『TPP日本が可決  NAFTAとTPP』


12月9日。14:30.たった今、TPPとその関連法案が可決された。
参院本会議での投票の様子をネット中継で見ながらこれを書いていたが。 なんと愚かな!!!

ご承知のように、TPPはトランプ次期大統領が撤退を選挙公約で表明。トランプ氏が考えを変え、
アメリカ議会でも承認されない限り、発効しない。それは、12カ国の合計の60.4%のGDPを
占めているアメリカの参加なしでは、 ルール上からTPPは発効できないのである。
ベトナムはすでに見送りを表明。なのに、なぜこの問題のきわめて多いTPPを、日本が 強行採決
までして批准しなければならないのか。

奇しくも昨日は、日本がアメリカとの戦争に踏み切って真珠湾を爆撃してから75年目であった。
なぜ、勝算の見込みなどない対米戦、ひいては対世界戦に日本は突き進んだのか。
その前に、なぜ日本は、アジア侵略に突き進んでいったのか。
一度動き始めた流れを止められない。やめた方がいいという意見も多くある中で、 誰もが
責任を持ってそれを言い出せない、結局責任の所在も明確でないままにずるずると 期限が来て
決定的に動き出してもう止められなくなってしまうという、日本の宿痾のような 無責任体質が
またしても発揮されようとしている。
それは、福島第一の廃炉や住民の生活 再建もままならず核燃料廃棄物も行き先もないまま
原発を再稼働する体質や、豊洲新市場の 盛り土問題、膨らむオリンピック予算など、あらゆる
ところに見られる杜撰と同じ構図だ。

そもそもTPPの本質が、余すところなく国民の前で語られたということがあっただろうか?

国会での議論も、また大手新聞、テレビなどの論調も、そもそもの最初からTPPが この国の経済を
活性化させる、という視点中心で語られてきたように感じる。
そのマイナス面、怖さも含む全貌については、知る者は国会議員の中でさえごく一部 だったのではないか。

日本語の正文もない公式文書を批准する?

そもそもTPPの公式文書は、英、仏、スペイン語で書かれたものだけであって、日本語の 正文は存在しない。
それは、日本がTPP交渉にあとから参加したという理由が大きいのだが、 それでも同じくあとから
参加したカナダは、英仏両語を話す国民に配慮して、フランス語の 正文も作ることを要求し、
フランス語の文章ができたといういきさつがある。
12カ国中のGDPに占める日本のそれの割合は、17,7%。アメリカに次ぐ規模であり、
日本が参加しなければTPP発効はやはり難しい。その大きな存在である日本の国語の正文がない。
日本政府とその交渉官は、正文を作る要求さえしてこなかったのか!

英文で正文が2000ページ、付属書も含めると5000ぺーじにもわたるという 公式文書の、
日本語要約(『TPP協定全章概要』が97ペ-ジ。そのほかに別添え 添付書などが110ページほどある。)
は、2015年10月12カ国の大筋合意が 得られたその後の11月になっては出ているが、
合意後にようやく概要の翻訳が 出されるって、いったいどういうこと!!??
それでどうやって国会議員たちはそれまで議論をしてこれたの?

ちなみに、私、その97ページの概要を、投資関連など気になるところだけ拾い読みしてみたが、
外交文書・法律文書に慣れたものでないと、到底細部まで読みこなせない。
英語原文とそのごく大雑把な日本語概要を精細に読み比べた専門家の言で、そんな
概要のしかも翻訳ミスなども存在する大変に粗い文書で大事な対外交渉を進めるのは
大変に危険だ、ということがどこかに書いてあったが、素人でもそう思う。

日本国憲法に見てわかる通り、法律の条文というものは、たった一行といえども
解釈を さまざまに許すものである。
今日つい先ほどTPP賛成の票を投じた日本の国会議員の、 一体何人が、その微妙な
内容を多く含む5000ページもの英文を、隅々まで読みこんだと 胸を張れるだろう!
彼らは自分たちがよく知りもしない協定を批准したそのことに、後々どうやって責任をとるのか!

そもそもTPPの交渉過程は、原則非公開で、各国からはこの協定に関わる3名の
関係者しか閲覧することはできない。また交渉過程の詳細も、締結後4年経たないと 公表されない。
ところが。 米政府は2015年3月。米通商代表部のフロマン代表とルー財務長官が 出席した
民主党の集会で、フロマン代表は、新たな措置によって議員らはTPPの 各章の要旨に加え、
全文を閲覧できるようになると説明しているのである!
アメリカは、ちゃんと、国会議員も見れるようにしたのに、日本はその要求もしていない。
ちなみに、アメリカがEUと結ぼうとしてたTTIPも、EU側はとりわけISDS条項の透明性を求める
要求をしているが、日本政府の国会の議論における野党議員からの この点についての
質問への答弁は、いつも「心配に及ばない」の一言である。
いったい、日本の国会議員たちは、TPPのことをどれほど理解しつくして議論を 進め、
きょう可決成立させるに至ったのであろうか?
アメリカやEUの議会がそれぞれに要求した程度のことを、彼らは国会議員として
要求してきたのであったろうか?

TPPの本質。それは、圧倒的な不公平と不透明さである。
それは、一部巨大無国籍企業のための『自由』貿易協定であると言っていい。



『自由』貿易協定。それは植民地政策と同じ不公正なシステムを含む。

前回の記事で、私は、ラジ・パテル著『肥満と飢餓』という本を紹介した。
この本は、世界の食料生産とその流通、供給システム、いわゆるアグリビジネスに潜む
不公平と不公正の構造をえぐりだし、それが10億人の飢餓と10億人の肥満や、恐ろしいほどの
環境破壊へ繋がって行くという非人道的側面を鋭く指摘した本だ。
『10億人の肥満』といっても、それは『肥満=豊かさ』ということを意味しているのではない。
アメリカのような先進国の子供たちに見る肥満傾向。偏った栄養とカロリーの食しか選べない、
貧しさゆえの肥満、を意味している… 400ページ以上もある本書のすべては語れないが、
松岡正剛氏の『千夜千冊』にこの本が 紹介されているので、概略を知りたい方はこちらをどうぞ。
http://1000ya.isis.ne.jp/1610.html

『肥満と飢餓』の中に、今回トランプ次期米大統領が離脱を示唆しているNAFTAやTPPにも
関連してくる象徴的な図があるので、紹介する。 下の図の左側の黒い砂時計のような図がそれである。
流通のボトルネック構造だ。『ボトルネック』とは、瓶の首。 まさに、口のせまい瓶を二つ、
口のところで上下に重ね合わせた形をしている。 このボトルネック図自体は、『肥満と飢餓』にも
載っているのだが、取り込みできないので 下記のサイトからお借りした。
このサイトの記事もどうぞよければお読みください。
http://blog.midori.info/2012/02/blog-post_26.html 大豆資料のボトルネック 砂時計のようなこの図は、ブラジルの農家が作った飼料用大豆が、肉牛・乳牛、豚肉などの酪農・畜産農家で購入
使用され、それが加工などされてスーパーなどの店舗に並び、 最後にヨーロッパの消費者の
口に入るまでの諸過程での関連業者数を簡単に図式化したものだ。
一番上の大きな三角部が、ブラジルの飼料用大豆農民だ。 真ん中の四角部分が『畜産・酪農家』や
『加工・包装業者』などだ。 一番下のまた大きな三角部がヨーロッパの食肉・その加工品などを
買う、要するに『消費者』だ。 この三つの部分に携わる人口や業者が多いのは素直に判るだろう。
だが、途中でこの三つをつなぐ極端に狭くなっている部分がある。いわゆる『瓶の首』部分だ。
ここが、飼料用大豆を大量に集めて粉砕し飼料として加工したり、それの流通システムを掌ったりの
いわゆるアグリビジネスの巨大企業で、 ここを示すカーギル、ADMなどの5社。この5社が
市場の60%を占有している状況、 とりわけ、カーギル、ADM、ブンゲの3社では、市場の80%を
占有しているのである!


図の右の方は、ブラジルの農家が、借金をして元モンサントなど巨大無国籍企業から、 遺伝子
組み換えの種子、化学肥料、農薬などを買い入れ、一部富農は利益を売る場合もあるが
零細農家では、飼料用大豆の生産過多→価格暴落→紗金返済と生活のための更なる 作付増加→
更なる価格暴落→借金の増大のため土地を手放し低賃金労働者となる… という構図
を表したものだ。
同じ上のサイトからこの図もお借りする。


消費者と農家


これはアメリカの農家と消費者の実情を折れ線グラフにしたものだ。
消費者が食料を買うために費やす費用(実線)は下がることはなく現状維持か、長期的に見れば
上がり続けているのに、農家が得る金額(点線)は変動が大きく、しかも明らかに年々下がり 続けている。
これらの図はたまたま、ブラジルの飼料用大豆とヨーロッパの消費者、またアメリカの農家と消費者を
扱ったものだが、この構図は、何もブラジルやアメリカに限らない、また飼料用大豆に限らない。
世界中でこの、生産者は多く消費者も多いのに、中間にその流通を支配する少数の 巨大アグリ
ビジネス企業が存在するために、消費増大があってもそれが生産者の懐に 入って行かない、
要するにごく一部の大企業による中間搾取が行われているというこの ボトルネック構造は見られるし、
それが大きな問題となっているのである。

たとえば、みなさんも、エチオピアのコーヒー農民とスターバックス社のこうした関係を 耳に
なさったことがおありだろう。 http://blogs.yahoo.co.jp/pen_tsuyoshi/34478374.html
エチオピアはアフリカ最大のコーヒー生産国である。輸出収入の67%をコーヒーが占め、
1500万人の生活を支えているという。けれどもその価格は、安く、農家の暮らしは楽になるには 程遠い。
その原因は大きく言えば、WTO体制と食糧のグローバリズム化だ。
そこでは自由市場・ 市場原理が優先されるため、コーヒーの最低価格保持政策が破綻してしまって、
農家は 作れども作れども、作るほどコーヒー豆の価格が暴落し、生活と土地や種子肥料
などの購入の 借金返済のため、さらに栽培を増やすという悪循環が、上記ブラジルの
飼料用大豆と同じ 構造で起きているのだ。
さらにコーヒーの国際価格は、ニューヨークの先物市場で決まるため、ここにも
原油や穀物や金 同様の「投機マネー」が流れ込み、実際の需要とは無関係に価格が
決まるため、価格変動が 激しい。

つまりエチオピアの零細農家とは全く関係のないところで世界の巨大産業また金融資本家たちの
あくなき欲望と市場操作が働き、農家が働いても働いてもなぜか報われない、巨大な利益は
中間に存在するごく少数のアグリビジネス関連の巨大企業や投資家に集まって行くという
不公正な構造がここでもまかり通っているのである。

コートジボワールなど西アフリカ諸国などのチョコレートの原材料カカオ豆栽培農園における
過酷な児童労働や人身売買の問題をお聞きになられた方も多いだろう。


トランプとメキシコとNAFTAそしてTPP

今回トランプ次期米大統領は、NAFTAでアメリカが損をしていると言った。
NAFTAで、アメリカの大工場がより安い生産条件を求めてメキシコに移転。さらにはメキシコから
大量の移民が 押し寄せて、さらでも減少傾向にあるアメリカ人労働者の職を奪う。
また彼らは安い賃金で 働くため、アメリカ人労働者の賃金も連動して下がって行く…
こうしたアメリカ人中低層の労働者たちの積りに積もった不満を、トランプは『NAFTAからの 離脱。
TPPからの撤退』という公約で掬い上げたのである。

一方、悪者扱いされているメキシコでも深刻な農民の被害がNAFTAによって生じている。
確かに、アメリカとの国境付近の住民たちは貿易で潤ったかもしれない。NAFTAがメキシコの
経済の押し上げをしたことは、あらゆる数値にも出ている。また、大規模農場経営のできる富農は
確かに富を増したが、しかし、NAFTAの恩恵は、国境線から遠い地域などメキシコ全土には
なかなか届かなかった。交通網整備など受け入れ側のインフラ整備もままならぬからである。

そもそもメキシコは、1910年代のメキシコ革命によって農地が農民に分配され
共有化(エヒード)が進められていた。また石油資源等の国有化も行われていた。

国営食糧公社がトウモロコシ、小麦などを保証価格で買い入れる価格支持制度を
行っていたが、1994年のNAFTA施行後、食糧公社は解体され価格支持制度は廃止された。
NAFTAによってトウモロコシの関税は2008年には撤廃。企業の農地所有も認められた。
その結果、米国からの農産物輸入が急増して小農の貧困化が進み、さらには中国、
ASEANからの工業品輸入増大がメキシコの地場産業に大きな打撃を与えた。
世界の農業は今 第1回メキシコ】NAFTAで疲弊進む-トランプ発言の背後にあるもの-

このように、NAFTA締結後、メキシコでは商品経済が農村部にも浸透。一方で、
革命後農民に分配され共有化されていた農地への企業参入など政府のメキシコ農業の
さまざまな保護策は撤廃されたり弱体化していき、小規模農家の生活は苦しくなる。
それら小規模農家は農地を企業的農業に貸して米国に出稼ぎに行く動きが盛んになり、
それが米国に1000万人(?)いるとされる不法移民の大きな要因となっている
というのである。

メキシコの穀物流通も、カーギル等の米国穀物メジャーが支配する状況になったのである。
ここでもまた、一部富農は潤うが、もともと経済力のない小規模農家や貧農には
自由主義貿易協定のもたらす富のトリクルダウンは起こらず、
貧富の差の拡大とその固定化が生じた
ということになった。
NAFTAで巨大な富を得たのは、やはり巨大無国籍企業である。


TPPは本質的には、巨大企業を利すると いう点で、NAFTAと同じである。
その中でもとりわけ私が心配しているのは、ISDS条項、 ラチェット条項など、金融・
投資関係の、いわゆる非関税障壁に関するルールである。
長くなるので、詳しくは次回にする。




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Re: んさんへ

んさん。こんばんは~。

やれやれ。日ロ会談は案の定何の成果もなし。
国民は、オスプレイの落ちた沖縄よりも、そっちに目を奪われてる。

民進党ね~。
私もがっかりなんてもんじゃないですよ。
蓮舫~野田になってますますひどくなりましたしね~。
国民が民進党に何を求めていたかが全然わかってない。
国民は、自民党以外ないから仕方なし自民党に入れてるうちに、もうやっぱり
自民党だね!ってことになっちゃったんじゃないかな。
私は、自公の罪と同じくらい、民主(民進)がこの日本の政治に与えた罪は
重いんじゃないかと思ってますよ。><

今日の与論調査で安倍政権支持は少し減って50%を切ったけど、自民党支持は
逆に増えてるんですね。そして民進党支持もまた下がって、とうとう5%を
割っちゃった!!!
でもね~。それでも鼻をつまんでも、『自公維新』以外を選ばなくっちゃ、
この今の自民の暴走は止められません。
民進がいやなら、共産か社民か、自由党か、とにかく自公維新こころ以外の
4党を選ぶしかない。
このまま、自公維新支持を続けていると、ほんと、『共謀罪』も『緊急事態法』
から始まる改憲も、そのほかの悪法も、何でもかんでも通されちゃう。
言論の自由もない監視社会の暗黒時代の日本に逆戻りだ。

ほんと。やれやれです。

んさん。ありがとうございます。

ほんとうに

民進党は救い難い政党じゃ。

まあ、わしの持論「あぶれ者のポンコツ、ガラクタ集団」だからねぇ・・・

「マジ、使えねぇ奴ら!」じゃ(苦笑)

カジノ法案もグダグダで賛成して法案を通す愚行に走る始末じゃ、で、法案を通過させた後で徹底抗戦・・・をいをい、お前ら思考が崩壊しとるで!と、つっ込んじゃったよ。

都議会の公明党は自民と袂を分かつそうじゃが・・・

う~ん信じて良いのか悪いのか?少しは評価するけどね今だけは。

彼岸花さん、やっぱ民進党は、わしは支持できない無理、いくら野党第一党と言い張ってても。

資源リサイクルはできないわ、毒を撒き散らすんで埋め立てもできない、本当に救いようの無いスクラップ集団ですよ奴ら。

維新は自民に尻尾振ってカジノ誘致に積極的・・・唾棄すべき連中だし。

明るい未来は当面来そうに無いですよねぇ、やれやれじゃ。

Re: んさんへ

んさん。こんばんは。

与党はひどいですねえ。維新がまた腹立つ。
しかし、腹を立てても、その怒りの持っていきどころがないのが、ほんと情けない
ですね。野党に怒りを託せるならいいのですが、それができないですからね。
民進はどんどんダメになって行く。
蓮舫、野田の組み合わせは最悪です。この夏、このコンビが生まれて、民進党は
二度死にました。三度目かな、四度目かな(苦笑)
野田最悪!(安倍は超最悪だけど!)
なんで、民進党内の左派勢力は黙ってるのかな~。駄目ですね~~~!

ほんと、怒りを通り越して笑っちゃうしかないくらいなんだけど、笑いも
ひきつっちゃいますね。

プーチンにはまあ、最初から『そんなお人よしじゃないぞ』と思って
望みなんかかけてなかったので、『案の定手玉に取りまくりだわ』と思って
プーチン自体の反応には驚きもしませんが、安倍政権の甘い見通しというか
右往左往ぶりには、情けないを通り越して悲しくなっちゃいますね。
これが日本の政権で、しかも国民がそれを支持してるんだからなあ…

外交はめちゃくちゃなんだけど、うちに向かっては、強硬強行で揺るがないから
始末が悪いです。><
は~~…どこかに救いがあるのだろうか。
思いつきませんね。
国民が怒って起たない限り、この国はこのまま腐って行くのでしょう。

は~~~ぁ……




う~む・・・

怒り過ぎて笑うしかない(なんのこっちゃ!)

心から笑えんのじゃ。

現与野党の有様を見てたら、笑っても苦笑しか出てこんわ。

明日だか明後日だか来るプーチンは来日前から足元しっかり見下してるし。

中国はロシアの最高のパートナーと言い張る始末じゃ・・・

政府、与野党連中の多数が日和見の売国奴ばかりじゃ、先細りどころか先は無いね。

Re:んさんへ

んさん。
安倍政権の支持率には驚いちゃいますよね!><
これほどひどいことしてて、いいこと一つもない嘘つき政権が、支持率
上げて行くんだからなあ…
なんてこったい!!!
それじゃあ、もう、何をされても、『国民の皆様の支持を頂いているんですから』
というにやにや笑いで片づけられても仕方がないですよね。
実際、そんな最悪の安倍政権を、国民は選んできたんだもん。

あきらめてるんですかね~~~…
ほんとに、いいと思ってるんでうかね~~…
何も考えない、思考停止なんでしょうかね~~…
『知らないだけ』なんですかね~~…
そんなの通用しないんだけどな。自分たちの生活守るためには。
タナぼたで、誰かが何かしてくれるだろうとぼんやり待っていたら、状況は
ひどくなるばかりです。

ほんと。お隣の韓国の方がどれほど民主主義が機能しているか知れません!
韓国民、立派ですよ~。怒るべき時にちゃんと怒るもん。
日本のマスコミもマスコミですね。韓国の政情の報道もいいけれど、自分の足元の
政権がどれほどひどいやり方してるか、ほとんど核心に触れた報道なんて
できないんだもん。
どんだけ大事な危険な法案、このところでバタバタ通っちゃってるの?!

んさんは、こうしていつも怒ってらっしゃるじゃないですか。^^
なにも、デモなどに行かなくても、自分の意見を表明する、その一つ一つの
小さなことの積み重ねが、いつか世論を変えていく力になると私思っています。^^

いつも本当にありがとうございます。




世論調査

相変わらず「民進党」の支持率は伸びないねぇ・・・

せっかく、自民党の支持率が下がっても遠すぎるよ与野党逆転への支持率は「どうしたもんじゃろのう・・・」って、わしもそれ聞きたいわっ!

民衆のバカ化が進んだのか、或いは政治屋どもの毎度毎度のやり口に呆れちゃって「諦めの悟り」でも開いちゃったのか・・・?

韓国民は謙虚だよね、自国の政治を恥じれる潔さがあるんだから。

日本?ダメだよね、如何にも誰かがやってくれるのを・・・わしは、人の事は言えんのう何時も世情に流されっぱなしだから。

Re:yokoblueplanetさんへ

yokoさん。こんにちは~!
お訪ねとコメント、ありがとうございます!

> いやはや、どこまで「日本劇場」は狂ったシナリオを書き続けるのか、、、「駆けつけ警護」も原発政策も年金政策も同じ。どこにも通用しない、日本村の論理で押し通す。

ほんとですね!
yokoさんは、アメリカからずっと日本を見ていらっしゃる。
だから、その日本村のおかしな論理、が余計くっきりと客観的にご覧になれるのでしょう。

批判される側だけでなく、する側もやはり、日本的視点にとらわれているかもしれません。
新しい記事でちらっと触れてみた、日本からインドへの原発輸出ね。
考えられないですよね。
あの福島第一事故を起こした日本が、まだ原発を止められず、止めようと思わないばかりか
外国に輸出さえする!
安倍氏はずっともう、首相自ら原発のセールスマンになって売り歩いてますからね。
インドや、これからまた売り込もうとしている国々で、もし過酷原発事故が
起きたら、製造元、輸出元の国として日本人として、いったいどう責任を
取るつもりなのでしょうか。賠償問題のことさえ曖昧なままとにかく売り込む。
その前に、道義的責任はどう取るのだ、という視点も全くなさそうです。

駆けつけ警護の問題も、ずいぶんおかしいです。今日から、この新任務が可能に
なります。何のために自衛隊員を送り出しているのか。
ひらすら『第二次世界大戦の敗戦国の汚名を雪ぎたい』『世界に真に冠たる日本国(!)
にもう一度戻りたい』という時代錯誤な特定の政治家集団とそのコアな支持者たちの
幻想と自己満足のゆえとしか私には思えないです。
自衛隊員たちはその道具にすぎない。南スーダンの人々の命もね。
そこには、過去の戦争への反省がこれぽっちもありません…
世界平和に貢献するためなら、日本にできることは他にたくさんあるだろうに。

そうなんです。あまりにもひどい政治がおこなわれているのに、日本国内は
あまりにも無関心な人が多すぎる…
無関心なわけではないのだが、あきらめている、という人も多いのだと思います。
でも、それでは、今のひどい政治がまかり通って行くだけ。
私は一票の力をまだ信じています。
でも、その一票の力は、またとても怖いものでもある。


> 実際には、オバマ・ケアの必要な人たちが、それを否定する候補を選び、そして彼の発表した雇用数に異を唱えた労働組合幹部は直接攻撃されるばかりか、脅迫電話やメールでの攻撃にも晒される。。。内向きで狭量なイメージが強いですね、そしてまたそれに相応した人種問題、ヘイト問題が再燃してます。

トランプを選んだアメリカ…
その真実の状況は、今どうなりつつあるのか、どうなっていくのか…
yokoさんは、体でひしひしとお感じのことと思います。

おっしゃるように、おかしなことが起きて行っていますね。
今回のアメリカ大統領選を語るのに、いろんなことがごっちゃになって
論じられすぎている…そんな気がしてなりません。
正しいことは正しいのだ、間違っていることは間違っているのだ。
その簡単なことが今、見えなくなっていきつつあるような。
『実際にはオバマ・ケアを必要としている人々が、それに反対する候補を選ぶ…』
おかしなことですよね~…
トランプの保護主義貿易政策はある点で正しいと私も思っています。あまりにも
行き過ぎた『自由』貿易協定の弊害は、この世界の隅々までもを疲弊させているからです。
私の今回の記事シリーズは、そのことを書いていくつもりです。
でも、その『トランプの発表した雇用数に異を唱えた労働組合幹部は直接攻撃されるばかりか、
脅迫電話やメールでの攻撃にも晒される。。』
それは、トランプの政策の見るべきところを支持することとはまったく別の話ですよね。
『トランプの掲げるほどの雇用数は実際には得られないだろう』そう発言した
労働組合幹部に脅迫電話やメールを送ることなどは!
この行為は明らかに悪です。どう言い訳しようがこの行為が正しいなどとは言えない。

同じ一つのことを考えるのにも、きっちりと分けて考えるべきことがあると思います。
それをごっちゃにしてしまってはならない。
私が一番恐れるのは、この何もかもが混同されてしまっていくことです。
その中で、『正しいことを正しいと言えなくなってしまう…』その風潮が
強まっていってしまうことを私は一番恐れます。

このシリーズでは、そういう問題も書いていこうかなと考えています。

yokoさん。生のアメリカの情報。またお伝えくださいね。
ありがとうございます!

Re:鍵コメさんへ

鍵コメさん、こんにちは。

あ。そんナ風なことをコメント欄でお話ししたのは、今年1月16日の記事でしたね。^^
『トリクルダウン』という言葉の大元というかどこらでそのような考え方が
始まったのか、ということについて調べてみたら、マンデヴィルの『蜂の寓話』に
行き着いた、という話。
あの記事自体は、ほんとは、2014年2月5日の記事を再掲したものでした。
この2014年2月5日の記事は、私も数ある自分の記事の中でも、私が自分でも
好きで大事に思っている記事です。
そういう、自分でも頑張ってよく書いたなと思えて好きな記事は他にもいくつか
あります。
どれも3.11後の2011年4月以降の1,2年に書かれた記事たちです。
まず、『原発はいかにして日本に持ち込まれたか』、『不幸の均霑プロパガンダに寄せて』
例の『大雪と原発』。あとは、そして読売新聞元記者本田靖春氏のことを書いたシリーズ記事
「『我、拗ね者として』その一」同じく「其の二」『貧しさの構図』の三部作など。
これらはそれぞれ別の動機で書き始めた記事だけれど、不思議に、みな同じところに
収斂されていく。
それは、日本の大陸侵略と、敗戦後のGHQとの癒着です。
一つのことを調べ始めると、それが連関して繋がっていき、もとのところに戻ってくる、
という私の記事の書き方を決定した記事たちでもあります。^^

そうですね~。
私たちはいつも同じことを話し合っている。
当然切り口は人それぞれで違うのですが、人間の理想ということを突き詰めて
考えて行った時、そのいきつく先はきっと同じものになるはずだ。私はそのことを
信じています。
ただ、人によって、その近づき方というか、選ぶ道筋が違うだけなのだろうと
思っています。

『上の階層から自発的に解決に向かうことはゼッタイにない。
下の階層 ―― 民意や「大地」がなんとかするしかないんです。』

ということは、私も同じく思います。上からの改革なんてそれは確かにおとぎ話だ。
ただ、もう、行き着くところまで落ちて行ってしまって、その最低のところから民衆が
自ら立ち上がるというすごいエネルギーが湧き上がるのを待つのか、それともそこまで
堕ちる前に、教育による世論形成の力によって国民自身を徐々に育てて行き、
政治を変えていく力にしていこうとするのか、という微妙なところが、
鍵コメさんと私の違いかな、と思っています。
私は、一度堕ちてしまわなければわからないというそこまで行ってしまったら、そこから
立ち上がるまでの長い長い時間の間に、またどれほどの悲劇がそこで生まれるかわからない、
そのことを心配し、大きすぎる傷にならないうちに回復を願いたいと思う。
鍵コメさんは、私のような中途半端なことでは改革は成らない、民衆の立ち上がるすごい力を信じて
堕ちるところまで堕ちてみないとだめなのだ、というお考えかな、と思います。
今回生じた考え方の相違も、そういうところかな…。
でも、目指すこと、願っていることは、究極的には同じなんですよね~。^^
『民衆の力なくして改革はならない』という考え方も同じだと思います。

私はそのことを訴えたくて、こうして一所懸命、自分の生きているうちにと思って
書き遺してしておこうとしている……

ちっぽけな一主婦のブログにすぎないけれど、想いは大きい。><


『蜂の寓話』のこと、自分では忘れてしまっていた!(爆)
蜂と言えば、全然関係ないけれど、『働かないアリに意義がある』(メディアファクトリー新書)
という本に興味があって。まだ買ってもいないんですけれど、同じく社会性をもち
コロニーを作る生物の蜂と蟻。その働きアリの中には実は働かない子が一定の割合いて、それは
種の維持のために必要なんだ、という面白い視点から書かれた本なんです。
人間の世界も、あまり経済効率がどうのこうのという視点ばかりから、ただぐいぐい
行っていると、いつか自ら滅びてしまうぞ、ということを示しているのかもナ、と
この正月にでも読んでみようかと思っています。

いつも真剣に読んでくださって本当に感謝しています。


Re: んさんへ

んさん。こんにちは~。

うわあん!パソコンの調子が悪いですう!
昨日はアップした記事手直ししてたら、いきなり改行がなくなっちゃったり、
文字の大きさが全部変わっちゃったり。直そうとしていつもの動作しても直らない。
今日はまた、文字入力ができなくなって悪銭苦闘、今ようやくできるようになりました。><

ほんと。戦後最悪の政権じゃないかしら。
なにしろ政治を私情でやっているのが、一番困りますね。
尊敬するおじいさんへの想いは、人間として理解できなくはないけれど、国の
トップなんだから、政治に個人的な情は持ち込まないでよっ!
とにかくアメリカ様様の~、ひたすら中国怖し、だもんなあ。
それじゃ、この複雑化した世界で国のかじ取りはできないでしょ。

このところの右往左往ぶりはほんと哀れなくらいだったんですが、なぜか
オバマと並んで真珠湾訪問、ということになって、また元気とり返しちゃった!><
大体、マスコミなどが、真珠湾訪問をそれほど持ち上げるのがおかしいです。
アメリカだけに謝ってすむのか。あの日本のアジア太平洋への侵略と戦争が。

ほんと。おっしゃるように、国を平気で差し出してる感じですね。
歴代自民党政権はずっとそうだったんですが、とりわけこの政権は。

突然、再浮上して異常な短期審議ののち強行採決のカジノ法案の不思議さ異常さも、
トランプ次期大統領のことを考えると、なんとなく納得がいくような。
だって、トランプ一家は、不動産…とりわけホテルとカジノ経営でこれまで蓄財して
来てるんですものね。カジノ経営には失敗して一時撤退したけれど、今年2月頃かな、
またカジノ経営に戻る意欲という記事をどこかで見ました…
トランプ氏のお友達には、巨大カジノ経営者がたくさんいるとか。政権移行チーム
にも加わっていると聞いたことがあります。
カジノ法案そのものはずっと前から検討されてはいた。推進派の間で審議も
されてました。でも、全く年度末になっての12月5日の自民党、日本維新の会、
などのカジノ法案提出と、その後の異常な速度の審議は、なんか唐突すぎますよね。

氏自身は、大統領になるのだから、当然、私企業の経営からは手を引くでしょうが、
イヴァンカ嬢とその有能な夫君など、トランプ一家が代わりに事業はやって行く。
トランプ御殿で、イヴァンカやその夫君が同席してましたね。
なんかね。漠然とですがいやな相関関係を、私は感じてしまいます…

カジノの利益の一部は、海外の関係者に流れ出て行くとも言われています。
安倍さんが視察して参考にしたというシンガポールのカジノは、中国の富裕層の
遊びが伸びなくなって、一時ほどのにぎわいはないという。
ギャンブルはおっしゃるように深刻な依存を生み、生活も性格も破壊してしまう
危険があります。黒いお金のロンダリングにも資する。
そんなもの考えるより、もっと日本のいいとこあるでしょが!
まずは、原発事故で汚してしまった国土をどうしてくれるんだ~っ!!!と言いたいですね。

ほんと。何一ついいことしてない。
それなのに、内閣支持率がむしろ上がっているというこの国の国民の不思議さにも
ため息が出ますよ~~~。><
自分の首を確実に締めて行くだろうのになぁ…

んさん。ありがとうございます!





とにかくね。私情にとらわれずに、ほんとに国民のことを想って政治をやって
ほしいですね。

日本だけの論理

おはようございます。
いやはや、どこまで「日本劇場」は狂ったシナリオを書き続けるのか、、、「駆けつけ警護」も原発政策も年金政策も同じ。どこにも通用しない、日本村の論理で押し通す。
選挙の投票率が30%台では、どうしようもないです。
国を売ろうが、国民の命を落とさせようが、自分たちだけがぬくぬくと生きられればそれで良いという輩が国の中枢に居座ってます。
30%+の特定集団に支えられて。
アメリカも、時期大統領の閣僚人選(軍とウォール街)に懸念の声が上がり始めてます。
実際には、オバマ・ケアの必要な人たちが、それを否定する候補を選び、そして彼の発表した雇用数に異を唱えた労働組合幹部は直接攻撃されるばかりか、脅迫電話やメールでの攻撃にも晒される。。。内向きで狭量なイメージが強いですね、そしてまたそれに相応した人種問題、ヘイト問題が再燃してます。

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日本を

・・・二束三文で売りやがった、与党勢力。

以前から分かってはいたけどね、危険な思想を持ってた事は。

「世間体の為なら、家族すら売る事を厭わない」みたいな?

売国行為と言っても過言ではないでしょね。

TPPでいろいろな産業の活力は奪うわ、カジノ法成立でカジノを作ってギャンブル依存症患者をさらに増やして反社会勢力の活力増進させるわ、年金はカットし介護保険料は値上げするって言ってたよね・・・

ダメだ・・・100万人規模のデモで「お前らの政治はNOだっ!」と首相官邸取り囲んで弾劾してやらんと!

まあ、カエルの面に小便にも成らないんだろうけどさ、面の皮の厚さは朴槿恵の100倍くらいはありそうだし。

アメリカには面子つぶされ、ロシアには足元見られ、中国には威圧され、朝鮮半島には敵視政策・・・まさに四面楚歌じゃわ。

まあ、潰されるほどの面子は殆ど無かったか(笑)
足元と言っても、今までの政権全てはヘタレばっかだったし、
威圧は反日と成金の結果だろうし、
朝鮮半島は今に始まった事じゃないか・・・

それらの押しが強くなる程度、八方美人してたツケが大きく育って帰ってきたと考えりゃ・・・納得はできんけどね。
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『しだかれて十薬忿怒の息吐けり』

『南亭雑記』の南亭師から頂戴した句。このブログになんともぴったりな句と思い、使わせていただきます。
十薬とはどくだみのこと。どくだみは踏みしだかれると
鮮烈な香りを発します。その青い香りは、さながら虐げられた若者の体から発する忿怒と抗議のエネルギーのよう。
暑い季節には、この強い歌を入口に掲げて、私も一民衆としての想いを熱く語りましょう。

そして季節は秋。
一足早いけれども、同じく南亭師からいただいた、この冬の句も掲げておきましょう。

『埋火に理不尽を焼べどくだみ荘』

埋火(うずみび)は、寝る前に囲炉裏や火鉢の燠火に灰をかぶせて火が消えてしまわぬようにしておいた炭火などのこと。翌朝またこの小さな火を掻き立てて新たな炭をくべ、朝餉の支度にかかるのです…

ペシャワール会
http://www1a.biglobe.ne.jp/peshawar/pekai/signup.html
国境なき医師団
http://www.msf.or.jp/donate/?grid=header02
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