『自然エネルギーに関する「総理・国民オープン対話』について

先回12日の有識者との懇談会に続いて、今日19日、菅総理がネットで、
国民との対話を試みた。
今回は、前回受け付けておきながら、番組で取り上げることが出来なかった
twitter などからの一般視聴者の質問に菅さんが直接答えるというもの。
また、地方の4か所を中継でつないで、そこで自然エネルギー活用の
取り組みをしている団体の代表との直接対話をした。

前回の有識者との懇談会には感動したのだが、今回の対話には
正直言ってちょっとがっかりした。

がっかりした理由は、菅さんが『安全が確認されたものから原発を稼働』と
はっきり言ったことだ。
これはまあ、私のように反原発を言っている者でも、実は原発を一気に停めてしまうのは
無理だろうな、と心の底で思っている。
だから、菅さんがそう言っても怒ることはないようなものではあるのだが、
私が心の中であきらめとして思うのと、一国の総理の立場にある人が、
『原発は動かしていく』と発言することとの影響の大きさは、まったく
違うレベルのことである。

菅さんの意図するところはよくわかるのである。
今、原発を全部停める、と総理が言ってしまうと、国は、特に経済界を中心に、
蜂の巣をつついたような騒ぎになるであろう。
浜岡一つ停めただけで、あれだけ激しい菅下ろしの風が吹いたのである。

まず、自然エネルギーにシフトしていくのに必要な法案『再生可能エネルギー電気調達特別措置法案』
を通すこと。そうして孫さんなどが企画している電田計画など、
太陽光発電などの自然エネルギーの開発促進をやっていく。

そうした原子力発電以外の受け皿をまず作ったのち、国民と十分な議論を尽くして、
原発をどうするか、などのエネルギー問題を決定していく…

…まあ、そういう道筋を考えているのであろう。

ドイツは、みなさんご存知のように、脱原発をはっきりと決めた。
イタリアも国民投票で、原発には戻らないことを決めた。

これらの2国は実は、日本のように政官民上げて原発べったりの状態から、
いきなり脱原発に行ったわけではない。
ドイツなどでははるかに早くから、送電、発電の分離が行われている。
そして、自然エネルギーによる発電の全量買い上げがもう実績があり、
日本の家庭での太陽光発電買い取り価格が42円でしかも10年間なのに比べ、
ドイツでは同じくらいの金額でも20年間買い取ってくれる。
つまり太陽光発電を家庭でしても、日本では10年間しか買い取ってくれないので、
設備にかけたお金は、回収できるかどうか微妙。ところがドイツでは10年間
およそかけて設備費を回収して後は、まるまる発電量が利益として入ってくるのである。

この仕組みで、ドイツの太陽光発電は一挙に普及し、結果的に設備にかかるお金も
安くなった、という実績がある。

つまり、今回ドイツが、きっかけは福島原発の事故への危機感から、脱原発に
踏みきったにしても、そこには自然エネルギー普及の実績があり、
原子力に代わる受け皿としてそれを言うだけの自信があったということである。

日本はご存じのように、電力会社が送・発電の権利を握りこみ、
自然エネルギーの開発推進を、むしろ積極的に邪魔してきた国である。
そのために、自然エネルギーの発電に占める割合は、僅か1%に過ぎない。
太陽光発電、蓄電池、風力発電、地熱発電、…そのいずれをとっても、
かつて日本の技術は世界でも先頭を走っていた。
それが、電力会社の、おのれの電力事業寡占のための、いわば妨害で
正当に技術発展と普及する道が途中で閉ざされてしまっている。

「物事を変えるにはある程度の権限と中身がないと、なかなか変えるものも変えられない」
という、最後の菅総理の言葉は、そこらへんのジレンマを語っているとも言えよう。
つまり、日本では脱原発の底力がまだない、と言いたいのであろう。

イタリアのように脱原発に対して国民投票をしてはどうか、という、
一般の人からの問いもあった。菅総理はそれにも言葉を濁す。
これもまだ、自然エネルギーを前向きに選択するために、十分にその下地が出来ていない、
というような言い方で。

なんとの切れ味の悪い、歯がゆい言い方であるが、国民投票に関しては、
私も菅さんとおそらく同じ危惧を抱く。
日本人が、脱原発に、本当に舵を切るであろうか?

…そういう危惧である。これほどの大事故が起きたのを目の当たりにしていながら、
まだ、原発がないと電気が止まって困る、…そういう刷り込みにどっぷり漬かっている人々も
多いこの日本。

仮に国民投票などして、1%でも原発はいる、というひとの方が多ければ、
それで、決定!である。地下式原発、もんじゅのような高速増殖炉…
ばんばん作って行くことになってしまうだろう…

一国の総理として『脱原発』、と言いたくても言えない事情がその他にも山ほどあって、
菅総理の言葉を濁している気がする。

…だがしかし!!!
やはり、一言、ほんの少しでいいから、「先の話だが」、と断ってからでもいいから、
『脱原発』という言葉を言って欲しかった!!!

それみたことか!
その後のメディアの報道は、『菅総理、原発再稼働を認める』それしか書いてない!
他にいいことを言っていてもそれには一切触れないで、ただ『菅総理は原発を
動かす』それだけ。

自民党などや、原発推進派はこれで大喜びするだろうなあ。
彼らは、菅総理が原発をひょっとしてまた思いつきで全部停めてしまいはしまいか、
脱原発の旗頭になって、国民がそれについていくのではないか…
それを一番恐れていたはずである。

…あああ。ばっかだなあ、菅さん!
あなたが生き残る道は、そして鮮やかに総理として去る道は、
脱原発にはっきりとした道筋をつける。そうしてそれによって国民の人気を得る!
それしかなかったのに!

今日の直接対話は、逆効果だったかな。
今まで、菅さんを「あれっ!?」と思って見直した人の中には、これですっと去っていく
人も多いであろう。第一、コメントを寄せてくれた、坂本龍一氏、宮崎駿氏などの
気持ちもこれでは踏みにじったことになりはしなかったろうか?


う~む。がっかりである。 


しかし。しかし。
では他に誰がいる? 河野太郎氏はいいが、自民党だしなあ。

今回と前回、菅さんに付き添っている、内閣官房副長官の福山哲郎氏。彼はなかなかいい。
とても深いことを全回言っていた。…だがまだ若い。

やはり。やはり菅さんが辞めれば、その後に来るのは、これはもう
まちがいようもなく、原発推進派かその傀儡であろう。
してみると、まだ菅さんは、こうやって対話をしようとするだけ、いいのである。
再生可能エネルギーの全量固定価格買い取り法案成立を目指しているだけ、
それをつぶして電力会社を守ろうとする連中よりはましなのである。

…ああ、悲しい…

が、やはりここはあきらめないで菅さんを応援していくかな…





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Re: NANTEI さんへ

NANTEIさん。こんばんは。

思いがけない援護射撃ですね。
河野太郎さんは、自民党でなければ、私が一番この国の総理に
してみたい人です。やってくれますね~。
ただこの後、河野さんに対する身内からの風当たりが強くなるでしょうね。
今でも変人扱いですものね。
でも彼はなんと言っても血筋がいいから(!)、菅さんに対するような強い風は
あたらないだろうし、彼は菅さん以上に意志が強そうだから
まあ、放っておいても大丈夫でしょうね。
そういう政治的後ろ盾のなさも、菅さんがなんとなく政界において軽んじられる
理由かな、などとふと思いました。前の方の記事で触れていますが、評論家の
櫻井よし子氏が
『結局、彼は市民運動家であり、大きな枠組みで物事を見ることができない、
つまり「国家観」がないからです。』
などと愚かしいことを言っている。
でも、菅さんは常にこういう見方に付きまとわれていたんじゃんないでしょうか。

河野太郎さんはほんとに面白いです。原発のことなんか、政治家で一番
詳しいんじゃないでしょうか。彼がいよいよ立ち上がりますか。
周辺にもっと同志がたくさん集まるといいですねえ。

さて、とりあえず会期が延びて、菅さんはこれからどれほど粘りと手腕を見せられる
でしょう。ほんとうに、政局が動きが激しいので、
なにか書こうにもちょっとためらってしまうところがありますね。
私も、少しなりゆきを静かに見ていようかと思っていました。
どこの党にも、心ある人はきっといるはずですよね。
政局、党利党略よりも、今、政治家として自分たちが何をすべきか、
ちゃんと考えている人はきっといると思うんですが、与野党問わず、長老たちが、
どこもがっちりと古い体質を守るため、そうした良心の動きを
押さえつけている感じがしますね。

どう考えたって、再生エネルギー固定価格買い取り法案は成立させたいもの。
それに反対する人がいたら、その理由を聞きたいですね。
菅さんだから、反対する、というのでは、理由にならない。
自公は困った状況に追い込まれたかもしれませんね。菅さんの粘り勝ち?

…どうなっていくでしょう…。

国民が、正しく動く人を世論というもので強く後押し出来ないものでしょうか。


NANTEIさん。ありがとうございます。今日はさすがに暑さでばてておりました。^^

流れは、

思わぬところからやってきました。
今日、自民党の国会会期延長を断固阻止するとした党の姿勢に対して、
河野太郎を中心とする6、7名が執行部の方針に反対表明を突きつけたということです。同調するメンバーに腰の座らない後藤田、それから岩屋という当選のために他党を渡り歩いてきた人物がいるのは気になりますが、私の感じたように管直人のあの目、ぎりぎりの姿が心ある議員を動かし、党利という実に小さく醜い考えを粉砕しようとしているように見えます。これが河野氏の熱い使命感をアピールする一歩であってほしいと切に思います。そして党派を超えてこのような考えに多くの政治人が参加してほしい。ここ二、三日を見守りたいと思っています。
もしかしたら日本にとって大きな転機になるかもしれませんから。
ただし、河の本当の流れは誰にも予測できないのも、数千年の政治史が教えてくれています。

Re: NANTEIさんへ

NANTEI さん、こんばんは。
満々と豊かに水を湛えて緩やかに流れる大河のようなコメント、
ありがとうございます。

あ!今ふっと思ったんですが、NANTEIさんって、なにか大陸の香りがします。
そう考えると、お作りになる句の構えの大きさが、わかる気がする。
ごめんなさい。印象、です。^^

『バル菅』ですか!
ほんとに彼は何を言い出すか、しだすかわからないところがありますね。
今、周囲は、菅さんが『尻をまくって』(まあ、あたくしとしたことが!笑)、
脱原発解散、を言いだすことを恐れているでしょうね。
いっそ、本当に原発に対する態度を各候補者に公開質問状などで明確にさせてから、
原発解散して、政界再編、なんていいかも、とまで思ってしまいますが、
そんなことをしていると、被災地への対策はますます遅れてしまう。

しかしながら、菅さんがいる限り、この法案あの法案は通さない、審議さえ応じない、
などと自公や、民主党の一部でさえ言っている現状を見ると、
いっそ、そんなことでも思いきってした方が、この国は動き出すかも、
とさえ思ってしまいます。

原発に関する考え方が、リトマス試験紙になるのか、と言われるかもしれないけれど、
原発問題は、これまでもずっと書いてきたとおり、そしてNANTEIさんには
わかっていただけると思いますが、日本があるいてきた歴史の
根本問題をその内にはらんだ大きな問題ですから、それ一つを問うだけで、
政治家としての姿勢や立脚点がくっきりと見えると思うのです。
政・官・経済界・マスコミ・教育界の癒着構造、アメリカの影、差別問題、
労働問題、未来に対する根本的姿勢…政治家としての哲学を問う…といろんなものが含まれているから。

私が一つ、菅さんに関してわからないのは、自然エネルギーに対して
そういう見識を持ちながら、福島の、そこに生きる人々への素早い対応が
一向になされないこと。情報開示も含めてですが。
菅さん自身に、それに対する関心がないのか、それとも文科省、経産省、厚労省など
動くべきところが言うことを聞かないのか…
そこのところがわからないので、私自身の菅さんに対する考えかたも
揺れてしまうのです。だから、熱烈に応援したり、がっかりしたり。
脱原発への覚悟をするといいのに。と思うのは政治素人の単純さでしょうか。
きっと、どれほどの権謀術策や駆け引き取引が行われているか…。

私が菅さんを、なんとなく嫌いになれないのは、彼に『清新の気』がまだ
残っている気がしたからです。これは年齢とまったく関係ない。
政治家としての『若々しさ』。…たとえば石原伸晃さんなどは
若いけれども、彼には清新の気など、私は感じられません。
菅さんは、なにかやってくれそうな、未知数の部分が大きいひと、
という気がずっとしていたからです。若々しい学生のような気分の残っている人、
という気がしていた。でも、震災後はそれが悪い形でしか現れず、傍目にも
焦っていらついて自信をなくしている感じがした。

孫さんと5月末に会ってから、菅さんは吹っ切れた感じがしますね。
彼が本当に、いい意味でのバルカン政治家になってくれるといいですねえ…。

『目を見れば、判る』!
ほんとですねえ。自然エネルギーについてネット対談で語る菅さんは
ほんとにいい顔をしていました。
それに対し、米倉経団連会長の顔…ああ、言いますまい。あ、言っちゃったか!(笑)

私はどうも、直感で政治家も見てしまいがちです。だからその都度一喜一憂。
しかし、今日NANTEI さんの、大きく物事を見て捉えるお考えをうかがえて、
とても興味深く面白く、また力強く感じました。

私も、菅さんを応援し続けたいと思います。そうして、この国の行方を
しっかりと見据えていきたいと思います。







こんにちは。

政治は河の流れに、ほんとうによく似ています。
激流になるかと思うと、どろりと淀み、あるときは涸れてしまうようなことも。
二股に分かれて、また合流し、置き去りにされた水は小さな溜りになって、やがて消えてゆく。
今の政治状態は激流に見えながら、エネルギーがないし、何よりもどう流れていってよいのかもわからない河になっています。
ただこんな混沌の中で、細い流れですが正しく中心を為し、無事に海へ導こうとする水があります。ここ一カ月、ずーっと注目してきた管直人が、毀誉褒貶の渦中でしっかりと立ち続けています。ひとつひとつの言葉尻を捉えて一喜一憂するのではなく、管直人という異色の政治家、例えていうなら三木武夫とは立場を違えたバルカン政治家としての、国家的危機に対する理想、それの一点でも実現させようとする意地と粘りを、強く応援します!
誰が胃が壊れるほどこの国を憂う、リーダーがいるでしょうか。
すべての国会議員の目を見れば、判るはずです。
私は感度が鈍い人ですが、ゆっくりと見て聞いて心の深いところに届いた人物像を、信じようと思っています。
こんなものでは、まだまだ甘いかもしれませんし、噴飯ものでしょうが・・・。

Re: 鍵コメさんへ

鍵コメさん。了解。

マッカラン12年もの。買って、今晩飲んでみましょう。

だいじょぶ。だいじょうぶ!

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Re:鍵コメさんへ

鍵コメさん。詳しい話はそちらで。

マッカランの12年物ですか。今ね、調べたんですが、いろいろあるんですね。
マッカラン・ファインオークとか、マッカラン・グランレゼルバ、とか
ただマッカラン12年とか。どれがいいのでしょう。
ぜひ、飲んでみたいです。

…女がね、ウイスキーというのもね、本当はどうも、あまりいい図では
ない気もしますが。ウイスキーはやはり、殿方のものという気がします。

でも、鍵コメさんがそんなにお勧めになるならぜひ飲んでみます。
ありがとうございます。

Re:morinof さんへ

morinofさん。ありがとうございます。
ご心配、と言いますか、morinofさんがおっしゃること、よくわかります。
自然エネルギーとて無尽蔵ではないし、その過程でまた地球環境を壊していく
ものになるであろうことは私も知っています。
たとえばエネルギーではないけれど、水が極端に足りない地域のために
海水を浄化して真水にする。そういう技術は日本はトップクラス。
こう聞くと単純に素晴らしいことに思える。ところがやはり、
そういったプラントが大型化すると、真水にしたあとの廃液は海を汚すことになる…。

太陽光発電も素晴らしいことばかりではなく、まず作るのに、多量の石油資源を使い、
しかも今の技術では、あまり耐用年数が長くない。新しいものにすれば、
また資源を使い、廃棄物の問題も出てきます。
…完全な再生可能エネルギーなど、まだないと言っていい。

それでも、それでも、原子力発電の本質的にはらむ問題よりは、まし。

私は、正直に言えば、人間はいずれ、エネルギー資源を巡って
争うようになるだろうと思っています。それこそSFの世界。
まあ、それは何十年、百年、二百年先の問題でしょうが…。

先進国が、日本やアメリカのように、いつまでも右肩上がりの経済発展を
望み続け、開発途上国が、先進国に追いつき、自分たちも豊かな物質文明の
恩恵を受けたいと願う・・・。その願いは拒めませんん。
ウランやレアメタルや、鉄や銅や…無論石油やガスや…それらはいつかは掘り尽くされてしまう。

いずれ。いずれ人間は、特に先進国の人間は、欲望を縮小して、
つつましいコンパクトな生活をしなければならなくなるだろうと、私は思っています。
でも、それは工夫次第。車はいずれ使えなくなるでしょう。
開発途上国の人々が皆車を持つようになったら!あっという間にエネルギーは枯渇するでしょう。
でもその権利は誰に奪えない。

コンパクトで総合的な街づくりが必要になるのではないでしょうか。

ああ、ここで書いても仕方ないですね(笑)。
頑張って、記事に書きましょう。脱原発、反原発!と叫んでばかりいても
しかたがない。

morinofさん。ありがとうございます。また闘志が湧いてきました!
あ。以前のやさしい彼岸花の方が、いいかなあ?(笑)


 



人間が今のように使いたい放題エネルギーを使っていく限り、
原子力発電でなくとも、いずれ、

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リスクは常に

栄華衰退は時の常
そのどの繁栄もが未来永劫続かずにあるのは
それらが常に大きなリスクを背負って来たからでしょう。
果たして、次なる自然エネルギーが何をもたらし
どんなリスクを投げかけてくるのかは分かりません。
例え自然エネルギーと云えどもエネルギーは全て禍福の縄のごとく
いつも裏手にリスクをはらみながら寄り添っています。
どんなものから作られたエネルギーでも消費することにより
出てくる排気や熱量は常に高いリスクとして付きまといます。
だから自然エネルギーとて決して環境に優しいだけではないのです。
この自然環境を消費させることなく、より一層の省エネルギーを考え
大循環型環境を維持していかなければなりません。
自然エネルギー=クリーン=無尽蔵などと
単純な考えでは、おさめられませんね。
西炭、石油、ガス、ウラン・・・無くなれば使わない
しかし、自然環境は、無くなってしまえば使わないでは済まないのです。
原子という名の神の火に手を出した愚かな
人間たちは、今度は自然エネルギーという名の
神そのものに手を出すことになるのですから。

彼岸花さん、私の妄想的願望に共鳴頂き有難うございます
舌たらずの部分が気になり、こうして書き添えてみました。
これらのことも充分にご理解いただき、彼岸花さんご自身の言葉で
どうぞお伝えいただければ嬉しいです。

Re: はなさかすーさんへ

はなさかすーさん、こんばんは。

う~ん。菅さんはどこまで頑張りきれますか…。
なんとか自然エネルギーの全量固定価格買い取りを可決させてほしいんですけれど。
欲を言うなら、送電・発電の分離への道筋も。
でも、自公が激しく反対するでしょうから、審議にさえかけてもらえないんだろうなあ。
民主党の身内もまたひどいですね。菅さんに普段からの人徳がなかったのでしょうか。
結局、いいブレーンを育ててきていなかった、ということでしょうか。
でも、今回の菅さんのネット対話などで、菅さんとともに出席して発言していた
福山官房副長官は、見どころのある若手、とわたしは思いました。
こういう人が、菅さんの回りにたくさんいたらなあ。

日本民族は滅びますか?このまま、福島の子供たちを放っておいたら、
そして、福島原発でまたなにかあったら、もんじゅでなにか今度あったりしたら、
笑い事でなくこわいですね。23日、大丈夫かなあ。梅雨と台風、大丈夫でしょうか。

…考えると、絶望と希望の間を行ったり来たり。

でも、はなさかすーさんがおっしゃってくださるように、一人の人間として、
素敵な『私の』人生も、大切にしないといけないですね。
原発原発って、それだけで頭がいっぱいになっていては、結局
原発に負けたようなものですものね。頑張ります!(笑)

あのう。そちらで拝見した、自然エネルギーで100%電気を賄っている町村のリスト、
使わせていただくわけにいかないでしょうか。
こういうところが日本にすでにこんなにある、というのは希望です。
皆さんに紹介したいのですが。
お返事いただいてから、記事にしたいと思います。

それでは、美しい人生に!ジンで乾杯!^^

ありがとうございました~♪

Re: morinofさんへ

morinofさん。
素晴らしいです!
これね、morinofさんのお名前出して、記事として、みなさんにご紹介していいですか?
ちょうど、はなさかすーさんという方から、自然エネルギーによる発電で
100%賄っている地方公共団体のリストを教わって見たところです。
それと合わせて、皆さんに、希望の展望として、ご紹介したい。

なんだか私もわくわくしてきました。
九大の海上風力発電は、私も興味を持ち、調べてみようと思っていたところでした。
まあ!これ、すごく面白いですね!
(懐かしい九州大学!中学の時そばを通って学校に行っていただけですけど。笑)

あと、実用性はどうなるのか詳しいことはわかりませんが、藻類「ボトリオコッカス」
などから石油を取り出す技術を筑波大などがやっているらしいですね。
これもかなり世界で注目されているとか。

そうですねえ。この政治のありさまでは、何かを期待しても仕方ないかもしれない。
(それでも国民の声が大きくなれば、無視できないと思いますけれど)
民の力。それは信じられます!
日本人の創意工夫の能力のすごさ、そして辛抱強さとまじめさ。
政治に引きだしてもらおうなどと受け身になっているのではなく、
内から湧きおこる力、それが今、あちこちで胎動しつつあるのですね!

morinofさんは、石炭産業が活気に満ちていた頃から、やがてそれが
石油にとって代わられ筑豊の町が残念ながら徐々に輝きを失っていくところを
ご覧になっていらっしゃる。そうしてそれがさらに原子力による電気の時代に
変わって行くところも、目の当たりになさったんですね。
先日、原子力発電所の草創期の切手、見せていただきましたね。

同じ頃、博多の町にいて、離れてはいても筑豊、三池の繁栄と衰退は
少女の私にも肌で感じられていました。原子力の火が点った頃の、日本の
若々しい希望や期待もまた、あの切手に描かれた建物を見ると彷彿としてきて、
なにやらきゅんとするのです。
原子力を導入したことを責めることはできません。
ただ、その危険を、本当には誰も知らなかった!

地域の地形や事情を生かした、小さな発電。
その地方独自の自然エネルギー活用で、そこに産業も雇用も生まれる!
ついでに、その九大の海上風力発電の案のように、地域の文化まで
新たに創生できるような、総合的な取り組み!

ああ。これは、私がいくつか前の記事に書いた、小さな神々のようなものですねえ。
原子力発電を一神教の神とするならば、日本には古くから、八百万の神、
その地域の風土から生まれた信仰の対象、たとえばお地蔵様や
海神様、馬頭観音、お稲荷様…たくさんの神仏がやさしくそこにいてくれました。
あのこころ、ですね!

morinofさん。ありがとう!
すっごい元気が出てきました。
こんな狭い私のブログ内だけでなく、もっとひろくご紹介したいくらいです。

嘆いていても仕方ないですね♪
ありがとうございます♪




ジンで乾杯

彼岸花さん、こんばんは^^

あ~あ、ですけど、彼岸花さん、ジンで乾杯でもしましょうか。

いずれ日本民族は滅びるのですから。それよりも、一人の日本人と
してではなく、一人の人間として、素敵な人生をお過ごしになって
ください!と言いつつ、期待を持って、記事をしっかり拝読しています。

菅さん、ブレーンが小さかったかな。

私の夢ですが

もう既にベンチャー企業は自然エネルギーに
動いいていますね、だからワクワクしています。
::::::
かつて筑豊炭田は、それぞれ独自の火力発電所を持ち
鉱山から社宅、炭住まで全て賄っていましたが
相次ぐ閉山で九州電力に取って代わりました。
丁度その転換期に電気工事士として送配電の
切り替え工事にかかわっていたことがあります。
炭鉱閉山がなければ、筑豊の私たちは多分
今でもこの恩恵を受けていたことと思います。
原発に頼らない電気、従来の電力会社での
買い取りを望まずとも、小さな規模でも
その気運が高まれば、またかつてのような
独自の送配電も可能な事です。
もし、そうなれば従来の電力会社は膨大な費用で
借地上の送配電線、電柱、鉄塔などの撤去を
しなければなりませんから、売電の縮小による減収や
、膨大な撤去費用を考えれば、それらの設備の
貸与や売却も考えなければなりません。
小規模な地域でも、町ぐるみでも、そんな中小規模の
独自の発電をやれば地産地消で送電ロスもなく
あのような馬鹿でかい鉄塔も不要になって来ます。
小規模であれ、このような自然エネルギーによる
新規発電事業がたちあがれば政府も、従来の怪物企業も
新たな選択をせざるをえなくなるのです。
小川せせらぎ発電事業による僻地、山村の雇用創出。
九大の発電効率が約3倍、しかも低周波を極力抑える
ことのできるギヤレスモーターの海上風力発電
設置も海上にハニカム・フロートを組み、それ自体を
魚介類の養殖場や観光釣り場としても併用。
半透過光式太陽光発電により、パネル下での農産物生産
その温度管理、加工まで含めたスーパー・アグリ事業
考えただけでも壮大な雇用の創出と還元コストが窺えます。
これらの物は、もう既に手の中に握られているのですから
我欲のしがらみで悶えている政治家さんたちに期待するより
元気な企業さんや私たちの夢に期待しましょう。
世界が反原発に舵を切り始めた今がチャンス
日本の企業はこれを逃す手はありません
国内で採用されなくても世界に市場が開けたのですから
自然エネルギー産業はもう誰にも止められなくなるでしょう。
政治政策を変えろ、自民だ、民主だなんて云ったところで
誰がやっても同じ「野うさぎ用の店」だと思っています。
それより自然エネルギー事業が世界に向けて動き出して
流れが出来さえすれば、法律も政治政策も変えざるを得ない
・・・・・・何て事を、大きな期待を持ってずっと考えているのです。

Re: ジェラミさんへ

ジェラミさん。ありがとうございます。

原発を無くしたいという想いが強いゆえに、政治に期待しては一喜一憂(笑)。
毎日原発のこと考えていても仕方ないじゃないの、と自分でも思うのですが、
青葉の美しい川べりの道を歩いていても、きれいに並んだスーパーのお野菜を見ても、
それらに、僅かにもせよ、放射性物質は降り注ぎ、小さな子どもたちが
吸う空気も冒されてしまったかと思うと、やはり悲しみが胸に忍び込んできます。

美しいものを見れば見るほどそうなので、全く原発め!性質が悪いです!(笑)

そうですね。残念なことですが、今回の事故で、日本人は原発の危険さを
身にしみて感じることになりました。
しかしながら、政治家、経済人、マスコミなど、この国を動かしていく人々に限って、
それがわからないみたい。
もどかしくて腹立たしくて。

でも、ほんと、あきらめちゃいけませんね。
少しずつ、一歩ずつ。粘り強く。
おかげさまで元気が出ました♪
ああ~、近ければ、さくらんぼのクラフティ、ごちそうになりに跳びこんじゃうのにな(笑)

お声をかけてくださり、ありがとうございます。
これからもよろしく。勝手にリンクさせていただきました~♪

No title

こんにちは。

彼岸花さん、あきらめちゃダメですよ。
悲しくても腹が立ってもここはひとつ希望を捨てずに。
人の気持ちが、思いが、ものごとを形作っていくのですから。
そういうエネルギーが前に進む道を切り開いていくのです。
世の中七転び八起きしていますが、でも前進していると私は信じています。
大丈夫。
プロフィール

彼岸花さん

Author:彼岸花さん
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『しだかれて十薬忿怒の息吐けり』

『南亭雑記』の南亭師から頂戴した句。このブログになんともぴったりな句と思い、使わせていただきます。
十薬とはどくだみのこと。どくだみは踏みしだかれると
鮮烈な香りを発します。その青い香りは、さながら虐げられた若者の体から発する忿怒と抗議のエネルギーのよう。
暑い季節には、この強い歌を入口に掲げて、私も一民衆としての想いを熱く語りましょう。

そして季節は秋。
一足早いけれども、同じく南亭師からいただいた、この冬の句も掲げておきましょう。

『埋火に理不尽を焼べどくだみ荘』

埋火(うずみび)は、寝る前に囲炉裏や火鉢の燠火に灰をかぶせて火が消えてしまわぬようにしておいた炭火などのこと。翌朝またこの小さな火を掻き立てて新たな炭をくべ、朝餉の支度にかかるのです…

ペシャワール会
http://www1a.biglobe.ne.jp/peshawar/pekai/signup.html
国境なき医師団
http://www.msf.or.jp/donate/?grid=header02
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