『日本の政治』…

『脱原発に舵を切る前の菅さん』を含め、民主党、いや
日本の政治は一体何を目指して来、これからどこへ行こうとしているのだろう。

野田総理は、国連では、『日本の原発の安全性を世界最高水準に高める』と発言。
冷温停止が随分近いような趣旨のことを言っていたけれども、
『冷温停止』というのは、燃料が圧力容器にまだ入っているという
前提で、それを人間の手で冷却出来ている、という意味である。
(7月政府発表の工程表による、政府自身による定義)
ところが、誰も、誰一人として、
現在、1~3号機の溶け落ちた燃料がどこにあるのか、確かめようがないのである。
チェルノブイリは、事故から25年経った今でさえ、炉心がどうなっているのか、
確かめるすべがない。福島第一原発の1~3号機もそうなるのであろう。

10月2日付朝日新聞朝刊に、東電がこんな試算を出したという記事があった。
復旧作業中の1~3号機。
今は炉内の温度は『冷温停止の条件になる100度未満まで下がっている』が、
仮に原子炉への注水が、何かの事情で中断されたままになると、1時間で
48~51度上がり、18~19時間で1200度に達し、38~50時間で
燃料の再溶融が始まり、圧力容器の底にたまった燃料がさらに格納容器に
漏れ出す、再び大量の放射性物質が放出される、というのである。
『複数のトラブルが起きても、3時間程度で注水が復旧できる見込みだ』
と、東電は語っていると言う。
東電自身が、まだ、また地震やなにかで、注水出来なくなれば、
燃料の再溶融が起こりうる、ということを認めたわけである。
…そんな危険の去らない場所に、政府は、避難先にいる人々を
とにかく、とにかく、戻したがっているようにしか思えない。
そうして、政府も福島県も、人口が流出していくのを止めたがっている。
つまり、そこに住む人々の健康よりも、県としての形や、経済活動を
優先し、補償費用を少しでも抑えたいというのが本音なのであろう。

その一方、こんな記事を見た。

『外国人1万人、旅費無料で日本招待…観光庁方針』
読売新聞 10月10日(月)3時0分配信

 観光庁は、東日本大震災後に激減している外国人観光客の回復を狙い、
2012年度に全世界から、旅費無料で1万人の一般観光客を日本に招待する方針を固めた。
 募集は主にインターネットを通じて行い、応募者の旅行計画などが
審査に合格すれば、日本への往復航空券を提供する。
 こうして来日する旅行者には、日本滞在中にインターネットで世界へ
情報発信してもらう方針だ。日本国内の滞在が安全・安心であることを
口コミで世界的に広げる効果を見込んでいる。旅行者にはこのほか、震災後の
日本旅行についてアンケート調査をしたり、新たな日本旅行のモデルとなるような
旅行プランを提案してもらったりする。
事業費として、観光庁は12年度予算の概算要求に11億円を盛り込んだ。
最終更新:10月10日(月)3時0分


福島の事故で放射能汚染された土壌や空気、食品は、どこまで汚染され、
どのくらいの広がりをこれから見せて行くのか、また、それによる健康被害が
これからどのような形でどの程度出て来るか、モニタリング数とデータの開示は
まだまだ不十分どころか、許容量を意図的に引き上げることによって、
何とか影響の印象を出来るだけ軽く見せよう、そうして今後の補償も、
出来るだけ軽くなるように持って行こう持って行こうとしているように見える
この国の政府。
汚染されているとわかっている汚泥を肥料として、全国にばらまくことも平気な国。
そんな中で11億ものお金を使って、海外に、日本の安全をアピール?

また、9月にはこういう記事もあった。9月19日、毎日新聞朝刊

『東日本大震災:「日本安全」つぶやいて 風評対策、
海外からツイッター発信者ら招待』

 外務省は、東京電力福島第1原発事故による日本の農産物や観光などへの
風評被害対策として、フェイスブックやツイッターなどソーシャルメディアの
発信者を海外から招く準備に入った。
世界で5億人以上が利用するとされるソーシャルメディアが、中東政変などで
大きな影響力を見せていることに着目した試験事業。
被災地を回った発信者に、安全性や感動を伝えてもらうことで、風評被害の緩和を狙う。
 東日本大震災からの復旧に向けた11年度第2次補正予算で、
外務省は風評対策のため、15億円を計上した。
外務省として初めての発信者招待は、この対策の一環。
 11月ごろから、欧米や中国、中東などから、読者の多い発信者約15人を
数回に分けて、福島、宮城、岩手県などに招く方向で、在外公館を通じて参加者を選ぶ。
 ソーシャルメディア関係者が、日本に好意的な書き込みをする保証はないが、
外務省の担当課は「現地に足を運び、特産物を食べてもらった上での発信だけに、
風評ではない信頼性の高い内容になる可能性が高い。迅速、大量、広範囲に
情報を届けることもできるはず」と期待。
さらに、海外の新聞やテレビ関係者を数十人ずつ被災地に招き、
より広範囲に日本の農産物、観光情報を発信したい考えだ。
 風評対策事業ではこのほか、日本産品の安全性を伝える著名人の
テレビコマーシャルを海外で流し、各国の在外公館で被災地産品の物産展や
試食会の開催も計画している。【犬飼直幸】


日本についてはたしてこれらの人々が、いい情報を流してくれるかどうかさえ
わからないのに、15億円?!!!

観光庁、と言えば国土交通省の外局、外務省とは別だよなあ。
ということは、合わせて26億ものお金を、今すぐから来年にかけて
こんなことに使おうとしているわけである。
さらに、ここにも書いてあるように、海外で日本は安全です、などという
テレビコマーシャルなども流すと言うが、それに一体15億の中のいくらのお金を
つぎ込むつもりであろうか…おそらくこれも億単位のお金になるだろう。

そんなことに使わず、福島の子供たちを1年、いや半年でも、より安全なところに
避難させるための補助として使うなら、一人100万円づつかけるとすれば、
2600人の子供たちを救えるではないか。
誠実に国民の健康を守るために、必死になって手立てを打って行くこと…
本当に日本が世界に安全な国だと思ってもらうためには、それしかないと思うがなあ。

福島の事故以来、私は数字の大きさになんだか鈍感になってしまっている…
何が大きくて何が大したことない数字なのか…。

10月3日付NEWSポストセブンの記事。

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20111003-00000011-pseven-pol

ざっとまとめると。
政府は年間被ばく線量が1ミリシーベルト以上の場所で、自治体が除染する費用を
負担する考えらしいが、福島全土を除染するとすれば、数百兆円はかかるだろうと、
東日本大震災復興対策本部の幹部が言っていた、という。
『東日本大震災復興対策本部の幹部』というだけでは、そのままは信じられないけれど、
経済学者池田信夫氏は、『「年間5ミリシーベルト以上」に該当する地域が
福島県全体の17.5%に当たるとして計算すると約2412平方キロメートル。
かつて公害病のひとつ「イタイイタイ病」で問題となったカドミウムの除染で
投じられた金額を適用した。政府が負担したのは、1500~1600ヘクタールで8000億円。
これを当てはめると、除染費用は118兆円になる』という試算を出している。
5ミリシーベルトで福島の17.5%でも、この金額。
1ミリシーベルトで福島全土を除染、ということになると、確かに数百兆円はいくであろう。

待ってくださいよ。福島県の世帯数は76万世帯ほどだそうである。
仮に除染、ということをやめて、福島全世帯を移住させるということを
考えてみると、一世帯当たり平均2千万円の補償をしたとして、152兆円である。
無論、平均、ということで、76万世帯が移住可能で、また当人たちが
それを望むか、ということは考えない乱暴な話ではあるが……。

数百兆円…。そんなお金!除染だけで!
しかも、土地の7割が山林という福島県。一度住宅地を除染しても、雨が降れば、
また山から落ち葉や土砂が流れてきて線量が上がってしまう。現地では除染に不安、
という記事が今日の毎日新聞にある。除染は一度では済まない。
何十年といういたちごっこになるかもしれないのである。

(*今日11日の朝日夕刊の報道によれば、政府は、9月に5ミリシーベルト以上のところ、
という除染方針で、その時示した見積もりは、国としては1兆2千億円で
あったという。今回それを改め1ミリシーベルトにしたが、そうすると、どのくらいの
予算を出してくるのだろうか!)



原子力発電をこれでも安い、原子力発電がないと国の経済が立ち行かない、と、
言う人がまだたくさんいる!!!
野田政権は、原発をまだ動かしたい?まだ発展途上にある海外の国に売り込み、
あわよくば、日本でも『最高水準の安全な原発』を作っていきたい???!!!

原子力安全・保安院は、6月6日。福島原発事故で放出された放射性物質の総量は
85万テラベクレルと修正。テラは一兆。
海に流した放射性物質は総量1万5千テラベクレル(9月9日現在。
日本原子力研究開発機構の小林卓也研究副主幹らがまとめたもの。)

…ふ~う。……
なんて大きな数字!

これはもう、ほとんどの人が知っているとは思うが、

文部科学省が原子力教育を主な目的として進めてきた自治体への交付金事業で、
同省が2002年から昨年度までの9年間に、計42億円の予算を計上し、
ほぼ半分が使われていなかったことが分かった。
予算が余っても、毎年度ほぼ同額の予算を計上していた、という。
 事業は「原子力・エネルギー教育支援事業交付金」。
毎年4億円ものお金を、原発安全教育の刷り込みを小、中、高生にしようという
目的で計上してきたわけである。
原発宣伝用の立派なパンフレットを、子供たちにばらまこうとしたのなどはこれかな。
原発教育を率先して行う教師は良い教師、ということにされていたらしい。
半分しか使われなかったのは自治体の良識か。
しかもその『交付金の原資は、電力会社の販売電力に応じて課税される
電源開発促進税で、最終的には電気料金として消費者が負担している。』

その上、
『原子力教育をめぐっては、同省などが09~10年度に
一般競争入札で教材作成などを委託した事業のうち、六割以上が一者応札だった
ことが本紙の取材で判明。落札したのはすべて官僚OBや電力会社の
現役または元役員が理事などを務める公益法人だった。』(10月10日付。東京新聞朝刊)


原子力行政にかかわらず、たとえば、岩手、宮城、福島の瓦礫処理だって、
そこへ投入される多額のお金は、大手のゼネコンが仕切ってしまえば、
被災した地元中小企業に流れていく金はわずかなものになってしまう。

除染だって、1ミリシーベルトのラインで国が責任持ってやるとなると、
先ほども述べたように、何兆という途方もないお金が動く。
そこに、大手のゼネコンや、東電などの電力会社・官僚などとその息のかかる者、
学界などの、これまで原発事業で甘い汁を吸ってきた者たちが、たちまちまた
群がることになるのかもしれない。

そのお金は、わたしたちが、電気代や、税金という形で、これから
払い続けて行くわけである…

そうして私たちが地震津波の被災地の人々や福島の人々を想って払ったお金…。
それらは、これからもまた、原発を守るために東電を守るために使われていくのであろうか…。
『風評被害対策のため』の15億円?……
そう言えば、これとは別の組織によるもので、関連して思い出したことがある。
あれは何省の管轄だったか…、
そうだ!資源エネルギー庁だった。私、一度記事にちょっと書いたかな、
コメントで触れたんだったかな。こういう組織がひそかに日本にはあった。

7月14日の新聞『赤旗』の記事。
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik11/2011-07-14/2011071401_01_1.html

これも要約すると、
名称は『平成23年度原子力安全規制情報広聴・広報事業(不正確情報対応)』。
ツイッター、ブログなどインターネット上に掲載される原子力等に関する
不正確な情報又は不適切な情報を常時モニタリングし、それに対して
速やかに正確な情報を提供し、又は正確な情報へ導くことで、原子力発電所の事故等に
対する風評被害を防止する

ことが目的の事業が立ちあげられたわけである。これを資源エネルギー庁は外部に委託。
期間は、委託契約締結日から平成24年3月30日まで。

実はこうした監視を資源エネルギー庁は2008年からやっていた。
ただし、監視の対象としていたのは、「朝日」や「読売」など全国紙や
「日刊工業」など専門紙、福井や青森、福島など原発立地県の地方紙など約30紙。
事業費は約1000万円から2300万円。
今年はそれらに加え、ツイッタ―、ブログなど、ネットの監視もすることになったのである。

さて、結果としてどこが、これを請け負うことになったか、というと、
たとえば、2010年度の例でいうと、『財団法人エネルギー総合工学研究所』。
ここがどんな会社か。これも赤旗によれば、
「理事長が東京電力元副社長の白土良一氏で、副理事長は元通商産業省環境立地局長の並木徹氏。
理事には、木村滋電気事業連合会副会長(東京電力取締役)や阪口正敏中部電力副社長
など電力業界幹部や、市川祐三日本鉄鋼連盟専務理事(元経済産業省大臣官房審議官)、
松井英生石油連盟専務理事(元経済産業省商務流通審議官)」


どこまでも、どこまで行っても、原子力発電をどうしても守り抜きたい者が
いるということ…。

ふ~。……

今日は、お金の問題中心に絞った記事になったけれど、
これはほんの一部。
私が、その大きさの前で打ちひしがれるのも、無理はない、でしょうか…。
誰にも収束法が見えていない。
誰も、全体図をつかんでいない。
誰も、責任を取ろうとするものがない…


そんななかで、こんな印象的な話をあるブログで読みました。
3月だったか、4月になっていたか…。
偶然辿り着いたブログ。探してみたけれど、もう見つけられなかった。

福島の、ある若い父親の話です。

幼い娘が保育園に通っている。
送迎バスが来る間、若い父親は、小さな娘を肩車してやっていた…

すると、保育園の先生だったかな。
「あら!…ちゃん!いいわねえ!お父さんに肩車してもらって!」と
明るい声が向けられた。
その声に悪意はない。だが、若い父親は、ひそかに心の中で思う。

「ああ、この先生さえ、わかってくれていない。自分が我が子を肩車しているのは、
送迎バスを待つ、このほんの少しの間でも、この子を放射能に汚染された
大地から遠ざけたいからなんだ、ということを!…」














スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

Re: スキップさんへ

今回の原発の事故報道では、『赤旗』と『東京新聞』、そしてフリーの
ジャーナリストたちが、頑張ってくれましたね。
新聞社も週刊誌も、その色分けが今回のことでほんとにはっきりしました。
もっとも私などにわかりやすい例が、9.19の『さよなら原発5万人集会』
の報道でした。あんなにあからさまに報道姿勢が違うものかと、笑えるくらいでした。
それにしても、日本の報道は、軽い扱い過ぎた。
ドイツ在住の方が教えて下さったドイツのテレビ局の報道の方が
よほど性格で、事実をしっかり伝えていましたからね。

うちは朝日新聞なんですが、東京新聞を時々買っています。
朝日は面白いことに、3.11以降、ほんとにブレていました。
おそらく、東電の息のかかった?推進派のひとと、原子力発電と
東電に疑問を抱く人々との、綱引きが、毎日のように行われているんじゃ
ないかなあ。今日、思いきった脱原発の記事があって、おっ!と思うと、
翌日、風力発電に水を差す記事がドカンと載ったり。
菅政権に対しては、一貫して『辞めさせろ』一色でしたように思いますが。
でも、ここ1カ月ほどは、どちらかというと、反『脱原発』に批判的な
色を出しているように思います。ややこしい言い方だな(笑)。
つまり、原発に批判的な色がどちらかというと強いように見受けられます。

そういうことを客観的に見ていると、新聞も面白いです。

ネットは、情報の出どころに注意しないと足元を掬われることがありますね。
大体、極端な情報は、一度、少し様子を見てみることにしています。
それから、見出しによって、同じニュースが色合いが随分違って
伝わってきますね。読売・産経の見出しで読むとがっくりしてしまうような
ニュースが、赤旗、東京新聞で見ると、全く違うニュアンスだとわかったり。
逆に言うと、自分と反対の考えをもつニュースソースを見ると、
世の中の真実が見えてくるものかもしれません。

そう思って、原発推進派のひとの言説を聞いてみたりもするんですが、
なんだかめちゃくちゃなこと言ってる人が多いんですね。こんなひとが
この国を動かしてたのか、と改めて愕然とします。

ジャーナリズムが、世の中のひずみをいちばん敏感に鋭く追及しなければ
ならない、それがいつの時代も役目だと思うんですが、今度の原発事故への
ジャーナリズムの対応は、お粗末すぎて、悲しくなってしまいました。
フリーの人々は頑張っているけれど。

ありがとうございます。また、そろそろ記事買いたいと思っています。

No title

 赤旗が伝える現実と大新聞が伝えるそれには大きな落差があります。市民が知らないところで何が行われているのは、進んでいるのかを知らせるのが新聞の大きな役割なんですがね。
 真実を補いのガいまやネット情報になっていますね。新聞の役割が終わってしまい日もそう遠くないように思います。

Re: 大門先生へ

先生。こんばんは~。

観光客を呼び戻して、日本にお金を落としていってもらうことも
大事だとは思うんですよ。
昨日かな。中国の人々が、大型の客船で日本に久しぶりに大挙して
訪れてくれて、早速港の特設店舗みたいなところで
家電や、ブランド品を買いあさっている映像を見ました。
確かにね、こういうことも大事。
でも、この記事の、官僚が考えた観光客の誘致策。ほんとになんだか、
お役所的発想ですよね。
汚染は思いのほか広がっていたことが、日々明らかになっていっている。
そんな中で、日本は安全です、さあ、食べてください、飲んでください、
美しい自然を堪能して下さい、って言ったって、外国の方の誰が
鵜呑みにするでしょうか…。
それより大事なのは、食品の放射能の検査を徹底すること。
放射線量の高いところに住めなどと言わないこと。
とにかく徹底して国民の健康と安全を守る姿勢だと思います。
その結果として、観光客が戻ってくる、というのでなければ…。

子供たちをもつ親たち。どれほどの悲しみと迷いの中にいることでしょうか…

先生、ありがとうございます。
資料、集まっていますか?

Re: 愛希穂。さんへ

愛希穂さん。こんばんは。
私も朝日新聞なんですが、この記事、見落としてました。
野田政権。随分姑息なことしますね。脱原発を探るプロジェクトチームを
つぶして、2つあったものを一つにし、そのトップに推進派をつける。
まさに、菅前政権が築いた、脱原発への道の一つを、体よく誤魔化して
つぶしちゃったんですね!
読んでて、もう、腹が立ってきて!
前原さんの意向が強く出たらしいですね。ったく、ろくでもない政権だなあ!
ほんと!腹が立つ!

こういうことだけはなぜかすごく素早いですね。
ネットを監視するとかね。
脱原発つぶしには迅速に動く。
ほんとに、政府や東電のやり口を見ていると、怒りで血圧が上がってしまいそうよ。

政治は誰の方を一体、向いているんでしょう。
今でさえ、権力も富も十分握っている一部の人間のために
動いているとしか思えませんね。
それでなくても弱いものから絞りとって、それを豊かなものがむさぼる構造。
子供たちの将来の健康なんて、どうでもいいんだろうなあ。

私がね、でも、絶望するのは、そうした政府や東電、経済界の
密約的なやり口を、国民が結果的に認めてしまうであろうことなんです。
何もしない、何も言わない、ということによって。

どうして、大きな運動になっていかないのだろうか。
結局のところ、みな、次に大きな原発事故が起きるまで、黙って
政治家や東電のいいなりになって、またやり放題させていくのかなあ。
放射性物質に、強烈な臭いや色がついていたらなあ!って真剣に思ってしまいます。

自分たちの世代に、この海を、大地を取り返しのつかないほど汚してしまったこと…
それに対し、なぜもっとひとは責任と悲しみを感じないんだろうか…
…ここにおいでくださる方々はね、皆さんわかってらっしゃる方ばかりなんですよ。
でもね、原発のこと、もう聞きたくないよ、考えるのよそうよ、
という人も、世の中にたくさんたくさんいるんですよね~…
政治家の多くをはじめとして…。

愛希穂さん。ありがとうございます。
あきらめないでいましょうね。





No title

本当に生きたお金使って欲しいね~~~~!

No title

こんにちは。

本当にそれほどのお金を使う余裕があるのならば、福島の子ども達のために使ってほしいですよね。
官僚の考えることは、ずれているというのか、どこを見ているのかって思いますね。

野田首相には期待できそうにもありません。
官僚の言いなりですし、彼の目に映っているのは国民ではなく、ただアメリカ。
今日の朝日新聞にあったのですが、管首相が設置した脱原発色の濃い2つのプロジェクトチームが野田政権で廃止され、その代わりに設置されたプロジェクトチームには原発推進派の議員が起用されているそうです。

でも、あきらめないで、どんな小さな声でもいいからあげ続けていきたいです。
ここであきらめたら、それこそ電力利権の群がる人たちの思うつぼ。

若い父親の話、心に響きますね。
福島の、現地で苦悩している方々の声がもっともっと出てきてほしいと思いますし、その声を、ちゃんと聞ける自分でありたいと思います。

Re: ヘルブラウさんへ

ヘルブラウさん、こんばんは。
ありがとうございます。
ほんとにね、私たち一人一人が、心に思うことを、何とか声にして、
少しずつでも、この巨大な原発利権の闇に光を当て、明るみに引きずりだして
行くしかないですね。
『原発はいやだ!』という、庶民の想いが何となく伝わるからこそ、
野田さんも、そうやすやすとは原発推進と言えない。
しかしまあ、自民党政権の頃から、いったいどれほどのごまかしと悪が
なされてきたことか!
なんだか、その大きさに茫然としてしまいます。
それでもね、民主党の支持母体の大きなものである『連合』が
脱原発の方針を明確にしたり、あちこちの地方自治体の首長が
原発いらないと言ったり、厭原発の気分は広がっていっていますね。

希望を捨てないで、わたしも細々とながら、記事を書いて行こうと
思います。
遠いドイツからの応援。いつもほんとにこころ強いです♪
日本にいれば、日常にまぎれて見えなくなることも、故郷をはなれて
いればこそ、見えてくる、と言ったことがたくさんおありだと思います。
どうか、これからも、声を上げ続けて行きましょうね。^^
ありがとうございま~す♪

この原子力

産業経済構造は貧民は大貧民に、
群がる虫どもは人の命を食い尽くすことにも
躊躇さえしない狂った社会をつくりあげたようで
なんとも恐ろしい日本国のようです。

0が4つ以上つくと大金の感覚の庶民には
こういう金額の事業にはもうついていけません。
でもやはり想うのです、これだけのお金があれば
福島の子どもたちを今でも疎開させてあげたいと・・・

最後の若いお父さんの子を守る苦悩を分かり合え、
対応していく日本社会に変えていかなければならないと
遠いところからでも働きかけようとする日本人でありたいと
彼岸花さんの記事を読み心新たにおもっております。





プロフィール

彼岸花さん

Author:彼岸花さん
リンク、トラックバックご自由に。

『しだかれて十薬忿怒の息吐けり』

『南亭雑記』の南亭師から頂戴した句。このブログになんともぴったりな句と思い、使わせていただきます。
十薬とはどくだみのこと。どくだみは踏みしだかれると
鮮烈な香りを発します。その青い香りは、さながら虐げられた若者の体から発する忿怒と抗議のエネルギーのよう。
暑い季節には、この強い歌を入口に掲げて、私も一民衆としての想いを熱く語りましょう。

そして季節は秋。
一足早いけれども、同じく南亭師からいただいた、この冬の句も掲げておきましょう。

『埋火に理不尽を焼べどくだみ荘』

埋火(うずみび)は、寝る前に囲炉裏や火鉢の燠火に灰をかぶせて火が消えてしまわぬようにしておいた炭火などのこと。翌朝またこの小さな火を掻き立てて新たな炭をくべ、朝餉の支度にかかるのです…

ペシャワール会
http://www1a.biglobe.ne.jp/peshawar/pekai/signup.html
国境なき医師団
http://www.msf.or.jp/donate/?grid=header02
最新記事
最新コメント
リンク
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
カレンダー
08 | 2017/09 | 10
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

FC2カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
QRコード
QRコード