『今日の新聞から…原発についてのアンケート』

今日、4月18日付朝日新聞の記事に、原発がいると思うかどうか
についての、アンケート調査の結果が載っていた。

『原子力発電は今後どうしたらよいか』という設問に対し
以下のような結果が出た。( )内は2007年度調査。

①『増やすほうがよい』    5% (13%)
②『現状程度にとどめる』  51% (53%)
③『減らすほうがよい』    30% (21%)
④『やめるべきだ』      11% (7%) 

単純に言えば、原発を容認する人     56%(63%)
       原発を止めていきたいひと   41% (28%)

ということになろうか。2007年度に比べれば、容認する人の比率は
随分減ったとは言えるだろうが、『減らしたい』と思う人々と
数字が逆転するところまではいっていない。

こんなものかなあ……。
この大事故の後で、しかもその収束のめどさえ実はたっていない現状を
見ていてさえこの数字である。がっくりである。

さすがに今、『原発は安全でクリーンなエネルギーです』という、電力会社と
政府の一大キャンペーンの謳い文句をそのまま信じるひとは少なくなっただろうが、
『原発が無いと困りますよ』という刷り込みは、言わば呪文のように、
国民のこころに深く根付いてしまっているのだろうか。

アンケートの、『現状程度にとどめる』という文言の選択肢。
しかし、これは2007年度であったらともかく、こうなってしまった今、
選択肢として成り立つのであろうか?

今、日本にある54基の稼働中の原子炉。
今回の事故で、おそらく福島第一原発の6基は、廃炉に追い込まれるであろう。
黙っていても、54基から48基に減るのだ。
しかも、他の今稼働中の原子炉も、30年を経過したものは20基に達する。
今、原子力発電所を新設する、ということは、しばらくの間、国民感情から言って
非常に難しいであろう。
とすれば、『現状程度にとどめる』ということは、自然、今ある原発を
これからも使い続けていく、ということになるだろう。
つまり、30年以上経過し老朽化した原子炉を、さらにこれから、
壊れそうなところを直し直し、35年め、40年目…と、事故に怯えながら
使い続けていくことを選択した、ということとほぼ同じことである。
老朽化した配管を取り換えるのだって、どれほどのコストと危険が
伴うことであろう。そこらの水道管を取り換えるのとはわけが違う。
相手は極めて高い放射能をもつ巨大なプラントである。

『現状にとどめる』…ほんとにその選択でいいのかなあ…。
勿論、あれこれの選択肢を考え抜いた後にこれを選んだ方も多いだろう。
しかし、『変化』がただ面倒くさい、考えることが面倒くさい、ということで
これを選んだひとも中にはいるのではなかろうか。
また、原発はいやだけれど、すぐには全部止められないでしょう、
原発以外の他になにがあるのかまだ見えてこないから。
…そう思ってこれを選択したひとも中には混じっているかもしれない。
もしそんなふうに選ばれたこの結果の数字を見て、電力会社などが、
「よし!まだこんなに原発がいるという人間がいる!強気で推進だ!」
などと思うと困るなあ…。

でも、厳しいことを言うようだが、そうやって、長いものには巻かれろ、式に、
考えることを先送りしてきた結果が今回の事故につながっているように私は思うのである。
今、ここで、皆で真剣にこの国のエネルギーについて、あらゆる有望な可能性を
考える、ということをしなければ、またいつ、今度のような大変な事故が
起きるかわからない。

…実は、反原発を『故郷の廃家』ブログであれほど訴え続けてきた私自身が、
こころの奥では、これほどの事故が自分の住むこの日本で、
しかも、私の生きている間に起ろうとは考えていなかったのである。
いつか、地震や人為的なミスで原発事故は起きるかもしれない。
でも、それはすぐに収束できる程度のものであろう、と思っていた。

大地震や、あの恐ろしい大津波にしてもそうである。
こんな悲劇。誰も予測していなかった…。
私を含め、人間の想像力とは貧弱なものである。

それだけに。それだけに、私は願うのである。
『原発推進vs原発ストップ』
…もう、そういうところは超えて、今すぐ、私たちは次のエネルギー方策を
考えなければならないのでは。
今回わかったように、一度暴走し出したら人間の手などでは容易に止めることのできない、
そうして、その被害は単にその時限りのものではなく数年、数十年という単位で、
炉心付近の住人の重大な被害のみならず、日本という国そのものの生活基盤、
そして精神的基盤を冒してしまう恐れのある、この原子力発電というもの…。
それを、急にとはいかなくとも、できるだけ速やかに他の有望な自然エネルギーに
切り替えていくこと。そうして、何よりも、私たちの生活でさほど必要のない
電気は、使わないようにして、エネルギー消費自体を根本から
考え直すことが必要ではないだろうか。

『原発が無いと困るよ』

…その言葉を簡単に口にするのを、一度やめてみませんか。
ほんとに困るの?
…そう問いかけ直してみませんか。

こんな映像ご覧ください。
京都大学原子炉実験室、小出裕章氏が、『原発が無いと困る』という
謳い文句の、数字的な欺瞞を語っていられる。

この映像を見ていると、事故後に行われた例の奇妙な『計画停電』
なるものの実体が見えてくるでしょう。
原発が無いと困る困る、と言いながら、先日の東電発表の数字を見ても、
福島第一第二の計10基がなくとも、休止中の火力発電所の再使用などや、
自家発電しているところからの電力買い取りなどで、ピーク時の電力
6000万kWのうち、5200万kWは確保できそうというのです。
足りない800万kWを、企業や家庭で節電すればいい。
小出氏は具体的にグラフで発電量のからくりを示しています。

http://youtu.be/PLJVLul6Wz0
 
『原発が無いと困る』、というのを、一度疑ってみるのもいいのではないでしょうか。
そもそも、永遠の、夢のエネルギーのように思われている原子力の元になるウランだって、
石炭や石油と同じ、枯渇エネルギーだ、ということをあまりひとは考えていない。
今、採掘が可能だと考えられているウランの埋蔵量は100年分です。
石油42年。石炭133年、天然ガス60年。これは、当の電気事業連合会が
出している数字だから、反原発派のバイアスがかかった数値ではありません。
いずれ原子力も使えなくなるときは必ず来るのです。

しかも、これほどの危険と隣り合わせ。今回の事故でわかるように、
原発というものは、その完全に安全に廃炉するにところに至るまで、
あらゆる過程で、大量の放射性廃棄物を生みだしていくもので、
人間が何十年も冷却したり、管理監視し続けなければならないものです。
実はその安全な捨て先もまだ人間は完全には考え出していない。
何もかもがいつか枯渇してしまうエネルギーなのならば、
太陽光、風力、波力、地熱…そうした自然エネルギーに、いずれは人間は
頼らざるを得なくなります。
長期的には、原発に変わる、こうしたエネルギーを見つけていかねばならない。

原発でなければならない、という刷り込みから一度離れて、
これまで原発を推進してきたのと同じくらいの努力を傾注して、太陽光など新エネルギーの
改良・普及に努めれば、この世界はなんとかエネルギー問題を克服することが
できる。
…そう、私は願い、また信じています。

…その頃私はこの世にはもういないでしょう。
娘は38歳。子供は多分作らない。
私の血をひくものは、娘の後は…いません。
ぞうっとするほど寂しいことです。

それでも私は願う。
この地球をこれ以上汚してはいけない。
今生きている人類の欲望のために、この地球をむさぼりつくせるだけ
むさぼって、後世のひとに、不毛の大地だけを残すようなことをしては
ならないと思います。
気球温暖化防止のことは勿論すごく大事で、これは原発をやめるのと
同じくらい大切だと認識しています。

しかしながら、『原子力発電=二酸化炭素削減の唯一の道』
       『原発を無くすこと=地球温暖化』

という、原発推進派のこれまで耳にタコが出来るほど聞かされてきた言説は、
疑ってみましょう。
第3、第4の、より良い道は必ずあると思う。
広島・長崎と世界で唯一原爆を経験し、今また、世界に類を見ない
6基もの原子炉が接近して建てられているところでの重大原子炉事故という
ものを今、経験しつつある私たち日本人。

いやなものは見たくない、現状通りでいいじゃん…という
思考停止状態に近い認識だけでいいのでしょうか。

これまで、原発がどこか遠くの、自分に累が及ばない場所にある、と思っていたから
無関心でいられただけではないでしょうか。
何か起これば、原発立地を許した方が悪い、
危険極まりない収束作業は、誰か奇特な人がやってくれるだろう…
そう、人ごとのように思ってきた。

今でもひとはそう思いがちです。
現実を直視することは、私を含め、おおむね、ひとにとって愉快なことではない。
いやなことは先延ばしにし、今は考えたくない。
今がよければいい…。
そう考えがちです。

…でも、それでいいのでしょうか。
今、この時間にも、福島で収束作業にあたってらっしゃる方々がいる…。
彼らにすべてを預けて、それでいいのだろうか。
これから暑い夏になっていきます。それでなくても強い放射線に怯えながら、
防護服を着て作業するのは大変なことなのに、これからだんだん暑くなっていく。
その苛酷さを考えてみただろうか。しかも、これからの作業は、
今日も工程表が出された通り、だんだん炉に近づいて作業することになる。
それを、東電の社員、下請けの人びと、関連会社の人びと、
自衛隊、消防、警察…、彼らに負わせて、安穏としていていいのだろうか。
実際、これから真夏の猛暑の中で、あのビニールのような防護服を着て、
作業など出来るのでしょうか。
顔の見えない彼ら。だけれども実際には子供も家で待っているかもしれない、
恋人がいるかもしれない、老いた母が気をもんでいるかもしれない…
そういう彼らにすべて託して、私たちは電気の明々と灯るところに暮らし続け、
冷房はガンガン効かせて、寒いからと言ってジャケットを羽織って、
また、原発は現状維持、という同じ選択をする。それでいいのでしょうか?

今朝の朝日新聞、天声人語にありました。この夏の電力不足にいかに
向かうかについて。

『どのみち温暖化の問題で、野放図な消費には赤ランプがついていたのだ。
眉間にシワより、目尻にシワで対処するほうが、創意も工夫も湧くだろう。
禍を転じて曙光となす知恵と意志が、私たちにはあるはずだ。』

この夏をどう乗り切るか、ということだけではない。
人間がこの地球上でどう生きていくべきか、そのこと自体が問われている。

道はきっとあると思う。
ただ、それについて考えないように教育されてきただけだったのでは?
勇気を持って変えていこうとすれば、動かないと思われていた山も
いつか動かせるのでは?

…わたしも、人間の叡智を信じたいと思います。
次の次の回くらいに、原発とは直接関係ないけれど、動かぬと思われていた山を
突き崩した人の話を書きたいと思います。




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Re: lily姫様へ

lily姫さん。こんにちは。そしてはじめまして。

私こそ、時々お邪魔しては、お声をかけずにいまして、ごめんなさい。
でも、私も、れんげちゃん、葉っぱさん、、そしてNANTEI さんのところで
お目にかかり、遠くからでもなんとなくこころは通じているような気持でありました。

今回お声をおかけくださり、本当に嬉しいです。
私のところへのリンク。こちらこそよろしくです。
原発は、何とか少しづつ危ないところから止めていって、いずれ、無くしたいですね。
私も、『原発ルネッサンス』などという流れが世界に出来てしまって、一度は
「ああ、もうだめだ!この流れは止めようがない!」

そう思って、原発の記事書くのやめてしまっていたのです。年ですし…。
でも、今回の大地震と大津波、そして原発6基もが近接する
福島第一原発での事故。
その一報を聞いたとき、息が続かず、途中で反原発を口にしなくなっていた
自分を随分責めました。
結局私も日和見したんだなあ、と。そしていろいろな意味で深く悲しみました。

でも、今は、力のある限り、書き続けていこうと思うようになりました。

お訪ねをいただき、記事を丁寧に読んでくださって、リンクまで。
本当にありがとうございます。
なるべく偏った、資料のロどころのわからない文は書かないようにこれからも
していきたいと思っています。

いろいろ教えてくださいね。リンク私も早速させていただきます。
lily 姫さん、ってなんてすてきなお名前。私ね、百合の花が大好きなんです。

初めまして

初めまして、Lily姫と申します
時々お邪魔しておりました
ご挨拶もせず、大変失礼しました

れんげちゃんや葉っぱちゃんのお部屋で知り、お邪魔するようになって、
そして、南亭さんのお部屋でもお名前を拝見して、

コメントを書かせていただくのは、初めてなのですが
なんだか初めましての気がしない私であります

原発はイヤです!
大きな声でノーと叫びたいです!

彼岸花さんのお部屋は、少しずつ読み進めているところです
「故郷の廃屋」のほうも、同時進行で、読んでいます

まだ途中ですが、ぜひ、私のブログでもご紹介できたらなぁと思います
リンクさせて記事を書いてもかまわないでしょうか?
書いてもOKの場合は、トップ記事「みんなの声」に追記の形となります

お返事いただけたらと思っております
どうぞ、よろしくお願いいたします



Re: スキップさんへ

そうですね。毎号本屋さんに行って買うのも楽しいものですが、
聞けば最新号はもう完売とか。
道理で、3軒回ってどこにもなかったはずです。
定期購読申し込みました。

面白そう。いい本を教えていただいてありがとうございます。
東電にからんだ著名人、マスコミなどの組織団体、政界財界…
その規模の大きさを見ると、これまでその真実が私たちの目に
届きにくかった理由の一端が見えてくる気がします。

でも、もう、そうはいきませんでしょう…。
世界の目がありますから。
そして何より、日本国民がその実態を随分知るようになってしまいましたからね。

母乳からとうとう放射性ヨウ素検出……。(スポーツ報知 4/21)
詳しいことはまだわからないけれど、私は何かひたすら悲しいです。
ひとりの母親として、こんなこと許せない…

スキップさん。ありがとうございます。また、お訪ねさせていただきます。

No title

 丁寧なご返事有難うございます。「週刊金曜日」是非、購読してみてください。発行部数は3万足らずらしいです。私、数年前から、定期購読しています。応援したい週刊誌です。

Re: れんげちゃんへ

うふふ。長いでしょ~。

ブログ休んで修業したつもりだったけど、性根は治ってないですね(笑)。
でもね。こんなことが起こってしまったら…。
やはり黙って口つぐんでいられなくなって…。

私もね。一向平気よ。
まあね。彼岸花さんの世代は、練炭火鉢一つでご飯も炊き、おつゆも作り、
目刺しも焼き、そして暖房にも使っていた経験があるから。
練炭って知ってる?今は困ったことに自殺に使う人がいたりするけど、
私など小さいときは、朝、練炭1個に火をつけて、それで寝るまで調理と暖房が
間に合ったのよ。でも、指など霜焼け出来てたけど(笑)。
すご~く小さいときは、兄がランプの火屋ガラスを毎日磨いてたのおぼろげに覚えてる。
電気がまだ通ってなかったのかなあ。私は山奥の生まれだから(笑)。

まあね。そこまで戻ることは絶対必要ないですから(笑)。

ただ、いまほどの贅沢や無駄をしなくても、日本人はきっとちゃんと幸せに
生きていけると思う。コンビニが一晩中開いてて、そこではまだ食べられる
お弁当やパンがバンバン捨てられて。
まっすぐじゃないキュウリやインゲンなどのお野菜は、これも畑に捨てられて。
子供からお婆さんまで、ふんだんにお洋服持ってて。
便座の蓋なんか、自動的に開いたり閉じたりしなくたっていいもんね。
街も、いま節電してるくらい、少し明かりを落としている方が落ちついてていいなあ。

日本人は創意工夫に富む民族だから、省エネとか自然エネルギーを活用するとかいうことに、
本気でやる気にさえなれば、絶対凄い知恵を発揮すると思うの。
優秀な民族なのよ。
自分たちの潜在的な力を信じて欲しいなあ。
世界に先がけて、自然エネルギー立国、なんてできるとほんとにいいですね~。

れんげちゃん。いつもありがとう。


Re: スキップさんへ

スキップさん。こんばんは。

そうなんですよね。ここも実はそうです。
強く反対!とはおっしゃらなくても、私ががあがあ「原発反対!」と
叫んでいると、「よしよし」と温かく見ていていてくださる方ばかりです。
『故郷の廃家』という前のブログでは、少々バトルもいたしましたが(笑)。
まあ、私が年が年なので、みなさんいたわってくださってるのかなあ。

たぶん原子力に変わる自然エネルギーを示せるのなら、誰もこんな危険な原発なんか
欲しくないんじゃないでしょうか。
今日も週刊誌を数冊買ってきました。
『週刊金曜日』最新号を買いに行ったんですけれど、大きな書店3つとも売り切れ。
明日また、もっと大きな本屋さんに行ってみます。
定期購読しないと確実に手に入りませんかしら。
で、今日は『週刊ダイヤモンド』『週刊東洋経済』などを買ってきました。
週刊東洋経済には、東電とこれまで深く結び付いて原発推進に
突き進んできた、政治家、経済界、学界の、いわゆる『原子力ムラ』相関図が
載っていて興味深かったです。

見れば見るほど、地震・津波の被災地の、あまりの被害の規模の大きさと、
原発の、先行きの全く見えてこない状況に、溜息をついてしまいます。
それでも電力会社はしぶといですから、そうして、これほどの後ろ盾がいますから、
やはり、ささやかでも、私も声を上げ続けたいと思います。

でも、少しずつ力強く動いている人々がいますね。
孫正義さんって、いったいなんというかたなんだろう。個人として100億義捐金を
出した上に、今度は10億円を拠出して、原発をやめるための『自然エネルギー財団』を
提言なさっていると毎日jpで見ましたが。
http://mainichi.jp/select/biz/news/20110421k0000m020037000c.html

あと、宗教学者の中沢新一さんが、みどりの党、のような政党を立ち上げるつもりで
いらっしゃる、というのも耳にしました。
2つのケースがどうなるのかわからないけれど、今は日本だけでなく、
世界中の知恵を集めて、日本復興への道筋が見えてくるようになるといいですね。

スキップさん。これからもいろいろ教えてくださいね。

No title

アハハハハハ、ながーーーーーっ!!!
いやん、ちゃんと読んどるよ。(笑)
れんげは要らん!薪拾って、水浴びするっ!!
これから、クリーンエネルギーに舵きってくれると、日本かっこいいのになぁ♪

No title

 おかしなことに、私の知人・仲間で原発結構という人は1人も居ません。反対の私の前だから、合わせているのでしょうか。そうとも思われないのですがね。少なくとも、私がお邪魔したブログは全て、本心反対のようです。
 仰るとおり、現状維持は実は止めろと同じですね。老朽化してとっくに廃炉にしていなければいけない原子炉が19も動いているんですから、もう止めるしかないのですよね。アメリカでも同じ問題が起きていますね。操業停止を求める住民要求を裁判所が認めましたと新聞になりました。
 微力ながら、原発廃止の世論を高めるために発信したいと思います。

Re: hasutama さんへ

hasutamaさん。おはようございます。
ほんとに、美しい春というのに、私もこころが寒々としています。
これではいけない、こころを日常に戻そうと思ってみるのですが、
今回の大地震と大津波の惨状、そして、福島第一原発の事故は、
決定的に、私の中の何かを壊してしまいました。
何を?と自分にも問うてみるのですが、なかなか言葉にできない。
言わば、『純なもの』とでも言えばいいでしょうか。
『甘やかな感情』というものが失われてしまった。
私はこの頃、『マタイ受難曲』ばかり聴いています。
何かね、ほんのほんの少しですけれど、イエス・キリストの悲しみが
わかるような気がする…。イエスは悲しかったんだろうなあ……

お母さまの『この年になってにこんな日本を見るなんて、ほんとに悲しい・・』と
おっしゃる気持ち。すごくよくわかります。

しかし、政府の、そしてテレビや新聞の報道は、ほんとにひどいですね。
まあ、恐怖を煽って、パニックを起こさせては行かない、という配慮は
あっただろう。しかし、いかになんでも、事実を隠し過ぎる。
『ただちに健康に影響はない』『安全です』という言葉をどれほど
繰り返し聞かされたでしょう。
テレビや新聞しか、情報源のないひとは、それを信じるしかないでしょう。
アンケートの結果は、そういうところを反映しているのでしょうね。
でも、数値は数値。
これで、原発推進OKととる人間もいるでしょうね。
そういった意味で、この結果は悲しいです。
ウォールストリート・ジャーナルのアンケート。早速見ました。そしてポチしてきました。^^

若い方には特に、これだけいろいろ情報源があるのだから、少し原発や
エネルギー問題について勉強してみて欲しいなあ。
そう思って、老体に鞭打って(笑)、少しでも情報をと思ってここで書いてます。

あのネ、私、twitterまで、頑張ってやり始めたんですよ。
原発の汚染水、玉突き排水なんてあんなまどろっこしいことしてちゃ、
冷却が滞っちゃうでしょ、石油タンカー用意しなさい!って政府に伝えたくて
(笑。あ、笑い事じゃない。でもそのくらい必死だったの)
でも、twitterの仕組みやマナーがいまいちよくわからない。
それでも、より広く伝えたいから、これからもう少し手を広げて
facebookなども試してみるか!などと思っています。

週刊紙もなかなかいい情報源になります。どの媒体も、自分でその真偽や
バイアスをきちんと判断しないといけないですけれどね。
でも、大新聞や地上波テレビの、一見中立で公平そうな報道の、
目に見えない隠されたバイアスというのが一番怖いなあ。影響力が一番大きいだけに…。

また、いろいろ教えてくださいね。こころ強いです♪



おはようございます

たびたび、おじゃまします!

春になり日差しが明るくなってきたというのに、ついつい心が寒くなってしまう私です
彼岸花さんのところで、暖をとらせてくださいねi-179

先日母(76歳です)の家に遊びに行ったついでに、原発のことを聞いてみました
母は原発事故後、この年になってこんな日本を見るなんて、ほんとに悲しい・・と、がっくりしてしまっているのですが、「原発はこれからどうしたらいいと思う?」と聞いてみると、「日本の技術力は世界一なんでしょう?今回は大きな地震があったからこんなことになったのよ。これからはもっと安全に配慮できるでしょ。」とのことでしたi-201

これはやっぱり、母の見ている情報源が、テレビや新聞だからかなと思います

ウォールストリート・ジャーナル日本版を見ると、また違ったアンケート結果が出ていました

http://jp.wsj.com/japanrealtime/2011/03/31/%E3%80%90%E6%8A%95%E7%A5%A8%E3%80%91%E5%8E%9F%E5%AD%90%E5%8A%9B%E7%99%BA%E9%9B%BB%E3%81%AF%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E5%B0%86%E6%9D%A5%E3%81%AB%E5%BF%85%E8%A6%81%EF%BC%9F%E4%B8%8D%E5%BF%85%E8%A6%81/

普段どんな媒体から情報を得ているかによっても、判断は違ってくるのでしょうね

ネットがあって、色々な視点を発見でき、また気持ちを励ましてくださる方にお会いできること、この点には大きな希望を見出します


Re: 大門先生へ

先生。こんばんは。

先生にそういうふうに笑いとばしていただくと、肩の力がふうっと抜けて
自分を許す気になれます。そっか、これでいいんだな、って、なんとなく
思えてきます。
原発のことばかり書いて、鬱陶しいかな、とか、不安をいたずらにかきたててるかな、
とか、長すぎるかな、とか、これでもいろいろ自省や自制しているものですから(笑)。

でも、書かずにいられない、この私の困った性質(笑)。
おとなしく微笑んでりゃ、いい女なんでしょうけれどね。
あ。いい老女、かな(笑)。

先生にそう言っていただけるたびに元気を回復。何よりの応援です~。^^
ありがとうございます。

Re: その日暮らしさまへ

その日暮らしさま、こんばんは。
凄いお名前ですね(笑)。なんだか覚悟のほどがうかがえますね。

同世代ですか?『若さを誇る男前』…。お姿拝見したいですね(笑)。
まあ、私も自称『昔は美少女』さんですから。

おっしゃる通り、私も、原発のことをずうっと調べていたら、これは
ただ原子力発電の是非を問うとかいうだけの問題ではなく、
戦後のさまざまな大問題、例えば水俣病とか、イタイイタイ病とか、
薬害エイズ問題とかに共通する構図を持っているなあ、と感じるようになりました。
それから、原発導入の過程を調べていくと、それは戦中戦後の思想史、政治史に
大きくからんできます。
マスコミの良心の崩壊、という問題も浮かび上がってくる。
私たちは、よく言われることだけれども、太平洋戦争の反省もしゃんとは
しないまま、沖縄の基地問題もその他のさまざまな問題も、
国民的議論をするということもなしに、何もかもを先送りにして、
ただ、自分たちの暮らしが豊かになることだけを追い求めてきました。

そうして何よりも、原発の問題は、これから人間はどう生きていくのか、という
大きな大きな問題に打ち当りますね。
先進国と発展途上国の格差の問題も大きい。
先進国は原発をたくさん作ってきてこれからも作ろうとしていた。
発展途上国だって、これからそれに倣って原発をたくさん作って行きたいでしょう。
そういうと、先進国のひとは、「大丈夫かなあ、安全に運転していけるのかなあ」
と危惧する。でも、商売だから、作るだけは作って激しい売り込み競争しますね。
良心と商売は別、というわけです。

実は原発をやめられない、その戦う相手は、政府でも東電でもなく、
私自身の中にもある、人間の飽くなき欲望、という気がします。

>理不尽なことに対して嫌悪の情を抱くことから始まっている僕の心性は、
>すぐに感情に支配され、アジテーターみたいになって暴走しがちです。
>諌めてくださいね(笑)。

いえいえ、私もすぐかっかする方です。世代に共通している心性?
前のブログでも、ある若い方に「煽っている!」とだいぶ批判されましたよ。
それでは、お互いに諌めあいましょう(笑)。大変にこころ強いです。

昔と違って、自分などはどうでもいいのです。
ただ、これからの人々のことが心配。余計なお世話かもしれないのだけれど、
伝えておきたいことがたくさんある。
原発問題はその中の一つ。でも、本質的問題を複雑にそのうちにはらんでいる
問題なので、斯くも一所懸命、訴えようとしています(笑)。

これからもよろしくお願いいたします。



Re: hasutamaさまへ

hasutamaさん。お訪ねいただきありがとうございます。

> アンケート、原発を廃止しなくてもいいとした人へ
>「原発が、自分の住む町にあったとしても、原子力発電継続を望むか?」
>という項目はどうでしょうね・・?

ほんとですね。
たぶん、だいぶ多くの方が、「それは困る」とおっしゃり、『減らす』などに
変えられるのではないかと思います。
福島から着の身着のままで避難していらした方々に対してさえ、
放射線量のスクリーニング検査を要求して、受けたという書類を出さなければならないと
言ったり、子どもが差別されたり(確認はとれていないようですが)
福島のゴミを自分のところに持って来て処理すると聞いた途端に、市に
抗議の電話が殺到したり…。
結局、自分のところから遠くて累が及ばない海辺の街とか、
そういうところに作るのなら原発はやっぱり必要でしょ、ということなんじゃないかなあ。
自分の身近に来られると、上記の程度のようなことでも過敏に反応しちゃうんですから。
全国から、放射性廃棄物が大量に集められている青森県六ヶ所村の人々の
気持ちになってごらんなさい、と言いたいですね。

選択肢がちょっと大まか過ぎるかな、という気がします。
2007年度との比較のためには、同じ選択肢でないと困るんでしょうけど。
hasutamaさんがおっしゃるような訊き方をしたり、あるいは、原発に依存しなくても
こういう方法がある、ということにもう少し皆さんが希望がもてたなら、
この数値はがらっと変わっていたでしょうね。
結局、『原発以外に選択肢はない』という思いこみが、邪魔している気がします。
それは、電力会社と政府などが、自分たちの電気事業独占や利権を護るために、
新エネルギーの開発に本腰入れて取り組んでこなかったせいです。
そうして、コマーシャルなど大金をかけて、原子力発電は宣伝されてきましたものね…。
皆さんが、エネルギー問題をこれから真剣に考えてくれるようになるといいですね。

それには[こういう方法があります][こういうことが出来ます]という、
具体的な実践例を示すことが、やはり一番効果的だと思う。
私も勉強しなくっちゃ。

hasutama さん。これからもいろいろ教えてくださいね。
ご訪問いただき、とても嬉しかったです。

No title

ははははは
二人とも長~~~~~~いいいいいい!でも本当にいい事言ってるぅうううう!!!!

彼岸花様へ

 初めまして、こんばんは。

 メッセージを下さいまして、ありがとうございます。「連帯を求めて孤立を恐れず…」の世代で、同い年かも知れません。ブログ上では、姿が見えないのをいいことに、「若さを誇る男前」を装っています。そこは見逃してくださいね(笑)。

 さて、少し前に「認識のさんぽ道」hasutama様の素敵なブログに出会い、そこから彼岸花様のブログの存在を知りました。いろいろと学ばせていただきます。

 ところで、戦後ずっと、いろいろな問題や事件を通して様々なことが個人的にも社会的にも問われてきました。その問いと真摯に向き合うことができずに今日まで流されてきてしまったことが、今回の原子力災害の誘因となっているように思います。原発の是非を問うというよりも、原発の存在によって私たち一人ひとりの生き方・価値観こそが根本的なところで問われている。今はそういう、もう退っ引きならぬ事態に直面しているのだと思っています。

 理不尽なことに対して嫌悪の情を抱くことから始まっている僕の心性は、すぐに感情に支配され、アジテーターみたいになって暴走しがちです。諌めてくださいね(笑)。それではどうぞ宜しくお願いいたします。

こんばんわ!

アンケート、原発を廃止しなくてもいいとした人へ「原発が、自分の住む町にあったとしても、原子力発電継続を望むか?」という項目はどうでしょうね・・?

Re: 手帳さんへ

手帳さ~ん。お久しぶりです。
無沙汰してすみません。今私ね、阿修羅みたいに戦闘モードでしょ。
あなたのところにそういうきな臭い風を持ち込めなくて。
まあ。どなたのところにだってそうなんですけれど。
でも、今書かなくていつ書くんだ!とも思うから。…仕方ないんです。
ちっぽけな私の、ライフワークみたいなものなのかな、と思うようになってる。

手帳さん。
原子力発電が無くても、そこまで生活の質を落とすことないと思いますよ。
原子力発電のなかった30数年前の生活レベルに一気に落とすということでは
ないと思います。
子供たちのチャンスを奪うほど、切り詰めなければならないということでもないと思います。

まずネ。東京の都心のような生活は、これは一気に変えたいですねえ。
夏、電車の中で震えあがり、冬、ノースリーブを着るような生活。
コンビニも、テレビも、夜中までやる必要はないと思います。
デパートなども週一回休んでいた昔に帰ればいい。
フランスなどの先進国でだって、まあ宗教的なこともあるのだろうけれど、
土、日は店がほとんど開いてない、もちろんコンビニや自販機なども
日本のようにはない。最初はなにも食べるものが買えなくて困ったけれど、
慣れたら、金曜日にパンやベーコンなど買い置きしておく。
(娘の経験談です)
東京のように自宅から勤め先まで電車で1時間半とかかけて通う方が
異常なのであって、本当は職住接近の街づくりをして、勤務先へは
徒歩や自転車で通えるようになり、残業などもなく、お父さんやお母さんが
6時には家に帰って家族とのゆったりした時間を皆で過ごせるほうがいい。

ひとり暮らしや核家族の人々が、孤立しないよう、これも地域の
コミュニティについて根本的な見直しをして、赤ちゃんから老人までが
開かれた環境でともに暮らす、というような街づくりをすればいい。
現に、被災地の体育館などで今、暮らしている若者たち。勿論
プライバシーが無いというのはつらいだろうけれど、これまで不登校とか
人とコミュニケーションとれなかった子などが、体育館暮らしで逆に
ひとと話せるようになり、友達が出来た、という話も聞いています。
赤ちゃんからお年寄りまで、避難所暮らしの一体感、というものを知ったから。

ものが無い、というのはマイナス要素だけではないと思います。
我が家なんか、どれほど不要なものが多いか!(笑)
私ね、そろそろ老い支度を始めなきゃな、って思ってるの。
私たちが死んだとき、娘が家の片付けに時間とられるようでは困るから、
者を捨ててすっきりしておかなくちゃなあ、って。
でも、そうしようとすると、どれほどゴミが出てくることか!
不用品の山です。…こんなに買い込んできたんだなあ、って思う。

そのほとんどが石油製品とかよ。

でも、いずれ、原子力発電のウランも、石油も石炭も、
レアメタルも、人間は掘りつくしてしまうでしょう。
お子さんが私くらいの年齢になる頃…
その頃は、今のまま人間が欲しいままの生活をしていたら、資源はほとんど
無くなっているかもしれない。
SF映画のように、資源の激しい奪い合いが起きているかもしれません…。

人間の生活を変えること。それはいずれ必ず、考えなければいけない問題なの。

一番気をつけなければいけないのは、電気、ガス、水道、米(主食)などの
人間の基本となるものは、一企業に独占させてはいけないということです。
その企業とは全く営利関係のしがらみのないチェック機関を置いて、
不正が行われないようにしなければならない。
私が、原発の次に心配しているのが、水の問題です。
日本は水の豊かな国だという認識があるかもしれないけれど、
これも外資などあまり入らせてはいけない。
水を守る、ということは、山を守る、ということです。
そこの認識をみんなしっかり持っているかなあ…それも心配よ。

彼岸花さんは、心配症なのです(笑)。
原発に関して心配してたことが当たっちゃったから、余計にまいっちゃってる。 

Re: 葉っぱさんへ

ふふ。長いのはなかなか変わりませんねえ。
ブログ2か月ほど休んでいたとき、再開したら今度こそ短くぴりりと
締まった文にしよう、と思っていたんですけど(笑)。

サンデル教授のハーバード白熱教室ですか。
私も一応見てみたかったなあ。でもあまり大した感じではなかったようですね?
飛行機うんぬんの話。はあ、そんな感じですか…。
よくね、原発反対って言うと、決まって言われる言葉があるんですよ。
『じゃあ、あなたは電気を全然使わないんですか?」とか、
『自動車の事故による死者の方が、重大原発事故による死者より
比べ物にならないほど多いですよ。それだからって、あなたは車に乗らないですか?』

飛行機事故や自動車事故との根本的な違いは、原発事故は
一度起きたら、何年、何十年という禍根を後世に残す。
そうして、その責任を最後までとれる者は誰もいないということなんですけれどね。
一時金は出るでしょうけれど、土地を去って新しい生活をする
その金銭的、精神的痛手の保証がずうっとしてもらえるわけではないだろうと思います。
健康被害についても、癌との因果性は証明出来にくい、とか言われてね。
そういう意味では、飛行機事故などよりは、水俣病などの公害に性質が似ています。

そしてね~。風評被害がね~。
これが大きいですね。
子供がいじめを受けるとかいう問題から、野菜、魚の売れなくなる問題から、
さらには、日本の製品が全般的に世界で売れなくなる、などという問題にまで
広がってますものね。
それほどのリスクを冒す価値が原子力発電にあるのだろうか、と
私などは思うんですけど、なんと言っても日本は原発が国策だったから、
代替エネルギーをこれまで真剣に開発研究に取り組んでこなかった。
日本人の真面目さ、創意工夫の巧みさ、緻密さ…そういう能力を
これまで、代替エネルギーの研究に使っていたなら、その方での
先進国になれていたかもしれませんね。

これからでも遅くない。頭を切り替えるだけだと思います。

葉っぱさん。ありがとう~。
来月も、計画節電、やりましょうね。



No title

私もみんなも要らない減らしたいって思ってると思った。
そう思いたいがホントかな。

でも、あらためてよくよく考えると
エネルギー消費を減らすって事は、電気を使えないだけじゃないのよね。
生活の質を下げる事で、実際的には
歩いていけるほどの距離で働くほか無かったり
核家族や一人暮らしも我慢しなくちゃならなかったり
お店も無いし、プールやジムだってない。
欲しい物、時間、空間、知的な喜びをたまにしか得られない生活です。
私が与えてもらった生活を自分の子供には40%我慢してねって言う未来。
つい30年前と同じ生活って言えばそうですが、両親が今の人に出来るかな?って。

先延ばしにしてきたけれど、何を手放すか考える時期に来たのだと感じます。
思っていた以上の物を手放さねばならないだろうと感じます。
怖くて、悲しいよりはよっぽど耐えられるケド

No title

v-22あは・・・葉っぱのブログより長い、もちろん、葉っぱのより内容が濃い(笑)

先日もハーバードのどうたらこうたらでやっておりましたが、なんとなく危機感薄いですね
ともかく、恩恵を被る人とリスクを被る人が違う・・・なのに、飛行機だって当時は危険だった・・なんて言ってた
原発の上で生活する気ならなんとでも言えっ!て思うけどね~

現状は確かに難しい部分がある・・・でも代替エネルギーも進化してきている今、方向だけでも止める、に向かっていくことはできると思う
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彼岸花さん

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『しだかれて十薬忿怒の息吐けり』

『南亭雑記』の南亭師から頂戴した句。このブログになんともぴったりな句と思い、使わせていただきます。
十薬とはどくだみのこと。どくだみは踏みしだかれると
鮮烈な香りを発します。その青い香りは、さながら虐げられた若者の体から発する忿怒と抗議のエネルギーのよう。
暑い季節には、この強い歌を入口に掲げて、私も一民衆としての想いを熱く語りましょう。

そして季節は秋。
一足早いけれども、同じく南亭師からいただいた、この冬の句も掲げておきましょう。

『埋火に理不尽を焼べどくだみ荘』

埋火(うずみび)は、寝る前に囲炉裏や火鉢の燠火に灰をかぶせて火が消えてしまわぬようにしておいた炭火などのこと。翌朝またこの小さな火を掻き立てて新たな炭をくべ、朝餉の支度にかかるのです…

ペシャワール会
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