『           』

言葉がこんなに無力に思えることはない。

後藤さんも殺害されてしまった……

胸の内に渦巻く憤怒。

 
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

Re: 2日のお二人目の鍵コメさんへ

すみません。そちらでお返事して、なんだか返事を済んだような
気になっていました。こちらでの返事がまだでしたね。

シャルリー・エブドから今回の後藤さん、湯川さんの『イスラム国』による蛮行。
シャルリー・エブドの件も、お二人の悲劇も、いろいろなことが錯綜して
いっしょくたに語られがちだけれど、それぞれに分けて考えなければならない
問題点がたくさんあると思います。

湯川さん、後藤さんの死の原因を、皆、安倍政権のせいにすることは
私も違うと思っています。
安倍さんが中東訪問に出かける前に既に二人はつかまっていたわけですし、
『イスラム国』は、ふたりをいずれ日本との取引に使おうと思っていたのでしょうから、
1月17日の安倍さんのエジプトでの発言は、彼らに湯川さん、後藤さん殺害の
『口実』を与えたにすぎない。
なにがなんといっても責められるべきは『イスラム国』の暴虐なのです。
彼らには、私たちが普通に通用すると思っている理念が通用しない。
彼らの思想は、イスラムの思想ともまったく違う。
子供たちがサッカーの試合を見ていただけで13人もの少年を公開処刑する
ヤジーディー族の女性たちを拉致した上、強姦、売り飛ばす、などという
ことのできる人間たちには、人の命や尊厳は大事、などという通念など通用しません。

ただ、無念でならないのは、このような結末しかなかったのかなあ、ということです。
湯川さん、後藤さんのことが公けになる前だったら、お金の授受でなんとか
救出出来ていたかもしれません。
安倍首相の、二人の拘束を知りながらの中東訪問、そしてエジプトでの演説や
よりによってイスラエルでのネタニヤフ首相との親密なツーショットなどは、
あまりにも一国の首相として不注意でした。外務省は、シャルリー・エブドなどのあった
この微妙な時期の中東訪問はまずいと止めたようなのですが、『官邸』は
それを押し切ったのだという。エジプトでの演説も、安倍首相の意向が
強く働いた原稿だったといいます。
日本人二人がISILに捕縛されている中で『ISILと戦う国々』などという
文言を演説に入れれば、ISIL側にどう受け止められて人質がどのように
利用されるか、見とおすことさえ出来なかったのか。
まして、ふたりがまだ拘束されているうちから、自衛隊の中東への派遣論議を
する自民党政権。
私はやはり、安倍政権を糾弾しないではいられないです。
これは、『イスラム国』の暴虐を心の底から憎むのとは別の論議です。

『イスラム国』を非難すると安倍政権の『テロとの戦い』に同調していると言うとか、
安倍政権を憎むあまりに『イスラム国』の暴虐には目をつぶってしまっていると言う、とか、
そういうふうにごっちゃにして論じる問題ではないと思っています。

どちらに与するとか加担するとか心情的に傾くとかそういうことではない。
非道は非道、悪いことは悪い、間違っていることは間違っている、と言うだけのことだと
思うのです。

『「イスラム国」および、いまこそ問われる「テロの温床」については、
よくなされる歴史的背景よりも、宗教独特の問題として追及したいです』
『この点日本人は、どの宗教も持っている、本質的な暴力性を理解しておらず、
紛争や貧困などの分かりやすい理由に、問題を収斂させてしまいがちです。
しかしそれでは、問題を半分しか語ったことにならないと思うのです』

このご指摘は、とても貴重なものに思います。鍵コメさんのご発言のこの部分だけ
取り出して読むと、もしかしたら、ここを訪れる他の方に誤解を生むかも
しれないので言っておきますが、イスラム教がどうとかこうとかいうことでは
無論ないですね。
宗教・信仰と言うものが概して持つ本質的な暴力性。それはキリスト教にも無論あるわけ
ですし、日本の皇道神道も、とりわけ明治維新以降の日本政府、軍などによって
日本民族優秀説と非支配地域の劣等説などとして流布され、日本のアジア侵略の
理由づけに使われました。

『テロの温床』になるもの、ということに関し、それを西欧社会vsイスラム、
英米の横暴…、などという、単なる歴史問題や経済問題に収斂させてしまっては、
問題の半分も捉えられない、という鍵コメさんのご指摘は、鍵コメさんの
ところでのご論議に詳しく書かれていて、まったくその通りだと思いました。
どうしてもそういった単純な方向に持っていきがちな日本のリベラルに、
鍵コメさんが不信をお感じになるお気持ち、読ませていただいてよく
わかりました。

ただ、テロリストの温床の生まれる原因のすべてとはいえないまでも確かに
一因とはなる貧困や経済格差やこの地球上にあまねく存在する社会的不公平の問題は、
『イスラム国』などの武装暴力集団のことを語るとき、やはり考えていかなければ
ならないのではないかと思います。
これも『イスラム国』の暴虐性論議とはまた切り離して考えなければならないのじゃ
ないかと、やはり私は考えるんですね。
不幸な生い立ちをしたから…、社会が不公平を自分に強いたから…と言って
それでは自分が、他人の命や尊厳を軽視する暴力行為に走っていいか、ということが
成り立たないのは自明のこと。
そのこととは切り離して、この世界に満ちている不公平の構図は、やはり
なんとかしていかなくてはならない。

例の『アラブの春』の動きが沸き起こった頃、エジプトの政体も大荒れになりましたね。
そのことを報道するテレビ番組だったかなあ、それともアルジェリア人質問題の
時だったかなあ、はっきり記憶していないんですが、かつてはエジプトの市場で
真面目に働いていた若者が、
『市場でものを売っていても到底食べていけない、だから自分は銃をとって、
武装集団に加わった。ここなら食べ物はとにかく十分に与えられるし
武器も衣服も供与される』
というようなことを話していました…
『イスラム国』のような過激武装集団の中には、無論人を殺したり女たちを
犯したりすることが平気でむしろそういう暴力行為を好む者たちも多いと
思いますが、やはり実際に、食べていけないからこういうところに加わるという
人間もいると思うのです。
そういう人々を出さないようにしないといけない…

彼らの暴力性を無視して、彼らの西欧社会からの抑圧の歴史や貧困などの
環境にただ同情するゆえに、過激派に与するとか、…そういったことではないんですね。
そういうことではなく、とにかく彼らも含めた中東の無政府状態や殺戮や
婦女強姦、営利誘拐などの暴力の根っ子を、なんとかすぐに断つことは出来ないまでも
少しずつ少しずつほぐして行く…
その手伝いを私たちはしなければならないんじゃないかと思います。
上から目線とかそういうことではないんですね。
社会の不公正や貧困問題は、この日本自身も抱えているのですから。

国とか宗教とか、あらゆる問題でどっちに与するとかしないとか…、
そういった単純な切り分け方のむなしい論議を超越した方法…
上も下もそんなこと関係ない協同方法…共に生きる道…
それを模索していかねば、と思うんです。
後藤さんが、ひたすら現地の人々を撮り続けて、世界に訴えようとしていたこと。
それがそういうことなんじゃないかなあ…

また記事書いていきますね。
コメントの返事の順序が変わってしまってごめんなさい。







Re: 鍵コメさんへ

鍵コメさん、こんばんは。

なんかね、久しぶりにポロポロ涙を流してしまった…
あなたの書いてくださったことが…、多分あなたの優しい白い手が…
私の怒らした肩をそっと撫でてほぐしてくれ、なんだか子供みたいに
素直になってほろほろ泣けてしまった。


そうね。そうなの。
『あなたが時間をかけて集めたものの中にもう全てはある筈です』
その通りなの。
ただ、追いつかないの…。
要領も悪いから。書いても書いても追いつかない。

なんか、また泣けてきた……
きっと、テンパッテんのね、あたし…
あなたのやさしさで、緊張がゆるんじった。(笑)
涙が止まらないよ~ぅ……(泣き笑い)


だいじょぶ。わたし、ここで、小さな光を灯し続けるから…

少し原点に帰るね。自分を見失ってたのかもしれない。

ありがとう。ほんとにありがとう。
もうちょっと、泣かせてね……
明日はきっとまた元気になるから。

青い小さな本のこと、教えてね。私も見てみたいです。

彼岸花はここで彼岸花でいなくちゃね。
ありがとう。来てくれてほんとにありがと。









管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます
プロフィール

彼岸花さん

Author:彼岸花さん
リンク、トラックバックご自由に。

『しだかれて十薬忿怒の息吐けり』

『南亭雑記』の南亭師から頂戴した句。このブログになんともぴったりな句と思い、使わせていただきます。
十薬とはどくだみのこと。どくだみは踏みしだかれると
鮮烈な香りを発します。その青い香りは、さながら虐げられた若者の体から発する忿怒と抗議のエネルギーのよう。
暑い季節には、この強い歌を入口に掲げて、私も一民衆としての想いを熱く語りましょう。

そして季節は秋。
一足早いけれども、同じく南亭師からいただいた、この冬の句も掲げておきましょう。

『埋火に理不尽を焼べどくだみ荘』

埋火(うずみび)は、寝る前に囲炉裏や火鉢の燠火に灰をかぶせて火が消えてしまわぬようにしておいた炭火などのこと。翌朝またこの小さな火を掻き立てて新たな炭をくべ、朝餉の支度にかかるのです…

ペシャワール会
http://www1a.biglobe.ne.jp/peshawar/pekai/signup.html
国境なき医師団
http://www.msf.or.jp/donate/?grid=header02
最新記事
最新コメント
リンク
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
カレンダー
10 | 2017/11 | 12
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

FC2カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
QRコード
QRコード