『夏祭り』

今日も、我が家の近くの公園で、別の自治会の主催の夏祭りを
やっているのを見かけました。

昨今では、それぞれの町会が、地域内の公園や神社や、ちょっとした空き地で、
それぞれに夏祭りを行うもののようです。
昨日と今日と、2か所別なところで、昼間から、勇ましい太鼓や笛の音が
聞こえてきました。

先週。我が町会も夏祭りをやったばかり。小さなお稲荷さんのある幼稚園の敷地を借りて
土日の2日間行われました。
実は私。今年が町会理事の当番。お祭りの手伝いに行かねばなりませんでした。

ところがわたし、そういうことが大の苦手。
出来るものなら、かかわりたくない(笑)。
でも、同じ町に住まわせてもらっている限り、わがままも言えません。
前日から、ピンク、黄色、水色、白などの薄紙のお花を作ったり、
ヨーヨー用の風船に水を少し入れて膨らませて、200個くらいも作ったかなあ。

みなさん、ヨーヨー、お作りになったことありますか。
私、初めて作りました(笑)。小さなゴム風船。それに、大きな注射器のようなもので
水を少し入れます。それから空気を入れて膨らませて、口を、吊ゴムで2巻き3巻き。
小さな器具があって、そこにV字型のクリップをセットし、そのV字に
風船の口をゴムごと挿しこんで止めるんですよ。
勿論ゴムの反対側は子供の指を入れられるように輪に結んでおきます。

自分で言うのも変だけど、結構器用な彼岸花。すぐに手早く出来るようになりましたよ。
下手くそな町会のおじさまは、水をいつも入れ損ねて、ズボンの膝や足をびしょびしょに
してらっしゃいました(笑)。この人水鉄砲するの下手だったろうな(笑)。

それだけではありません。ヨーヨーを釣る、釣り道具もつくるんです。
まず25センチ長さくらいの薄紙でこよりを撚ります。
ああ、こより!!!
こよりなんて撚ったの、実に実に50数年ぶりです!
で、そのこよりに、ヨーヨーのゴム紐の輪っかをひっかける釣り針代わりの金具を
セットしてさらに撚るんです。これが結構また手間がかかる。
夜祭りには必ず、四角や丸のプールに水がはってあって、そこに色とりどりのこのヨーヨーが
浮かべてあるのを見かけます。子供はお金を払って釣り糸代わりのこよりを買い、
ヨーヨーのゴムにひっかけて釣り上げるんですね。
でも、こよりは甘く撚ってあるので、水に濡れると間もなく弱くなって、
すぐにちぎれて切れてしまいます。一個も釣れない子もいる。
でも帰りに一個は持たせてもらえるんですね。あれです、あれ。

そうかあ、全国のお祭りを渡り歩く香具師さんたちは、店の準備にこんな作業を
細々としているのかあ…と思いましたね。なぜかしんみり。
フーテンの姉をもっていた私は、フーテンの寅さんの映画など見ると、その生き方などが
人ごとではいられなかったから。

夕方になり、子供たちが集まってきます。
町会の低予算でやるので、夜店はこのヨーヨー釣りと、金魚すくいの2つだけ。
お金はいりません。回覧版で回したお祭りのお知らせの券を切り取って持ってくればいい。
でも、それをもってない子にもやらせてあげます。

金魚すくいの店番も結構忙しい。『ポイ』を渡したり、最後に小さなビニール袋に
金魚を一匹入れて、釣れなかった子に持たせてやったり。

私は、ヨーヨーの店番。
でも、町会理事の人手はたくさんいるので、交代で番をして、あとは
テントの後ろの方で手持無沙汰に女同士のおしゃべりなどをして時間をつぶします。
実はわたし、これが一番の苦手!(笑)。
まあ、それでもね、大人ですから(笑)ほどほどにおつきあいをして、
盆踊りが始まって、子供のお客さんが少なくなってきた頃は、
不良の私、テントの後ろの方の、木の蔭に折り畳み椅子を引っぱって行って
足を組んで、菅ビール、じゃない!缶ビール飲んで、お祭りを観察してました(笑)。

しょぼいお祭りです。本当にそう言っちゃ悪いが、我が町会は、町の規模が小さいからか、
それともそういう伝統なのか、他の町会の祭りと比べても、際立って『しょぼい』のです。

場所もあまり広くないし、昼でも明るい感じがなんとなくせず、飾り付けもしょぼい。
町は老人世帯が多くなって、あと数年で、子供みこしを担ぐ子も足りなくなるでしょう。
よその団地などからわざわざ遊びに来るお祭り好きの子などがかろうじて、
にぎやかさ演出を手助けしてくれているくらいのもの。

…それでも。幼児を連れた、おなかの大きい若い母親などが見に来ています。
小学校の4,5年くらいの男の子たちはお稲荷さんの社などを
ぐるぐる追いかけっこして走りまわる。
太鼓連のようなものがこの町会にはあって、少女から成人男性まで、そろいの
はっぴ姿に短股引の勇ましい姿で、昼間から演奏。その家族であろう少女たちなどが
早くから浴衣を着て、境内を歩き回っています。

子供たち。こんなとこで楽しいのかなあ…

そんないけないことを思いながら、足組んでビール飲んでるあたし(笑)。
というと、さっきから何本も相当飲んでいるようですが、実は一本の缶ビールが
なかなか減らなくて、もて余している(笑)。

胸の内に、し~んとした悲しみがひたひたと溜まっていくのを感じる。
なんとも言えない寂しさのようなもの…。
生きる悲しみ、とでも言いましょうか…。

今、ここに、小さなお祭りの手伝いをしに来て、少し暗いこの陰で
こうして祭りを見ているあたし、というものの確かさも、
いつかは不在となってしまいます。

この町会の祭りのしょぼさ。
それでも、準備には、やって見て初めてわかることだけれど、そこそこ経費と
そして手間がかかります。今年当番を引き受けたばかりの、若い町会長さんと
その奥さんの気苦労は大変だろう…
これでも、それなりの来客がいて、その接待をしなければならない。
全体に気を配ってなければならない。彼は飛びまわっています。いい人です。
奥さんは、自分が町会長の妻という重責をうまくこなせてないんじゃないかと悩んで、
さっき、女の理事さんたちから慰められていました。無論私も励ましを一言。

テントの中の向こうの方の一角が急にざわめいて、なにごとかとみると、
どうやら、この地域から出ている市会議員さんが顔出しに来てくれたらしい。
彼はまだ、弱冠30歳くらいの若造です(おや!酔っぱらって口が悪くなっている彼岸花!)
ピヨピヨ議員さん。それでもね、市議会議員ともなると、丁重にもてなされます。
お酒も一応供される。代わりに勿論ご祝儀も包んでくるのだろう…。
若い、初々しい議員さんは、居心地悪そうに、戸惑ったような、気弱そうな顔して、
少しの間、老人たちに愛想を振りまいて、それからテントを出て、
踊っている人々にもテントの中の理事さんたちにも手を振り振り、闇の中に
一人で(!)消えていきました。
そのちょっとさびしげな姿を最後まで見守っていたのは、木陰にいた私くらいのもので、
町会理事の古狸のおじさまたちは、もう、興味を失っているよう。

彼はこれから別の町会のお祭りに顔出しするのかな。
議員さんも大変なんだなあ…。土日の夜だって言うのにさ。こんな地味なお祭りにも
すかさず顔出しして、顔をつないでおかねばならない。
…それにしても、旧革新系の議員さんは来ないわね。ここにはいないのかな。
こういう時こそ、こまめに顔出しして、親しまれるようにしなくちゃいけないのにさ。
社共が衰退したのも、自分たちの身内だけで閉じこもって満足して、
こういう日常の顔見せ活動を疎かにしてるからよね。
その点、自公の議員さんたちは、地域に密着しようとして偉いよ。嫌いだけど。……

小さな女の子が、お母さんの手を離れて、とっとと駆けだした。
というより、つんのめりながら駈けていく。
あっ!あっ、あ~!転んじゃった!
大きな木の根っこが浮き出ている。それに足を引っ掛けて転んだ。
2歳にまだならないかな。ほんとに小さいな。素直な髪で可愛いな。
なんだか娘の小さい頃に似ている…
…泣かない。偉い。自分で起きた。
お腹のおっきいお母さんの動きはゆっくりしている。

…不意にまた、胸の内に、冷たい水のような悲しみが湧いてくる…。

この小さなおんなのこと若い母の生きていくこれからの世界。
もう、空気も水も土も食べ物も汚れてしまった…。

このお稲荷さんの、この敷地の隅っこだって放射線量が高いかもしれないのである。
彼女はこのこにどんな野菜を食べさせているろうか…。
このこの今、転んだ手や膝についた土。…それはもうかつての土じゃない。

日本は、なんということをしでかしてしまったのだろう…
こんな。こんなことがあっていいものだろうか…。


ああ。盆踊りのささやかな人の輪。
太鼓や笛の人だけが元気で目立つな。
それでも踊り好きな人はたのしいのだろう。町の理事も高齢化して、
昔はちゃんと組んでいた踊りの櫓も、今は柱を一本立てるだけになってしまった。

ああ、Kさんという、民生委員の女性も楽しそうに踊っている。
私と同い年くらいかな。少し若いかな。紺地の浴衣をきりっと着て、
下駄をはいた素足が白くて綺麗だ。
まだまだ色っぽいですよ。あの足は。

彼女は声がいいのだ。
今年、最初の町会の総会のとき、私は前の方の席に座っていた。
質疑応答が最後の方にあって、民生委員としての発言を彼女が後ろの方でした。
前の方にいる私は、その声と、話し方にこころを惹かれた。
これはただものの声ではないな、と。
人間の声や話し方には、その人の知性も性格も全てが出るものだ。
彼女の声は、生粋の東京人の話し方に似た、少し鼻にかかった
きびきび歯切れがいいのだけれども、どこかに甘やかさのある、美しい女の声だった。

誰だろう…どんなひとが話しているのだろう…そうは思ったが、前の方にいる私。
振り返って見ると、皆の視線に合ってしまう。

あとで、その声の主がわかった。以前理事が回ってきたとき、2,3回
話したことがある女性だった。Kさんというらしい。
彼女がしっかりした根性のすわった女性であることは、その数回でわかっていた。
ああ!彼女だったか。なるほどなあ…

え?どんな声か、ですって?
…こんな声です。以前のブログ記事でご紹介したことがある。
青森県六ケ所村で、今も反原発運動を続けていらっしゃる、菊川さんという女性。
彼女の声とその話し方に、Kさんのそれらは似ていた…。
Kさんの声の方が、もっと甘やかさがあるかな。

http://youtu.be/wmRhxRJk4G8
菊川さんは1:40くらいから登場します。

これは、知性の声である。抑制されて美しい。
よく聴いてみてください。濁音が美しいのである。『で』が鼻にかかっている。
『ざ』がざらざらしていない。たとえば『か』という破裂音がけたたましくないのである。
『ね』がねっとりしていないのである。

とてもいい子だなあ、と感動したが、最後に出てくる若いお嬢さんの発声と
比べて見て欲しい。
…なんだか年期が違う。
これは、悲しみを知る人の声である…。


…まだ缶ビールが一本、空けられません(笑)。
なんだかやけに苦いビールである。
ふ~ぅ…なんとか飲みきりました。

さて、また真面目に子供たちのお相手するかな。
あ!もう少しここにいよう。
今、ヨーヨー釣りの子供たちのお相手は、名前は知らないけれど、
70歳くらいの痩せて少しくたびれた感じの男の人がやっている。
私はこの人を、ヨーヨーの業者さんかと最初思った。
そのくらい、ヨーヨーの膨らませ方がうまい。ゴムの結び方がうまい。
彼はどうやら、この町会のお祭りの、ヨーヨーと金魚すくいの2つに、
生き甲斐を感じているようである。それくらい、目が、手が、入れ込んでいる。

ああ……
この人は、人生においては、成功者とは言えまい。
だけれども、この誠意。彼が、他の理事の女の人がヨーヨーの番をしていて
後ろからそれを見ている時の悲しそうな顔!
彼女たちが割合無造作にポトポト下に落とす、こよりや小さな金具を、
自分の番が来た時、砂の中からあとで拾って片付ける時のその手の真剣さと丁寧さと優しさ!
子供への目のやさしさ。
これも、なんと、美しいじゃないか!
…彼の楽しみを今は奪うまい…



なんだか、このちっぽけな、しょぼい町会のお祭り。
だけど泣けてきちゃうよ…。

ひとはかくも真剣に、それぞれの場で必死で生きている。
いじらしいものです。
それなのになあ…。
糞馬鹿政治家と糞馬鹿東電!

きれいな空気を返せ!きれいな土を、水を、この人たちに返せ!
私に返せ!

…いけない。すきっ腹に飲んだ、たった一本の缶ビール。
私、酔っちゃったかな…





  








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Re: そらまめさんへ

そらまめさん。こんばんは~♪

女同士の立ち話。そうね、ひょっとしたら、無理してやってる人も実は多いのかも
しれませんね。^^
以前、観月ありさの主演で、幼稚園ママたちのお話があったけれど、
あんな世界。女同士の世界の潤滑油=おしゃべり、みたいな…(笑)。
そらさんも苦手ですか。やっぱり?(笑)
私ね。話すことがないんですよね~。それに、自分が話さなくても、誰かが
しゃべっていてくれたら、それを聞いている方がいい。

でもね。女同士にしかわからない、しんみりした話が出来るのも
女のお付き合いの世界のよさでもあります。
女が抱える悩みは、女同士でしかわからない、ってこと絶対ありますものね。
私がこの、声のいい民生委員の女性をいいな、と思ったのはそういうこともあるのです。
民生委員って、すごいのよね。何の自分の特にもならないんだけれど、
地域で孤立しているご老人や、育児ネグレクトの家庭訪問や、非行に走る少年の
フォローや、まあ、一人が抱えるには大きすぎるような問題をいくつも抱えて、
それに性根を据えてあたってくれている方々です。

悲しみを抱えているとき、不安なとき、ひとは話を聞いてもらえるだけで、
ただ黙って寄り添っていてもらえるだけで、こころが落ちつきます。

だからね、私、自分は苦手だけれど、女同士のおしゃべりっていいものだな、って
一方で思ってるのよ。ただ、自分は下手なだけなんです(笑)。
考えてみれば、ブログだって、女同士のおしゃべりのとき、ありますものね。
私が悲しくて黙り込んでいると、そらさんや誰かおんなともだちが察して、
トントン、ノックしてくれる。こころやさしき男性陣も、声をかけてくれる…
どれほどありがたいかしれません。

私ね、転々と引っ越しを重ねて、家もなく、根無し草の習性が身についていて。
だから、いつも、『一人でいいや』って思いがちなんです。
でもね、このしょぼいお祭りもそうなんだけれど、
人はやっぱり、一人じゃいけないんだ、って、この頃しみじみ思うようになりました。
理解者を得られる喜び、共感し合う喜び、共に何かをする喜び…
その楽しさを。

例のごとく、お付き合いのおしゃべりにちょっと疲れて、こうやってちょっと一人
身を引いて、『しょぼい』お祭りを見つめていたとき、胸の内に湧き上がった
悲しみは、人のいじらしさ、というようなものへの深い共感、でした。
自分を含めてね。
この祭り、しょぼくなんてない!なんていじらしいんだろう、温かいんだろう!
そんな想いです。
そうしてね、ここにいるこれらの人々が、皆、放射線というものを
多かれ少なかれすでに浴びて、この夜の空気も土も、多少かもしれないけれど
汚染されてしまっている、と思う、その悲しみ、その悔しさ…それなんです。

理事をやって、これまでしょぼいと思っていた町会のお祭りに愛しさを感じた。
それなのに!ってね。

そうよね。そらさんのおっしゃるとおりよね。
小さなお祭りでも、子供たちにとっては非日常。
この夜のことが、あとで鮮やかな記憶になるのかもしれない。
袖を濡らしてお母さんに怒られたこと…。思いがけなく金魚が3匹もすくえたこと…。
お稲荷さんの社の暗い影、木々の葉のざわめき、淡い電灯の明かり…。
そしてその夏は、子供を育てる母にはつらい夏で、それを子供心に感じていたことなど。
それとこの夜の記憶がないまぜにいつかなって…。

人生に無駄な一日なんてないのね。
ひととひとの触れ合いもそうかもしれない。
だってね。そらさんとこうやってここでお話しするのはたのしいんだもの。
大勢でしゃべる、ってのが、そらさんもあたしもちょっと苦手、ってことですよね!(笑)

ありがとう~。わたし、だいじょぶよ。
原発の悲しみはたぶん消えない。でも、元気に生きていきます!
怒り続けていきます。(笑)



No title

>手持無沙汰に女同士のおしゃべりなどをして時間をつぶし

実は私も昔からすごーく苦手です。(笑)
スーパーなどで見かける『○○ちゃんのママ』『○○くんのママ』の立ち話・・・
ちょっと邪魔だなぁと思いながら
【私もいつかそうしなくてはイケナイのかなぁ??】とトボトボと。
トークが苦手な訳じゃないんですけどね・・・。
ちょっと・・・・怖い・・・かな・・・・。(トラウマ・汗)

彼岸花さんの話を聞いていたら、もしかしたら世の女性は嫌ながらも頑張って
立ち話しをしてるのかもとか思い直してきましたが。(笑)


そして【しょぼい夏祭り】。
どんなにしょぼくても、何もナイ日常よりは思い出になります。
いつもとは違う空気、ヒト、景色・・・非日常は子供にとっては全てが新鮮その
もので、大人になれば振り返る素敵な子供時代の思い出になると思いますよ。
意味のなさそうな・・・・それでいて、なぜか心に残る1ページ。
もしかしたら、彼ら彼女らが大人になったら消えているかもしれない夏まつり。
そうしたら、あの日自分たちのために祭りに携わってくれた大人達には感謝
しかありませんよね。
僕らのためにありがとうって。


どうか彼岸花さま、私たちのためにも悲しまないで下さい。

Re: lily姫さんへ

lily姫さん、こんばんは。
違う違う、lily姫さんが思ってらっしゃるより、ずっとずっとしょぼいのよ!(笑)
お店は、ヨーヨー釣りと金魚すくいの2つだけ。綿菓子もなければ、
たこやき、焼きそばもない。あとは、子供会の子供が、自分たちで開いている、
カード交換?の店とか(笑)。
お祭り特有の、焼きトウモロコシやたこ焼きなどのいい匂いもしないの。
やぐらさえ組んでないんだから。

それでもね、今回まともに見続けてて、なんだかいじらしくて仕方なかった。

lily姫さんの胸に去来した想いはどんなものなのでしょう…。
きっと、いうに言えない言葉に尽くせない想いがおありなんでしょうね。
人一人一人が、実はそうしたドラマを抱えている……。

lily 姫さんがぱっと思い浮かべた祭りの光景は、どんなものだったのでしょう…。

おッ!かなりいける口ですか!?(笑)
私はね、そう強くはないなあ。酔って覚えてないとか、そういうことはないけれど、
翌日、むかむかするのに弱いんだ~。
lily姫さんが一緒に飲んでやってくれるなら(何を?笑)百人力。
オッシャ!これから、東電前で抗議宴会する?(笑)

バ~ロ~、ざけんな、きれいな日本を返せ!って?
折り畳みいす、ひっくり返す?(笑)


…汚染が全国に広がりつつあるわね~…
しょぼん…
九州、沖縄など西日本だけはせめて元気できれいでいて欲しいよ~ぅ!
空気や海はどうしようもないから、せめて土や肥料や食料などは
移動させないで欲しいわね。
あと、瓦礫の処理もうやむやにして、全国にばらまいていきそうだなあ。
これ以上、汚染を広げないようにしないとね~。
……

lily姫さん。ありがとう~。

No title

地域の小さなお祭り
私の妄想癖は留まることを知りません

どんな景色が、どんな思い出が、心に浮かんだか

たぶん彼岸花さんの記事よりも長くなってしまいそう(笑)



>ひとはかくも真剣に、それぞれの場で必死で生きている。
  いじらしいもの<

彼岸花さんの言葉で、私はやはり自分の両親のことを思うのです


彼岸花さん、私の方がたくさんビール飲めますから、お付き合いしましょうか?
「糞馬鹿政治家と糞馬鹿東電!」ですか (^m・)フフフ
もっと、汚い言葉を、私が教えてあげましょう
誰も座ってない折りたたみ椅子、あるでしょう?
ガシャーン 思いっきり蹴ってみましょうか
大丈夫!  そのくらいだったら 「酔ってたの」で通用しますって!

Re: NANTEIさんへ

スタンスが似てますね。^^

そうそう。私がなんとなく書きたくて捉えきれなかったこと。
『余所者の寂しさ』…。おっしゃる通り、それはありますねえ…。
なにせ、25回も引っ越しをして、とりわけ、少女時代にそのうちの
20回近くはしてきた彼岸花。
定着ということに、夢を描けませんでした。
幼馴染も故郷もないと思ってきたし…。
どこに行っても、この土地は自分の土地ではない、という余所者の感情。

今のところには、もう30年もいるので、言わば定着していると言えるのですが、
町会などでも、「私はここの仲間ではないのかも」という意識が常にありますねえ…。
それはおっしゃるように、ある種寂しい感情です。
でも、いつでも、糸の切れた凧のように、ふわふわと、今あるものを捨てて
飛んでいけるぞという気分はありますね。
マレンコフになりたい(笑)。

だから、熱心で積極的な理事さんではありませ~ん!
当番なので従順にやっているだけで~す!
出来るだけ目立たぬよう引っ込んで、こっそりビールでも飲んでいようと(笑)。
でも今回、おつまみなしのビールって苦痛なものだと再認識。
男性理事さん。ビール配るなら、たこ焼きなどのおつまみも一緒にお願いします♪(笑)

500匹の 赤きいのちを 配りおり


あ!季語が入ってなかった!(爆)



おはようございます。

お祭りの理事、お疲れさまでした^^。
彼岸花さんは偉い!係わりたくないのに引き受けなさる。
私はきっと生涯、町内や近隣の役には就かないでしょう。
今までも断り続けてきたし、逃げ続けてきたのですから。
これは小学校から一貫してかわりません。
というといかにも強固な考えがあるようでしょう。
なになに単なる責任逃れなのでした(あははは’。

小さな祭りというのはどこか泣けるような寂しさと、
それゆえの愛おしさがありますね。
もうひとつは流れ者だった私には、どこへ行っても祭りのときほど
余所者だという意識が強くなるのです。
ついつい醒めた目でみてしまう。
それがまたとてもかなしく思えたことがいくたびもありました。

しかしそんな個人的なことは捨てて、
もっと能動的に地域に溶け込まなければ大人ではありませんね。

同じようなスタンスをお持ちの彼岸花が、しっかりとお祭りの理事。
少しく反省のナンテイです^^。

Re: はなさかすーさんへ

はなさかすーさん。こんばんは。

『泥の中に咲く花』…ほんとにそんな感じですね。
いい表現ですねえ……

起きてしまったことは、元に戻らない。ほんとにそうですね。

…私ね。高校を卒業して、東京に出てくる前、兄が結婚して落ち着いた広島の街に
2か月ほど厄介になってたことがあったんです。
初めて広島に着いた日は、もう夜になっていて、
あのね、何か…広島の地面から、原爆で亡くなった人々のうめき声が立ち昇るような、
そんな気がして、少し怖いと思ったことを思い出します。
無論そんなことは、わたしの幻想なんでしたけれど。
moan という英単語がありますが、本当にその語の音がぴったりするような。


小さな町の夜祭りで、小暗いお稲荷さんの境内に一人、これらの光景を
観察していたとき、大地からなにか放射能を帯びた薄い蒸気のようなものが
うめき声のように立ち昇っているような気がしていました。
黒澤明の『夢』というオムニバス映画がありました。
そこに原発事故が起きて、人々が逃げ惑う『赤富士』という話がある。
その時、黒澤は、放射性物質に、色をつけました!
人々は色のついた雲のようなものの中を逃げ惑っていた。

いっそ。この映画のように、そして私がこの祭りの夜、幻想のように感じたように、
放射性物質に、色や臭いがあったら!と思ってしまいます。

人々は、あんな事故など、まるで起こったことなどなかった、とでも言いたげに、
なにか必死になって、小さな祭りの夜を楽しもうとしているようでした…。

胸の奥にひたひたと湧き起こる、冷たい水のような悲しみ。
そして。誰にともしれない慕情…。
私はその時、その場のすべてに恋していましたね。


一人一人の人が、泥水の中に咲く、綺麗な水中花のように、
淡く儚く、脆げに見えて仕方ありませんでした。

Re:morinさんへ

morin さん。こんばんは。

ふふふ。『可愛い』酔っ払いと言ってくださってありがとうございます。
嬉しいな。
きっとね、その時珍しく着ていた、ポパイのオリーブの絵の入った
Tシャツの効果だと思います。^^
普段、ロゴや柄入りの服、あまり着ないんですけれど。
なんだかこの日は、そんなものが着て見たいような気分でした。

『しょぼ夏祭り』だったんですけれど、なんだか妙に全てがいじらしく。
ここに今いるあたし。
テントから少し離れて、紅葉の木の影の暗がりに、足組んで座って、
缶ビール一本を持て余している…

大きな楠の木の枝が夜風で少しざわざわします。
コピーにコピーを重ねた、相良直美の音頭は、もう相良直美の声じゃなくなっている!
そしてテンポが速い!(笑)

若い議員さんは、なんとなく名残惜しげに、心もとなげに。
わたし以外の誰にも見送られることなく、祭りの外の闇の中に消えました。

ヨーヨー作りの得意な老人は、プール前の自分の場所を取り戻して、いきいきして
嬉しそうに子供たちの相手。合間には砂に埋もれたこよりまで、丁寧に拾い集めてる。
その隣で、同い年くらいの金魚係りの老女は、破れた『ポイ』の紙が手にからみついたのを、
無造作に、砂の上に振り払ってる!(笑)

ああ、このとき!
二度とこないんですよね。
こうやって、一歩離れて見守っているわたしという存在のことも
誰も知らないし、いつか、わたしという存在も消えてなくなる…

全てが、幻燈芝居の中のシーンのように淡く儚く…

暗いお稲荷さんの敷地の隅々は、おそらく周辺より少し高い
放射線量を発しているのだろう…

そんなことは考えたくない!とでもいうように。その幻燈の中で淡くうごめく人々…。


素顔の私…。ふふ。ほんとはお茶目です(笑)
こころはまだ少女…。





エッ!18回も『!』使ってましたか?
きっと酔った勢いですね。(笑)

Re: さおるさんへ

さおるさん。きっとあなたには本当に見えるでしょうね。
わたしの姿が。

その日私は、珍しく、絵柄の入ったTシャツを着ていました。
わたしは普段、ロゴや絵の入った服をほとんど着ない。Tシャツもそうは着ない。
でもその日は昼過ぎから暑い中での下準備作業もあったし汗かくだろうからと
淡いベージュのTシャツにそれよりは少し濃い色のベージュの細身のパンツを
はいていた。Tシャツの絵はなんだったとお思いになられますか?
なんと、ポパイのオリーブさんが、胸を張って威張っている絵!(笑)

なんだか一目見たとき、珍しくその絵入りのTシャツが気に入って買ってあった。
わたしとしては、初めてです。キャラクターの絵入りの服なんて!
しかもこの年で、オリーブ!!!(笑)
でも、妙に、その時の私の気分に似合ってた。
首にはタオルかけてね(笑)。

しょぼいお祭り……
でもたまらなくいじらしいお祭りでした。
会場は提灯が点っていても薄暗く。
お稲荷さんの社の上の空は真っ黒で。祭りの輪から抜けると、そこも闇で。

小学六年生くらいの少女たちは金魚釣りに夢中になって、袖を水につけて濡らし、
浴衣の胸も裾も、しどけなくはだけてしまって。
あんまりひどくなっている子を、わたし一匹捕まえて(!)、脇に手を入れ、裾に手を入れて、
乱れを直してやりましたが(笑)。
あとでそのこに妙に懐かれた(笑)。

幼いおんなのこは、木の根っこで、ほんとうに、バタリ!という感じで転ぶ。
小さな命を、命がけで、バタリ!と転ぶ。

ああ!わたしもあんなふうに、命がけでもう一度転んでみたい!
…そう思いました。
そしたら思わず、涙が出てきそうだった! 

おんなのこは自分で起き上がって、手についた土をじっと見ている!
お腹の大きなお母さんが、ようやくそばに来て、ピンクのじんべいさん着た
子供の土を払ってやっていました。

娘の小さなころをふと思い出して、また、じ~ん…
彼女はようく転ぶ幼児でした。そして、泣かなかった…。

ほんとね。おっしゃるように、その夜の若いお母さんたちは、わたしが今、回想しているように、
いつの日か遠い日、子供と来た、この小さな夏祭りを思い出すのでしょうね。
なんだかね、その夜のお祭り風景自体がもう、思い出の中のワンシーンのように、
淡い色彩と淡い悲しみに包まれているようでしたヨ。

そしてね。その一部始終を、暗がりでビール片手に見つめていた、彼岸花さんのことも、
誰も知らない、のです。^^

さおるさんも椅子を引っ張り出して?^^
さおるさんは、花のようなひとだから、逆に見られる側だと思うけれど。
それでも、貴女の鋭敏な眼は。きっとささやかな、この世の全てのお祭りを、
鮮やかに、その記憶のうちにお納めになるのでしょう…

生きていくこと…それはいつも、小さな祝祭のようなものですね。

Re: hasutamaさんへ

hasutamaさん。こんばんは。

ふふふ。『缶ビール片手の観音さま』…

すてきな表現してくださってありがとうございます。

観音さまのようにこころやさしく気高くなく、
ただ柄の悪いひと、っていうだけでしたけれど(笑)。

町会の大きなテント幾張りかの下には、裸電球の明かりのもと、
30人ほどもの男の理事さんたちがいて、お客さんの相手をしていました。
ご祝儀いただいた人の名を半紙に墨で書きつけている人、
盆踊りのテープの係りの人、司会をする人。
でも、楽しそうにおしゃべりして、飲んだり食べたりの人もいて。
そんな中の一人が、氷水の入った大きなクーラーボックスからビールを取り出し、
6,7人いる女性陣に配って回った。
でも、子供たちの金魚すくいの相手をしている人たちは当然飲めないし、
テントの傍で立ち話していた女性たちはみんな断って、私だけがビールを
受け取りました(笑)。昼過ぎから下準備で来ていて、喉がからからだったの。
でも、金魚すくいのとこじゃ飲めないでしょ。それで暗がりに行って。
足組んで、偉そうに!(笑)

だけど、飲んでも飲んでも減らないビール。
しばし、缶を持ったまま、お祭りに来た人々を眺めていました。
ささやかな町の、ささやかなお祭り…

不思議な哀感がこころにこみあげてきました。
生きていく、ということのいじらしさのようなものへの…

泥の花

彼岸花さん、こんばんは^^

起きてしまったことは、元には戻らないから
それでも夏は地元のお祭りを楽しむ人々・・・。
泥の中で咲く花のようですね。

放射能に限らず、色んな形で汚し続ける現代人
は、すっかりアングロサクソンにしてやられました。
それでも、花は咲かせられます。一人一人の
こころのなかに^^

しょぼ夏祭り劇場

この暑さの中、御元気にお過ごしですか?
    :::::
可愛い酔っ払いの、優しくも哀しき
『しょぼ夏祭り劇場』を覗いているようです。
新記録『!』の数が18回という最多ページです。
素顔の彼岸花さん、可愛い。

そのまなざし

目に浮かびます。
もうかなりはっきりと。
彼岸花さんが、木陰に椅子を引っ張り出して、足を組んだ
姿勢で、ぬるくなりかけた缶ビールを片手に、ささやかな、人の営みにまなざしを
向けられている姿。
いつか、こどもの浴衣姿の写真をみて、その小さな祭りを思い出す母親もいるのでしょう。

こうして、すこし外れた場所で、町内の行事を眺めてみると、人の人生とは、こうしてささやかに集って、小さいものも、老いたものも、同じ明かりを囲む。
そんな小さな祭りなのかもしれません。

彼岸花さんが、そんな目で見つめていたことは誰も知らないで・・・。
私の住む町でも、そんなしょぼい??祭りがあります。

わたしも、同じように椅子を引っ張り出して、この世に生きる人々を、小さな祭りを、
人の中にともる灯りを探すように見つめていると思います。

こんにちわ

彼岸花さん、まるで缶ビール片手の観音さまです(^^

プロフィール

彼岸花さん

Author:彼岸花さん
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『しだかれて十薬忿怒の息吐けり』

『南亭雑記』の南亭師から頂戴した句。このブログになんともぴったりな句と思い、使わせていただきます。
十薬とはどくだみのこと。どくだみは踏みしだかれると
鮮烈な香りを発します。その青い香りは、さながら虐げられた若者の体から発する忿怒と抗議のエネルギーのよう。
暑い季節には、この強い歌を入口に掲げて、私も一民衆としての想いを熱く語りましょう。

そして季節は秋。
一足早いけれども、同じく南亭師からいただいた、この冬の句も掲げておきましょう。

『埋火に理不尽を焼べどくだみ荘』

埋火(うずみび)は、寝る前に囲炉裏や火鉢の燠火に灰をかぶせて火が消えてしまわぬようにしておいた炭火などのこと。翌朝またこの小さな火を掻き立てて新たな炭をくべ、朝餉の支度にかかるのです…

ペシャワール会
http://www1a.biglobe.ne.jp/peshawar/pekai/signup.html
国境なき医師団
http://www.msf.or.jp/donate/?grid=header02
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