『冬陽』

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子供時代に返って

こんな道の上でばた!と激しく転んでみたい。

涙の滲む睫毛に冬陽が虹を作る。

茫然となめて味わう膝小僧の血の味。

やまいだれに冬と書いて『疼き』。

大人になって知る、恋や人生そのものの疼痛を

子供はすでに知っているような。



舗装されていない

こんな線路際の細道が好き。





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テーマ : 思うこと
ジャンル : 学問・文化・芸術

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Re:菊亭中納言さまへ

菊亭中納言さま。お訪ね嬉しく思ひます。
最初は、いったいどこのどなたかと、文を受け取りましたFC2の小女などに(爆)
そのご様子など聞き糺したりもし、
こちなきこととは思へど、かの『足跡』なるものも少し辿ってみましたりなどして
ああ、あのお方さま!と察しました次第にて。^^
二度のお訪ねと伺ひまして、その見当は確信に変わりましてございます…。^^

ああ!慣れない言葉遣いすると面倒だわっ!(爆)

この記事ですね。
私も、自分で言うのは変なのですが、とても気に入っている記事なのです。
ずいぶんたくさん書きちらしてきましたけれど、その中でも自分で好きだなと
思える記事は、数えるほどしかありません…

鋭敏な歌びとのこころ…などと…
中納言さまにそんな過分の誉め言葉をいただきますと、我然やる気が出て来て
しまいます!(笑)
すみませんね…。一向に記事書かない私。
心配おかけしてしまっています…
この記事書いた頃は、私もなんと初々しかったことでしょう!
そんな心が私の中で死に絶えたわけではないのですが、この国の政治を想えば
心が殺伐としてきて、「ああ、何を言っても無駄か…」と、出かけた言葉を
ぐっと飲みこんでしまいます…

でも、そろそろまた、書いていきたいと思っています。
こんなあっさりとした記事も書きたいなあ…
やまいだれに冬と書いて『疼き』…
なんと昔の人は心得ていたのでしょうね。
こんな時代は、日本の古典に触れるのがいいかもですね。^^

ありがとうございます。なによりの応援いただいた気がします。
だいじょぶ。また書いていきますから……^^
いくつも書きたいことは溜まっています…
今しばらくお待ちくださいましね。^^

こんばんは。

ずゐぶん前のこの記事が氣に入って、かうまかりこしました。
やまひだれに冬と書いて『疼き』。
このふれいずに、痛く反応した者でございます。

辛さと甘い思いがないまぜになった不可思議の感情。
それを『疼き』と表現した菊亭の時代の繊細な言語感覚は、
不遜ながら今もこれからも凌駕できないものと、
鼻たかだーかなのでございますが。

その『疼き』をこのやうな一篇の描写で見事に表出してくれた彼岸花さまに、
鋭敏な歌びとの心を見たのでございます。

あれあれ、気が付いたら同じ記事に二度も!!
ゆるしてたもれ~~。

Re: NANTEIさんへ

NANTEIさん。こんばんは。
『休題中』の状態からなかなか本題に戻れず、苦しんでいる彼岸花で~す!
怒りすぎてものが言えなくなり、「むぐ!」と、口をつぐんじゃってます!(苦笑)

ああ。この記事!
私、これ、過去の記事の中で、自分でもかなり好きな記事なんです!^^
嬉しいな。

なんということもない道なんですが、少女の頃の気持ちにふっと戻る道。
先ほど、ブログ、覗かせていただきました!^^

ほんとだ~~~♪ ^^

色調が同じですね!^^

少年の日……。
少女の日……。

私はおとなしくて、あまり活発に駆け回るほうではなかったけれど、
それでも子供というものは、いつも駆けているものです。
走って転ぶ、という感覚…
それは生命の実感そのものですね。

子供の日々はなんと鮮やかだったことでしょう!
地面が近くにありました。草いきれが近かった…
空は高かった…風が強かった…

自分の体の輪郭を知っていました…
それは、影踏みをするとき、いつも一緒にいたから。^^
長い髪を三つ編みにして、痩せて目ばかり大きい…






こんばんは。

閑話休題・・・
というのもヘンですが^^

この記事、以前から気になっていました。
なぜなら、ある日の私の「回顧」と同じ色調だと思っていたからです。

その、やや羞恥なそれは・・・

http://nantei1943.blog129.fc2.com/blog-entry-52.html

まずお笑いあれ。

Re: 水無月さんへ

水無月さん。こんばんは。
こころがけの悪い彼岸花。今日一日買い出しなどにバタバタしておりました。

ご丁寧なご挨拶、本当にありがとうございます。
こちらこそ。お知り合いにならせていただいて間がないけれど、
いろいろないい意味での刺激を与えていただきました。
私も、お正月、ゆっくりして、水無月さんのところ、訪問させていただきますね。
気になる記事がたくさんあります。

この記事。自分でも好きなので、コメントいただけて大変嬉しいです。
さあ、来年は、どういう年になるのでしょうか。
水無月さんにとって、ますますのご発展の年となりますように。

いい年末、いいお正月をお迎えくださいね。
来年もよろしく。ありがとうございました。

No title

おはようございます。
今年最後のご挨拶をこちらでさせていただきます。

どこかへ続く道、私も惹かれます。ワクワクするときもあれば、どこか悲しみを含んでいるときもあります。その時の自分自身の気持ちなんでしょうね。
少しずつ過去記事を読ませていただいています。
深くて重くて・・・
言葉に表すことが難しく、ついまた今度にしようかな、なんて(笑)
ブログを始めて慌ただしい二ヶ月半でした。来年はペースを緩め、ゆっくりと他の方のブログをお訪ねしようと思っています。来年もよろしくお願い致します。
どうぞ、良いお年をお迎え下さい。

Re: ginasoさんへ

ginaso さん、こんばんは。
ginaso さんに褒めていただけると、ほんとに褒められてるなあ、という
感じがして、とても嬉しいです。

子供って、一般的に、半人前、四分の一人前の人間としてしか見られていない
ように思われますが、そんなことはありませんよね。
大人と同じように敏感にすべてを感じ取っている。
おっしゃるようにそれを言語化することがまだ拙いだけで、
感受性はむしろ大人より鋭敏かも。
直感で鋭くものを見て感じているかも知れません。

大人の悲しみを知ったのは、私、いくつくらいの時だったかなあ。
小学校3年生の頃かな。貧しさや恋の痛手や、死の恐怖。
大人だってなんでも出来るわけじゃない、大人だって心細いんだ、などということを、
その頃知ったように思います。

チュルリョーニス特集。新聞で本の紹介で見つけたとき、
これはすぐ、ginasoさんにお知らせしなくっちゃ、と思いました。
よかったです。
ありがとうございます。

Re: れんげちゃんへ

いらっしゃい、れんげちゃん。
冬の日ざしがあったかいよ。並んでどっかに座る?

なんとなく懐かしいようなところでしょう?
どこへ通じているのか、人が通っているのもあまり見かけたことがありません。
ただ、線路と並行して続く道。
人が通らないので、いつまでも舗装もされずに残されてるところがいいです。
春には、こぼれ種から増えていったか、菜の花が線路沿いにずうっと咲きます。
たぶん昔の農道だったのじゃないかと思うから、よもぎ、なずな、などはありそう。
ばた!と転んで、よもぎをつかんで、そこらのを摘んでよもぎ餅にする?

でもれんげちゃんは、運動神経もよさそうで、あまり転びそうもないなあ。
私は、大人になっても、ばた!と転ぶ人です(笑)。
最近は用心してるので転ばないけど、40歳くらいの頃、よく転んでたなあ。

こんばんは

こんばんは。
こちらの、植物や自然に対しての記事を読んでいると、少女の瑞々しい感性と、
大人の女性の感性の豊かさ、両方が同時に味わえて、とても素敵です(´ー`*)

私も、子どもは結構知っていると思います。その“感じている気持ち”の名前を知らないだけで…。

P.S.ご報告が大変遅くなりましたが、チュルリョーニス特集の情報ありがとうございました。
情報を頂いた翌日に本屋さんで入手しました。
自分が記事で紹介している絵の、初めて知る情報も載っていて、買ってよかったです!

No title

あぁ~、あったかそぉ~♪
今すぐそこへ行って、ひなたぼっこしたい。
ここなら転んでも、よもぎありそう!(笑)

Re: こんな道が

乙山さん。おはようございます。
昨夜は少し目まいがして、早く休んだので、返事遅くなってごめんなさい。

はい。これはJR 本線の線路沿いの道です。
どこへ抜けるのか、人もほとんど通らぬ小径。
私も、春夏秋冬、いいなあ、と思いつつ、この径を先まで
いったことがありません。
日本全国?かな。舗装されていない道というものがほんとに少なくなりましたね。
舗装されれば、埃がたったり、泥道でぬかるんだりしなくなって
ありがたいことはありがたいのですが、味わいはないですね。
私はこんな石ころだらけの、ひとも通わぬ小径が憧れ。
こんなところで走って転ぶと、激しく傷つくでしょうけれど、
子供はそんなこと考えないで走って、そして転ぶ。

大人になると、傷つくことを初めから恐れ、転倒する姿を恥じて
冒険しなくなりますね。
ふと、そんなこと考えもしないで走り回っていた遠い子供時代を
思い出した、冬のある一日でした。

私も、脇道や路地を歩くのが大好きです。
今度この道、先までいってみよう。なんとなく心に大事に思える道で、
今までとってあったんです(笑)。
乙山さん。ありがとうございます。 

こんな道が

彼岸花さん、こんばんは。
こんな道がまだあるんですね。
写真を拝見したところ、どうも線路沿いのような……

どこなんだろう。
絵に描いたみたいな「わき道」。
子どもの頃、わき道や路地を通るのが好きでした。

ふつうの人なら通らないような、
大人だったら通らないような、
そんな道を子どもは好んで歩いたんじゃないでしょうか。

Re: morinof さんへ

はい。小さな児童公園なんですがメタセコイアの木がとり囲んでいます。
今、おっしゃるように、メタセコイアが夕陽色に色づいています。
メタセコイアは美しい木ですね。

この道を先まで行ったことはないのです。いつもこれと直角に交わる踏切を
渡って、児童公園の方に行く。
ここいらでさえ珍しい、舗装されていない昔ながらの道。
短いけれど、なにか懐かしい感じのする径です。
春は菜の花が一面に、夏は月見草やおしろい花、ゼニアオイやすすきが電車の風に揺れる道。
石ころだらけでここを行けば転びそう。

はあ、そういえば、もうずうっと、転ぶのを恐れて歩いているなあ、と(笑)。
子供の頃は、五感をめいっぱい開いて、転ぶことなんか考えてみもせず走っていた。
そして転ぶ(笑)。
転ぶことで見えてくるものがありますよね。
空が自分の周りで回転する。ああ、大地っていつも確実に
踏みしめられているもんじゃないんだな、ということを知る。
空が広いことを知る。樹々の梢が高いことを知る。
膝小僧や手のひらをすりむく。痛い。誰も助けてくれない。
自分で手のひらの砂粒を払い落して、膝小僧の砂や泥をとりあえずはらって舐めて取る。
自分の血の味を知る。ひりひり痛い。
友達が仮にそばに来てくれても、痛みは自分で堪えないといけません。
あまり痛いと吐き気がすることさえある。
転んだ子供は孤独を知ります。自分がちっぽけで、そして生きてるってことを知ります。
涙がうっすら出てくる。
涙のついた睫毛越しに、淡い冬陽が虹色に滲んできらきらしています。
でもまた、友の後を追って走りだす・・・。
自分の思う通りに世界はいかないものなんだ、と予感しながら。

そんな疾走と転倒の新鮮な感覚をふと味わってみたくなりました。
ありがとうございます、morinof さん。

メタセの林

ああ、左手にメタセコイアの林が見えてますね
いま曙色に染まって綺麗でしょうね。
その林の手前は線路ですね。
風の丘にも2本のメタセコイアが植えてあります。
ばた!と転がって空を見上げれば、あの燃える様な色が
目に飛び込んできそうです。
プロフィール

彼岸花さん

Author:彼岸花さん
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『しだかれて十薬忿怒の息吐けり』

『南亭雑記』の南亭師から頂戴した句。このブログになんともぴったりな句と思い、使わせていただきます。
十薬とはどくだみのこと。どくだみは踏みしだかれると
鮮烈な香りを発します。その青い香りは、さながら虐げられた若者の体から発する忿怒と抗議のエネルギーのよう。
暑い季節には、この強い歌を入口に掲げて、私も一民衆としての想いを熱く語りましょう。

そして季節は秋。
一足早いけれども、同じく南亭師からいただいた、この冬の句も掲げておきましょう。

『埋火に理不尽を焼べどくだみ荘』

埋火(うずみび)は、寝る前に囲炉裏や火鉢の燠火に灰をかぶせて火が消えてしまわぬようにしておいた炭火などのこと。翌朝またこの小さな火を掻き立てて新たな炭をくべ、朝餉の支度にかかるのです…

ペシャワール会
http://www1a.biglobe.ne.jp/peshawar/pekai/signup.html
国境なき医師団
http://www.msf.or.jp/donate/?grid=header02
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