『誰も知らない…  青空と赤い実と私』



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ああ。なんと青い空!
11月の光の中で、ハナミズキの赤い実がつやつやと輝いて。




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2010年、11月某日。

ただこの秋の光の中に私が今、いる、ということ。
ここにこうして青空と赤い実を見上げているということ。
誰も知らない。ただ私だけが知る。


他になにも言葉はいらないな。








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テーマ : 思うこと
ジャンル : 学問・文化・芸術

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Re: 依里さんへ

そうなんです。
いつまでももってくれるといいんですが、この写真に写した木は
珍しく実が残っていたもので、同じ並木の他のハナミズキはもう
全部実が落ちてしまっていました。
クリスマスの西洋ヒイラギは、緑の葉と赤い実が冬の間長くつやつやして
いることから、不老のイメージを持たれ、キリスト教信仰以前の
ドルイド教などの頃から、聖なる木として扱われてきたようです。

アクセス解析。ためしにつけてみたんですよ~。
でも、なんの役に立つのかわかりません(笑)。
FC2内だけなんですよね、これは。
ブクログっていうのもやってみようかとしてみましたが、
なんだか恥ずかしいのでやめました。古い本ばかりになりそうなので。

No title

残念ですね。。。
クリスマス時期まで楽しめないとは。
なんだか、その西洋ヒイラギに似ている、とどうも思ってしまいます。
やっぱり赤い実のせいでしょうか。

そう言えば。。。アクセス解析つけました?
急に気がついたのですが、もしかしたら前からついていたのかな。。。

Re: そらまめさんへ

ああ、そらまめさん。その通りですね。
つやつやした赤い実は無論美しいのだけれど、道に降り敷いた、
枯れた葉っぱだって、朽ちて土の色と同化しかかっていても
それはそれで美しいのですよね。
晴れた青空も美しいけれど、今日の東京がそうだったように、
灰色の雲にすっかり覆われてしまった11月の空も、
それはそれで、晩秋らしい気配に満ちて美しかった。

本当にこの世は美しい色に満ちていますね。
人間もその一部だとすれば、ひとも、若いうちだけが美しいのではなく、
老いたものもそれはそれで美しくなければいけませんね。
老いて醜くなるのは、その人のこころのありようなのかもしれません。

『この世の生も死も無も、そこに紛れているから世界は美しい。』
ほんとにその通りですね。

そらまめさん、ありがとう~。
こうやって言葉をかけてくださる時も、黙って見守っていてくださる時も、
あなたの優しいお気持ち、敏感に感じ取っています~。

私もがんばらなくちゃ。
ありがとう~。


No title

自然界の色は、枯れた草木も鮮やかに花実を成していても本当は
全てが美しい。
残念ながら、それらを捉える『ヒトの目』はカメラほど真実を写し
続けるわけではなくて。
だからこそ、ハッと覚える感動があるのかもしれませんね。

気が付けば世界はこんなにも色に満ちている。
ヒトも一部でしかなくて、この世の生も死も無も、そこに紛れて
いるから世界は美しい。

【美しい写真】はそんな感覚を思い出させます。

Re: 乙山さんへ

乙山さん。おはようございます。

ここ数日は東京も薄い雲がかかったような晴れですが、その前の
10日間ほどは、毎日本当に雲一つないこのような青空の日が続きました。
そんな青空の下で、つややかに光る赤い実。

『世界の結節点が他ならぬ自分であるということ』。

いい言葉ですね。本当にそんな感じです。
思えば、小三のある夜。自分というものがいて、ここでこうやって
布団に横になって、今考えている。
言葉を使って人はものを考えるんだな。
でも、私というものがいなくなってもこの世はあり続ける…
そのことに気づいて驚き、恐怖に泣いた日から、
自分がここにある、ということの不思議さ、果敢なさ、そしてその意味の重大さに
驚き続けてきた気がします。

その存在の悲しみを和らげ、慰めてくれるのは、いつも空です。
そして、季節が来れば、毎年同じように芽吹き、花を咲かせ、実を結び、
葉を落とす植物たちの生の営みです。
こんな美しい青空を見上げ、こんな綺麗な赤い実を見ていれば、
そうして、温かい秋の日ざしを背中に浴びていれば、
『ひとはひとりぼっち』ということも、深く耐えがたい悲しみではなく、
淡い美しい哀しみに昇華するように思えます。

私の伝えたかったことを的確な言葉で表現してくださってとっても嬉しいです。
乙山さん。いつもありがとうございます。

赤と青が

彼岸花さん、こんばんは。
ハナミズキ(知りませんでした)の赤、
そして空の青がくっきりと写し出されています。
ばっちり、という感じの絵ですよ。

いま、ここに存在し、光の中にいるということ。
自分がいなくては間違いなく世界は存在するはずなのに、
そのことを知るのは自分で、
世界の結節点が他ならぬ自分であるこということ。
乙山は不思議な感じがするんですよ。

Re: 依里さんへ

依里さん、こんばんは。

赤くてつやつやして綺麗でしょう。
でも、このハナミズキの実は、クリスマス頃までもたないの。

クリスマスの赤い実は別名ホーリーとも呼ばれる西洋ヒイラギです。
葉っぱが冬でもつやつや緑色で、そこに真っ赤な実が映えます。
葉っぱは棘があります。
もう一つ、クリスマスリースによく使われるのは、山帰来(サンキライ)と
呼ばれる、蔓性の植物。これは別名サルトリイバラとも呼ばれます。
こっちの実は、葉っぱが枯れてしまっています。ただ、蔓性なので、リースに
使うのね。

このサルトリイバラの葉っぱを私の生まれた大分の方では『カンカラ』と呼んで、
蒸し饅頭などを作るとき、柏餅の葉のように下に敷いていたものです。

私は赤い実が大好き。なんでかな~と思いますが、じっと見ていたくなるの。

依里さん。ありがとう~。

No title

なんだかクリスマスみたいですね。
あれ、違う植物でしたっけ。。。
よく分からないけど、クリスマスの飾りの様に見えたので。。。

Re: HOBOさんへ

HOBOさん、おはようございます。

『誰も知らなかった彼岸花のうた』、聴いてくださったんですね。
私の細い声が、私のささやかな想いが、それでも風に乗って、
はるかかなたまでほそぼそと飛んでいき、HOBOさんのお耳に
届いたのでしょうか。
こんな穏やかに晴れた青い空を見ていると、そぞろ漂泊の想いに誘われます。

HOBOさんは今、関東、東北を回っていらっしゃるんですか。
随分広い範囲をお動きになられるのですね。
今日はどの町においででしょうか。
今日は風が吹いていますか。寒くないですか。
波の音が聞こえるところですか。

HOBOさん、ありがとうございます。
道中お気をつけてお風邪など召さないようになさってくださいね。

No title

わかります。
おはようございます彼岸花さん。
たしかにそこにいる彼岸花さん。
誰も知らなかった彼岸花のうた。

関東、東北、いまこちらで仕事をしています。
知らない町の知らない風に打たれています。
ぼくはここにいます。


HOBO
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彼岸花さん

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『しだかれて十薬忿怒の息吐けり』

『南亭雑記』の南亭師から頂戴した句。このブログになんともぴったりな句と思い、使わせていただきます。
十薬とはどくだみのこと。どくだみは踏みしだかれると
鮮烈な香りを発します。その青い香りは、さながら虐げられた若者の体から発する忿怒と抗議のエネルギーのよう。
暑い季節には、この強い歌を入口に掲げて、私も一民衆としての想いを熱く語りましょう。

そして季節は秋。
一足早いけれども、同じく南亭師からいただいた、この冬の句も掲げておきましょう。

『埋火に理不尽を焼べどくだみ荘』

埋火(うずみび)は、寝る前に囲炉裏や火鉢の燠火に灰をかぶせて火が消えてしまわぬようにしておいた炭火などのこと。翌朝またこの小さな火を掻き立てて新たな炭をくべ、朝餉の支度にかかるのです…

ペシャワール会
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