『市民運動家な政治家』

菅総理が7月13日、『脱・原発依存』を記者会見で明言した。
「おお~ッ!」と思った。
しかし、当日のマスコミは、この重大発言に対し、なぜか無反応。
一国の総理が、世界に向けて『原発のない国を目指す』と、はっきり
脱原発ととれる声明を出したのである。
もっと大々的に取り扱われてもよかったはずではないか。

一夜明けて14日。
昨日の、意図的かどうかわからないが冷淡さも、今日は反対に、菅批判が
猛烈になるだろうと思っていたが、案の定、経済界からは猛反発。
自公などの野党からも、そして与党民主党からも批判の声が轟々と上がった。
枝野官房長官は、記者会見で、昨日の総理の会見の、『原発に依存しない国に』
という発言は、「政府としての見解ではなく、総理の個人的な思いを述べたもの」、と、
自分の党の総理大臣の発言を真っ向から訂正、打ち消し。
総理と官房長官と、どっちがこの国では権限があるの?
しかも情けないことに、当の総理自身が、枝野発言を追認して、
国会の答弁で、「あれは私の個人的思い」と認めてしまう始末。
よほど抵抗しがたいプレッシャーが、与党内部から突きつけられたに違いない。
いったいどこまで経産省などの官僚の力は強いのだろう!

まあ、それから今日までの政治の動き、マスコミの報道を黙って見ていると、
この国はもう、完全に思想統制、報道管制に入ったのではないか、とそら恐ろしくさえなってきた。
とりわけ、マスメディアの報道はひどい。

もう、だれも菅さんを総理大臣として認めていないような論調。
テレビの出演者が、「菅総理」という言葉を言うと、お互いに顔を見合わせて苦笑する…。
まるで、『恥さらし』、とでもいうかのように。


私は今また、猛烈に腹が立っている。
とりわけ、マスメディアに対して、猛烈に怒っている。

菅総理の、いや、菅政権の、これまでの被災地に対する対応は、これはもう
弁護のしようもないほどまずい。地震津波被害の被災地の復興も、
福島の人々への対応も、今度の肉牛のセシウム汚染でわかった、食の汚染の
全国への広がりを食い止めなかったことなども、すべて、やはり現在の総理である
菅さんが負うべき責めであろう。

しかし、それは認めてもなお、菅さんに対する与党民主党、マスメディアの嘲弄は
度を越しているように思えてならないのである。
彼は確かに、手続き、手順が滅茶苦茶である。しかしながら、浜岡原発の停止要請にしても、
仮に彼が誰か官房長官なり経産大臣なり誰なりに相談していたとしたら、停止は
出来ていなかったであろう。
正当な手順を踏んで、などと今でも言っていて、結局一歩も進まず、
それどころか今頃は再稼働していたかもしれない。浜岡停止によって、他の原発
立地自治体も考えるようになった。結局あれは大きな成果だったのである。

総理大臣が一存で何もかも決めていくのは、民主政治のルールにのっとらない
まずいことではある。
しかし、それでは、ルールにのっとって議論をしていれば、菅さんが国内外に対して
出したアピールほどのことを、他の政治家がやっていたかどうか、と言うと、
大変にあやしいものだったのではなかろうか。

何よりも私が腹にすえかねたのは、マスメディアがことの本質を見ず、
上っ面な報道を重ねていることである。まるで、何もかも菅さん一人が悪いとでも言うよう。
暑さの中、冷房を停めて、お年寄りなどが熱中症で倒れ、死者がついに出てしまったのも
菅総理が原発を止めているせいなの?(産経新聞)

原発を稼働させないと、日本の経済が立ち行かなくなる、という論調は
今でもマスコミの主流だけれど、そもそも問題は、原発を稼働させない、という
菅さんの場当たり的なその手法にあるのではなく、原発そのものが、一旦大事故を起こしてしまえば、
こういうふうに、日本の経済ばかりか、日本人の生活そのものを根本的に揺るがすものなのだという
基本のことを、マスコミは失念しているか、敢えて見ないようにしているのではなかろうか。
なぜ、見ないか。それはやはり、この国の根本的問題構造。マスコミと電力会社、経済界が
癒着しているからだ。

確かに、『セシウム汚染された福島産の牛肉が首都圏にも出回っている!』と
マスコミは騒ぎたてるのはたてる。
しかし、そこどまりである。せいぜい踏みこんで、菅批判はするかもしれない。
菅さんが辞めないで居座っているから、政府が機能せず、検査も十分に行われないのだ、と。
しかし、この問題の根本は、そもそも、原子力発電所というものが、いったん大事故を起こしたら、
周辺の土地も空気も汚染され、そこで農業も、畜産業も、漁業も成り立たなくなる
恐れの大きいものだ、ということにある。
この恐れが現実になってしまった!それももっとも悲惨な形で!しかもそれはまだ
収束のめどさえ立たず、なお、日本を汚染し続けている!
マスコミはその現実から国民の目をそむけさせるかのように、
原発を止めようとしているほんとに笑ってしまうほど数少ない政治家の一人を
笑いものにして、無理やり総理の座から引きずり降ろそうとしているのである。
牛肉の汚染を騒ぎ立てるなら、攻撃すべきは、原発をなお推進しようとする者なのでは
なかろうか。
菅さんが辞めたあとのことが、私は本当に心配である。
今の脱原発の機運は一気に縮小させられ、汚染された大地と、空気と、人々の静かな
絶望が残るだけになるのではないかと。

菅総理の後は、こういうことになると予感させること…

政府は19日午前の閣僚懇談会で、原子力発電を含むエネルギー政策について、
エネルギー基本計画見直しなど中・長期的な政策は海江田経済産業相に加え、
玄葉国家戦略相を政府内の調整担当にあてることを決めた。
短期的な当面の電力不足対策については、海江田氏が引き続き担当することも申し合わせた。
首相が13日に「脱原発」方針を閣僚間の調整なしに表明し、
エネルギー政策を巡る閣内の意見の不一致が表面化したことを踏まえ、
役割分担を明確にしたものだ。首相の同日の表明に不満を示していた中野国家公安委員長は
19日、閣議後の記者会見で「これから総合的、計画的に議論が行われると期待している」
と述べた。
(2011年7月19日11時42分 読売新聞)


あの、経産省言いなりの海江田氏が、エネルギー基本計画を中心になってやる?
…それではもう、民主党ははっきりと、原発再稼働、原発容認に舵を切ったと同然である。
この閣僚懇談会に、菅総理の意向は汲まれているのか?いそうもない…。


いったい、菅さんは、かくも嘲笑の対象となるようなことをしたであろうか?
朝日新聞の天声人語は、私はどんなことがあろうと、リベラルの立場から、
これまで比較的穏健で理の通った主張をしてきたと思っていた。
ところが、その天声人語子でさえ、こうである。

『首相の四面楚歌は、哀れをこえて滑稽の域である。
嫌われ者から、怖いものなしの道化へと。…略…道化にしか吐けない正論もある』

良識を象徴していたような天声人語子までが…!

私には、今回の菅下ろしが異常なものに思えて仕方がないのである。
なにか、尋常でない、菅さんへの先入観というか、感情が政界、マスコミには
ありはしないか。
…私はそれは、菅さんの政治家としての出自にあると思っている。
彼が市民運動家であって、そこから総理の座にまでついた人間であること…。

この彼の出自に関するもやもやした偏見を、象徴しているようなのが、
次の櫻井よし子氏の発言である。

 菅氏は自分は「原発に詳しい」と思い込んで、この大災害の最中、
原発について勉強しているようですが、呆れてしまいます。
国の先頭に立つリーダーとして大きな視点で国づくり、復興への道筋を考えれば、
もっとやるべきことがあるはずです。
 にもかかわらず菅氏がそうしないのは、結局、彼は市民運動家であり、
大きな枠組みで物事を見ることができない、つまり「国家観」がないからです

※SAPIO2011年5月25日号


この発言。呆れてしまいませんか。
『市民運動』というものは、国民に与えられた正当な権利である。
原発を自分たちの街に作りたくない。子供たちを被曝から守りたい。
あるいは、(原発から離れた問題でも)、水俣の奇病の原因を追及したい!…

こうした運動をする市民グループを、『大きな枠組みでものを考えられない、
国家観のない人々』、というのであろうか!
私はむしろ逆だと思っている。こういう人たちは、鋭敏な大きな視点から
ものを考え、見ているからこそ、既存の政治に飽きたらず、市民運動を
おこすのである。
…それに対し、このような偏見を持っている人がいるとは。

櫻井よし子氏はほんのその一例であって、菅さんに対するコメントをネットや
新聞、週刊誌で拾っていっていると、どれほど、このもの言いに、あちこちで
ぶつかったことか!

『菅さんは市民運動家だから…云々。』というセリフ。

市民運動のどこが悪い!?
市民運動から出たひとが、総理大臣になることは、そんなにまずいことなのか?
菅さんが被災地復興のためにまだしていないこと、逆にしたことを批判するのならわかる。
しかし、菅さんの性格とか、政治の手順とか、人事とかそういったものにのみ、
興味と議論と批判が集中し、一国の総理としての公式見解や理想などは、
もう死に体の総理だから、聴く必要もない、という態度、これはおかしくはないだろうか。
総理は総理である。
なぜ、菅総理がこれほどまでの嘲笑の対象になるのか、私にはちっとも理解できない。
それも、ここに来て始まったことではなく、3月11日、大地震が起きてからずうっと、
菅総理のドタバタぶりが、なぜか歪な悪意を持って報道され続けてきたような気がするのである。

そうしてそれの根っこに、『菅さんは市民運動家だから…』という偏見がもし
働いているのなら、これはとても恐ろしいことである。
なぜならば、それは、にわかに、思想統制といった色彩を帯びてくる考え方だからである。
菅さんが、市民運動家で、政治に素人的な感覚を持ち込み、官僚というものに
そもそも信を置いていない。
その菅さんに対するしっぺ返しが、もし、官僚の『非協力』というかたちになって
現われ、菅総理に、この重大事に必要な情報や全面的協力が上げられておらず、
それによって、さまざまな面で対応の遅れが出たのだとしたら、それは国民に対する
重大な裏切りではなかろうか。
…なにか、菅さんに対する個人的な好悪の感情が、ずうっと与野党、官僚、マスコミ、経済界、…
それらを動かしているような、そんな感じを、私はそもそもの最初からずうっと抱き、
それを危惧し続けてきた。ここで何回も書いた通り…。

なにか、いびつなものがある。
なにかが、歪んでねじれている。
まっすぐに復興復旧に向けて国を挙げて突き進んでいかなければならないはずのところが、
菅総理個人への攻撃、菅総理個人の資質への批判に堕してしまっているそのおかしさ…。
その陰で、この問題の本質である『危険極まりない原子力発電というもの』…
それをなにがなんでも動かそうという動きは、着々と水面下で進められているのだ。

この動きには、わたしたちは本当に気をつけていなければならないと私は思う。
現に、経産省資源エネルギー庁が、原発に関するマスコミ報道をチェックし続けていたことが
このほど、赤旗紙の報道でわかった。

 政府が新聞やインターネットを監視し、原子力発電に関する言論を収集していた。
経済産業省の外局である資源エネルギー庁が「不適切・不正確な情報への対応」を口実に
メディアを監視していた。
この事業は、原子力施設立地推進調整事業のうちの「即応型情報提供事業」。
資源エネルギー庁の調達情報によると、2008年度は社会経済生産性本部が2394万円、
09年度は科学技術振興財団が1312万円、10年度は財団法人エネルギー総合工学研究所が
976万円で受注。
事業の目的は「新聞、雑誌などの不適切・不正確な情報への対応を行う」こと。
エネルギー総合工学研究所の担当者によると、記事を収集する対象は、
「朝日」や「読売」など全国紙や「日刊工業」など専門紙、福井や青森、福島など原発立地県の
地方紙など約30紙。間違った記事があった場合、資源エネルギー庁に報告し、
訂正情報も作成していた。
エネルギー庁作成の仕様書には、国の原子力政策や、通常の原子力発電所で
プルトニウムとウランを混ぜた燃料を利用するプルサーマル計画などに対する
「動向や傾向等を専門的知見を活用して分析する」ともある。
その内容について、同研究所の担当者は「インターネットで原発推進に反対する学者や
技術者のブログを中心に、どのようなデータや議論が掲載されているのか見ていた」と述べる。
資源エネルギー庁の担当者は「原子力は誤解されていることが多い。
効果的な情報提供をするための事業だ」と述べているが、まさに税金を使った
メディア・国民監視だ。
10年度に同事業を受注した財団法人エネルギー総合工学研究所は、
理事長が東京電力元副社長の白土良一氏で、副理事長は元通商産業省環境立地局長の並木徹氏。
理事には、木村滋電気事業連合会副会長(東京電力取締役)や阪口正敏中部電力副社長など
電力業界幹部や、市川祐三日本鉄鋼連盟専務理事(元経済産業省大臣官房審議官)
松井英生石油連盟専務理事(元経済産業省商務流通審議官)といった名前が並ぶ。



また、自民党には報道チェック部隊というものが出来た。
(読売新聞 7月17日9時23分配信)

 自民党は、報道機関の論調を調べ、内容に問題があれば対抗措置を講じる
「メディアチェック」の担当議員を新設した。
 菅内閣の支持率が著しく低迷しているのにもかかわらず、自民党の支持率が
思うように伸びない原因の一つに報道機関の自民批判の影響があると見ているためだが、
“八つ当たり”気味の対応には党内から疑問の声も出ている。
担当するのは、中谷元情報調査局長、新藤義孝報道局長、菅原一秀副幹事長の3人。
主にテレビ報道を点検し、事実誤認や公平性を欠く内容があれば、局側に抗議したり、
放送倫理・番組向上機構(BPO)などの第三者機関に申し立てたりする方針だ。



原発をなにがなんでも推進したい人々…
いったい、なぜ?
放射能汚染は、福島、関東を越えて、土に、肥料に、食料に…と
全国に広がりつつある。こんなものをどうして必要だと思えるの?

原発をなにがなんでも推進するために、このように報道が監視され、
一般の学者や市民のネットでの発言までがチェックされ、
市民運動が軽んじられる、というどころか抑圧去れる国家になったら、それこそ大変である。
私たちは、報道の表面を見るのでなく、その陰で行われていることにしっかり目を
向けていなければならないのではないだろうか。

twitterなどを一度覗いてみてください。
そこには、大手マスコミの書かない、この国の姿が、一般の市民によってある意味、炙り出されている。

最後に。
私は、私の考え方が、私という人間の、個人的な歪なものの見方からきているのだろうか?
と常に問うている。それは常に自分でチェックしていかねばならない。
それを止めたら、私が批判しているものたちと同じになってしまうからだ。

だから、こういう記事を書くにしても、戸惑い戸惑い書いている。
これは、偏見や、思想的バイアスがかかっていはしないだろうか?と。

これは実は心細い作業でもある。自分のバイアスは自分ではなかなか気づきにくいし、
それをチェックする指標というものは、実はこの世のどこにもないからである。
誰もがなんでもが、実はそれぞれのバイアスを抱いているからである。

まあ、それでも、ときには、『ああ、私、大筋で間違っていないかも!』と
思えることもある。
私がたまたま小さな神々の記事で引用したこともある、作家高橋源一郎さんのツィート。

『自民党のあいさわ一郎という議員がこんなツイートをしていた。
「(菅首相は)市民運動家に戻られています」。
なぜ、野党ばかりでなく、与党からも、閣内からも、あるいはメディアからも、
執拗に「菅おろし」が行われているのか。
そのいちばん大きな理由は、ここにあるとぼくは思っている。』




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Re: NANTEI さんへ

NANTEIさん。こんにちは。
宝島別冊の『原発の深い闇』のことでしょうか?
私も、買いたいと思っていました。
文庫本にも2冊、面白そうなのがありましたよ。

あとで書店覗いてきます。

ふくらはぎ押しの本は…それはそっちの方が直近で
必要な本かもしれませんね(爆)

ありがとうございま~す。

宝島から!

ついに出ましたね!
月刊誌はやはりすごい。
「正論」など長期間、じっくりと取り組んできた記事は、
フィルターが全くないとは言えませんが、説得力が違います。
書店でちらとめくってみましたが・・・
もう一冊の全く個人的最大興味の、
「高血圧、高血糖に最強、ふくらはぎ押しのコツ」という本を買ってしまいました。
お笑いあれ(爆!

Re: hasutamaさんへ

hasutamaさん。こんばんは。

反原発、脱原発の声も高まってきましたが、それとおなじくらい、
原発推進派の巻き返しも一段と強まってきそうですね。

産経新聞などは、もう、原発推進新聞、のようになっています。
まあ、それも、一つの主張ですからいいでしょう。
いろいろな考えかたがあるのは、仕方ありませんものね。
なんとなく煮え切らないのが、朝日新聞、NHKですねえ…。
朝日は一日ごとに、方針が揺らいでいる感じがします。
菅さんも、すぐに自分の言を引っ込める、ということは、
よほど、圧力がどこかからか、かかるに違いありません。

ここに来て、メディア監視の傾向が強まってきている気がします。
なんだかとってもきな臭い…。
hasutamaさんがお感じになってらっしゃる臭い。たぶん私が感じているものも
同じだろうと思います。

石井議員のことも記憶にまだ新しく。
6月に、コンピューター監視法の仕組みを暴く活動をしていた市民活動家の方が、
酔って電車に乗っているとき、痴漢の疑いで、公安警察につかまって取り調べを
受けました。結局、立件できず数日後に釈放されるのですが、
彼は自分が電車に乗るときは、こういうこともあろうかと、普段から、
手は下におろさないようにしていたそうです。この日は酒が入って、
これをやっていなかったとか。
公安警察の表れるタイミングが良すぎ。これなども、真実はわかりませんが、
大体、そういう市民活動をしている人が、用心のため、電車に乗るときは
手を普段下におろさないようにしていた、ということ自体が、平和国家ではおかしいですね。
いつ、自分が冤罪をかけられるかわからない、と危惧していたということでしょうから。
石井議員も、予感はあったようですね。

今、何となく怖いのは、裁判所も、少しバイアスがかかっているのでは?ということです。
原子力発電所をめぐる裁判などをみていると、どうも、中立公平という感じがしない。

長い長い自民党政権で、この国の根幹が腐ってしまっているのでなければいいが、
と、本当に案じられます。
河野太郎さんが言っていました。
官僚は誰かに強制されたり、命じられたりして、たとえば原発推進なら、
原発推進の、動きをするのでは必ずしもないそうです。
政権の先を読むのだとか。次はこの政権、と決まれば、その政権が打ち出しそうな政策を
先回りして準備に入る。
この、『空気を読む』という、日本にはびこる悪習。テレビ局などはまさにそれですね。
誰の意を汲もうとしているのか、なにを恐れているのか…わからないけれど、
ある空気を読みとったら、だ~っとそちらに流れる。
他のものは報道さえしなかったりもする。

これが、ある意図を持った強い政治家にうまく使われたら…
それは怖いですね。
今回は、マスコミは全く中立的でなかったですね。
異常なほど、ずうっと菅さん叩きをしてきた。それが誰かの、どこかの意を汲んでやっていたりしたら…
そうして、そのマスコミの論調が、一般の人の空気を作るのだとしたら…
怖いです。
日本が監視型の社会にならなければいいけれど…。

表に現れたことだけでなく、その裏側もしっかり見ていきたいですね。
ネットはそういう情報を提供してくれます。反面、まんま信じるのも危ないですね。
常に自分の考えかたもチェックしてみる必要がありそうです。
若い方たちが急速にメディア・リテラシーを身に付けていっています。
大変に頼もしいです。

hasutamaさん。ありがとうございます。なんだかとりとめなくなっちゃいました!^^

No title

こんにちわ(^^

いつも素晴らしい記事を読ませていただき、有難うございます
あまりに凝縮された内容に、いつも頭が陶然としてしまい、何か言いたいのに言葉が思いつきませんi-179

菅さん!私は、政治にも社会情勢にもまったくうといので、結局のところ自分の感じた印象の積み重ねで判断しているのだと思います まさにバイアスです では、どんな印象を自分が持っているのだろう?と考えてみるに、思い浮かぶのは・・

以前、原発に関して自民党を批判した記事を書いた雁屋哲さんのブログが、攻撃され閉鎖に至ってしまいました この攻撃をしたのは、自由な個人なのだろうか?という疑問があります 今も、蓮舫さんのtwitterが炎上と国会でまで質疑されているようですが、それにも同じ疑問を感じます そして、メディアチェックの方たちはいったいどんな仕事をしているのかと疑います 九電のこともありましたし 

市民のふりをして攻撃し、攻撃されたことを既成事実として問題視する・・これ菅おろしと構造的には同じと感じ・・ 推測でしかありませんが、こうしたものが組織的な行動なら、何はともあれ、こんなことを行う側には絶対応援したくないです
 
すると、以前の、谷垣さんと菅さんの党首討論のときに菅さんが言った、というより叫んだ「二度と自民党に政権を渡してはならない!」という言葉の響きが、頭の中に蘇ります 

つらつらと・・石井弘毅さんの事件も思い出しますし 事業仕分けにしても脱原発にしても、政治家は権力の側に立たないときには命がけなのかも?とか・・

事実はもっと複雑で、単純化しすぎなのかもしれないのですがi-179ネット攻撃のもとにあるものと、石井弘毅さんの事件を起こしたもの、検察の暴走、マスコミ等々・・つなげて考えてみます だって臭いが似ているんだもん

きっと、菅さんのなかに私が勝手に見ようとしている物語・・があるのだと思います






 

Re: lily姫さんへ

lily姫さん。おはよう♪

あ、やっぱり、『市民運動家』ってやってました?でしョ~?
なぜ、『市民運動家』が、負のイメージなんですかね。
歴史認識が全く間違ってますね。
それじゃあ、人種偏見に立ち向かったキング牧師や、マンデラさんや、
ガンジーや、公害問題に人生をささげた田中正造や、福島菊次郎さんや、
石牟礼道子さんなども、駄目な人で、グローバルな視点を持ってない人々って
言うのかな。
…その認識の低さ。あきれますね。

山谷えり子、曽野綾子、櫻井よし子…この3人の女性は、同じ女性だけれど、
どうも私は好きじゃないです。

これだけのひどい事故が起きて、食べものの汚染も国中に広がって行きつつある、
宮城や岩手までワラが汚染されていたってことは、他の食べ物も、空気も
水も、無論人も、汚染されてしまったってことですよね。
牛肉だけじゃない。おそらくこれから、豚も、鶏も、野菜も米も魚も、…って
次から次から出てくるだろうと思う。

それが、ブレンドされたり、誤魔化されたりして、遠く九州にまで汚染が広がって行く。
…それは明らかに、政府の責任だ!

でもね、原発容認している人々が、それを批判しているのはおかしいですよね。
結局、自分の身にかかわることだけには反対する。
その先まで目が、想いが行かない。
ドイツはその点違いましたね~。
なにが決定的に違うんだろう…。結局ね、NANTEIさんがおっしゃるように、
『倫理観』の問題だと思うんです。それと『想像力』ですね。
原発をこれでもまだ、いるという人は、足元の経済しか見ていない。

原発事故で、どれほどの経済的損失を日本が被ったか、どれほど国際的信用を
失墜したか、そっちの方の経済への『負の遺産』は考えてみないのでしょうか。
日本の製品がこれから少なくとも数年、イコール放射能、というイメージで
売れなくなっていくだろうというのに。

福島原発の事故は、日本に大きな大きな負の遺産を残してしまいましたね。
日本だけでなく、この地球の環境に。これからどれほどの汚染物質を撒き散らすことか…
溜まった汚染水や、そこから出てくる膨大な量の高レベルの汚泥や、また瓦礫や、
土や空気や…
…今生きている自分のことだけしか考えないから、原発を容認してしまう。
自分の子供、その子供…美しい花花や、木々の緑や、青い空や海や…

それらに想いを致せば、原発はいらない…
当然そうなってくるはずだ、と思うんだけどなあ…

人はほんと、いろんな人がいるもんですねえ、lily 姫さん…
悲しくなっちゃう。

でもね、lily姫さん、れんげちゃん…元気な女性陣に元気貰ったよ。
それから…渋~いおじさまがたにもね(笑)。

カタツムリさんは、男性か女性か…わからないけど、まあいいや♪(笑)
みんな、ありがとう~っ♪

No title

今日も (あ、日付変わってるから昨日かぁ) 国会でやってましたネ
「市民運動家だから×□※▲○」 だってさ
昼休み、ごはんつぶを飛ばしながら、「うるせー!」って叫びましたよ
そうじゃない政治家は、妬いてるんじゃないでしょうか
「市民運動家」
なんだか、国民にすごく近くにいる気がしますもん
・・・って、なんだか、メチャクチャな強がりですね(笑)



山谷えり子の質問

浜岡原発を止めて、そして突然ストレステストをするといって、
電力の需給状態をめちゃくちゃにして、
産業基盤を壊して、経済活動を壊して
そして革命をしようなんて市民運動家の菅直人は、
今もそのように思っているのですか?

には驚きました

めちゃくちゃに壊しているのは、原子力発電という怖ろしい怪物ではないですか?

飼料のエサが、牛肉が、セシウムで汚染されたことも
なぜ、管政権のせいになるのでしょう?

こんなにもすべてのものを汚してしまうものなのだ!と
今度こそ、一人残らず、気づいてくれるかと思ったのに


ああ・・・でも、この質問を素晴らしいと称えているブログも見つけました
そうだ!そうだ!と
今こそ、辞職してもらわければ! と



彼岸花さん、
当たり前のことではありますが、
人はそれぞれ、考え方が違うものなのですね


感じ方も、考え方も、ずいぶん違う

それでも、最後に一致したのは、「未来への責任と道徳観」だったというドイツ
推進の立場の人も考えを曲げて、全員一致で脱原発への道を選んだと聞きました
日本はどうして、同じように
「未来への責任と道徳観」が、勝らないのでしょう


わたしもお弁当、温めるよ
春雨サラダが入ってても、しば漬けが入ってても(笑)

Re: れんげちゃんへ

ね。
ほんと、菅さんいじめ、どこまでやるんだろう。
なでしこジャパンのスピード感と菅総理を比べたって、ねえ?!
そんなこと比べられるものじゃないでしょう。
もう、何でもかんでも菅批判に結び付ける。

私もね、いい加減、菅さんの記事、やめたいのよ。
でもね、菅さんの跡を継ぐ人が一人もいないの。
みんな、ほとんど原発推進派なん。
だから、擁護するしかない。

> このお弁当には、お漬物が入っているので私は温めません。って?

れんげちゃん、教えて。これ誰かの発言?
お漬物って、菅さんのこと?
私、これ、知らないの。教えて~。

私も、お蜜柑入ってても温めるよ。
あったまった蜜柑。いい香りだもん。ずっとずうっと昔のね、結婚式の
ごちそうの匂いの記憶。

あ。これも違うか。(笑)

れんげちゃ~ん。ありがとう。
しばらく無口でいたでしょ。だから口開いた途端に、ば====っって、
長くなっちゃった!(笑)

Re: NANTEI さんへ

おお~、これは力強いお言葉!

今、カタツムリさんに温かい激励をいただき、コメント書き終えたところ。
NANTEI さんがいよいよパワー全開で、参戦してくださる?嬉しいです!

本当に、腑に落ちないことが多すぎですよね。

実は私は、『市民運動家への偏見』というキーワードの先に、この国の暗部を
やはり見ている気がします。
この記事に続けて、そこを書こうとしていたのですが、あまりにも長くなるので、
一旦置いておくことにしました。私は正力松太郎氏どまりの知識しか
持っていませんが、その暗闇に潜む権力というものの存在は感じます。

それは、戦後60年以上になるのに、まだこの国の陰でうごめいているんですね。
そうしてそれは、いろんな問題で繋がっている…根は一つ、という気がします。

原発を死守しようとしがみつく人々…
私もそういう人の言説を聞くことがありますが、どこか、とち狂ってる、って
気がすることが多いです。
プルトニウムは飲んでも安全、という、大橋弘忠東大教授とか。
その、『とち狂ってる』感は、きっと、おっしゃるように、『倫理感の欠落』から
来ている、と私も思います。
ハンス・ヨナスの言ったような、未来の人々に対して、倫理観でもって
責任を感じる気持ち、などということは全くない人々なのでしょう。
そう。『想像力の欠如』ということも、そういう人の共通項かな。

話せば話すほど、そういう人の論理は破綻していきますね。
菅さんどころじゃないんだがなあ…

NANTEIさんのお考え。これはおそらく、気軽にぱっと書ける、という
ものではないでしょう。少しずつお聞かせくださいね。^^

ありがとうございます。

No title

な・・・。
ほんと、菅さん菅さんってうるさい。
被災地の人達からすれば、こんなに見苦しくみえるものは無いんじゃないかと思う。
このお弁当には、お漬物が入っているので私は温めません。って?
れんげは、ミカン入ってても温めて食べるぞ!・・・って違うか。(笑)

Re: カタツムリさんへ

カタツムリさん。ありがとうございます。

『「市民」の方が情報に長け、グローバルな考えをもっている』…

ほんとですね。twitterなど覗くと、皆さん、本当によく勉強なさってるのに驚きます。
ただ、呟いているだけでなく、行動も速い。
福島で子供を抱えて避難方法もなく、行き暮れているお母さんがいると、
『ここに受け入れ施設が開設されていますよ。』などという声がすぐに
寄せられる。…形式や手続きや情実などから自由に、身軽に、
人のために動ける…

なにか、市民運動の形態も、今回のことをきっかけに変わってきたのかな、
それは感じますね。
政治家や経済界の一部や、学者…この国を過剰な原発の国にしてしまった人々が
言いがちなように、まず『できませんよ、それは』と、あまり言いませんね。
理屈や手続きより先に、『じゃ、やってみますか!』と、まず動く。

素晴らしいことだなあと思います。と言って決して野放図なわけではない。
IT機器を自分の目や口や頭脳のように使いこなし、情報収集力も、
メディアリテラシーも、発信力も優れている。

原発推進派は強力!
それを少しずつ突き崩していかねばなりませんね。
あきらめないで、声を上げ続けることですね。…
東電の中にも、そのやり方に疑問を持っている方は大勢いらっしゃるでしょうのに。
…しかし、政治家には、ほんっと、脱原発、を明言する人は極めて少ないですね。

ありがとうございます。
同じ考えをもつ人の声が結集され、大きなうねりとなって、
この国の膿のようなものを出させてしまい、綺麗にしたいですね…。
元気をいただきました!

私は、

初めて原発への考え方を、述べることが出来そうです。
それは、私の「腑に落ちる」までは言葉にできないという性格が、
やっと「腑に落ちた」ことが大きな原因です。
この国家の存亡、それは太平洋戦争と同じくらいの恐ろしさで迫ってきています。
今はもうエスタブリッシュという言葉は使われていませんが、無言で潜んでいる不気味な権力集団が確実に存在し、良識の言論には敢えて反応せず、国民の眼に触れないところで欲望を成就させようとしています。戦後も変わらずそのような影の力が国民を欺いてきたわけです。正力松太郎などは原発推進の戦犯として名指しされていますが、彼らの手先にしかすぎません。では彼らとは何者なのでしょうか。それはとても長くなるので次回、またはその次に彼らのおぼろげですが姿の一端を書いてみるつもりです。
さて原発についてですが、私はある時期から反対の意見よりも、賛成、またはどうしても推進するという立場の人々の論文を読み、またはテレビの討論を出来るだけ聞くようにいてきました。その結果、彼らには大きなものが欠如していることに、今更ながら気が付いたのです。おそいですね(苦笑)。それは倫理というものでした。
明らかに倫理感が皆無だったのです。
この倫理というものは、日本では得てして誤解され易いのですが、これも長くなりますので追ってお話しします。
ただ、そのような私自身の「腑に落ちる」が、今まであいまいだった原発への発言を明瞭にしてくれたのです。
そして初めて彼岸花さんの思いを、尻馬に乗らず心の底から応援することができるようになりました。なかなか煮え切らない男ですが・・・(^m~’)。

あなた1人ではありません

おそらく多くの人たちがそう思っています。どう見ても原発は立ち行かなくなっています。
政治家も官僚もメディアも一枚岩ではないはずです。そんな中でおそらく少数派人たちが、「自分だけではない」と分かってもらえるように、私たちは思うことを発信すればいいのではないでしょうか。今や「市民」の方が情報に長け、グローバルな考え方を持っている。縁起でもないですが、軍事クーデターや暗殺もなく、ソーシャルメディアも自由に使える国です。もうひと踏ん張り!!
プロフィール

彼岸花さん

Author:彼岸花さん
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『しだかれて十薬忿怒の息吐けり』

『南亭雑記』の南亭師から頂戴した句。このブログになんともぴったりな句と思い、使わせていただきます。
十薬とはどくだみのこと。どくだみは踏みしだかれると
鮮烈な香りを発します。その青い香りは、さながら虐げられた若者の体から発する忿怒と抗議のエネルギーのよう。
暑い季節には、この強い歌を入口に掲げて、私も一民衆としての想いを熱く語りましょう。

そして季節は秋。
一足早いけれども、同じく南亭師からいただいた、この冬の句も掲げておきましょう。

『埋火に理不尽を焼べどくだみ荘』

埋火(うずみび)は、寝る前に囲炉裏や火鉢の燠火に灰をかぶせて火が消えてしまわぬようにしておいた炭火などのこと。翌朝またこの小さな火を掻き立てて新たな炭をくべ、朝餉の支度にかかるのです…

ペシャワール会
http://www1a.biglobe.ne.jp/peshawar/pekai/signup.html
国境なき医師団
http://www.msf.or.jp/donate/?grid=header02
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