『キャンドル・ナイト 73』


73回目のキャンドル・ナイトだ。



キャンドル・ナイト73 (2)



いつもの小さな亀山ローソクに添えたのは、前の記事の、vistaやあずさと共に写っている花で、
源平咲きの花桃だ。一つの木、一つの枝に、濃いピンク一色から白・桃のしぼりまでの
一輪一輪違う花が咲く。




キャンドル・ナイト73(3)



熊本・大分の地震があってからも、もうまもなく1年だ。
何かこう・・・世の中の動きが速すぎるような。
そんな中で、私たちは『忘れていくこと』も早くなりすぎているのではないだろうか。
じっくり考え取り組まねばならないことも、うわべだけの理解でささっと済んでしまったような
気持ちになってはいないか。
そしてそういう浅い理解の元では、大事なこともいとも容易に忘れ去られていく・・・

『忘却』、に抵抗したいと思う・・・




もっともっと・・・もっと丁寧に生きるのだ・・・








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『vistaちゃん。ありがとう』


8年4カ月使ってきた、この、vista。
いよいよお別れだ。


記念にあずさたちをパソコンの上に勢ぞろいさせた。

長い間ありがとう~~~





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『これでいいのか。日本!』


長いこと記事を書いてきた…

このパソコンで記事を書くのもあと1日だ。
おそらくこの記事がこのパソコンで書く最後の記事になるかもしれない。

この機を買って、インターネットなどというものを生まれて初めてやり始めて、8年3カ月…
ブログも、結局、このブログと前のブログと合計して同じく8年3カ月やってきたことになる。
だが、Windows Vista のサポートがいよいよ終了するので、この機ともお別れだ。
もう十分働いてくれたし、もう休ませてやってもいいかな、と思っている。

これを機に、パソコンなどというもの自体をやめてしまおうか、とも思ったけれど、
今では、生活のあれこれの場でやはり役立つことは役だってそれがある暮らしに
慣れてしまったので、パソコンのない暮らし、というのも、やっぱり不便で寂しいものだろう。

結局、パソコンを買い換えたので、12日以降は新しいパソコンで記事を書いていくことになる。

たかが機械にすぎないけれど、今のこの機と共に、ずいぶんいろんなことをやってきたなあ。
私はゲームなどはしないので、もっぱら、このブログとあとはYou Tubeを見るとかi-tunesで
音楽を聴くとか、あとは借りてきた映画を観るとかそんなことだ。
でも、そうした楽しみのための機能以上に、パソコンというものが与えてくれた情報によって、
ずいぶん多くのことを学ばせてもらったなあ…という感慨の方が大きい。
あと。多くの方と知り合いになれたこと。
ともすれば自分一人の世界に閉じ籠りがちな私を、人との触れ合いや知識への誘いで
外の世界に連れだしてくれたのだから、このパソコンにはほんとうに感謝だ。
長い間、お疲れさま!


しかし・・・。
私がパソコンを始めた8年前に比しても、この世界はなんと危なっかしく脆くまた嘆かわしい
ものに変わってきてしまったのだろう!
8年前が全てよかったというわけではなく今起きていることは過去に起きたことの結果であり
因果関係は当然のことながら連続している。
そんなことはわかりきっているのだが、それにしても…

私は3.11で、社会のことに遅まきながら目覚めた。ほんとに遅い目覚めではあったけれど。
あれから私は、すっかり自分の価値観が変わってしまった・・・
社会の不正や不条理というようなものに一気に気づいてしまったのである。
それまでの私は、こんなことをいい年して言うのもはばかられるが、なんと、なんとまあ、
ナイーブ(ナイーブ、には元々、無知でお人よし、という意味もある)というであった事だろう!

この世界の、この社会の悪は、不幸は、そのほとんどが、ある一点で繋がっている…
同じ根を持つということに気がついた。
今世界で・・・、この日本で・・・、起きている社会の不正や不公正は、同じ根を持つ。

3.11後の6年間は、わたしはずっとその根っこを、元へ元へとたどり続けてきたように思う。
いろんな記事を書いてきた…
原発問題、復興に関する問題、TPP、秘密保護法、戦争法、消費税、貧富の格差拡大、
政治の教育への介入、従軍慰安婦、日中戦争を描いた文学、ISなどテロリズムの問題、
憲法改悪、・・・トランプ、・・・・・・北朝鮮問題・・・などなど
そして今、森友学園問題からようく一般の目にも見えるようになってきた、この国の右傾化の
実際…

日本の問題に限って言えば、ここに掲げたような問題のほとんどが、象徴的に、ある一年に行きつく。
日本が敗戦した1945年。
『象徴的に』と書いたのは、それ以前にむろん日本は間違った道をまっしぐらに進んできていた
からである。1945年は、その結果にすぎない。
だが、私たち日本人は、3.11以降決して良くは生きてこなかったのと同じに、この年以降をも
決してよく生きてはこなかった。
苦いこと臭いことから目をそむけたのである。ずっと目をそむけ続けてきた、というその点で。

その膿が今になって噴き出しているのだ。
北朝鮮を狂気の国のように世界も日本も言うが、あのような鬼子を産み落としたのは、他でもない
朝鮮半島(や中国、アジア諸国の土地や権益)を自分のものにしたがった日本。そしてアメリカ、ソ連、中国
という大国たちだ。
ISやシリアなどの混迷などという鬼子を産み落とし育てたのが欧米先進諸国であるのと同じ構図だ。

私はずばっと本質に飛び込まず、ずうっとなにか周りばかりを書いてきた気がする。
しかし、一所懸命書いてはきた。大概のことについてはざっとはすでに書いてきてはいる・・・

新しいパソコンとブログのこれからの後半の日々のテーマは、それらを深めて行くことだな。
かゆい所に手を伸ばさなかったようなじれったさを、一つずつ解消して行くこと。


うう・・・まだ、古いパソコンのデータを十分に取り出していない…
頭にも身にもフルに、私から情報を詰め込まれすぎてきたこのパソコン…
ほんとうにごくろうさま。




















『キャンドル・ナイト 72』



72回目のキャンドル・ナイトだ。
あれから、もう6年が経ったのだなあ・・・・・・・・・



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ただ、小さな蝋燭だけを、6本並べてみた・・・・・・


想えば、5センチほどの長さのこの小さな、カメヤマローソクは、3.11の直後、東京で
『計画停電』なる怪しげなものが始まった時、「ろうそくがない」と私がうっかり漏らしたばかりに、
3月15日、一番放射能プルームが多く東京の方へも流れた日に、娘たちが歩きまわって
探して買ってきてくれたものだった…
『計画停電』が始まる、ということで、東京からは、懐中電灯を始め、電池という電池、小型ラジオ、
そして蝋燭、さらにはペットボトル入りの水、米、パンなどというものが、スーパーの棚という棚、
電気屋などの在庫からも一斉に消えた。

『ついうっかり、蝋燭がない』などと私が言ったばかりに、あたら若い二人の体を被曝させてしまった!…
と、どれほど後悔したことか。
今となっては、東京の被ばくなど大したことなかったでしょ、と笑われるかもしれない。
だが、福島第一原発1号機から始まって、原子炉が次々と制御ができなくなっていくのを
時々刻々と震えながら見守るしかなかったあのとき、日本がどうなるかなどということは、
どんな科学者も、政治家も…誰ひとりとして正確な見通しなど持てた者はいなかったはずである…



打ち寄せ、そして引き波で、多くの命をさらっていたあの津波の恐ろしさ…
さらには、もしかしたら、その津波の被災者の方々をも含め、東日本を壊滅的に人間の住めない地に
してしまっていたかもしれないあの原発事故…
人々は、もう、あの恐怖を忘れてしまったのだろうか?



忘れられるもんか!と思う。
あの日のことを忘れることは、決してない。








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『みなさまへ』

コメントたくさんいただきながら、返事も書かないままでいて申し訳ありませんでした。
2月半ばから、少しごたごたしておりまして。

つれあいが、年が明けてから、家の中で転んだり(足の力が抜けてへたり込む)する
回数が目に見えて多くなり、切れていた介護認定をとりなおし、住宅に手すりなど付けたりしようと、
2月半ば、かかりつけ医のところへ定期検診と、あと介護認定の書類を書いてもらうために
出かけました。
ところが、そこでの待ち時間のあいだに、つれあいの顔面が蒼白になり、意識も遠くなっていくようで、
話しかけても手など握っても無反応になってしまいました。
医者も驚いて、急遽空きベッドで点滴をしてくれることになりました。
でもそこは町医者なので、そこから先のことはできない。救急車を呼んで、大学病院に移ることに
なりました。

大学病院で数日間の入院検査の結果、ひどい貧血と低血圧症状が出ていたとのこと。
消化器系等からの出血が疑われるが、しかし、大学病院はその時、消化器内科の病床が
いっぱい。他の病院へ転院するように言われて、別の総合病院に紹介状を書いてもらい
転院することになりました…

一度家に戻ってから、その総合病院に入院。
検査の結果、S字結腸部に大きなポリープが出来ているとのこと。
場所があまり良くないところで、内視鏡を使って切除できるか、それとも開腹手術が必要に
なってくるか微妙、ということでした。
しかしながら、今日、内視鏡を使って、ポリープ切除に成功し、近日中に退院できることに
なりました。腫瘍が良性か悪性かの結果は、来週まで待たねばなりませんが、とりあえず
家に戻ってくることができることになりました。

つれあいのことに集中したいのに、情けないことに、恐らく病院の長い待ち時間などの
間に風邪をひきこんだか、私も一時高熱を出してしまいました。
つれあいの入院している総合病院の内科外来で診てもらった結果、インフルエンザでは
ありませんでしたが、咳がひどく、夜など横になると喘息発作のように咳が続いてくるしくて
眠ることもできないので、別の布団や毛布を高く積み重ねてそれにもたれかかり、上半身を
起こした状態で休むと、少し咳が楽になるという状態。
3月にはいると、声が全く出なくなってしまったのにはびっくりしました。
つれあいは病院に入っているし、一日中一人で過ごしていたので、ある日いつものように
病院に見舞いに行って、ナースステーションで声をかけようとすると、声が出ない!!
ほんとのささやき声のようなものしか出なくなっていたのです。

こんなこと初めて。
耳鼻咽喉科にも今、通っていますが、声が出ない状態は、今も続いています。
医者の話では、のどの粘膜が腫れているため、声帯がピタッと閉じない。そこから
空気が漏れるので、声が出なくなっているのだ、ということでした。
そんな単純なことで、こんなふうに声が出なくなるのか!とびっくりしました。

困るのは、毎日つれあいの病院に見舞いや連絡のため行くのですが、あと自分のための
病院にも行くのですが、つれあいとはともかく、お医者さんや看護師さんたちと大事な話が
まともにできないことです。
仕方ないので、ノート一冊用意して、病状や病歴、質問したいこと、逆に訊かれるであろうこと
など予測して、あらかじめ大事なことはメモしておき、それを読んでいただくというようにしました。
そこに書いていないようなことはその都度、筆談です。
自分のまどろっこしさはともかく、それでなくとも忙しいお医者さんや看護師さんにいらぬ時間を
かけさせてしまうことが本当に申し訳なく。

その上。
のどや鼻や目というものは、つながっているのですね。
ある朝。眼が開きにくくなってて。
眼の周りにびっくりするほどの眼やにが出ていて(いやだなあ…)、目は真っ赤に充血。
少し腫れているのかわずかに瞼や周辺の鈍痛もある。
70年の人生で、目の病気になんかなった事なかったので、これにもびっくりです。
でもこれ以上病院の数を増やしたくない!!! (><)
幸い、目の方は、とりあえず眼薬で、3,4日でなんとかよくなりました。
が、今でもすこし乾燥を感じたり違和感は残っていますので、つれあいの方が少し一段落したら、
いずれ眼科にも通わなければならなくなるでしょう。
パソコンができなかったのは、そんな事情もありました・・・ (><)

ふう~……やれやれ。
つれあいの看病に専念したいのに、自分が倒れてしまうと、ほんとに大変でした。
担当医さんから話がありますと言われて、待って、つれあいの担当医から今後の見通しの
説明など受けているときには、悪寒と頭痛と熱で歯の根が合わないほど体が震えていて。
その時が一番熱がひどくて、タクシーで家に帰ってすぐ蒲団に倒れこんで熱を測ると、39度1分。
その夜は、誰もいない家で、一人、うんうん唸っていました。

私が元気でいないと、つれあいのこともできなくなってしまう…
気持ちばかりは焦るのですが、疲れもたまっているのか、なかなかすっきりしません。
介護保険申請、住宅改修のことなどもあったので、ずうっと気が張っていたし… 
何より、声が出ない、普通に話ができないというのは、ほんと、まいります。

来週、つれあいの組織検査の結果が出るまでは、気持ちが落ち着きません…
が、とりあえず、彼が家に帰ってきてくれるということが一番嬉しい。 ^^

そんなわけで、しばらくの間、ブログも思うようにできないでしょう…
ご心配かけてしまった皆様。本当に申し訳ありません。そしてありがとうございます。

さて。調子に乗って長く書かないようにしま~す。
皆さま。お休みなさい。(ぜーぜーは―は―・・・・・・・・・)



『ひな祭り ’17』

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みなさん。こんにちは。
あのね。あずさね。おきたの。
だけど、ママさんはひどいおかぜで、おねつで、こえも出ないの。




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みんなでおかし食べて、たのしくあそんでいてね、って。



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あらあら。
みんな。ごめんね。
好きに遊んで好きに食べて、お白酒もあるからそれも飲んで、楽しくしていてね、って
言っておいたのに、やっぱりみんな。どうしていいかわからなくて、整列しちゃってます。><

わかったわ。旧暦のお雛祭りの日にあらためて、お祝いやりなおしましょう。
その時までみんな、自由におしゃべりなどしていらっしゃいね。




は~い。は~い。は~いは~い。。は~い。は~い。は~い。は~い。は~い。




『春の贈りもの』


家人が、入院などして、少し身辺が落ち着かないでいる…
検査のための入院なのだけれども、一か所で済まなくて、一度退院してまた入院して…
病状と治療法がはっきりするまで、なにか宙ぶらりんな感じだ。
なにもないといいのだけれども…。 
でもまあ、お互い年なので、いろいろあるのは仕方がないなあ…。



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そんな中、友から贈り物が届いた!





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美しい色変わりの毛糸。

ちょうど、桜の樹の幹と花の色のような組み合わせだ…
曇り空の下で見上げる満開の桜の花のよう…
私は、曇天の桜、というものも好きだ。




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ああ……もうじき、こういう美しい季節がやってくるなあ……




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美しいバッグも贈ってくれた。
これは友の手しごとの技だ。
フランスの伝統のプリント布、『トワル・ド・ジュイ』のきれを使って作ったトートバッグに、
友の心のこもった刺繍技をプラスして。




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これも、薄霞のかかった空のような印象の、春らしい軽やかなバッグだ。




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バッグの中におまけの小バッグが一つ。 その中には。





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ちょっと写真の色味が、実物と違ってしまったけれど、神経細やかな友が、毛糸だけでは
すぐに編み物に取り掛かれないだろうと、編み棒まで、セットして入れてくれてあった… ^^






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そして。編み物の本も。
この毛糸は、ドイツの高級毛糸のメーカー・TUTTO社の『オパール糸』と名付けられた
多色染めの毛糸だ。編み進めて行くにつれ、色変わりして複雑で繊細な模様を描きだす。
実は、この毛糸を取り扱っておいでなのは、梅村マルティナさんというドイツ女性。
彼女は東日本大震災時、京都に住んでいたのだが、被災地の女性たちの心を慰めることは
出来ないか…、と思っていたときに、編み物の贈りものを考え付いた…。

この想い。私にはすごくよくわかる。
ちくちくと編み棒を動かして編み物をしているとき、おんなは無心になれるのである。
悲しみも…、やるせない想いも…、やり場のない怒りも…
編み物をしているときは、なぜか無心になって、つかの間忘れていられることがある…
それはまあ、編み物に限らず、昔から女たちは、家族のつくろいものなどの夜なべ仕事を
しながら、せつなさや生活の労苦や…報われない想いや…家族への想いや…
自分のさまざまな感情を処理してきたのである…

だが、マルティナさんは、そこでとどまらず、『共感』の想いを、被災地の女性たちの自立支援へと
広げて行く…
東日本大震災後の気仙沼に、『梅村マルティナ気仙沼FSアトリエ株式会社』を立ち上げ、
この美しく肌触りの素晴らしくいいこの『オパール糸』を使って編みあげた製品の販売を、
被災地の女性たちとすることにしたのである…
マルティナさんたちの活動は、アフガニスタンなど世界の支援にまで広がって行こうとしている…

詳しくはこちらを。
http://kfsatelier.co.jp/philosophy/index.html




世界には、悲しみが、そして不条理が、充ち満ちている……
この頃、年齢のせいもあるのか、そのどうしようもない不条理に、すこし押しつぶされかかっている私だ。
いくつも記事を書きかけにしてはいるのだけれども、それらをまとめあげる気持ちのいわば腕力がない。


・・・・・・
ああ・・・やさしい色合いの毛糸だなあ・・・
私は、これを、春先にふわっと首に巻く薄手のショールに編みあげてみようかな・・・
茶色い糸の方は、これは友が、私のつれあい用に、と見繕って贈ってくれたものだ。
これで私は、つれあいの靴下を編もう…。
ただしこちらは、渡すのはクリスマスか誕生日になりそうだな(^^)。

ショールは先に編んで、春らしい色無地のブラウスでも一枚縫って、首元にショールをふわっと巻いて、
友の手仕事の技の光る、軽やかなバッグを持って、
そうだ。 お花見の散歩に行こう。



                  ***




今日。たぶん…。
病院帰りに、『ツグミ』を見た…。













『キャンドル・ナイト 71』



71回目のキャンドル・ナイトだ。



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我が家の庭にも梅の花が咲いた。
ほんの少し切り取って、6,7センチほどの高さの小さな黒い花瓶に生ける。
いつものように、亀山ローソクを一本…




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今日はなんだか…、なにも言いたくない…











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『香りの贈り物』



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友から、思いがけず贈り物が届いた…


お手紙と、包みが三つ。
なんでしょう…




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白い包みは、古伊万里のお茶碗でした。

私は、いわゆるいいものは一つとて持っていないけれど、器類が好きです。
陶器、ガラスなどの器類の他にも、花瓶、ガラス瓶、箱類……
なにか『入れるもの』が好きなんだな。^^
それはおそらく…私が、子供の頃、引っ越しばかりして『自分の家』というものを経験した
ことがなかったので、小さな箱やなにかの中に自分だけの小宇宙を想像してみるのが
好きだったということがあるのかもしれない、と自分では分析しています。

私の好きな、『松』と、鶴の模様。^^

梅の花の柄の縮緬地の布の上に置いてみました。





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これは初めて見たものです。
『塗香』。
『ぬりこう』、と読むのかと思ったら、『ずこう』と読むのだそう。
香りを聴く、と言ったら、香木を灰で温めてその香りを楽しむいわゆる香道や、練り香の
形にして燻らせるとかは知っていたけれど、これは種々の香木の粉末を、仏様や自らの体に
直接塗って、穢れを清めるのだという。
くんくん…。
このまま匂いだけ嗅ぐと、漢方のお薬のような清浄な香りがします。あたしの好きな匂い・・・
すうっとして呼吸が通る感じ。ネットで調べてみたら、なるほどただ香りを楽しむだけでなく、
風邪をひいたりして呼吸が苦しいなどの症状の時、胸に塗って磨りこんでもいいのだそう。
もともとは仏教の聖地インド発祥のもので、僧侶たちが身を清めるために使ったそう。
正式の作法もあって、左手の上にこの粉末をごく少量とり…右手の親指と人差し指で
つまんで、口にわずかにふくんで口中も清め、それから両手の手の甲や手のひらに
すり合わせ、その手で体を清める・・・そうやって身も心もともに清めるのだという。

昨夜、寝る前に両手に少しだけ塗って床に入ったら、いい香りでぐっすり眠れました。^^

珍しいものをほんとにありがとう。





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こちらは、お香。
その名も『紅桜』。…ああ…いいなあ……

沈香、白檀、丁子、龍脳、貝香、零陵香、甘松、麝香、タブ皮粉・・・
原料を列挙するだけで、いい香りがしてきそうでしょう。
知る人ぞ知る名香木『沈香』や『白檀』のほかに…『甘松』というのが気になって調べてみたら、
『甘松(かんしょう)』。 オミナエシ科の多年草、ナルドスタキスの根及び根茎を用いる。
ヒマラヤから中国西南部の高山帯に自生するナルドスタキスは、四川省の松州に産し、
甘みがあるため甘松の名がある。

とあります。
『タブ』の木も、私は以前から気になっている木なのでなんだか嬉しい。クスノキ科の照葉樹です。

一本試しにつけてみました。
香立ての代わりに、ずっと以前、骨董店でみつけて、何にするものやらわからないまま、
その造形が面白いと思って買っておいた真鍮?製のオブジェに立ててみました。
これ。つる性の不思議な花の形のようでもあるし、一輪ざしかな、と思ったのだけれども、
底が抜けていて、水を入れると漏れる。><
ずっとこれといった使い道も思いつかないままに、ただ飾っておいたのだけれど、
香立て、に。 いい使い道が見つかった。

下に敷いてある布は、金糸銀糸を織り込んだ、松葉の柄のマジョリカお召し縮緬の羽織だ。


…んん~~……塗香も線香も、いい香りです…






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緩衝材の代わりに使われていた中国語文献のコピー紙。友の畏愛する瞿秋白の経歴を
記したものだ。綺麗に伸ばして、これも大事にとっておこう…。

もうすぐ、我が家の梅の花も咲く。
そうね…
がっくりするようなことばかりの人の世の動きだけれども、嵐に花は散っても、来年になれば
また花は咲き、その馥郁たる香りで春の到来を告げてくれる…



勇気こそ地の塩なれや梅真白 
                                       中村草田男








『猫と狸と一人の女』


                     『猫』
  

夜、トランプの記事にいただいたコメントへの返事など書いていると、家の外をゆく
猫の声がした…
ああ…『猫の恋』の季節が来たんだなあ…暖かくもなったんだなあ…

猫が庭に入り込むのはあまりありがたくないが、春先、恋猫が、外をうろつきながら
せつなげになくのを聞くのは、とても好きだ…

と言っても、我が家の方では、この頃もう、外で猫を見かけることはめったにない。
飼い猫は皆、それぞれの家で囲われて暮らしていて、外にお散歩などにはあまり出ない
ようだし、野良猫は、街から駆逐されて、ほんとに少なくなっているようなのだ。
町の特性というものがあって、たくさん野良猫のいるところにはいるのだろうが、私の住む
地域にはほんとに猫の姿が少ない。

春まだき…。
深夜一人で起きて本など読んでいる時に、『あ~う、あ~お~~~ぅ!』と鳴いて外を行く
恋猫の声を聞いているのは、なかなかに風情のあるものである。

もう7年も前…。このブログで『猫の恋』について書いたことがある。
この頃政治の記事ばかり書いているので、彼岸花とはそういう人だと思われているかも
しれないが、普段の私は、この記事の中の私に近い。
よかったらどうぞ。結構自分でも好きな記事である。

http://clusteramaryllis45.blog61.fc2.com/blog-entry-82.html



                      『狸』


年が明けてから、こんな買い物をした。


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私がなにを言ったところで書いたところで世の中が変わるわけじゃなし、政治のことなんかで
一喜一憂するのは馬鹿だ、と自分でも思うのだけれど、それでも、あの東日本大震災の後、
目覚めてしまったのだから仕方がない…世の中のことに無関心でいられなくなってしまって、
この頃では、政治のあまりのひどさに、嘆いてばかりいる。
なにも、そういう自分に酔っているわけじゃない。ただ何かしら悲しいのである。
年のせいもあると思うが、こう…ひたすら人生のわびしさのようなものがいつも胸の底にある…

これじゃ健康にもよくないよな。
そう思って、落語のCD集など買ってみたのである。DVDではない。音だけの落語名人寄席。
CD40枚組だ。
演者は、志ん生、円生、古今亭今輔、春風亭柳好、三遊亭円馬、金原亭馬生、桂文治
などなど…昔の落語家たちだ。物故してしまった人も多い・・・
これらを、眠れない夜などに、布団に入ってイヤフォンで一人静かに聞こうという魂胆。^^

眠れない夜は、大抵本を読んだり、ラジオ深夜便を聴いたりしているのだけれど、ラジオの方は、
曜日によっては、あまり好みでない語りや選曲などの日もあるので…

この度買ったCD集の中には入っていないんだけれども、落語で、私がもう、大好きでたまらない
演目が二つある。演者もこの人たちでなければいけない。
どちらも狸の話だ。(笑)
一つ目は、桂米朝師匠の演ずるところの、『まめだ』

この話は、以前、NANTEIさんに教えていただいたもの。
私はもう、この話が好きで好きで。^^
私が愛する新美南吉の童話『ごん狐』や、『手袋を買いに』などと同じように、何とも言えず
可愛い話なのだが、これはでも、秋の話。
今日は、2月4日の立春を前に、時折は暖かい日はあってもまだまだ寒い日の続くこの季節に
ふさわしい、この話をご紹介しようかな。


同じく眠れぬ夜のある方のお慰みにでも。^^
長い話なので、ゆっくりした気分の時にでもどうぞ。



















 


プロフィール

彼岸花さん

Author:彼岸花さん
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『しだかれて十薬忿怒の息吐けり』

『南亭雑記』の南亭師から頂戴した句。このブログになんともぴったりな句と思い、使わせていただきます。
十薬とはどくだみのこと。どくだみは踏みしだかれると
鮮烈な香りを発します。その青い香りは、さながら虐げられた若者の体から発する忿怒と抗議のエネルギーのよう。
暑い季節には、この強い歌を入口に掲げて、私も一民衆としての想いを熱く語りましょう。

そして季節は秋。
一足早いけれども、同じく南亭師からいただいた、この冬の句も掲げておきましょう。

『埋火に理不尽を焼べどくだみ荘』

埋火(うずみび)は、寝る前に囲炉裏や火鉢の燠火に灰をかぶせて火が消えてしまわぬようにしておいた炭火などのこと。翌朝またこの小さな火を掻き立てて新たな炭をくべ、朝餉の支度にかかるのです…

ペシャワール会
http://www1a.biglobe.ne.jp/peshawar/pekai/signup.html
国境なき医師団
http://www.msf.or.jp/donate/?grid=header02
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