『枝野氏 、頑張れ!』


2つ前の記事の追記。

15日の『原発が一瞬ゼロ』発言で、枝野氏が軽率だったと、謝罪している。
昨日の朝日新聞では、朝刊第5面に、5段にわたって、
『「一瞬ゼロ」発言に波紋 枝野氏に批判集中』というタイトルで、大きく扱われていた。
この発言は、政府が大飯はすぐに再稼働するという前提に立っている、と
誤解されかねない。軽率だ、と、政府内部や周辺自治体の関係者から
批判されているというのである。藤村官房長官も、16日、記者会見で、
「『一瞬』というと、その日にまた次が再稼働するのかと受け止められかねない』と
不快感を示したそうである。

おやおや。
なんだか、いやな予感がするな。
まさか、私の考えすぎかもしれないが、政権中枢にあって、ただ一人、厭原発の
気分を持っている枝野氏を、周辺の皆で追い落とそうとしているのじゃあるまいな。
あれほど不自然に激しい菅バッシング、のことを考えると、何が何でも本当は
原発推進したい現政権にあって、枝野氏だけがブレーキをかけている、それが邪魔だと
思われているとしたら、今後ますます枝野氏への周辺の締め付けは、厳しさを
増していくのではなかろうか。

今回の『原発が一瞬ゼロ』発言だって、それほど大した失言とは思わない。
だって、政府のやり口を見ていれば、大飯はどうしたって何がなんだって動かしたいのだろう、
政府としては、原子力ムラとしては、『日本に原発ゼロの日が来た!』という日は、
何が何でも作りたくないのである。
それが、地元の合意などがすぐには得られないために、5月5日、北海道電力
泊原発3号機が定期点検で止まれば、実に42年ぶりに、日本に『原発ゼロ』の
日、という実績ができてしまう!!!
本当のことじゃないか。そして、政府が大飯をいずれ近々再稼働するのであれば、
原発がゼロ、の日は本当に、『一瞬』である。本当のことじゃないか。
レトリックの問題なだけである。
最近、報道も、政権も野党も、政治家の細かい発言を大袈裟に取り立てて大騒ぎするが、
醜いことである。そんな細かい発言のニュアンスより、問題にすべきは、
安全性の保証も出来ぬのに、何が何でも再稼働しようとする、そのことである!

朝日新聞の細谷毅記者は、当該記事の中で、枝野氏に同情的である。
『ただ、枝野氏はもともと原発の再稼働には慎重だ。野田政権が再稼働に向けて
動いているため、4月以降は担当大臣として「慎重」と「積極」の間を揺れているのだ。
(中略)
なぜ揺れるのか。それは政権が短期的にはどれだけ原発が必要で、中長期的には
どう脱原発を進めるかという道筋を描いていないからだ。枝野氏に近い関係者は、
「彼個人は原発が嫌い。時折、再稼働に慎重な本音が漏れてしまうのだろう」という。
政権の芯のなさが枝野氏の揺れを生み、国民を惑わせてもいる』


私もこの感じ方に同じである。
お馬鹿なマスメディアや、それに簡単に乗せられた一部ネット利用者が、
菅バッシングに続いて、枝野バッシングを始めねばいいが。
政権中枢でただ一人、脱原発に目が向いている政治家を、寄ってたかってつぶす!、という
ことにならねばいいが。


枝野、頑張れ!






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Re: NANTEIさんへ

お帰りなさいまし。^^
コメント、ありがとうございます。

枝野さん。また、ぶれた発言してますね。
昨日は、大飯以外は規制庁発足を待つべきと言っていたのに、
今日はまた、伊方原発の(再稼働にむけた)安全審査を安全委員会に要請、とか。
ん、もう~~~!!!

わかるんですけれどね。彼本人の信条は脱原発なんでしょう。
でも、野田政権は再稼働一色。そこで、本音と建前の間でぶれるんでしょうね。
…もっと芯のしっかりした男と想像してたんだけど、見込み違いかなあ。
…わかってないですね。彼は、原発直後の『安全です』発言で、信用をなくした。
彼が東電や原発に強い態度で臨んでいること、それだけが彼を応援するひとの
理由なんですのにね。ここでこんなブレを見せたら、これまで築いてきた
タフな政治家か?という信頼は丸つぶれ。
次の選挙は落ちますよ!…ほんとに、ん、もう!わかってないんだからッ!

民主党にも少しは、期待できそうな若手はいたはずなんですよね。
いっそ政界再編して…とも思ってみるけれど、結果はわかってますものね。
自民党と、民主党右派、公明党がくっつくでしょう。それは大きな勢力になります。
そしてそれは、おそらく、今よりさらにアメリカ寄りの、憲法改正(改悪)論者の、
原発推進の、TPPも文句なし推進の、再軍備論者の、一枚岩の政党になる。
橋下さんらの維新の会がどう動きますかね。
脱原発の件以外は、こっち側にきわめて近いからなあ。
民主党左派、自民党のわずかなリベラル派がくっついても、大きな勢力には
ならないなあ。
そして、『寄らば大樹の陰』の日本国民は、前者に喜んで投票するんだろうな。
浜岡原発立地市の御前崎市長選で、原発共存派の前市長が、文句なしの圧勝したように…

すみません。これ、ひとりごとです(笑)
旅でお疲れでしょう。ごゆっくりなさいますよう。^^




 

No title

枝野氏は、お気の毒ですが腹をくくれないのは、残念。
彼と同じく民主党結成時からの若手議員は、みな理想が高く頼もしかったのに、
政権に入るとどうしてこうも大人しく、というか日和見になってしまったのだろうと思います。枝野氏は彼らと結束して純民主を生き返らせるべきですが、このところラスプーチンのように不気味な仙石に手も足も出ないようで、とても悔しい。

今夜は、このくらいのコメントで^^。

Re: スキップさんへ

スキップさん。こんばんは。
また、スキップさんがブログにお戻りになっていらして嬉しいです♪

は~い…枝野さんは、心情的には、脱原発、というよりは、厭原発、だと思います。
あの、3月11日以降の、日本が半分だめになってしまうかもしれない!という
想像を絶する危機の中で、政権の中枢にいて、しかも官房長官という、要職中の
要職にあり、国民に何が起きているか逐次説明が求められるという、これまで
誰も経験したことのない重苦しい経験をした…
…それで、なお、原発にバラ色の夢を抱くとしたら、それはちょっとというか、
もう狂気の沙汰ですよね!
特に、東電に対する怒り、というのは、菅さんと枝野さんが一番強いんじゃないでしょうか。

でもね、政権中枢にあってなお、前原さんや仙石さんのように、原発推進の
人もいますから……
そしてたぶん、前原さんは、選挙になったとしても、人気があるでしょうから…
当選するでしょうね。枝野さんはこのままだとわからない…
日本の国民は顔や雰囲気で、人気投票みたいに票を入れてしまうところがありますし。
その政治家が、何を目指しているか、何がその視線の先にあるか、ということは
あまり見ないで、雰囲気だけで入れちゃう人がい多いからなあ……(溜息)

そしてマスコミも、個々の政治家の活動を偏りなく伝えているとはとても
言い難いですものね。彼らが伝えるのは、田中防衛省がどんなへまな受け答えを
したとか、そんなつまらないことばかりを面白可笑しく書きたてて。

それでも、やはり、変わってきつつあるとは思います。
大飯原発再稼働が、野田さん等の思うようには進まなかったのは、
やはり、国民の多くが、あの拙速な手続きをおかしいよ!と思って、
あちこちで発言し続けた、ということもきっとあると思います。

小さな声でも、きっと無駄じゃない。
…そう信じて、声を上げて行きたいですね。
スキップさん。ありがとうございます♪
5月5日。芝公園ですね♪ 私も参加しようと思います。

Re: うみそら居士さんへ

うみそら居士さん。こんばんは~♪

枝野さん。評価と好き嫌いが分かれるところですよね~。^^
いくら、官房長官としての役割とは言いながら、『ただちに健康への
影響はありません』などと、ずうっと正しい情報を出さずにいてしまったことで、
随分、国民の信用をなくしてしまいました。
今でもネットなどでは、相当厳しい書きこみもあるようです。

ただ、東電に関しては、一貫して厳しい態度をとり続けてきました。
海江田さんに代わって、枝野さんが経産相になった時は、ほっとしましたもの。
海江田さんは経産省のいいなり、という感じでしたから、次から次に再稼働を
もうとっくに認めちゃってたかもしれません。
その枝野さん、ずうっと、厭原発、の感じを漂わせてやってきたのに、
ここにきてブレまくり。まわりが皆、原発推進で、どうにもならないんでしょうか。
それでもまだ、個人の気持ちとしては、脱原発、と言っていますね。
このまま、ずるずる推進派に引きずられたら、彼は次の選挙では確実に
落選するでしょう。ここで、もう一度態勢立て直して、脱原発に道を開いていく
強い態度を示し続けていくなら、再び人気が上がるかもしれない。

…どうしてそこのところがわからないんでしょう!^^

民主党の中にも、菅さんはじめ、川内博史さん、荒井聰さん、馬淵澄夫さんなど
脱原発の議員さんも結構出てきていますから、ほんと、いっそ脱原発を争点にして、
河野太郎さんなどとも組めばいいのに、と思いますね。^^
ただ、『緑の党』はあるにはあるのですが、まだほとんど認知度がないし、
力もない。中沢新一さん達の、緑の党のようなものも、『のようなもの』であって、
政党にする気はないらしい。
『緑の党』が、早くからしっかり活動していて、厭原発の受け皿になった
ドイツなどと、そこが大きく違うところですね。
むしろ日本では、『緑の党』を、グリーンピースとごっちゃにして見ている人も多く、
しかも、グリーンピースを、反捕鯨の過激団体としてしか見ていないひとも多いので、
なかなか、この運動が広がっていかない、という不幸もありますね。
グリーンピースは、それだけの団体じゃないんですけれどね。

あと、国民が、7割も厭原発の気分を持ちながら、いざ投票行動、ということになると、
今までどおりの町長さん、市長さんが良い…などと、変革を嫌う傾向があるので、
これが一番情けないです。
…これに関しても、また書いてみたいと思います。

うみそら居士さん、いつもありがとうございます。
私も再稼働、いや!、再び書く元気が戻ってきました。
またいろいろ教えてくださいね♪

No title

 そうですか。枝野さんは脱原発ですか。ならば、閣内で戦っているんでしょうかね。そうあってほしいと思います。脱原発論者でないと思われた政治家は今後当選しないと思います。そこまで来ていることに鈍感な政治家は原発に信念を持っているか、世を見ることが出来ない無能な政治家と言うことになりますね。
 とは言うものの、脱原発に進路を取るかどうかと言えば不安は募ります。相当腰をすえて脱原発をめぐる情勢に緊張を持って臨まねばならないでしょうね。5月5日の集会に菜行くつもりです。

No title

彼岸花さん。こんにちわ。
確かに、枝野氏は根っから腐っているようには見えませんけど、
あわよくば…もう少しぶれずに闘ってほしいですね~。

しかし、敵の経済界や官僚は本当に手強い。
いっそのこと…枝野氏も民主党などに見切りをつけて飛び出して、
菅氏や河野太郎氏など「原発反対」の人達で新党でも作って、
「みどりの党」とかの名前をつけて、大々的に「脱原発」を訴える。
こういう案はどうですかね~?
いちおう国民の7割以上は「原発は嫌だ!」と言っているのですから、
案外…うまくいくような気がするんですけどね。

いずれにせよ、しょせん政治家などは票の入る方に転がるのですから、
最後は我々国民の覚悟が問われるのでしょうけどね。
私も諦めずに問い続けていこうと思います。
ありがとうございました。合掌

Re: ヘルブラウさんへ

Moin,Moin! ヘルブラウさん♪

お~!、今、ちょうどね、私もヘルさんとこに伺って、コメント書いて
戻ってきたとこだったんですよ!偶然です~。^^
なんか嬉しいな。^^

そうそう。大震災直後の官房長官の職務を、一所懸命やっていましたよね。
SPEEDIのこととか、避難の方針とか、いろいろいろいろ、事故当時の内閣として
落ち度を探せば山ほどあるけど、後でわかってきた、官邸に上がる情報の少なさの中、
あれが精一杯だったのだろうか、と、思うこともあります。
官房長官という職務は、表の顔になるわけだから、うまくいって当たり前、
ちょっとでも、内閣がミスすれば、その責めを真っ先に受け止めなければならない。
経産相が海江田さんだった時は、経産省の言いなりだったから、ほんとに
これじゃあ原発止められないぞ!って歯がゆかったけれど、
枝野さんが経産相になってからは、東電にびしっとした厳しい態度で臨んで
きましたからね。
わたし、今の内閣の誰もいらないけど、経産相枝野さんだけは残って欲しいなって
ずっと思ってたんです。

強い人だと思うんですけれどね。それが今回だいぶ揺らいでるってことは、
相当内部の風当たりが強いんじゃないか、と。
外からの風当たりには強い人じゃないかと思うんです。

与野党通じ、ろくな政治家がいない中、…このひとをつぶしたくないですよね!^^

ヘルブラウさん。ありがとうございます~。
ヘルさんのように、海外からの冷静な眼。すごい力強いです♪

Moin,Moin!

私も汗をかきかき状況説明をしていた官房長官時の
枝野氏にはなぜか「よう頑張ってる!」と好感を持っていて、
別亭でチラッと書きました。

管さんしかり、永田町では打たれやすい政治家のようで、
彼岸花さんのように応援したくなりますよねっ!

Re: 枯木チャリダーさんへ

> 同感!

枯木チャリダーさん。こんばんは♪

シンプルにして力強いご声援、ありがとうございます!
この記事。どなたかに反応いただけると思っていなかったので、
とても嬉しかったです。

民主党にも、こころある政治家はいると思います。
あのような悲劇に学ばない人もまたいる…

しっかりいろんなことを見つめていきたいです…

お声かけていただき、ありがとうございます♪

No title

同感!
プロフィール

彼岸花さん

Author:彼岸花さん
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『しだかれて十薬忿怒の息吐けり』

『南亭雑記』の南亭師から頂戴した句。このブログになんともぴったりな句と思い、使わせていただきます。
十薬とはどくだみのこと。どくだみは踏みしだかれると
鮮烈な香りを発します。その青い香りは、さながら虐げられた若者の体から発する忿怒と抗議のエネルギーのよう。
暑い季節には、この強い歌を入口に掲げて、私も一民衆としての想いを熱く語りましょう。

そして季節は秋。
一足早いけれども、同じく南亭師からいただいた、この冬の句も掲げておきましょう。

『埋火に理不尽を焼べどくだみ荘』

埋火(うずみび)は、寝る前に囲炉裏や火鉢の燠火に灰をかぶせて火が消えてしまわぬようにしておいた炭火などのこと。翌朝またこの小さな火を掻き立てて新たな炭をくべ、朝餉の支度にかかるのです…

ペシャワール会
http://www1a.biglobe.ne.jp/peshawar/pekai/signup.html
国境なき医師団
http://www.msf.or.jp/donate/?grid=header02
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