『脱原発世界会議』

今日は横浜市みなとみらいのパシフィコ横浜で行われている『脱原発世界会議』
というものに行ってきました。1月14日、15日の2日間にわたって行われます。

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脱原発世界会議 2012 YOKOHAMAは、実行委員長を吉岡達也(ピースボート共同代表)とする
実行委員会が下記6団体により形成され、ピースボート内に事務局が設置されています。
■「脱原発世界会議」実行委員会
ピースボート
環境エネルギー政策研究所
グリーン・アクション
原子力資料情報室
国際環境NGO FoE Japan
国際環境NGO グリーンピース・ジャパン

世界30カ国からの原子力の専門家や、脱原発の市民グループなどが一堂に会し、
福島の問題を皆で考えること。そうして、日本の脱原発を推し進め、それをさらに
世界の潮流にしていこうという大きな目標を持った世界会議です。

本当に凄いメンバー、凄い団体が、広いパシフィコ横浜に集結しました。
会場の一階から四階までの大小さまざまな部屋を使い、56もの(もっと多かった?)
ブースに分かれて、原発と福島の未来について考える。

メンバーのほんの一部をご紹介しましょう。

肥田舜太郎氏。1917年広島生まれ。95歳。医師。広島で被爆しつつも
直後から被爆者の救援・治療にあたる。以降、60数年にわたって、
内部被曝の危険を訴え続ける。

雨宮処凛、飯田哲也、任キョンア、伊藤恵美子、今西憲之、岩上安身、上野千鶴子、
枝廣淳子、大河原多津子、小熊英二、小野寺愛、加藤登紀子、金子勝、海渡雄一、
鎌田慧、…ああ、全部書ききれません。…佐藤栄佐久、田中優、手塚眞、中沢新一、
野中ともよ、ピーター・バラカン、伴英幸、マエキタミヤコ、宮台真司、山本太郎、
ああ、書きもらした方ごめんなさい。

海外からは、ドイツ原子力安全委員会元委員長、現委員のミヒャエル・ザイラー氏。
アメリカ、憂慮する科学者連盟、エドウィン・ライマン氏。
カナダ、オンタリオ・持続可能なエネルギー協会事務局長、クリストファー・スティーブンス氏。
デンマーク。ミドルグロン洋上風力発電所協同組合取締役会、ハンス・クリスチャン・そーレンセン氏。
ロシア、NGOラジミチ・チェルノブイリの子どもたち、アントン・ヴドヴィチェンコ氏。
マーシャル諸島、前国会議員、アバッカ・アンジャイン・マディソン氏。
スイス、核戦争防止国際医師会議、放射線学者、アンドレアス・ニデッカー氏。
韓国、環境財団代表、崔 冽氏。
中国、中国発展簡報編集長、付 濤氏。
モンゴル、モンゴル緑の党・元党首、セレンゲ・ラグヴァジャブ氏。

ああ、こちらもとても書ききれないほど多くの海外の方が!
インド、ヨルダン、ケニア、バングラディシュ、エルサルバドル…

その他、日本各地の脱原発、環境問題などのNGO、NPO、市民団体などの
皆さん。そして福島からのたくさんの人々。
小学4年生の少年も会議でスピーチしました!

ブースのテーマ、と言ったら、これも書ききれません。
まずはオープニングの『開会イベントふくしまから世界へ』
『福島原発事故で何が起きたのか』
『世界のヒバクシャから学ぶ』
『原爆から原発へ 世界の核を追ったカメラマンの証言』
『東電福島第一原発事故 被害の実態と被ばく最小化への提言』
『東京平和映画祭presents 脱原発映画祭』
『ふくしま若もの会議』
『原子力の先にあるエネルギー』
『原発100キロの地で子どもと生きる』
『原発に頼らない南アジアを考える』
『原発反対30年!未来に輝け 上関・祝島』
『希望ある未来を自分たちの手で~ドイツの市民が目指す原発のない社会』

等々、等々……

参加団体、これも書ききれません!
9・19の際、ご紹介した『さようなら原発一千万署名 市民の会』や、
『実現させよう原発都民投票』
『玄海原発プルサーマル裁判を支える会』
『週刊金曜日』のブースもありました!

実は、私はこれに参加するかどうか迷っていました。
あまり体調も良くなかったし。でも、出が遅くなったけれど、お昼前に家を出ました。
パシフィコ横浜に着いたのが、すでに2時近く。
チケットがなかったので並んだんですが、会場入口付近に長蛇の列!
チケットを買うだけに30分もかかってしまいました。

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会場で行われている反原発ポスター展。週刊金曜日で有名になったものなどもあります

さて。どのブースを見るか!前もって調べておかなかったので、迷いました。
映画も見たいけれど、劇場でも見れる。エネルギー問題などについては
ネットや本でもまあ、見られるかもしれない。
今日でなければ、ここ、この会場でなければ、というものに参加したい!

私は、福島の生の声を聴きたいと思いました。とりわけ、福島の若い方が
なにを考え感じていらっしゃるか知りたかった。
だから、『ふくしま若もの会議』のブースを覗くことに的を絞りました。
本当は、山下公園までのデモにも加わりたかったし、他にも山のように
興味あるブースがあったけれど、福島のひとの声を聴くこと。
それが今、自分に一番必要な気がしたから。

さて。その感想は、また次回で書きたいと思います。
さすがに疲れました……


もっと早くこの会議のこと知っていれば、自分が行く、行かないにかかわらず、
情報をここでアップできたと思うのですが、私も、3日前にふと見つけたので、
ご紹介が遅くなってしまいました。
15日に行きたいと思う方がいらしても、間に合わないかなあ…。
一応、公式ページ、ご紹介しておきます。

http://npfree.jp/


また、Ustream映像も。
長いですが、内部被曝の危険性を70年近くも訴え続けていらした医師、肥田舜太郎氏などの
厳しいけれど慈愛の声や、小学4年生のしっかりしたインタヴューなどもあり、
会場のにぎやかさや熱気が伝わってくるかと思います。

http://www.ustream.tv

そうそう。なんと、六ヶ所村で、ずうっと長きにわたって反原発運動を続けて
来られた菊川慶子さん、5月20日の記事でとりあげた菊川さんが
六ヶ所村の現在を紹介するブースを出しておいでになり、少しお話させていただきました!

http://clusteramaryllis45.blog61.fc2.com/blog-entry-509.html

この小柄でもの静かな方のどこに、40年も、反原発運動を続けてこられる
エネルギーがあるか、という感じの方でした。
そして、悲しげでした…!
悲しみの気配が、その身から滲みだし、私の胸に静かに浸みこんでくるようでした……




 

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Re: れいこさんへ

れいこさん。こんばんは。
ありがとうございます。胸苦しさと足の痛みは取れた代わりに、ここ2日は
パソコンとか本、見ると軽い目眩と吐き気。だから大体いちにち
ラジオ聴きながらうとうとしてました~。
ああ。枕。枕とかの寝具って大事ですよね。
れいこさんも、無理なさいませんよう。^^
目を使うと、私も頭痛に。あ~。赤ワインとかチョコレート食べたり飲んだり
した次の日も、以前はよく頭痛がしました。最近は?あまりないけれど。

『マザーグース』原書で?すごい。
私、翻訳でしか読んでませ~ん。あと授業でちょこちょこっと。^^
イギリスの児童文学が好きで。そんなの脇に置いて、美味しいサンドイッチに
紅茶、しあわせですよね。読むものによって食べたくなるものが違ってくるって
面白いですね。アメリカの探偵ものなんかだと、サンドイッチじゃないなあ…!
やっぱり荒々しいお肉のお味のするハンバーガーかな!(笑)

れいこさん。ありがとうございます♪



いかがですか

お疲れかな??
どうかご無理をされませんように。そう気に掛かることがあったら医者にも行かれた方が、私肩こり酷くて、頸椎に少し問題があるのですが、少しリハビリサボると、レントゲンというッステムになっているので、???でした。枕をかえたら良くなったので、後は体操(テレビ録画してあります)、行くのやめてしまいました。
私も、少しペースをだうんするつもりです。理解を求める手紙も書かなくてはならないしね。
紅茶とサンドイッチ いいですね。私はどういうわかけか、マザーグースが好きなんです。これは原書で昔よみました。別に英文科ではないので、ノルマでもなく気楽に読めるから好きでした。わかんないとこなんかとばしてね。

目を使い過ぎると、頭までいたくなります。お大事になさって下さいまし。私も眼性疲労です。

Re: その日暮らしさんへ

その日暮らしさん、おはようございます♪

ありがとうございます。ここ一週間、ちょっと元気がありませんが、
様子を見て来週は医者にもちゃんと行こうと思います。
その日暮らしさんも、お大事になされてくださいね。

脱原発、と言ってはいますが、私も、バリバリの反原発。
その日暮らしさんと同じように、すぐに原発は止めなければ、という考え方です。
原発を許すのか、それとも許さないのか。本当は、グレーゾーンというものは
ないのだと考えています。
しかしながら、今は少しでも、原発を厭う仲間が増えて欲しい。
それが例えばパンク的な音楽やファッションに惹かれてのデモ行進であろうが
何であろうが、右翼的なアプローチであろうが何であろうが、
一緒に原発いらない!と叫びたい。
それほど、原発を推進しようとする勢力と無関心層は大きな相手だからです。
原発の稼働を40年とする。抜け道のあるそんな決定意味がない、と思っていたら、
さらに20年延ばしてもいいという。とんでもない話です。
それを認めるのは例外的とか厳しくするとか、今は口ではなんとでも言える。
いったんこれが、法として決まってしまったら、あとは思いのままに、
ここも延長して60年、あそこも60年ということになるんじゃないですかね。
その間に、大きな地震がいったい何回あることでしょう。
私が生きている60年の間にだって、極めて大きいものに絞っても、マグニチュード7前後の
大きな地震は10回はこの国で起こっているものを。
平均すれば、5年に一回はマグニチュード7クラスの地震が起こっていることになる。
老朽化した原発が、それに耐えていけるんでしょうか。
仮に原子炉が耐えたとしても、福一4号機でわかったように、大きな地震があれば、
使用済み核燃料を大量に入れた核燃料プールは、むき出しの状態。
冷却が出来なくなれば、何の防護壁もなく、放射性物質は垂れ流しになります。
今回も政府は、4号機を一番恐れていたという。
使用済み核燃料は、核廃棄物は捨て場がない。全国の原発でも、その建屋の中で、
4号機と同じように、プールにただ入れて冷却を続けざるを得ない、という状況ですものね。

考えていると、叫び出したくなります。
この国はいったい何なんだ~~~~~!!!!!!って。
ほんと、おっしゃるように、国民が今立ち上がらなければ。一人一人が、
原発のことは、エネルギー問題は、自分のことなんだって、
福島の過酷事故は、明日は我が身に降りかかるかもしれないんだって、
真剣に考えて、反対の声を上げて欲しいですね。

書いてると怒りがふつふつと。体に良くないですね!^^

その日暮らしさん。お身、お大事に。私も無理しないようにしま~す。
ありがとうございました!♪
あったものを。


原発には、情緒的かつ短絡的思考で臨みます!

 こんばんは!
 
 彼岸花さん、お疲れがでませんように! 不健康を託つ僕が言うのは差し出がましいところかもしれませんが、先ずそのことが気になります。
 
 即時、全ての原発をなくしたい! それによって招来される現実がいかなるものであれ、取りあえずはそれを受け止めようという覚悟を持っているつもりです。

 悲惨な状況に見舞われるとは限らないし、そこからより確かな未来を展望することが可能となるかもしれません。

 エネルギー供給の問題を含め、我々の未来に向けて解決すべき諸々の課題を確かめ合った上で、今度こそ一人ひとりが自発的にこの国のあり方を考え、それによってこの国の方向を決定したい。

 抽象的で無責任だと言われても、そこからでしか歩み出すことができません。

 原発事故によってもたらされる健康的、精神的、経済的…「喪失」はあまりにも大き過ぎます。

 明日また、重大な原発事故が起きるかも知れないのです。取り返しのつかない原発事故の悲惨と不条理。一体なにと引き換えることができるのでしょう!?

Re: うみそら居士さんへ

はい。行ってきました~。^^

私もね、行ったはいいけれど、ちっとも見てないんです。
朝早くからでかければよかった!
肥田舜太郎さんは、こちらにもちらっとお顔を見せてらっしゃいます。
http://www.ustream.tv/recorded/19751248

55:00くらいから、お話が聞けます。

脱原発というか、嫌原発の気分は、確実に高まってる気がしますね♪
でも、何となくあきらめがあるというか、この国には自分たちで政治を
変えたという成功体験がほとんど無いので、こんな大きな事故が起こっても、
まだ、なにか腰が引けてるというか、声が大きく盛り上がらないですね。
私は3・11以降のマスメデイアの責任は、巷間に言われているより
もっとずっと大きい気がします。特に大手のメディアは。

このコメント欄での議論。それも反対に近いお考えを持ってらっしゃる方との
議論はためになりますね。自分の議論の仕方などを反省するいい機会になります。
原発問題は、これまでイデオロギーの対立と重なっている部分がありました。
いまはもう、そんなことをしている場合じゃない。
みんなで真剣に話し合いたいですね。政府や地方自治体が勝手に決める、という事態を
なくしたいですね。青森は再処理施設などの稼働を、企業が勝手にきめちゃったようですし。
原発の寿命は40年、と言っておきながら、その舌の根も乾かないうちに、
20年の延長を認めるですって!ふざけないでよ!って叫びたくなりますね。
40年というのだって、延長を認めるというお墨付きがついているんじゃ、
何の意味もない、と腹を立てていたのに…!

ほんとにひどいです。

石油危機の問題は、電気エネルギーのことだけでなく、産業全体にとって
大問題ですね。せめて電気だけでも、こういう枯渇エネルギーから脱却していないと。
プルトニウムを溜めこんでいる日本。
福島第一4号機は救急の補強はしたらしいけれど、危なっかしいですね。
ミサイル攻撃などテロの脅威についても、日本はぼうっとしているけれど、
もしも、と考えると、ぞうっとしてきます。

うみそら居士さん。いつもありがとうございます!






Re: 大門先生へ

先生。こんばんは~。
ほんとですよね。これだけすごいメンバーが集まってたんだから、
原発担当相とか来ればいいのに~……そんな政治家たちじゃないんですね…
面白かったですよ~~~~~~!

先生も作品仕上げられて、お疲れさまでした!
本で拝見するの、楽しみにしていま~す♪

Re: れいこさんへ

れいこさん。こんばんは。
足はね。ぶつけたとかいう痛さじゃないみたい。なんか変。
歩き始めた時はなんともないのに、突然、歩けないくらい痛くなる。
全体に元気ないで~す!

脱原発世界会議。そうですか、ご存じでらしたのね。
私最近twitterも覗いてなく、情報に疎くなっていました。もっと早く行くことちゃんと
決めて、下調べもして、朝早く出て、いろんなブース見ればよかったなあ。
晩御飯の支度もしておいてからでかければ、夜までだっていられたのになあ。
…でも、思いきって行ってよかったです。
続きの記事書く元気がまだない。くすん。

他のページに飛ぶ方法ですね。なんだろう。うまくいきませんか。
私は最近、折角書いた記事や長いコメントを、一瞬にして消してしまうことが
続いて。集中力がなくなってるのかな。書いてる途中で、正確な数字とか知りたくなって、
検索を重ねて行ったりしてると、つい自分でうっかり、他のページに移って、
書いてたのが全部消えちゃったり、あるいは途中でパソコンがフリーズしたみたいになって、
焦っていろいろやってるうちに、全部消しちゃったり。^^
長く書くときは、これから用心して、コピーとりつつ書いていかなくっちゃ。
私もまだまだ、パソコン使いこなせませ~ん!

ジョイスはね、『ユリシーズ』は面白いんだけど、私は『若き芸術家の肖像』というの
やったの。これはね、ストイックすぎて!(笑)
当時は滴るように情感豊かな少女だったわたし(ほんとかな。爆)。
トマス・ハーディとかの自然主義文学のような、こてこてに濃くて暗いのやればよかった!

児童文学もやりたかったのよ~。

あ~。のんびり~っとして、イギリスの児童文学。特にカーネギー賞の
受賞作など、片っぱしから読んだり、そんなことしたいな~。
サンドイッチ、いろんなの作っておいて、コーヒーかな、カフェオレかな
たっぷり用意して。^^
イギリスの児童文学なら、紅茶かな。

れいこさん、ありがとうございま~す♪


お疲れ様でした

おお…そんな会議が開催されていたのですね。ちっとも知りませんでした。
体調もお悪い中…さぞやお疲れになったことでしょう。ご苦労様でした。
どのみち私は仕事で行くのは無理だったと思いますが、肥田舜太郎さんの話などはぜひ聞きたかったな~。

「脱原発」のムードも少しずつ高まってきているようで、素晴らしいことだと思いますが、それにしても…明治公園の集会の時と同じく、マスコミは相変わらずこういうことはろくに報道しないのですね。まったく困ったものです。

コメントの議論も拝見させていただきました。活発な意見のやりとりが素晴らしいと思います。やはり…いろいろな立場の方と積極的に話をすることは大切なことですね。私も大いに刺激を受けました。
議論に割り込むのは失礼なので遠慮いたしますが、中東の不安定な石油の問題はもっともだなと思いつつ、同時に…北朝鮮などのミサイル攻撃によって、柏崎刈羽原発やもんじゅなどが狙われるリスクも見過ごせないと思いました。

ありがとうございました。合掌

No title

政治家たちが足を運んでくれればもっといいのにね~~~~~

お邪魔します!!

お疲れ様です。
あっちこっちぶつけられたーー。痛かったでしょう。気が付くと足にあざだらけーー。わかります。
私、会議のこと知ってました。ごめんなさいね。ガイガーニュースなどでも見てました。自分が行けないからってーー、こちらでもおしゃべりしていたんですよね。ツイッター私出来ないけど、彼岸花さんならご存じだと思い込みでした。私もブログでリンクが出来ないであせりまくりーー。ばたばたしていて、しているとダウンしてしまって失礼しました。まだまだUPUPの私です。
えっリンクって何??用語がわかんないよーー。ブログで何かいじってみればーー??
よくわかんないよの世界でした。ここ何日の間かくとうしてました。申し訳ありません。お詫びが遅くなりました。なんという実行の早さ。敬服いたします。
ところでジョイスの事、どこかで見たことある、あっ小田実さんの本でどこか目にした、ユリシーズ?? ってな世界です。本は読んでません。
私、他に行ってたら彼岸花さんと出会っていませんでした。きっと。ブログの世界にもーー。
出会いはお兄さん(笑)のおかげです。全部ね。助けられている、甘えるのではないとーー。叱られそうーー。
ではまた。寒いですね。風邪をひかれませんように。

Re:鍵コメさんへ

鍵コメさん。ありがとうございます。

> ドイツの電力輸出入のご意見は正しいです。

おお~!ありがとうございます!
確かなところからの情報。何よりの情報です!
こういう正確な情報な本当に嬉しくこころ強いです。
なんと言っても私はドイツ語も無論全然わからず、ドイツの事情って知らないんですもの。
今回は、クララさんという、日本在住のドイツ人の方がお書きになったページを
読ませていただいたので、大丈夫かなとは思っていたんですが、
確信はありませんでした。ありがとうございます!!! よかった~♪

私もね、ネットで情報拾う時には、その出どころと書いた人の意図を
用心しなければ、といつも思っています。
すぐにそのまま使うのでなく、他のルートからも調べてみて、総合的に判断したい。
…それでも、間違うことはありますね。
おっしゃるように、反原発の意図が強い記事や映像では、大袈裟に言っていることも
あるでしょうし、また原発推進の立場の人々は、当然また明確な意図を持って書く。
また、受け取る側も、同じデータの数字を見ていても、その切り取り方や
書き方のニュアンスで、いかようにも利用できますものね。
自分のいいように情報を解釈すると言ったことは、私もしょっちゅうやっていることなので、
気をつけないと、と思っています。なるべくそういうふうにしたくないとは思っていますが。

出所がたしかだとしても、あとはもう、信条の問題になってくるところもありますね~。
20ミリシーベルトという数値一つにしても、これで安全なんだという科学者も
いれば、いやいやいかに低線量でも、身体への影響はある、という科学者もいる。

脱原発への道は本当に厳しそうですね。
政権が、別の問題で批判を受け、交代すれば、また180度がらりと変わることだって
ありうる。政権が代わっても原発推進が変わらないという、あれほどの大事故があって
なお、脱原発が大きなムーブメントにならないという日本もまた異常な気がします。i-241

ドイツ国民は環境意識がしっかりしている、それはこれまでの積み重ねに負うところが大きいようですね。
 本当にそこは学びたいところです。
『第4の革命 エネルギー・デモクラシー』という映画。ドイツの電力買い取り法や
再生エネルギー法を成立させた立役者ヘルマン・シェーア氏がかかわった映画のことを知りました。
今、渋谷、新宿、また日本のあちこちで自主上映などされているようなので、これも
見に行ってみたいと思っています。

 ありがとうございます♪ 何よりの情報でした!

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Re: ぐすたふさんへ

ドイツの電力事情についてですが、一月はどうなのかな、と思って
検索してみましたが、さすがにまだ情報は見つけられませんでした。
ドイツの方にお話伺うのが一番確かなんですけれどね。^^

いずれにしても、ドイツが脱原発に踏み切って、自然エネルギーなどによる
発電がもっともっと進むまでは、厳しい道が続くのでしょう。
それでも、勇気を持って脱原発に舵を切ったドイツ国民を私は尊敬します。

日本もこの冬、乗り切れるよう祈っています。

また、お互い情報交換しましょう。
同じ日本に生きる者。希望が大きい方がいいですもの。
ありがとうございました。

Re: Angela さんへ

Angela さん。こんばんは。
お返事遅くなってすみません。メッセージ、嬉しかったです。

私もね、原発の技術や放射能など科学的なこと、よくわからないんです。
特に福島第一の現状などは、専門家も東電もどうなっているかわからない、
苛酷な原発事故というものは、人間の知恵などをはるかに越えるものですよね。
特に、反原発運動が激しくなった70年代から、原子力の情報は隠されるように
なってしまいました。電力会社だけが情報を握っている、という事態になってしまった。
今回の対応もそうでしたね。小出さんのような専門家でさえ、原子炉の様子は
推測でしか言えない。東電自身にさえわかってないんですもの。

長い間かけて、俺たち以外の誰にもわかるもんか、という体制を作ってきたんだと思います。

私もね、実は原発そのものよりも、電力会社の傲慢な隠ぺい体質とか、歴代政府の無責任さ、
利権を求めてそこに群がって行った人々…いわゆる原子力ムラ、原子力マフィア、とも
海外では呼ばれているらしいですが、それに対する怒りが強いのかもしれないと
思うことが時々あります。
ほんとに、核のゴミ、というと聞こえが良すぎるな、これから大量にでる
危険な核廃棄物を、原発推進派の人々はどうするつもりだったんでしょうか…ねっ?
線量の低い、岩手、宮城の瓦礫でさえ、行き場がないものを…
これから福島原発の廃炉作業から出てくるもの(今すでに途方もなく溜まっていきつつあるんですが)
除染によって生じるもの、事故とは関係なくとも、全国の原発には、4号機のように、
使用済み核燃料が、行き場がなく大量に溜めこまれている…
それも、冷却し続けなければならない状態のものも。
安い安いというのも、大ウソでしたね。大体2003年の古いデータ、しかも計算法の
いい加減なものを、『原発は安い』ということの根拠として推進派がずうっと
提示することを許してきたのも、おかしなことでした。
そうそう。ウランだって、石油などと同じにまったく海外に依存しているんですよね。
しかも埋蔵量だって、石油などと同じく無限ではない。
いずれ、ウランも奪い合いになるだろうと思います。原子力は未来の夢のエネルギー
なんかじゃないんですよね。なんでそんな幻想にしがみつくのだろう…

今、みんなで考える時期だと思います。真剣に。

Angela さん。ありがとうございます。また、会議のレポート、
頑張って書いてみますね~。いろいろ考えさせられます。
いろいろな意見を聴いて、情報を集めて自分でしっかり分析していくこと。
でも、実はそんな難しいことじゃない、なんか、本能でわかることなんじゃないかなあ、って
思うんですけれど。^^ 

一緒に考えましょうね♪

Re: ぐすたふさんへ

ぐすたふさん。続きを書かせていただきます。

喧嘩腰にではないので、お互い、知った情報を公開しあい、出来ますれば
ご一緒に考えていけたらと思います。

まず、前のコメントへの返事で、書き残した、と言いますか、訴えておきたいことが
一つあります。脱原発世界会議に、原発推進の人も半数くらい入れた方がいい、というお考え、
全く私も賛成です。これは何回でも申し上げます。
ただ…逆の立場から言いますと、これまで、原発推進の方がたが、そういう公平な
発言の場を、反原発なり脱原発の人々に提供してきたか、ということになると、
これは全く、ぐすたふさんや私の思うような理想形とはほど遠かったのではないでしょうか。
電力9社は、その潤沢すぎる資金力と組織力でもって、政権内部や政党、官僚、
マスコミ、学界を抱き込んできました。電力会社に対しもの言えない関係を
着々と作ってきました。そればかりか、この春には子どもたちにまで、
千数百万円というお金をかけて原発を宣伝賛美する副教材を配布しようとしていました。
原子力関連施設の中に素晴らしい宣伝ルームを作り、見学ツアーを開いて、
原発の安全性やクリーンさや安さを、議員さんや子どもたち、教員、マスコミ、一般の人々に
宣伝して来ました。電気の発送電、配電を独占して競争相手などいないにもかかわらず、
巨額の宣伝費を使って、テレビ、新聞…さまざまなメディアで、原子力発電を
宣伝して来ました。
彼らが、反原発の人々に、同じような機会を与えたでしょうか。
同じということは出来なくとも、せめて公正な発言の場が与えられたでしょうか。
東電は直接は命令していないかもしれない。しかし、電力会社と癒着した、とりわけ
大手メディアは、反原発の意見を正当に取り上げもせず、むしろ、小さく小さく見えるよう
画策してきたのではなかったでしょうか。一例をあげます。
9月19日の『さようなら原発五万人集会』。明治公園にノーベル賞作家の大江健三郎さんなど
を初めとして、主催者発表で六万人、警察発表で二万人集まって集会とデモを行いましたが、
讀賣新聞などは写真なしの、数行の小さな囲み記事を載せただけでした。
福島原発事故が起きてからでさえ、この扱い。事故前となると、反原発の人々が
国民皆の眼に触れるような、新聞、テレビなどの公の場で発言出来たり、その活動が
詳しく報道されたりということは、極めて少なかったのではないでしょうか…。

そうやって、多くの国民は、原発は安全でクリーンで安い、という、原発のメリットだけを
(それも大嘘だったということがわかってきましたが)繰り返し聞かされ、原発の
危険性やそれにまつわる利権構造のひどさ、などは多くは知らされず、これまで来たのでは
なかったでしょうか。

こう書いたからと言って、ぐすたふさんの言葉の揚げ足をとっているとお思いにならないでくださいね。
両方の意見を聞け、とおっしゃるぐすたふさんのご意見に賛成であればこそ、
これまでこの日本であたり前のように通用してきた不公正を訴えさせていただきたいと思いました。

それでは、こちらのコメントに返事を書かせていただきます。
脱原発を謳ったドイツが、原発推進国のフランスなどから、大量に電気を輸入している…
この件については、私も不確かでしたので、調べてみました。
確かにドイツはフランスやチェコから輸入していますね。
ただ、2009年、2010年の、連邦統計庁のデータを見ると、ドイツはスイスや
オーストリアなどに大量に電気を輸出しており、全体のプラスマイナスとしては、
電力を外国に輸出している方がかなり多くなっています。
こちらをご覧ください。
http://www3.ocn.ne.jp/~elbe/kiso/atomdata03.html

たぶん同じデータをぐすたふさんもご覧になり、コメントをお書きになったかと思いますが、
このページの下の方に、2011年10月までのドイツの電力の輸出入の折れ線グラフがあり、
これで見ると、脱原発宣言後、一時輸入超過になっていますが、10月には輸出の方が
多くなっています。ドイツが脱原発したから、近隣の諸国から電気を買うようになった、
というのは、これで見る限り、どうでしょうか…そうは言えないのでは。

ドイツは、電力輸入国であると同時に、電力輸出国でもあります。
単一市場を実現しているヨーロッパの電力市場がいわゆる「スパゲッティ状態」
といわれるように、各国は相互に電力を融通し合っており、国境を越えた相互の
送電は日常的に行われているそうです。それは、原発大国であるフランスでも同様。
メルケル首相は原子力発電エネルギーを輸入しないと明言しており、
脱原発に舵をはっきりと切ったドイツは、さらに自然エネルギーの割合を増やすことも
明確にしています。
上のデータを見ても、ドイツが脱原発で電力不足になって輸入した、というよりは
EU内では、安い電気が買われるということがあり、その意味での輸出入の数字を
考慮にいれなければならないのではないでしょうか。

また、データというものは新しい方がいいですね。確かに2011年、12月と言えば
ごく最近です。確かに、ドイツはオーストリアから電力を供給されています。
これについては、これが本当の事情だろうな、と思われる分析を見つけました。
ドイツは上にも書いたように、いつもはオーストリアに電力を売っています。
そのドイツがオーストリアから電力を緊急供給してもらったという日は、12月8,9日
だったそうです。しかし、これにはFNNなどが報道したようなことではなく、
以下のようなことであったらしいです。このページをご覧ください。

http://blogos.com/article/29299/

『8-9日当時はイタリアとオーストリアに注文された電力を送る約束をしました。
同時にFNNも報道するように、ドイツ南部の電力需要を満たそうとしていました。
しかし、オーストリアとイタリアには注文された量もあって、それを提供が出来ない場合は
一日10億ユーロ代の罰金を払わされます。もちろん、その費用は当然
ドイツの使用者は負担することになりますので、この状態の中では、母国の需要よりも
外国の需要に応じました。
両方は出来なく、オーストリアに輸出しながら、オーストリアから電力を輸入しないと
いけない皮肉な状態が起こりました。
と、現状です。FNNの報道は少し歪んでいると思いませんか。』
この記事を書いた方はClara Dreftさんというドイツの方で、情報の出どころも
明らかにしていらっしゃいますし、また、問題の、12月8,9日の、ドイツと
オーストリア間の電力の輸出入の量も、時間ごとに折れ線グラフで示したデータも
下の方にちゃんと出していらっしゃいます。確かにほんの一時的に、
オーストリアから供給されていますが、その他の時間はドイツがむしろ供給しています。

『脱原発を決めたドイツ、電力不足の懸念(・・・)オーストリアから電力支援受ける』
というFNNの報道が世界に流れたものだと思われますが、この方も書かれているように、
『FNNの報道は少し歪んでいると思いませんか』

私もドイツにいたわけではありませんので、本当のところはわかりません。
でも、この折れ線グラフが正しいとしたら、FNNのその報道は、ドイツが
オーストリアからたまたま輸入超過になった一瞬を、あたかもドイツが脱原発を
決めたがために、電力輸入国に転落した、というような印象を世界に流す、
何やら恣意的な報道であるようにも思います。
しかも、オーストリアに電力を輸出しつつ、一時輸入しなければならなくなった
その理由、(上の『 』内で引用したような)については触れてもいないとすれば。

無論、私にはどの報道が正しいかわかりません。別の報道がなされているかもしれない。
ただ、ニュースソースというもの、その中には明らかに同じデータでありながら、
その人が意図的に切り取るその切り取り方によっては、まったく、偏向した内容にも
なりうる、ということ。これは私自身も無論ですが、ネットでそして、メディアを
通じて情報を得るときにこころしておかなければならないことだということ、
これは確かなことですね♪
反原発を言う者も、このような恣意的な切り取り方は多くしてきたろうと思います。
無論、原発推進してきた人々は、権力を手にしていますから、思いのままに。

この春には全原発が止まってしまうことになるであろう日本。
もし、ホルムズ海峡が有事で石油輸送の道が断たれ、総発電量の10%を占める
石油が入ってこなくなったら!、という恐れは、考えておかねばなりませんね。
先ほど私は、原子力発電に関する考えかたは、想像力の問題、というような
生意気なことを書きましたが、反原発のものは、概して遠い未来に対する
想像力は豊かだけれど、近い将来の危険に対しては、鈍感なところもあるのではないかと、
自分自身を顧みて感じます。^^
提示してくださったこの問題などがそのいい例でしょう。
ただ、韓国や中国から、電気を日本海を越えて緊急に供給してもらうということは
現実にはないことなのではと思います。そのための送電網を築いていては、とても
間にあいませんから。でも、将来的には双方向によるものが、ないとは言えませんね。

う~ん。それでもやはり、私は、原子力に回帰という道は選びたくありません。
そういう時のために、出来るだけ速やかに早い時点での脱原発に舵を切り、
本気になって自然エネルギーの発電を確立すること。一時しのぎとしては
さらなる生活や操業の無駄をなくすことによる節電と、石炭、天然ガス、地熱、
小水力発電、木質系バイオマス発電や、ごみ焼却の際の発電など、あるとあらゆる
発電を使って、何とか、原子力発電から脱却したいとやはり考えます。

長くなったので、もうやめますが、推進の方がたの上げてきた原子力発電のメリット。
そのことごとくが次々に嘘だったとわかってきた…。国土をかくも汚染、それも
一時のことではありません。数十年、数百年にわたって汚染してしまった。
そして何より、今もなお、住民の方々に被曝をさせ続けている原発事故というもの。
そのどこにメリットがあるのでしょうか。
いまここに不気味に存在し、使えること。電気を安定供給出来ること。
その2つしか思いつきません。
その安定供給ということだって、東電初めとする電力会社が、発・送・配電を独占
してくるのでなく、他の発電方法がもっと早く確立され、それによって蓄電技術なども
進化していれば、なにも、原子力発電だけが、安定供給出来るものとも
言えなかったのではないだろうかと、とても残念でなりません。
原発最推進国のフランスでは、2009年。電気が足りなくなったそうです。
まずは、夏に、河川からの冷却水が足りず、原発の出力を落とさざるを得ない
事態が発生、そして近隣諸国から電力の大々的な輸入を行なう事態が発生したそうです。
そして冬、電気の使いすぎ。
冷却水が足りなくて原発が出力を落とす…原発も決して安定供給出来るものでもないのですね。
このことで思いだしたことがあります。
日本が、自国の原発事故の反省もないままに、原発を輸出しようとしているヨルダンは、
内陸部にあり、水の供給が思うようにできず、慢性的な水不足です。予定地の近くには
40キロ圏内には大都市アンマンがあり、また100キロ圏内に人口過密なパレスチナの
西岸地区がすっぽり収まってしまう場所。ヨルダン渓谷は地震のリスクもある。
そんないろんな意味で危険なところに原発輸出し、事故が起きたら、冷却水もままならない
とすると…考えるだけで恐ろしいです。

今日は疲れましたのでやめますが、これから、先日の世界会議で考えたことなど
また書いてみようと思っています。
今回いただいたご意見は決して無駄にしません。反原発を綺麗ごとの
実効性のないものに してしまわないためにも、さまざまな角度から考えて
行かねばならないだろうと考えています。

ぐすたふさん。ありがとうございました。










Re: ぐすたふさんへ

ぐすたふさん。こんにちは。
先ほどまで、長い長い返事を書いていたんですが、操作ミスで、一瞬にして
消えてしまいました。(涙!)気を取り直して書きなおします。

冷静にしてかつ丁寧な、再びのコメント。ありがとうございます。
脱原発に絶対反対、ということではない、とお伺いし、ほっとしています。
実は先回のコメントでは、何が何でも推進という方かなあと感じ、
その溝の深さに絶望しつつお返事書きました。

こういった議論で、私が一番避けたいと思うことは、相手の言い間違いを
あざ笑ったり、言葉尻を捉えて非難することです。そういう議論からは
憎しみ以外のなにも生まれませんものね。
そう言いつつ、前回いただいたコメントに対し、それが短かった故もありますが、
ぐすたふさんの真意を曲解したかもしれません。あらためてお詫び申し上げます。

今は、反対賛成中立、という立場にこだわるのではなく、原発と今後のエネルギーの
問題については、国民が知恵と意見を出し合って、真剣に考えなければいけない時に
来ていると思います。政治家や官僚、経済界にお任せしていてはだめな時に。
そういった意味で、ぐすたふさんが、原発推進の人も半数は入れない会議は
意味がないとおっしゃったのは、まったくその通りだと私も思います。
そうすれば、あの世界会議はさらに意義深いものとなったでしょう。

私も、コメントいただいてから、自分の反原発の思いこみはいったん、置いておいて、
エネルギーの今後のことなど、ずっと昨日から考えていました。
先日の脱原発世界会議で、福島に今も現実に住んでいらっしゃる若者の生の声を伺い、
自分が言わば、観念的に反原発を唱えてきたことを反省させられていたところでしたので、
もう一度考えるいい機会であったと思っています。その意味でもご意見感謝いたします。

まず、石油不足と原発推進の関係ですが、日本が先の戦争に突入したことの一因が、
石油、鉄鉱石などの資源を求めてであったことは、承知しており、また、60年代終わりから
70年代にかけて一時生まれた、原発見直しの機運が、オイルショックによって
逆に原発推進!にはっきりと舵を切ったことも存じています。
そうして、今、イランの問題が、石油の供給回路を断つようなことにでもなれば、
第二のオイルショックが起こり、石油を原発の代替と考えることの危うさも、
おっしゃる通りだと思います。石油による発電は、エネルギー白書によると、全発電量の
2009年では7.9%、昨12月だったかな、先ほど調べていたのが消えてしまったので、
正確に覚えていませんが、事故後なので比率が上がって、11%~12%くらいになっている
と書いてあったように思います。
日本が輸入する石油は発電以外にも、生活、生産のあらゆる面で使われているわけですから、
ホルムズ海峡が封鎖されたりしたら、日本だけでなく、世界中に甚大な影響を
及ぼしてしまいます。日本はかてて加えて、原発事故で原子力発電を仮にやめる、という
選択をしたとすると、原発が補っていた電力と石油の分と、合わせて40%近い発電量が
減ってしまうことになる。これは大変な数字です。

しかし、昨夏、東電管内では福島原発がなくても、一番電気を食う時期を乗り切りました。
暖房に多くの電気を使う今も、日本全国で稼働している原発は54基中、5基だけです。
危うい綱渡りのところもあるかもしれないけれど、今、日本がそれほど電気を
緊縮して使っているかというと、そうも見えない。もしかして、原発などなくても、
日本はやっていけるのでは?と思わされてしまいます。
ただ、それにさらに、11,12%の石油による発電もなくなったら、と考えると、
これはかなり厳しい。その通りだと思います。

そこで、やはり原発は必要だ!と原発を再稼働させたり新たに増設するか、ということになると、
私は、そうは考えず、それだからこそ、原子力発電に頼らないということを
一刻も早く決断し、またいつか必ず、石油資源は手に入りにくくなる。原子力でもなく
石油でもない発電方法の確立を急いで欲しいと願う者です。
日本の電気エネルギーの将来が、原子力にしかない、というふうに考えることが
どうしてもできません。

日本の原発導入は、アメリカの導きで始まりました。アメリカやフランスの
太平洋上での核実験。日本では広島・長崎での被曝に加え、第5福竜丸の件があって、
原子力への拒否反応が強く、反核運動が高まっていた時代。折しもアメリカは、
ソ連と太平洋での覇権を争っていました。世界的な反核ムードにも曝されていました。
そこで、『核の平和利用』というものを思いつき、日本への大々的なキャンペーンが
始まりました。日本の原発を持ちこむことは、アメリカにとって一挙両得も三得も
四得もあったのだと思います。日本も、戦後から立ち直るために、安定した
電気の供給を切望していた時代…

しかしながら、同じように、フランスなどの近海での核実験に反対し、
国民を上げての議論の末、原発も核もいらない、持ちこませることもしない!
と決断し、今、水力、火力、地熱その他の自然エネルギーだけで電力を
賄っているニュージーランドと、いったいどこで別れ道が出来てしまったのでしょうか。
ニュージーランドの人口が日本に比べて圧倒的に少ない、ということも
あるかと思いますが、要は、日本は原発の危険性や核の廃棄物をどうするか、
などという基本的な知識もなく原発を選んで、無反省にそれに頼り続けてきただけ
なのではないかと思います。そうしているうちに、そこに、今、明らかにされて
いるようなさまざまな利権が絡み、進むにも引くにもどうにもならない構造が
出来上がってしまった!

日本がもし、原発にかくもどっぷりからめとられることなく、一時は世界の先頭を
走っていた太陽光発電の技術など、原子力以外の道を選んでいたならば、
今回のような悲劇は起きず、また、原子力発電関連につぎ込んできた膨大な国家予算と
知恵を違う方に使っていたならば、優秀な日本人のこと、地熱発電や、潮力発電、
風力、波力など、自然エネルギーの先進国に今頃はなっていたかもしれません。

でも、『・・たら』『・・れば』といまさら言っても仕方のないこと。
これからをどうするか、ということが問題ですよね。
ぐすたふさんが必ずしも脱原発に反対ではないと伺い、先ほどももうしましたがほっとしています。
とすれば、原発をなくすまでの道の選択に対する考えが異なる、というだけですね?^^
ぐすたふさんは、当分はやはり、石油危機などのことも考えれば、原発に頼る、という道を。
私は、即時に停止を、という考え。
そこは実は大きな考えかたの相違があって、歩み寄れますかどうですか…

荒唐無稽、非現実的、と言われるかもしれませんが、私は50年後、100年後の
世界を考えます。原子力は夢のエネルギーのようだけれど、実は石油や石炭と同じように、
ウランも有限資源ですよね。一説にはウランは70年と言われているようです。
石油もあと30年30年と言われて久しく、それでもまだあるように、ウランも
70年以上もつかもしれない。それにしても、有限であることは確かです。
これから中国などは20基、30基…将来的には100基以上、原発を作ろうとしている。
ロシアもアジア、中近東諸国も。
ウランもいずれ、資源の奪い合いになるでしょう。高速増殖炉で永遠にウランを生むなんて
夢でしょう。もんじゅや、世界の高速増殖炉計画がとん挫しているのを見ても。
その頃…70年後くらいに、世界はどうなっているのでしょう。
ほぼ同時くらいに、石油もなくなり、石炭はもう少しはあるけれど先細り、
その他の金属も…。ウランや石油が無くなる直前まで、世界の人が資源を
分けあうとは思えませんね。お金や力による奪い合いがその前に起きるかも。

原子力発電のことを脇に置いておいても、世界の資源は今のペースで使って行ったら
いずれ枯渇してしまいます。アメリカの中西部に広がるオガララ帯水帯という
広大な地下水が今、一部では、トウモロコシ栽培の大規模化や工業用水としての
汲み上げで枯渇しかかっているように。

いずれは石油製品も、新しくは作れなくなってしまう時が。
私は、そういう、資源の面から考えても、世界の経済はこのまま右肩上がりで
行けるはずがないと思っています。あるものを大事に使う、生活の無駄をそぎ落とさざるを
得ない時代が必ず来る。自動車だって、みんながこのまま乗っていたらどうなるか。
EVにすればいいという問題ではないと思います。もっと公共の交通システムが
必要な時代が必ず来る。

…そんなの、50年、70年先のことでしょう。私たちに関係ない。
今がよければそれでいい…
そう考えるかどうか、は、これはもう、その人その人の信条の問題、想像力の問題に
なってきますね!^^
原発の問題が難しいのは、こうした根本的な考え方の相違が底に横たわるからかもしれません。

え~と、あと、何を書けばいいんだったかな…。
ぐすたふさん。いったんここで切らせていただきますね。夕飯の支度です!^^

貴重にして正直なお気持ち、お書き頂きありがとうございました。
私も出来る限り、自分の考えを、素直に書いていきたいと思います。
それではまた。
















レポートありがとうございます

原発の技術や放射能の科学的なことに関しては、深く理解できないところが私の悲しいところ。

私の疑問は体制や政策に対してでしょうか。廃棄物は最終処理方法が決まってないし、安いと言うけど原価計算問題がアヤシゲ。これらに対しての原発推進側からの納得のいく説明が見つからない。(あったらm(_ _)m)
エネルギーのセキュリティー問題は実に大事だと思うけれど、燃料のウランは100%輸入、100%自前のエネルギーと呼ぶにはちょっとクルシイ。埋蔵料は60年程、そのうち争奪戦が始まるのではないかとか。それに戦争が起きるとすれば、原発は格好の標的になるだろうし。あれば安心と言えるのか。などなど。

彼岸花さんおっしゃるように、イデオロギーの問題としてでは無く捉えていかないといけませんね。日本をダメにしたいと思っている人なんて一人もいないと信じつつ、深く、広く。

いつもながら、力のこもったレポートをありがとうございます。







追加

脱原発路線を突き進むドイツですが電気が国内のみで賄いきれず原発推進国のフランスやチェコなどから大量に輸入(総電力輸入量の60%、原発停止前の2010年時点)しています。ポーランドも原発推進国ですが第二次大戦時の戦争賠償問題が全く解決していないため大量の電力融通は困難です。(ドイツはドイツ人の戦争被害やユダヤ人隔離政策へ賠償を行っています。ユダヤ人への賠償は国民から支持されず渋々という感じです。“ただし”ヨーロッパ各地へ侵略戦争を行った事への謝罪・賠償はこれまで一切全く行っていません。ソ連に侵略して数千万人殺害したのは自衛行為との事。その責任をヒトラーに押し付けて殺害を実行したドイツ国防軍人や99.9%のナチス党員は今も英雄扱いです。また戦争を起こしたくないのでヨーロッパ各国は大きな声で謝罪賠償を求めていません※第一次大戦時のドイツへの巨額賠償責任が第二次大戦への布石になりました。)原発停止後の2011年12月にはドイツ南部が電力不足になりオーストリアから緊急供給されています。(原因は北部の風力電力を南部へ送る為の送電網構築が住民からの反対で進んでいない為。)ドイツはこのように脱原発路線が上手くいかず電力不足となっても融通が可能な戦略状態です。では日本でこのように融通が可能でしょうか。まず日本は島国ですので韓国や中国は遠く海を隔て送電網は現状ありません。また融通されるにしてもその電気は原発で発電された物になります。(中国は福島後も大量の原発建設を進めていますし、韓国は“日本海”沿岸部に十数基の原発建設計画が立案されています。)それと中国や韓国では震災直後に“天罰だ”とか“いっぱい死んだんだ?でも日本人でしょ”とか中傷していた事を鑑みると融通を期待するのは望み薄という物です。そもそも中国や韓国・北朝鮮に日本は仮想敵国扱いされていますのでわざと日本を停電させてから侵略してくる可能性すらあります。(停電したら空自のレーダー警戒網が一時的に機能しなくなる危険性がある。)となると電力不足に陥ったらアメリカの原子力空母にでも電力を融通してもらうしか手はありません。(空母レキシントンが1939年と1940年の冬に一ヶ月間タコマ市に電力供給した実績があります。)脱原発路線もいいですが電力不足という現在ドイツが負っている緊急事態をどうするかよく検討しなければ結局、最後の頼みはアメリカの軍事力という事に成り兼ねません。

長文失礼

脱原発は絶対反対ではありません。チェルノブイリが稼動を継続したのは電気不足が原因です。チェルノブイリ原発停止は脱原発ではありません、ウクライナは今も原子力発電が盛んです。日本が原発を使用しない場合、主に電力は火力で賄われます。そして日本は石油のかなり(石炭も天然ガスも海外から輸入)を中東に依存しておりイランがホルムズ海峡を機雷とミサイルで封鎖した場合、オイルショックが再来する事になります。(ミサイル攻撃で機雷掃海が出来ないのでイラン本土攻撃が必要、長期的に海峡通過が困難)日本が原発に邁進したのも元はオイルショック(中東戦争)が原因でした。太平洋戦争が勃発したきっかけも日本国内に石油資源が無かったのが理由です。(開戦が遅れれば軍民とも石油不足でじり貧)イランは核兵器開発を止めず保有を許した場合、神敵であるエルサレムに躊躇せず核攻撃を行うでしょう。そうなるとイスラエルも報復核攻撃を仕掛けますので中東全体が発火します。(イスラエルが核保有国である事は公然の秘密)中東戦争を防ぐにはイランの核開発を止めなくてはなりませんが軍事力で圧力をかけるしかありません。経済的に結び付きが強い国とトラブルを起こさないのでは、という意見もありますが太平洋戦争開戦前、大日本帝国の最大の貿易相手国はアメリカでしたが戦争が起こりました。中東は近い将来に発火する可能性が高く最低でも石油価格が急上昇するか最悪輸入が途絶する恐れもあります。こうなった場合、火力頼みの現状では電気代が跳ね上がり値上げ出来なければ当然停電になります。原発稼動率を上げ石油の国家備蓄量を増大させるべきです。併せて建設に時間が必要な太陽光などの再生可能エネルギー発電施設を増やす事で長期的視野で原発稼動率を下げるのが現実的プランだと思います。まあ現状の最大問題は“財源”が無い事です、防衛予算全額転用でも二束三文レベルですから。用地買収に送電網構築と、家庭ゴミ処理施設一つ作るのにも何年もかかる現状では・・・。
話は代わりますが大型の液化天然ガス運搬船(4~5万t級)って爆発したら広島型原爆並の大爆発になるのはあまり知られてない話ですよね、半径500m内の建造物を吹き飛ばし爆心から2km離れた所でも重度の火傷を受けます。これらが日本の港湾にたいていいつも接岸しています。これまで爆発した事はありませんが怖い話です。

Re: NANTEIさんへ

こんばんは♪
はい。行ってきました~。
でも、ぐずぐずしていて出が遅くなり、あまりあちこちのブース、見られなかったんです。
それに、夜遅くまでいられないので、最後の方の、トーク、聞きたかったんですけれども、
あきらめて帰ってきました。
反原発の方が、これだけたくさん活動してらっしゃるんだなって感激しました。

NANTEI さんのお友達のご夫婦の方も、お聞きすると、大変な想いをなさいましたね。
あの事故も何となくうやむやなままにされてしまいましたね。
裁判に訴えても、裁判官も原子力ムラに抱え込まれてしまっている。
せめて司法だけは、と願っても、範例があるとかないとか、専門外だからとか
何とか、そんなこと、言ってる場合じゃないんですのにね。
昨日は玄海原発プルサーマル裁判を支える会の方も来てらして、
支援者の末端に加えていただくことにしました。
原子力というものは、ウラン採鉱のところからずうっとずうっと、弱い者に被曝を
強いる、という構造があるんですね。先住民を元いた土地から追い出して、
農業にも向かない荒地の居留地に押し込める。ところがそこで、ウラン鉱石が
出る、となると、またしても、それを奪う。鉱山労働者として働けば、高給が
取れるとうまいこと言って、危険な作業は先住民に。
安全教育も、周辺の広大な土地の土や水質汚染などにも知らん顔。
なにも知らない、先住民のあるものは、ウラン鉱石の残ったものを家に持ち帰って
建材に使っていた!などという話を以前読んだことがあります。
アメリカのGEや旧ソ連も、人体実験のようなことを畏れもなく
やっていたようですね。兵士や、付近の住人は、絶好のモルモット。
広島でABCCが、被爆者の手当てなどには一切関心がなく、原爆の人体への
影響を冷徹にデータ集めしていただけ、ということ。しかも、日本人医師に、
そのデータを分け与えることさえしなかった!昨日お見えになっていた医師、
肥田舜太郎さんなどは、それに猛然と怒りを感じて、生涯を内部被曝の危険性を
訴えることに捧げられた。なんと御年95歳!
今回はお見えになってないけれど、ヒロシマナガサキ、三里塚闘争などを
命かけて写真に収めてらした福島菊次郎さんも、御年91歳。
9・19のデモの時、道端でうずくまってカメラのフィルム交換?かなにかを
なさっている福島菊次郎さんを見たと思います。ずうっと集会からデモの様子を
取り続けていられたのでしょう。

ご友人のご夫妻をはじめとして、反原発の活動をこれまで辛抱強く
なさっておいでになった方々、本当に頭が下がる想いです。
私など、ただ、こうして思いついたときにじっとしたまま、書くだけ。
しかし、記事にも書きましたように、六ヶ所村で、原発反対の活動をもう40年?
続けていらした、菊川慶子さん。その方が、ほんとに小さなブースで、あまり
ひとの注目を集めることもなく、ジャムなどを売りつつ、六ヶ所村の
ことを訴え続けておいでになるその姿。
静かで、さみしげで、この方たちの反原発の想いと闘争がどうして実らなかったんだろう!と
深いもの想いに私も捉えられました。

ご友人のお二人にしても、人生を犠牲にして運動に向かう。それは大変な決意の
いることだと思います。そういう人々に対して、石つぶてを投げる者が
多くいたんですね。ちょうど、南方や満州から、這う這うの態でようやく
日本の港に引き揚げ船で辿りつき本土の土を踏んだ兵士たちの隊列に、『お前たちが
ちゃんと守らなかったから、本土がこんなに焼け野原になってしまった!』と、
石つぶてを投げる本土の住人たちがたくさんいたように。

そうですか!そんな御事情がおありになったんですね!
そうして、そんなふうに戦っておいでになってらしたんですね。
凄い方たちですねえ…。

でも、お話になられた、ということは、吹っ切れた、ということでもあるのかな…
どうか、お体の調子が、今は良くておいでになるといいのですが…

NANTEIさん。ありがとうございます。
 

こんばんは。

行ってらっしゃったのですか!
やはり・・・
凄いメンバーですね!行きたかった・・・。
娘から聞いていたのに残念です。

しかし昨夜、私は驚くべきことを聞きました。
前にもお話しした水戸の親友から、昨年暮れの個展への来場のお礼の電話が来たのですが話は原発のことになり、始めて親友夫婦が、東海村の事故直後に反原発の運動を始めたことを聞きました。その途中でアメリカの反原発運動家の来日を機に、その方の公演会を企画したり、活発な活動を始めたと言います。運動の中心は友人の奥さまでした。この方はまた結城で結城紬を学び、伝統工芸展の常連となったほどの作家です。このK子さんが伝統工芸の制作時間を削ってまで、反原発運動に力を入れたのは十分すぎるほど理解できることです。そのアメリカの運動家の話しというのは、アメリカでは放射能性廃棄物をなんと、先住民族の居留区に棄てていたということです。そして廃棄の現地作業も常より高い労賃を払って、先住民のみにやらせていたということです。当然、ずさんな管理だったことでしょうから、被曝による身体の異常が多く発生したのは、想像するまでもないことでしょう。
こういう実情を当人から聞いたK子さんの原発推進者への不信は、頂点に達したと言います。しかし、当時日本もそうですがまして保守王国の水戸で、そのような反政府的な運動が賛同を得ることは至難のことでした。何年声を大にしても五人から多くて七人が市内をデモ行進するだけだったと言います。それも茨城大学の教授である私の友だちS氏への学内、学外の嫌がらせも増え、とうとう二人は反原発の動きを止めることになったと話してくれました。なるほど、それで私たちにも原発への意見一切を封印してしまったのかな、と思ったのとたん、重く哀しいものが襲ってきたのです。でも、私はこの友人夫婦をますます尊敬するようになりました。

Re: 愛希穂。さんへ

愛希穂。さん。ありがとうございます。

あんまりたくさんブースがあるので、どこに行っていいのか迷いました。
どの話も面白そうだったんですけれどね~、とりあえず、いられる時間が短かったので、
あちこち覗くよりは、なかなか聞けない、若者の声を聴こう、と。
私が参加させてもらったテーブルは、福島の方は八人中お一人だったんですけれど。

いや~。いろいろな立場があるんだと、考えさせられました。
先のコメントの方のように、原発はいる、と思う方もいらっしゃる。
いらない!とは思いつつ、生活がそれで成り立っていれば、仕方ない、と
現実を容認してしまう人もいる。福島の経済復興、ということに
力を注いでいるひとも、原発のことはなるべく考えたくない…
その一方で、菊川慶子さんや、肥田舜太郎さんのような、筋金入りの
活動家もいらっしゃる。
そのそれぞれが、何らかの悲しみを抱えているように思いました。
今は、『原発賛成!』と公言することは、ある意味、勇気がいるでしょうからね。
政治家などはその点ずるい。賛成反対を自分の理念として、はっきり公言しているひとは
ごくわずか。本当はこれまでの付き合いの情や利権がからんでいるから、
東京電力に物言えないくせに、一応、『段階的に原発はなくした方が』
なんて、曖昧ないい方をしてる。
この間の、経団連の米倉会長の言葉にはひっくり返りましたね!^^
『中長期的には原発の比重はどんどん小さくなっていくだろう。それが夢であり、理想だ。』
そんなことちっとも思ってないでしょう。
でも、どうなのかな、原発再稼働をしにくい状況を周りからどんどん固めて行って、
休ませていればそれだけで膨大なお金がいる…原発は割に合わない、と思ったら、
経済界の人はころっと、脱・原発依存に考えを変えないだろうか。
…甘いかな。

一方で考えなければいけないのは、これまでの反原発運動を支えてきた人々に対する
アレルギーのようなものが、この日本という国に根強いことですね。
それは思想問題と結びついていて、あいつらが反対するんなら、俺は賛成!という
考えかたの人々がいる。まあ、その逆もありますが。
自民党のやることはなんでも反対!というね。(笑)

原発の今後、というものは、そういうイデオロギーの問題にしたくないですね。
危険極まりないものだから、、いったん暴走を始めたら、人間の知恵では
どうしようもないものだから、しかもそれは一時的な被害をもたらすだけでなく、
何十年とこの日本を汚染してしまうものだから。
そんなものを欲しくない、というところで繋がっていけるといいんですが。
いたずらに反目し合っている間に、おっしゃるように、
『そんなふうに、国民同士を反発させ合うように持って行き、
原発問題を宙ぶらりんのまま放置しておく。
そして、国民の熱が冷めるであろう頃に、したたかに原発を再び推進させようと
するのではないか・・・。』

そんなことにだけは絶対にさせたくないですね。

考え考え書いていきます。また、いろいろ教えてね。
『文明の災禍』。わたしも読もうと思います。ありがとう~♪






Re: ぐすたふさんへ

ぐすたふさん。初めまして。
反対意見も歓迎いたします。
ただ、この会議は『脱原発』を最初からうたっていますので、原発推進の方は
お呼びしなかったか、おいでくださらなかったのでは、と推測します。
でも、確かにおっしゃるように、原発推進の方の主張も、ここに加わって、
同時に聴き比べることが出来たなら、もっとよかったかもしれませんね。
参加なさった一般の方は、必ずしも根っからの反原発論者ばかりではなく、
福島第一の事故を経験して、『嫌原発』の気分でおいでになる方も多かった
かもしれませんから。そういう方には、原発が必要、という議論も同時に
聞いていただく、というのが本当は公平なことだったかもしれません。

それから、人選ですが、私がたまたま恣意的に私のようなものでも
その名を知っているから、ここに挙げた、というせいで、芸能人などの名が
目立つことになったかもしれません。ご指摘を受け、そう思って全メンバーの
略歴を確かめて見ましたら、確かに、化学、技術系の方はほとんどいないようですね。
それもまた、少し残念なことであります。
原発に反対するなら、技術的なこと、経済的なことも含め、広い視野で、
さらに深い論議が出来たら、もっとよかったでしょう。

…しかしながら、科学、技術の専門家でないから、原発に関する知識が
半端である、とはまた言えないだろうと思います。今は肩書は、例えばの話ですが、
生活協同組合のような市民活動をしておいでになる方でも、大学では化学を専攻なさった、
という方もおいでになるのではないでしょうか。
芸能人でも、おしどりのマコさんなどは、中退とはいえ、大学で医学部生命科学科で
勉強してらして、他のジャーナリストや、東電の方もたじたじとするような
知識を持って、鋭い質問をしてらっしゃいます。
原子力安全委員会委員長の斑目春樹さんは、東大出の流体・熱工学の専門家であり、
格納容器の技術者として草創期のひとであったらしいです。言わば原子力発電に関して
バリバリの専門家、技術者であって、それゆえに原子力安全委員会の委員長に
選ばれたのでしょうが、そのエリート中のエリート技術者が、福島原発事故という
非常事態に、どんな役に立ったでしょうか?
これはもう、国民が見ていたことだと思います。
しかも、あのかたは、ご自分が、格納容器の専門家であった、ということを、
一切言っていない、と、同じ、これもバリバリの技術者、バブコック日立で設計
の仕事に従事し、福島第一原発4号機の原子炉圧力容器を設計なさった
田中三彦氏が指摘しています。(『私たちは、原発を止めるには日本を変えなければ
ならないと思っています。』ロッキング・オン社)
斑目氏は、誰よりも、地震の揺れによる、格納容器の配管破断の危険性などについて
知っていたはずの人だ、と。
田中三彦氏は、そういった経歴の方ですが、今は原発の問題性について
指摘する立場に立たれて活動なさっています。今回はおいでになってらっしゃいませんが。
でも、彼も、今の肩書きを見ると、『翻訳家/サイエンスライター』となっているようでして、
それだけ見ると、文筆専門の方のように見えますね。

しかし、おっしゃることはわかる気はいたします。
原発の問題は本当に難しい。技術的な問題の是非も無論ですが、これだけ、
日本の経済に深く深く組み込まれてきているものを、今更変えられるのか!と、
私なども半ば絶望的に思います。
しかし、情緒的、感情的、非科学的、と言われようがどうしようが、
いったん今回のような過酷事故が起きてしまったら、数十兆、いや、これから
どれほどのお金が補償や除染や廃炉や廃棄物処理にかかるかわからないもの。
子どもたちがその身うちに取り込んでいっているであろう放射線、食の安全も
暮らしの安全も怯えつつ暮らさなければならなくなった、などという『情緒的』
な部分は考えず経済的側面からだけ冷静に見ても、原発というものは
いらないよなあ、と考えています。

反対、賛成、ということで最初から対立しあうことでは、この問題は
いい方に解決できないと私も思います。両方の考えを率直に出しあい、
日本にとってどうするのが一番いいのか、ということを、政治的思惑や、
固定観念や、利権などにとらわれず、議論していく必要があると、わたしも心から
思います。
ただ、『反対!』とプロパガンダとして叫ぶ、反原発運動の限界を考えましても。

それから、チェルノブイリを見習いましょう、とおっしゃいましたが、
チェルノブイリはあの事故後も他の基は発電を続けていた、ということに関してでしょうか?
しかし、チェルノブイリも、2000年12月に、最後まで稼働を続けていた
3号機も運転をやめ、それによって、稼働している基はなくなったのではなかったでしょうか?
チェルノブイリで今、働いている人々は、炉を廃炉にする作業と、
石棺(4号炉を覆うコンクリートの建造物)の管理をしている、というだけのことだと
理解しています。私の認識不足であったらごめんなさい。

ご意見、ありがとうございます。こういった議論は、感情に走るのではなく、
お互いの考えをしっかり聞くことが何より大事だと考えております。
原発賛成の意見も、よく聞いたうえで、判断したいと思っています。
ありがとうございました。





No title

『脱原発世界会議』、近くに住んでいれば、私も行きたかったです。
彼岸花さんが聞かれた福島の人たちはどんなことを話されたのでしょうか。とても興味があります。
脱原発の動きがもっともっと大きくなっていってほしいと思います。

彼岸花さんが先日書かれていた「『不幸の均霑プロパガンダ』に寄せて」、何度か読み直しました。
あまりにも深くて、何かコメントを書きたいのだけれど、何をどう書いたらいいのだろうって考えあぐねていました。

福島原発事故で、その破壊力の怖さを感じ、知る一方、目に見えない、匂いもしない放射能に対し為す術がない。人間たちが作っておきながら、それをまともに制御できない。とてつもなく恐ろしいものを、実は人間は作り出してしまっていた。
何かを考えなおさなければいけない、今まで通りではいけないと多くの人は考えと思います。

海外に比べると、そのうねりは小さいかもしれないけれど、反原発デモが起こったり、今回のような脱原発世界会議が開かれたりして、脱原発への動きは確かにある。
そして一方、「脱原発世界会議」と銘打っている会議に「開催前から決まっている会議をわざわざ見に行くのは無駄足」、「まっとうな会議なら原発推進者も同数いなければならない」と考える人もいる。
彼岸花さんが書かれていたように、「反発しあうは国民同士であってはなりません。追及すべきは東電と政府、そして原発で利してきた人々」なのだけれど、そんなふうに、国民同士を反発させ合うように持って行き、原発問題を宙ぶらりんのまま放置しておく。そして、国民の熱が冷めるであろう頃に、したたかに原発を再び推進させようとするのではないか・・・。

そんな流れに乗ってはいけませんよね。
原発問題に関して、推進、反対と意見は分かれるのは仕方ないかもしれません。
ただ、人の命を確実に犠牲にしてもなお、原発を推進したいなら、どんな社会を、未来を目指しているのか、そしてその社会は本当に原発がなければ成り立たないのか、考えてもらいたいと思います。

先日読んだ『文明の災禍』にも書かれていたのですが、原発を必要なものだと考えるような生き方はしたくないです。
「脱原発世界会議」への彼岸花さんの感想を楽しみにしています。

Re: れいこさんへ

は~い。
ちょっとなんだかずっと胸苦しくって、右足もどこかにぶつけたか
痛いので、迷っていたけれど行ってきました。
横浜、しばらく行ってなかったので、少しは観光気分で!^^
凄い街になってました!
始動が遅かったので、折角行ったけれど、いろいろなものは見られず、
また、おしゃれなカフェなどに立ち寄れなかったのが残念でした。
というか、帰り、足が痛くなって、どこも寄る気がしなかった。

ほんとにね、世界から、凄い人々がみえてて。日本側も凄かったです。
私はちっともいろいろ見聞き出来ませんでしたが。
週刊金曜日、のブースもあったことに、帰りの電車の中で気づきました。
わかってたら、少しでも、声援送ってきたのにな。ポスター展のところに、
『こういうこと』の、『あかいつぶつぶの絵』などもありましたよ!^^

缶バッジ、いくつか買ってきました。
しまった!来るって早く決めてりゃ、れいこさんのキーホルダーね、
南亭さんの絵、お借りして作っておいて、どこか目立つところにさげて
参加するんだったなあ、って思いました。これもあとの知恵。
今度こういうイベントに参加する時は、絶対飾って行こう。

新聞、テレビなどでも少し報道やっていましたね。
さすがにこれだけ、海外からのメディア、研究者などが参加しているのを、
日本のメディアも無視できなかったものと見えます。
でも、Ustream映像の視聴者は、海外の方が数百単位ではるかに多く。
日本の視聴者は、100人に満たなかったんじゃないかな。夕方早い時点では。
当事者の国なのに、こういうの、変ですよね?!(苦笑)

れいこさん。ありがとうございます!

無題

結論が開催前から決まっている会議をわざわざ見に行くのは無駄足ですね。
結論は以下でしょう。
「原発全基の即時解体」
「再生可能エネルギーへの転換」
参加者を見れば脱原発を主張している人ばかり、ついでに言えば化学・科学・技術系を専攻している方が見受けられません。ジャーナリストや弁護士、芸能人、モデル、医者、市民団体など。まっとうな会議なら原発推進者も同数いなければならないのですがね。
ちなみに私は原発を増やすべきだと思います。福島原発も再稼動すべきです。チェルノブイリを見習いましょう。

やはり行かれたのですか

彼岸花さん
即!実行ですね。
私も雑誌で見つけてはいましたが、私はとても行かれないから、飯田哲也さんの発信で所々見ていました。
テレビでも取り上げられていました。

感じた事、悲しい現実だけど、実際現地の方の声を発信して頂けるのは、ありがたいことです。

お疲れでしょう。
その疲れにもかかわらず、一気にお書きになった彼岸花さんの気持ちに打たれました。
プロフィール

彼岸花さん

Author:彼岸花さん
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『しだかれて十薬忿怒の息吐けり』

『南亭雑記』の南亭師から頂戴した句。このブログになんともぴったりな句と思い、使わせていただきます。
十薬とはどくだみのこと。どくだみは踏みしだかれると
鮮烈な香りを発します。その青い香りは、さながら虐げられた若者の体から発する忿怒と抗議のエネルギーのよう。
暑い季節には、この強い歌を入口に掲げて、私も一民衆としての想いを熱く語りましょう。

そして季節は秋。
一足早いけれども、同じく南亭師からいただいた、この冬の句も掲げておきましょう。

『埋火に理不尽を焼べどくだみ荘』

埋火(うずみび)は、寝る前に囲炉裏や火鉢の燠火に灰をかぶせて火が消えてしまわぬようにしておいた炭火などのこと。翌朝またこの小さな火を掻き立てて新たな炭をくべ、朝餉の支度にかかるのです…

ペシャワール会
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