『チビ その他のことども』

原発のこと、政治の怪しい動き……
気の滅入ることばかりである。

久しぶりに私の暮らしのことなど書きましょうかねぃ…

台風18号は東方海上に去って行ったけれども、その名残で
東京あたりは一昨日あたりからずっと半曇りの日が続いている。
あれほど9月になっても暑かった日々はどこへ?と問いたくなるほど、
極端に、涼しい、というよりは、むしろ小寒くなってしまった。
また大型台風17号が接近していて、これは日本を縦断していきそうだからご用心、である。

ところで、太平洋上に去って行った台風18号は、なんという名前か皆さんご存じ?
Ewiniar(イーウィニャ)だそうですよ。
石垣島の南にある大型の台風17号は、Jelawat(ジェラワット)ですって。

気象庁によると、北西太平洋または南シナ海で発生する台風防災に関する各国の
政府間組織である台風委員会(日本ほか14カ国等が加盟)は,平成12年(2000年)から,
北西太平洋または南シナ海の領域で発生する台風には同領域内で用いられている固有の名前
(加盟国などが提案した名前)をつけることになったそうだ。
発生順にあらかじめ用意された140個の名前を順番に用いて,その後再び最初の「ダムレイ」に
戻る。台風の年間発生数の平年値は25.6個なので,おおむね5年間で台風の名前が
一巡することになる。
 http://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/typhoon/1-5.html

へえ!そんなことになっているとは知らなかった!
いや、アメリカにおけるハリケーンのように、台風に名前がつくようになった、とは
おぼろげにいつか聞いた記憶があるけれども、相変わらず、日本では台風は番号で
呼んでいるのが普通ではないだろうか。だから、私も全然意識していなかった。
今日、ふと、台風情報を見ていて、名前がちゃんと書いてあることに気づいたのである。
ちなみに18号Ewiniar(イーウィニャ)は、ミクロネシアの命名で『嵐の神』だそうだ。
17号Jelawat(ジェラワット)はマレーシアの命名で、淡水魚の名前だそう。
ふ~~ん…
慣れ、ということもあるのかもしれないが、私は個人的には、ぶっきらぼうな『台風第19号』
という言い方の方が好きだな。『台風マリクシが近づいています』などと言うより…。

先ほど買い物に行こうとて外に出てみると、細かい細かい雨粒。
でも、歩くと荷物が重いので、自転車のかごに念のために雨合羽を入れて、やはり自転車で行くことに。

家の前は、隣り合う5軒の、割合広い共有地になっている。
そこを通りかかると、そのうちの一軒で飼っているチビと言う犬の目ををふと意識した。
チビは典型的な雑種である。茶柴の血が少しは入っているのか、まあ、あんな色合い。
だが柴犬よりは手足が長くひょろひょろ痩せて、しょぼくれて、いかにも貧相なご面相である。

このチビがとんでもない馬鹿犬だった!
貰われてきたのは今から10数年以上も前だったろうか。
子犬と言うのはどの犬でもコロコロとして愛らしいものだが、ちびは最初から
痩せていて、貧相だった。そしてよく吠える犬だったのである!
朝は4時5時から、キャンキャン言い始める。7時ごろもキャンキャン。
10時も、12時も、午後4時も7時もキャンキャンキャンキャン!!!
子犬のうちは仕方がない、と思っていたが、2年経ち3年経っても、やはりよく鳴く。
飼い主が出かけると言ってはキャンキャン。庭に出て来たと言ってはキャウンキャウン。
誰が通りかかってもワンワンキャンキャン。

我が家は数軒離れているので、直接ああ、うるさくてたまらない、と言うほどではなかったが、
隣の家の人々は朝からたまらなかったであろう。
あるとき、犬の隣のうちの奥さんとバスで乗り合わせたとき、ひとしきり、チビの
悪口を言っていらした。「あの馬鹿犬のおかげで朝もぐっすり寝てられない。
仕事に出なきゃならない日の朝はほんとにあったまに来る!」
でも、飼い主は別に悪い人ではないのである。犬がうるさいことを気にして
近所中の人に会うごとに何度も、いつもいつも謝っていた。無論私にも。

そしてある日、とうとう、その隣の家の奥さんは、別のところにマンションを買って
引っ越していってしまった。まあ、犬のせいだったかどうかは知らないが。

ところが。それから間もなく。
チビはぴたっと鳴かなくなったのである。6、7歳くらいになった頃だったろうか。
一つには、そこの家のご夫婦が共稼ぎになって、一日中家を留守にするように
なったからかもしれない。子供たちも独立して家を出ていってしまったし。
鳴いても仕方がないということをチビは学んだのであろう。

チビは一日中、待っている。
あれほど郵便屋が来ても誰が来てもキャンキャン言っていたのに、今ではクスンとも言わない。
ただ、いかにも怪しげな動きをする人が来るとわんわん!と強そうに鳴いて威嚇する。
チビの犬小屋は、その家の縦長の庭の奥の方に据えてある。
そこを時々出たり入ったりしながら、まあ、でも大抵はおとなしく寝そべって
こっちをひたすら見ている。
そして夕方……
チビが昔のように、ひととき、きゃんきゃん吠え始める!
それも二度だけ。奥さんが歩いて十数メートルほど先の角を曲がってくる音を聞きつけたときと、
ご主人が車で帰ってくるときである。
それはもう、きゃんきゃんうぇいうぇい、うぇいうぇいきゃんきゃん、賑やかったらない。
チビは泣いているのである。寂しかったよう、会いたかったよう、と言って泣いているのである。

およそ5分後。ガチャガチャと言う門扉の鎖を外す音がして、チビが散歩に連れていって
もらう気配がしてくる。わざわざ立ち上がって窓に行って見はしないが、
チビが、ご主人にじゃれつきながら、いそいそ散歩に出る嬉しい姿は、何となく
見えるような気が私にはするのである…。

自転車で通りすがりに、奥の方にいるチビに目をやっても、チビは寝そべって
眼だけをこちらに向けるのみである。
チビよ。馬鹿チビ、なんて心のうちで言って悪かった。
一日中飼い主をひたすらに待つそのこころ…
おまえはいじらしい、いいこだよ。 


2012_0927_142128-CIMG8191.jpg

玄関で『行ってらっしゃい!』と見送ってくれていたのは、タマスダレたち。
ちっちゃな蜂もいるな。
この花は、私にはとても懐かしい花である。
小4の時、借り暮らしをしていたアパートの大家が醤油の醸造元だった。
裏庭には醤油の樽の古いのや木材のようなのがいろいろ置いてあったが、
その明るい広い庭の片隅で、私はじゃがいもをすりおろして夏の天日に曝し、
でんぷんを作ると言う夏休みの宿題をやっていた。
その家の大家の息子は、私と同じクラスで、苗字はK君と言った。
濃い顔の男の子で、…そう、俳優の三船敏郎を少年にしたような顔だった。
私と一緒に、男女2名づつの学級委員をやっていたが、あまり口を聞いた記憶がない。

でもそのときは、Kは庭に出てきて、私がでんぷんを作るのをやっているのを見ると、
「あ。やってんの」と言うようなことを一言だけ言った。
私はただうなづいただけだったように思う。
その夏の乾いた庭に、このタマスダレがたくさん咲いていた…
K君を私は、別に、好きだったわけではない。
だが、何となく時に思い出して懐かしい男の子である……


2012_0927_144008-CIMG8198.jpg

台風18号、イーウィニャの余波は、空をこんな 怪しげな色に。
風がざわざわと梢を揺らし、道端の秋草も、コスモスも、電線も、皆揺れる。


2012_0927_164409-CIMG8219.jpg


2012_0927_164533-CIMG8225.jpg

揺れて揺れて、ちっともじっとしていやしない…




2012_0927_163814-CIMG8213.jpg


ああ!怪しげな雲行きだ! こころをざわめかすような空だ!
左に写っている樹は、大きなクルミの木だった。
まあ、今でも枯れてはいないのだけれど。
以前は秋になると、クルミがいくつもこの道に落ちた。
こんな細い川べりの道だけれど、時折車も通る。
車がパーン!と、クルミを引きつぶして過ぎていく。
カラスがそれをいつも待ち構えていた。
でも、さすがに川べりのこの道はさほど車が通らない。
賢いカラスは、この道の一本向こうの幹線通りの信号のところまで
クルミをくわえて飛んで行く。そして、信号の渡り道にぽとりとそれを落とす。
国道は車の行き来が多い。お望み通りに、固いクルミの殻を車に割ってもらったカラスは、
歩行者用信号が青になった時を見計らって飛び降りてきて、美味しい実をさらって
飛んで行くのだった……

木がこんなふうに伐られてしまった今は、そんなカラスの姿ももう見ることは出来ない。



2012_0927_143302-CIMG8193.jpg


さて!
毎年恒例。私の花。彼岸花!^^

でも、今年は残暑が長く続いたせいか、それともうるさい市の草刈り隊が、
9月に一帯の草を刈ってしまったからか、彼岸花の出がいつもの年よりずっと遅れた。
この繁みはまあまあ咲いていたけれど、おおかたはまだ蕾である。
燃えるように咲く妖艶な花の群生が見られるのは、来週になるかもしれない。



2012_0927_143409-CIMG8195.jpg


ゲンノショウコは、稲刈りの頃、父と野良で過ごしたおぼろげな記憶に残る花。
刈りとる稲の甘い香りと、畦道を照らす暖かい秋の陽と、そして
この花の小さくても鮮やかな色!



2012_0927_163454-CIMG8204.jpg


はあ…もう…
幼稚園の秋の花壇は乱れに乱れて…
向日葵、黄色コスモス、鶏頭、鳳仙花、彼岸花、サルビア、ゼニアオイ、クレオメ…
秋の、乱れた花壇が好きである…





2012_0927_164225-CIMG8218.jpg


私の自転車。
買い物を済ませた前籠の中には、おでんの材料が入っている!^^
暑い暑いと思っていたけれど、いつのまにかそんな季節になってしまった…
それから、町の本屋で買ってきた本も一冊。



2012_0927_165049-CIMG8229.jpg


タマスダレ達が出迎えてくれたが、もう彼女たちは夕暮れになると、眠たくて眠たくて、
半分眠りながら、「おかえりなしゃい…」
梅雨の頃から咲き続けてくれた、ムラサキツユクサの葉っぱも、さすがにくたびれたな。
そろそろ休めてやらないと…


2012_0924_205711-CIMG8159.jpg


夜。書斎の入口のドアにこんな子が。
小さな、尻尾の先まで入れても5センチもないようなヤモリの子。

ヤモリは鳴くって知ってらっしゃるだろうか。
以前娘が住んでいた千葉市のアパート。3.11以降、放射線量が高いと時折
ニュースになった町。
そこに一匹のヤモリが住みついていた。通って来ていた?
娘が遅くまで起きているので夜の蛾などが、洩れ出る灯火に集まる。
それを食べに来ていたんじゃなかろうか。
もう大人のヤモリだったが、時々家の中に入ってくる…
あるとき、浴室の蛇腹開きのドアの、ちょうど閉めれば、つぶしてしまう位置に
そのヤモリが張り付いていた…危ないから、戸外に出してしまおう…
…ちょいと私が割箸の先で触って脅しても絶対に動こうとしない。
ますますしっかりとしがみつく。
しびれを切らした娘がひょっと手を伸ばして、ヤモリの腹をつかんで壁からひきはがした。
すると。
『びやっ!』と、彼は一声、鳴いたのである!


買ってきた本は。
孫崎享『戦後史の正体』。
まだ読んでいない。

青森県大間原発建設工事再開のニュース。
悲しくて腹が立つ……







スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

Re: 殿方の鍵コメさんへ

ありがとうございます。
秋になると、またそんなことがしてみたくなりました。
想いが勝って言葉をなくした時には良いですね。私だけかな。^^

お心持ち。わかりますとも。
私も行きくれた感じです。
もう一度、歴史を勉強し直したいです。
ありがとうございます♪




管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

Re: 乙山さんへ

乙山さん。こんにちは♪

台風17号は足が速く、割合さっさと抜けてくれているようでよかったですね。
これでのろのろと一個所に停滞する台風だと、被害ももっと大きくなるので…

乙山さんも、番号で呼ぶ方がお好きですか。私もその方が、好きです。
なぜかその方が、誰もいない暗い夜の海を、唸りと波しぶきを上げて
通過して行く嵐の姿が見えてくるようで良いなあと思ってしまいます。
被害者とか、重大な家屋の損壊とかをもたらさなければ、嵐の夜は良いですね。

アメリカでは、女性の名前だけつけるというのは不公平ということで、
男女交互の名前をつけることにしたらしいですよ。
今年で言うとゴードン、とかアイザックとか、マイクルとか。^^

犬とひとはどうしてこんなに濃い愛情で結ばれてしまったのでしょうね。
犬はほんとに一宿一飯の恩義を忘れないです。^^
私もかつて、年に4回、町会費の集金に行く時にだけ声をかける
近所の雑種の犬と、深い友情で結ばれてしまい……
別になにか食べるものをやったなどということもない、ちょっと足を停めて
頭を撫でて話しかけてやっていただけなんですけれどね。
もう~!うぇいうぇいうぇいうぇい!鎖を引きちぎらんばかりにして
飛びあがって喜んでくれる、顔をべろべろなめまわす!(笑)
あのこのことを思い出すと、今でも胸がきゅんとします。

乙山さんも、おじさまの犬に、情が移られてしまったのですね。
その後の犬生が幸せだといいですねえ……^^

ほんとにいい季節になりました。
もう、秋の虫さえ、少なくなったような…
我が家では毎年、カネタタキ、という美しい鳴き声の、小さなちいさな
秋の虫が来るんですけれどね。
金木犀。そうもう、その季節ですねえ…♪

ありがとうございます!

台風の名前など

こんばんは!
日本では「台風**号」というのがぴったりしていて、
名前を付けるのはあまり馴染みませんね。
アメリカでは「ジェーン」とか「キャサリン」なんて、
女性名が多いみたいですね。今はどうなのでしょうね。

犬はねえ、飼ったらもう感情が入って仕方がないですよ。
叔父が飼っていた犬を、一時引き取ることになったのですが、
散歩に連れて行ったり、餌をやったりと、世話をしているうちに
感情が入ってしまうんです。
もらってくれる方に引き渡すとき、もうやりきれなかった。

彼岸花が咲く季節になりましたね。コスモスも。
いつの間にかセミは合唱を止めましたし、
キンモクセイの甘い匂いが漂ってくるのもすぐ。
今夜、台風が通過していたのですが、
そちらは大丈夫でしょうか。

Re: NANTEIさんへ

NANTEIさん。こんばんは。

> 犬の話になると、どんな犬であれ良いエッセーが書けるようで^^。

そうですね。犬を主題にした話は泣かせるというかぐっとくるものが多いですね。
犬がほんとに一途だからでしょうね。
駆け引きをしたり、卑怯なことをしたり、裏切ったりする犬っているかな…
…考えられませんね。
おバカで、主人に忠実でない犬はいるかもしれないけれど。
ここに書いたチビも、ごく普通の犬です。
でも、一日、主人を待つそのこころを想うと、泣けてきます。

NANTEIさんの『ギャング』も印象的な犬ですねえ!^^
飼い主のワルと、精力絶倫の、しょうもない、でかい犬…
想像しただけで、どこぞの街にもいそうな組み合わせですね。
でも、その犬もやがて老いていく…
その晩年の記述はなんだかきゅんとさせますね。
ましてリンちゃんのことなら、NANTEIさんには、どれほどたくさんの忘れ得ぬ思い出が
おありなことでしょう!
あ。思い出させてしまうといけないので、このくらいにしておきましょうね。

今は犬はちゃんとつないでおくことが義務付けられていますが、
私は、昔の半放し飼いくらいの時代の、雑種の犬のせつなさ、いじらしさに弱いです!

ああ!私の自転車。そう言われてみれば、よくブログに登場しますよね。
しかも、あまり乗らないで、川べりの道を引いて歩いている!
確かに、自転車は、私にとって『チビ』のような存在かも!^^

イヌグルミは、並木になって植わっているのではなくこの一本だけです。
昔はかなり高く大きくそびえる樹でした。どのくらいの高さがあっただろう…
6メートルくらいはあったんじゃないでしょうか。

あららっ!今、イヌグルミで検索したら、そんなのないみたい!
どうやら、オニグルミの間違いのようです。
どこかで私、勘違いして、これまでずうっとイヌグルミだと思いこんでたみたい。
『イヌ』ってつくと、日本じゃ大抵はちょっとばかにした名称ですよね。
あら。犬たちに悪いことしちゃったなあ。
ん?もしかすると、ヒメグルミ?あら、わからなくなってきました!
ただのクルミの木、ということで、あとで訂正しておきます!

上に電線があるから、それにかからないように切ったのか、ある年、
この角の家の主によって、こんなふうに、上の方がバッサリ伐られてしまいました。
以前はいい木蔭を提供してくれていたのですが、今はこんなとほほな姿に。
でも、この一角がなぜか私は好きで、去年の9月にも、ここの写真アップしています。^^

お勧めのブログの方、訪問させていただきました♪
ほんと!すてきな彼岸花の写真でしたね。独特の世界だというか…
こういう彼岸花の撮り方、新鮮でした。
新しいお仲間と出会える喜び…親しい方が去っていっておしまいになる寂しさ…
それをしみじみ感じさせられている今宵の彼岸花です……

ありがとうございました♪



Re: さおるさんへ

さおるさん。こんばんは。
今、はっ!として彼女のとこ訪ねてみた…

Tさん…。
数日前、お話して、元気出たって言ってくれたのに…
私もこれから、少し針仕事して、またそういう記事書きたいなあと
思っていたのに…
この秋は、ちょっと頑張ってどくだみの花の香のようでもあるという
香水買ってみようと思っていたのに…そんな相談をしようと思っていたのに…
昨日も訪ねてみたんだよ……

寂しいです…
さおるさん。さびしいね……

ショックで今、口がきけない…。

3人で、自転車とことこひいて歩きながら、いろんな話がしたかった。







Tさん。

Re: その日暮らしさんへ

その日暮らしさん。こんばんは♪

ありがとうございます。
ほんとですね。書かなきゃいけないことはどんどん溜まって行く…
それほど世の中が激しく動いています。
気持ちばかり焦って、そして、いろいろ考えて、それでも納得しがたいことばかりで、
こころがぱさぱさに。

たまにこういう記事も書いてみようかと思いまして。^^

いい季節になりました…。
美しいものだけ見ていられたら、どんなにいいかと思います。
なるべくこういう記事も書いていきたいです。

ありがとうございます♪


こんばんは。

犬の話になると、どんな犬であれ良いエッセーが書けるようで^^。
なるほど、チビの散々恨みごとを吐きつつも狂喜する独特の声、
はっきりと聞こえますわい(笑。
犬といえば私の家の近くにもとんでもない犬がいました。
その名もギャングと呼ばれていた大型の和系の雑種でした。
このギャング、野良ではなく一応飼われていたのですが、
四六時中放し飼い状態だったのが大問題だったのです。
非常に大人しい犬でしたがなにせ牡。
盛りがつくと手当たり次第に牝犬にかかるから大変。
低い垣根なら飛び越えて庭に侵入するところなんざ、ロメオばりで^^。
そのため町内のあちこちで、うちの仔犬はもしかしたらギャングの仔では?!
などとそれはそれは迷惑な犬だったのですが、
迷惑の元はその飼い主で、
この方が少なからぬコワモテの変人だったものですから、
誰も文句が言えなかったのです。
このアザラシのように精力的なギャングも、
当然ですがお爺さんになってしまうわけで。

ある日、久しぶりに目の前を、
ギャングがのそのそ歩いているのを見かけたのはいいのですが、
以前はいとも軽々と跳び乗れた高さ40センチほどの花壇の石囲い、
二度、三度と失敗したあげく急に尻尾をだらりと下げて、
見るも悄然と花壇を去っていった光景は今も覚えています。
しかも、そのギャングの後ろ姿に「ざまあ見ろ」と心の中でつぶやいたことも。

しかし、それから義母が亡くなり、義父が亡くなり、
そして愛犬リンが歩行もままならなくなると、
急にギャングのよたよた姿が思い出されて、
「ざまあ見ろ」はすまなかった、と少なからぬ後悔の念にかられたものでした。

このように、一頭のろくでもないと思われた雑種犬でも、
それなりの物語が作れる不思議。

チビも彼岸花さんによって何百人もの人々に、愛おしい思いを抱かせたのです。

なんかNHKのドキュメントのナレーションのような(爆!

ところでイヌグルミは並木になっているのでしょうか。
絵にすると横尾忠則のような世界だと思います。

そして最後の彼岸花さんの自転車、まるでチビみたい(笑!

そうそう、彼岸花といえば私のブログの新しいお仲間、
http://inoyasu1610.blog136.fc2.com/blog-entry-355.htmlをごらんください。
この方はとても気になる方で、しかも初めて写真をUPなさったのですが、
カメラの質とか写す技術とか、いっさい関係なくとても打たれた写真でした。

今夜は、これまで・・・。





夕暮れ時

彼岸花さんこんばんわ。

私も彼岸花さんが、自転車を飛ばす同じふうけいのなかを、夕暮れ時散歩してきました。
台風まえの、不気味さをはらんだ曇り空を背景に、コスモスの写真を撮り、薄暗さに際立つ彼岸花の赤。
命のような、血の色のような彼岸花の波の中を歩いてきました。

この花の中にいると、人が一つずつ持っている命を、ドクドクと脈をうち続けている命を感じます。
この花と同じ色の血を私たちの体は、まるで皮袋のように抱えているんですね。

だから、痛い事だってあるだろうって。
通り過ぎる事が辛くって、身が軋む時だってあるって、今日一日
思っていた、Tさんの事を花に重ねました。
秋は優しくて、むき出しになっていた身体に、また一枚薄いものを羽織ったり、ストールで包まったりできるんだ。
お気に入りの紫のブラウスに包まれて、秋に守られた一日を、過ごしておられますように。。。。
ひがんばなさんの自転車。水色ですね。
私も買うとしたら水色いいな。
そして、カゴにはおでんだね。

その道でお互い自転車を引きながら、草の生い茂る道端で、お話したいね。




No title

 原発のこと、政治のこと、とても大事ですけれど、こういうのを読むとなんだかほっとしますね(笑)!

Re:れんげちゃんへ

れんげちゃん、こんにちは~♪
そう。まだあまり激しくないのね。
でも気をつけてくださいね。増量した川、見に行ったりしちゃだめだよ~。^^

> 風で揺れまくる時の撮影は大変だけど、
> 風がとまる瞬間を待っている・・・そのひと時がなんとなく好き。(笑)

うん。わかるわかる!
大きな被害をもたらす台風は困るけれど、嵐の日は何となくいいよね!
私も少々のことなら、外に出て吹きすさぶ嵐のなかにいたい、と思う方です。
ただ、カメラはほんとに性能が低い、しかも使いこなせてないので、
揺れるものとか撮れないの。
この、風の強い、荒れた日の感じ、出したかったんだけどな…
動画のアップも、前は出来てたのに、最近出来なくなっちゃった…

そう。れんげちゃんは、以前の記事のイカエギとか、ちゃんと見つけてくれるから
嬉しいなあ。^^
タデって何となく好きでね。秋が深まって初冬の頃になっても、最後まで
野原で咲いててくれるでしょう。いじらしいなあっていつも思う花なの。
『あかまんま』という別名も好き。
あと、カゼクサとか、エノコログサとか靄のような秋草の茂みがいいでしょう。

一年前の9月をよく思い出します。楽しかったね^^
日の経つのが早いな~~~。

れんげちゃん。ありがとう♪






> 買い物帰りの曇り空、誰もが急ぎ足になるところ
> 自転車止めて、何気にタデに目をやる彼岸花さん、ステキダヨ♪

No title

雨降ってるよー。
ジェラなんとかさんだっけ?結構大人しい、静かな雨の日です。
風で揺れまくる時の撮影は大変だけど、
風がとまる瞬間を待っている・・・そのひと時がなんとなく好き。(笑)
買い物帰りの曇り空、誰もが急ぎ足になるところ
自転車止めて、何気にタデに目をやる彼岸花さん、ステキダヨ♪

Re: 鍵コメさんへ

こんにちは~♪

季節は美しい秋の日になって行くけれど、日本を取り巻く状況は、
内も外もどろどろしていやですね~~~……
いろいろ書くにはもっとしっかり勉強しなくっちゃ!と思って
いろいろ読んだりしていますが、現況の進行の方が速すぎて、考えを
まとめたり書いたりということが追いつきません。
私は、どんなことも『一連の流れ』というのをつかみたい、そして書きたい、
といつも思うので、どうしても文が長くなってしまいます。
でもそれでは追いついていかないので、その都度テーマを絞って
思った時にすぐ書くようにしようかなぁ、などと考えているところです。

随分、きな臭くなってきました…

ほんとに、しっかり目を見開いていないとだめですね。
ありがとうございます!

Re: やっちゃんさんへ

やっちゃんさん。こんにちは♪
台風が近づいていますねえ。
やっちゃんさんのところの里山も、雨に打たれてるんだろうなあ。
東京は、今日はまだ晴れです。
台風、日本を縦断して行きそうなので心配ですね。

彼岸花は今年はここらは遅いです。
不吉な花とか、赤の色が強くて鮮やか過ぎるとかで、この花を嫌う人も
多いのだけれど、私は、花に何の罪があるものか、暗いイメージまで
引き受けてやるわ!と言うくらいのつもりで、この花を自分の
ハンドルネームにしたんですよ(笑)。
何より、美しくて好きだし。^^
やっちゃんさんも、彼岸花、綺麗と言ってくれて嬉しいなあ!(笑)

ヤモリ。
うちの中に入ってくると、小さいから知らずにほんとに踏みつぶしちゃいそう。
我が家のこの子も、カメラ向けたら、フラッシュに驚いて、あっという間に
どこかに消えちゃいました。本棚の隅とか、踏みつぶされないようなところに
いて欲しいなあ。
それにしても、どっから入ってくるんでしょ。
娘のアパートだって、機密性の高そうなマンションだったのなあ。
爬虫類や両生類が積極的に好きというわけではないけれど、割合平気な
彼岸花で~す。
昔、私が自宅で勉強教えていたころ通って来ていた女の子は、トカゲが大嫌いで、
秋口、トカゲが我が家の門のあたりでのんびり日向ぼっこしているのを見てふるえあがり、
公衆電話のところまで走って逃げて、『入れないから追い払って!』って
電話してきたことがありました。^^
嫌いなひとは嫌いだから仕方ないですね~~~。

台風が大きな害などもたらさず早く去ってくれて、美しい秋を楽しみたいですね♪
やっちゃんさん。ありがとう~♪



管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

No title

今、ウチの村の田のそこここに
彼岸花が今をさかりと咲き誇っています。
血のように赤く、しかもどこまでも清楚で、、、。
秋の初めの薄緑の美しい里山に
これほど良く似合う花が他にあるでしょうか。
これぞ日本の原風景。
情熱的でりんとした日本女性の
彼岸花さんそのもの、、、。

以前やっちゃんは家の中で
イモリくんを踏みつぶしてしまったんですけど、、、。
「くきゅっ」
と鳴きました。イモリくんごめんね、、、。



プロフィール

彼岸花さん

Author:彼岸花さん
リンク、トラックバックご自由に。

『しだかれて十薬忿怒の息吐けり』

『南亭雑記』の南亭師から頂戴した句。このブログになんともぴったりな句と思い、使わせていただきます。
十薬とはどくだみのこと。どくだみは踏みしだかれると
鮮烈な香りを発します。その青い香りは、さながら虐げられた若者の体から発する忿怒と抗議のエネルギーのよう。
暑い季節には、この強い歌を入口に掲げて、私も一民衆としての想いを熱く語りましょう。

そして季節は秋。
一足早いけれども、同じく南亭師からいただいた、この冬の句も掲げておきましょう。

『埋火に理不尽を焼べどくだみ荘』

埋火(うずみび)は、寝る前に囲炉裏や火鉢の燠火に灰をかぶせて火が消えてしまわぬようにしておいた炭火などのこと。翌朝またこの小さな火を掻き立てて新たな炭をくべ、朝餉の支度にかかるのです…

ペシャワール会
http://www1a.biglobe.ne.jp/peshawar/pekai/signup.html
国境なき医師団
http://www.msf.or.jp/donate/?grid=header02
最新記事
最新コメント
リンク
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
カレンダー
04 | 2017/05 | 06
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

FC2カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
QRコード
QRコード