『原子力と人事 ③』

11日。野田首相はついに、国会の同意もないまま、原子力規制委員会の
委員を、19日には正式任命することを閣議で決定した。

なんというひどい内閣であろうか!
『原子力緊急事態はまだ続いているから』ですと??!!!
それでは野田総理の、昨年12月の『福島第一原発冷温停止』宣言との整合性はどうなのだ!
このように、あの過酷事故を、その都度、自分たちの都合のいいように解釈し、
結局、原発推進の方へ持っていくのに利用するのは本当に許せない。

委員の人選そのものに、これだけ国民の間にその資格について疑問があるものを、
一カ月以上も放置し、再考してみようともしない。
本当にこの人事でいいのか?
もう新聞などマスコミも、この問題について、すでに決定事項とでも言うように、
触れることが少なくなってしまった…でも、私はどうしてもこの人事が許せない!
原子力ムラの住人が、原子力規制の権限を担うという、まったくブラックジョーク
にもならないひどい人事がまかり通ってしまうことの不当さ。
そもそもこれらの人の、その力のほどはどのくらいのものなのだろう。
福島のような事故が再び起きたとき、このメンバーで果たして、収束に向けた迅速かつ
的確な対応が出来るのだろうか?
いつ誰が、どのような基準で、どうやって探しだしたかわからないこの不透明な人事。
これで、これから5年間の日本の原子力発電に関する方針が決められてしまうのかと思うと、
末恐ろしく、まったく情けなくなってしまう。

私は、原子力規制委員会のメンバーには、少なくとも、自分で原子炉を運転できるくらいの、
力量があって欲しいと思っている。

日本の原子力安全・保安院の寺坂信昭前院長が、2月15日の国会事故調において、
『私は文系なので、官邸内の対応は理系の次長に任せた』と述べ、原子力の安全規制当局
として事故を防げなかったことについて陳謝したと言うが、
こういう人が原子力規制の要にいたのか、と溜め息が出てしまった…
正直なのは認めるけれど、あまりにもお粗末ではないか…


8月3日付、朝日新聞朝刊に、こんな記事があった。
私の考えに近いので、一部引用させていただく。

記者有論 『原子力規制 検査官はもっと現場主義に』  
                西部報道センター 田中啓介

『福島第一原発事故を検証する国会事故調査委員会から、「東電の虜」「力量不足」と
指弾されたのが原子力安全・保安院など規制当局だ。
 米原子力規制委員会[NRC]の検査官を養成する技術訓練センターを
先ごろ取材したが現場の力量と意識の高さを痛感した。日本の規制当局は
米国との差を埋める努力を怠ってはならない。
 センターでの訓練は7週間だ。必須課程が原子炉制御盤のシュミレ―ターの
操作。米国で運転中の4社の原子炉のほか、次世代型もあり、運転員が
平時、非常時にどんな操作をするか頭にたたき込む。さらに前後1年にわたって
現場で訓練を重ね、試験に合格すれば、検査官として全米の原発に駐在する。
 当事者意識も高い。センターのダグラス・シンプキンズ教官は現役の検査官だったころ、
原発の近くで家族と暮らした。
「だから安全確保は、私個人の関心事でもあるわけです」
 こうした意識は電力会社の幹部にも共通する。
(中略)
 電力会社の協力を得て、検査官は原発の運転日誌や作業記録を自由に閲覧し、
会議を傍聴し、どこでも自由に出入りして抜き打ちで検査する。
 米国式の現場主義に徹して監視すれば過酷事故は防げると思うか。
多くの検査官を育てたセンターのスティーブ・ラトレジ部長に聞いた。
「全てを想定できるか。答えはたぶんノ―でしょう。人事を尽くす。
万一、事故が起きたら過去の経験に学んで対処するしかありません」
 日本にも近く、原子力規制庁が発足する。日本の検査官は、電力会社が作る
検査資料の審査に追われている。積みあげると高さ10メートルにもなる
書類の山と格闘し、なかなか現場に出られない。
 米国流の検査体制に改めても、100%安心とは言い難いだろう。
だが、それすらしないままでは、原発の安全規制への不安は拭えるわけもない。
何より電力会社の「虜」となった当局者の意識変革が求められている』


ああ…この日米の違い……!

確かに、ここまで検査官を訓練したからとて、事故が100%防げるわけではないだろう。
たとえ、原子炉制御盤の操作が出来るようになったとて、原発事故は思いもかけない
箇所の不具合から起こるかもしれない。巨大な部品の溶接の出来不出来まで見抜くほどの
細部にわたる専門的知識を検査官に持て、と言って持てるものでもないかもしれない。
しかし、2002年に発覚した、東京電力による原発トラブル隠し事件。
これは東電が管内の原子力発電所のトラブル記録を意図的に改竄、隠蔽していた事件である。
当時の南直哉社長を初め、社長経験者5人が引責辞任する事態に発展し、
運転停止して事故の調査が行われたため、翌2003年は、東電管内は
全原発がストップして夏を乗り切らねばならなくなったという事件である。
この事件が明らかになったきっかけを一応書いてみよう。

2000年7月、ゼネラル・エレクトリック・インターナショナル社(GEI)
から東京電力の福島第一原子力発電所、福島第二原子力発電所、柏崎刈羽原子力発電所の
3発電所計13基の点検作業を行ったアメリカ人技術者が通商産業省(現経済産業省)に
以下の内容の告発文書を実名で送った。

一、原子炉内の沸騰水型原子炉にひび割れ六つと報告したが自主点検記録が改竄され三つとなっていた
二、原子炉内に忘れてあったレンチが炉心隔壁の交換時に出てきた

福島第一原子力発電所、福島第二原子力発電所、柏崎刈羽原子力発電所の
原子炉計13基地において、1980年代後半から1990年代にかけて
行われた自主点検記録に、部品のひび割れを隠すなどの改竄が29件あったことが発覚したのだ。

その日系アメリカ人技術者のインタビュー映像はこちら。

『福島原発内部告発者の東電トラブル隠し事件』

ひどいものである…
もう有名な話かもしれないが、原子炉の設置に直接かかわった
日本人技術者たちの証言もある。菊地洋一氏と田中三彦氏の話。

『福島原発は欠陥工事だらけ』(週刊朝日2002年9月20日号)


これを読むとよくわかるが原発内部というものは、私たちが想像するよりはるかに
巨大な部品が複雑に絡み合った構造になっている。そのあちらこちらの一体どこで
決定的な不具合が起きてもおかしくない微妙な、取り扱いにくい代物である。

ジェネラル・エレクトリック・インターナショナル社の前身GETSCOの元技術者で
東海第二と福島第一6号機の心臓部分である第一格納容器内の建設に深く
関わった菊地洋一氏(のち、鹿児島大学非常勤講師)の話の一部を引用。

『国はすぐに『安全だ。安全だ』と言うが、原子炉メーカーや現場の実態も知らずに、
複雑で巨大なシステムの原発を簡単に安全などとは言ってほしくない。
保安院も東電も原発の基本的な仕組みしかわからないから、原発推進の
御用学者たちに振り回されているのだろう。(中略)すべてが現場を知らない机上の
空論で成り立っている。』

現在科学ジャーナリストで福島の事故後も、原発の危険性を訴え続けている
田中三彦氏は、元バブコック日立の設計技師。
同社は日立製作所が受注した福島第一原発4号機の原子炉圧力容器を製造していたのだが、
製造過程で、高さ21メートル、直径6メートル、暑さ4センチの合金鋼製の
円筒形の圧力容器の断面が真円になってない。
別の部署にいた田中氏が急きょ呼び戻され、歪みを直すための解析作業をやらされた。
容器内部に3本の大型ジャッキを入れ、610度の炉の中に3時間入れて歪みを
直したのを知っているというのだ。国にも東電にも内緒で歪みは直され、
東電に納入されたという。

この3者の内部告発でわかること…。
原子炉の詳細は、建設の過程から、運転開始後の自主点検などの際に至るまで、
保安院も、東電さえ実態を把握しきれないということがあったということだ。
『通産省の検査の時に、養蚕が専門の農学部出身の検査官がきたという話もあるほどだ』、
と菊地氏は語る。
これでは検査と言っても、東電側が用意した分厚い報告書にざっと目を通し、
『検査の結果、安全が確認された』と保安院がただ言うという、いい加減な検査に
なるわけである。
福島の事故後、保安院の寺坂氏自身が『私は文系でわからないので』と言ったことからして
おそらく、今もこの構図はそう変わってはいまい。

さて、この19日には無理やり強引に動き出してしまう原子力規制委員会。
そしてその下で事務をつかさどる原子力規制庁。その内実は、間に合わないということから
今の保安院の人材がほぼ横滑りするのだろうと言われている。

ああ!
彼らにこの国の原発を任せて、本当にいいのだろうか!

しかし。考えてみれば、原子力ムラに属さない人で、原子炉の構造も
運転にも熟達した科学者と言うものが、この日本に一体どれくらいいるものだろう…
本当に実務の力、人物共に優れて、しかも肝の据わった人物が?
単に技術者として科学者として知識があると言うだけではなく、この国の
原子力規制の将来を決定するのだから、人類の未来に対する理想と、厳しい現実認識力、
いわば、科学者として良心と哲学を持っている人物であってほしい。

そんな人を、細野大臣は真剣に探そうと努力したのだったろうか?

8月9日。テレビ朝日モーニングバードの『そもそも総研』に、小出裕章氏が生出演。
その時の司会の玉川氏の質問に答えた小出氏の答えに、私は涙が出そうになった。
書きだしがあるので、転載しよう。

玉川 「小出先生にやってほしいっていう声があるんですね、実際あります。
    小出先生が例えば規制委員の中に入ってやるというふうなことは、
    これはやっぱり難しいんですか?」

小出 「まったくありえません」

玉川 「ありえない・・それはなぜですか?」

小出 「この日本という国は、原子力を進めるにあたって原子力基本法という
    法律をまず作りました。その基本法には、‘原子力は平和目的に限るけれども
    どんどん進める’と書いてあるのですね。」

小出 「その根本の道筋のもとで原子力委員会あるいは原子力規制委員会というものが
    仕事をしなければいけないわけです。私自身は原子力なんか決して
    やってはいけないと言ってるわけですから、原子力基本法そのものを
    変えてもらいたいわけだし、現在の原子力基本法のようにがんがんやりますという
    そういうもとでは、いかなる人がやっても結局は引きずる・・
    引きずられてしまうだけだと私は思いますので、そういう国家の委員会に入ることは
    決してありません。」

玉川 「日本が原子力をやめるというふうに決めた場合は、その規制に関する仕事っていうのを
    小出さんやってくれと言われたらこれはどうなんですか?」
小出 「やります。」
玉川 「それはやる?」
小出 「日本が原子力から足を洗うということを、例えば原子力基本法を改正して
    決めてくれるのであれば、そのもとでの仕事はお引き受けします。」



小出裕章さんと言う人ほど、力がありながら現世の栄達から身を引いて生き抜いた人は珍しいであろう。
これまで、京都大学原子炉実験所の助教、という不安定な身分のままでいいと自ら決めて、
40年近くも原発の危険を訴え続けて生きて来た信念の人である。
彼を規制委員に、などと言う誘いなどなかったと思うが、仮にあったとしても、
小出さんほど、そういう、いわば権力の頂点に座ることの似合わないひともない気がする。
…その小出さんが、もし、日本が原子力をやめると決めたら、規制委員を
引き受けますか、と問われて、「やります」と答える……。

この部分を聞いて、ぼわあっと涙が出てきそうになったのである。
この「やります」と言う言葉に、彼のどれほどの無念の想いがこめられていることだろう!
世間のいわゆる栄達の道を捨て、原子力の危険だけを訴え続けて来た人生。
それなのに、彼が最も恐れていた過酷事故は、この日本で起きてしまった…!!!

なんという人生!

うまく言えないが、
このようなひとに、このような生き方をさせたのが、日本の原発政策なのだ。
そうして、そう言っては悪いが、田中俊一氏のように、原子力の業界で
いわば花道だけを歩いてきた人物は、自分が原子力ムラの人間だとこれほど
世間の批判を受けているのを知りつつ、なお、原子力規制委員会初代委員長、という
重職ではあるが、原子力行政の頂点に立つという名誉職を引き受ける。
原子力に携わってきた者として栄華の極みと言えるのではなかろうか。
4歳違いのこの二人の人生の違い…!
それを想って、私は勝手に泣いたのである。
どっちがいいとか悪いとか言っているのではない。同情とかそんなんじゃ決してない。
ただ泣けたのである。

そしてもう一人。生きていらっしゃれば、このひとにこそ、という人物がいる。
高木仁三郎氏。
16年も前に福島の事故を予見していたような反骨の核科学者。
その深い知識と人間性により、原発推進の中枢にいる人々にさえ尊敬を持って
遇されたという。悔しいことに62歳の若さで2000年に死去。


2)もありますので、お時間のあるとき続けてご覧ください。


このかたの人生も、壮絶としか言いようがない。
ああ。この方が生きておいでならば、と事故以来どれほど思ったことだろう。
専門家としての知識。それを一般市民にもわかりやすく噛み砕いて語る人柄の温かさ。
毅然とした信念の強さ。深い哲学……。

さて。叶わぬことを願っても仕方がない。
もう、どうにも動かしようがなく決まってしまうのであろう田中俊一委員長。
彼の規制ぶりを国民が厳しく見ていくしかない。
国民の目が、勝手を許さないよう、見守って行くしかない。

私はここで提案する。
日本は、脱原発が叶うにせよ、後退するにせよ、これからも原発と向き合って暮さねばならぬ。
そのとき、原発推進の人々が原発ゼロの不安材料として挙げるように、
優秀な原子力技術者がいなくなってしまうのはまずい。
高レベル放射性廃棄物などの最終処分場問題と同様、この原子力発電の人材確保は、
推進・反対派関係なく、考えねばならない問題である。
国は、国家の責任でもって、この人材育成に今すぐ取りかかるべきだ。
放っておけば、原子力工学を志望する学生は先細りになって行くだろう。
『廃炉』と言う、いわば原子力発電の静脈産業で、日本はこれから、
否応なしに世界の先頭を駆けていかねばならない状況になっている。
でも、ここにも活路はあると思う。
世界の老朽化した原発…これから中国やインドなど後発国で新設される原子炉も
いずれは廃炉しなければならない時代が必ず来る。大事故も中規模の事故もあるだろう。
原子炉の高度な廃炉技術は、絶対に必要とされる時代が来る。
世界のためにも、優秀な人材がここに集まるよう、国家の手厚い施策が欲しい。

既存の学問の府…東大があまりにも、原子力ムラに組み込まれていると言うなら、
京都大学においてでもいい。あるいは、東北をあらゆる面で文化の拠点として
復興させるシンボルとして、東北大学に、これからの原子力静脈産業の
一大拠点を置き、世界の叡智を集めて、そこで若い優秀な研究者を
育てていくと言うのはどうだろう。
小出先生には、そこでこそ、トップに立って後進の指導にあたって欲しいと思うのだが。

さらにはまた、廃炉に向けては、現場の作業をする人々を育成することも急務だ。
今は、原発で働く作業員は、劣悪な条件下危険な作業を国民のためにしている。
国が国策で原発を推進してきたのだから、ここで働く作業員は、準公務員扱い、
くらいの待遇があってしかるべきではないかしら。一番危険な現場で命がけの
作業をする人々が、私企業で国が手は出せないとはいえ、電力会社の小会社の
下請けの下請けのまた下請けとかで、その給与さえ途中で何度もピンはねされる、
というような実態を、見過ごしにしていいはずがない。
原子炉関連作業士…まあ、工程は多岐にわたるので、名称はともかくとして、
作業に従事するものが堂々と電力会社で独立した技術者として働けるよう、
今すぐ国の養成機関を作って、原発建屋専門の配管、溶接、除染、左官、空気洗浄、
濾過…あるとあらゆる必要な工程の専門労働者を育成することが必要なのでは。
そうして、そうした作業員たちは、二度と今のような不当な労働条件下で
ピンはねなどされることのないよう、国家の息のかかった独立した労働者として
誇りを持って働けるよう、労働組合という言葉が抵抗あるなら、労働者自らユニオンというものを
作って、その危険で苛酷な労働に見合う収入と、労働者としてのプライドを
守って行く仕組みを作ることが必要だろうと思う。

ああ、しかし…。
今の政治や経済界を見ていると、原発ゼロの道ははるかに遠い…
つい絶望してしまいそうになるが、私たちが声を上げて、理想に近づけていくことも
きっとできないはずがない。
再生可能エネルギーの技術は日々進歩していっている。
原子力はいらない、と言うことが、頭の悪い政治家や頭の固い経済人にも
わかるように外堀を埋めていくことが大事だが、
人を育てることもその一つだ。
日本人は有能である。
昨日も、NHK,BSのある番組を見ていたら、中国からの女子留学生や、
サウジアラビアからの男子留学生が、日本の技術力の高さを学びたいと思って来た、
と語っていた。世界にはまだそういうふうに日本を見ている国々が多いのだ。
中国からのその女子学生はいいことを言っていたなあ。
「私たち若者は、このこぶしのうちに未来を握っている」と。
過去に拘泥せず、未来を見つめていきたい、と。
ロシアからの女子学生もいいことを言っていた。
「一本の指は折れやすい。でも、こうして5本の指で握りこぶしを作れば強い。
日本、ロシア、アメリカ、中国、韓国、・・・・国などという狭いものを超えて、
人間がこの地球上で知恵をよせあつめられたら!」というようなことを。

原子力のことだけでなく、今は絶望的にお粗末な、この国の政治家も
国民が厳しく賢く育てていかねば。
世界が今抱えている諸問題は、絶望的に複雑である。
国家、とは一体何なのだろう。
日本の福島で起きた原発事故は、潮流に乗ってアメリカに、オーストラリアに、
やがてめぐりめぐってまた日本に還る。大気の汚染も、世界に広めてしまいつつある。
経済のグローバリズムとは違う、知のグローバリズム…、
国家戦略などという、せせこましい小さいものの見方を超えた、本当の意味での
人類の共生の思想がこれからますます必要になってくるだろう。

戦争、原発事故、環境汚染、経済格差と貧困問題…人類の愚かな歴史をしっかりと知って、
その上に立って、地球の未来への深い洞察と大きな豊かな理想を持った人材を育てていくこと…
また、そこまで大きく構えなくとも、堅実な技術者や生産者を着実に育てていくこと…

そのことに真剣に取り組んでいくのに、今が早すぎるということはないだろうと思うのだ。


*最後になりましたが、『静脈産業』については、9月14日、16日付の
MATZ-TSさんのコメントに触発された部分が多いです。
素晴らしいコメントなので、右サイドのコメント欄からお入りいただき、
合わせて読んでいただけると嬉しいです。うみそら居士さんからもご推薦いただきました。
あらためてお礼申し上げます。
他にも使わせていただきたい、皆さんの記事やコメント、たくさんあるのですが、
書く方が追いつかないでいます。





























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Re:ウッドスタインさんへ

ウッドスタインさん。そうですね。きりがないので一応ここで閉めましょう。
1.青山繁治氏の話、ありがとうございました。
先入観なしに読ませていただきました。たいへん参考になることがありました。
一つは、今、日本が置かれている状況が単に原発のこととか領土問題というだけでなく、
それらが皆複雑に絡み合ったいろいろな意味でとても大変な状況にあるのだなということです。
私は、この9月、いろいろな意味で日本が一つの転換点を迎えたと思っています。
それは私にとっては、望ましいこととまったく反対の方へ反対の方へと
行くものであり、私などがデモに行ったりしてもなにをしても、
もう到底届くものではない、そういうものになって行きつつある…
それでこの9月は考え込み、言葉をなくしています。
青山氏の話は、それを確認するようなものになりました。
無論理解しがたいものもありますが、日本が抱えている問題の深さを
再認識させられました。
情報ありがとうございます。

2.揚水発電と再生可能エネルギー

ありがとうございます。これもそう実現性のあるものではなさそうですね。
私が聞いた話は、(5)のいいところだけを取り出して誰かが話しているものを
聞いたのであったかもしれませんね。
私も、これを読んで、1990年代からあまり進んでないので、問題があるのだろうな、とは
感じていました。Wikiで揚水発電所とひくと、現在、廃止を検討中のもの、新規建設中のもの
を含め、48か所くらい揚水発電所があるようですが、これらのどれも活用できないもの
なんでしょうか…。

3.日本の政治家は科学には疎いのではないか。
 私も、田中康夫氏はいいと思いますねえ。随分彼の意見は参考にさせてもらっています。
本当に、官僚にもの言えるほどの見識と知識を持ったシンクタンクを、日本の政治家は
どうして持てないのでしょう。日本にまったく人材がいないわけではないでしょうに。
でも、その人材を見つける能力もないのかもしれませんね。
細野大臣などは私的諮問機関『核不拡散研究会』を持っているわけですが、
結局はメンバーが問題。IAEAの意向をそのまま伝えるだけの人で、ひどいことに、
『青森県六ケ所村の再処理工場で他国の使用済み核燃料を処理することなどを
将来的な検討課題に』などと言うような恐ろしいことを言いだすような人物では、
いる方がかえって弊害。
人選にはセンスがいるけれど、彼にはそれもないんじゃないか。
と言うより、官僚が情報も実際の政治作法もすべて掌握している中では、
ぽっと政治家になった人物は、人選も含めて官僚にたよらざるを得ないと言うこともあるのでしょう。
結局、政権が代わっても、官僚はそのまま。官僚がしっかりすべてを把握していれば、
政治家はいくら代わっても大丈夫、そういう状況が長く続いてきた中で、
官僚は自分たちのやりたい放題。既存の構造を変えようとはしない。
唯一そこをつつけるのは、メディアなんですが、メディアはその力がない、というか行使しない。
すでに民主党を見捨てて、自民党を持ちあげるような報道…
ああ、また、話が膨らんでいきそうなので辞めます。
仙石氏は蔭で糸を引く。彼には歪んだ権力欲を感じます。

4.小型原子炉
 これについては、私ももっと勉強したいと思いますので、今はここまで。

ちょっと考えがまとまらないままの答えになってしまいました。
日本の今の状況についていろいろいろいろ考え込んでいます。どこから手をつけたらいいのか…
考えがまとまったら、また書きたいと思います。
ありがとうございました。

No title

 前回のコメントでとりあえず閉めるつもりでしたが、どうもそれができにくい返事が戻ってきたので、なるべく簡潔に各項目について回答していきます。

1.人権救済法案について
 管理人さんのように、純粋に人権や平等の尊さを謳うことというのは本当に素晴らしいことと思いますし、そのことを否定するなど出来はしません。ただ、現実の問題を鑑みると、なかなかその純粋さに徹することはしにくいと思います。どうも私は管理人さんよりよほど博愛精神の薄い奴なのは、間違いないようです。
 今回の管理人さんのお返事のコメント内でも、いくつも反論したいことはありますが、これは非常に大きなテーマなので、機会があればいずれ改めて、ということにしましょう。なお、青山氏のアンカーでの発言は、次のサイトで読むことができます。

http://kukkuri.jpn.org/boyakikukkuri2/log/eid1260.html

2.揚水発電について、今の私の頭ではこのようにしか理解できない
 管理人さんはすでにお分かりと思いますが、もしかしたら管理人さん以外でこのコメントを読んでくださっている奇特な方々の中に、何のことだ、という方もおられるかもしれませんので、この変な項目名の如く、順々に平たく説明していきたいと思います。
(1) 揚水とは
 文字通り、水をくみ上げることです。この場合は、上流から下流に、あるいは高所から低所に流した水をもとの位置に戻すということです。
(2) 揚水発電
つまり、元に戻した水を再び流してタービンを回す水力発電のこと、ということになります。ここまでの行為自体は、生み出したエネルギーよりも消費したエネルギーの方が多いので、これだけならばやらない方がマシです。
(3) 揚水発電と原子力発電
 揚水に使う電力は、そのために新たな電力を作り出すのは効率が良くないですから、余剰電力、すなわち有効利用されず消え去ってしまう電力を使います。原子力発電は持続型発電、すなわち基本的には昼でも夜でもほぼ同量の電力が供給され、総じて昼より夜の方が消費電力は少ないですから、その夜間に使わない電力を利用して、揚水をしていました。揚水発電と原子力発電の相性がいいと言われる所以は、ここにあります。この理屈で言えば、揚水発電は地熱発電とも相性がいいことになりますが、如何せん地熱発電は殆ど普及していませんので、この新しいコンビの活躍はまだまだ先の話なのでしょう。
(4) 揚水発電と火力・水力発電
電力は、季節や時期、時間帯や気候などで一定の傾向、パターンがありますので、それに合わせて作り出す量を調節しています。ただ、不慮のことがあって予想よりも多くの電力を必要となることにも備えなければなりませんので、予想よりも多めに発電します。その多めに作ってしまった電力を使って揚水をするためのシステムを説明したのが、このPDFの主な内容です。要するに、このシステムを導入することで、揚水するためにわざわざ火力(または水力)発電しなくてもいいことになったわけです。
(5) 揚水発電と再生可能エネルギーによる発電
 再生可能エネルギーによる発電の主力である太陽光、風力発電の欠点は、時々刻々と変わる陽光照射量、風量により作り出される電力量が目論見通りにいかないことです。したがって、供給電力量が少ない時は、他の方法による電力供給をしなければならないわけですが、このシステムを組み込めば、再生可能エネルギーによる発電からの供給電力量が少ない時、自動的に揚水発電をしてその不足分を補うことができるとしています。
『太陽光発電や風力発電など再生可能エネルギーの発電出力変動を吸収し、電力系統の安定度を高めることが可能になる⇒再生可能エネルギーを導入しやすくなる』
というのは、そういうことです。
(6) 揚水発電と再生可能エネルギーによる発電のコンビは万能か?
 前段の説明ですと何か完璧なシステムのように思われますが、致命的な欠陥があります。それは揚水発電が可能な貯水池を持つ発電所は限られており、かつ日本国内では今後新設することは、それほど、というよりも殆どできないでしょう。
 ですので、管理人さんが指摘していた1990年代というのはすでに導入した実績であり、2014年というのは幸運にも新設できた揚水発電所にこのシステムが導入できた、という話だと思われます。それで、今後の進展ですが、日本国内で貯水場を理想的に持てる揚水発電所が今後できる見通しは、まったくとは言いませんが、あまりないでしょうね。
 これ以上、揚水発電所が増えなければ、今後増加する太陽光発電や風力発電など再生可能エネルギーによる発電の増加には対応しきれなくなる、ということも、このPDF内では述べられています。

3.日本の政治家は科学には疎いのではないか
 それ以前に、これまでの政治家のほとんどは無関心だったのでしょう。関心があるとすれば、利権に絡むことくらいかな。そういうこともあって、実は管直人という政治家には、ある種期待する側面がありました。それは、彼が東工大出身でしかも弁理士であるということ、この経歴をみれば科学技術や知的財産に興味を持つものと思ってしまいますし、実際、野党時代はその片鱗も見せていました。しかし、彼はそれ以外のところで致命的な欠陥が多数ある政治家でした。あと、たびたび話題に上るオーランチオキトリウムですが、この有用性を強力に主張しているのは、田中康夫氏(私が応援している数少ない政治家の一人)です。そのくらいかな。まあ、基本的には科学技術や知的財産の重要性を唱えるよりも、鉄道や道路を誘致する方がわかりやすいし、票にもなりますからね。
 日本の政治家は専門的な分野になると、まるっきり立法できない、政策を立案できないわけですが、その大きな要因は日本にシンクタンクの文化が本格的に根ざしていないことと、情報を官僚が独占していることだといわれています。ですので、官僚組織に対抗できるだけの法案や政策を作成できる実力を持つ組織が必要なのですが、これも難しいですね。その理由は私も知らないことも含めて数多くありますので割愛しますが、実は鳩山政権発足時にはその気運はありました。しかし、管政権になって、というよりも仙石由人が実権を握るようになって、その気運も消え去りました。

4.超小型原子炉(新4S炉)について
 これについても、個人的見解はあります。ただ、それを説明し始めると、そもそもα線とはどういうものか、β線、γ線、中性子線は、というところにまで話が及ぶので、これも割愛します。まあ、現状の原子力アレルギーという社会情勢では実証実験を行うことも難しいのかなあ。仮に福島のような事故がなくて、とりあえず導入ということになり、その有用性が世間に知れ渡ると、アメリカ、経産省、政治家、メーカーなどはこれまでの既得権益を失う可能性が出てくるから、潰しにかかることになり、やっぱり日の目を見なかったのかなあ。もしかしたら、いずれ外国で日の目を見るかもしれません。

 簡潔に、とは言いながら、今回も長くなってしまいました。いくつも割愛した部分があったのに。

Re: ウッドスタインさんへ

Re: ウッドスタインさんへ
ウッドスタインさん。こんにちは。
いろいろな情報をありがとうございます。
それでは、お書き下さった項目ごとに私の意見をまた述べさせていただきます。

1.人権救済法案について
 まず、教えて下さった青山繁春氏の『アンカーD』ですが、今は見ることが
出来なくなっているようでした。
おっしゃる通り、青山氏を私はあまり好きではありません。でも、出来うる限り
好悪などという感情を排して考えたいと、私なりにいろいろ読んで考えてみました。
それでも、どうしても、この法案に反対する人々の論点で納得できない部分があります。

なぜ、それほど、在日朝鮮人、韓国人、中国人をそれほど嫌うのでしょう?
なぜ、『部落』という言葉を使い、特定の人々を蔑視するのでしょう?
彼らのどこが危険で、疑ってかからねばならないのでしょう?
在日特権とか、同和利権とかに反対して彼らを憎む人がいますが、
そもそも、彼らが日本で団結して差別や蔑視と戦わざるを得なくした原因は
なんだったのでしょうか。
その原因と長い長い差別の歴史を敢えて見ないようにして、彼らをいたずらに
畏れ憎んでいるようにしか私には思えません。
一国の総理が(A.T.というイニシャルの名の総理でした)、自党のある政治家を指して、
「…のような部落出身の者を日本の総理には できないわなあ」などという信じられないような不見識。
こういうものがまだ、先進国と言われる日本でまかり通っています。
私はその意味さえ理解できないのですが、特定の人間を『チ・ンが』などと言って
侮蔑する…。なぜ、日本人だと特定の外国人に対してそういう侮蔑的表現をしていいのですか?
そういう人たちがいるから、この法案が必要になってくるのではないでしょうか。
ネットに今も溢れる、いや、最近活気づいてきたようにさえ思えるこうした類の
誹謗中傷やうわさを流すデマゴーグたち。
そういうものがあるから、こうした法案が出てきてしまうのではないでしょうか。

2005年、国連の人種差別・外国人排斥問題特別調査官Doudou Diene氏が来日し、
9日間にわたって、日本の数か所でマイノリティの人々の実地調査をしていますね。
ここで言うマイノリティとは韓国系、中国系住民と先住民(アイヌの人々か?)
だったようですが。

その結果をイギリスBBCはこう報じている。
『日本人の差別は根深く激しいが、政府はこの問題の深刻さを理解していない』
そして、『大衆心理を煽動するために、政治家が人種差別主義者や国粋主義者の論旨を
利用することも懸念する』とも。

http://news.bbc.co.uk/2/hi/asia-pacific/4671687.stm

まあ、たった9日間の調査で、日本における差別の実態がわかるとは私も思いません。
この時、被差別部落のことは調べたのだったかどうか…
それでもですよ。世界の先進国の一つである日本が、国連の人種差別・外国人排斥問題特別調査官
の調査を受けるということ自体恥ずかしいことではありませんか。
今、『恥ずかしい』という言葉を想わず使ってしまいましたが、『恥』だどうだのという
問題ではありませんね。人間の生きる権利と良心の問題ですから。

私も、ウッドスタインさんがおっしゃるように、法案そのものについては、それについて
意見を述べる人々に対しての個人的好悪の感情などは抜きにして論じるべきだと
思っています。ですから、この法案の細部には不安があることを認めます。
例えば、3条委員会にしたこととか、ですね。その暴走を止める手立てがないことなど。
また、非常に恣意的に、誰かをおとしめる危険性もあるかもしれません。
野田政権がなぜ、国会閉会中にそそくさと独断で決めてしまったのか、とか。

しかしながら、今述べたように、この日本には、人権侵害にあたるような
差別、醜い言動がまだ厳然としてあると思います。そういうものがある限り、この法案の是非も
含め、法の下での平等ということや、他人の人権を侵してはならないということは、
もっと真剣に皆が考えていい問題だと思います。
私も、もっと勉強したいと思います。


2.再生可能エネルギー発電にとって不可欠なもの
 ああ。整理してくださってありがとうございます。
私の頭の中には大体入っていますが、こうやって書きだしてくださるとさらにはっきりします。
興味のあること、お聞きしたいことについて書いてみますね。

1) 太陽光は曇天や雨天だとその照射量は弱まり、夜は不可、風力は風任せ、
すなわち持続的にエネルギーが供給され、発電されることが保証できない。

これについては、蓄電技術ということが大切な問題になってきますね。(4)で
挙げてくださったマグネシウム燃料電池やナトリウムイオン電池とか。
その方の技術開発が本当に急がれます。
しかしこれに関して、太陽光発電や、風力発電の天候に左右される欠点を補う方策の
一つとして、原子力発電とコンビだった揚水発電と組み合わせる、という方法を
どこかで読んだことがあります。もう、記事か映像かをどこに仕舞ったかわからない…

で。もう一度検索しなおしてみました。すると、従来の揚水発電と太陽光などを
組み合わせるのは極めて非効率、実現性に乏しい、と書いてあります。
おかしいなあ。すごく希望があるといういい方だったがなあ…
…見つけました。私が見聞きしたのとは別な記事のようですが。
『可変速揚水発電システム』というのがあるらしい。
http://www.jase-w.eccj.or.jp/technologies-j/pdf/electricity/E-18.pdf#search='太陽光発電と揚水発電'

東芝電力システムというところの記事です。もう一つ。

http://blogs.itmedia.co.jp/serial/2011/02/post-cf0c.html

『太陽光発電や風力発電など再生可能エネルギーの発電出力変動を吸収し、電力系統の
安定度を高めることが可能になる⇒再生可能エネルギーを導入しやすくなる』
と書いてあります。『導入実績または予定』として、いくつかの日本の発電所の
例が書いてありますが、1990年代のばかり。唯一2014年に北海道電力
京極発電所で商用運転開始予定、とありますがその後どう進展しているのか…。
私は、科学的なことには疎いです。
ウッドスタインさんは理学部ご出身でおいでとのこと。
ご覧いただければ、判断がおつきになると思うのですがこれ、どうでしょう?教えてください。
私がこの話を聞いたときは(映像だったのかな!)すごく有望な感じを受けたのですが。
ひょっとすると、また別の揚水発電との組み合わせかもしれません…
太陽光や風力発電も、日々進化して行くと思います。

(4)とにかく、日本は周囲が海ですから、可能性は無限です。
そう、考えようによっては、不可欠なものに恵まれているわけです。あとは、
日本人の叡智とそれを支える資金的・環境的バックボーンの整備が不可欠であり、
さらにいうとその整備を実現できる政治力と、有用な科学技術に具眼な政治家が
不可欠という、これも当たり前の結論に辿りつきます。
その、当たり前ができていないのが現状の日本だというのが悔しいですね。

ああ。もうこれは!本当に悔しいです。
海に囲まれた日本、火山国日本は、本当は資源大国かもしれない。その可能性は、
十分に指摘されていますね。なぜ、日本は地熱発電に切り替えないんだ?
メタンハイドレート、潮力、波力、洋上風力発電……海水に含まれるレアメタル…
でも、それらの研究開発を国家的に支援する気概と先見性のある具眼な政治家がいない。
本当にそう!
日本の政治家は、科学に疎い人が多いんじゃないかしら。少なくとも総理の席を
狙うほどの人ならば、シンクタンクのようなものを早くから、自分のまわりに作って、
あらゆる勉強をして欲しいなあ。

3.超小型原子炉(新4S炉)について

> ・水を使わない。だから水素爆発など絶対にしない。
> ・金属燃料(ウランにジルコニウムを10%混ぜた柔軟な金属)使用で40年間は燃料交換なし。
> ・送電線が不要になる=市街地、または端に設置や、無人島のようなところでも発電可能
> ・水を作れる=砂漠で水や電気を作れる。
> ・燃料棒はないから制御棒の操作もなく、運転員も不要。
> ・仮にテロ行為で誰かが小型原子炉を爆発させたとしても、今までのように高純度プルトニウムを使用(莫大な税金をかけている)しないので(核分裂できない不純物がある=ウラン全部使用可能)、核分裂できなくなるために、自然と(風で)温度が冷えて下がってしまう。=北朝鮮のミサイルで狙われて、仮に命中したとしても原爆や今回の福島原発やチェルノブイリのような爆発、放射線の拡散は殆どないであろう。>


超小型原子炉…。はい。原子力過敏症の私は、聞いただけで拒否反応(笑)。
でもですね。ただ拒否反応起こして逃げるわけにはいきません。
ですから、ちゃんと一応自分でも、少し調べてみましたよ。
ただ、科学的知識のない者の悲しさ。これが本当に、それほど危険性の少ないものなのか
という判断がまだ出来ません。あるいは、人類を救う技術かもしれない…
だから、これが『原子炉』という言葉がつくだけで否定してしまうことはしないでおきます。
これについてはもう少し勉強させてください。


4.『ざまぁみやがれい!』
 多分、このページだと思います。

http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65805456.html


あっ、そうでしたそうでした!ありがとうございます。
自分が検索していて見つけた情報の出処…。なるべく最近はあとでわかるように
しているのですが、それでも、読みとばして、あとで探せなくなっているものが
たくさんあります。これも、ちらっと読んで、『ふうん、そういう有望なものがあるんだ!」
という印象だけしか残っていませんでした。ありがとうございます。

5.最後に
安倍晋三氏が自民党総裁に決まりました。すでに、右寄りの政治ブログは
歓迎の論調ですが、彼がまた総理大臣になるのでしょうか。
確か、管理人さんは彼が気に入らないのでしたね。


はい。どうもこの一族が昔から好きではありません。とりわけ核武装論などとなえる
晋三氏は好きにはなれません。改憲論、集団自衛権の行使、教育改革(改悪)、……
このひとの言うことは、ほとんど賛成できかねます。顔も嫌いです!(笑)
しかし、岸信介氏の時代…等々。日本の戦後については、もう一度新しい気持ちで
勉強しなおそうと思っているところです。
歴史をちゃんと知らなきゃ、批判もできませんから…。

最後に。

私は、従来の原子力発電の危険性に過敏に反応し、また、核の廃棄物の処理が
出来ないということで、原発に反対していますが、科学の発展そのものを
全否定しているわけではありません。
人間の本性のうちには、『知りたい』『極めたい!』という欲望が本然的にあると思います。
それが人類をここまで発展させました。
人間はこれからも、新しい真理を求めて、技術を求めて進み続けるのでしょう。

人類は生きていかねばならない。
地球の人口は増えていきます。気候変動もある…。
科学が人類を救うのかもしれません。
逆に、もしかしたら科学文明の過信が地球を滅ぼすのかもしれません…。
いずれにしても、私はもう65歳。2030年代の原発ゼロ目標の行方も
見届けることは出来ないでしょう。
私には、科学文明の行く末を見ることができません。

でも、願わくは、この地球が、いつまでも美しい奇跡のような星でいてくれますように。
人類が愚かな戦争や、環境破壊や、飢餓と貧困や、…そう言った不幸の道を
歩かないでいてくれますように…
そう思って一所懸命いろんなこと書いてみています……。

また、いろいろ教えてくださいね。
ありがとうございました。




No title

 前回のコメントで、この件について現在言いたいと思っていたことはほぼ言い尽くしましたので、今回は補遺の形でいくつかお話しして、この記事のコメントを閉めたいと思います。今回も項目別の形式で。

1.人権救済法案について
 煎じ詰めれば、在日朝鮮人、韓国人、中国人の問題に行き着くのだろうと思います。これを偏見という問題で見るのは、一般市民はそれでもいいと思いますが、政治家の立場からすれば、基本的には外国人は疑ってかかる存在であり、さらには北朝鮮、韓国、中国は日本と対立する要素の多い国ですから、その国の国民が日本国、日本国民に及ぼす影響をネガティブに考えるのは、ある意味当然だと思います。
 反対している面々が気に入らないから、というのも一つの理屈ですが、そういう面々の意見も聞きつつ、あくまで法案の中身を精査する、というのが、常識的かつ正当な立場なのでしょう。
 ここからは蛇足ですが、関西ローカルのニュース番組「アンカー」に毎週水曜日出演をしている青山繁晴氏が、この件について語っていました。この青山氏はやや右寄りの論客ですので、管理人さんのお口に合うかどうかわかりませんが、端的に問題点を指摘していますので、余裕があったら観て下さい。「2012年9月26日 アンカー D」の5分24秒頃からです。

http://blog.goo.ne.jp/moja_gd/e/26d15b799d2ebaf7cadeb5873108b266?fm=rss

2.再生可能エネルギー発電にとって不可欠なもの
 以下の話は多分御存じだと思いますが、一応語ってみたいと思います。電源の性質は、次のように区分することができます。
(1) 太陽光は曇天や雨天だとその照射量は弱まり、夜は不可、風力は風任せ、すなわち持続的にエネルギーが供給され、発電されることが保証できない。
(2) 火力やバイオマスは燃焼系なので、燃料を供給し続ければ、持続的に発電可能である。
(3) 水力や小水力は水流を利用するものであるから、水が枯れない限りは持続的に発電可能である。ただ、水力、小水力とも水量の大幅な増加により発電機器に大きな負荷がかかることを留意しなければならない。
(4) 地熱、原子力は恒常的な発熱によってエネルギーが供給されるので、持続的に発電可能である。
 こうみると、原子力というのがいかに魅力的であったかがわかります。持続的なエネルギー供給という観点では、最も優れているわけですから。なぜならば、このような発電方法は「安定的供給」という枕詞が付けられる方法ですからね。ただ、この方法はもう日本では受け入れられるものではなくなりました。そうなると他の方法ですが、「持続的」という観点では地熱発電は有望です。ただ、立地条件が限られるうえに、その条件にかなう場所は国立公園内の場合が殆どであったり、山間部ならば送電網を設置する、そしてそもそも発電所を建設するなどのイニシャルコストが、他の発電の場合より高額となる場合が多い、という問題点もあります。
 それでは他の再生可能エネルギーということになりますが、「持続的」ではない問題点は、発電機器が進歩してその効率が多少上がったとしても相変わらず残ります。そうなると、結局、再生可能エネルギー発電にとって蓄電池は不可欠であるというのは自明だと、誰でも思いつく当たり前の結論が導き出されます。それで、蓄電池の現状はどうなっているのか、というのは、すでにマグネシウム燃料電池やナトリウムイオン電池などを紹介しました。この、主原料となるマグネシウムやナトリウムですが、いま考えられている有力な採取方法は、海水からの分離です。その具体的方法を話し始めるとどうしようもなくなるので割愛しますが、この方法が確立されれば、その副産物として他の金属も得られる可能性も広がります。そう、ウランまでも。あっ、もう必要ないか?
 とにかく、日本は周囲が海ですから、可能性は無限です。そう、考えようによっては、不可欠なものに恵まれているわけです。あとは、日本人の叡智とそれを支える資金的・環境的バックボーンの整備が不可欠であり、さらにいうとその整備を実現できる政治力と、有用な科学技術に具眼な政治家が不可欠という、これも当たり前の結論に辿りつきます。その、当たり前ができていないのが現状の日本だというのが悔しいですね。

3.超小型原子炉(新4S炉)について
 前段で当たり前の結論に至る話を長々と語ってしまったので、ここからは簡潔になるよう努めます。
 前回、その名称だけをこっそり紹介した「超小型原子炉」ですが、百歩譲ってどうしても原子力発電を継続しなければならないならこの手段はあるかもしれない、という話です。
 詳しくは服部禎男氏(大下英治氏)の「超小型原子炉なら日本も世界も救われる」(ヒカルランド)を読んでみて下さい、ということになってしまうのですが、それでは不満でしょうから、内容を掻い摘んで言うと、
・水を使わない。だから水素爆発など絶対にしない。
・金属燃料(ウランにジルコニウムを10%混ぜた柔軟な金属)使用で40年間は燃料交換なし。
・送電線が不要になる=市街地、または端に設置や、無人島のようなところでも発電可能
・水を作れる=砂漠で水や電気を作れる。
・燃料棒はないから制御棒の操作もなく、運転員も不要。
・仮にテロ行為で誰かが小型原子炉を爆発させたとしても、今までのように高純度プルトニウムを使用(莫大な税金をかけている)しないので(核分裂できない不純物がある=ウラン全部使用可能)、核分裂できなくなるために、自然と(風で)温度が冷えて下がってしまう。=北朝鮮のミサイルで狙われて、仮に命中したとしても原爆や今回の福島原発やチェルノブイリのような爆発、放射線の拡散は殆どないであろう。
 こんなところですかね。ただ、このような安全性、利便性等にもかかわらず、核廃棄物の安全処理については、ここでも抜本的には何ら解決をみていないということにはかわりないので、脱原発派には受け入れ難いものでしょうね。

4.『ざまぁみやがれい!』
 多分、このページだと思います。

http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65805456.html

5.最後に
 安倍晋三氏が自民党総裁に決まりました。すでに、右寄りの政治ブログは歓迎の論調ですが、彼がまた総理大臣になるのでしょうか。確か、管理人さんは彼が気に入らないのでしたね。

Re: すーさんへ

すーさん。おはようございます。

なんだかいやな空気が生まれつつありますね。
どちらを向いても、この国を託したいという政治家がいないことの
悲しさ…。
国民がしてきた選択の結果がこれか、と思うと、本当に気が沈んでしまいます。
そう遠くない将来、選挙があれば、国民はさらに愚かな選択を
するのでしょうか…。
他に選びようがないから、と、安易に一票を投じて欲しくないのですが、
人間は迷うと、思考停止になってしまいがち。
ほんとによく考えて投票しないとたいへんなことになります。

アメリカが日本になしてきたこと…
無論、有難いこともたくさんあったわけですが、その裏で、アメリカという国の
恐ろしさを、勉強して知って行くと、ほんとにぞっとすることが次々と
出てきます。
でも、その一方で、日一日悪化して行くように思える中国や韓国との関係。
そうすると、アメリカだけが頼り、という状況がますます強くなっていって
しまいます。
今、日本は雁字搦めですね…。
そして、戦争を知らない世代の若い政治家が、ますますその雁字搦めの状況に
自ら好んで突き進んでいっているようで、私は本当に心配です。
わずか2カ月前、ただ原発反対!と叫んでいたときとは、はるかに
日本を取り巻く状況が変わってきてしまいました…。
なにか、恐ろしいものの胎動を感じてしまいます…。
本当に、私は心配です。

すーさん。日本はどうなって行くのでしょうね!

戦前~戦後史を勉強しなおさないといけないなあと思っている
彼岸花です。

シナリオ

彼岸花さん、こんばんは^^

非常に論理的で感服いたします。人間は考える葦であることは、きっと
この世界をよくしていくはずだと信じております。

全て権力者の意に添うように、動いていますね。権力なども泡沫のもの
だと思いますが、多くの命や健康を犠牲にするのですから厳しく監視し
なければならないのでしょう。それにしましても、多くの日本人が期待
した二大政党と構造改革。今になってみますと、すべてシナリオ通り
だったことが判ります。始めからアメリカの真似事をすること自体、どこ
か胡散臭いものがありましたけど。

現在尖閣諸島で中国ともめているのも、シナリオ通りだと思います。
関心は反原発から全く別の問題へ移りますから。アメリカの云う通りに
動く日本政治。自主的にクリエイティヴな政治へ進む方が、明らかに
明るくなるのに。中国はアメリカと一定の距離を保っていますから、
我が国のアメリカ追随とは全く立場が異なります。よき政治家は、
アメリカとの関係を変化させて、中国と適度なよい関係を築くでしょう。
今、そんな時代感覚の鋭い政治家は、二大政党には見当りません。

一度カビの生えた食べ物は、捨てなければなりません。
アンパンマンみたいに顔を新しい顔に変えられればいいのですが、
やはり人間には無理です^^

(彼岸花さん、ありがとうございます^^)

Re: ウッドスタインさんへ

ウッドスタインさん。こんばんは。

>いつのまにか「彼岸花節(ひがんばなぶし)」が炸裂するコメントのブチかましに発展し、
>それがまた私の想像を超える方向に話が進むこともあるので

申しわけありません!(笑)長文の癖、あれこれ話に盛り込む癖は治りません。
確かに、携帯電話の歴史などは、話がそれまくりですね。
でも、『30年代までには、再生可能エネルギーが原子力発電に代わりうる
ほどになっているはずはない』と決め込む政財界の人などに、27年という
歳月は、思いもかけぬほどの技術の進歩を生むよ、ということを言いたかった。
あちこち脱線はするけれど、いつも自分では、話の筋だけは一本通しているつもりです。^^
さて、とは言いましても、整理できている方がいい。
ウッドスタインさんの番号とタイトルに沿って答えていくことにしましょうね。

1.「コメント欄が荒れる」ということに関して
 ここのコメント欄で、訪問なさった方が、自由に会話なさる、ということに関しては
私は気にしません。ただ、こういう政治的な話になると、参加なさる方は少ないでしょうね。

2.人権救済法案について
 三橋氏の記事、読ませていただきました。ありがとうございます。
3条委員会というもの。原子力規制委員会の詳細が出た時に私も思いましたが、
何物、なんびとからも独立性を高める、という主旨を貫くあまり、もしこの
委員会そのものが暴走した時に一体、誰が、どこがブレーキをかけられるのか、
という不安があります。3条委員会はそう安易に作るものではない気がします。
それに、何度も言うように、原子力規制委員会も、この人権侵害救済法案も、
国会の同意を得ずに、首相の権限で通してしまうという、野田首相のやり方は
許せません。それだけでも、この法案には大きな疑問を抱きます。
ただ、この人権侵害救済法案に反対している人のうちの一部の人の
考え方には、私は同意できません。はっきり言えば、在日韓国人、朝鮮人、中国人に
対する偏見や、部落、アイヌなどということで人間を蔑視するもの言いや、考えかた。
こういうもの言いで差別をする人がなおいるから、人権侵害ということが問題に
されるのではないでしょうか。
そこに利権が絡んでいるから、日本の自治がおかされる、からなどと考えるのは別問題。
同じ人間を差別的に決めつけていいということにはならないと思います。
三橋さんのように、法案の危険があるならその点を純粋に論じて欲しいですね。
逆差別の危険性や、法としての不備ということは、確かにあるでしょうから。

3.原子力発電の代替エネルギーついて
(1) 電源構成の推移と再生可能エネルギーへの転換への問題点
 私は、再生可能エネルギーがすぐに原発の代わりをしうるとは無論考えていません。
水力を除けば、全発電量に占める再生可能エネルギーの割合はわずか1%ということは、
以前やっていたブログの時、少しはいろいろ勉強しましたので知っています。
それでもなお、即時原発ゼロ、を言うのは、そうはっきりと決めない限り、
国も社会も、脱原発+再生可能エネルギーの社会の構築に本腰を入れないだろうからです。
それでは、今のまま、石炭、LNG,石油など火力発電に80%以上も依存する状態を
続けていいのか、というと、それはコストや、輸入安定の面から言っても
まずいでしょう。
私も、ウッドスタインさん、町田徹さんがおっしゃるように、再生可能エネルギーその他、
新エネルギーが成長するまでは、石炭による火力発電につなぎの役割をしてもらうしか
ないかな、と考えています。
脱原発を不安視する人々の決まり文句に、「じゃあCO2問題はどうするんだ』というのが
ありますが、石炭火力発電所は、驚くほど進化している。そのことについては、
5月頃、時々覗く『ざまぁみやがれい!』というサイトで読んだ記憶があるのですが、
今、もう一度のその記事を探そうとして見つけられないでいます。
超臨界、超々臨界圧石炭発電というのがあるとか。CO2を大幅に削減できる。
今、別のところで調べ直したら、日立がこれらを開発。Jパワーの、磯子火力発電所で、
世界最高の熱効率を達成したらしいですね。
世界に先駆けて「石炭ガス化複合発電(IGCC)」「石炭ガス化燃料電池複合発電(IGFC)」
といった次世代の最先端技術の開発にも取り組んでいるらしい。
また、CO2そのものを回収し封じ込める「二酸化炭素回収・貯留技術(CCS)」の開発も
進められているといいます。
それで思い出すのは、7月だったかな、NHKスペシャルで『激論!日本のエネルギー』
というのをやったんですね。0、15、20~25%のそれぞれの意見を持つゲストが
討論した。その中で、15%の立場で話をしてらした、一橋大学の先生が
15%という意見ながら、非常に説得力があり、むしろこのひとは、0%にもっとも
近い考えなのでは?と思ったことがありました。今、検索してみたら、
橘川武郎という方でした。この方も、再生可能エネルギーが十分に成長するまでの
つなぎとして、今、進化してCO2などの排出が少なくなっている石炭火力発電を
使うべきだとおっしゃっていました。
また、別のことでなにか調べていたとき、石油は中近東などでなにか
問題が起きれば、止まってしまう危険性がある、しかし石炭は埋蔵量も多く、
アメリカ、オーストラリアなど太平洋に面した諸国で産出されるものも多いので、
安定供給されるのが利点、と読んだことがあります。

今日の日経電子版にも、『政府は環境への負荷の大きさから難しくなっていた
石炭火力発電所の新増設を認める検討に入る。年内にも発電所の環境影響評価(アセスメント)
を見直し、どのような場合に建設を認めるかをわかりやすくする。
アセスの審査期間も短くし、民間事業者の投資を促す。東京電力は当面、
原子力に代わる電源として石炭火力を新設する方針で、来年にも新たな基準の下で
アセスを申請する見通しだ。』と出ていましたよ。

(2) 脱原発だった?
 この夏は、大飯の2機が稼働していただけ。それも、関電の火力発電所はいくつか停めての
ことでしたから、本当は、大飯も稼働させなくても、この猛暑の夏を節電努力もあって
国民は乗り切れたわけですよね。『原発を稼働させないと、病人など人が死ぬよ』というのが
原発稼働のための脅しだった、ということがこれで証明されてしまいました。

(3) 火力発電が全体の80%以上の異常?
 これに関しましては、3の(1)のところで書きましたので、
私も、ウッドスタインさんのご意見に賛成、石炭火力発電をもっと活用すべきと
考える、とだけ書いておきます。
ただ、太陽光、風力など以外にも、小水力発電や木質バイオマス、汲み上げない地熱発電など、
地域の事情に合わせて、小規模で割合短期に発電可能に出来る方法がいくつもある。
昨年の5月28日付の私の『神の劫火①』という記事で書いていますが、
日本は自然エネルギーの宝庫だと私は考えている。その地域にあった方法で、
小規模の発電をして、地域興しと同時に、地方の経済、文化両面での分権化も
進めて行けばいいのではないか、と書いています。
そして大電力の安定供給を必要とするものは、これら石炭火力やLNGを使えばいい。
太陽光も、『原発1基分の発電をするためには山手線の内側ほどの広大な土地を
必要とする』などという、推進派の決まり文句は、聴く必要がないと思います。
必ずしも広大な土地は必要としない。学校、官公庁などの公的施設などから始めて
各建物の屋根に乗っけて行けばいい。無論建物の耐震性などは問題ですが、
出来ない出来ないという前提がおかしいと私は思います。

思い返せば、昨年の5月だったかな、菅前総理が、日本の1000万戸の屋根に
太陽光パネルをつけるという目標をパリでのOECDの記念式典で語ったとき、
マスコミを初め民主党内部の人間さえ、彼をあざけり笑い者にしたことを私は忘れません。
この8月、エネルギー環境会議意見聴取会等を開くに際し、野田内閣は
その選択肢概要として、各選択肢の場合、こういうことが必要だ、というシナリオを
国民に示しました。
原発ゼロ、の場合は、1200万戸に太陽光パネルをつけることが必要、と
書いています。いかにも荒唐無稽、そんなことできっこない、というように。
ところが、15%、20~25%の場合でも、目標は1000万戸とちゃんと書いてありました。
1000万と1200万の違いで、0シナリオのことだけ、荒唐無稽のようないい方。
そもそもわずか1年前、菅総理が1000万戸にという目標を語ったとき、
党内から誰一人、総理を堂々と擁護するものはなく、マスコミ同様、馬鹿総理のような扱い。
それでいて、1年後、よくエネルギー環境会議で似たような目標を恥ずかしげもなく
言えたもんです!思い出しても腹が立つ!

ああ!また脱線してしまった!(笑)

(4) 原発再稼働派の言い分
 原発推進の人々の論は、どれも恫喝的なのが腹が立ちます。『中国、韓国、ロシア、
ベトナムなどが原発推進なので、技術などの点でも後れを取るわけにはいかない』
遅れをとったっていいじゃないですか。廃炉技術など静脈産業で世界に貢献し、
また技術を売ればいい。スリーマイル、チェルノブイリ、福島…大体10年に一度、
レベル6,7とかの苛酷事故が世界を恐怖に陥れている…
つらいことですが、世界に4百数十基もある原子炉。建設中計画中のものを入れれば、
600基にもなる。そのいずれかがまた、福島のような事故を起こさないと、
推進派の誰が一体保証できるのでしょう。しかもそこからは、どこにも行き場のない
高レベルの使用済み核燃料が大量に出てき続ける…
ランニングコストのことだけ考えて、大事故が再び起きることや、
核のゴミの行き場がないことを考えてみようともしない人々…
まして、日本の福島第一、4号機使用済みプールの脆弱性は、いったんそれが壊れるような
地震なり、冷却不能の事態が起こったら、世界を汚染するたいへんな事態になると、
世界の科学者が警告しているというのに…

要するに、推進の人々は、目先のお金のことしか考えていない。
将来の地球に生きる人々のこととか、
福島で、今、子供を抱えて、避難するに避難できない若い母親の苦悩とか、
農業漁業…職と生きる目標を奪われてしまった人々の悲しみと不安とか、
そんなことはどうでもいいんですね。

(5) 「二兎追う者は一兎も得ず」でいいのか?
>  でも、私はあえてこの道を追い求めたい。それが火力であろうと、
>再生可能エネルギーであろうと、その他の手段であろうと、日本の官民を挙げた
>叡智を結集して、一時でも早く実現したい。二兎を追って二兎とも得たい、ということです。

ウッドスタインさん。これは私だって同じ気持ちです!
反原発、脱原発の人だって、明日からすぐ、再生可能エネルギーが原子力発電の
代わりになるなんて思っていない。今まで、発送配電の独占やマスコミ操作など
ありとあらゆる方法で、再生可能エネルギー分野の研究開発・実用化は、
原子力ムラの人々によって阻止されてきましたからね、悲しいことに現時点では
今すぐに代替エネルギーになりえないことは、反原発の人々が一番よく知っています。
ただ、その人々が声を大きくして言うのは、『原発をやめる』という方針を
今すぐしっかりと決めよ、ということなんです。
高木仁三郎さんが死ぬまでそれを望んでいらしたように、『脱原発法』というようなもので
脱原発をしっかりと法制化する。原子力発電ゼロの世界に向けて、国が、社会が、
今すぐ腹をくくる、ということを求めているのです。
コストの問題はともかく、今は、ほぼ、原発ゼロで、日本はやっているではありませんか。
夏も冬も乗り切ったではありませんか。
これ以上の実績のなにが必要というのでしょうね。


> 1.火力発電では、石炭の有効活用、メタンハイドレードの採掘・精製と燃料としての
実用化への検討、オーランチオキトリウムを初めとした油成分を生成する藻類についての研究、実証実験
> 2.再生可能エネルギーを電源とする発電では、地熱発電(前回紹介した「温泉くみ上げない地熱発電」)
> 3.その他の手段では、マグネシウム燃料電池など

>蓄電池に関するものです。大容量、というよりも安価で原材料を調達しやすいというのがメリットですかね。お題は、「砂糖の主成分が、Naイオン電池の負極材料に有効」
>
> http://jp.diginfo.tv/v/12-0163-n-jp.php

ああ。ありがとうございます。こうやって書きだしていただくと、再生可能エネルギー
技術が発展定着するまでの過渡期に、何に日本は力を入れていけばいいのか
整理され、希望が湧いてきますね。
これらの他にも、先ほど『神の劫火 ①』という記事のことで書きました
さまざまな方法の小規模の発電。それから、新規建設の住宅は太陽光パネルや、
二重サッシ窓等で家の気密性と冷暖房効果を高める、自然温度差を利用した
家づくりを導入させる、など、小さな発電や省エネの知恵は、
それこそ日本人の得意のことだと思います。
農地で農業しつつ太陽光発電、なんてのも見ましたよ。
要するに、パネルの角度や取り付け位置を工夫するだけで、パネルのある土地で
農業できる。自分のところの温室くらいなら、それで賄える…
そういう小さなことの積み重ねは、実は大きな発電、省電力に匹敵するものになると
思うのです。

私のパソコンの、『お気に入り』や、You Tubeなどの動画や、
また、書きかけにしたたくさんの数のブログ記事、また新聞記事のストックなどには、
こうした、小規模発電の知恵などの記事がたくさんあったはずなんですが、
情報の海の中で、もう探し出せなくなってしまっています…

ウランは有限資源です。海水からウランを取り出す、などという技術もいずれは
メタンハイドレートやシェールガスのように、実現化されるかもしれない。
また、ウッドスタインさんが遠慮がちにおっしゃる(笑)超小型原子炉も、
あっという間に実現するかも知れない。ビル・ゲイツが興味を示して乗り出しているという
記事を読んだ記憶があります。
しかしながら、今のまま行くと、中国、インドなどがどんどん原発を作って
稼働して行くと、あと30年、いやもっと早く熾烈なウランの奪い合いが起こるだろうという
予測も読みました。
私は、収束・廃炉作業のことがあるので、原子力の研究までストップせよとは言いません。
だが、これまでに出た放射性廃棄物の量だけを考えて、その処分法のことを
考えるだけで、また、その事故の地球と人類に与える影響の恐ろしさを想うだけで
原子力発電には未来はないと思っています。

ありがとうございました。

Re: 鍵コメさんへ

鍵コメさん。おはようございます♪

ブログ更新してないので、ご心配かけちゃったかな。
ありがとうございます。
私、だいじょうぶです。

ほんと。ほんとですよね。
なんだってお金の力でやれると思ってる。
鍵コメさんも疲れすぎないようにしてくださいね。^^
ありがとう~♪



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 毎回、管理人さんは私の作成する拙い内容のコメントに誠実に対応してくれます。それは有難いのですが、いつのまにか「彼岸花節(ひがんばなぶし)」が炸裂するコメントのブチかましに発展し、それがまた私の想像を超える方向に話が進むこともあるので、なかなか手強いです。ただ、前回、原子力発電の代替エネルギーついて、私の言いたかったことと管理人さんのコメントとは少し論点がずれていたようなので、今回は違った言い方をしてみます。かなり、内容は前回のコメントと重複する部分がありますが、よろしくお付き合い願います。ということで、今から予告しますが、今回のコメントはとても長くなります。

1.「コメント欄が荒れる」ということに関して
 以前他のプロ野球ファンブログにコメントして不毛な結果になった、という私の経験を紹介しました。昨年のことですから御記憶かと思いますが、ジャイアンツ原監督の甥の菅野投手(東海大)が、ドラフトで意中の球団ではないファイターズに指名され、結局入団を拒否したしたことで、ファイターズのファンと意見交換したのですが、最終的にはとても後味の悪いものとなりました。要するに、そのブログのコメント欄でコメントする者同士で論争するかたちになってしまったわけで、これではそのブログの管理人はたまったものではないですよね。結局、私のコメントはすべて削除され、事実上出入り禁止となりました。まあ、そういう過去を抱えています。
 ということで、原子力発電の静脈産業については、しばらくコメントは封印することにします。

2.人権救済法案について
 三条委員会についての理解は、管理人さんの見解どおりで私もいいと思います。ただ、人権侵害か否かの判断を果たして三条委員会に委ねていいのか、またその決定に対しての歯止めがこれでいいのか、という問題点があります。
そもそもこの問題を知らされたのは、これも以前紹介した三橋貴明氏のブログ記事でした。ただ、いつの記事だったのかが定かではなかったので、URLを提示できなかったのですが、ようやく見つけたので掲げておきます。この法案の問題点と思しき点が指摘されていますので、御参考までに。

http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-10920858689.html

3.原子力発電の代替エネルギーついて
(1) 電源構成の推移と再生可能エネルギーへの転換への問題点
 2010年の電源構成をみてみると、原発約26%、再生可能エネルギー約10%、火力約63%で、脱原発となると、少なくともこの26%分を他の電源にしなければならないわけです。これに再生可能エネルギーがとって代わるのが理想なのですが、現状の再生可能エネルギーの約9割は水力発電で、太陽光、風力、地熱などが残りの1割、すなわちこれらの電源は全体の約1%に過ぎません。日本の国土のことを考えるとこれ以上ダムを増やすのは現実的ではないですから、水力発電は現状より大幅に電源を増やすのは難しい。そうなると、太陽光、風力、地熱などの電源を最低でも現状の約25倍にしなければならないことになります。それが可能かどうか、少しでもその比率を高めようという取り組みが全量買取制ということですが、そこに潜む問題点を、以前私はうみかぜ居士氏のブログにコメントした話は前回しました。これは、経済ジャーナリストの町田徹氏の主張で、より詳しい同じ内容が、

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/33435

に、記載されています。氏の主張は、無理やり再生可能エネルギーの比率を高めるのは拙速であり、当面の代替エネルギーは石炭が適当であろうということ、そしてその技術的裏付けも挙げています。

(2) 脱原発だった?
 今年の5月5日深夜に北海道電力泊原発3号機が停止し、7月5日早朝に関西電力大飯原発3号機が送電開始するまでは原発オフの状態であったわけですが、日本国内の送電が停滞することはありませんでした。つまり、原子力発電所の発電設備を使わなくても、基本的には日本国内で使用する量の電力をまかなえるということを、とりあえず実証する形になったわけです。「とりあえず」といったのは、夏場や冬場の消費ピーク時を経験していないから、ということです。
ちなみに、この原発を稼働させなくても日本の既存の火力発電所と水力発電所を稼働させれば、日本の総電気使用量を超えることができるというのは、福島の原発事故の直後にあの小出裕章氏がジャーナリストの岩上安身氏からの取材の中で主張しており、まさに小出氏の説が正しかったことが示されたわけですが。

(3) 火力発電が全体の80%以上の異常?
 上記の2012年5月からの少なくとも2か月間は、再生可能エネルギーの比率が10%より多少増えたとしても、火力が8割以上を占めていたことになりますから、当面の課題の一つとして、この火力発電の原材料費コストを少しでも低減させることが必要であることは自明です。火力発電は、石炭、液化天然ガス(LNG)、石油から成り、2010年の各比率は63%中、それぞれ24、29、10%ですが、福島原発事故以後その比率は上がり続け、現状はおそらくそれぞれ31、36、19%程度になっているものと思われます。そのためのコストも年間約3兆円増えました。町田氏の主張は、比較的安価で安定供給の見込める石炭の比率を大幅に増やし、コストを下げるのが上策というもので、短期間での再生可能エネルギーによる発電量の飛躍的増加が見込まれない限り、この考え方がベストだと私も考えます。

(4) 原発再稼働派の言い分
 自民党の総裁選立候補者や財界首脳らは、今後も原発稼働を継続の方針ということですが、その根拠として挙げる事項として考えられるのは、

1.ドイツやイタリアは脱原発の方針かもしれないが、日本の近隣諸国だけを見ても、中国、韓国、ロシア、ベトナムなどが原発推進なので、技術などの点でも後れを取るわけにはいかない。
2.その脱原発のドイツにしても、目標は2030年代であって、いきなり原発を止めてしまうわけではない(脱原発後に、もし電力不足の場合、ドイツは原発稼働国のフランスから電力を買う予定)。
3.脱原発するにしても、既存設備の廃棄は今やっても、将来やっても、その負担(コスト)に大差はないので、使用期限の40年は使い切る。ランニングコストのみを考えれば、相変わらずコストが低い。しかも、既存原発設備はとりあえず維持するだけでもコストがかかるから、使用して発電した方がいい。

こんなところですかね。特に3番目の根拠は一見もっともそうですが、原発稼働すれば当然増える使用済み核燃料のこと、稼働中に地震や津波あるいはその他の原因で事故が起きてしまった場合に取り返しがつかないことになることが、彼らの念頭にはない! そういうように見えてしまうわけで、当然、脱原発派は許容できないのでしょうね。

(5) 「二兎追う者は一兎も得ず」でいいのか?
 いくら脱原発派が原発行政の矛盾や原発の危険性を盾に原発廃棄を主張しても、原発稼働継続派は電力料金の上昇を最小限にしなければ、日本の生産活動は減縮し、所得や雇用は縮小の一途を辿るだろうと反論します。これは、どう考えても噛み合わない議論です。どちらの主張に与すればいいかを考えるのも不毛です。
 長々と書き綴ってきましたが、結局は、原発稼働継続派が設定しているような、原発が電源の場合のコスト額と同等程度のコスト額の電源を提案しなければ、彼らの説を曲げるのは困難だということです。この物の言い様は、とても管理人さんや貴ブログの常連の皆様の納得のいかないことだと思います。
 でも、私はあえてこの道を追い求めたい。それが火力であろうと、再生可能エネルギーであろうと、その他の手段であろうと、日本の官民を挙げた叡智を結集して、一時でも早く実現したい。二兎を追って二兎とも得たい、ということです。
 繰り返しになりますが、

1.火力発電では、石炭の有効活用、メタンハイドレードの採掘・精製と燃料としての実用化への検討、オーランチオキトリウムを初めとした油成分を生成する藻類についての研究、実証実験
2.再生可能エネルギーを電源とする発電では、地熱発電(前回紹介した「温泉くみ上げない地熱発電」)
3.その他の手段では、マグネシウム燃料電池など

これらが有望なのではないかと思い、主にうみそら居士氏のブログで紹介してきました。本当は「超小型原子炉」も薦めたいところなのですが、これを脱原発派の眼前で俎上に挙げる勇気はありません。

(6) 補遺
 今回もうみそら居士氏のブログではなく、こちらで注目の技術を紹介したいと思います。おそらく、うみそら居士氏もこのコメントを読んでいるはずですから、興味があれば、御自身のブログ記事に流用しても、私は一向に構いません。ただ、こちらのブログの管理人さんには許可を得てください。蓄電池に関するものです。大容量、というよりも安価で原材料を調達しやすいというのがメリットですかね。お題は、「砂糖の主成分が、Naイオン電池の負極材料に有効」

http://jp.diginfo.tv/v/12-0163-n-jp.php

4.最後に
 今回は、かつて私が仕事でよく作成したレポートの形式を少し取り入れた形でコメントしてみました。番号とタイトルをつけるだけでも、文章を構成しやすくなるのが不思議です。前回よりは、内容を理解しやすかったのではないかと思っているのですが、いかがでしたでしょうか?

Re: ウッドスタインさんへ

ウッドスタインさん。こんにちは♪
いえいえ、興奮して乱文などととんでもない。
私のコメント欄を荒らさないように、との抑制のきいたコメント、
ご配慮、ありがたく思います。

人権侵害救済法案、については、ウッドスタインさんにご紹介いただいたサイトを含め、
私なりにいろいろなところを見てみました。
まだ、全体として釈然としない部分がたくさんあります。私の今の印象としましては、
(印象、という言葉を使いました通り、私の思考は肌感覚の好き嫌いや、忌避感覚から
スタートしていることが多いので)、どうもどちらも胡散臭いな、というものでした。
前のコメントでも書きました通り、この法案に反対している人々を、私はどうも
好きでない。あ、ウッドスタインさんは別です。極めて深いところからの反対、でおいでの
ようですから。
私が、う~ん、これはいやだ!、と思うのは、『人権侵害救済法案』と検索して、
最初のころに出てくるような人々の論調のことを言っています。
ただ、前のコメントで書きました通り、私の場合、『反対の反対は賛成』という
ことにはならない。法案に反対している人々の論調が嫌いだから、と言って、
法案に賛成、ということにはなりません。
調べてみたところ、1992年国連人権委員会決議、及び、
1993年国連総会の決議『国内人権機関の地位に関する原則』、いわゆるパリ原則
あたりにまで遡って考えねばならないのですね。
世界にはほんとうにさまざまな人権侵害がある……
しかし、法にのっとって個人がいくら訴えても、とりあげられないとか、あまりにも遅くて
間に合わないとか言う数々の人権侵害があったと思います。今もある。
それを個人レベルで訴えられる…そしてそれを取り上げる人権委員会は、
今回、11日に野田総理の権限によって、国会決議を経ないで決まってしまった
原子力規制委員会と同じく3条委員会として、政府からもどの機関からも
干渉を受けない、独立した委員会としての権限を持つ…そういう理解でいいですか?

一見立派な法案のように思えます。
ただ、先にも言いました通り、原子力規制委員会人事と同じ、法律の抜け穴を
利用して、国会無視で、首相が決めてしまうような決め方は、その中身がなんであろうと、
私は反対です。そう言った意味で、この法案決定をよしとは言えません。
それから、法案の中身自体も、反対の人々が言うように、言論ふうさつに
つながる危険性を秘めていると思います。
それから、これにつながる法案を成立させようとずうっとしてきた、
自民党以来の歴代政権の、中心メンバー、例えば、古賀誠氏などの動機も、
何となく、純粋にあらゆる人権侵害に反対して、というふうには見えないところにも、
胡散臭さを感じます。
聞けば世界では110カ国ほどがこれに類する法案を可決しているという。
日本ではなぜ、この、人権を守る、という素直に考えれば立派な法案が、現在まで
決まらなかったのか…
ここに、自民党当時からの日本におけるこの一連の人権侵害救済法に似たものの、
提案、および反対の歴史の特殊性があるように思いました。
つまり、同和問題と在日朝鮮人、韓国人、中国人の問題が絡んでいる・・・

これに関して、私の考えはあります。端的に言えば、私は、すべての差別に反対です!
綺麗ごとと言われようがどうしようが、反対です。
また、一方で、一切の言論ふうさつ(これを漢字で書くとFC2さんが受け付けてくれない)につながるもの
にも反対です。3条委員会、というものは、あまり安易に設けるものではない、とも思います。
また、上に述べたような理由で、野田政権のこの法案の決め方には反対です。
私にはそれしか今は言えません。きっと深く踏み込めば、ウッドスタインさんと
論争になりそうな予感がします。

さて。原子力発電の代替エネルギーに関してですが。
うみそら居士さんのところで、ウッドスタインさんのくださった情報。
いろいろ読ませていただき、大変勉強になりました。
私の考え方はこうです。政府、経済界、またその他、今総理候補になっている政治家など、
口をそろえて『原発ゼロにすると、電気代が上がって日本の経済が立ち行かなくなる』
と言っていますが、これは不正確だし、公正ないい方ではないと思うのです。
まず、今夏のパブコメや、意見聴取会などで資料として出された政府の、原発ゼロ、
15%、20~25%の場合の試算ですが、なにか、『2030年に原発ゼロにすると、
電気代が2010年度の2倍になる』という部分だけが、マスコミにも
また推進派の物言いでも強調されて来ています。今、1万円の電気代ならそれが
2万円に跳ね上がる、と。でも、ブログにも書きましたが、20~25%の
ケースでも、電気代は、最大1.8倍になる可能性、と言う試算も出ていました。
18000円と2万円。2千円の差なら、脱原発を選ぶ人は多いでしょうのに、
なぜか、『原発ゼロだと電気代が2倍』という言葉だけが独り歩きして、
それが、『原発ゼロは高くつくよ。負担が大きくなるよ』という恫喝に使われてしまって
いることが、私には腹立たしくてなりません。
ウッドスタインさんとうみそら居士さんがお話なさっていらしたように、
原発や石炭その他のエネルギーの発電コスト計算の数字も、随分いい加減。
原発が安いなんていうことが大嘘だ、ということは、福島でこれからかかる除染、廃炉費用を
ちょっと想像するだけで、国民にだってわかります。実際原発に直接かかわる費用だけでなく、
被災地の人々の賠償や、風評被害による損失の賠償…、それからもし、海洋汚染や
大気汚染について、海外から賠償を求められたら、その金額は膨大なものになるでしょう。
福島の除染、廃炉費用だけとったって、これから一体、どれほど膨大な金額になるのか、
予測さえつかない…
それなのに、原発は安い、原発ゼロにすると、日本の経済はたちゆかなくなる、とする
論理は、極めて不正確で不公正だと思います。
まず、2030年代までに再生エネルギーが原発に代わりうるほど成長するのは無理、
という経済界や政治家の言い分ですが、それを阻んできたのは自分たちじゃありませんか。
原発推進にこれまで費やしてきた膨大な費用を半分でも、再生エネルギーの研究開発に
あてていたなら、今頃日本は再生エネルギー先進国になっていたろうと私は思います。
『たら、れば』の話はしてもしようがない、と思われるかもしれないけれど、
経団連の偉い人だって、『原発ゼロになったら、日本経済は立ち行かなくなる』と、
『たら、れば』の話をしています。やってみてもいないのに、出来ないと決めてかかるのは、
やってみてもいないのに、出来ると決めてかかるのと、どこが違うのでしょう?

そもそも、このような状況になって、まだ原発ゼロに踏み切れない日本という国を
私は本当に情けないと思います。
日本人は優秀だと思います。というより、人間というものは優秀だと思います。
2030年代と言えば、2039年までと考えると、あと27年あります。
(2030年から9年先延ばし。いつの間にか、そういうごまかしがされていたの、ほんとに腹が立つ!)
27年…。27年前、携帯電話市場はどうだったでしょうか…
今から27年前というと、1985年です。
1979年、移動電話サービス開始。ただしそれは自動車電話のみの話です。まだアナログ。
日本でデジタル方式になるのは、1993年のことです。
問題の27年前、1985年は、ショルダーフォンをNTTが発売。
紐で肩にかけて掛けて歩くが、重さは3キロ。3キロのお米を肩にかけて歩いていたようなもの。
人前で携帯電話を出すと、電気工事やさんかと思うくらいにでかかった。
映像があります。
http://nendai-ryuukou.com/keitai/

今の携帯電話の多機能と比べたら!

27年という歳月は電話機一つをとっても、これだけ進化しました。
世界が心を合わせて、いや本気で競争して自然エネルギー、再生可能エネルギーを
研究開発したら、一体どれほど進んだ技術が生まれることでしょう!
これまで進んでこなかったのは、原発にばかり目が行っていて、本気で取り組んで
こなかったからではないでしょうか。
産業としての可能性は、その規模の大きさ、生みだすお金の膨大さ、そして雇用の
面から言っても、電話産業に負けない、いやはるかに大きな規模の国家事業に
なりうると思います。
太陽光発電にも、風力発電にも、地熱にも、問題は数々あるでしょう。
でも、やらなければならないのだと私は思っています。
いずれ、ウランも枯渇する…人間は、今の先進国のような生活をこの先、50年、100年と
地球規模で続けていけるとは思えません。
いずれは再生可能エネルギーと省エネ社会になって行かざるを得ない。

ものが豊富に充ち溢れていて、便利な社会が幸せなのか…
あ。まあ。そこに踏み込むと、文明論になってしまいますね。やめておきましょう。
でも、ウッドスタインさんがおっしゃるように、この国をどうしていくのか、
という大きな理想とイメージは、すくなくとも国を動かす政治家には持っていて欲しいですね。
そして、未来への責任感も。
また、国民の側も、政治家を育てる知恵が必要ですね。
原発問題も、反対反対とただ叫ぶのではなく、対案となりうる提案をなしうるほどの
勉強や理論武装が必要、というのにはほんとに同感です。
自分たちが、原発の発電コストは5.3円だったかな?福島事故の前は、
2004年の資源エネ庁の試算がずうっとまかり通って、それで議論してたんですよ。
『対案を出せ!』という、彼らの決まり文句が私は嫌いで腹が立って。
だって、このようにいい加減なデータしか出さず、発送電ほぼ独占、
自然エネルギーが伸びようがないようにしておいて、対案を出せもなにもないもんだ!と
思います。
が、まあ。それでも、対案は必要です。理論武装も必要です。
でも、本当は今、勉強してないのは、実は推進派の方々なのではないでしょうか。
市井の反原発のお母さんたち。すごい勉強してますよ。
意見聴取会でも、15%、20~25%支持の方々に比べ、ゼロ%支持の方々の
勉強ぶりと理路整然としたところが目につきました。
『私たちは必死です!この1年で福島の女性は、人類創世から学び直したんです!』
という、福島から来て官邸前で再稼働反対の訴えをするお母さんたちの言葉。
ウランの歴史まで学び直している……

温泉を汲み上げない地熱発電。
見させていただきました。これは新しい希望の持てそうな技術ですね。
バイナリー発電は福島県土湯温泉で、2014年までに実用化する計画だそうですが、
この方が環境への影響が少なそう。
大きな希望の持てる技術から、地域レベルで使う小さな技術まで、アイディアは
たくさんありますよね。
政府にやる気がない。それが一番の問題だと思います。

ウッドスタインさんがここでお書きになること…私やここにおいでくださる方を
批判することになっているかな、というつぶやきですが、そんなことはありませんよ。
ここで、脱原発の想いを述べてくださる方は、脱原発の思いも強いのです。
いろんな考えを聞いて揺らぐとは思えません。

むしろ、こうやってウッドスタインさんが、新しい情報も教えてくださって、
逆に考え学ぶ機会を得ているように思います。
ありがとうございます。^^






Re: MATZ-TSさんへ

MATZ-TSさん。おはようございます。

なかなか難しい問題に、コメント欄で踏み込むことになってしまいましたね(笑)。
これ、コメント欄でなく、オープンな議論にすべきなんじゃないかなあ…。
コメントいただいたものは、記事として再録するとか、ね。
そしたら、皆さんにも、この問題の難しさ、考えていただけるしなあ。
でも、ドン引きされてしまうかも、ですね!(笑)

私の基本的考え方は、ですね。
まず、日本が原発ゼロ、を打ち出すと、確かにウッドスタインさんや安倍さんの
指摘されるように、将来性の見えない学問として、原子力工学を専攻する学生は
少なくなるだろうと見ています。3.11後、大学入試における志望者数は
確かに減ったようでしたしね。ただし、思うほどは減らない、微減でした。
激減、ではなく、微減、だったということがなにを示しているか…、
①福島原発事故が起きたから、と言って、すぐに日本の原子力産業が衰退するわけではない、と考えたか、
②むしろ、それだからこそ自分は原子力を研究したい、という使命感を持ってくれたか、
③受験者が減る!合格しやすくなるかも、と言うただ、大学に受かると言うことだけ考えたか、
④あるいは、なにも考えていなかったか…

これは、福島大学の受験者が減るかな、と思っていた私が、逆に受験者が増えて
びっくりした時に感じた疑問と似ています。
なんと言っても、17、18歳の若者ですからね。その真意はどこにあったか。
大体、上に書いた4つのケースがあったかな、と思います。

願わくは、②の人が多かったのであってくれますように…。
と、私が思っていると言うことが示すように、私の基本的考え方は、ですね、
とにかく、原子力発電も核兵器同様、いらない、ということです。

それでも、人間は、もうすでに、たくさんの原発を作ってしまった…
そして、その核のゴミの、(いや、私はこの、核の『ゴミ』といういい方が
好きではありません。)この、高レベル放射性廃棄物の処分方法は、まだ、
完全な形で見つかってはいません。それは、技術的な問題に加え、住民の反対
があって、なかなか立地場所を見つけることが出来ない、ということも含めます。
あの広大な土地を持つアメリカでさえ、地層処分出来ないでいる。
まして日本においては、それでなくても狭い、しかも地震多発国であるのに、
54基もの原子炉を作ってしまった…
福島原発事故は、ある意味、別のパンドラの箱を開いてしまいました。
『原子力は夢の産業という幻想』のパンドラの箱です。
福島の事故が起きて、そこからいろんな悪が見えてきてしまった。
安全神話の嘘、原発は安いという宣伝の嘘、原子力安全委員会や保安院の無力、
これまでの政権の責任、学者たちの嘘、マスコミと電力会社の癒着構造、
電源三法のなしたこと、総括原価方式の問題点、電力組合の圧力、官僚の罪、
…もう本当に、いろいろいろいろ……
その中には、立地自治体の交付金依存体質というものもありますし、民意無視、という
ものもあります。
そして、このパンドラの箱は、処分場建設をさらに難しいものにしてしまいました。
これまでだったら、カネをばらまくことで、立地自治体を見つけることが出来たかもしれない。
住民は原発の危険性をほとんど知らされていませんでした。
でも、このパンドラの箱は、それを教えてしまいました。
新規建設は、ひょっとすると、まだ欲に目のくらんだ人間が、『今度の原子炉こそは
絶対安全です』という嘘にまた騙されて認めてしまうかもしれない。
でも、福島第一原発からこれから出てくる超高レベルの廃棄物など…また、
各原発が溜めこんだ、またこれから出てくる使用済み核燃料などの危険性を
国民が知ってしまった以上、それらの最終処分地に名乗りを上げる自治体など、
おそらく出て来はしないでしょう…

一体、その問題をどうするのか……
次期首相候補は、ほとんど、その問題はスル―。そして原発継続を打ち出しています。
いわば、パンドラの箱から出ちゃったものはしようがない。
取り返しのつかないことは、なかったことにしてしまおう、
見なければ見えないよ、とでも言っているかのよう。困った問題は先送り、先送り。
とりあえず自分の任期中には知らん顔をしておいて、先の人に何とかしてもらおう、という態度です。

パンドラの箱に、唯一のこった希望…
それは、人間のこころの底に眠る『使命感、倫理観』かな、と私は思っています。
もしかすると、それも幻想なのかもしれない…。
でも、原子力発電には先行きが無い、と認識しつつ、それをやめさせるために
人生を賭す科学者たちがいました。今もいます。
高木仁三郎さんがそうであり、小出裕章さんがそうです…
欲にくらんで、先のこと、他人のことは知ったことか!という人間が多い一方で、
人間の心には、崇高な使命感というものもあります。
あの、福島の事故の、先行きも見えない、いつ大爆発して被曝するか知れない、という
危機的状況の中で、命を賭して懸命に作業してくれた関連企業の社員、現場作業員、
それを支えた消防、自衛隊等々の人々…彼らを動かしたものは、使命感と責任感以外の
なにものでもなかったろう、と思います。

日本が原発ゼロ、を打ちだしても、静脈産業にむしろ活路と使命感を見出す
若者はきっといてくれる…私もそう信じたいです。
ただ、原子炉工学を専攻する者の数は、放っておけばやはり少なくはなるだろう。
だからこそ、記事にもした通り、日本が国として、脱原発の方針をくっきりと打ち出す。
そして、福島第一の4基の廃炉も含め、これから次々に世界で老朽化した原発が
出てくる。それらの廃炉はいずれ必要になる。
サルコジ大統領が、すわ、商機!とすっ飛んできたように、事故の収束技術と
廃炉、また、放射性廃棄物の処分技術は、これから何十年、何百年と続く
一大産業となるのでしょう。
私が、『廃炉技術をビジネスの勝機と捉え、世界にそれを売る!というのは、
私の倫理観と 相容れないいやなことだと思いますが』と書いたのは、
「ああ、核兵器や、原子力発電などというものに、人間が手を染めなければよかったのに!」
という嘆きから来たものでして、現実には、もう核のゴミがどうしようもなく
この日本に、世界に溜まってしまっている以上、それを何とかすることは、
人間の崇高な使命感をだけあてにしていても仕方がない、
ビジネスとして成り立たなければどうしようもないだろう、ということは無論考えています。^^
ただ、情けなくせつないだけです。

今は、本当に、人類が原子力にこれからも頼って行くのか、それとも、
再生可能エネルギー研究開発と実用化・普及に本腰を入れて原発に頼らない世界を
作って行くのか、という、激しいせめぎ合いの時、ですね。
福島の事故を起こしてしまった日本は、後者の道を探るしかないだろう!と私などは思うのですが、
残念ながら、政治と経済界は、原発の維持推進の方を選んでしまったらしい…

アメリカに『一睨み』されてさえいない、暗にほのめかされただけで、
脱原発の旗をいとも簡単にするする下ろしてしまうこの国…

いろいろいろいろ思うことがたくさんあります。
情けない!と思うことばかりです…。
このごろの私は、がっかりが続くあまり、ほぼ絶望しかかってさえいます。…
でも、大人がしっかりしなければ、どうして若者にだけ、「しっかりしてよ、
あとは任せた!」と言えるでしょうか…

この国が毅然として脱原発の道を歩む…
大人が、政治家が、その覚悟を決めて、思いきって一歩を踏み出していく…
そうすれば、静脈産業はビジネスとして必ず成り立つだけでなく、そこに
使命感と誇りを抱いて集まってくる若者も出てくるだろうと思います。
大人が、とりわけこれまで原発を推進してきた者たちが、事故の責任も負わず、
金だけがどこか遠いところで動いて、危険な廃棄物だけは、若者に頼むよ、と言っても、
そんな無責任な国にどうして、原子力静脈産業に自ら飛び込もうとする
若者が増えていくでしょうか!
『現役世代の姿勢と実行力が問われる…』
MATZ-TSさんのおっしゃる通りだと思います。

ありがとうございます♪








非常に絶望しかかっているけれども、人間の崇高さに、わずかな希望も抱いていたい、
と言うところでしょうか…。
もう一つ、MATZ-TSさんのおっしゃるように、経済の論理で人も社会も動く、と言うところに、
逆に希望はありますかね。



No title

 前回は多少興奮状態で文章を作成したので、かなり乱文になってしまいました。もっとも、通常作成する文章は乱文ではないのか、と言われると何も反論できませんが。それはともかく、まず人権救済法案についてですが、国会提出が決まってしまったので、最後の防波堤としてぜひ参議院で否決して廃案にして欲しいものです。この法案の問題点については、

http://rescuetheislands.web.fc2.com/jsk/jinkenshingaihou_momochi.pdf

を参考にしてみて下さい。

 さて、何かイデオロギーに関わるような内容ばかり続いてしまったので、少し空気を変えるべく、私のコメントへの返事の中にあった、管理人さんの文章の一部をもとに話を進めます。
 まず「再生エネルギーが2030年代までに、原発に代わるようなものにはなりえない」と経済界の御大たち・次期首相候補者たちの多くが言っている、という件がありましたが、残念ながら現状ではその可能性が高いと私も思います。これは今の技術レベルでは、イニシャルコストやランニングコストの面で割に合わないからで、それでも何とか普及させるために帳尻を合わせようというのが、7月から始まったいわゆる全量買取制です。これについて様々な問題があるということは、うみそら居士氏のブログ内にコメントしましたので、もし読んでいなければ読んでいただきたいのですが、

http://stopatomicenergy.blog59.fc2.com/blog-entry-962.html#cm

要するに問題なのは、何度も言うようにコストが高いということです。「脱原発+再生可能エネルギー政策こそが未来志向なんだぞ」というのはごもっともで目標の旗を遠大に掲げることもやぶさかではありませんが、それを実現すべく、その間の電力生産コストもなるべく低くすることもしなければなりません。日本という国が健全に生き残っていくためにも。そのために何があるか、という対策はもちろん考えられているわけで、どのようなものがあるかというのは、これもいくつかうみそら居士氏のブログ内にコメントしました。オーランチオキトリウムなどの藻類、メタンハイドレード、マグネシウム電池などはすでに御存じでしょうし、それ以外にも石炭の可能性と有用性についても上記URL内のコメントで紹介しました。
 貴ブログやうみそら居士氏のブログ内のコメントには、脱原発、それどころか原発推進する財界のトップや大企業はけしからん、不買運動も辞さない、という声もあります。御気持ちはわからないでもないですし、共感する部分もありますが、彼らの立場からすれば、日本に踏み止まって日本経済や雇用を支えている側面もあるわけで、一方的に批難ばかりするのには、申し訳ないですが与することはできません。脱原発した日本でも、企業は生産・製造などの活動をしていける、雇用を維持・拡大していける、そのためにはどうしたらいいかを考える、ということも並行していかなければならないでしょう。私は、そう思っています。
 そのためにも、現在の日本の社会や経済の状況を随時、的確に把握し、その問題点に対応できる最善策を取捨選択し、政策立案する能力、さらにはその政策を推進していく政治力、リーダーシップがというものが必要とされるわけですが、現状の体制があまりにも日本はお粗末です。原因は官僚の頑迷さとそれを矯正できない政治家の能力不足に尽き、そのことを糺すべきマスコミもだらしない。でも、政治家やマスコミを変えることができる可能性は我々一般市民にもあります。声を上げるにしても、ただ単に批判するだけでは芸がない。何か、対案となり得るものを模索し、提言すべく理論武装していく必要性もあるものと思われます。

 もしかしたら、管理人さんや常連さんたちを批判するようなことをしてしまったかもしれません。気分を害されたのであるならば、謝罪します。ただ、常連さんたちと同じ論調にはどうしても私はなれません。やっぱり、お花畑を踏み荒らすことになるのかなー。

 これはうみそら居士氏のブログに紹介しようと思っていたものですが、たまにはこっちのブログでもいいかな。「温泉くみ上げない地熱発電」

http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20120917-OYT8T00331.htm

 従来の地熱発電とは一線を画する構想・技術です。実現にはかなりコストがかかると予想されますが、原発と同様に継続して電気を供給できるタイプのものですから、さらに研究・検討してもらいたいものです。

 最後に、私のこの投稿の直前に、MATZ-TSさんからのコメント投稿がありました。それについては、私も思うところがありますが、あまり深入りし過ぎると、いわゆる「荒らし」になるかもしれません。此処はあくまで管理人さんの土俵ですから、これ以上踏み込まない方がいいのかな?

静脈産業again

こんばんは。MATZ-TSです。彼岸花さんとウッドスタインさんの真剣な議論、確かに難しい問題ですよね。・・・・横から口出ししてすみません。

 自民党の安倍さんが主張するように「原発ゼロ宣言ーー>原子力工学技術者流出」でしょうか? 私は、もう少し楽観的に考えてます。

原発以外では、「静脈産業」は世界的に確立しつつあり、企業も大いに力を入れ、若者もやりがいを持ってそれに従事している現状はあると認識しています。

「廃炉技術をビジネスの勝機と捉え、世界にそれを売る!というのは、私の倫理観と 相容れないいやなことだと思いますが」と彼岸花さんは書かれています。

しかし、現実は、金で動くものです。現代のビジネスがグローバルに展開されることを考えると、廃炉を中心とした静脈産業は儲かる=企業が力を入れる<--政府が支援、という構図です。 重要なことは、その金の動き、モノの価値を決める判断基準が、未来世代も含めた環境倫理にのっとっているか、ということです。廃炉ビジネスが変な方向に走らないように、環境倫理(に基づく政治)で制御しつつ儲けてもらえばよいわけです。廃炉や処分はグローバルな問題、しかも数万年持続する!ビジネスなので、日本の原発がゼロ、というのが問題になるとは思えません。

若者が「原発に関わる静脈産業」に生きがいを感じてもらえるか?

 どうあがいても、我々の住める惑星は地球しかありません。そして、人間は一生物として、特異な位進化(退化?)し、今まで「大自然の恵みに感謝」しておればよかったのが、そうではなくなってしまったわけです。このような倫理観が科学技術を制御できるか、がかぎとなります。これまでの過ちを率直に認め、持続性のある地球を取り戻すための処分への道筋をつけることが、現役世代である我々の最小限の責務ではないでしょうか。少なくともそのような努力をすることが、若者に次世代を託すことのできる前提でしょう。

 先日、「静脈産業」について、原発問題も含めて数名の学生(電気系)と話をしました。詳細はまた時間のあるときに投稿したいと思いますが、そんなに悲観的になる必要はない、という感触を得ました。しかし、そのためには、現役世代の姿勢と実行力が問われます。若者にそれを示しえたとき、道は開けてくるという気がします。

 ただ、解決できないと私が感じている問題は、最終処分場に適した土地は、日本にはない、ということです。地球のどこかで大事故が起きたとき、廃棄処分に失敗したとき、被害はグローバルですから、何とか、この大きな問題を世界全体に広げる必要があります。そこでリーダーシップをとれるような、強い倫理観に基づく大きな方針転換と制度の具体化、技術革新が日本にできるか、がキーポイントだという気がしています。そのような方向転換は、短期~中期的には、大きな損失と犠牲(特に電力会社には受け入れがたい)を伴うかも知れませんが、中期~長期にみたときには、必ず成し遂げないといけない課題です。

そこまで勇気のある政党があるか・・・ ここが最も大きな問題かも知れません。でも、そこを動かすのは、主権者=我々しかいないですよね。

今日は、とりあえずこの辺で。中途半端でごめんなさい。

Re: 21日の鍵コメさんへ

鍵コメちゃん、こんばんは♪
体調を心配してくださってありがとう。
キャンドルナイトの夜、娘たちの作業手伝ってからこっち、ずうっとまだ
右手が変。特に親指、人差し指が痺れてて、ものが握れないのよ。
お箸とか、歯ブラシとか、ぽとりと取り落としてしまう。
それ以外は、元気ですから、安心してくださいね。
ありがとう。鍵コメちゃんの優しさ。十二分に伝わって、嬉しいよ~~~♪

ううん。全然そんなことないよ。
ここはとりすました議論の場なんかじゃない。
私はただ、思うことを書いているだけ。それも素人の意見だわ。
だから、関係ないことでも、意見でも、なんでも自由に書いてくださいね。

私ね。物事の本質をとらえる力は、勉強して身につけるだけじゃないと思うのよ。
無論、いろいろなことを勉強して知識を得て、それを自分の中で分析統合して、
このことの本質は何か、何が正しいのか、って見極める方法もあるんだけれど、
そんなものは知らない、取り立てて勉強したことなどない、と言う人が、
人生の経験などで、ひととしての知恵を身につけて、本質にずばりと迫れる、
と言うこともあるし、いや、まだ若くて経験もさほどない、でも、本能的な
直観で、物事の核心を捉える…そういうこともあると思うの。
大事なのは、人の痛みを思いやる『想像力』に尽きると思うの。

その方は、きっとそういう人。
この国をほんとに憂えて怒ってる……
官邸前のデモに集まる人々、地方に飛び火して、全国あちこちでデモしてくれている
人々…紫陽花たち…
鍵コメちゃんもその方も、一つのお花。私も小さな花…

私は鍵コメちゃんの考え深さは直感でわかるよ。
行き来をそう始終はしていなくても、信じられるひとはいつだって信じてる。
すてきなコメントありがとう~~~♪

今日ね、ちょっと東京散歩した!^^



Re: 20日の鍵コメさんへ

鍵コメさん。こんばんは♪

おお!それはすごいすごい!!!
やりましたね!

そっちに伺って、コメント入れさせていただきますね♪

Re: ウッドスタインさんへ

ウッドスタインさん。こんばんは♪

おや、長大病と言うのはどうも伝染するようですね!(笑)

これからの日本を生きていく若者に、原子力関連工学を専攻してもらう
動機として、核兵器や原潜の開発の可能性を示唆する…そりゃ私は怒髪天ですよ!(爆)
私が、原子力工学を学ぶ有能な人材も必要だ、と言ったのは、あくまでも、
廃炉に関してですからね、推進の『ス』の字も言いたくないです!
…と言うことは無論お分かりいただいてますし、あらためていうまでもないのですが。
ないのですが……

『もしかしたら、原発の恩恵に与ることが薄かった世代に対して、
脱原発に付随して既存の設備の廃棄や核廃棄物の処理の仕事を
依存せざるを得ない状況を受け入れてもらえるような説得力ある言葉を
紡ぎ出すことができない、というのは、ある意味、幸せで贅沢な悩みではないか、
と感じたからです。 』

このところを読みまして、正直言ってはっとしました。
そうなんです。私は、今の政権を最低、と思い、こうやってブログやツイッタ―で
批判していますが、私が、今すぐにでも引きずり下ろしたい、現民主党野田政権が、
あとになって、「ああ、野田さんの時の方が、まだましだったなあ!!!」
と嘆息するようになる事態だって起こりうるんですよね。
つまり、今嘆いている状況より、もっと悪くなる状況と言うことだってありうるわけで。
自民党が政権を奪取し返したら、誰が総裁になっても、30年代に原発ゼロ、は
否定され、原発推進にはっきりと舵を切り直すでしょう。
改善のつもりで動かした結果が、改悪になってしまうと言うことは、よくあることですものね。
……
若者に、『原子力に関する静脈産業に就いてくれ』と頼む、説得力ある言葉が無い!
などと嘆いている状況は、
国が核兵器保持を国策として、核の推進を打ち出す、などと言うことになったら、
あるいは、国がこれからもバンバン、原発を作って行くぞ!と決めたりしたら、
無用のものになってしまい、ああ、あの頃はまだのんきでよかった!ということに
なりかねませんからね。考えるだけでおぞましいです。

2030年代に原発ゼロ、と言っていたのが、急速に後退してしまったのは、
アメリカの意向が大きいでしょうね。
IAEAで釘をさされて、さらにぐだぐだに。青森や福井県知事におどされて
どうしようもなくもうぐにゃぐにゃに。
経団連等、経済界のドンたちにひと睨みされて、決定的に崩れてしまった!
あの、フランスでさえ、『廃炉は勝機だ!』と捉えているんです!
これから世界で、どんどん老朽化して廃炉しなければならない原子炉が出てくる。
廃炉技術は、大きな大きなビジネスチャンスになると捉えている。
福島の事故が起きたとき、まああ!、当時のサルコジ大統領が、素早く来日したこと!
あれが善意のお見舞い訪問なんてことは誰も思っちゃないですよね。
福島第一原発事故の収束~廃炉で、フランスの進んだバックエンド技術が
売りになる!と考えたからこそ、大統領自ら乗り込んでくる…

廃炉技術をビジネスの勝機と捉え、世界にそれを売る!というのは、私の倫理観と
相容れないいやなことだと思いますが、それでも、当事者の日本の、そういうことさえ
考えられない先見性の無さは本当に情けない。
ウッドスタインさんがおっしゃるように、
『要するに、2030年代の原発稼働ゼロという目標を達成できない、ということで、
これに対しては「お前たちはどのくらい日本の技術力を信頼していないのか?」
と言ってやりたいです。「日本の叡智を集めてこれを達成しよう!」という
気概がないのか、それが何とも残念です。』
という気持ちは、私もまったく同感です。
経済界の御大たちも、次期首相候補者たちの多くも、口をそろえたように、
『再生エネルギーは2030年代までに、原発に代わるようなものにはなりえない。
だから原発はいる。なければ日本の経済はだめになる』と言う。
「お前たちはどのくらい日本の技術力を信頼していないのか!!!」
この言葉、彼らに向かって怒鳴りつけてやりたいです。
経済界のトップにいながら、日本の企業人の優秀さを信じないのか、
どれほど頭が固いのか!
原発推進こそが後ろ向き。脱原発+再生可能エネルギー政策こそが未来志向なんだぞ、と。

さて。最後の人権侵害救済法案。
これに関しては、あれ?こんなものが、規制委員会人事と同じような姑息な
方法でいつのまにか、決められてるぞ?と、ちょっと疑問に思ったくらいの認識しか
ありませんでした。昨日、少し、これに関するものを読み比べてみましたが、
まだ私はこの問題に関して、自分の意見を言えるほど、その中身をよく知りません。
ただ、この法案に反対している人々の顔ぶれが、申しわけないんですが、
私のあまり好きでない顔ぶればかり。まあ、誰誰、と言いませんが。
たぶんこれから調べていくと、法案に反対の人には反対!というような考えを
抱くのではなかろうか、という予感がします。
ただ、反対の反対は賛成、と言うことにも、私の場合ならなさそうなので、
この問題の中身に関しては、もう少し、意見を保留にさせておいてください。

ただ一つはっきり言えることは、…中味の如何に関わらず、徹底的な討議を避けて、
国会閉会中に首相が、どんな法案であれ、例外規定などを悪用して勝手に決めてしまう、という手法には
私も絶対反対です!規制委員会人事と同じ悪辣な、権力の乱用だと思います。
それから、さらに少しだけ踏み込んでいいますと、中身や経過はどうであれ、
人権委員会を3条委員会にすることには、私も危惧を抱きます。

委員会の人々が「差別だ」と考えれば「差別」となる。
つまり、人権委員会の胸先三寸で決められてしまう、という事は、まずい。

私は例えば原発に関してはっきり反原発派、ですが、仮に反原発の声が高まって行ったとしても、
それがもし、勢いで原発推進の声を封さつするようなことになるのはまずいことだと思っています。
そう言った意味で、政府がこの夏行った2030年のエネルギ―戦略に関する討論会などで、
発言者に、電力会社の者が入っている、と言うので、そういう人々が発言者に
なれないようにしましたが、あれは公正ではないと思っています。
強いもの、権力を握っているもの、多数を占めている者たちが、少数派の発言や
諸権利を脅かすような状況には、私はいつでも反発します。
そういった観点から、人権侵害救済法案は、よくまだわからないなりに、
この決め方には反対、と言っておきます。

すみません。今はこのくらいのことしか、お答えできませんがお許しくださいね。



Re: yokoblueplanet さんへ

yokoblueplanet さん。こんばんは♪

国民の声も聞かず、民主主義のルールをぐずぐずにしてしまって、
自党から大量の離党者を出し、国民の人気のない野田首相が、
圧倒的多数で再選されるって、なんて情けない政党なの?!と思ってしまいますね。
でも、悲しいことに、自民党や、維新の会はもっとひどい。
本当に国民はいったいどうしたらいいのでしょう。
マスコミもひどいですね。この間NHKラジオなどはずうっと、自民党の
候補者への記者会見を延々とやっていました。
まるでもう、自民党が与党のよう。
朝日新聞も、私が見る限り、自民党総裁選に関する記事の方が比率が
明らかに多かったです。
こう言うふうに、大手のメディアで、自民党自民党と繰り返していると、
民主党の印象は薄くなってしまいますね。
野田総理が討論会に応じなかったからだと言うことも、民主党党首選が
盛り上がらなかった理由の一つ。こんなところも、野田総理は姑息だなあ!
盛り上がらなければ盛り上がらないほど、自分の再選の可能性は大きくなるんですもの。
そんなふうに、あるところでは図々しいくらい非常に、面の皮が厚いのに、
アメリカや、経済界の大御所たちにはなにも言えないでひたすらへいこら。
まあ、どの大臣も、その言の軽いこと!

もう~。自公民以外の党に入れようと言う声を大きくしていくしかないな。
維新もだめ。
選挙までにはまだ間がありそうな感じになってきたから、その間、国民は
ようくよく、政治家を見極めていくことですね。
ほんとに情けないけど、仕方ない。

yokoblueplanet さん。ありがとうございます。

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No title

 またもや、長大な御回答コメント有難うございました。どうも、私は管理人さんの変なところのギアを入れてしまう傾向があるようです。これが、管理人さんや常連さんにとって、いいことか悪いことかはよくわかりませんが。

 前回のコメントで明かしましたが、私は理系の出身ということもあり、日本の科学技術、というものについて関心がありますし、ついでに言うと、現在の仕事も多少それに関わるものです。そういうこともあり、脱原発をした場合に付随して、原子力関連の技術の維持・発展の停滞(場合によっては衰退)してしまう可能性や、それに対する危惧を申し上げました。そこから論を進めて、若者に原発の既存設備の廃棄や核廃棄物の処理のために原子力関連の技術者になることを促す言葉がないという話をしたわけですが、実は一つ、もしかしたら理系の学生に原子力関連の技術者になるように説得できるかもしれない方便が考えられました。前回のコメント内にこのことを盛り込むべきかどうか迷い、結局記載しなかったのですが、管理人さんはこのことについて深く考えて下さったようなので、あえて申し上げます。
 それは、原子力関連の技術の軍事利用です。平たく言えば、核兵器や原潜の開発などで、原子力関連の技術の維持・発展を図るということです。

 ここまで記して、まだ見ぬ(というよりおそらく今後も見ることはないであろう)管理人さんの頭から湯気が出ている(それとも怒髪天?)図が浮かび上がってきました。

 閑話休題。今月19日、政府は「革新的エネルギー・環境戦略」の閣議決定を見送りました。つまり、2030年代の原発稼働ゼロという目標の事実上の後退となったわけです。この背景には、代替となるべき再生可能エネルギーの開発に対する見通しの甘さ、現在停まっている大間原発、島根原発3号機の建設再開決定との矛盾、立地自治体や財界の反発などが言われていますが、最も影響を受けたのはアメリカの反発でしょうね。80年代のレーガノミクスによって、ものづくりの多くを放棄してしまったアメリカは、もはや自力では原発を作ることはできません。先頃、オバマ大統領は新規の原発建設を条件付きながら容認する方針を打ち出しましたが、安全性でも世界最先端の技術を持つ日本の原発技術を、この決定によって将来利用できなくなる可能性が生じることを許せなかったわけです。
また、原発関連の核開発技術は軍事関連のそれにも連動するものですから、アメリカはその両方を手放したくないということなのでしょう。何が言いたいのかというと、日本の原発関連の技術に関しては、アメリカの関与を受けることがこれからも続く、ということです。もっと言えば、アメリカの国家戦略に組み込まれているということでしょうか。

 さて、「もう日本では新規に原発はできず廃棄するだけだが、軍事関連の仕事ができる可能性があるから、原子核工学や核化学を専攻しよう」と考える理系学生はいるだろうか。おそらく、現時点ではいないでしょう。核兵器・原潜の保持は、現段階では考えにくいですからね。ただ、昨今の尖閣列島を巡る中国の動きを鑑みると、いずれは防衛力増強の必要性が唱えられ、核兵器や原潜の保持が必要なの では?という機運になるかもしれません。もちろん、そうならないことを願いますが。しかしながら残念なことに、日本国家の意思として(もちろんアメリカの意思もありますが)、これらを保持することになった場合、原子核工学や核化学を専攻しようする学生は急増するでしょうね。すなわち、2段目に掲げた方便が有効になる可能性が出てくるわけです。

 今回述べてきたことは、今まで私が貴ブログに寄せてきたコメントとは一線を画すると言ってもいいくらい、想像力を逞しくした突飛なもの、殆ど妄想と言うべきものでした。自分でも、よくこんな内容のものを作成してしまったものだ、という思いもあります。でも、あえて投稿させてもらいました。なぜか?
 もしかしたら、原発の恩恵に与ることが薄かった世代に対して、脱原発に付随して既存の設備の廃棄や核廃棄物の処理の仕事を依存せざるを得ない状況を受け入れてもらえるような説得力ある言葉を紡ぎ出すことができない、というのは、ある意味、幸せで贅沢な悩みではないか、と感じたからです。
 困ったものですね。問題提起しておきながら、いきなり卓袱台をひっくり返すかのごとく、このようなことを言い出すなんて。
 というのも、この悩みはあくまで脱原発の実現が前提です。それが叶わなければ、このような悩みは成立しないということです。
 これは前述した「革新的エネルギー・環境戦略」の閣議決定を見送ったことに起因しています。要するに、2030年代の原発稼働ゼロという目標を達成できない、ということで、これに対しては「お前たちはどのくらい日本の技術力を信頼していないのか?」と言ってやりたいです。「日本の叡智を集めてこれを達成しよう!」という気概がないのか、それが何とも残念です。

 すみません、支離滅裂になりました。でも、もはや文章を推こうできないほど興奮しました。実は、この時の閣議で「人権救済法案」という、どうしようもなくひどい法案の国会提出が決定されましたが、この法案の提出手段が原子力規制委員会の人事を野田総理が決めてしまったのと同じくらい姑息な手段を弄したものでした。それがどのようなものであったかは、御存じだと思います。それも相まって、ちょっと冷静ではいられませんでした。私の方こそ、変なところにギアが入ったようです。

自民は全員推進派

再度こんばんは。
そうなんです、自民は全員が堂々と原発推進を恥じる事も無く口にしています!
そして経済3団体のヨボヨボの長たち:整合性の無い事を相変わらずオームのように繰り返してます。彼らにちょっと突つかれただけで、政府の見解がユラユラ、グラグラ。
昨晩の報道ステーションに出演した最高責任者の様子は見苦しくて見ていられませんでしたね。
ほぼ全員が他人事のような話し振り。かろうじて1人だけが何とか見られる状態。
1票を投じる相手がいない政治状況は、哀しいですね。
世界中から虎視眈々と狙われている祖国。本当哀しい状況です。

Re: ウッドスタインさんへ

ウッドスタインさん。こんばんは♪

また長くてすみません!
これ4つか5つの記事に出来ますよね。というよりそうした方がいいんだろうなあ(笑)。

『原子炉関連作業士』構想。無論名前はまだいい加減なものですよ。^^
一人で溶接から何から全部やるという意味ではないので。
本当はこれは、独立した一つの記事として、前から書こうと思っていたことの
一部です。まだ考えを整理して言いきれてません。
私が推進派の人に言いたいことの一つに、原発をやるのなら
フロントエンド、バックエンド含め、現場作業員の労働環境と待遇を改善せよ、
ということがずっと以前からありました。
原発というのは、こうした危険な現場で働く人がいて成り立っている。
経営者にも、無責任に「原発はいる!」という人にも、その認識があまりにも薄いと
いうことを常々おかしいと思っていました。
私がここで言いたかったのは、彼らが搾取されないように、その労働に見合った
対価を得られるように、原発を国策でやるのなら国策でやはり制度をしっかり作れ、と
いうことなのです。資格を取って安定して働くことが出来るような仕組み。
流れの、使い捨ての、ふっと消えてもわからぬ、すぐに代わりなんていくらでもいる、
と言われるようなnobodyではなく、ちゃんと従業員としての諸権利を保障された、
社員として雇うという仕組みを、電力会社に義務付けろ、と言いたいのです。
そして、働く人自身が自分たちの権利に目覚め、誇りを持って仕事に
従事できるように。 そのことを願っての一文です。

私がなぜ、こんな思いを抱くか、というと、私が子供の頃、11才歳の違う兄がいて、
大学を出ていても職のなかった時代、中退で20歳そこそこの彼がこうした肉体労働で、妹の私を
食べさせてくれていた記憶があるからです。飯場から飯場へ渡り歩く暮らし…
数か月ごとに母と私のもとに送金があるのですが、始終その送り元の住所は変わっていました…。
職種も、森林伐採から、港湾労働、建設現場…いろいろだったと思います。
無論今とは時代が違う。まだまだ日本が貧しかった時代でした…。
でも、今のように一応豊かになったこの時代に、原発、などというところで
働かねばならないひとがいる。自ら選んでそうなったか、やむなく
そうなったかなんて関係ないと思うんです。
こういう仕事を、自分で好きで選んでるんだろ、と言って任せきりにして、
線量計を鉛カバーででも覆わなければ続けて働けなくなるような危険な労働でも
任せきりにして、原発をどんどん作って動かしていく、そのことに根本的な怒りを
私はいつも感じてしまうのです。
だから、この問題は、わたしの特殊な感情というか、思い入れ、ですかね。^^
私には、Jヴィレッジで白い下着姿でいる男たちが皆、昔の兄に見えてしまうのです。

さて。『静脈産業』に関してです。
これから理系の大学などを出て、職業選択する若者に、さらにその前に、
高校で進学時、これから将来の専攻をおよそ描いて学部を選択しようとしている若者に、
既存の原発の廃棄の仕事…『言わば、先代の残した負の遺産の整理、野球でいえば敗戦処理、
それも先が見通せない感じがするもの』を専攻してくれ、と言えるのか?という問題ですね。
ウッドスタインさん。正直言って、これは私も言えないです!
だから、ウッドスタインさんのご指摘、本当にもっともです、と言うことしかできません。

私がここで名をあげさせていただいた高木仁三郎さんにしても、小出裕章さんにしても、
お二人とも、大学は、『原子力こそがこれからの夢の産業だ!』とお思いになったからこそ
核化学、原子核工学、などを専攻なさったこと、もちろん知っています。
1950~60年代は、原子力工学はまさに夢の学問だったと思います。
私自身も、その頃はまだ子供だったけれど、原子力だけではない、日本が
どんどん発展して伸びていっている時代の空気は、感じていました。
九州博多で少女時代を過ごしましたので、当時の北九州工業地帯の勢いとかね。
周囲にも真新しい、大きな工場が、どんどんできて、リノリウムの床の匂いさえ、
日本の未来の匂いだ!という感じさえした……。
それを肌感覚で知っているわたしが、これからの若者にだけ、そういう華やかな動脈産業でなく、
いずれは収縮するとわかっている、将来の希望もあまり感じさせない
静脈産業に行ってくれ!って、どうして心から言えるでしょう!

『このことって、意外と深刻な問題だと思います。脱原発を唱え、
既存の設備の廃棄や核廃棄物の処理の重要性を唱えるならば、
原発の恩恵に与ることが薄かった世代にその仕事を依存せざるを得ない状況を
受け入れてもらうに足る説得力ある言葉を、彼らより上の世代は紡ぎ出さなければなりません。』

ウッドスタインさんのおことば…。
ほんとにその通り!って、私も思います。
わたしのこれまでの文章をいくつかお読みになって、
私が、若い人に、無責任に、軽く、『静脈産業もいいよ。やってみれば?』と、
勧めるような人間だとお思いでしょうか?
希望に満ちていた原子力の草創期、若い学徒が、そこに希望を見出して、
生き生きと原子力の世界に踏み出していった…
その気持ちがわからないとお思いですか?

私は、いつだって、日本がそうした若い時代を持っていたことを懐かしみつつ、
今、でも、その若い日本が無責任に野放図にやってきたことの汚泥を残滓を、汚物を、
未来の青年たちに始末を託さねばならないことを、いつだって悲しみつつ
申しわけなさに泣きつつ、脱原発をいつだって叫んでいます。

ウッドスタインさんは、脱原発にご理解のある、公平な方とお察ししています。
ですから、これはウッドスタインさんに言っているわけではないのですが、私いつも納得できないのは、
推進派の方々が、『脱原発と言うなら、放射性廃棄物の最終処分場をどうするのか
考えてから言え』とかっていう言い方しますでしょ。こんなおかしな話、ないと思うんですよ。
だって、原発作ったのは、反原発派じゃないですよ。作ったのは推進派の方々です。
トイレのこと考えずに無責任に作ってきた…
それなのに、反原発を叫ぶ人々に、おまえら、原発いらないっていうんなら、トイレ作ってから
言え!っていうのは、まったくおかしいとお思いになりませんか?……

とは言うものの、この、放射性廃棄物の問題は、推進派・反対派もう関係なく、
真剣に考えていかねばならない問題ですね。
どちらの責任か、などと言っている余裕はもうないと思うのです。
とりわけ日本においては。
この狭い、地震多発地帯に、福島第一含め54基もの原子炉がある。もんじゅもあれば、
六ヶ所に仮置きした使用済み燃料も、満杯になりつつある。
そして何より、福島第一の、まだどこにあってどうなっているのかさえ分からぬ、
溶けた燃料…!
将来性があるとかないとか、今、私には考えていられないのです。

それでは、これからの日本を託す若い人に、なにをもってこの原子力に関する静脈産業も
やってくれ、真剣に職業として選んでくれ!と言えるか、と言うと、
私は、『人間としての使命感と倫理観』に訴えるしかないのです。

無論、それだけでなく、現場で働く作業員から研究分野につく人まで…
十二分すぎるくらいの収入を保証することは言うまでもありません。
それが言いたいがための、『原子炉関連技術士』と言う生煮えな言葉も使ってみました…。

人類は、大量の放射性廃棄物を、どうにかしなくてはならないのです!
もう出してしまったのです。
先送りすればするほど、そうしてその現実を直視することがうるさいばかりに
目をそらして稼働し続けていればいるほど、また核のゴミは増えていく…

以前私は、ハンス・ヨナスについて書きました。
ハンス・ヨナス。1979年『責任という原理 ――科学技術文明のための倫理学の試み』
(加藤尚武訳・監修。東信堂、2000年)
それまでの倫理学は、大雑把に言って、現世を生きる我々のこころのありようを
研究する学問です。しかし、科学技術が発達し、文明の影響が現世にとどまらなくなった
この世界で、現代の我々の内だけで倫理と言うものを説いていて事足りるのか?
我々は、われわれの未来の世代に関してもその責任を負うべきではないのか?と言う、
重い問いから発した著作です。
私の記事は、こんな記事でした。よろしければ、このコメントにも関連がある内容ですので、
お暇の時、お読みくださいね。

http://clusteramaryllis45.blog61.fc2.com/blog-entry-535.html

私は、私たちは、未来の世代に責任を負わねばならないと思っています。
ですから、綺麗ごとで逃げることをしたくありません。
いつか、綺麗な原子力発電が出来るだろう、とか、危険な高レベル放射性廃棄物を
一瞬にして無害化する方法が見つかるだろう、とか…
要するに、原子力にはまだまだ夢があるんだ!というような楽観的なことを言いたくない。
もうすでに、この日本は国土の何十分の一か何分のいくつかが汚染されてしまいました!
それは私たち現役世代がなしてきたことの結果です。
だから、そのことを詫び、深く頭を垂れて、本当にすまないが、私たちは
あなた達にこんな負の遺産を残してしまった…。
あなたたちに跡始末を頼むしかない。無論今できることは今すぐ我々がやる。
だから、後を引き継いでくれ。
…そう正直に言うしかないのではないでしょうか。

いたずらに希望を言うことは、私にはできません。
ただ、この地球に生きる者として、人間には、この核のゴミを何とかする責任がある。
あなたたちの使命感に訴える!…そう言うしかないです。

人間の欲望は果てしないです。人間はどこまでも強欲に醜くなれる…
一方で、人間の崇高な精神、というものは、これはまた、素晴らしいものだと私は思っています。

と言っても、若い人の崇高な精神、犠牲的精神、倫理観、…そのようなものに頼り切ろうと
言っているのではありません。
私は、今が、日本が大きく変われる時だ、と思っています。
私欲のために、豊かなものがさらに私腹を肥やすために政治を経済を動かしていく世界ではなく、
自分の出したごみは自分で始末すると言う、ごく当たり前のことから始めて、
人間が、人間の崇高な部分を、当たり前のように生かし示していくまっとうな世界…、
そのようなものに変えていく時が来ていると考えるんです。

『静脈産業』…それを若者にやってください、ということが、理不尽なことではなく、
むしろそういう仕事が誇りに思えるような、そういう考えかたの世の中…
そういう世界になって欲しいと思います。

…ご質問の答えにあまりなっていないでしょうね…。
私がウッドスタインさんのご質問に今言えるのは、
いや、若者に頭を深く下げつつ願うのは、こんなことしかありません。
私が、こんなことしか言えない状況を、どれほど悲しんでいるか…
その悲しみが、私をこうしてつき動かしているようなものです。

官邸前のデモに行く…
6時から8時…。うす暗がりの中に、私と同じように一人でいらして、じっと静かに
佇んでいる同年輩の婦人を見かけます…。そのまわりに漂っている悲しみの気配…
ああ。たぶん、私も同じ気を出しているんだろうな…
そう思いつつ、私たちは見知らぬ人同士としてすれ違います…

Re: yokoblueplanet さんへ

yokoblueplanetさん、こんばんは♪

『原発ゼロ』の事実上の取り消し。ほんとにひどいのなんのって、
あきれて開いた口がふさがりませんね。
『2030年に』と言っていたものが、いつの間にか『2030年代に』という
言葉にすり替わり、9年も後退。
さらには、原発立地自治体の反発を恐れて、島根3号機、大間などの
建設再開を認めてしまい、もんじゅもなんだかだ言って継続。
さらに決定的なのは、自分たちが決めたことを閣議決定せずに、なし崩しに
『原発ゼロ』を願う国民の声を無視して、どうにでも自分たちに都合のいいように
変えられるものにしてしまった。
そして、あれほど反対された、規制委員会はあのままの人事で発足!
規制庁の初代長官は、警察関係者!
は~~?なにそれ!って言いたくなります。

こんな子供だましの手口で、政治が決められていっていいんでしょうか!
去年12月の冷温停止宣言。それと、原子力緊急事態にまだあるから、
首相の権限で国会を無視して決めてしまう、ということの整合性。
庶民の常識から言うとまったく理解できない勝手な解釈を自分たちに都合のいいように
やってて、ほんとに腹が立ちますよねッ?
でも、きっと、訴えても通らないのでしょう。
官僚にはこういう抜け道に長けた連中がいて、入れ知恵してるんだろうからなあ…

ああ、でもね……そんな民主党でも、自民党よりはましなのか、と思うと
がっくり力が抜けちゃいますね。自民党は、あれほど候補が揃って、原発推進を
国民のまえで堂々と言うか!って、殴りたくなっちゃうわ!
あなたたちが、あなたたちが、福島の事故、起こしたも同然なんだわよ!
よくもぬけぬけと、そんなこと言えるわね!って。

しかし、国民は馬鹿にされたものですね。
あの、パブコメとかはなんだったの!
国民なんかどうでもいい。経済界のドンたちと、アメリカと、そして
電力会社と、関連大企業と、そして、立地自治体の首長の顔だけ見てる。
また、大きな抗議の声を上げていくしかないですね!

yokoblueplanet さん、ありがとうございます!



違法性

こんばんは。
民主党の「原発ゼロ」方針、骨抜きになりましたね。
彼らの言葉には重みがまったくありません。
原子力規制委員会の人事も、昨年末に「事故収束宣言」をしているにも関わらず、緊急時に許されている国会容認抜きの人事決定を、すべて自分たちの都合の良いようにし放題。
事故収束宣言を発した時点で、原発事故緊急時の取り決めはチャラになるのが筋のはず。
ここで違法性を証明できれば、覆す事も可能になりますが、そこから攻める方法はないのでしょうか?!

彼らには「主権」の話も通じないのでしょうね。。。

No title

 今回もかなりの大作、お疲れ様でした。新聞、雑誌、テレビの記事、インタビューなどを豊富に引用して論点の根拠とし、現状の問題点を浮き彫りにし、その解決の処方箋のヒントを提示するという構成も、わかりやすかったと思います。すでに常連さんたちより絶 賛のコメントが寄せられているのは、内容について共感されるところが多だったからでしょう。
 ただ、管理人さんは、私からは常連さんのようなコメントを期待していないですよね。むしろ、別の色合いのものがいいのかと。まあ、冷静に内容を吟味すれば、いくつか突っ込み所はあります。特に「原子炉関連作業士」構想については…。ただ、これについて語り始めるとおそらく収拾がつかなくなるので、これは封印し、今回はここで言う「静脈産業」へのメンタリティについて、反論ではなく、思うところを述べさせてもらいます。
(時節柄、尖閣問題なんか語りたい気もありますが)

 「静脈産業」ということは、当然「動脈産業」もあるわけで、これまでは、漠然としかその意味を把握していませんでした。これを機会に改めて調べてみると、「資源を掘り出し、輸入し、加工し、組み立て、物流網に載せて販売する一連の産業を「動脈」とするならば、使い終わった製品を回収し、再利用し、あるいは再生し、あるいは廃棄することに関わる産業」だそうです。
 ここで自分のメンタリティをタイムスリップさせ大学生の頃にして、いろいろ考えてみました。実際、私は何十年か前は理学部化学科の学生でした。理系の学生が自分の学んだことを少しでも生かす仕事に就こうとして希望する職種は、ファーストチョイスとしては「静脈」よりは「動脈」産業の方を考えるでしょう。もっとも今の時代ならば、省エネルギーや環境の問題に意義を見出し、再利用、再生の仕事に就くことをファーストチョイスとすることもあり得ます。では、それをさらに踏み込んで既存の原発の廃棄の仕事を選択するか? 言わば、先代の残した負の遺産の整理、野球でいえば敗戦処理、それも先が見通せない感じがするものを、ということです。ある程度他の仕事を経てきたならば、それもありかもしれませんが、これから社会に出ていく大学生の若者に、その仕事をさせるべくモチベーションを維持させることを求めるのは酷だと思います。
 すなわち、もし日本で原発がこれ以後、建設・運転されないということが確定となったならば、少なくとも理系大学生の頃の私は、原子核工学を深く学ぼう、それを一生の仕事としよう、とは思わないでしょうね。そして、このメンタリティはおそらく理系大学生の多くが抱くものと想像できます。その結果、脱原発に連動して、新たな原子力関連の日本人技術者の輩出が急速に減少していくことになると考えられます。その危惧を管理人さんも文章内では仄めかしており、対策の必要性も述べておりました。
 でも、考えてみてください。若者に、「原発設備の廃棄やそれに付随した高エネルギー核廃棄物の処理のためだけに原子核工学を学んで、原子力関連の技術者になってくれ」と、どのように説得しますか? どのようにモチベーションを維持させるべく働きかけますか? 理系大学生の頃の私なら、通り一遍の理由を羅列されても心は動かないでしょうね。

 このことって、意外と深刻な問題だと思います。脱原発を唱え、既存の設備の廃棄や核廃棄物の処理の重要性を唱えるならば、原発の恩恵に与ることが薄かった世代にその仕事を依存せざるを得ない状況を受け入れてもらうに足る説得力ある言葉を、彼らより上の世代は紡ぎ出さなければなりません。でも今のところ、少なくとも私には妙案はありません。管理人さんはどうでしょうか。

Re: MATZーTSさんへ

おはようございます。
また今回も、深いコメント、ありがとうございます。
うみそら居士さんも、このコメント欄の下の方で、MATZ-TSさんのコメント
素晴らしいと言っておいででしたんですよ。^^

『静脈産業』という言葉は、以前どこかで聞いて、なあるほどうまいこと言うなあ!と
感心したことがありました。MATZ-TSさんのコメントで、思い出し。
原子力産業に関しては、『バックエンド』という語を使うことが多いですね。
でも『静脈産業』の方がぴったり来ます。
日本だけでなく、世界でもアメリカだって、原発を初め、巨大建造物の
老朽化は大きな問題ですよね。
いつでしたか、アメリカの巨大な橋の、老朽化した映像を見ました。
つい先日は、MATZ-TSさんも触れられた熊本県球磨川の荒瀬ダムのこと
新聞に出てましたね。建設から57年…日本の他のダムだって、高速道路だって、
これからどんどん、補修だけでは済まない、取り壊しの必要な建造物が出てきますね。
フランスの原発も、老朽化が長年危惧されていたフェッセンハイム原発の廃炉に
いよいよ本格的に取り組むようだし。
でも、ちゃんとオランド大統領は、「『廃炉』はフランスにとって勝機」と
捉えている。
廃炉にも、自然エネルギー促進にも及び腰で、覚悟の定まらぬ日本と大違いです…

ものを作るからには、いつかそれが老朽化して撤収しなければならない時のことを
必ず考えてるべきですね。それは原子力産業に関わらず。
アメリカ、テキサスの広大な土地に、廃車されたキャデラックが空に向かって突き刺さっている
有名な風景…あれは意図してつくられたアート作品だけれど、
放置された廃車の山は世界じゅういたるところに。昔は高レベル放射性廃棄物も
海に捨てていたんですね。
処分しなければならなくなった時のことを考えていない…現生の利益と便宜だけを
考えて突き進む文明国の姿…
それは、ものをつい買いこんでしまう、自分のことも含め、おぞましいですよね。

世界には一方で、今日食べるトウモロコシ粉もない、飢えた人々がいる。
トウモロコシのバイオ燃料化による価格高騰をあてこんで、巨大な倉庫に
トウモロコシをいっぱいに溜めこんで、さらに収穫をもくろむアメリカの農家の主人。
水を大量に食うトウモロコシ栽培が、アメリカの帯水帯の地下水を涸らしても、
自分の代さえよければそれでいい、と、遠くで飢えている人々のことや、
未来の世代のことなど考えない…

人間には倫理というものがあるだろう。自分たちさえよければそれでいいのか…!
ほんとに考えさせられる問題だと思います。
ありがとうございます!^^


   

Re: 鍵コメさんへ

鍵コメさん。おはようございます。
お知らせありがとうございます。私もびっくりしました…。

そのお気持ち、とてもよくわかります……

最再度 静脈産業

MATZ-TSです。こんばんは。
 どくだみさんは、本当に説得力のある(真剣に考えられた)BLOGを書かれますね。真剣さが文章を通して伝わってきます。あらためて「静脈産業」の重要性を考え直しました。ただ、お断りしておきますが「静脈産業」という言葉は、既にご存知だとは思っておりますが、私が考えた言葉ではなく、10年ほど前に http://amzn.to/OaITsO  などを読んで、21世紀のキーワードだと感じていた経緯があるのです。この用語は、google検索しても沢山でてきますよね。
 ただ、温暖化問題と並んで、人類が直面する最も重要な課題である原発問題ではあまり検索で出てこないし、真剣に考えている政治家が少ないのはなぜでしょうか。恐らく、未来の人間の幸福は、次の選挙の票にならない(と思っている)からでしょう。少ないですが、真剣に考えている人はいます。 また、なぜ静脈産業が現在あまりメインにならないのでしょう? まだ、勝手に捨てる、先送り、の方が「当面」安上がりだからでしょう。  ・・・しかし、今後はそうはいかないはずです。

 我々は、日々生きていかなければなりません。そのためには金が必要です。安定した安全な国が必要です。今度の選挙でも重要視されるのは、「景気対策」が多いですよね。それは痛いほどわかります。そこを無視しては、肝心のこともできません。でも、同時に考えなければならないことは、「人類は幸か不幸か、化石エネルギーを発見し、地球環境を破壊する能力を身につけてしまった」ということです。これは国を超えた問題です。

「国家戦略などという、せせこましい小さいものの見方を超えた、本当の意味での
人類の共生の思想がこれからますます必要になってくるだろう。」  本当にそうですね。
実際は、今の日中関係、日朝関係にみられるように、現在の欲望が支配する世界です。それは、昔もそうでした。ただ、幸いなことに?人間の力は、神が与えたこの惑星の環境を変えるほどの力はなかったのです。
 今でも、開発途上国と先進国の大きな格差があります。宗教の違いによる争いがあります。その他、数え上げれば切がありません。 自分の利益が、自分の国が。。。という、欲望、ナショナリズムが支配する世界です。人間が動物である限り、基本的な欲望は自然です。しかし、人間は、他の生物が持ち得ないほどのパワーを持ってしまいました。それに対する責任は、パワーに比例します。「責任」は、「倫理観」といってもよいでしょう。その大きな責任を人類が共通認識として持ちうるか?  悲観的にならざるを得ない現状があります。

 かといって、自分自身を冷静に振り返れば、自分の欲望をまず考えてしまう現状に愕然とします。大きなことを言いながら、ですよ。 でも、少しずつでも、まず自分から、そして周りから、この国から変えていく努力は継続するつもりです。今後も貴BLOGを通してご教示下さい。
 おもいつくまま、とりとめなく書いてしまいました。すみません。

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

Re: fukashiさんへ

fukashiさん。お久しぶりです。こんばんは♪

九州と北海道だけは汚染を広げないでほしいと願っていたのに、
とうとう…。がれきは広域処理する必要もなかったらしいのに、
これはもう、以前記事にも書いたことあるけれど、日本を薄く広く汚染させて、
国民の感覚を鈍磨させてしまう、『不幸の均霑プロパガンダ』、としか
思えませんね。

『善と悪が情と理が混同されてしまっています』

ほんと!ほんとその通りですよね!
不幸の均霑プロパガンダは、人間の善意につけ込むの。

まあ、負けずにポチポチ書いていきたいと思います。

『第七官界彷徨』。なんだかいいでしょう?^^
他の人にちょっとない、独特の感覚が、私、好きなんです。
あ~、fukashiさんにそう言っていただいてよかった!
なんとな~くですが、fukashiさんの文章感覚というか視点に、ふっと
この作品のこと連想したので、お薦めしてみたの。^^

ではでは。一ヶ月後くらいにお薦めしてみる映像、お楽しみに!(笑)

No title

コメントありがとうございました。
お久しぶりです。
日々戦っている彼岸花さんを見て頭が下がります。
北九州もついに瓦礫が燃やされました。
瓦礫は高温で燃焼されることにより、
放射性物質が気化され固体よりもさらにたちが悪くなるそうです。
マスクさえ通過してしまうとのこと。
善と悪が情と理が混同されてしまっています。

こちらもたまーに更新していきます。
ではでは。

追伸.『第七官界彷徨』読みました。
不思議なつぶやきで満ちてますね。好きな小説です。
うーん、瑞々しい!

Re:うみそら居士さんへ

うみそら居士さん。こんばんは♪

最近記事を途中まで書きかけて、さらに書こうとすると睡眠薬でも飲んだかのように
眠くなり、困っています。一種の拒否反応かしら?(笑)
この記事も、もう5日ほど書きかけたまま。ようやくアップできました。
MATZーTSさんのコメントに、書き続ける気力をいただいたと言えます。^^

原発の収束と廃棄物の処理は、もう日本にとっては待った無しの課題ですのに、
まだ推進にしがみついているこの政府は、いったい何を考えているんですかね。
小出さんが別の映像の中で言っていましたが、
『まだ(原発の危険を)本当に肌で感じてないんじゃないですかね』というのが
真実かもしれません。見ようとしていない。感じようとしていない。
だから、自分の肌感覚で、あの事故の恐怖を感じてないんじゃないでしょうか。
どこかのよそ事で、我が身に置き換えてみる想像力がない。

高木仁三郎さんは、今回、映像を見直してみて、その誠実な生き方に、
心を洗われるような気がしましたね~~~……
だからこそ、推進派中の推進派、加納時男氏や住田健二氏などにさえ
尊敬の念を抱かせたのだろうと思います。
この映像。あらためて皆さんに見ていただきたいですね。
16年前…福島原発事故を、的確に予想していたこのひとの言葉を、
なぜ日本はもっと真摯に聴かなかったのでしょう……

赤城山山系に眠る彼…おそらくそこにも降り注いだであろう
放射性物質…どんなに悲しい想いで見ていらっしゃることでしょうか。
彼の遺志を継いで、小さな力でも寄せ集めて、大きな力にして
原発のない国にしていきたいですね。

ありがとうございます♪








No title

彼岸花さん、こんばんわ。
素晴らしい記事をありがとうございます。
(ついでに、この場をお借りして言わせていただけば、数日前のMATZ-TSさんのコメントも素晴らしかったです!)

本当に、お二人がおっしゃるように、このような「静脈産業」にこそお金と人材をどんどん投入していくべきですよね。ところが…原子力規制委員会の人事を含め、今の政府のやっていることは全然逆のことばかり!まったく愚か極まりないことだと思います。

高木さんのこの動画も良いですね。本当に惜しい人を亡くしましたね。
私も、福島事故の後…どれだけ高木さんが生きていて下さったらと思ったかわかりません。動画の途中で「朝まで生テレビ」での加納氏とのやり取りが映っていましたが、私はこの番組をタイムリーに見ていて、テレビの前で加納氏や石川迪夫氏などをさんざん罵倒していたのを思い出しました(苦笑)

例によってツイートさせていただきますね~。
一人でもたくさんの人に見ていただかないと…
ありがとうございました。合掌
プロフィール

彼岸花さん

Author:彼岸花さん
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『しだかれて十薬忿怒の息吐けり』

『南亭雑記』の南亭師から頂戴した句。このブログになんともぴったりな句と思い、使わせていただきます。
十薬とはどくだみのこと。どくだみは踏みしだかれると
鮮烈な香りを発します。その青い香りは、さながら虐げられた若者の体から発する忿怒と抗議のエネルギーのよう。
暑い季節には、この強い歌を入口に掲げて、私も一民衆としての想いを熱く語りましょう。

そして季節は秋。
一足早いけれども、同じく南亭師からいただいた、この冬の句も掲げておきましょう。

『埋火に理不尽を焼べどくだみ荘』

埋火(うずみび)は、寝る前に囲炉裏や火鉢の燠火に灰をかぶせて火が消えてしまわぬようにしておいた炭火などのこと。翌朝またこの小さな火を掻き立てて新たな炭をくべ、朝餉の支度にかかるのです…

ペシャワール会
http://www1a.biglobe.ne.jp/peshawar/pekai/signup.html
国境なき医師団
http://www.msf.or.jp/donate/?grid=header02
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