『選挙の争点 ④』

本当は、ひとつひとつの問題について書いて行きたかったけれど、もう時間がない。
私が注目してきた問題の数々についての記事を、そのまま紹介したいと思います。


4.消費税は何に使われるのか。


このグラフを見てください。

消費税増税と法人税減税


消費税が導入されたのは、1989年自民党竹下内閣の時です。
それ以降の、消費税税収の様子と、それとほぼ時を同じくして行われた法人税減税による減収分の
グラフを見てください。
驚きませんか。
私たち庶民から、その収入を問わず徴集している消費税による税収分は、
大企業保護のために法人税を下げることで、ほぼ相殺されてしまっているのです!
一体何のための消費税、それも増税に継ぐ増税なのでしょう。

これでは消費税がとられても、社会福祉の費用が切り詰められるはずです。
2012年、民自公の三党の合意により、消費税は税率アップによる増収分も含め、
一部を地方交付金として回す以外のすべてを社会保障費に回すことになりました。
『消費税の使途』と検索すると、その使い道を記した財務省のページが出てきます。
http://www.mof.go.jp/tax_policy/summary/consumption/122.htm

これで、消費税は、目的税化され、基本的にすべて社会保障費に充てられることになりました。
しかし、国家の財布は一つです。
経済界は、さらなる法人税減税を求め、安倍政権は、来年度からの数年間で、
法人税の実効税率について、20%台への 引き下げを目指すと正式に表明しています。
このように、消費税で一般庶民からひとしくお金を集めても、その一方で、大企業優遇の
法人税減税していては、何のための庶民の苦しみかわかりません。

消費税と法人税のこのグラフのこと、覚えておいてください。
ここには2010年度まで分しかありませんが、その後、そして今、さらに今後と、
このグラフがどう推移していくか、注目していましょう。
消費税というと、良くも悪くも、経済効果の側面ばかりの観点から論ぜられがちですが、
社会保障費に明確に目的税化されたのです。国民の実生活にどのように具体的に使われていくのか、
私たちは、そこをこそしっかり見ていく必要があります。


5.消費税を上げることによってしか、日本の負の財政を救う道はないの?

さて。ここのところが一番難しくて、記事をなかなか先に進められないでいました。
消費税がそもそも1989年になぜ導入されたのか。その以前にいったいどういう議論が長い間
戦わされてきたのか。そうして、国の財政の赤字分補てんや否応なしに拡大する社会保障費を
賄うのに、果たして、消費税の導入や、さらにはその目的税化という方法が正しかったのかどうか、
私がちょっと勉強したくらいでは結論など出るはずもありませんでした…

しかし、一応皆さんも、ここに至るまでにどのような議論がなされてきたのか、知っておかれるのも
無駄ではなかろうと思います。
いろんなサイトを見てみたけれども、結局、このWikipediaの『『日本の消費税議論』というのが
一番興味深く面白く思えたので、載せておきます。
過去にどのような人がどのように発言しているか。
私がこれをじっくり読んだ限りでは、消費税で…所得税や法人税増税ではなく消費税導入で、
累積する日本の赤字を補てんし、社会保障の費用を捻出していこうというそもそもの考えが、
安易なところから出発している気がしてなりません…。

所得税増税や法人税の増税は、大企業や大資産家など富者からの抵抗がそれは大きいでしょう。
一方、消費税の方は、買い物をすれば否応なしに誰もが取られる。でも、そこで、
『これはあなた方の社会保障費に使うんですよ』と言われれば、誰が面と向かって反対できるでしょうか?
政治家、というか、正確に言えば官僚でしょうか…、一般庶民の弱点を知りつくしているなあと
溜息と共に思います。

それでも、大企業や大資産家も増税というのならまだわかる。
それらは逆に減税する方向に行っているというのが、どうにも納得できません。

11月23日の東京新聞によれば、
(カナダ、ロイヤル銀行によると)2013年時点で、日本で100万ドル(現時点では1億2000万円)
以上の資産を持つ富裕層は、前年から42万人増えた
そうです。彼等の資産(株や預貯金、
投資用不動産)の総額は、約200兆円も増え、577兆円に膨張。一握りの富裕層へ富が集中
している。

一方で、頼れる労働組合などもなく、不安定な派遣、パートなど非正規労働者が13年は前年から
93万人増え、労働者の約37%に達した。非正規の平均年収も167万8千円と、2千円減った
といいます。

格差は拡大。預貯金、株式など金融資産を持たない世帯の割合は、2013年度は前年に比べ、
26.0%から31.0%へ
、5%も増えている。国民のおよそ3人に一人が預貯金ゼロです。

この不公平はいったい何なのでしょうか?!
根本的に、考えてみる必要があるのではないでしょうか…



6.増税の前に削れるお金はないの?


政府が解散の宣伝のために使ったお金

兵庫県保険医新聞によれば、
政府は「消費税率の引上げによる増収分を含む消費税収のすべてを社会保障の財源とします」(政府広報「社会保障・税一体改革 みんなの安心をもっと。ずっと。消費税は8%に。」)という宣伝を強めている。全国3600万世帯に新聞折り込みで届けられた政府広報には2億9000万円、その他にもテレビ㎝など合わせて12億6000万円が投じられた(表1)。
広報費
href="http://www.hhk.jp/hyogo-hokeni-shinbun/backnumber/2014/0425/070003.php">http://www.hhk.jp/hyogo-hokeni-shinbun/backnumber/2014/0425/070003.php


日本が海外援助に使っているお金

http://matome.naver.jp/odai/2140534172534430801
海外の発展途中にある国々などへの経済援助が悪いとは私も全然思いません。
しかし、お金をばらまけばいいというものでもないと思います。
それは国内においても同じ。安易なばらまきは、その地域にとってためになることばかりではなく、
依存体質という悪弊を生むこともあります。


●外遊費

長くなるので、『追記』のところに載せます。



このような試算がありました。
情報としての根拠は不確実ですので、参考までに載せておきます。


代わりの財源消費税の
平成二十六年一月三十一日提出
質問第二一号
安倍晋三内閣総理大臣の外遊に関する質問主意書 提出者  鈴木貴子
安倍晋三内閣総理大臣の外遊に関する質問主意書
安倍晋三内閣総理大臣の外遊に関し、質問する。

一 二〇一二年十二月二十六日第二次安倍政権が発足し、安倍晋三首相就任以後、本年一月二十四日に開会された第一八六回通常国会までに、安倍首相が、どの国に何日間、何回外遊したか、詳細な説明を求める。

二 安倍晋三首相の外遊において、各外遊での費用および費用総額を明らかにされたい。

三 二で使われた各外遊での費用は、どこから捻出されたものか、政府の説明を求める。

四 報道によると、「政府は他の予算を切り崩して外遊費用に充てる方針だ」とも言われているが、事実であるか。事実であるならば、どの予算を切り崩して外遊費用に充てるのか、政府の見解如何。

五 政府専用機の費用(燃料費・人件費を含む)の予算は、どの省から、いくら使われているのか明らかにされたい。

六 安倍総理による外遊は、費用を費やすに見合うだけ、国益に資するものとなっているか。なっているのなら、その根拠を説明されたい。  右質問する。

回答
平成二十六年二月十二日受領  答弁第二一号
内閣衆質一八六第二一号 平成二十六年二月十二日
内閣総理大臣 安倍晋三       衆議院議長 伊吹文明 殿

衆議院議員鈴木貴子君提出安倍晋三内閣総理大臣の外遊に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。
衆議院議員鈴木貴子君提出安倍晋三内閣総理大臣の外遊に関する質問に対する答弁書

一について
 平成二十四年十二月二十六日の安倍内閣総理大臣就任から平成二十六年一月二十四日の今通常国会開会までの間に安倍内閣総理大臣が訪問した国、日数及び訪問回数については、
(一)平成二十五年一月十六日から十九日まで、ベトナム(二日間)、タイ(二日間)及びインドネシア(一日)、
(二)同年二月二十一日から二十四日まで、米国(三日間)、
(三)同年三月三十日及び三十一日、モンゴル(二日間)、
(四)同年四月二十八日から五月四日まで、ロシア(三日間)、サウジアラビア(二日間)、アラブ首長国連邦(二日間)及びトルコ(二日間)、
(五)同月二十四日から二十六日まで、ミャンマー(三日間)、
(六)同年六月十五日から二十日まで、ポーランド(二日間)、英国(四日間)及びアイルランド(一日)、
(七)同年七月二十五日から二十七日まで、マレーシア(二日間)、シンガポール(一日)及びフィリピン(二日間)、
(八)同年八月二十四日から二十九日までバーレーン(二日間)クウェート(三日間)ジブチ(一日)及びカタール(二日間)、
(九)同年九月四日から九日まで、ロシア(二日間)及びアルゼンチン(二日間)、
(十)同月二十三日から二十八日まで、カナダ(二日間)及び米国(四日間)、
(十一)同年十月六日から十日まで、インドネシア(三日間)及びブルネイ(三日間)、
(十二)同月二十八日から三十日まで、トルコ(二日間)、
(十三)同年十一月十六日及び十七日、カンボジア(二日間)及びラオス(一日)、
(十四)平成二十六年一月九日から十五日まで、オマーン(二日間)、コートジボワール(二日間)、モザンビーク(三日間)及びエチオピア(二日間)並びに
(十五)同月二十一日から二十三日まで、スイス(二日間)である。
 外国訪問回数の合計は十五回、訪問国数の延べ数は三十四か国、訪問日数の合計は、本邦出国日及び帰国日を含め六十七日間である。
      **ちなみに小泉総理は5年5か月間48カ国。
         安倍総理は2012年12月の第2次政権発足以降1年9カ月で、外遊は23回、訪問国は49カ国。
二及び五について
一についてで述べた外国訪問における経費のうち、政府専用機の運航に係る経費(以下「運航経費」という。)を除いた額は、(一)については約二千七百万円、
(二)については約三千七百万円、
(三)については約六百万円であるが、  
(四)から(十五)までについては精算が終了していないため、現時点でお答えすることは困難である。
      **分かっているだけで7000万。

 運航経費については、政府専用機の運航を所管する防衛省が支出しており、一についてで述べた外国訪問における運航経費のうち、政府専用機の運航に従事する自衛隊員の人件費及び教育訓練費並びに政府専用機の維持整備に係る経費(以下「人件費等」という。)を除いた額は、
(一)については約七千五百万円、
(二)については約八千八百万円、
(三)については約五千三百万円であるが
、(四)から(十五)までについては精算が終了していないため、現時点でお答えすることは困難であり、また、人件費等については政府専用機の運航において個別に支出される性格のものではなく、運航経費に係る人件費等の額を抽出してお答えすることは困難である。
    **ここまでで2億1600万
       人件費と飛行機代で分かっているだけで2億8600万

三及び四について

 お尋ねの「予算を切り崩して外遊費用に充てる」の意味が必ずしも明らかではないが、内閣総理大臣の外国訪問における経費については、複数の関係府省庁が必要経費を負担しており、それぞれの府省庁の予算の範囲内で適切に対応している。

六について

 日本国内閣総理大臣として重要な国際会議に出席し、また、各国首脳と二国間会談を行い、我が国の安全と繁栄の維持・強化、二国間関係の発展、国際社会の平和と繁栄の確保に向けて指導力を発揮していくことは、大きな意義があると考える。
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Re: 10日の鍵コメさんへ

おお!
この、ブログの仕組みを、始めて知りましたよ~!
今まで、このアイコン、なんだろな、と思いつつ、いつもそのままで
きていたのです。
わ~、今まで、何人かの方から、お知らせいただいていたのに、全然
返事もしないでいました~!失礼なことしてしまったなあ!
今回わかってよかったです。ありがとうございます。^^


Re: 10日の鍵コメさんへ

鍵コメさん、こんばんは。

はい。今のところなんでもなさそうだ、と言われてほっとしました。
でも、定期的に検査は受けるようにと。
この年になると、あちこちにガタが来ます!(苦笑)

今、教えていただいた学会、覗いてみたんですが、良さそうですね。
今度は小出先生ですね。お話し伺いに行きたいなあ…
お気に入りに登録しましたから、ときどき講演予定などチェックしてみて
いつか行ってみたいと思います。
この頃はデモにもあまり顔出していないし…。今こそ大切なときですのにね。

そうですね。
人間社会には、生きる規範となるような倫理、というものがやはり必要な気がします。
人を他の動物と違うものにしているもの…それは、『想像力』と『倫理』。

いつもありがとうございます♪


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Re:鍵コメさんへ

鍵コメさん。こんばんは。

ほんとですね、私も2100年まで生きていて、この国を見まもっていたいです!(苦笑)
人間の『知恵』が勝っているでしょうか…それとも『欲』にやはり負けているでしょうか…

人類が戦争などでほぼ滅びた後の、緑したたる地球は、あのフィンランドのオンカロを描いた
『100,000年後の安全』にも出てきていましたね。
核の廃棄物を埋めたオンカロの上にも鬱蒼とした草木が茂って、人間の姿のないそこで、
鹿か何かがゆっくり草を食んでいた……

そんなことより、直近の未来が、ほんとうに怖いですね。
私ね、海空居士さんが最新の記事で紹介してくださっている週刊ダイヤモンドの、
『衆院選で蠢くヒト・カネ・モノ 大義なき解散総選挙の「真の争点」は?』
というあの記事ね。それと同じようなことを、この数日間ずっと考えていたんですよ。

本当は、次の記事もそのようなことについて書こうとして勉強していたのですが、
勉強している途中で、ある恐ろしい事実に突き当たって…

それでちょっと気鬱というか、書けなくなってしまっていました…
それが何か。ちょっとここで書けないです……

孫崎享さんのその言葉に、共感というか、ほんとうにそうならなければいいがなあ!と
思ってしまいますね。

それでも。
それでも、ほんとにそうですね…
信ずることに従って、筋を曲げずに生きていかねばならない。
そう思いますね。

選挙の結果がどう出るかまだわかりませんが、どっちにしてもこの国を
捨てるわけにいかないんだから(苦笑)、なんとか皆で知恵を絞って、少しでも
ましな国でいられるよう、ねばり強く変えていくしかないのでしょうね。

今日、病院に行って、胸に小さな翳がある、と言われていたのの方は、
まあ、大丈夫でしょうということで、一つほっとはしました。
でも、消化器内科の方はこれから検査…。この年になるとあちこちガタがきますね。

今夜はやけ酒飲みたい気分!(苦笑)
いつか、身もこころも晴れ晴れと、美味しいお酒を飲みたいですが、どうですかね。^^


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Re: 鍵コメさんへ

鍵コメさん、こんにちは。
昨夜はいろいろ考えないでお休みになれましたか。
寝酒は、いいですよね。私も女だてらに(!差別用語かな^^)、ウイスキーの
水割り(寒い季節ならお湯割り)一杯作って、枕元に持ち込み、眠くなるまで
それをちびちび飲みながら、本を読んでいる時間、というのがとても好きでした。

でも、この夏の検診で、お酒だめって、お医者さんに言われちゃった!(苦笑)
夕食の時にビールとかコップ一杯食前酒としていただくか、それともこの寝る前の一杯か
どちらかしか飲まないので、一日にグラス一杯程度どうってことないんじゃない?
と思うんだけれど、夜寝る前に飲み食いするのが悪いのかなあ、と、このところ
ちょっとお酒はやめてみています。
床に就くときのお楽しみが減っちゃったけれど、まあ、それほどお酒自体の味が好き
というわけでもないので、本だけ持ちこんでいます。

でもね~。その本が、以前のように気軽な読み物というのでなくなって、政治関係の
ものばかりですので、眠くなるどころか、怒りで頭が冴えわたってきちゃって、
朝方まで眠れなくなっちゃったり!i-229

希望のないことを言いますが、私ね。長い長い目で見れば、人類って滅亡に向かって
一直線に進んでいるんじゃないか、って思うんですよ。
よくSF映画などの未来の話の中で、草木一本生えていない(たぶん核戦争後の)
瓦礫と廃墟だらけの荒廃し果てた風景の中で、人間たちがま~だ懲りずに、カンフーなんかで
戦っているのを見ますが、あれが、人間が漠然と予感している地球と人間の未来
なんじゃなかろうかとマジに思ったりすることがあります。
フィクションではなく、人間の生命体としての本能が、あのような未来をそれと自覚せず
予見しているのではなかろうか、と。

不思議なことに、そうしたサイエンスフィクションの小説や映画の中で、
緑したたる未来の地球や動植物との共生の光景が描かれていることって、少なくありません?
私はもともとSFものがそう好きじゃないので知らないだけかも知らないけれど、
それでも映画や小説の予告編や宣伝は、いやでも目に入ってくる。
そういうのも含めて、私は見たことがないです。
緑したたる光景が出てきたとしても、それは人類がほとんど絶滅した後の…長い時の後に
生命力旺盛な植物たちが地球を覆い尽くしている光景だったりする…(苦笑)

このまま、全世界の人間が、同じように便利な世界を追及していけば、
いずれ人類は地球の富を使い果たしてしまうでしょう…
それ以前に、少なくなった富や食糧を奪いあって、国や個人がころし合いの争いをしているだろう…

それとも、人間というものは、その自然資源のなくなった地球で、それでも科学の力で
なんとか工夫して生きていきますかね。
地下植物栽培工場を作ったりしてね。あるいはピルやゼリーみたいなものででも
食事代わりに生きられる体に自らなって行くとか…冗談でなく…

それにしても、この今の地球人口を支えていくのは無理でしょう…
人間の数って、自然に淘汰されて行くのじゃないでしょうか…
それは産児制限などによってではなく、資源の奪い合いや、今やっているような愚かな紛争や、
これも今まさに進行中の、富がごく少数のものに集まることから来る多くの人間の飢餓や
病いといったものがもとで。
あるいは生殖本能喪失など…言わば生命体としての人間の能力低下や…
そういう言わば負の連鎖で、徐々に減って行くような気がします。
日本などは、悲しいことだけれど、その最先端を走っているのかもしれませんよ。

私は無論、もし運良く長生きできてもあと10年か15年、見守っていられるだけです。
でも、誰も、その長い長い先の未来を見ることは出来ないんですよね~~~。
見ることはできないけれど、想像して見ることはできる。
どんな地球の未来像を描くのか。
今と同じに、まだどうにか自浄力や再生力を失っていない地球で、人々が富を
謙虚に分け合って生きているのか…それとも皆が欲しいままに欲望を追求して
この地球を枯渇させてしまっているか…

今、地球の資源を使い尽くし、地球を回復できないほど汚染させて平気な人々は、
中でも、そうした地球の未来像に鈍感な人々なのではないかと思います。
あるいは無知か。

2011年を境に、日本は悲しみの中からではあるけれど、世界に先駆けて、
地球と共生していく国、というモデルを作っていくこともできたはずです。
静脈産業の重視、などというのもそうですよね。
そこにこそ、日本が生きていく道があったように思います。

ところが、私たちは、それと全く反対方向の道を、『この道しかない!』と
言いきってまっしぐらに進む政権を選択してしまいました。その道の先には、
直近にはもしかすると、またあのバブル時代のような一部の資産家にとっての
夢のような時代が少しの間あるかもしれないです。ごく一般の人にも、
持っているささやかな株が、株価が上がって十万円儲けた!とかね。(苦笑)
でも、10年、20年の単位で見れば、その道の先に待っているものははっきりしている。
今の、バブルめいた株価上昇や円安による利益は、長続きするはずがありません…
株価上昇を作っているアメリカの投資家が、さっと儲けるだけ儲けて手を引いたら…
株に国民の老後の資金まで投入増資した政府は、そのとき暴落の責任をどうやって
とるのでしょうね。
でも、その頃は、当の責任者たちはさっさと辞めていて、それを引き継いだものが
批判の矢面に立たされるのだろうなあ。
ちょうど、原発事故の責任と激しい批判を、民主党政権が背負わされたように。

ほんと。書いてて希望がなくっていやだけれど、それでも人間は生きていくのだろう。
希望を作りだして行かなくっちゃ駄目ですね。
その希望は、おっしゃるように、上から与えられるものではない、身の回りの
地域社会などの個々人の支え合いから育っていく、という気が私もしています。^^

ありがとうございました。





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Re: MATZ-TSさんへ

MATZ-TSさん。こんばんは♪

真情溢れるコメント、ほんとうにありがとうございます。
お書きになるのにエネルギーお使いになられたでしょう?^^
私も、一つ記事書いては、いつも一息つかなければならないので、こうした問題に
どれほど気力を使うか、わかります。
本当にありがとうございます。

そのMATZ-TSさんの想いの充分に伝わるコメント、うんうん!とうなずきながら
読ませていただきました。

『自分が、国づくりで基礎をおくべきと考えること』…

もう、まったく、私もMATZ-TSさんがお書きくださったことに同感!です。
1~4の、私たちは同時代や今の世界に対し責任があるのみではない、将来に生きる人々や
地球そのものに対して、道義的、倫理的責任を負うのだ、という思想。
私もまったく考えが同じです!
そのことについては、このコメント欄で何回かお話しさせていただいていますね。^^

もう、このいただいたコメント、そのままコピペして、皆さんにも見ていただきたいです!

『6.企業は、社会、お客様、従業員、経営者、株主の幸福の五方よしを考えるべき。』

などというところも、パチパチ拍手ですっ!
今の大企業は、経営者と株主のことしか考えていない。
私は理解できないのは、むしろ首を絞められる側の人々の一部までもが
なんとなくの景気向上ムードを歓迎していることです。
労働条件の悪い非正規の仕事ばかりが増えて行く…社会保険もない…
いつ解雇されても泣きつく場さえ知らない…そんな中で、税金だけは消費税という形で
貧富の差別なく取り上げられるのに、なぜ、それをおかしいと思わないのだろう…
大企業優遇のために規制緩和を強めて行っても、恩恵を受けるのは大企業や
働かないで市場だけを動かして大儲けする一部金融資本だけ。
末端までのトリクルダウンなんてないのだ、ということは、イギリス、サッチャー政権や
アメリカ、レーガン政権において、貧富の差が拡大しただけという歴史を見れば
わかるはずなのですが。

戦争でもなんでも、肥え太るのは、一部大資本家だけです。弱者ほど大きな被害を受ける。
福島第一原発事故が、そのいい例ですよね。
あの事故で、ゼネコンは大きな利益を上げているはずですよ。
東電は責任当事者だからともかく…と書いたけれど、東電も経常黒字ですからね!
どうなってんのいったい!
事故を起こした原子炉や福島第一の建設に関わった大手企業は、そこで膨大な儲けを上げ、
事故が起きてまた、修復・廃炉、除染、宣伝費…などなどで税金使って大儲けするのですから。
そして、一番苛酷な廃炉作業を、命がけでやっている肝心の現場作業員は、
利益のトリクルダウンどころか、逆に中間搾取されている!!!

天野祐吉さんは、私も大好きでした。『べっぴんの国』。いいですよね。
今の日本の政治家のありさまは、『下品(げぼん)下生』に近いです。
天野祐吉さん…菅原文太さん…
菅原文太さんは、つい一年前くらいの日比谷公会堂の集会で、お元気そうに、でも
目立たぬよう謙虚に、最後に登場なさってお話ししてらしたのになあ…

ところで。この新しいシリーズも、なかなか力技がいりますが、勉強しいしい
書いていきたいです。
ありがとうございます!






  

自分の基本的考え

おはようございます。 

この、そして次のBLOG記事は、今までとは相当変わった解説記事になりましたね。^ ^ それぞれ、自分の知らない情報を提供頂き、ありがとうございます。
色んなところに無駄があり、また法人税、消費税の関係もよくわかりました。

自分も、自分を棚に上げての意見はあるのですが、個別に書いている時間がないので、とりあえず、自分が基礎に持っている、

今後の日本、そして自分の在り方

を、「きれいごと」といわれることを承知で箇条書きにしてみました。 それぞれ、もっと説明が必要と思いますし、彼岸花さんの示されたような最新の情勢を反映して具体化は必要でしょうが、お許し下さい ^ ^;;;。

・選挙について


今回の衆議院選挙での各党マニフェスト、党首の主張を聞いても不満が残る。

問題は、どの政党も、基盤とした考えが示されず、憲法改正(一体何をどう改正するのかも示さず)、即原発ゼロ(廃炉や廃棄物処理の考えは?)、軽減税率、消費税UP延期(財政再建の見通しは?)、一体地球温暖化と気候変動への日本の対策はどうなったのか(マニフェストには全く出ていない)??

原発再稼働が国民の(長期的にみた)幸福につながるのか?子孫が困らないのか?  

 個別に考えると、足りないのは、世界の中の国、そして国民の幸福と未来をどうとらえるか、というビジョンが示されていない。

日本を取り戻す?? 一体どういうことなのか?



=== 自分が、国づくりで基礎をおくべきと考えること ===
  
1.まず地球、世界、日本、地域、自分、それらの未来を見渡せ

 その中で、日本が、各企業が、地域が、そして個人がやるべきことを考えよ。

2.特に、生態系の中での人間社会という環境倫理を基盤にせよ。そうすると自然に、人間の持つ道徳や倫理感につながってくる。

==>それを深く考えたとき、変わる勇気が出てくるはず。

そうすれば(色んな考えがあるかも知れないが、個人的には)

3.生態系の多様性、色んな生物が、そして人間社会でも多様な人々の価値を認め、そして生きがいを持って未来につなげていく、日本の特徴を生かした社会を構築する。
 憲法の「基本的人権」を法律の基礎におくこと。基本的人権は最低限の人間らしい生活を保障しながら、その人が生きがいを持って働ける場を作っていくこと。

4.人間の幸福は、富を持ちすぎることではない、科学技術政策は、倫理をもとにし自由な発想が伸びるように、そのような環境を提供する。

5.高齢者も、健康寿命が延びて、それぞれのできる範囲で社会に貢献できるように。
子供たちには、便利さだけではなく、よい意味の不便さを通して、人間力を伸ばし、その中でたがいの思いやりが自然にわき出るような教育環境を保障すべし。

6.企業は、社会、お客様、従業員、経営者、株主の幸福の五方よしを考えるべき。

==>経営者や株主の幸福にもつながる(幸福は経済的利益だけではない、という観点で)。 行政もそう。 既得権益を守る、という発想は、国をつぶす。

==> 日本の安全な食料やエネルギーの自給率向上、国土を生かすことは防災にもなる、日本のよいところを伸ばして国際貢献 
==>軍事だけが防衛ではない。! 気候変動軽減、原発の安全な収束も重要な防衛であり、国際貢献。

==> Good減税Bad課税を大規模に取り入れる(CO2課税、核燃料課税、格差是正、持続型社会への方向が加速されるような税制を、国づくりと財政再建に利用する・・、消費税の軽減税率も、入れるとしたら、この方向) 。

==>富国強兵ではなく、天野祐吉氏の「べっぴんの国」、本当の「道義国家」へ。 自立した、国際的互恵を基礎におく国へ。 軍事的な防衛力は、他人事(沖縄押しつけ)ではなく、日本の国全体の問題として考えること。

個別の政策の基礎には抽象論(ビジョン)があるべきと思うのですが、 しつこいのでこのあたりで止めますね。

今回は低投票率になりそうですが、真剣に考えて、消去法でもいいから、これと思うところに投票したいと思ってます。投票は 国民の義務と思うので。
プロフィール

彼岸花さん

Author:彼岸花さん
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『しだかれて十薬忿怒の息吐けり』

『南亭雑記』の南亭師から頂戴した句。このブログになんともぴったりな句と思い、使わせていただきます。
十薬とはどくだみのこと。どくだみは踏みしだかれると
鮮烈な香りを発します。その青い香りは、さながら虐げられた若者の体から発する忿怒と抗議のエネルギーのよう。
暑い季節には、この強い歌を入口に掲げて、私も一民衆としての想いを熱く語りましょう。

そして季節は秋。
一足早いけれども、同じく南亭師からいただいた、この冬の句も掲げておきましょう。

『埋火に理不尽を焼べどくだみ荘』

埋火(うずみび)は、寝る前に囲炉裏や火鉢の燠火に灰をかぶせて火が消えてしまわぬようにしておいた炭火などのこと。翌朝またこの小さな火を掻き立てて新たな炭をくべ、朝餉の支度にかかるのです…

ペシャワール会
http://www1a.biglobe.ne.jp/peshawar/pekai/signup.html
国境なき医師団
http://www.msf.or.jp/donate/?grid=header02
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