『インフェルノ』



たまには、読んだ本のこととか、観た映画のこととかも書いてみようかなあ。
何か本を読んでも、映画を見ても、 あまり記事にしてこなかったので。

で。今日取り上げる話題は、『インフェルノ』。
ちょうど一昨日あたりに、映画が公開されたばかりのホットなテーマだ。
(といっても、映画は私はまだ観ていませんので、映画『インフェルノ』の話題をご期待の方は
悪しからず。)
取り上げたいのは、映画の原作。ダン・ブラウンの小説のほうだ。
一週間ほど前に『上巻』を買って、一昨日、中・下巻を買ってきて、一晩で読んでしまった。

『インフェルノ』、とは、『地獄』という意味。ラテン語からきている。『煉獄の火に
焼かれる状態』というような意味もある。

私は典型的な『読み流し』タイプである。
読むのは非常に速いが、極めて雑。時には興味のないところは斜め読みでぶっ飛ばして、
相当な厚さの本もあっという間に読んでしまう。
だからすぐ忘れる。昨日読んだ本の、主人公の名前が頭に残っていないことさえある!(爆)

そんな読み方では、身にならないだろうと思われるかもしれないし、自分でも
多少はそう思うが、それでもいいのである。印象さえ残れば。
一冊の本を読み終えて漠然と残る淡い印象。あるいは印象的なただ一言の言葉や場面。
それらの積み重ね、長い間の累積が、私という人間の体質を作ってきたと思うから。
書かれてあったことの細部を正確に思いだしたければ、何度でもまたその本を開いてみれば
いいだけのこと。
ところが、私の連れ合いなどは、逆に、実に実に読むのが遅い。
『なんでそう遅いかなあ!』といつも思うのだが、その代わり彼は、読んだ本の細部まで
よく覚えている。(笑)だから、同じ本を二度読むなどということはあり得ないようだ。
私は、読んだことを忘れてしまっているので、同じ本を、何度でも読んで楽しい。(笑)
これはもう、その人その人の個性であろう。

で。(笑)
ダン・ブラウン著『インフェルノ』。あっという間に読んであっという間に細部は忘れようとしている。
ダン・ブラウンや、小説『インフェルノ』 映画『インフェルノ』 については、それぞれのサイトをご覧ください。

ダン・ブラウンは、私は、『ダ・ヴィンチ・コード』『天使と悪魔』そしてこの『インフェルノ』の
3作しか読んでいない。初めて読んだのは『ダ・ヴィンチ・コード』だったが、これはもう、
その出だしの所から非常に引き込まれて読んだ。
ダン・ブラウンの作品は、その扱うテーマが実にいいのだ。
『ダ・ヴィンチ・コード』は文字通りダ・ヴィンチの、それもウィトルウィウス人体図 から、
おどろおどろしく話が始まる。
『天使と悪魔』は、バチカンと秘密結社イルミナティ、フリーメーソンなどを扱う。
そしてこの『インフェルノ』は、ダンテの『神曲』とりわけその中の『地獄篇』がモチーフである。
まず、このテーマの取り上げ方だけで、ダン・ブラウンはセンスある作家だと私は思う。
原則的には推理・サスペンス小説というカテゴリーに入るのだろうが、 テーマの選び方から
見てもわかるとおり、中身は、歴史・地理の知識から絵画、音楽、宗教、象徴学、
神秘学、数学などの知識までが複層的に駆使されていて、非常に面白いのである。
主人公は三作共通して、ハーヴァード大学宗教象徴学・図像学教授ロバート・ラングドンである。
彼がその宗教象徴学の世界的権威であるがゆえに、想像を絶する歴史的地理的スケールの
大事件に巻き込まれていくという話。
また、欧州を中心にいわゆる数々の『歴史の現場』で主人公がスピーディな追跡・逃亡劇を
繰り広げていくので、観光名所めぐり的な要素もある。
興味のある人は、それこそスマホなどで検索しつつ、グーグルアースのストリートビュー
などを開いておいて、舞台となった街の実際の道路の映像を辿れば、主人公と一緒に
必死の冒険している気分を味わえるかもしれない。
たとえば、冒頭部で、重要な登場人物が身を投げるフィレンツェの目もくらむような尖塔を、
下から見上げることもできるし、この地上とりわけ観光地などにあふれた人間の数の多さや、
パン屋、肉屋、薬屋と言った、名もなき人々の暮らしのにおいさえ、そこからは感じ取れる。
むろん、舞台の一つとなっている、水没しつつあるべネツィアの街の瘴気も。

と、ここまではベタ誉めだが、実は、ストーリーそのものは、私はいつも最後がどうも
食い足りない。これだけ壮大なテーマを扱って舞台も滅茶苦茶広げておいて、
結末はそれか~い!!!と、いつも不満足に思うのである。(爆)
とりわけ『ダ・ヴィンチ・コード』などは、始まりが面白かっただけに、非常にがっかりした。

映画のこともちょっと触れておこうか。全くの私の偏見と好みだが。
主人公ラングドン教授がトム・ハンクス、というのが第一に私には気に食わない。
トム・ハンクスという俳優は、名優だとは思うのだが、どうも宗教象徴学の大学教授、
というイメージじゃないなあ…
ラングドンは、アメリカ人だが、いつも着古して擦り切れたハリス・ツイード(英国皇室御用達!)の
ジャケットと、下はボタンダウンシャツにチノパンツ、靴はコードバンのローファーという
いでたちなのだ。

ハリス・ツイード②
写真はhttp://matome.naver.jp/odai/2144142010664877701からお借りしました。

なんと、腕には、本人恥じつつ、ミッキーマウスの時計をはめている!
髪は白髪が交じるダークな色。だが、ふさふさと豊かである。
トム・ハンクスは、軍人は似合うが、こういう茶目っけのある学者のイメージじゃないなあ!
なんといっても、ラングドンのシンボルみたいな、ハリスツイードが似合わないよう!
私は、『ダ・ヴィンチ・コード』はむろん映画より小説の方を先に読んだのだが、読んで
ぱっと思い浮かべたラングドン役の俳優の顔は、ハリソン・フォードだった。
彼なら、ハリスツイードが似合う。…むろん私の個人的好みですとお断りしておきますが。

ついでに、『ダ・ヴィンチ・コード』の映画を見た方のために、またしても独断と偏見を
書いておくが、あのなかにシラスという名の、人物造型として極めて魅力的な
修道僧(あまりにも神と教団を愛して禁欲的なるがゆえに『破戒僧』の域にまで
堕ちているといっていいほどの)が出てくるのだが、私は、映画化するならあの役は、
ジャン・レノ以外にいない!とすぐに思い浮かべたものだ。
『ダ・ヴィンチ・コード』にジャン・レノも出ると聞いて、さっすがあ!と思ったのだが、
私の勝手な思い込みで、ジャン・レノは、ファーシュ警部役だった。


           ***

さて。
以上書いてきたように、ダン・ブラウン原作のこれらのラングドン・シリーズは、
私には、非常に興味深く読み始めて最後は安易な解決に肩透かしを食ってがっかり、
というケースが多かったのだが。(それでも、正直、面白いのは面白いのです!)
それではなぜ、この政治ブログと化した私のどくだみ荘で、しかもTPPの採決や
憲法審査会再開など政治的に重大な時期の今、こんなにのんきに推理小説のことなど
記事テーマとして持ち出したか、と言うと、『インフェルノ』の中に、こんな図を見たから
である。


008_20161031124056c10.jpg005_2016103112412258f.jpg


左は、500万~200万年前ヒト亜科と言われる霊長類が誕生したころから、紀元2050年
以降までの人口増加の図。右は、WHOが出した、1750年から2000年までの、
世界の人口増加と、北半球の平均地表面温度、二酸化炭素濃度、国内総生産、
熱帯雨林と森林の喪失、絶滅種、自動車数の増加、水の使用量、紙の使用量、
海産物の消費量、オゾン層の喪失、対外投資、のそれぞれ急激な増加を一つにまとめたグラフである。

まず人口の急増化についてのグラフであるが、『インフェルノ』の中のグラフは
横軸が均等ではない。ヒト亜科が現れてから現在に至るまでの時間があまりにも長く
横軸が長くなりすぎるからである。したがって、わずか2千数10年ほどの変化に注目するには
不都合なので、猿人、原人、旧人類などの時代の横軸はぐっと縮小してある。
本当は、もっと横軸は長く、いかに我々近・現代人が急激に人口増加したかは、もっと
極端なグラフになっているはずなのである。

(なお、ダン・ブラウンのこの一連の著作は、引用した図像、場所、歴史上の事項、
各種データなどは、ほとんど実在のものであり現実であると断り書きがされている)

これでは見にくいので、別なところから人口増加と、エネルギー消費の推移・未来予測
のグラフを借りてこよう。なお引用先は、それぞれのグラフの下のURL。

世界人口の移り変わり
http://ehikima.web.fc2.com/e-note/fig060-1.jpg

このグラフは、『インフェルノ』のグラフのごくごく後期の年代、西暦1年から2050年までを
切り取ったものと考えていいだろう。2050年には、今の地球上の人口70億が、
91億5000万人になるであろうという人口予測をしてある。
『インフェルノ』とも関係してくるので、中世の14世紀ごろ、黒死病(ペスト)大流行により、
人口が激減しているところにも注目しておいてほしい。



エネルギー消費の推移・予測

http://www.mech.nias.ac.jp/biomass/murakami-book-1kou.htm



これは、紀元前数百万年から紀元2100年までを横軸にとった人間のエネルギー消費の
推移と今後の予測のグラフである。これも横軸は、思い切って途中で何箇所もカットしてある。
横軸の数字がとてもわかりにくいのだが、とにかく、私たち人間は地球が数億年かけて
生成してきた石炭や石油、天然ガス、(そしてウランその他の天然資源をも)、 近・現代になって
恐ろしいほどのスピードで蕩尽してしまおうとしているのは見てとれるだろう。

ワットの蒸気機関は1769年のことである。

とりわけしっかり見てほしいのが、図中の図に、『化石燃料の消費』と題した小さな
グラフである。西暦2016年の今、化石燃料の消費はピークに達していることがわかる。
そして。
恐ろしいのは、誰にでもわかることとは思うが、『化石燃料の消費量がゼロになる』
時が、数十年後?百年後?西暦何年かはわからないが、確実にいつかやってくると
いうことである。

それは人類の『意思』によってそうなるのではない。このまま行けば否応なしにそうなるのである。
大きいほうの図に『エネルギーギャップ』という矢印があるが、これはこういうことだ。
すなわち、我々人類はこのまま行けば、2000何年にかはわからないが、化石燃料を使い尽くす。
その時まで、というよりは、それよりはるか以前に、化石燃料に代わるエネルギーを
確保しておかないと大変なことになるぞ!、ということなのである。


それを、そのもとになるウラン自体有限な資源である原子力に求めるのか、それとも
太陽光、風力、水力、波力などの再生可能エネルギーに求めるのかの選択は、
この記事ではあえて語らないでおこう。
私達一人ひとりが向き合うべき問題だからである。


                                               ***


『インフェルノ』。
この作品は、恐ろしいほどの人口増加の予測とその人口爆発がさらに加速する
エネルギーの枯渇や食糧危機、水危機という恐怖のテーマを、ダンテの『神曲』に描かれている
地獄とさらにその『神曲』に想を得たボッティチェルリにより描かれた『地獄の見取り図』とを
下敷きに使って、ダン・ブラウンが書いたエンターテインメント小説である。
ダンテとボッティチェルリは、文と絵画とで、ありとあらゆる罪を犯した人間たち…
生と死の狭間にとらわれた肉体なき魂たちが、その罪の重さと質によって落とされる
地獄=地下世界のありとあらゆる絵図を描き出す。

だが、これを、ただエンターテインメント作品として読むか。
それはまあ、興味おありの皆さんには、小説なり映画なりをいずれ観ていただいて
判断していただきたい。
私は、この小説の中の数行を読んだだけで、この作者と作品を評価する。
ストーリーの結末が甘かろうがどうだろうが、その数行が、そんなものを超越させる、と。
それは、結末部にあるラングドンの想いである。

『地獄の最も暗きところは、倫理の危機にあっても中立を標榜する
者たちのために用意されている。』


ダンテ.アリゲリエーリの言とされるこの言葉。それを作者ダン・ブラウンは、主人公
ラングドンの思念のかたちで、『危難の時代に無為でいることほど重い罪はない』とも
重ねて書くのである。



さて。私たち人類は今、あらゆる意味で、歴史の大きな転換点に立っているのではなかろうか。
留まるところを知らぬグローバル資本主義がもたらした世界的貧富の差の拡大。
貧困がもたらす社会不安。西欧社会の過去の傲慢に起点を持つイスラム世界との軋轢、
そこから生れ出たISなどの憎悪と恐怖の連鎖。地球温暖化のもたらす気候変動など。
人間はどう生きるか、世界はどうあるべきか、という思想・哲学の不在。
核兵器と核燃料の行方。・・・・・・。

日本では、来週にもTPPの衆院での強行採決がおこなわれるかもしれない。
およそ滑稽なほど時代に背を向けた復古主義的な憲法思想を抱く政権によって
世界に誇っていい平和憲法は改竄の一歩手前まで来ている・・・・・・

これらの問題の解決などできるのかと思うと、無力感に打ちのめされてしまう。
この夏の私はそういう状態だった。失いつつあるものが多すぎるのに、多くの人は
それに気がついてさえいない。気がついている者も無力である……

『インフェルノ』のその数行を読んだとき、自分がすべきことが、ほんのわずかながら
見えてくるような気が、私にはした。
私がこの小説をエンタテインメントとしては不満に思いつつも、おそらく自分にとって
忘れ難い一冊になるであろうと思ってわざわざ記事にするのは、その所以である。

それは。
まずは、エネルギーの無駄使いをしないよう自分にできる小さな日々の努力をすることである。
未来の世代のためにできるだけ多くの資源を残すこと。
これは、現在を生きる我々に課された倫理の問題である。

そして。増え続ける異常気候による大災害。その結果としての食糧不足・飢饉 やもしかすると
パンデミック。恐ろしい水の奪い合い…・・・・・・。
来る危難の時代に備えて、目先の利益や国家・政治家などの面子、思想信条・国の違い、
そのようなものを超えて、皆で力と知恵を合わせていくことこそが喫緊の課題である。

目先に迫ったTPP強行採決。TPPを考えるのに、この地球の気象異常と爆発的人口増加をも
しっかり念頭に置いておかねば駄目である。
『食の自給』確保は、武力防衛と同じかそれ以上に真剣に考えねばならない
もう一つの『自衛』である。

世界の国々と仲良くすること。これは、武力による防衛に勝る『自衛』の手段であると
私は改めて思う。たとえばある国と戦争状態に入れば、その国からの食の輸入は途切れるのだ。
むろん食の輸出もできなどしない。『経済効果』もへったくれもなくなるのである。
それは、日中・太平洋戦争を経験した我々はとうに知っているはずではないか?!

また、今日本は、株価が上がったから(官製相場!)から景気が上向きになってきたようだの
良くも悪くもその原因の一つは原油安だの何だのと言って、原油の値段の経済効果に
与える影響ことばかり報じて、今石油が安いからと言ってそれを潤沢に使うことの罪には
思いを致さない。
今、安ければ、ずぶずぶと使っていていいのか!
石油はいずれ枯渇するのだぞ!
熱源だけでなく、衣類・建材などありとあらゆるものに加工されて形を変えて、現代に生きる
我々(おそらく未来の人々にもそれは必要なものだ)の生活を豊かに支えている石油。
いくら強大なエネルギーを持つ原子力と言えども、原子力は『熱源』『動力』にはなれても、
石油のような働きはできないのである。
それは、太陽光、風力、水力などについても同様。
そのことをちょっと考えてみてほしい。石油を経済効果や金融取引の面からだけ
考えては駄目である。無駄遣いするほどには、もうそれは残っていないのである。
地球が数億年かけて生成してきた石油や石炭を、われわれは、ここ200年程の間に
使い尽くしてしまおうとしているのである!


ここに掲げたいくつかのグラフ。
これを見ていて、強く心に思うこと。
『人類に、戦争などしている暇はあるのか???!!!』


私自身も、ブログで個人的好悪に引っ張られすぎてはいけない。どうしても、そこには
憎悪や対立という無駄なものが生まれる・・・。
『理』でもって書いていくこと。『普遍』の『理』に立脚するのだ。







スポンサーサイト

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

オスメスの本能論を排する

この事実に関して、動物の雄は生殖のために雌を追い求め雌は雄を受け入れる選択をするような本能を持つから当然だ、という俗説で私たちはたいてい納得させられています。一方、科学は、本能といわれるものの存在自体を否定しています。哲学の科学を標榜する拙稿としては...

コメントの投稿

非公開コメント

Re:んさんへ

んさん。こんにちは。

『タワーリングインフェルノ』。
映画史に名前が残る大作ですよね。私の好きな俳優さんたちがたくさん出てる。
観たかなあ…観てないかなあ……
私は、ポール・ニューマンがとても好きだったので、テレビでおそらく放送
されていれば、観てるはずなんですが、記憶にありません。
記憶にないってことは観てないのかな。(なんじゃその曖昧さは!笑)

高層ビル火災。その恐ろしさは、不幸な形で現実になってしまいました…
人為的要素がからむ火災とテロ…その原因は違いますけれども。
予言的映画といえば、これまた私が大好きだったジャック・レモン主演の
『チャイナ・シンドローム』は、原発事故の話。この映画が公開されてわずか
12日後に、スリーマイル島原発事故が起きました。

『タワーリング・インフェルノ』も『チャイナ・シンドローム』も、人智を
集めて出来ているはずの巨大な組織・構造物も、ずさんな管理や不幸な偶然の重なり、
人間の人為的ミス、初期段階での事故隠しを図る人間の保身行為によって
事故がさらに拡大、ついに手がつけられない大事故になってしまう、といった経過や、
報道を含めたトップの関係者が隠ぺいに走る、といった構造などは、後の
チェルノブイリ事故や東海村のJCO臨界事故、福島第一事故などの構図と
驚くほど似ていますね。
大事故に至る経過、というのはいつも得てして似ている。
高層ビル火災の恐ろしさも、他人事ではないです…。

日本の政治がダメなだけなら、それを批判して変えていけばいいわけですが、
金融グローバリズム、格差の拡大などによる社会不安、そこから生まれる
怨嗟と暴力の構図、などは、世界的な規模なので、もうどうしていいのか
わからなくなります。
そんな大きなこと、個人の力じゃどうしようもないんだから、放っとくしかない、
とは思えども、人間としてそれでいいのか、とも思う。

ほんとは次にアップしようと思っていたTPP関連の記事。そこで触れますが、
ごくごく少数の大金持ちたちに世界の富がますます集中していく、この世界の構図。
どう考えてもおかしいですよね。
そうしたこの世の栄華を極めた暮らしをする人がいる一方で、貧困と暴力と破壊の中で
あすの命さえ知れずかろうじて今日を生きている子供たちがいる。

『「権力という麻薬に侵された」日本を含む一部の国のトップ達』
ほんとですね。権力や富は麻薬のようなもの。一度手に入れたら、もう手放せなくなる。

んさん。ありがとうございます。



などの構図を、見事に

インフェルノより・・・

昔懐かしのハリウッド映画、豪華オールスターキャストの「タワーリングインフェルノ」かのう。

パニック時の人の浅ましさと共に、困難に立ち向かう勇気の両方が当時は素晴らしいと思ったんじゃが。

映画では、ビル屋上の貯水槽を爆破して火災を鎮圧し事態を収束に導いてたけど。
現実に同様な高層ビル火災がおきたら映画のような簡単な事態収束は無理だと思う。


ところで、「人は戦争などしてる暇はあるのか?」との事。

それが分かって無い・・・否、忘れてしまう程の「権力という麻薬に侵された」日本を含む一部の国のトップ達でしょ。

更に、その手に入れた地位を未練がましく任期延長や独裁政治によって不必要に手放さない傾向が増えてきてるかな?と思える事(国)があちこちに見え隠れしてるよね(苦笑)

Re: 玄さんへ

玄さん。こんばんは♪

無沙汰ばかりしていてごめんなさい。ようやく書く気力が少し戻ってきたのは来たの
ですが、なかなか皆様のところもお訪ねできなくて。
パソコンも絶不調。動いてくれるようになるまで毎日パソコンと格闘です。

前半部。^^
『インフェルノ』はですね。玄さんなどお読みになったら、あちこちで
疑問や激怒、かもです。(笑)私が読み飛ばして全然気づかない歴史認識とか。^^
でも、
『地獄の最も暗きところは、倫理の危機にあっても中立を標榜する
者たちのために用意されている。』
というダンテの言葉をいわば主題にしているということだけで、この作家の
思想の根本はわかるような気がします。

水問題。
水問題は、このブログを始めたころは、原発問題の次くらいに、私の関心のある
テーマだったんですよ。
バーチャルウオーターのことも、いつかきちんと記事にしようと思っていて、
でも、政権交代が起こり安倍政権が誕生して、秘密保護法、安保法制、
TPP、改憲と…次から次に重大な問題が起きてきて、いまだに記事にできずにいます。
w氏などと、コメント欄で、その問題について語ったこともありました。

いや~、実は、水問題の記事。書いたつもりでいたんですよ~。
も一度読み返してみようと思って、ブログ内検索かけてみたんだけれど出てこない。
おかしいなあ…あるお嬢さんと、アメリカのオガララ帯水層のことや、トウモロコシ
栽培のことなど、話し合った記憶が確かにあるんだけどなあ、と不思議で。
そしたら、前のブログで書いていたんでした!
でも、確かにバーチャルウォーターのことも書いたはずなんだけれどなあ、と思って
さらに探したら、まだ書きかけで、アップしていなかったのでした。
それじゃ検索にかけても出てこないはずだ。

バーチャルウォーターのことについては、もうずっと以前、アサヒの別刷り折り込み
『GROBE』に、いい特集が組まれていましたね。
それまで私は、バーチャルウォーターという言葉自体も知らなくて、

『日本は水が豊かな国だから、心配することはない、というのは大間違い。
日本の水の輸入量は、世界最大』
というので驚いてしまいました。「なぜ?こんなに豊かな水資源に恵まれた国なのに?」

でも、それは実は実際の水の輸入量ではなく、食料自給率わずか40%という我が国が、
もし仮に、自国で輸入に頼っている分の食料を生産した時にどれほど水を必要とするか、
という、仮想の水の量のことなんですよね。
ハンバーガー1個を作るのに必要な水の量は、約1トン、牛丼並盛り1杯では約2トン
の水を使っている計算になると言う。

おっしゃるように、日本の食の自給率が低いということは、海外から食料を
輸入するということ。その農産物を作るのに、海外の水を使っている。
結局、私たちは、意図せずにそれでなくとも水資源に乏しい国々などの
農産物などを買って、その国の民から水を奪っているということ。

農産物だけではない。私は花好き。でもそのバラの花をケニアから来た花とは
知らずに買う。ケニアでは花卉栽培の農場が大々的に営まれていて(むろん
先進国の資本でしょうね!)、そこで雇用も確かにわずかには生まれるのだけれど、
それはほんの一部の人の利益になるだけ。
その花卉プランテーションで働けない人々にとっては、そのバラ園は、自分たちの
湖のなけなしの水を奪うものでしかないわけですよね。栽培に使用される殺虫剤や
農薬が廃液となって湖に流れ込み、増加する生産者の生活排水が原因で湖の水は汚染。
農薬は湖に生息する魚に蓄積され、その魚を摂取する事で周辺住民の健康被害が起こる。
バラを買うとき、いつも、これはケニアのバラかなあ…とためらいます。
このことは、玄さんへのコメントで、一度話したことがあるような気がするんだけど、
どこにいっちゃったか…もう探せないなあ。

とにかく。先進国の人間は、ろくなことしてないですね。

そうなんです。私もね。今どうしようもなくなっているISなどの脅威とか、
先進国と後発国でますます広がっていく貧富の格差とか、移民問題とか…
この水問題もそうですが、世界が抱えている問題の多くは、
中村医師のアフガニスタンでの活動が、いろいろな問題の解決の重大なヒントに
なるんじゃないかと思っているんですね。
それで、その活動を支援しているわけなんですけど…。

水と食料とを自給できるようにすること。職があること。
自分の土地で食べていければ、タリバンやISなんかには若者は入らないです。
そしてそこでさらに『教育』を与える!
中村医師のやっていることはすごいですよね。
すべてのアフガニスタンの問題の根本は、まず、水だ!と喝破して、実際水路を
作っちゃうんですから!

『中村医師のやってること
瀉水置平地,各自東西南北流というのは天の理にかなっている。
在るべき水,使うべき用を為す 』

本当に。あの方のやっていることを見ていると、ほんとに『天の理にかなっている』
そんな感じがしますね。国の違い、宗教の違い、肌の色の違い、言葉の違い…
そういうものをはるかに超えている。それは、天の理にかなっているから。
『瀉水置平地,各自東西南北流』というのは、玄さんの根本思想でもありますね。^^

水問題は、本当に改めて記事をまとめてアップしたいのですが、追いつきません…

明日はTPPのことと絡めて、多分水問題にも触れると思います。
国民の大方は、TPPについての説明は不十分だと思っている。
国会議員たち自身だって、はたしてそのどれほどが、協約の細部まで理解
しているのか。
それなのに、TPPは、もうあと数日で国会で通ってしまう。
どんな複雑かつ重大な問題も、今は政権与党の思うままに決められてしまいます。
そのことの危険を、どうして国民はわからないのだろうか!
むなしくも暗くもなりますよ~~~!(苦笑)

玄さん。彼岸花ようやく復帰。^^
またいろいろ教えてね~~~。





日本の支援も、自衛隊に駆けつけ警護をさせることなどではなく、その国の人が
何とか食べていける、教育を受けられる…そのことのためにエネルギーを使うべき
ですよね。
それも、ただ単に与えるだけの支援でなく、現地の人々が自分たちで
維持していけるようなそんなインフラでなくっちゃいけない。

Re: MATZ-TSさんへ

MATZ-TSさん、こんにちは。
いつも情報ありがとうございます。^^
ですが、教えたいただいた審議の様子、私、見られなかったのです。
私のパソコン、もうガタがきているので、いろんなことが不自由です。
ブログ書くのも、いつも正常に動くようになるまで一苦労してますし。
でも、玉木議員のツイッター見て、およそのことはわかったかなと思うんですが。
アメリカやカナダで豚、牛などの飼育に使われている肥育ホルモン剤や
遺伝子組み換え鮭のことでしょうか?
他にも問題を指摘してらしたのでしょうか?よかったら教えてくださいね。
今朝の新聞には案の定、4日に採決の見込み、ということしか書いてなかったです。

成長ホルモン、遺伝子組み換えで異常に速く成長する牛や豚や魚。
気持ち悪いですよね。人間にだって影響ないはずがない。
クローン羊のドリー。狂牛病。核兵器……。人間は、手をつけてはいけない領域に
すでに手を染めてしまいました……。

しかし。『インフェルノ』とも関係ありますが、人類は、爆発的に増えていく
人口を養っていくために、いずれ、そうした遺伝子操作や薬品漬けなどの
不自然な食料を、短期間で大量に育成しなければならない時代に否応なしに
陥っていくだろうとは、悲観的に思っています。
この年々激しさを増していく地球的規模の異常気象。干ばつと大洪水によって
奪われる農作物の安定供給。
いずれ極端な話、人間は、そうした肥育ホルモンによって早く育つ食肉や野菜、
穀類、そうしたものばかりに頼っていく時代に否応なしに入っていくのかもです。
野菜なども安定的供給のために、科学的に完全に管理された地下工場で育てるとかね。

思えば、人間は、すでに早くから生物の罪作りな改造をしてきていますね。
アナグマを借り出すために手足が短くなるよう改良されたダックスフント。
12世紀のイギリスで、鎖に繋がれた牛と数頭の犬を戦わせる見世物(ブル・べイティング)
のために、マスティフ犬から改良されてあのように鼻がつぶれて足が短く
重心の低い体型になったというブルドッグ。
ブル・ベイティングは賭けごととして催されたんですね。
人間の欲望や楽しみのために創り変えられたブルドッグは、自力で出産できず、
帝王切開しなければならない。鼻が異常に潰れているため、呼吸困難があり、
体温調節が苦手で、高温に弱い。噛むことも苦手。皺が多いので皮膚病が多い。

ただ、品種改良は、たくさんの恩恵も人間にもたらします。私たちが日々恩恵を
受けているお米も、寒冷地や水害、乾燥に強い品種など品種改良に改良を
重ねておいしいお米を安定的に食べることができるようになった…

おいしい食品を安定的に供給できるよう品種改良する、というのも、半永久的な
電気供給を原子力に求めるという幻想も、同じ人間の欲と必要から生み出されたものと
言えます。
もう、後戻りはできないだろう…。行きつく先は、クローン技術や遺伝子組み換え、
肥育ホルモンなど薬品漬けの食肉、地下工場で太陽光を浴びないで育つ野菜、
などということになるのでしょうね。

でも。人間が生き抜くために自然に手を入れる、ということにも、当然倫理的に
あるところから一線は引かれるべきだろうと思います。
その一線をどこに引くか、というのは非常に難しいのですが、それでもその一線はある。
だけれども、人間は、いずれ、自らの強欲のために、自然から得られる恩恵、
という慎みを忘れて、あるいはその強欲の結果としての地球環境破壊のせいで、
否応なしに、不自然な食品増産にこれからも突っ走っていくのだろうな、と
思っています。

私は、アメリカ産の豚肉は買いたくないです。肥育ホルモンなど薬品漬け、
ということを知る前に、アメリカの出資したアメリカ人経営のメキシコの
養豚場での、それこそ目を覆いたくなるような不衛生で非人道的な豚の飼い方
を映像で見て、食べる気がしなくなった…
それを言えば、日本の肉鶏ブロイラーの飼育場も同じかもしれませんが、
少なくとも衛生的ではあるだろう…
農薬に関しても、実は日本の野菜が安全、ということも一概には言えないんですね。
日本は信じられないほど、農薬の使用の多い国です。数字的にいえばアメリカの
7倍という。
でもそれにはそれなりの理由があって、育てる作物の種類、耕地面積の問題、
国民性、など色々な原因があります。アメリカなど膨大な土地のある国で、
病虫害の比較的少ない麦やトウモロコシや大豆を育てるアメリカと、狭い
作付面積の温暖多湿な土地で、病虫害も少なくない多品種の野菜を集約的に
育てる日本とを、数字上のことだけで比べるわけにもいかない面がある。
また、潔癖好き過ぎる日本人の性格も大いに影響しているでしょうね。
キャベツやブロッコリーに、小さな青虫一匹いただけで売れない。真っすぐで
傷一つないキュウリやインゲンでないと売れない。

食品の安全性の問題は、このように複雑ですが、必要以上の農薬など化学薬品
遺伝子組み換え…、そうした不自然な食べ物は、子供たちに与えたくないですね。

これからおそらく確実に進行していく異常気象。爆発的人口増加。
食料。水。エネルギー。鉱物資源。それらの奪い合いの時代は、同じように確実に
くると思います。
地球規模で、国境などを超えて、人類全体で考えていかないといけない時が
既にきていると思います。
しかし、その一方で、国はやはり、自国の国民を守ることも考えていかないと。
食料の自給率・安全。食の防衛は、大事な大事な問題ですね。
TPPは、拙速に決めてはならないと思います。情報も説明も全然足りてないです。

次に玄さんのコメントに、水のことも書きますので、よかったらそちらも
お読みくださ~い。^^
いつもありがとうございます。


朝鮮で、食糧難対策の一つとして

バーチャルウォーター

こんにちは。前半部分はよくわからないのですが・・・

日本は水だけはゆたかにある,と,あまり水そのもの,「水」ジタイのバランシングを考えませんが

食料自給率が低いということは何を意味するか,といえばそれだけ農業に使うべき水を,どこかで消費してます。

それが,おいしい水,ということです。

人類が生存するに本当に必要な産業がいくつかある,とその中で農業というのは最も水を使います,その使われるべき水を,なにか別につかっている。

食料を作らずに水はムダに消費する日本のライフスタイルは実はアフリカの飢餓にも直結する,アフリカや途上国の水を食い散らかしているのがわたしたち,という。
これはバーチャルウォーターという考え方で学説化がなされてます。つまり日本は・・・・
仮想水のバランスが戦争を起こすとすると日本は悪の枢軸に入る,ということですね

中村医師のやってること
瀉水置平地,各自東西南北流というのは天の理にかなっている。
在るべき水,使うべき用を為す

それを一顧だにしない。奪い合いはすでに起き,今のところ日本は勝者ということなんじゃないでしょうかねw
失礼><クラいですねw

Re:MATZ-TS

MATZ-TSさん、こんばんは。^^

サスペンス小説というのかな、推理小説というのかな、私もそう読む方ではないんですよ。(笑)
日本のも海外のも、名作と言われるようなものもほとんど読んでいません。
昔読んで面白かったのは、フレデリック・フォーサイスの『ジャッカルの日』でした。
(古いなあ!笑)
そんなに読む方じゃないんですけど、かつて結構一時はまっていたのが、警察小説と
いうのかな、パトリシア・コーンウェルの『検屍官』シリーズ。
これは、ストーリーそのものというよりは、アメリカの警察やFBIなどの
内幕というか実像のようなものが垣間見える気がして興味深かったです。
『死体農場』などという作品には、そういうものがアメリカには本当にあると知って、
「アメリカって、なんて怖いというかすごいというか、徹底した国なんだ!」
と思って、こりゃかなわないな、と感じました。
でも、シリーズの途中から突然面白くなくなって読むのやめてしまった。

最近では、スウェーデンの作家スティーグ・ラーソンによる『ミレニアム』シリーズは
すごく面白かったです。
何が面白かったかと言うと、スウェーデン政界の腐敗問題と女性差別(DVや人身売買)
を描いた社会派ミステリーだからなんですが。
私は、ただハラハラするとか、怖いとか、謎解きにチャレンジするとか、そういう
エンターテインメント性に魅かれるのではなく、やはり、社会の裏側をえぐった
ような作品が、ミステリーでも好きです。
この『ミレニアム』シリーズは第一作の『ドラゴン・タトゥーの女』などが映画化
されてテレビでもやっていましたよ。
でも、『ドラゴン・タトゥーの女』に関しては、ハリウッド版でなく、スウェーデンの
テレビ局が制作したものの方が圧倒的によかったです。
スウェーデンの寂しい冬景色とか、新聞社の人間たちの描写とか、ハリウッド映画では
絶対に描き出せないだろうな、という独特の詩情がありました。

スウェーデンのミステリーが面白いのは、ただの娯楽作品とは違う、社会批判の
要素が強くて、政治腐敗や移民問題、DVとか児童虐待、人身売買とかの
小奇麗に装った現代社会の裏に潜む歪みを扱っているからかなと思います。
私はなんせ松本清張が大好きな人間ですから。^^

TPP。なぜ採決をそう急ぐんでしょうね。
おっしゃるように、走り出したら止まることを知らない、日本の悪い癖が
もろ出しになっているような気がします。戦中の陸軍と同じ。
アメリカでさえ、自国の利益にもっと適うようにすべきといったん立ち止まる
動きを見せている。カナダなどは完全にそうですね。
なぜ、日本が、そう急ぐ必要があるのか。オバマのアメリカに追随する一心じゃないかな。
TPPは、国と国の、あるいは巨大企業と国との利益のぶつかり合い。
相当にしたたかでないと、日本の社会のインフラまで破壊されてしまいかねません。
本当に問題だらけの協定だと思います。
しかも、国民に十分にその利益不利益が説明されて納得されているとは到底
思えません。おそらく、議論する当の国会議員の先生方だって、何千ページとある
協定書を隅から隅まで細かく読んでいる人は少ないんじゃないでしょうか。
こうした取り決めは、ほんとに、わずか一行の目立たぬ文にも、国家の
基礎を揺るがせるような怖い取り決めが隠れているかもしれませんし。
次、TPPについて書こうと考えています。急がねば。

『化石燃料は、本当に優れたエネルギー源ですよね。発電所建設も太陽電池製造も、ウラン燃料作成も、それらのための資源の採掘も、化石燃料に依存しています。』

そうなんですよね~。石油というものは、ほかのもので代替することができない
資源だと思うんですね。熱エネルギーとしてなら原子力がある。衣服なら木綿や
麻など従来の天然繊維もある。食器などは陶器や木だっていい。動力としてなら
燃料電池や水素など代替できるものはたくさん考えられ出している。
個々の代替物はなくはないのです。
でも、それらすべてをそれだけでかなえている資源は石油しかない。
おっしゃる通り、原子力プラントだって太陽光発電だってその他のプラントだってなんだって
石油がなければ、建造することさえできないんじゃないですか。

『いくら、再生可能エネが拡大しても、化石燃料に頼ることをゼロにはなかなかできないでしょう。そういう意味では、必要最小限の化石燃料採掘を、できるだけ長く続けるような世界的な取り決めが必要と思います。』

ほんと。そう思います。
でも、愚かな人間は、今原油安ということで、それを使い放題に使っている。
少し前のオイルショックをもう忘れたの!と言いたいですね。
『原油高』とか『原油安』ということが、金融資本の動きの契機や指針程度にしか
思われていないことに、ほとんど恐怖を覚えてしまいます。
この小さなグラフの『石油消費量がゼロ』となる時のことを、人々は考えて
いるのでしょうか。

『パリ協定』は、その意味で、人間の叡智の一つの表出かも知れませんね。
多くの心ある哲学者や経済学者たちもずっと警告して来てくれたおかげで、
環境ということに、本当に目が向くようになる兆しが仄見えます。
アメリカでさえ、近年たびたび襲ってくるハリケーンの規模とその被害拡大や
水資源の枯渇、干ばつや巨大山火事などと言った異常気象を経験していれば
地球の発する警告に目をそむけてばかりはいられなくなったかな。
世界の潮流に遅れているのは日本の現政権ばかり。ですね。
アメリカの顔色ばかり見ているからそういうことになる。
世界の現実をしっかりと見つめてもらいたいですね。
原発と核の問題、異常気象、…日本はあらゆる意味で、世界の先導者に
なれる位置にいるんだけれどなあ。
MATZ-TSさんがテーマにしていらっしゃる炭素税(環境税)の考えは、いずれ
この世界の潮流となるかもです。ピケティなど様々な人がそれを唱えている。
あきらめないで、訴え続けていくことだと思います。^^

でも。TPP!
ほんとに、それは、そうした取り組みもISD条項などという不気味な
約束で、炭素税の取り組みなども『障害』とみなされてつぶされるかもですね。
ほんと。(泣)ですよね。

ジェットストリームですか。^^
いい音楽いっぱいありましたね。懐かしいです。もう、ジェットストリームお聴きに
なりながら、お眠りになられたかな。

衆議院TPP特別委員会10/31

彼岸花さん

 寝ようと思ったのですが、ふと思いついて、衆議院のTPP特別委員会のインタネット中継を見てました。

民進党の玉木議員の質疑だけ観ましたが、ますます不安になりますね。食の安全。これって、新聞に明日載るのかな? 載りそうな気がしない。
http://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php?ex=VL&deli_id=46137&media_type=

報道ステーションでも一部だけ紹介で、結論が何かわからなかったし、他の議員も別の重要な質疑をしているような気がする。

ぜひ、ひとりでも多くの方に見てほしい。

No title

今晩は、MATZ-TSです。

インフェルノは観ていませんが、後半 同感です。

「目先に迫ったTPP強行採決。TPPを考えるのに、この地球の気象異常と爆発的人口増加をもしっかり念頭に置いておかねば駄目である。
『食の自給』確保は、武力防衛と同じかそれ以上に真剣に考えねばならない
もう一つの『自衛』である。」

TPPは、その全貌がマスコミによっても政府によってもほとんどまともな説明もされず、なぜか強行採決、異常事態としか思えませんね。リテラには、経産省の悲願とか書かれていますが、本当かな? 理解不能ですね。グローバル企業の目先の利益しか考えない、どの国にとっても不幸の始まりとしか思えない。。。

化石燃料は、本当に優れたエネルギー源ですよね。発電所建設も太陽電池製造も、ウラン燃料作成も、それらのための資源の採掘も、化石燃料に依存しています。

いくら、再生可能エネが拡大しても、化石燃料に頼ることをゼロにはなかなかできないでしょう。そういう意味では、必要最小限の化石燃料採掘を、できるだけ長く続けるような世界的な取り決めが必要と思います。

そのようになれば、自然に人為起源の二酸化炭素排出も急減するのではないでしょうか?

でも悲しいかな、そうなりそうにはないですね。人間の倫理観は、古代からそんなに進歩していないと思えるし、一方人間の持つ力は古代に比べて何万倍にもなっているわけで、そのチカラを欲望に使った弊害も、何万倍にもなる道理です。

しかし、パリ協定が1年もたたずに発効したことを考えると、一縷の望みはあるかも知れません。かなりの部分は、脱化石燃料が巨大ビジネスになる、という思惑かもしれませんが。。。日本は、これにも乗り遅れてますね。安倍さんは、温暖化問題にはほとんど関心ないようだし。原発に固執しているし・・・・

私が考えてきた環境税制(炭素税)の活用も、輸入品に適用すると、ISD条項で訴えられそうですね。行き詰まりですわ(泣)・・・

まあ、あまり考えても仕方ないので、昔よく聞いたジェットストリームでも聞いて寝ますね(笑)。
プロフィール

彼岸花さん

Author:彼岸花さん
リンク、トラックバックご自由に。

『しだかれて十薬忿怒の息吐けり』

『南亭雑記』の南亭師から頂戴した句。このブログになんともぴったりな句と思い、使わせていただきます。
十薬とはどくだみのこと。どくだみは踏みしだかれると
鮮烈な香りを発します。その青い香りは、さながら虐げられた若者の体から発する忿怒と抗議のエネルギーのよう。
暑い季節には、この強い歌を入口に掲げて、私も一民衆としての想いを熱く語りましょう。

そして季節は秋。
一足早いけれども、同じく南亭師からいただいた、この冬の句も掲げておきましょう。

『埋火に理不尽を焼べどくだみ荘』

埋火(うずみび)は、寝る前に囲炉裏や火鉢の燠火に灰をかぶせて火が消えてしまわぬようにしておいた炭火などのこと。翌朝またこの小さな火を掻き立てて新たな炭をくべ、朝餉の支度にかかるのです…

ペシャワール会
http://www1a.biglobe.ne.jp/peshawar/pekai/signup.html
国境なき医師団
http://www.msf.or.jp/donate/?grid=header02
最新記事
最新コメント
リンク
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
カレンダー
06 | 2017/07 | 08
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

FC2カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
QRコード
QRコード