『温度差』

ここ一週間ほど、記事を書かずにいた。
言葉が出てこないというか、なにか無言でいたかった。
その間、twitterだけは覗いていた。

…そこで感じたもの。それは『温度差』である。
原発というものの危険性に対する感じ方の温度差。
放射性物質に汚染された地域に住み続けなければならない、そこで子供を育て、
生きていかなければならない、その悲しみに対する理解と共感の温度差。

私が覗くtwitterは、そのために始めたくらいだから、当然、スレッドは
『脱原発』『反原発』である。
ここには、本当に、切実な、原発への不安と不信の声が満ちている。
福島に住んでいる若いお母さん。まだ幼い子供たちを抱え、彼らを
高い線量の町で育て続けていくことに大きな大きな不安を抱えている。
でも、具体的な情報は、ネット以外に入って来ない。それにすがるように生きている。
子どもたちに、放射性物質で汚染されているかもしれない野菜や牛乳など
食べさせたくない。福島産の野菜は出来るだけ避け、家では工夫していても、
幼稚園や小学校の給食は親の手が届かない。
給食をやめて、家から弁当を持たせたい、というと、学校などでは
モンスターペアレント扱い。
何よりも、友達と同じでいたい子どもたち自身が、お母さんのそうした心配を拒むのである。
仕事から帰ってきた夫に悩みを打ち明けても、『お前の心配し過ぎだ』
とうるさがられる。
それはもう、夫婦の絆さえ、脆くしかかっている…

福島から、移住したいと考えている若いお母さん。
夫は理解してくれるけれど、仕事のある夫は残らねばならない。
彼女が移住の可能性を言い始めたとたんに、それまで放射能汚染への不安を
共有し合っていた仲良しともだちグループが、なぜかよそよそしくなっていってしまった。
知らない土地で、子どもを抱えて母子だけで本当にやっていけるのか、
子どもは新しい土地で受け入れてもらえるのか…
被災地に残していく友達への後ろめたさ…

…そんな切実な悲鳴が、そこには生々しく溢れている。

脱原発、反原発への取り組みをしている個人やグループの呟きも見られる。
本当にたくさんの若い方々が、実際に動いてくれていることがわかる。

前者のお母さんたちも、脱原発運動の若者たちも、皆、本当によく勉強している!

そもそも、twitter 嫌いの私がなぜtwitterを始めたか、というと、
原発のことをより多くの人に知ってもらいたい、そうして、いずれは原発を完全に
停止させたい、それには一人でも多く…!という焦燥に駆られたからである。

ところが、 twitter を覗いてみると、私の意気込みは正直言って少し削がれた。
私が発言しなくていいほど、皆さん、深く勉強して、実際に活動している方が多いからだ。

この、彼岸花が、無口でいても許されるくらい、皆が雄弁!(笑)
彼らが怒ってくれるので、私が怒る必要がなくなり、少しガス抜きが出来ているのかなあ
とも思う。

とにかく私が覗くtwitterには、今、福島第一原発事故への深い危惧と悲しみと怒りが
満ちている。

ところが。同じtwitterでも、違うスレッドから入って行くと、菅政権への
悪口だけ、というところもある。
ここではおそらく、あまり原発そのもののことは知らない人が多いような気がする。
知らないままになんとなくの不満を、全部菅政権にぶつけている。では自民党の、民主党の
誰が立派にやれそうか、などというそうした意見もない。

そうして。全くこれらとは雰囲気の違うスレッドもある。
ここでは一切、原発のことや被災地のこと、政治のことなど出てこない…
きっと考えていないわけではないのだろうが、少なくとも表面的には。
ゲームのこと、芸能人のこと、そして自分が今、何をしているか…

いわゆる名の通った批評家、と言われる人もツィートしているが、彼らは
他の場所で自分の考え方を述べることが出来るからか、twitterでは、単に
自分の出版のことや、仕事の移動報告などだけ、という面白くないものも結構多い。
『今日は大阪とそれから広島で・・会議。新幹線で資料の下調べなう』といった類の(笑)。
今こそ、twitterの特性を生かして、『寸鉄人を刺す』鋭いtweet をして欲しいなと思うが。



    
2010_1227_145516-CIMG3719_convert_20110628180549.jpg
    去年、新しいスーパーがオープンしたとき。この美しい野菜たちを、4カ月後、
    ためらいつつ買わねばならないことになろうとは、このとき思ってもみなかった。
    なお、これらのトマトは、この話の産地などとは何の関係もありません。  



夕方、川べりの道を通って買い物に出る。

今年はなぜか、我が家の周辺は、いつもに増して緑が濃いのである。
どこも本当に、滴るような緑…

不思議なことに、これまで日陰に植えていたので、もう十年近くも大きくなることを
拒否していたような、挿し芽から育てた我が家のアジサイが、今年、いきなり枝を
大きく伸ばし、花まで咲かせた。
少量の放射線なら、むしろ浴びると健康にいいんだ、と言っている、お馬鹿な
学者や政治家の言葉をふと思いだす。
もしかして、ごく少量の放射線は、むしろ植物を大きく元気にする…?

そんな、そんな馬鹿な!と、自らの頭をぶるんぶるんと振って。

去年暮れに出来たばかりの、大きくて綺麗なスーパーに辿り着く。
最初の頃、ものが豊富で綺麗なので、このスーパーが出来たことを
娘も私も喜んでいた。だが、娘は最近ここでほとんど買い物をしない。

野菜が、関東産ばかりだからである。
それでも、事故が起きてすぐの頃は、愛知、福岡、鹿児島、高知等々、
西の方の野菜も両方並べられていた。さやいんげんを買おうと思ったら、
茨城産と鹿児島産と両方から選べたのである。

ところが、一カ月ほどたった頃くらいからかな、西の方の野菜の比率が極端に
少なくなり始めた。今では、ほとんど無いと言っていい。
種類によって僅かに、高知産などが買える。それはたまたま、関東近県では
あまり栽培されない種類の野菜であるからであろう。

キャベツは千葉、ニラは茨城、きのこは群馬、小松菜は福島、
ほうれん草は栃木、アスパラは福島…。
買い物をする子連れの若いお母さんの行動を黙って見ていると、
野菜を手にとって、産地表示を見る。
広~い野菜売り場には、他にも別の一画で同じ野菜を売っていることがあるので
そこまでカートを押して移動する。そこでまた産地をチェック。
溜息を一つして、その野菜はあきらめ、別の野菜を手に取るが、
西の方の野菜、という選択肢はもうない、ということがわかり、あきらめたように、
野菜をカートに入れる……

勿論、産地など一切気にせず、無造作にカートに入れていく人も多い…。

私ですか?
しかたがないから、あるものを買っている。もうこの年だから、
小出先生も言うように、関東産の野菜を買わなければ。

そうは思う。そうは思うが、『青々として美しい、何の穢れもなさそうなこの野菜が、
もしかしたら、微量の放射性物質を付着または根から吸収しているのか…』、

そう思うと、胸に冷たい水のような悲しみが、いつもじわじわと湧いてくるのを
感じてしまうのである。
そうして、それはやがて、静かだけれど、深い憤りに…!

なぜ、なぜ、こんな日本になってしまったのだろう!
農家の人が心をこめて育てた立派な野菜を手に取る…。
そこに、放射性物質がついているのではないか、と疑ってしまう自分の心!
それを醜いと思わざるを得ないようにしてしまったもの…!

原発近県の野菜を進んで食べようとする動きが一方である。
風評被害をばらまいたり影響されて、関東の農家をつぶしてはならない!

確かに。

でも、私は素直にその考えには従えないのである。
そこには、なにか、論理の擦り変えがある。
風評をばらまかないよう、進んで汚染されているかどうかわからないものを食べ、
農家や酪農家、漁民を守るということは、決して美談ではないと私は思っている。
別の戦い方、守り方があるべきである。

そうさせてしまった、東京電力や政府に対してこそ、怒りは向けられるべきであるのに、
野菜を買わない、ということが、悪であるというような、そんな雰囲気。
あきらめて、今日の夕食に、もしかしたら、もしかしたら、微量に汚染されているかも
知れない野菜を買い、幼い子の口に入れてやる…
その怒りと悲しみを、消費者が我慢する。それでいいのか?!

年寄りは引き受けようじゃないか。
そうは思う。そうは思うが、ここではない、もう一つのスーパー。
この新しいスーパーが出来る前に、私がよく橋を渡って、夕暮れ、買い物に行っていたスーパー。
ここは昔から食品汚染などに無関心な、と見えていた、地元のスーパーであるが、
そこで私が手にしたアスパラには、『福岡産、福島産』と書かれた厚紙がそばに
立てられていた。
「福岡のと、福島のと一緒に混ぜて売っているのか、姑息なことを!」と思って
手に取り、アスパラを束ねた青いシールを見てみると、そこには『茨城産』と
書いてあったのである!(笑)

…こうなってくるともう、なにがどうなっているやら! いっそ笑えてくる。

twitter 情報なので本当かどうかはわからないけれど、関東ではそうやって
西の方の野菜が求められる。九州からはるばるトラックを仕立てて九州の野菜が
東京の大ス―パーに運ばれる。空になったトラックは、安い福島産の野菜を
たくさん積んで戻り、地元のスーパーに卸す…
さて、その時の産地表示はどうなっていることやら。

誰が指令を出しているのか、まさか官公庁が命令を出しているのか、それとも
官公庁の意を汲む商人が進んでそうしているのか、事故前の、ほんの数か月前までは、
肉でも野菜でも、産地を明記するのが商道徳の当たり前であった。
それが今、関係なさそうな肉までが、『宮崎産』『北海道産』というふうに
明記されなくなり、ただ、『国産』『ブラジル産』となってしまったのはなぜ?

何カ月も何年も、手塩にかけて育ててきた野菜や牛を、市場に出すことが出来ないまま
廃棄したり餓死させてしまわねばならない農家や畜産家のせつなさ。
自分のところの野菜は、放射能に汚染されていないと信じてはいても、
出荷しても売れないで戻ってきたり、安く買いたたかれたりする農家の苦しさ。
危ないものを出荷するなよ、とか、米を作付けするんじゃね~よ!などという
無神経な声も聞こえて来る。でも。でも。農業でしか生きていけないものを…!!
一方、これは大丈夫だろうと信じたくても、国や県の検体数が十分でなければ、
検査をすり抜けて、汚染度の高いものが並んでいるかもしれない…
そう考えて、そんな自分勝手を考えた自分を責める消費者のせつなさ。
心に疾しさを感じつつも、産地を曖昧に書きかえる店主もいるかもしれない…。

彼ら彼女らがこころに責めを負うのは絶対におかしくはないか?
それらは、みな、本当は悩まなくても、悲しまなくてもいいことであったはずだ。
収穫の喜びに湧き、胸を張って出荷のトラックを送りだし、
また、我が子や旦那様の喜ぶ顔を想像しながら、夕餉のための野菜を
こころ楽しく選ぶ女たち…



ニュースでご存知かと思うが、放射性物質に汚染された汚泥が、
肥料として、全国に流通しそうである。
政権はそんなことはしないと言っていたのが、この24日、農水省から取り扱い基準発表。
公共下水道の汚泥の肥料は、汚泥の放射性セシウム濃度が1キロ当たり200ベクレル以下
であれば使用を認めるとした。地域内だけに流通する、集落排水からの汚泥肥料については
▽使用する農地の土壌より汚泥のセシウムの濃度が低い
▽濃度が1キロ当たり1000ベクレル以下--の2条件を満たせば、特例措置として
13年3月まで認める。(毎日jp)

おやおや。この1キロ当たり200ベクレルという数値。低く設定してあるとは言うが、
ともかく、放射性物質を含む関東全域の汚泥。
それが、肥料として日本全国に流通する。
全国の農家で、そして家庭菜園で、使われることになりそうなのである。

福島の、関東の悲しみを、日本全国の皆で共有し、困難と悲しみの温度差を無くし、
怒りは引っ込めよ、ということか!

…なにかが大きく間違っている。なにかがこの国は狂ってしまっている…。



怒りと悲しみの温度…。
私の内で、それらはまだ熱く燃えたぎって低くなることはない。


決して。








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Re: はなさかすーさんへ

はなさかすーさん、こんばんは。

『ホット・スポット』とは、そういう意味があったんですか。
全く、今は、いやな使われ方をしてしまって…。
このような原発事故が日本で起きてしまったこと、その後のこと、
今進んでいること…そのすべてが、なにか悪い冗談、のような気がします。
『あれは冗談だよ。』と、あとで取り消しできるようならいいんですが、
取り消しも取り返しもきかないんですよね~…。

人間の幸せって何だろう、とこの頃ほんとに考えてしまいます。
マラムレシュ。幸せそうな村ですねえ。木造教会テレビで見たことがあります。
そんなにエネルギーを使わなくたって人間は十分豊かに生きていけるのになあ。
福島の飯館だって、頑張ってたのに。美しいのどかなところだったのに…。
こんなになってなお、村長さんだったかな、原発も必要でしょう…ってなこと
言ってましたね。微妙な顔つきではありましたが。
どこまで、電力会社は日本人を洗脳してきたのでしょう…

マスコミが自分たちで考える力を失ってますね。
東芝や日立のことは、ほんと、だれも追及しませんね。
さらにいえばGE社のことも。
政府や大企業の巨悪を暴く力がマスメディアにはないのかな。
流れに逆らう人はそれこそ袋叩きですものね。
それから、特定の人に狙いをつけると、もう、鶏が弱いものをつつくように
集団いじめの様相を呈しますね。
菅さんしかり、保安院の西山審議官しかり。
個人の『性格』とか、『私生活』は、大事なことから切り離して考えなければならないのに。
人を笑いものにして、そんなに面白いんだろうか。

はい。まだまだ怒りを忘れてはいけないと思っています。
時々、ぷしゅ~!ってしぼんじゃう日もありますけれど。^^

ありがとうございます。
まだまだ熱い記事、続きます(笑)。

時々、涼しいのも入れようかな。 






ホット・スポット

彼岸花さん、こんばんは^^

色々共感しますが、特に気になったのは、「ホット・スポット」。

ある業界の政治的な作為を感じます。ホット・スポットは今まで
生物多様性が豊穣に現存している貴重な場所を指して言うのですが、
それとは全く反対の意味付けをしています。一種のイメージ戦略でしょう。
ホット・スポット=たくさんの生命場 が ホット・スポット=危ない場所 
になりました。まるで茶番ですね。

原発事故に関して、東芝や日立など企業に及ばないのも可笑しいですね。
コントロールされている未来。ルーマニアのマラムレシュ、いいですよ。
けれども日本人はその道を選択しないでしょうね。

彼岸花さん、こころが“ホット”^^

Re: NANTEIさんへ

昨夜、一度お返事書いたのに、送る直前になぜか一瞬で消えてしまった(笑)。
はい。おっしゃる通り、若い方々が代わりに怒ってくださるので、あまり怒る必要がなくなり、
ちょっと静かにしてました(笑)。
このブログで言うと、lily姫さんが熱く怒ってくださってるときは
彼岸花、ちょっと休めた!(笑)

がっくりもしますね~。民主党の体たらくは、あれはいったい何なのだろう。
菅さん一人悪者にして、足を引っ張ってたら、ターゲットの菅さんだけでなく、
自分たちも国民から見放されるって、わからないのだろうか。
それより自分たちの党首をしっかり支えて、結束を見せた方がどれほどいいかしれないのに。
政治家としてのセンス悪すぎ!
ここで怒っても仕方ないんですけれど。^^

「5年後10年後子供たちが健やかに育つ会」ブログ。覗いてみました。
お気にいり、に登録して、私もこれから時々見て行こうと思います。
本当にしっかりした活動をなさっているようですね。
子どもを抱えた母は強いです。女性たちの力が中心になって、この日本を
変えていってくれるかもしれませんね。
社民党など従来型の運動が全く力を失った今、政治色を持たず、
生活から、いのちの根源のところから生まれてきた結束の輪。…強いかもしれません。

大嶺さんの絵はすごかったです。そうですか。画伯のお嬢様から。
NANTEIさんはお忙しそうですね。暑いので、どうかは畑仕事ではご無理を
なさいませんように。^^




こんばんは。

たぶん、政治のどうしようもない陳腐さと経団連の破廉恥な行動に対してのことと、
若いひとたちの思いもかけなかった(実は彼らは私たちよりはるかに、先を考えているのでした)動きに、一時ペンを休めたのだろうな、と思っていました。
ここからは、ひじょうに長くなりますので、おいおいお話ししたいと思いますが、まず私としては「5年後10年後子供たちが健やかに育つ会」という実に頼もしい、若い母親を中心としたブログを読み続けていて、その活動の偏ることのない考えと健康な思想に、全く新しい、それこそインディゴ・チルドレンたちがいい形で成熟してきたような、そんな不思議な感動を覚えたのです。
今夜はこれで終わりにします。私もあれから大嶺画伯のお嬢さんから感謝のコメントがあり、沖縄東京県人会とは別の運動を展開している方々とのメールのやりとりなどと、夏の畑仕事で少々疲れましたので、。やはり齢ですばい(笑)。
プロフィール

彼岸花さん

Author:彼岸花さん
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『しだかれて十薬忿怒の息吐けり』

『南亭雑記』の南亭師から頂戴した句。このブログになんともぴったりな句と思い、使わせていただきます。
十薬とはどくだみのこと。どくだみは踏みしだかれると
鮮烈な香りを発します。その青い香りは、さながら虐げられた若者の体から発する忿怒と抗議のエネルギーのよう。
暑い季節には、この強い歌を入口に掲げて、私も一民衆としての想いを熱く語りましょう。

そして季節は秋。
一足早いけれども、同じく南亭師からいただいた、この冬の句も掲げておきましょう。

『埋火に理不尽を焼べどくだみ荘』

埋火(うずみび)は、寝る前に囲炉裏や火鉢の燠火に灰をかぶせて火が消えてしまわぬようにしておいた炭火などのこと。翌朝またこの小さな火を掻き立てて新たな炭をくべ、朝餉の支度にかかるのです…

ペシャワール会
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国境なき医師団
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