『立憲民主党誕生に寄せて ①』


さて。ようやくいろいろな裏側の事情もわかりかけてきた。
また、客観的に書いて行ってみよう。

2.『解散から民進党分裂まで』


9月28日の、前原氏による民進党解体劇には本当に驚かされた。
前原氏と小池氏のどちらが仕掛けたのか、とか、誰が裏で糸を引いていたのかとか、
そんなことはもういい。
リベラルから自民党に極めて近い思想の政治家までごちゃ混ぜで、いつも党内が
ごたごたして大事なときに一本にまとまりきれず、そのごたごたを国民の目にさらし
信頼を失い続けてきた民進党は、いずれこういう時が来るのが運命づけられていたので
あったろうし、それが今回はっきりと、希望へ行く者と立憲民主党に行く者と
(またそのどちらでもない者と)がくっきりと分かれる結果になったのは、かえって
よかったのではないかと私などは思っている・・・

もう何年も・・・と言っても私が政治にこのように関心を持ち始めたのは、実はあの
3.11からなのだが、それ以来、どれほどこの、当時『民主党』内の『反リベラル』勢力
とも言うべき人々・・・むしろ自民党に極めて近い人々が党内をかき乱していることに
腹立ちを覚え続けてきたかわからない・・・。
リベラル勢力と右派の人々と、そのどちらでもない人々が仮に三分の一ずついたとして、
なぜ右派の人々を私が『かき乱している』と表現したか、というのは、彼らの行動が
民主党、民進党の政党として掲げる方針から矛盾しているように見えたからである。
国会などで民進党は、自民党・・・長年この日本で政権を担当し、日本が今抱えている問題や
矛盾の多くの原因を作り出してきた自民党の政策を批判し、それとは違う政治軸を打ち出して
来たはずだ。
左派、ではないにしても、少なくとも中道左派から幅広く中道右派、右派までの議員を抱え、・・・
いずれにしても明らかに自民党とはいろんな政策上の面で方針を一にしない政党として
選挙戦を戦い、多くの国民の信を得て国会に送り込まれ、その国会で一強をおごる自民党を追及し、
問題点を明らかにすることを担う政党として期待されていたはずだ。

とりわけ2009年、民主党が多くの国民の絶大な支持を獲得して自民党から政権を
奪取したとき、支持者たちが民主党に求めていたものは、自民党と同じ政治を
することだったろうか?
そうじゃないだろう?
同じ政治をして欲しければ、自民党に入れればいいだけのことだ・・・。

ところが、民主党は、その支持者たちの期待を叶えられなかった。
私は、民主党が政権の座についた選挙のとき掲げていたマニフェストを実現出来なかった
からと言って怒りはしない。
理想を実現するのは、常に大変なことである!そう約束したことを簡単に叶えられるものか。
私は、民主党に、その約束に近づけようとする強い意思がある限り、たとえその進みが
遅々としていても、応援し続けるつもりでいた・・・。
辛抱強く、自民党に代わって政権を担当しうる政党が育つのを待つつもりでいたのだ。

だから、このブログでも、何度『民主党よ!』と呼びかける記事を書いて、その初志を
見失うな、支持をした国民の想いを見失うな、と叱ってきたかわからない。
それは、このブログをずっと見てくださった方なら、何度も目にされたことであろう・・・。
無論、こんなちっぽけな、名も無き個人のブログと言うことは百も承知で、それでも
黙っていられずに書き続けてきたのである。

しかし。民主党は、そういうふうに左派に近いリベラルから明らかに右寄りの議員まで
一つに収まっているために、いつもごたごたを国民の目にさらしてきた・・・
それでも民主党を支持し続けた人々が、民主党に求めていたもの・・・それはやはり、
大きく見て自民党と違う政治をして欲しい、と言うことではなかったろうか?


・・・・・・・・・・・・

だが。
今回の解党劇は、あまりにもひどかった!!!
今回のそれは、単にかつて一度は政権を担ったこともある政党が分裂した!という、
政治上のことだけでななく、多くのことを有権者に感じさせ考えさせたのではなかったろうか。


また、当然のことながら、『森友・加計問題』や自衛隊の日報隠秘問題への追及から
逃れるように、強引に、今の度の衆院解散・総選挙に持って行った安倍政権、公明党や、
民進党の一部議員と画策して今度の解体劇を演じた『希望の党』などの一連の動きも

多くの・・・本当に多くのことを、私たち国民に見せてきた・・・・・・
そうして、政治に対する大きな疑問を、懐疑を、不信を抱かせてしまった・・・・・・

誰がどうだったのこうだったの、などということはここでは言うまい。
とにかく国民は、一部始終を見ていた。
安倍自民党、公明党、希望の党、維新、(略して)こころ、自由党、
そして共産党、社民党、そして新たに立ち上がった立憲民主党など、すべての党および個人の
議員・政治家諸氏の活動や動きを見ていて、多くの国民が感じとったこと考えたことがある。
おそらくそれは、『右か左か』などということも、支持政党などということも関係あるまい。

・・・それは、人間としての『信義』とはいったい何なのだろう、と言うことではなかったか。
一人の政治家である前に、一人の人間としての、身の振り方、ということだ。
その姑息、その惰弱、その卑怯、その胡散臭さ、一方で、その身の振り方の美しさ、
などということを・・・。

安倍氏の解散宣言から形としては始まった今度の衆院選の一連の騒動は、
多くのことを国民に見せつけ、そして『考えること』、を突きつけているように思う。
当然のことながら、当の政治家たち自身にも。

 
自分の立場とか損得とか、身分の安全とか保身とか、思想信条とか、
支持政党とか・・・、
そういったものの一切から少しの間離れて、この間の騒動を客観的に、
冷静にみつめてみてごらん・・・。

ここから何かを学ばないものは愚かものである・・・・・・。



             ***


さて、立憲民主党について書くんだった。











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Re: んさんへ

んさん。こんばんは~。

前原氏は、今度のことは、本人にとっても大きな心の傷になるでしょうね。
結果的に、友、同志を裏切ったのと同じだからなあ。一生ついて回ると思います。
前原氏と親しかったという福山氏(参議院)も、枝野氏の方に行ってしまうし。
この福山哲郎氏は私が民進党の中でも評価していた人物なので、枝野氏の方に
きてくれたのは嬉しいです。きっと大きな力になると思う。

小池氏は、残念ながら、全く信用できませんね。やり口がひどい。
華やかなように振る舞っているけれど、結局、誰からも信用されない。
公約なども、う~~~ん。良さそうなことかき集めて書いてある感じだけれど、
なんかこう、うすっぺらですね。

安倍氏はもっと悪い。でも今、東京じゃ安倍さんはひどい目にあってます。><
演説に行く先行く先の街で、情報拡散した市民が集まっていて、『帰れ!』コールならぬ
『おまえが国難』プラカードとかの波。そういうハッシュタグがいくつも出来ていて、
SNSの住人が、せっせと安倍さん情報拡散してる。(悪いけど。爆)

あまりにも一国の首相として卑怯なこれまでのやり口。国民の怒りはもっとも
です。
さて。なんとか、安倍氏も小池氏も、とにかく姑息な政治家たちが少しでも少なくなって
行くよう、国民が声を上げていくことが大事ですね。

一貫して態度が立派なのは、共産党ですね。^^

んさん。ありがとうございます!

前原の

媚っぷりというか・・・

小池代表に選挙に出てくれとの懇願の姿?

選挙に勝つためとはいえあまりに無様じゃな(笑)

まあ当の小池代表も、出ない出ないと言いつつもワシは半信半疑じゃな、いろいろな政治コメンテーター達の評では勝負師で勝負勘もあるとの評なんで。

何時前言撤回して・・・
そもそも、政治屋は嘘ついてなんぼじゃしね(笑)

まあ、希望にも無所属立候補の元民進議員にはワシはぜったに投票はしないけどさ。
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彼岸花さん

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『しだかれて十薬忿怒の息吐けり』

『南亭雑記』の南亭師から頂戴した句。このブログになんともぴったりな句と思い、使わせていただきます。
十薬とはどくだみのこと。どくだみは踏みしだかれると
鮮烈な香りを発します。その青い香りは、さながら虐げられた若者の体から発する忿怒と抗議のエネルギーのよう。
暑い季節には、この強い歌を入口に掲げて、私も一民衆としての想いを熱く語りましょう。

そして季節は秋。
一足早いけれども、同じく南亭師からいただいた、この冬の句も掲げておきましょう。

『埋火に理不尽を焼べどくだみ荘』

埋火(うずみび)は、寝る前に囲炉裏や火鉢の燠火に灰をかぶせて火が消えてしまわぬようにしておいた炭火などのこと。翌朝またこの小さな火を掻き立てて新たな炭をくべ、朝餉の支度にかかるのです…

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