『原発ゼロ』

今日2012年5月5日。日本で唯一稼働していた北海道電力泊原発3号機が定期点検に入る。
午後5時。運転停止のため、制御棒挿入開始。徐々に出力は低下し、
今夜11時ごろ発電停止する予定だという。
そして、深夜1時頃、日本の原子力発電所の火がすべて消える…

私は、しばらくブログを休むつもりでいたけれど、今晩はやはり
歴史的な出来事なので、黙っているわけにいきません…。

1966年初めて日本原子力発電(原電)東海原発(茨城県東海村、廃炉作業中)
が稼働してから、運転中の原発がゼロになったのは1970年4月30日から5月4日の五日間だけ。
1970年のそのときから、実に42年ぶりに、日本の原子炉の火がすべて消えることになる。

何か胸がドキドキする…。

日本の国民の意志として、はっきり原発停止を選んだということでは無論なく、
昨年の福島第一原発事故を受けての全原発の安全性の見直しと、もともと予定されていた
定期点検との両方で、今日から仮に原発の稼働がゼロになるのに過ぎない。
…しかしながら、これはやはり、重大なことである。
ただいま午後10時半。ゼロになる瞬間を、誰かと共有したいと思って、
NHKラジオをつけているが、何かお笑いタレントの騒々しいトークやっていて、
なんだかなあ…という感じである。



11時。泊原発出力停止。
しかし、ネットの世界だけで静かに喜びあっているけれど、テレビもラジオも
まったく関係ないことやっている…。

身が引き締まる想いである。

この状態のまま、原発ゼロに持っていければどんなにいいか、と思うが、
これから、原発再稼働させたい人々が必死に動くのだろう。
この夏を何とか乗り切れれば、と心から思う。

書かなければならないことが山積している…


今夜はしかも、スーパーム―ン。
普通の満月よりも14%も大きく見える。
先ほど外に出て見たが、本当に!大きく見える!

昨日のくっきりと二重にかかった、大きな大きな虹。
今宵の大きな月。
そして原発の火、ゼロ。
嬉しいはずなのに、なにかしんとさびしいのはなぜなのだろう……












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『しだかれて十薬忿怒の息吐けり』

『南亭雑記』の南亭師から頂戴した句。このブログになんともぴったりな句と思い、使わせていただきます。
十薬とはどくだみのこと。どくだみは踏みしだかれると
鮮烈な香りを発します。その青い香りは、さながら虐げられた若者の体から発する忿怒と抗議のエネルギーのよう。
暑い季節には、この強い歌を入口に掲げて、私も一民衆としての想いを熱く語りましょう。

そして季節は秋。
一足早いけれども、同じく南亭師からいただいた、この冬の句も掲げておきましょう。

『埋火に理不尽を焼べどくだみ荘』

埋火(うずみび)は、寝る前に囲炉裏や火鉢の燠火に灰をかぶせて火が消えてしまわぬようにしておいた炭火などのこと。翌朝またこの小さな火を掻き立てて新たな炭をくべ、朝餉の支度にかかるのです…

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