『参院選に思う ①』


2016夏。参院選はかくの如く終わった。

もう終わったことをぐずぐず言うのは趣味ではない。今は何を言っても『負け犬の遠吠え』
になってしまうだろう。
だが、反省すべきことは反省し、言うべきことはやはり言っておかないと。
後々のために書いておく。


1.個人的反省


朝日新聞調査によると、投票にあたり選挙民が一番重視したことは、各年代を通じて、
やはり『景気・雇用』であり、大体30数%の人がこれを挙げている。
次に来るのが『社会保障』『子育て支援』で、この2つは合わせて30%以上ある。
問題の『憲法』となると、どの世代も10%台半ば、11~16%、というところ。
詳しくは、18,19歳は11%。20歳代は12%。30代11%、40代12%、50代15%、
60代16%、70歳以上15%。

ちなみに、『消費税』重視は4~11%、『外交・安全保障』は7~9%である。
これは、調査機関によって多少数値は違うかもしれないが、まあ大体こんなものだろう。


さて。7月5日付の高知新聞が、こんな記事を載せていた。タイトルをクリックすると
記事全文を読めます。一部引用。

              ***

『改憲への「3分の2」 高知で83%意味知らず』

■争点が見事に隠れる■
 今選挙注目の「3分の2」とは? 今回の参議院選挙は、憲法改正に前向きな勢力が
「3分の2」の議席を確保できるか否かが一大焦点となっている。結果いかんでは戦後政治、
人々の暮らしの大きな転換となる。が、この「3分の2」の意味や存在、有権者はどの程度
知っているのだろうか。高知新聞記者が2~4日に高知市内で100人に聞くと、
全く知らない人は5分の4に当たる83人、知る人17人という結果
が出た。
■高知市で100人調査■
Q1【「3分の2」という数字、さて何のことでしょう?】
 「1票の格差」的なこと?」(21歳女子大学生、帯屋町アーケード街で)
 「選挙に無関心な国民の割合?」(38歳自営業男性、中央公園で)
 「合区に腹が立ち今回は興味がない。憲法のこと? えっ、そんなことが。全然知らなかった」
  (香南市の74歳男性、ひろめ市場で)


              ***

調査数が少ないので、参考データ、というところにとどまるかもしれないが、それにしても
100人中83人が、『改憲勢力3分の2』の意味を知らなかったとは驚く。
高知は、昔から、自由民権運動の発祥の地、と言われるほど、政治には関心の高い土地柄、と
なんとなく思っていたのだが。

『知らなかったひと』への批判とかということではない。
自分は何をやっていたんだろう!という愕然とする想いである。
私も、もっと早くからこの改憲発議要件について書いておくべきだったし、これを広める
活動すべきだった!!!
いや、選挙前にもう一度書いておくつもりではいたのだ。だが書かなかった…

自分の過去記事を遡って行ってみると、経済関連の記事が多い。
それは。私の最大の懸念が自民党の改憲案の底に流れる思想の危険性についてであって、
そのことについてはもちろん、ずいぶん記事にしている。
だが一般の人の関心はそうではない。雇用・景気など、消費税増税延期が決まるまでは消費税、
という経済関連のことが多い。
だからこそ、それゆえに。そこのところをしっかり書こうと思ったからだ。

消費税というものが果たして唯一の財政収入増の道なのか、アベノミクスが本当に効果を
上げているのか…

苦手な経済問題を、私なりに一所懸命調べて書いていた…
だが、改憲のための国民投票の発議要件自体、については、なんと、一回しかまともに書いていない。
それもあまり詳しくなくだ。
この高知の例が、もしもおおよその日本の傾向を示すのだとすれば、国民投票そのもの
について、街頭などでももっと具体的にわかりやすく語るべきだった!


2.安倍政権の争点隠し


本当に安倍政権のやり口は狡猾だった。
選挙直前、選挙期間中は、改憲について、本当にピタリと
口を閉ざして語らず、開票速報で勝利が確定した途端に、
改憲の意欲を前面に押し出して語る。


これを『争点隠し』と言わずしてなんと呼ぶ。本当に卑怯なやり口である。
これについては、選挙後、ずいぶんジャーナリズムも取ってつけたように(!)取り上げて
いたので、もう詳しくは書かないが、一つだけ、誰もまだ言っているのを聞かないが、
安倍氏のこの問題についての談話の中で、私がすごく問題だ、と思う点について書いておこう。

それは。自公プラス改憲勢力の大幅勝利がおよそ確定した後の報道ステーションで
富川悠太アナの『憲法改正が国会で発議される前に民意を問う必要はないのか』
という質問に対しての安倍総理の答えのことである。

安倍総理:『国会での発議後に国民投票が行われるのだから、
発議前に民意を問うのはおかしい』


そう、総理は、富川アナの無知にあきれたように苦笑しながら答えている。
また、国民投票の危うさについての富川アナの問いかけに、総理は、
『国民投票自体を疑うということは、民主主義の基本を否定することだ』とも言って、
富川アナを諫めている。
この2人のやり取りについて、ネットなどでは、富川アナの無知ぶりをあざ笑う投稿ばかりが
流れているようだ。『国民投票前に民意を問う?はああ?何言ってんの、こいつ!』という類の。
また、誰も、このやり取りに隠れている、大事なことを指摘しない。

富川アナが、ほんとうに安倍総理に訊きたかったのは、
『国会での発議が行われる前に、さらに言うならば、その国会議員を選ぶ前に、
安倍政権が行おうとしている改憲の意志と意図を国民の前に明らかにし

改憲を問う国民投票というものの意味を十分に国民が周知せしめ
られた上で、今度の参院選は戦われるべきだったのではなかったか


ということであったろう。

ところが、富川アナの追及が不慣れであったがゆえに、富川アナの無知、ということで
片づけられてしまった…。
彼は、『今度の参院選で改憲勢力が3分の2を獲得すれば、改憲のための国民投票発議
の要件が整ってしまう。その重要な選挙の前に、政権が『改憲』について何も語らないで、
国民が十分に選挙の争点の認識をすることを妨げていていいのか

ということが訊きたかったのだ。

この質問にはとても肝心な要点が含まれていたのに、安倍総理の反応も、ネット市民の
反応も、富川アナの無知ぶりをあざ笑うことに終わってしまった…。
私は富川アナが無知でなどあるものか!と思う。
本質をついたとても大事な質問であったのに、それがはぐらかされ、問題がすり変えられた
ということだったと思う。

大事なことなので、あらためて記事にしよう…





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Re: 玄さんへ

玄さん。こんばんは。
いえいえ、私のつたない意見を、真剣に読んでくださって、こちらこそ感謝です。
あんまり褒められると図に乗っちゃう。XD

> 市民の犠牲があったのに,国の破壊がどの程度の深刻さかわからない段階でそっちをおもんぱからず
> それこそがまず一番にこなきやいけないのに,ただただ “トルコが勝ち取ってきた「民主主義」のゆくえを” 心配してしまう
> 全く本末転倒でした。

> トルコの軍にはトルコの軍の理屈があるはずだ,文明,文化,思想,宗教が違う国の常識で考えてはいけない。
> どうもそういうことの方を考えてしまいます。クーデターなのか?ならその國家はそんなにいいものなのか?
> とそんなことをつい考えます。これはこれでわたしの宿痾,というものです,ホント情けなく思います。そこは,でも彼岸花さん汲み取ってくださった。感謝です

お気持ち、とてもよくわかります。
全てのクーデターが悪なのか。そのことをちょっと立ち止まって考えてみる…
例えば強力な軍隊を掌中にして権勢をふるい恐怖政治をして国民を弾圧する…
そのような国家があった時、軍内部の勇気ある者たちが武器を手にして決起する。
…それをも悪と呼ぶのか。

簡単に全てのクーデターは悪い、などと答えを出せることではないですよね。

今度のトルコのクーデターも、だんだんわかってきたところでは、やはりエルドアンの
権力独裁と貧富の格差などに反対して立ち上がったのだと声明出していますね。
クーデターという方法がいいかどうか、そこはわからない。
ただ、流される映像見ていて、クーデター軍が市民に向けて発砲しているらしき音…
血を流し抱きかかえられる人々…
装甲車に詰め寄る大ぜいの怒れる人々…
人々が殺到するなかでもみくちゃになってひきつった顔のクーデター側の?兵士…
連行されるおそらく司法関係や言論界の人々(私服だから)…
トルコの旗を打ち振る人々…

そういったものを見ていて感じるのは、ただ悲しみでした。
巻き込まれて亡くなった市民や銃撃戦の果てに死んだ兵士たちを悼むとともに、
震えながら市民に銃を向けていたというクーデター軍の兵士のことが、妙に心に
かかります…かわいそうに、どんなことを考えてこの企てに加わったか
加わらされたのか、と。
関係したとみなされて連行された司法関係者や知識人たちのこれからも心配されます。

> 知識を一番吸収する学生時代に,世の中や社会のことわかりはじめて おもしろく感じはじめた時に,・・・・まあ多感な乙女の時代にといっていいでしょうかwww
> ベルリンの壁の崩壊や,ルーマニア革命,天安門というような,ことがおこり,世界が大きく変わった。ハンガリーの民主化,ビロード革命。そのときわたしがあこがれたヨーロッパは動乱の春の時代だったのですね^^

うんうん。すごい時代でしたね~~~。
私は何してたかなぁ…ちょうど、先日お話しした娘とのいきさつの頃です。><
そのような激動の時代にあって、ぜんぜん政治に目を向けてなかった…。

そうかあ。玄さんは、その多感な時期に、『世界と連帯する』という感覚を
お知りになったのですね! ^^
そしてそれ以降、世界の動きから目を逸らさないで見つめてこられた…

『「世界はちょっかいを出さないでほしいです。
トルコにはトルコの誇りがある。 』

世界は大きく言えば、『共生』という方向に向かっているのだろうと思うのですが、
そして地球環境の危機のことなどを考えれば、それは必須のことなのだろうと思うのですが、
一国の問題、国家と国家の、地域と地域の間の問題は、周りの者が手を出さない方が
うまくいつか解決することの方が多いのではないか。
『集団的自衛権』『集団安全保障』は、何やら現代の世界では『ふつーのこと』のように
考えられるようになってしまっているけれど、紛争の当事者は、少ないほど問題は
解決しやすい。関係国が多く絡んでくれば来るほど問題は拡大し解決は遠くなる、
ということがあるのではないかと思っています。

そもそも国連の認める『集団的自衛権』というものは、中南米や中東などの小さな
後発の国々が、単独では大国の横暴に勝てない。小さな国々で集まって集団的自衛
することを認めて欲しい、ということで始まったことだったと思うんですね。
1945年のアラブ連盟規約、南北アメリカ諸国のチャプルテペック協定などは
本来そういうものだったと思います。
でもチャプルテペック協定には、大国アメリカも加わっていた!
小さな国々がお互いに結束して大国の横暴に抵抗しようね、と始まったものが、
アメリカも加わることによって、アメリカの対ソ政策の協定に変質していったんじゃ
なかったでしょうか。ソ連はソ連で同じように集団的自衛権を考え行使するようになる…

集団的自衛権の行使の歴史は、大国の政治・軍事介入の歴史ですね。
決して小国が身を守るためのものではもはやなくなってしまっている。
軍事協力だけでなく、経済協定TPPなどもそうですね。TPPは本来、太平洋に
面する小さな国々の貿易協定だった。そこにアメリカが加わった途端に、それは
経済そして軍事面の共同までもを視野に入れる、何やらブロック経済的なものに変質して
行こうとしている…
そしてそこでは、本来小国が集まって大国に対抗する力を得ようと目指したものだったのに、
いつの間にか、大国のルールの押し付け機関に変質していってしまう…

そういうことを考えるとき、紛争の解決も、関係当事者が少ないほど解決は
複雑化しないで済むように思うのです。
勿論どうしても他国の関与が必要な場合というのもあるだろうけれども。

とにかく、アメリカ、ソ連、イギリス、フランス、後に中国といった大国が
干渉してろくなことはない。
小さな国々がね、これら大国に対抗するために、経済上のそして時に軍事上の
共同防衛をするというのは、私にもすごくわかるんです。
EUはね、さらに大きくそれを考えて、そこでは大国の論理が働かないように
しよう、小さな後進国も平等に扱っていこうという理想に基づいたものだったんじゃ
ないかな。本来。

話は脱線しますが、私は国連の改革というものはぜひ必要だと思っています。
常任理事国の五大国の固定化をまず廃止する。
そして常任理事国の数を増やし、アジアの小国、アラブの国々、アフリカ、
中安米南米などの国々からも常任理事国を出せるようにするのです。
選出はすべての加盟国の投票による。ただし、そこでまた大国の暗黙裡の
圧力が働かないように、任期も5年ほどの持ち回りにするのです。
まあ…まだよく考え抜いたものではありませんが。XDDD

『排外主義や国粋主義国家主義』などではない、それぞれの民族の誇りというものは
大事にされたいものです。
もうすぐオリンピックで、私は次の東京オリンピックを忌避してるんだけど、
オリンピックには数々の問題があるとは思うんだけど、私はあの開会式だけは
いつもすごく好きなんですね。それぞれの国が…小さな国であればある程…
選手たちが自らの国の民族衣装着て、誇らしげに行進するでしょう。
ほんとにそれがまた美しんですよ!^^
私は、安倍氏などの言う『伝統』とか『郷土の誇り』とか、そういうのはいやだけど、
オリンピックの時のあの、小さな国々の民族衣装の姿はほんと素敵だと思う。
いつも、日本の選手団の服装には悲しくなりますね。
あれ見るたび、日本って、一体どういう国なのかな、って思ってしまう。
西洋人ではない、東洋人ともどうも思っていないらしい…その中途半端さが
出ている気がする。自分も典型的日本人ですからいつもなんだか悲しいんですね。
玄さんがここにお書き下さった、日本人達ね。それとも通底する気がするんですよ。
遅れて行った他国の植民地化によって、世界の孤児になってしまって、そこから
いまだに脱しきれていない日本の真の姿…

それは安倍さんが取り戻そうとしている『美しい日本』の姿とは全く違う。

過去をしっかり見つめて過去の行状を真に悔いる、近隣国に誠実に向き合う。
そうすることからしか、『美しい日本』の姿など取り戻せないと思うんです。

なんかいろいろ話が飛んじゃったな。
すみません。

んさんとのやり取り。(笑)
可笑しいでしょ♪
きっと。んさんの持ち味。(笑)

> みんな仏教徒になればいい。w

けだし名言ですね。^^
> 「これでいーのだー♫」感。(爆)

> んさん,と彼岸花さんの会話はいつも,とぼけた風味の中に本氣の「腹立ち」も「強さ」も実感できてなおかつw愉快です^^
> 怒りを吐き出せるところを提供されてる彼岸花さんも。どくだみ長屋の大家さんみたいでw

爆笑!!!XDDDD
『どくだみ長屋の大家さん』かぁ!、いいなあ、それ!
大笑いしちゃいました。
白髪の髪の毛、小さなお団子に後ろでまとめて、地味な着物の襟に洗いざらしの手ぬぐい
当てて、縁側で背中丸めて新聞読んでる小さなお婆サン。^^


 

古めかしくてwすみません

うんどうもありがとうございます。
どーもレフトのあたまになってノスタルジックなこと書いてしまいましてねw

でもわたしがいちばんにいたかったこと,それを左翼の言葉でなくふつうに,「ひととしてあるべきことば」に翻訳してくださって解釈していただけ,いいたいことはちゃんとうけとめててくださった。ホントにありがたいことだと,あらためて感謝します。

わたしのような,のー天キ頭がついおきわすれる,肌の感覚をいつもやんわりわからせてくれます

市民の犠牲があったのに,国の破壊がどの程度の深刻さかわからない段階でそっちをおもんぱからず
それこそがまず一番にこなきやいけないのに,ただただ “トルコが勝ち取ってきた「民主主義」のゆくえを” 心配してしまう

全く本末転倒でした。


トルコの軍にはトルコの軍の理屈があるはずだ,文明,文化,思想,宗教が違う国の常識で考えてはいけない。
どうもそういうことの方を考えてしまいます。クーデターなのか?ならその國家はそんなにいいものなのか?
とそんなことをつい考えます。これはこれでわたしの宿痾,というものです,ホント情けなく思います。そこは,でも彼岸花さん汲み取ってくださった。感謝です

わたしはどうもね・・・・,

知識を一番吸収する学生時代に,世の中や社会のことわかりはじめて おもしろく感じはじめた時に,・・・・まあ多感な乙女の時代にといっていいでしょうかwww
ベルリンの壁の崩壊や,ルーマニア革命,天安門というような,ことがおこり,世界が大きく変わった。ハンガリーの民主化,ビロード革命。そのときわたしがあこがれたヨーロッパは動乱の春の時代だったのですね^^

無意識の中で必ずしもクーデター=惡とはおもっていない。そこに問題があるんだということはよくわかっているのですが・・・。


ただ今回のこと。世俗と敬虔の度合いの問題に関してはw
これにつきますね

みんな仏教徒になればいい。w

まったくおっしゃるとおりですね。古くて新しい真実というかw。
世界に一つだけの宗教がしかなくて,
「これでいーのだー♫」感あります

しかもそれは日本の宗教のようにゆるくてテキトーなものである。自分の家は・・・・たぶん,なんだっけw


それと。
「世界はちょっかいを出さないでほしいです。
トルコにはトルコの誇りがある。 」


これが排外主義や国粋主義国家主義とむすびつかない程度がいちばんいい。おっしゃるとおりでそれを気負いなくおっしゃれることいいなと思います

それが
しかし
1920年代に世界で起こった民族自決の本音,意味だったとも思います。

そして「連帯」につながっていた。ヨーロッパはその初心を決して忘れてはいないはずです。
しかし30年代に潰された。その「連帯」は,すぐには実現せず,もういちど,第二次世界大戦を経なければならなかった。

おわってみればすぐしかしこんどは東西冷戦です。そこで朝鮮戦争に加担した日本は,ヨーロッパの知性から見ればもっとも日本のだめなところだと,うつったでしょう。
あれだけの大戦を経て,まだなにもわからないのかと。それはアメリカやソ連にに対するきびしい目線に隠れてしまっていましたが。

ヨーロッパではドイツとフランスの和解は少しずつ進みましたね。旧植民地との乖離はありはするものの,ヨーロッパ内部は少なくとも西側世界では融和していこうと。
モチロンドイツは東西に引き裂かれていましたが。

それが壁の崩壊にってよって解消され,EU構想が出来上がった。

こうしてかんがえていくならば,イギリスの離脱でEUはびくともしない,ぜんぜんへーきでしょ,と。わたしが超楽観してたのはそういうわけなんです。そして今やポデモスもいる。

EUには,いわば「一次大戦後の連帯」,ベルサイユ体制のアンチテーゼとしてあった「一次大戦後の民族主義」それ以来,長年,紆余曲折を経てたどり着いた連帯がまだかろうじて残っているじゃないか。

それが証拠にトルコはまだEUををむいてるじゃないか。そうおもってた。
だから楽観していたんです。

イギリスはかってにすればいい,イギリスにはイギリスの民主主義があり,それはフランス・ドイツの民主主義とは
はなから違うものなんだし。と。若干のイギリスキライもあって


わたしがこの間考えていたのは・・・・そんなことでした

それに,くわえていうなら実はわたしは欧州の極右のいってることは,「連帯」『インター』的なものへのアンチではあるけれども
民主主義だと思っていましたので。

かならずしも歐洲の極右派と安倍の狂気は同一視してませんでした。ヨーロッパは強靭な理性とリベラリズムがありますから。

ところが
そこへ今度のトルコのクーデター。ああ,と,ほんとにほんとにまずいんだ,と見えてしまった。ほんとうの民主主義の危機がきてたんだ,と。

イギリスVSトルコの対立というのは近代ヨーロッパと植民地問題のふるさとみたいなもんですからねw。なんかおかしいぞ,まずいぞ。

ヨーロッパの端と端で民主主義が脅かされてる,イスラムとの対立,テロとの戰爭,以上の・・・・・ISやアルカイダは西欧との文明の衝突という文脈の中にまだある,しかしヨーロッパ(トルコ含む)の内部で深刻な亀裂が起きたら
第三次がすぐにも起こるんではないか。ユーロという流通がある限り第三次は起きない,と思える希望がナイーブに過ぎるんだと。

これはわたしが感じた率直な思いでした。


シャルリーエブドのときの市民のアイムシャルリー行進,それを誇らしげにするオランド以上に,わたしにはエルドアンは兇暴に見えたのです。

あのときはわたしは,精神の自由の崩壊があるかなとは,おもいませんでしたが。

それでもトリコロールの半旗で弔意を示したいと書いたのはおなじような意味なんです。アイムシャルリー,にアッバス議長までもが参加してしま。った悲喜劇はみたくありませんでした

フランスはテロに対応するなかでまだしも民主主義の強靭と理性があります。
本来移民問題や經濟の問題と,自由思想や宗教の価値を全く別のものとわけてかんがえ,かつ同じようにいやそれ以上に重要視する伝統と歴史の重みはそう簡単に揺るがないからです

トルコの場合,もちろんその「民主」を体現するのは,わたしの心中では,クーデター側の軍にありましたし。
トルコの事態は今までちょー楽観的だったわたしを悲観転向させるくらいの,自由と民主の死に思えたんです。

でもまずはなにより市民に銃を向けることのおかしさ,ですよね,それが普遍的にいつの時代も何處の場所でも真っ先に考えるべきことでした。
でもコメントいれたことジタイはよかったです。ちゃんと検討できるんですし

・・・・・。

とはいえ。


日本も全く無関係ではない。1920年代の民族自決,トルコ革命の成功からアジアに波及した民族自決の潮流。
それをことごとくアジアで潰してきたのは日本帝國,それ以外のなにものでもありません,
かつてのコワモテのイギリスやフランスが退場したすきに日本がさらに一層の暴力的な顔を見せてその連帯をひとつひとつ潰していったんです。

これが,世界というか西側が,見ている日中戰爭のすがたなんです。
トルコのケマルもインドのガンジーも同じ。中國の革命も同じ。とみる見方ですね,それがじつは連合軍側の理論上の区分けですからw

必ずしも現実は違う部分もあるけれど。
世界は日中戰爭をほんとうによくしってます,あたりまえです,その延長線上に第二次世界大戦の泥沼があるんですから

その事へのあまりにも日本人の無自覚。
そのことを反省どころか知ろうともしない日本。

ましていま,その帝國への回帰を目指す安倍,おぞましいです。でも。とはいえわたしが本当に恐ろしいのは安倍じゃないですが。

今朝の朝日の文化欄にありましたね。
リベラリズムの本義がうまく説明されてると思います。みんなまあ,そこまでは言うけど,そこをからめて,日本の「リベラルの寛容」を批判する,という姿勢はこれまで論壇にはあまりなかったようにというか目にしたことはなかったように思います。そこをもっともっと指摘していかなくては,安倍にさえ太刀打ちできない。ましてや今後の・・・・
リベラルはホントにワールドワイドの若者に顔向けできません

んさん,と彼岸花さんの会話はいつも,とぼけた風味の中に本氣の「腹立ち」も「強さ」も実感できてなおかつw愉快です^^
怒りを吐き出せるところを提供されてる彼岸花さんも。どくだみ長屋の大家さんみたいでw

みんな仏教徒になればいい。w
交ざれないけどいつも読んでて楽しいですXDD

Re: んさんへ

んさん。こんにちは~。

ほんとにね。表に見えてきにくい苛烈な粛正がこれから水面下で進められねば
いいのですが。
トルコもこれからさらに分断が進むのかなあ。
世界の要衝であるだけに、心配ですね。

宗教については私は何も言えないなあ…
イスラム教は長い歴史を持つ宗教ですしね~。信者の分布としてもキリスト教に次いで多い。
そうなるにはそれだけの合理性を持っているだろうと思います。
仏教についても私、何も言えないんですよね。ほんと、無知無関心(><)
あ~。ただ、私の実家は浄土真宗だったらしいんですが(おいおい!はっきりしないか。笑)
真宗大谷派は、福島第一原発事故後、いち早く原発に反対の立場を打ち出したので、
よしよし♪、と思っていました。

みんな、仲良くしようよ~~~!というのが、私の唯一言えることかな。XD
どの宗教も、究極のところを突き詰めれば、同じところにいきつくはずなんだ。
ほんとはね。政治もそうあってほしいと思うんですが、こっちはなかなかそうは
いかないようですね。

そうそう。窮鼠猫をかむ、ということはあると思うんですよ。
北朝鮮だってね、みんなで寄ってたかって追い詰めて孤立化させるよりも、
世界が受け入れて、それによって徐々に国民に世界と自国の違いを知らしめ
徐々に軟化させていく方がいいかもですよ。
中国だってそうです。日米韓豪比などの軍事訓練で、包囲網をちらつかせ、刺激して、
お互いに敵意を募らせていくよりは、貿易と文化交流で絆を深めていく方が
絶対平和安全に資すると思う。
かつてサッカーワールドカップ日韓共催から数年間、韓国とそうだったじゃないですか。
相互理解と友情が深まり、お互いに貿易は拡大。悪いことなんか一つもなかった。

角突き合わせていいことなんか、一つもないです。

んさん。いつもありがとうございます。

Re: 玄さんへ

こんにちは~。

いえいえ。書いてくださって良かったです。
考えあぐねていましたから。

しかし。もう少し様子を見ていないと本当のことがわかりませんね。
何もかもが手回しが良すぎるという気もする。
エルドアンがいないときを見計らって事を起こす。まあ、それはわかる。
クーデター起こすならそうするでしょう。
だけれどもエルドアンがいないとわかっている大統領府を爆撃(?)し、大統領執務室?
を破壊する。
エルドアンが滞留先を発ったあと、そのホテルを攻撃している。
エルドアンのネットを通じた国民への呼びかけが功を奏す……。

一連の今度の事件により、エルドアンへの権力集中と、反対派への粛正は進む。
筋書きがうまくいきすぎてるような気もします…
トルコのごく最近の国内事情が、肌感覚としては当然私たちにはわからないので、
なかなか真相はつかめないです。

う~ん…なにかな~、やりきれないですね。
同胞に銃を向けた兵士たち。
怒った国民たちがクーデター軍の装甲車を取り囲む。兵士たちの銃を持つ手は
震えていたそうです。彼らも怖かったのでしょう…
同胞に銃を向ける、というのは、相当な覚悟のいることです…
一体どういう人々が、今、どうして、こういう形でクーデター起こしたのか。
エルドアンの手法に反対して、というのなら、その主張をもっと聞きたかった…
でも、もう、おそらく真相は闇に葬られるでしょうね。

その中で、わけもわからずに死んでいった市民を含む大勢の人々…。
やり切れません。

ううん。困ってなどいませんからね~。^^
ただ明快な答えを持つほどに、まだ情報が十分に伝わってこない。
最近の新聞は、朝日にしたってどうもこうも情報不足分析不足の記事ばかりだから、
新聞だけじゃ、なかなか世界の動きがつかめないです。
私も、ああかなこうかな、と考えあぐねていました。

ありがとう~~~♪

Re:鍵コメさんへ

鍵コメさん。おはようございます。

いえいえ。お書き下さったこと、ありがたいです。

正直に言えば、トルコのこと、ニュースになった時から、『あれあれ!たいへんだ!』
と思って、自分なりにその状況を理解しようといろいろ想っていました。
ただ、とても複雑で、とても言葉にして語ること出来ない。
そこへ鍵コメさんのコメント。
自分でもよく調べて、自分なりの考えをもたなきゃ迂闊にいいとか悪いとか語れないなあ…
と思ってさらに少し考えていただけで。
ところが『調べる』ったって、私には深く広く長い歴史の相関と言ったものへの視点が
決定的に欠けているので、ちょっとくらい調べただけでは『わかる』なんて言えない。
結局、自分の中にある例の『直感』というやつですか(笑)、『皮膚感覚』で
判断していくしかない。
その際に、お書き下さったこと、大変参考になりました。

クーデターかテロか革命か…
この定義は難しいですねえ…
『常識』というものの通り一遍の解釈によれば、『軍部』が司法・行政・立法の
三権と同じ力を持つ、いや、時に行政剣より上位に立ってそれを支配する、
などというのは、決して好ましいことではないわけですよ。
ただ…現実の政治では、『軍』という強烈な抑えが存在するもとで、それを背景にして
強権的政治家による『民』にとっての『善政』が行われていた方がましだ、と
いうような国家・地域というものが現実に存在する。
カッザ―フィーのリビアなどがその例かもしれません。
あるいは、フセインのイラクも。
カストロのキューバもそれらと同列にみなされていたかもしれません…

西欧先進国的世界の常識から言えば、これらの国は軍事国家で独裁的政権で、
『強権的』で悪、ということにされてしまいます。
実際、これらの国家の下では、反対者に対する厳しい弾圧・粛清がおこなわれたり
言論封殺が行われたり、時に、権力者への富の集中が伴ったり、確かに『いい』とは
とても言えない現実があったりします。
でも、そういう国が、西欧的先進国家のお怒りに触れて、徹底的に空爆など
軍事介入されて、独裁者が殺害または駆逐され、自由の国に『解放』された途端、
そこは政治的混沌の大きな空白となってしまって、かつて強権によって抑えられていた
民族間・宗教間の対立が息を吹き返してしまうということは往々にしてありがちです。
そうなると、もうちょっかい出した西欧先進国の最強の軍事介入によっても
どうにもこうにも解決できないような、巨大な混沌となってしまって、そこにさらに
テロリズムや民族間の憎悪から生まれる報復行為の応酬やが生じて、そこで
多くの民が意味もなくわけもなく殺されることになっていってしまう…
そしてそうなってしまうと、これをもう『話し合い』の一応できる穏やかな
状態に戻すことなど至難の技になってしまいます。その混沌は何十年もおそらく
続く。
ではそれでは、軍部を掌中に収めた独裁政権がいいのか、というと、これまた
言論封殺を行い、自分の敵対者を徹底的に弾圧し殺害し、それによって多くの
難民を生んでしまい、もはや国家として成り立たないようなシリアのような状態に
なってしまうこともある…

こうなってしまうと、いったい何が善で何が悪だったのか、もうわからなくなって
しまいます。外の者が、善悪を云々したり軍事的ちょっかい出したり出来るような
事でなくなる。
そこに住む民にとってはカッザーフィーの頃はよかったなあ…というようなことも
出来して来てしまいます。崩壊したリビアから流れ出た武器弾薬が、アフリカ諸国の
内戦内乱に用いられるなどということも起きている…

トルコがこれからどうなっていくのかほんとに心配です。
それでなくとも大昔から東西の要衝にあって、幾多の混乱を経験せざるを得なかった
地域…。
私は、ただ、トルコの沈没船乗組員を日本の漁民が救った、とか、日本の日露戦争
勝利が、ロシアにずうっと苦しめられていたトルコを喜ばせたとか、俗に言われるような
理由からではなく、なんとなく、以前から、トルコと言う国が、よく知らないままに
好きなのです。
まあ!大変な地域にあるよなぁ…!、そこで生き抜いてきたんだよなぁ!、という
ただその理由で。w
だから、トルコの行方はとても心配。
エルドアンがいいとは思いません。と言って、軍が同じ国民に無差別に銃を向ける、
というのはなんと言っても納得できない。
これで大量の粛正がまたエルドアンによって行われますね。
何千もの法曹関係者の逮捕というのも異常な事態です。
日本の感覚では語れませんからね。そこには宗教上の難しい問題が絡んでいるから。
一つはっきりしているのは、これによってエルドアン体制がまたさらに強固になって
いくのだろうな、ということ。
軍内部の『世俗主義派』はこれで一掃され、司法のそうした勢力も弱体化し、
知識人、言論の統制は進んでいくでしょう…
でも、外には、エルドアンへの同情が集まって、その評価は高まるのだろうな。

私は、安倍~エルドアン路線が好きじゃないですから、想いはたいへんに複雑です。><

でも、トルコは、こんなことではめげないだろうという気もする。
歴史が違いますからね。欧州を見、イスラム世界を見、ロシアを見、アメリカや
イスラエルを見、そして中国も見、ISさえ見、して、微妙にその間でバランスを
取りながら生き抜いてきた、したたかな国です。
そして、実はどこにも属していない。(そこが私がトルコを好きな理由かも。><)
だから微妙な難しい問題では世界がトルコを頼ることも起きてくる……

世界はちょっかいを出さないでほしいです。
トルコにはトルコの誇りがある。

どこかの国の首相の出した声明などなんの意味も深みもないですね。
そう。『深い理念なき政治家』の発する談話、などというものは有害でさえあります。

願わくは。
いずれの地域のいずれの紛争も、『生命』というものの大切さを第一義において、
理性的対話の積み重ねによって、辛抱強く解決されていってほしいです。
綺麗事と言われようがどうしようが、それしかないじゃないか。

私もしっかりと見つめ続け考え続けていきたいと思います。
これからもいろいろ教えてね。ありがとう~~~♪


宗教弾圧が

悪化しない事を祈りましょう。

まあ、イスラム教の分派にどんなものがあるか全く知らないんですが「窮鼠猫噛み」で新たなアルカイダやイスラム国の類が生まれちゃわないとも限らないし・・・

イスラム教のみなさん、暴力の応酬に辟易したなら仏教に改宗してはいかがですか?と言いたくなりますね・・・

あ、善光寺のクソ生臭坊主が最近問題になってたんで「例外もありますが・・・」と前置きして。

あべ政治をゆるせないあまり

おはようございます
今度のトルコのクーデター
はわたしが考えてたこととかなり違うものみたいですね
けさの新聞観ておもいなおしましたw
彼岸花さんもコメントのしようなくめんくらってたかもしれません。
わたしは,エルドアンの非民主手法に余りに過剰に反応しすぎたようです
連想が連想を呼び日頃の腹立ちが膨れ上がった觀がありました。
困らせてたら申しわけないです。

鍵コメにさしてもらいますね。テレビがないと状況のすさまじさがよくわからないんですwどうものー天気が窮まって常軌を逸したことかいたかもしれませんねwwゆるして ><

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Re:MATZ-TSさんへ

MATZ-TSさん、こんばんは~♪

はい。富川アナの質問、気持ちがすごくよくわかるんですね。
でも、その本当に重要な質問が、見事にはぐらかされてしまいました。

この続きの記事を明日にでも出しますが、国民投票がこのままでは心配です。
ろくな論議も国民の前でなされないまま、投票日が来てしまうのではないかと。
秘密保護法もTPPも安保法制も、みな、国民が効いて『なるほど!争点がよくわかった!』
と言うには程遠い、上の方の議論の中で、いつの間にか通ってしまいました。

マスコミの報道も偏っていて、一番知りたいときに一番大事なことを、どうも
伝えてはくれませんしね~。決まってしまってから、いろいろ後出しに小出しに
情報くれてもな~という感じです。
教育もそうですね。
既に、この国の教育は、だ~いぶ、委縮していると思います。
先日の自民党の、『学校教育における政治的中立性についての実態調査』
のようなことが行われると、教育現場は本当に委縮してしまう。
密告制度ですものね。
こういうことが一番怖い。
『報道と教育が、時の政権の恣になってしまうのが一番怖い』というのが
私のいつも最も恐れることです。
公正な判断材料となる情報が阻害されるわけですから。

朝日のその記事は見ました~。
そうですねえ…。『野党に魅力がなかったから』というのは、多くの人の正直な
実感なんでしょうね。
ただ…私がこのブログでいつも民進党の擁護するような記事を書きますが、
それは。民進党を擁護している、というよりは、民進党や共産党を嫌う人が多い、
そのこと自体が、ある勢力による長い時間をかけたある種のインプリント
なんじゃないだろうか?という疑いを持つからなんですね。
例えば、安倍さんは民主党政権時代を揶揄して『あの暗い時代にもう一度戻りたいんですか?』と、
今度の選挙戦中も何度も言っていたように思います。
こういうのが、巧妙なインプリントになる…
『そうだな。民主党の暗い時代よりは良くなったかな』…と。
でも、民主党政権の時代を、私は暗かった、などと一度も思ったことないです。
今よりまったく自由だったし。
安倍政権になってからの方が、どれほどこの日本に『委縮』や『忖度』が広がったか…。

政治の言葉、というものは、圧倒的に、政権を握っているものの側の方が、発信力があります。
宣伝費も潤沢に持つし、何より、権力の側にあるということ自体が、力ですよね。
新聞社の人間などと総理が会食する…子弟の就職先の面倒をみる…天下り先を提供する…
表に出てこない『権力の威力』というものが数限りなくあると思います。
それが何十年も続いたんですからね。自民党が長い間にしてきたプロパガンダの力と
いうものは、国民の意識の隅々にまで行きわたっていると思います。
『共産党』イコール『怖い』、などという刷り込みも、何十年もかけて行われてきた…

無論、野党側の努力も足りなかったと思います。
SEALDsの奥田青年が今回の参院選の感想を、客観的な視点で述べていましたが、
自民党の選挙戦術には、人間としての『情』に訴えるものがある、と。
地元民の心をくすぐるようなアピールの仕方を知っている。どぶ板戦術も辞さない。
野党の方には、それが足りない、と。
確かにね~~。今度の参院選だけでなく、ずっと以前、地元町会の『夏祭り』の記事で
書いたことありますが、地元市議会などの自民党議員さんは、ちょうどこれからの
シーズンだなあ、各町会の夏祭りにね、顔を出すんですよ。お祭りを忙しく回って歩く。
私、町会の当番で夏祭りなどもうずいぶん見て来ていますが、野党の議員さんが顔出し
してるの見たことがない。

組織票頼りの選挙運動していたのではダメですね。
日頃から、住民と国民と向き合う活動していないと、庶民の気持ちがわからない…

その点、共産党は、随分変わってきたように思います。
党員だけでなく、それ以外の市民にも努力して近づこうという気持ちが見えるように
なりました。
岡田さんは、真面目なのはほんと伝わってきますね。
でも、選挙直前のNHKの各党の党首などの運動の様子紹介番組はひどかったなあ!
安倍さんのは、すごくソフトな感じで、好感度上がるだろうな、という編集。
岡田さんのは、あれ、どうして周りの者が、これじゃ駄目だと差し替え要求
しなかったんだろう…ちょっと感じ悪い場面をそのまま流していました…
ああいうのチェックしないのかなあ。まあ、人柄というのは滲み出てくるものなので、
あれが普段の姿なのかもしれない、そのぶっきらぼうさが岡田さんのよさなのかも
しれないけれど。私は、あちゃ~!と頭を抱えたくなりました。
野党側自身も、宣伝のことはもっと真剣に研究して、親しみやすくわかりやすい、
若い子にも面白いアピールの仕方を工夫しないとですね。

国民投票法には、最低投票率の規定がない。そうなんです。
そのことは記事にします。国民投票法自体が、実はまだ練りあげられたものでないんですね。
改憲する項目の分け方もまだ、法として十分に検討できているものとは言えない。

55条、57条のことは、考えてみたことありませんでした。
ほんとだ。
衆参両院で3分のを与えるということは、こういう危険もあるんですよね。
単に改憲に特化した危険ではない。
どんな悪法も通せるし、どんな無理筋のことも通る、ということなんです。
国民は、その恐ろしさをもっと知るべきだと思います。

MATZ-TSさん。ありがとうございます!


No title

MATZ-TSです。 彼岸花さんの反省、実に私も同感です。

『国会での発議が行われる前に、さらに言うならば、その国会議員を選ぶ前に、
安倍政権が行おうとしている改憲の意志と意図を国民の前に明らかにし、
改憲を問う国民投票というものの意味を十分に国民が周知せしめ
られた上で、今度の参院選は戦われるべきだったのではなかったか』

確かにそうです。争点隠しに徹底し、終わったとたんに、さあ改憲、これには唖然とします。 ただ、国民を守る砦である「憲法」について十分勉強してこなかった国民側も実は問題、言い換えれば学校での憲法教育の足りなさの問題もあるかも知れません。

それと朝日?の世論調査で、http://digital.asahi.com/articles/DA3S12459009.html

「「安倍首相の政策が評価されたから」は15%で、「野党に魅力がなかったから」が71%に及んだ。」」

野党連携の限界、力不足、+マスコミ報道の在り方+争点隠し・・

岡田さんの真面目さは買うのですが、やはりもっとアピールの仕方、政策の練り方(時間不足か)は、次回はもっと改善するべきかと思います。

ただ、次回の選挙は、今回にもまして秘密裏に、なんてことになることを恐れています。

ついでながら、
2/3に関連し、杞憂に終わってほしいことがいくつかあります。
(1)憲法改正の国民投票(第九十六条) には、最低投票率の規定がない。投票の周知が不徹底のまま、投票率10%でも成立、などとなったら困りますね。
(2)現憲法55条、57条は問題かも。これらの濫用になったら、完全に民主国家ではなくなりますね。(まさか・・・)

Re: んさんへ

んさん。
そうですねえ。野党のアピールの仕方は、今後考えていかないとだめですね。
私自身も考えていかねば…

しかし、自公の民進・共産への悪口もひどかった!
公明党党首山口さんなど、ほんと声枯らすまでみっともないほど民・共の悪口
叫んでましたね。
あのかた、本音はこういう人物だったのかな、とびっくりしたくらいです。
穏やかな人、という感じを持っていたのですが。

舛添報道はひどかったです…本人の罪はあるのだけれど、まるであれじゃ魔女狩り…
見事に、参院選前の大事な時期を、舛添報道で目くらましされてしまいました。

まあでも、あれもこれも、どっち道、どうなっていたって自公はやはり圧勝して
いたでしょう。
国民が変わらない限り、この流れは加速するのでしょう…






野党の

PRがもの凄く下手で弱すぎでしたよね。

おまけに舛添の奴が参院選前に辞任して「都知事選は自民党、分裂選挙か?」に全部持って行かれた感が・・・

あれは・・・確信犯だったか?選挙に勝つなら何でもする与党だからと。
明日になれば小池百合子氏、と知事選から撤退とかになったら笑っちゃいますね。

プロフィール

彼岸花さん

Author:彼岸花さん
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『しだかれて十薬忿怒の息吐けり』

『南亭雑記』の南亭師から頂戴した句。このブログになんともぴったりな句と思い、使わせていただきます。
十薬とはどくだみのこと。どくだみは踏みしだかれると
鮮烈な香りを発します。その青い香りは、さながら虐げられた若者の体から発する忿怒と抗議のエネルギーのよう。
暑い季節には、この強い歌を入口に掲げて、私も一民衆としての想いを熱く語りましょう。

そして季節は秋。
一足早いけれども、同じく南亭師からいただいた、この冬の句も掲げておきましょう。

『埋火に理不尽を焼べどくだみ荘』

埋火(うずみび)は、寝る前に囲炉裏や火鉢の燠火に灰をかぶせて火が消えてしまわぬようにしておいた炭火などのこと。翌朝またこの小さな火を掻き立てて新たな炭をくべ、朝餉の支度にかかるのです…

ペシャワール会
http://www1a.biglobe.ne.jp/peshawar/pekai/signup.html
国境なき医師団
http://www.msf.or.jp/donate/?grid=header02
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