『紅子、さようなら』


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みなさん。去年のクリスマスの日に買って、
1月、2月と生き続けてきたカーネーション。
私は、愛情と、同じ生きものとしての尊敬を籠めて、
彼女に『紅子』という名前をつけました。

紅子は、私の横の、ベンチチェストの上にいて、
私がパソコンに向かうのをいつも見つめていました。
12月24日から、実に75日、小さな白と金色のカップの中で
生き続けました。
『花のかんばせ』という言葉がありますが、紅子、ほんとにずうっと、
その容色が衰えませんでした。
不思議な子でした。

でもさすがの紅子も、日一日と温かくなるにつれ、その容色に
疲れが見えてきました。

そろそろお別れの時が来たようです。
ううん。紅子はわたしの傍には居続けます。
紅子を捨てるなんて出来っこありません。わたしの傍でうとうと眠らせて
おこうと思います。

でも、みなさんとはぎりぎりこれでお別れ。
紅子がまだ綺麗なうちに、最後のお別れを言わせておこうと思います。



みなさん。ありがとう。
みなさん。さようなら。
いつかどこかの花屋さんで、わたしによく似た子を見かけたら、
『紅子や』って、呼びかけてみてくださいね。
「は~い!」ってお返事したら、それは紅子の生まれ変わりのこです。 




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Re: evgene さんへ

evgene さん。ブログへのお帰り、とっても嬉しいです。
今日はね、いろいろいろいろ考えた日でした。
まあ、ずうっと考えてるんですけれどね。
このブログのあり方とか、反原発運動の在り方とか…

ちょっとね、視野が狭くなりかけてたので、反省して、以前のように、
いろいろなことに目を向けて、潤いを取り戻さなくちゃなあ、とか
この頃考えていたんですよ。
ほら、どんなことにも、幸せと小さな悲しみを伴う、って、どこかの哲人が
言っていらしたように^^、それそれ、その感覚を大事にしなくちゃね、って。

そんなときにevgeneさんのお帰りは嬉しいなあ。
また、いろいろ教えてくださいね。ハンス・ヨナスについての深夜のお講義のように。^^

紅子。carnation .
そうなんですよね。わたしも記事書く時、調べてみたんです。
語幹の部分は、『肉』を表すって。carnivalなども同じ語源ですね。
原種のカーネーションは、ひと肌の色だったとか。諸説ありまして。
意識しないでわたし、『生まれ変わり』なんて言ってたんですね。
reincarnationで思い出しました。
もしどこかで機会がおありでしたら、美術手帖2003年3月号『絵画輪廻転生』を
ご覧くださいまし。^^

なんだかローマの時代にまで遡るお話になりまして、紅子も
よろこんでいます。

evgene白秋の詩。それもまた嬉しいですねえ。
『カーネーションの茎にカーネーションの花咲く なにごとの不思議なけれど』ですね!^^

『哀しさを和らげるのはスケールを大きく持つに限りますからね。もしくは押し花にする。』

ふふ。evgeneさんらしいや!(笑)
冗談めかしてほろりとさせる。
彼岸花さんの泣かせどころをしってますね!

や~、ブログ復帰は本当に嬉しいです。
早速、査収に伺いましたよ!(笑)

ノータイトル

>『紅子や』って、呼びかけてみてくださいね。
>「は~い!」ってお返事したら、それは紅子の生まれ変わりのこです。 

これがホントのリーインカーネイション(Reincarnation)。
久しぶりのコメントが駄洒落で申し訳ない、evgeneでございます。

とはいえ、調べましたら“carnation”の語源は“car+nation”で「お肉+っぽい」でしたので、Reincarnation(転生)と概ね同じでした。
ただの駄洒落ではなかったのです。
おお、こんな共通点があったのか!? これは相当に知的なコメントになるぞ! と燃えました。
ですがそれも束の間のことで、
語源が同じということは、Reincarnationの中にcarnationが含まれるのは当然であることに気付き、
そこから駄洒落として成立していないことにも気付いてしまいました(同じ意味で使われている為ですね)。
素直に昔国語の教科書にあった北原白秋でも引用して、
「何事の不思議もなけれど、フッ」とevgene白秋よろしく、美とは? 歓びとは? 宇宙とは? とすればよかった気もします。
哀しさを和らげるのはスケールを大きく持つに限りますからね。もしくは押し花にする。

※報告
お約束してから時間が経ってしまいましたがブログを更新しました。
FC2ブログの管理画面の問題は解決し、移転する必要もなくなりましたよ。
どうぞ御査収ください。←便利な文言シリーズ(使い方間違ってるけど)

Re: 水無月さんへ

水無月さん。こんばんは。
少し落ち着かれましたか。大変でしたね…。心からお見舞い申し上げます。
やはりね、水無月さんがお休みなさってると、みなさん寂しいからですよ。^^
また、水無月さんのきりりとした記事が読めるようになるのは嬉しいです。

紅子。ありがとうございます。
花とでも、こころは通わせることは出来るものですね。^^
わたしの大事な友達です。

藪椿。椿はほんとに種類が多いんですね。わたしも、そんなに種類があるとは
知りませんでした。ほんとに綺麗なのがたくさんあります。
でも、どれか一つというと、山にひっそりと咲いている藪椿が一番かな。
藤の花も、そうですね。うっとりするほど豪勢な、藤棚の藤も
見事だけれど、林の斜面などに思いがけず山藤を見るときは、また、その
風情に魅かれますね。

また、そういう美しい季節がめぐってきますね。
水無月さん。お帰りなさい。またこれからもよろしくお願い申し上げます。

こんばんは

紅子・・・75日経ってなお美しいですね。
きっと彼岸花さんのそばで、彼岸花さんの心に寄り添って、命を燃やし続けていたのでしょうか・・・。美しく、優しく、そして強靱な命なんでしょうね。そんな風になりたいですね。

藪椿は私も好きです。山でひっそり咲いている、赤い小さな花を見ると何故かほっとします。藤の花も豪華なものより、山で木々に絡まって咲いている薄紫の藤の方に惹かれますね。
いつも励ましのお言葉を有り難うございました。みなさんが、優しいお言葉を残して下さいました。また自分なりの文章を書いていこうと元気が出てきました。
有り難うございました。

Re: さおるさんへ

さおるさん。こんにちは。

紅子。ほんとに優しい、力強い命でした。
でも、みなさんがおっしゃるように、紅子はわたしの心で
ずうっとこれからも生き続けます。

永遠(とわ)ちゃん!
とわちゃん、というのもいい名前ですねえ!
そうか!そんな子が、さおるさんの傍にもいてくれるんですね。
植物というのは本当に強い。ダメになったかなと思うようなものでも、
そうやって手をかけてやれば、ちゃんと応えて命を蘇らせるんですよね。
お父さまと妹のさおるさんの、お姉さんへの祈るような気持ちが
きっと、とわちゃんを元気にしたんですね!^^
永遠(とわ)ちゃんってほんとにいい名前。
これからもずっとさおるさんご一家といっしょですね!^^

さおるさんのお庭の、沈丁花ね。
挿し芽にしたのがついて、蕾を持った、って記事、お書きになったでしょう。
あの子にも感動しました。
あんなにまだ小さいのに、頑張ってお花咲かせようとしてるんですね。

植物は本当に強いですね。瓦礫の中からだって立ち上がる。
ひとも斯くありたいですね♪

さおるさん。ありがとう~!

Re: NANTEIさんへ

NANTEIさん。こんにちは。
風邪ひいて、少ししょぼくれていました(笑)。
パソコンの画面の明るさを調節するキーが働かなくなって、他の
やり方でもやってみたんですけれど、一番暗い状態のまま。
とても画面が見づらくなって、それもしょぼくれの原因の一つです。

はい。紅子はわたしのこころの中で、ずっとこれからも元気で生き続けます。
またいつか、紅子の仲間に会うでしょうが、紅子は紅子。
わたしのこころの中で鮮やかに生きていきます。

花の命は短くて。と言いますが、よく75日もわたしの傍に
綺麗でいてくれたものです。考えてみれば、一年の5分の1も一緒だったことになる!
凄い子でした!
これからだって、いつも紅子はわたしの傍に。そうですよね♪

椿はわたしも大好きです。特に藪椿が…
実生の小さな椿にも花が!…そりゃいじらしいですねえ!
…植物はたくましいですね。
わたしも去年はなにか、庭の手入れをする気もせず、あれこれほっぽりっぱなしに
していてしまいました。今年はそうそう、百合の球根をたくさん植えようと思っていたんでした。
そろそろもう植えなくちゃ。

我が家の庭は狭いのですが、お隣のお庭がすごく広く、その借景が良くて
この建売を買ったようなものでした。鳥がいろいろ来ます。
メジロは可愛いですね♪赤い山椿の花に顔を突っ込んでいるつがいのメジロ…
綺麗な光景ですねえ…。

NANTEIさん。ありがとうございます。
また、記事書いていきますので、よろしくお願いいたします。

Re: HOBOさんへ

HOBOさん。こんにちは。
ふふ。叱られちゃいましたね。
はい。しゃきっとせねば。ですね!
わたしのこころの持ち方一つ。…そうそう、そうですよね。
大丈夫です。今、あんまりあれこれ読んで、頭の中が整理つかなく
なっているだけです。やる気と怒りは忘れちゃいません。
そう。もう、一年経つんですよね~。
ほんとね~。わたしもいつまでも去年を引きずってないで、新しい気持ちで
いろいろやらなくちゃな。

HOBOさん。ありがとう。
こうやってね、精神が弛緩しているときに、ぴしっと言ってくれるのも
本当の友なればこそ。いつもHOBOさんは、遠くからわたしを見ていてくださって、
危なげな時に「しゃんとせいよ」、って言ってくださる。
本当にありがたいことだと思っています。

ここ数日、風邪ひいて、体中がめりめり痛かったので、パソコンに長く向かうことも
できませんでした。みなさんのところも、ちょっと覗いてみるだけで、コメントも残せず。
署名集めもお休みしてました。
でも多分もう大丈夫だと思うので、また、活動始めます。

新生紅子。新生彼岸花。新生沈丁花!!!
HOBOさんやそらまめさんは、わたしがブログ初めてから、ごく最初の頃から
お友達になってくださったんですものね。そうだそうだ。私がしょぼくれてちゃ、
悲しませちゃいますね。
だいじょぶです。また、怒りの記事も、みずみずしい記事も書く彼岸花さんに
戻りま~す。

HOBOさん。ありがとう。持つべきものは友!そう思います。^^
お互いに『新しい花』、咲かせましょう!

紅子

紅子は、彼岸花さんが去年の冬から、このはるに渡るまで、そばにいてくれたのですね。
優しい、そして、力強い命でしたね。

そいういえば、わがやにも紅子に匹敵する子がいました。
あまり当たり前にいてくれるので忘れるほどでした。

名前はつけていませんが、ここも来てから19年は元気にしている
観葉植物です。
それがもっともっと遡って、私が十代の頃にであった植物です。
一人暮らしをしていた姉が拒食症で骨を皮のようになり、見兼ねた親が実家に連れ帰りにいったとき、枯れ果ててアパートの外に捨てられていたものを可哀想に感じて一緒につれかえったものです。

姉の快復と共に緑が蘇った植物は、大きく育ち、そのひこばえを私がこの家でそだてているのです。姉はなーんにも知りませんが。
私とお父さんは知っています。

あれからもう30年ほど時間が流れていました。
冬の間、家の中にあった植物を、そろそろまた外に出してあげようと思います。

このこの名前は、永遠。 とわ がふさわしいかもしれません。

No title

紅子さんは、しばらく休養なさるのでしょう。
またある時期に訪れて、彼岸花さんの横でPCのキイを叩くのを、静かに眺める筈です。
私にはこっそりと、そう話してくれました(笑。
寂しくなると同時に、かえって温かい思い出がどっと沸いてきませんか?
花が終わる時ってそんな気持ちになることがあります。
私の家の狭い庭では、いま椿が美しい!
ただただ椿色の山椿なのですが(笑、私はこれが大好きで、
しかも落ちた種が三本ばかり低木となって、一人前に花をつけてきたのが、
なんとも嬉しいこの3月です。
椿の花には番いの目白がやってきて、蜜を吸うのでしょう、逆さにぶら下がっているのがまた何とも言えぬ光景で、驚かせないように息をひそめて眺めている、この何日かです。
とりとめのない話でしたね(^^ゞ。

ん~

愛しき(かなしき)ものというカテゴリーにあるこのコラムは
キツイなあ、ちょっと淋しすぎます。
お久しぶりです、彼岸花さん。
あずさちゃんの記事といい、紅子のコラムといい、

彼岸花さん、
いつかどこかでは生まれ変わらないですよ。
これは彼岸花さんのこころの中に咲いている花ですから彼岸花さんの
こころの持ちかたひとつなんだと思います。
は~いと応えるのは彼岸花さんですよ。
あれから1年ですよ、新しい1年はこの紅子の生まれ変わり彼岸花に
しゃんとしてもらわねば!

じつはですね、ぼくもいま新しい花なんですよ。
紅子はですね、たまたま萎れているだけなんだと思いますよ。
ちゃうちゃう、さよならなんかじゃない!
(そらさんも萎れそうですよ、でも頑張るって!)



HOBO
プロフィール

彼岸花さん

Author:彼岸花さん
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『しだかれて十薬忿怒の息吐けり』

『南亭雑記』の南亭師から頂戴した句。このブログになんともぴったりな句と思い、使わせていただきます。
十薬とはどくだみのこと。どくだみは踏みしだかれると
鮮烈な香りを発します。その青い香りは、さながら虐げられた若者の体から発する忿怒と抗議のエネルギーのよう。
暑い季節には、この強い歌を入口に掲げて、私も一民衆としての想いを熱く語りましょう。

そして季節は秋。
一足早いけれども、同じく南亭師からいただいた、この冬の句も掲げておきましょう。

『埋火に理不尽を焼べどくだみ荘』

埋火(うずみび)は、寝る前に囲炉裏や火鉢の燠火に灰をかぶせて火が消えてしまわぬようにしておいた炭火などのこと。翌朝またこの小さな火を掻き立てて新たな炭をくべ、朝餉の支度にかかるのです…

ペシャワール会
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国境なき医師団
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