言って嘆くけれど、私に言わせれば、国民自身の選択の結果です!
『変わる』ことを恐れて、ひどいと知りつつ自民党にやっぱり戻っていってしまう
その安易な心性。
日本に民主主義などあるのか、と思ってしまいます。
民主主義は、国民が自ら育てなければならないものです。

大声あげて怒りたいです!
国民よ! あきらめている場合ですか!
自分たちで政治を変えなきゃ、誰も変えてなんかくれないのよ!
それがね、あなたたちの持つ1票で変えられるんですよ。
政党を育てるのも国民なんです。

鍵コメさん…はっきり言って、私もすごく絶望しています…。
…でもね…どんなことでも何もやらないよりはましだと私は思います。
小さな勝利でも負け続けるよりはいいのだと私は思います。
沖縄県知事選の勝利。いいじゃないですか♪ 
野合であろうがなんと言われようがとにかく自公をそれぞれの地域で、
ひとりひとりと落とすことですよね。

民主党にやらせてみるか?と思った2009年の熱をもう一度、とにかく『反自公!』
ということで燃えあがらせてみようじゃないか。
そう叱咤激励したいです。

…ごめんなさいね。ほんとは本記事にするべき内容を、興奮して鍵コメさんへの返事のとこで
書いちゃいました。
これ、鍵コメさんに言ってるんじゃないですからね。^^
また、あらためて記事に書きます。

そうですね。
とにかく今回は、自民、公明、維新、次世代に入れるな!!!と叫びたいです。

ありがとうございます。

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Re: スキップさんへ

スキップさん、こんにちは。

今度の解散の本質は、消費税増税先送りの是非とかアベノミクスの評価とか
にばかり一般の論調は向かっているようですが、そうじゃないですよね。
経済問題は無論大事。
しかし、ここで安倍さんを勝たせてしまったら、後4年間も安倍政治が続くことに
国民自身がお墨付きを与えてしまうことになる。
そのことが一番の問題です。
安倍さんおよび彼を取り巻くひとびとが一番やりたいこと。それは憲法改定して、
9条を無くすこと、そして『国民主権』の色を薄め、『国家』の権威を回復すること
だろうと思っています。つまり、大日本帝国憲法の時代への回帰。
『強い日本』幻想。
それは、おっしゃるように、自民党の改憲案を見るとくっきり出ていますね。

『残念ながら、国民の何%がその自民党憲法改正案を知っているでしょうか。
内容ではなく、存在そのものさえ知らない国民は多いはずです。そこを、マスコミは
明らかに国民お前に提示するべきです。マスコミも戦後70年を問われています。』

そうなんですよね。多分、殆どの人が自民党の改憲案など見たことない。
ようく、現日本国憲法と比較対象して見れば、その本性、おかしさ、志の低さは
くっきりと見えるはずです。
天皇をふたたび『国家元首』にし、自衛隊を『軍隊』とはっきり位置づけし9条は
事実上破棄。
さらに国民にしっかり知っておいてもらいたいのは、『主権在民』の理想をかなぐり捨て、
明らかに、『国家による国民支配』の思想が復活していることですね。
それはもう、随所に見られます。
『国家』が主で、『国民』は従、なのです。あらゆるところで国民の権利を縛っている。
その根幹思想は既に秘密保護法や、それから介護・子育てなど、本来、国が
責任を負うべき福祉関係の責任主体を、個人や地方に移行させようという動きにも
既に露骨に出ています。
その恐ろしさ、その理不尽を知ってもらいたいと、このブログでも過去に何回も、
自民党改憲草案と今の憲法の対比を載せているのですが、どうですかね、皆さんに
見ていただけてるのか心もとないです。
このシリーズでも、もう一度取り上げてみようと思っています。

戦後70年、曲がりなりにも戦争はしない、国民に主権はある、そして立憲主義などの
理想をまずまず守ってきたものを、有権者全体の総数から見れば先の衆院選挙だって
全有権者に占める比率は小選挙区24・67%、比例代表は15・99%にすぎなかった
自民党安倍政権という一政権によって根こそぎ覆されて本当にいいのでしょうか。
国民はそれが望みなのでしょうか。

とにかく一人でも多くの有権者が、自分の政治参加の権利を行使することが今度の
一番の課題ですね。
ありがとうございます♪

No title

 私も、過去にこれほどの危機感を持ったことはありません。70年の戦後民主主義が問われています。それほど大きな岐路に立たされています。簡単に言えば、また戦前に戻るのか、更に民主主義を推進するのか。言い方を変えれば現憲法を守るのか、自民党憲法改正案を憲法にするかの岐路です。しかし、残念ながら、国民の何%がその自民党憲法改正案を知っているでしょうか。内容ではなく、存在そのものさえ知らない国民は多いはずです。そこを、マスコミは明らかに国民お前に提示するべきです。マスコミも戦後70年を問われています。

Re: 鍵コメさんへ

鍵コメさん、はじめまして。^^
お便り嬉しいです。
今、そちらへ伺わせていただきますね~♪

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彼岸花さん

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『しだかれて十薬忿怒の息吐けり』

『南亭雑記』の南亭師から頂戴した句。このブログになんともぴったりな句と思い、使わせていただきます。
十薬とはどくだみのこと。どくだみは踏みしだかれると
鮮烈な香りを発します。その青い香りは、さながら虐げられた若者の体から発する忿怒と抗議のエネルギーのよう。
暑い季節には、この強い歌を入口に掲げて、私も一民衆としての想いを熱く語りましょう。

そして季節は秋。
一足早いけれども、同じく南亭師からいただいた、この冬の句も掲げておきましょう。

『埋火に理不尽を焼べどくだみ荘』

埋火(うずみび)は、寝る前に囲炉裏や火鉢の燠火に灰をかぶせて火が消えてしまわぬようにしておいた炭火などのこと。翌朝またこの小さな火を掻き立てて新たな炭をくべ、朝餉の支度にかかるのです…

ペシャワール会
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国境なき医師団
http://www.msf.or.jp/donate/?grid=header02
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