『共謀罪法案に反対する ③』

2017年6月14日。今晩中にも、平成の悪法、共謀罪法案は、自公維新らによって
参院法務委員会での採決をもすっ飛ばしたかたちで、異例の本会議強行採決が
実行されそうだ。

国会の内・外において、必死でこの悪法の成立に抵抗している議員諸氏、そして一般の
市民に強い連帯の思いを伝えたい。
本当なら、私も、国会前に行って抗議の声を上げていたい・・・

この共謀罪法案は、テロ防止、オリンピック・パラリンピックを無事行うためのものなどではない。
それらは口実である。

共謀罪法を、このように国民にもその趣旨説明不徹底のまま、かくも急いで採決成立させたい
安倍政権の意図を、国民はもっとしっかり考えてもらいたい。

私が考える、共謀罪法案の真の意図は、以下の通りだ。

①警察権(とりわけ公安警察)の拡大強化。
②市民運動など政権に反対する運動の萎縮とジャーナリズムの体制批判萎縮。
③森友学園・加計学園問題からの視線反らし。
④アメリカからの要望(スノーデンなどはそれを指摘している)
⑤やがてもくろんでいる改憲のために、改憲反対言論・集会などの力をそぐこと。

簡単に書いているが、そのそれぞれに深い説明が必要だ。
また続けて書いてみる。

一つ言っておきたいことは、今回の共謀罪法案は、それだけを見ていては、その本質的危険が
本当にはよくわからないだろうことだ。
共謀罪法を理解するためには、戦前戦中の治安維持法がどんなものだったかを知る
必要があるだろうし、
安倍政権および自民党の共謀罪へのこだわりを読み解くには、敗戦前後の日本の
政治史をやはり知ることが必要だろう。

・・・かくしたのちに、すべては、安倍氏およびそれを取り巻く人々の、『現行日本国憲法を
否定し去りたい』という執念にたどり着く。というか、そこからすべては出発する。
安倍氏が3年後の2020年にもくろんでいるらしい日本国憲法の破壊。
そこへすべてが集約されていく。

彼らは何がしたいのか。
『国民主権』のシステムを破壊し、戦前の『国家主権』の社会に回帰することだ。
全く時代錯誤でおぞましい、理性的に考えてあり得ない野望なのだが、彼らは大真面目である。
彼らにとって、おそらく、天皇さえ主ではない。
『既得権益の岩盤規制を破壊する』と口では言いつつ、実際は、内閣総理大臣を
中心とした『行政権』のますますの強化、権力集中が目的であろう。
そのためには、国民、ジャーナリズムの反抗の牙を抜き取っておく必要がある。

物言えぬ、おとなしい国民を作り上げること。
通信傍受法(盗聴法)改悪、秘密保護法、マイナンバー制度、共謀罪法・・・
そしてすでにとっくに為された教育三法改定など教育への過介入(森友・加計学園問題は
これと無関係ではありません)・・・。
これらはみんな、密接に結びついている。

そんな、一内閣による、国の姿そのものの破壊を、みんなは黙って許すのですか?




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Re:んさんへ

んさん。こんばんは。

『かけ・もり』とは、誰が言い出したか知りませんが、うまいとこ指摘したもんですね。
国家がその権力を駆使して『印象操作』をしまくるなら、国民も『言葉』で巧妙に戦う
必要がありますね。

どんなに首相やその取り巻きの人々が、『正当な手続きを経た』と繰り返そうが、
どうしたって国ぐるみで『総理のおともだちたちに大きな便宜を図った』という印象を
国民はすでに持ってしまったんじゃないですかね。
あまりにも不自然、あまりにも都合がよすぎますもの。

この一連の騒動は、本当に胡散臭い。
あの籠池氏が、むしろ正々堂々として立派に見えてくるくらいなんですから、政権まわりの
薄汚い印象は相当なもんだ。><

とにかく徹底的に追及してほしいですね。
政権に後ろ暗いところが一切ないのなら、国民が納得できるように徹底的に
説明してもらいたいですよね。

んさん。いつもありがとうございます!





かけ・もり・・・

う~ん・・・

蕎麦だけにしといて欲しいわ(笑)

わしは、これからの時期はうどんも蕎麦も「ざる」あっ!・・・政治、憲法は「ざる」は勘弁してもらいたいわ。

印象操作・・・安倍のヤツが連呼すればするほど「胡散臭さ」が盛り盛りに聞こえてたのは(笑)わしだけじゃろうか?

Re:しほさんへ

しほさん。こんばんは。

総理の記者会見。空疎な言葉が並んでいましたね。
『印象操作』『印象操作』って連呼していたけれど、この政権くらい
『印象操作』の多い政権はなかったんじゃないでしょうか。

本当に、安倍総理の個人的情念は、政治に持ち込まないでほしいですね。

『憲法の否認と敗戦の否認は それこそ 密接な関係 がありそうです。 』

はいっ!続く記事ではそこら辺のところ、書いてみたいです。
憲法のシリーズも、まだ仕上げてないですし。

長谷部恭男氏と杉田敦氏の記事。今朝読みましたよ~。
切り抜いて、というか、ページごと保存してあります。
どちらの先生だったかな、「安倍政権が、『マフィア化している』」と言っておられましたが、
一連の「かけ・もり」騒動での官邸、内閣府、その他の省庁の官僚などの関係性を見ていると、
私もちょうど、『やくざの親分子分の関係に似てきたな』と思っていたところでしたので、
ああ、やっぱり、人の受ける感じは同じなんだな、と思いました。 ><

文在寅大統領の脱原発宣言。
うらやましいですよね。
お隣の韓国が、日本の福島第一原発事故に学んで脱原発の方へ行くのに、
どうして当の日本は、それが出来ないのでしょう!
韓国上等!と思いますね。国民にエネルギーがある。

私も、あきらめたり嘆いたりしていないで、とっとと記事書いて行かなくちゃなあ。

しほさん。いつも本当にありがとうございます。^^


Re: んさんへ

んさん。こんばんは!

そうですね。ようやくのことで支持率に変化が出てきたか・・・

それほど安倍政権のやり口がひどかった、ということなんでしょうね。
国民だって馬鹿じゃありません。直感的にまずいことはわかる。
その国民の直感は、怖いですよ。
ある時点を超えると、雪崩打って批判に回るということはよくこれまでにもあった
ことです。

でも、その批判の想いの受け皿となる野党政党は、相変わらず民進党がますます
先細りで、どうにもならない。
しかし、とにかく自公・維新など補完勢力以外の政党に入れるってことで、
安倍政権にはやめてもらわないとだめですね。
あまりにもひどい。

大規模デモ。ほんとですよね。
私も、デモに行きたいよ~~~~~ぅっ!!!
日本に市民の政治運動文化がない、というか、極端に弱い、ということは
ほんと、致命的ですね。

今だって、気がつかないうちに、国民の生活は監視されているのでしょう。
それでも、国民の声が大きい、ということは大きな大きな力となります。
私も頑張ってここで書いていきますよ~。

いつもありがとうございます!



No title

記者会見でお茶を濁す…
ヒェ〜 です。
答えるなら国会でやりとりしないとね〜
この政権のおかげで ルサンチマン なる言葉を知りました。
憲法の否認と敗戦の否認は それこそ 密接な関係 がありそうです。
個人的な 事情に国民を巻き込まないで!と言いたいです。

今日の新聞に長谷部先生の記事が出てるそうですね。

韓国大統領の脱原発宣言聞かれましたか?
驚きと共にに、実現して欲しいと強く思いました。

やっと・・・

少し、この政権のやる事成す事に危機感を抱いたのか支持率が低下・・・

愚鈍すぎじゃ、日本国民!まあ、野党がポンコツだというのも一因ではあるんじゃがの。

もっともっと現政権に危機感を感じて大規模デモをバンバン繰り広げんと、気が付いたら最悪の事態(言論統制、報道管制、・・・一種のファシズム政権の再来?)みたいな世の中になってたなんて、シャレにもならんわ!

Re:愛希穂さんへ

愛希穂さん。こんばんは。

ああ、ほんとにそうですね。
このfacebookに投稿されていたという記事の言っているとおりですね。
国民が、こんな下劣な共謀罪法などというもので萎縮してしまったら、これらを強行採決
した連中の思うとおりですね。

愛希穂さん、いい記事を教えてくださってありがとうございます。
ほんとにそうだ。
私も、はらわたが煮えくりかえりそうで、絶望するばかりだったけれど、こんなのに
負けているようじゃしようがない。
ほんとにそうですよねっ! ^^

愛希穂さんのように若い世代の方たちが、そういう気概でいてくださるということは
本当に心強く嬉しいです。
私は、自分のあと5年か10年か15年かわからない残された時間の間に、日本が
よりましな国になっているのを見届けておきたくて、どうしても結果を急いでしまう。
それで、絶望が大きくなってしまう。
うんうん。
ほんとにそう。
未来を背負っていく子供たちのためにも、ほんと、出来ることはしなくちゃね。
私も、これからも声を上げていきま~す。

愛希穂さん。ありがとう~~~!

No title

彼岸花さん、こんばんは。

民主主義というものをこんなにも愚弄した政権が、戦後今までにあったでしょうか。国会、参議院というものがこれほどまでに軽く扱われていいはずがないのに。黙っていてはいけないし、忘れてもいけないと思います。

ブログにも引用したのですが、その通りだと思ったfacebookに投稿されていたコメントがあります。
「ならば、我々が絶対にしてはならないのは萎縮である。
 萎縮することこそ政権の思う壺。現代は治安維持法のあった戦前とは比べ物にならないほど国際人権法も整備され、その圧力も強い。

 遵法精神のない者たちが都合よくこしらえた法などクソ食らえだ。
 何だか分からないことで「共謀」とか言うのなら、立証してみるがいい。
 今までと変わることなく発言し、自分のやるべき活動をやれる範囲でやり続ける。その姿勢が大切だと思う。」


すべてに終わりがあるように、悪にも必ず終わりが来ます。その日を指をくわえておとなしく待っているのではなく、萎縮することなく、出来ることを出来る範囲でやっていければと思います。これからまだまだ長い時を生きる子ども達のために。

それにしても、本当に腹が立ちます。
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彼岸花さん

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『しだかれて十薬忿怒の息吐けり』

『南亭雑記』の南亭師から頂戴した句。このブログになんともぴったりな句と思い、使わせていただきます。
十薬とはどくだみのこと。どくだみは踏みしだかれると
鮮烈な香りを発します。その青い香りは、さながら虐げられた若者の体から発する忿怒と抗議のエネルギーのよう。
暑い季節には、この強い歌を入口に掲げて、私も一民衆としての想いを熱く語りましょう。

そして季節は秋。
一足早いけれども、同じく南亭師からいただいた、この冬の句も掲げておきましょう。

『埋火に理不尽を焼べどくだみ荘』

埋火(うずみび)は、寝る前に囲炉裏や火鉢の燠火に灰をかぶせて火が消えてしまわぬようにしておいた炭火などのこと。翌朝またこの小さな火を掻き立てて新たな炭をくべ、朝餉の支度にかかるのです…

ペシャワール会
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国境なき医師団
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